「店頭」と「店内」の違いについて正しく知っているでしょうか?「店頭に並べる」「店内に入る」と普段の生活でもよく使われていますよね。あまり違いはないような気がしますが、実はそれぞれ異なります。そこで今回は「店頭」と「店内」の意味と使い方の違いについて解説していきます!
「店頭」・・・「お店の入り口付近やレジ近く」 「店内」・・・「お店の内側」
「店頭」は「てんとう」と読みます。 「店頭」の意味は「店の入り口あたり、レジ付近」です。 「店頭」を「お店の前」という意味で使うのは間違いです。 お店の入り口やその付近を表します。お客さんの目につく場所という意味もあるので、レジ近くも指します。 例えば、「新刊を店頭に置く」と使います。これは「店の入り口やレジ近くに新刊を置く」「お客さんの目につきやすい場所に置く」という意味になります。 小さいお店の場合は、店全体を「店頭」と言うこともあります。
というような使い方をします。 「店頭価格」とは「お店で実際に販売される時の価格」を表します。 「店頭」の類語には「店先(みせさき)」があります。「店先に並べる」「店先に置く」などと使います。 「店先」は「お店の前の道や周りの歩道」などを意味することもあります。
例文
「店内」は「てんない」と読みます。 「店内」の意味は「お店の中、お店の内側」です。 例えば、「店内禁煙」ならば「お店の中では、喫煙が禁止されている」ことを表します。
というような使い方をします。 「店内」の類語には、「館内」「屋内」「室内」「社内」「インドア」などがあります。 対義語は「店外(てんがい)」です。これは「お店の外」を意味します。「トイレは店外にある」などと使います。
例文