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「当該」と「該当」の意味の違いと使い分けとは?類語や英語も紹介

「当該」と「該当」の意味の違いと使い分けとは?類語や英語も紹介

「当該」と「該当」という言葉をご存知でしょうか。「当該商品は」「該当する人」といったように使います。では、それぞれの意味についてしっかりと理解しているでしょうか。どちらもビジネスシーンにおいて見聞きすることがある言葉です。よく使われている言葉ですが、違いについて説明できる人は少ないのではないでしょうか。この二つの言葉は同じ漢字が使われているということもあって、区別するのが難しいですよね。正しく使うためには、意味についてきちんと知っておくことが必要です。そこで今回は「当該」と「該当」の使い分けについて解説していきます。適切に覚えて、上手く使い分けできるようにしましょう!

「当該」と「該当」の違い

「当該」・・・前述した事柄に関係のあること、対象となるもの 「該当」・・・ある事柄の条件・ケース・資格など、何かしらに当てはまること

「当該」と「該当」は似ていますが、それぞれ意味と使い方が異なります。 「当該」は「その事柄に関すること」、「該当」は「物事の条件や事例に当てはまること」です。 どちらも、前文の内容を繰り返し述べることを避ける役割を持っています。 「当該」は連体詞として、「該当」は動詞と連体詞として用います。 「当該」は「当該商品」と使い、「当該する商品」とは使いません。 「該当」は「該当商品」もしくは「該当する商品」といったように使うことができます。 例えば、前文「当社のサービスは18歳以上で申込みが可能となっています」 「当該」==> 「当該年齢の人は是非ご利用ください」 「該当」==> 「該当する人は是非ご利用ください」 どちらも同じ意味になります。 「当該」は「当該する商品」と動詞として、「該当」は「該当商品」と連体詞としては使いません。

「当該」の意味と使い方

「当該」の読み方は「とうがい」

「当該」は<とうがい>と読みます。 「当」は音読みで「トウ」訓読みで「あたる・まさに〜べし」、「該」は音読みで「ガイ」と読みます。

「当該」の意味は「ある事柄に関わること」

「当該」の意味は「話題となっている事柄に関すること、ある物事の担当であること」です。 今現在、話の中心となっている事柄に直接関係していることを表します。 「当該」は、話題に上がっている事柄を表す語です。 「それに当たる」「その事柄に何かしらつながりがある」といったニュアンスが含まれます。簡単に表すと「当該」=「その、この、前述の」となります。

「当該」の使い方と例文

「当該」は「当該+名詞」という形で、連体詞として用います。 また、助詞「の」を伴って、「当該の◯◯」という形で使うこともあります。 「その◯◯」でも意味は通じますが、「当該」を使うことで丁寧に表現することができます。 ビジネスシーンなどかしこまった場面で使われることが多く、宮内庁が発表する文書でも用いられています。 「当該」はいきなり使うことは出来ません。 まず、何か物事について述べている文章が既にあった上で「その内容に関係すること」や「その内容の中で話題となっている対象」を指す場合に使います。 例えば「A選手に来季契約を結ばないことなりました。当該選手については...」といったように、ここでいう「当該選手」は「A選手」のことになり、既に前で述べたことに対して用います。 ビジネスメールで言えば、例えばお客さんから商品に欠陥があったという連絡があったとします。 最初のメールでは「お買い上げいただいた商品に不具合があり....」とします。 次のメールでは商品に欠陥があったことを把握しているため、「当該商品については...」と「当該」を用いることができます。 「欠陥のあったお買い上げいただいた商品」よりも「当該商品」とした方が簡潔で理解しやすいです。 ひとつ注意するべき点としては「当該」はあまり話し言葉では使われません。 主に書面で使われています。 会話で使うとやや堅苦しくなりますので、「その」や「例の」などと使うようにしましょう。 「当該」の言い回しは ・当該事件 ・当該事項 ・当該製品 ・当該商品 ・当該選手 ・当該庁 などが主に使われています。 ただ「当該」は名詞を伴って使うので、使い方は数多くあります。

○「当該」を用いた例文 ・当該製品は新しい機能が備わっていて、高齢者の方々でも容易に使うことができます。 ・昨夜、事件が起こりました。でも当該事件については、関係者の話を聞かないと詳しいことはわからないでしょう。 ・先ほども説明したように当該コースは中級者向けとなっているので、是非お試しください。 ・来週その地域でお祭りが開催されます。当該の地域は、活性化のために様々な取り組みを行っております。 ・A選手に不正が発覚した。ゆえに当該選手については、今シーズンの出場停止を命じられた。 ・雨風が強いため、安全を考慮して電車が緊急停止した。当該電車には乗客が約200人が乗っており、混乱を招かないように配慮された。 ・本サービスは20歳から利用することが可能です。当該年齢であれば、さらに他のサービスも利用できます。

