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「真に受ける」と「間に受ける」の意味の違いと使い分け

「真に受ける」と「間に受ける」と言う言葉の違いについてしっかりと理解しているでしょうか?「冗談を真に受ける」「真に受ける人」などと言いますよね。どちらも似ていますが、どのように区別するのでしょうか。そこで今回は「真に受ける」と「間に受ける」の意味と使い方の違いについて解説していきます!

「真に受ける」と「間に受ける」の違い

「真に受ける」・・・「相手の言ったことを本当だと思う、本気で受け止めること」 「間に受ける」・・・誤用

「真に受ける」の意味と使い方

「真に受ける」は「まにうける」と読みます。 「しんにうける」とは読まないので注意してください。 「真に受ける」の意味は「相手の言うことを本当だと思う、本気にすること」です。 「真」は「本当のこと、真実」、「受ける」は「言葉などを受け止めること」を意味します。 冗談や嘘、社交辞令を言葉通りに受け取り本気にしてしまうことを指します。 例えば、「社交辞令で食事に行こうと言っただけなのに、どうやら彼女は真に受けてしまったようだ」と使います。

  • 冗談を真に受ける
  • ジョークを真に受ける
  • お世辞を真に受ける
  • すぐ真に受ける

というような使い方をします。 「間に受ける」と表記するのは誤用です。 「間」は「物と物とのあいだの空間、物事と物事とのあいだの隔たり」という意味で、「本当のこと」という意味はありません。 「真に受ける」の類語には、「鵜呑みにする」「本気にする」「信じて疑わない」「盲信する」「疑いを持たない」「思い込む」などがあります。

例文

  • 彼女は単純な人だから、ネットの情報を真に受ける。
  • 面白半分で言っただけなので、まさか真に受けるとは思わなかった。
  • 彼はいつも適当なことばかり言っているから、あまり真に受けない方が良い。

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