「味方」と「見方」の違いについてしっかりと理解しているでしょうか?どちらも「みかた」と読みます。日常会話でも使うことが多い言葉で、同じように使っているという方が多いかもしれません。実はこの二つの言葉は異なります。そこで今回は「味方」と「見方」の意味と使い方の違いについて解説していきます!
「味方」・・・「争い合う双方のうち自分が属する方、どちらかを支持・応援すること」 「見方」・・・「物を見る方法、物事に対してある立場からの考え方」
「味方」は「みかた」と読みます。 本来の表記は「御方」で、「味方」は当て字が慣用化したものです。「身方」と表記することもありますが、一般的には「味方」を用います。 地名や苗字として使う場合は、「あじかた」と読むこともあります。 「味方」の意味は、
です。 争い合うものの中で、自分が属する側を指します。また、自分を支持する・助けてくれる人も表します。 主に、スポーツにおいてチームメイトのことを「味方」と言います。別のチーム、争う相手は「敵」となります。 また、「忙しい主婦の強い味方!ワンコインで買える便利グッズ」などと使うこともできます。
というような使い方をします。 争い合うものの一方を支援したり、応援することを表す場合は「味方する」「味方をする」と使います。 例えば、「親はいつも弟の味方をする」と言います。 「味方」の類語には、「仲間」「友」「同士」「助太刀」「応援」「力添え」「協力」「援護」などがあります。
例文 ①の意味
②の意味
「見方」は「みかた」と読みます。 「見方」の意味は、
です。 一つ目の意味では、「地図の見方」「データの見方」「株価の見方」「図面の見方」「正しい見方」などと使います。 「見方」は「物事に対して、ある立場からの考え方」という意味でも用います。 例えば、「見方を変えてみれば、新しいアイデアが思いつくかもしれない」と使います。これは「物事に対する考え方を変えると...」というニュアンスになります。
というような使い方をします。 「見方」の類語には、「考え方」「捉え方」「見様」「観点」「視点」「見地」「立場」などがあります。
例文 ①の意味
②の意味