「当該」の類語

その (意味:話題になったばかりの事柄を表す) 「その話は終わりにして違うことをしよう」 例の (意味:前に述べた、判断の元になる事柄) 「例の任務を誰かに頼まないといけない」 件の(くだりの) (意味:以前述べた事柄) 「件の話で彼に相談したことがある」 関連する (意味:ある物事と別の物事に何かしらのつながりがあること) 「そのことに関連している」 関する (意味:関わりがあること) 「彼に関する話をする」 関係する (意味:複数の物事が関わっていること) 「君にも関係する話だからよく聞いてね」 まつわる (意味:ある物事に関わっていること) 「今日は妖怪にまつわる伝説を話してあげる」 関わる (意味:ある事柄につながりがあること) 「将来に関わることだからしっかりと聞く」 連なる(つらなる) (意味:関わりが及んでいること) 「今後の経営に連なる問題だからきちんと解決する」 相当する (意味:ある物事に適していること) 「彼は才能相当する立場についている」

「当該」の英語

「該当」の意味と使い方

「該当」の読み方は「がいとう」

「該当」は<がいとう>と読みます。 「該」は音読みで「ガイ」、「当」は音読みで「トウ」訓読みで「あたる・まさに〜べし」と読みます。

「該当」の意味は「ある物事の条件やケースに当てはまること」

「該当」の意味は「事柄の一定の条件・資格・ケースに当てはまること」です。 大体の範囲ではなくて、特定する範囲が決まっていてそれを的確に示すことを表しています。 「該当」は物事を決めるときに、前提となる事柄に合うことを表す語です。 前提となっている事柄はある特定のものではなくて、複数であることが多いです。「該当」は簡単に表すと、「ぴったり、一致する」となります。

「該当」の使い方と例文

「該当」は「該当する◯◯」という形で、動詞として用います。 「該当する人」「該当する場合」など、と使います。 また「該当者」という言葉があるように「該当+名詞」と連体詞で用いることもあります。 例えば、「プリントを持ってくるのを忘れた人のために、新しく刷って来ます。該当者は手をあげてください」と言われた場合、「該当者」は「プリントを持ってくるのを忘れたことに該当する人」のことを表します。 その他にも「該当事件」「該当事業」「該当製品」などといった言葉がよく使われています。 「該当」は、ある物事の何らかの条件やケースにぴったり合っていることを表す場合に使います。「該当」の前の文では、条件や物事の状態などを述べます。 そのため、ある特定の条件に合わない場合は「該当しない」という表現を用います。 「該当しない人」「該当しない場合」、などと使います。

例文 ・下記の条件に該当する場合は、本サービスをご利用いただけます。 ・バスの中に自転車の鍵が落ちていました。該当者は職員室まで取りに来てください。 ・お客様のご希望に該当する商品はこちらになります。デザインもシンプルで、非常に使いやすいです。 ・アンケートの結果では、その病気を患ったことがあるということに約90パーセントの人が該当した。 ・今説明した問題の答えに該当する箇所に丸をつけて、その紙を先生に提出してください。 ・今回の勝負では該当者がいなかったため、賞金100万円はお預けとなってしまった。 ・昨夜起きた事件の犯人に該当する人物を見たという情報が寄せられたので、さっそく聞き込みに行ってみる。

「該当」の類語

当てはまる (意味:物事にしっかりと合っていること) 「条件に当てはまっているから参加できる」 一致(いっち) (意味:複数のものがぴったりと合うこと) 「全員の答えが一致した」 適合(てきごう) (意味:物事の条件や事例に合っていること) 「環境に適合したサービスを提供する」 適応(てきおう) (意味:その状況や条件にぴったりと合っていること) 「状況に適応した手段をとる」 順応(じゅんおう) (意味:状態によって言動をそれに合わせること) 「新しい環境に順応するようにしたい」 即応(そくおう) (意味:状態に応じて適切な行動をすること) 「困難な事態に即応できるようになりたい」 条件を満たす (意味:ある物事の要件に合っていること) 「条件を満たしていないとそれはできない」 噛み合う (意味:違う事柄のものが、合って順調に進むこと) 「内容が噛み合ってよかった」

「該当」の英語

さいごに

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