「睦言」という言葉をご存知でしょうか。「睦言を交わす」「睦言を取り交わす」などと使います。「睦言」は日常会話ではあまり使わない表現なので、初めて聞いたという方も多いかもしれません。では、「睦言」とはどのような意味なのでしょうか。「睦言」と聞いても、意味をイメージすることが難しいですよね。普段そんなに使わない言葉でも、意味をきちんと知っておけば、いざという時に使うことができます。そこで今回は「睦言」の意味や使い方、読み方、類語について解説していきます。「睦言」を適切に知って、上手く使えるようにしましょう!
「睦言」は<むつごと>と読みます。 「睦」は音読みで「ボク」、訓読みで「むつむ・むつぶ・むつまじい」と読みます。 「睦」は「人々が仲良く集い合うこと」を意味します。 「言」は音読みで「ゲン・ゴン」、訓読みで「いう・こと」と読みます。 「言」は「いうこと。ことば」を意味します。 「睦言」の意味は「親しく語り合う話。仲の良い男女が寝室でする語らい」です。 親しく話し合っていることを意味しますが、特に、仲睦まじい男女が寝室で交わしている話を表します。 「睦言」は古語としても使われています。
心を開き話し合っていること、打ち解けて話をしている様子を表す場合に「睦言」を使います。 主に「睦言」は「寝室内での男女の会話」という意味で怪しいイメージを伴って使いますが、「仲良く話している様子」という意味で用いることも多いです。 「睦」という漢字は「睦じい」「親睦」「和睦」などと使われているように、「愛情に満ちている。親密である」という印象を持っているので、そこまで親しくない場合は使えません。 「睦言を交わす」という言い回しをよくします。 「交わす」は「双方がやり取りすること」を表します。「睦言を交わす」とすることで「仲の良い会話をする」を意味します。 他にも、「睦言をやり取りする」「睦言を取り交わす」などと言えます。
「睦言」の例文を紹介します。
例文
談話 (意味:何かについてくつろいで話すこと) 「談話する声が聞こえる」 歓談(かんだん) (意味:和気あいあいと話しているさま) 「休憩中の歓談は楽しい」 よもやま話 (意味:世間についての話) 「どうやらよもやま話で盛り上がっているようだ」 談笑 (意味:緊張が和らいで話していること) 「談笑するしかやることがない」 社交 (意味:生活していく中で必要な付き合いをすること) 「社交ダンスを始める」 やりとり (意味:話し交わすこと) 「やりとりしている声がする」 対話 (意味:言葉を交わしていること) 「一度対話する必要がある」 情話 (意味:親しい男女の語らい) 「情話がこと細かく描かれている」 雑談 (意味:特にまとまりのない話) 「雑談をしようではないか」 語らい (意味:親しく話し合うこと) 「語らいをしているから邪魔をしないように」 ピロートーク (意味:夫婦などが寝室においてする会話) 「つまらないピロートークをする」
「睦言」は英語で「lovers talk」と言います。
科学的に正しい英語勉強法
メンタリストとして活躍する筆者が、日本人が陥りやすい効率の薄い勉強方法や勘違いを指摘し、科学的根拠に基づいた正しい英語学習方法を示してくれています。 日本人が本当の意味で英語習得をするための「新発見」が隠れた一冊です。
正しいxxxxの使い方
授業では教わらないスラングワードの詳しい説明や使い方が紹介されています。 タイトルにもされているスラングを始め、様々なスラング英語が網羅されているので読んでいて本当に面白いです。 イラストや例文などが満載なので、これを機会にスラング英語をマスターしちゃいましょう!
職場で英語が必須な方や海外留学を検討している方など、本気で英語を学びたい人にオススメの英会話教室、オンライン英会話、英語学習アプリを厳選した記事を書きました!興味のある方はぜひご覧ください。
「睦言」について理解できたでしょうか? ✔︎「睦言」は「むつごと」と読む ✔︎「睦言」は「親しく語り合う話。仲の良い男女が寝室でする語らい」を意味 ✔︎「睦言を交わす」「睦言を取り交わす」「睦言をやり取りする」などと言う ✔︎「睦言」の類語には、「談話」「歓談」「やり取り」「語らい」などがある