「拙い」といった言葉を知っていますか?謙遜の気持ちを表すのに、ビジネスシーンでもよく使われています。今回は「拙い」の正しい意味と読み方、そして使い方の解説をしていきます。
○読み方 <つたない><まずい> 一般的には「つたない」と使われることが多いです。 ※「不味い(まずい)」とは同じ読みですが同義語ではありません。 ○意味 1. 巧みでないこと 2. 能力が劣っている、ふつつか 3. 不運であるさま 「まずい」とは「美味しくない」の意味ではなく「下手であること」の意味になります。
「拙い」はビジネスシーンでもよく使われる言葉です。 社会人となると謙遜する場面が多くなります。 上司や取引先・お客様に対してよく用いられています。 ビジネスシーンでは「つたない」と読み「巧みではありませんが」「技術が劣ってはいますが」といった意味で使われます。 「拙い文章」や「拙い話」などとよく聞きますがどちらも「つたない」と読みます。 メールや書面などでは「拙い文章ではありますが」、スピーチなどでは「拙い話(説明)ではございましたが」といった具合でよく使われています。 同じような意味ではありますが、「下手ですが」「劣っていますが」という風に言い換えることはありません。 ただ自分を卑下しているだけで、子供じみていて卑屈にも聞こえビジネスシーンでは不適切です。 「拙い」という言葉を使うだけで、謙遜の気持ちを表すことができます。 自分自身を否定や卑下することと、謙遜は若干異なります。 謙遜とはへりくだり、控え目な態度を取ることです。 同じ意味や近い意味を持っていても言葉ひとつで印象が変わるので、ビジネスシーンでは特に注意しましょう。
○稚拙<ちせつ> (意味:幼稚で未熟なこと、技術や作品が子供っぽく下手であること) ○不格好<ふかっこう> (意味:格好が良くないこと、見栄えがしないこと) ○下手<へた> (意味:物事のやり方が巧みでなく、手際が悪い事) ○未熟<みじゅく> (意味:技術・教養などが熟練していないこと、一人前でないこと)
○巧い<うまい> (意味:技術・技量などが優れている、上手であること) ○巧妙<こうみょう> (意味:物事のやり方などが、優れているさま) ○上手<じょうず> (意味:物事のやり方が巧みで手際のよいこと) ○器用 (意味:物事、特に細かい仕事をうまくやってのけること)
「拙い」は英語で「poor」を使うのが一般的です。 例文です。
I'm sorry for my poor English.
拙い英語で申し訳ありません。
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「拙い」について理解できたでしょうか? ✔一般的に「つたない」と読む ✔巧みでないことを意味する ✔ビジネスシーンで、謙遜を表す言葉としてよく使われている ビジネスシーンでもよく使われる言葉なのでしっかりと覚えておきましょう。