「建設的」と「合理的」の違いについてしっかりと理解しているでしょうか?どちらも同じように使っているという方が多いかもしれませんが、実はそれぞれ異なります。そこで本記事では「建設的」と「合理的」の意味と使い方の違いについて解説していきます!
「建設的」・・・「物事の良い点を認めて、それをより良いものにしようとすること」 「合理的」・・・「道理に合っていること、物事に無駄がなくて順調であるさま」
「建設的」は「けんせつてき」と読みます。 「建設的」の意味は「物事の良さを認めた上で、積極的により良いものにしようとすること」です。 「建設」は「新しく作る」ことを意味していて、「建設的」で「現状を良くする」という意味になります。 主に「建設的な◯◯」という形で使います。 例えば、「建設的な提案」と用います。これは「現状よりもさらに良いものにする提案」というニュアンスになります。 「建設的」は「前向きな姿勢で臨むこと」なので、ポジティブな意味合いで用います。
というような使い方をします。 類語には、「積極的」「前向き」「プラス思考」「ポジティブ」「アクティブ」などがあります。 反対語は「破壊的」です。「破壊的」とは「物事をこわそうとするさま、物事の成立や進行を阻止しようとするさま」を意味します。
例文
「合理的」は「ごうりてき」と読みます。 「合理的」の意味は、
です。 「合理的」は「道理に合うこと」です。「道理」とは、物事の正しい筋道や人として行うべき正しい事を表します。 例えば、「合理的な考え」ならば「理由がしっかりあって、納得できる考え」を意味します。 「合理的」は「無駄がなくて、物事が順調に進んでいること」も表します。 この場合は「合理的な作業手順」「合理的な方法」などと使います。 「道理にかなう」という意味での類語は、「理にかなう」「筋が通る」「理屈に合う」「当を得る」などがあります。 「無駄がない」という意味での類語は、「抜けがない」「効率的」「能率的」「そつがない」などがあります。 反対語は「非合理的」です。「非合理的」は「道理に合っていないこと」を意味します。
例文 ①の意味
②の意味