「小綺麗」と「綺麗」という言葉をご存知でしょうか。「小綺麗にしている」「綺麗だ」といったように使います。では、それぞれの意味についてしっかりと理解しているでしょうか。この二つの言葉は日常会話でも使うことが多いですよね。人から「綺麗だ」「小綺麗だ」と言われたことがあるという方もいるかもしれません。どちらも同じように使うことができますが、何か違いはあるのでしょうか。また、褒め言葉として受け取ることはできるのでしょうか。意味をきちんと知っておけば、いざという時に使うことができます。そこで今回は「小綺麗」と「綺麗」の使い分けについて解説していきます。適切に覚えて、上手く使い分けできるようにしましょう!
「小綺麗」・・・見た目がきちんと整っていて、清潔感があること 「綺麗」・・・顔や姿が美しかったり、清潔感があること
「小綺麗」と「綺麗」はどちらも「清潔感があるさま」を意味します。 特に「綺麗」は、顔や姿が整っていて美しい、華やかで汚れや濁りがないことを表します。 「見た目を清潔にしている人、きちんとしている人」だったら「小綺麗な人」、「顔の作りが美しい人、整っている人」だったら「綺麗な人」と表現します。
「小綺麗」は<こぎれい>と読みます。 「小綺麗」の意味は「しっかりと整っていて、清潔感があること」です。 程よく整っていて、気持ちの良い感じがするさまを表します。「小」は「少し、どことなく」という意味です。「小奇麗」と表すこともできます。 主に「小綺麗な◯◯」「小綺麗にする」という形で用います。 例えば、「小綺麗な人」だったら、「清潔感のある人」という意味になります。小綺麗な人は髪がまとまっている、服に汚れがない、姿勢がきちんとしているなどが挙げられます。 「小綺麗」は、ものや人の見た目に対して使うことが多いです。 『小綺麗にしている』と言われた場合は、「清潔感がある、さっぱりしている」という意味で褒め言葉として受け取ることができます。 ただ、相手によっては「まあまあ綺麗」と失礼な言葉と捉える可能性があるので、相手や状況によって使うかどうか判断するようにしましょう。 「小綺麗」の類語には、「こざっぱり」「清潔」「整然たる」「身綺麗」「端正」などがあります。 反対語は「小汚い」です。「小汚い」は「薄汚い、不潔であること」を意味します。
例文
「綺麗」は<きれい>と読みます。 「綺麗」の意味は、
です。 姿や顔が整っていていること、汚れや濁りがなくて清潔感があること、輝かしい美しさを持っていること、後ろめたい点がないこと、快いことを表します。「奇麗」と表すこともできます。 主に「綺麗な◯◯」「綺麗だ」という形で用います。 例えば、「綺麗な人」だったら「美しい人、清潔感がある人」を意味します。顔や姿が整っていて美しい人以外にも、人格や行いが良い人も表すことができます。 「綺麗」は、ものや人の見た目に対して使うことが多いです。 「綺麗に〜」という形で用いることもできて、この場合は「何も残すことなく物事が進められること」を意味します。「綺麗に忘れる」「綺麗に食べる」といったように使います。 「綺麗」の類語には、「清らか」「麗しい」「艶やか」「素敵」「可愛い」「格好良い」などがあります。 反対語は「汚い」です。「汚い」は「よごれていること、下品であること」を意味します。
例文