「鯖落ち(さばおち)」とは「サーバー落ち」の当て字です。つまり「サーバーダウン」です。オンラインサービス提供のための情報を格納するサーバーが、アクセス集中などにより停止することを指します。「鯖落ち」によりホームページが開けなくなり、サービスを提供できなくなります。
「鯖落ち」の意味は「サーバーダウン」です。 最も多い原因はアクセス集中です。その他にも、サーバー自体の電源が入っていない、サーバーとアプリケーションの接続不良が起きているなどが考えられます。 サーバーダウンが発生すると、ホームページが開けなくなり、インターネットサービスが提供できなくなります。 「鯖落ち」はネットスラングとして使われており、ネット上の掲示板やSNSなどで用いられています。 ちなみに「鯖読み」とは全く関係ありません。 「鯖読み」とは「得をしようと数をごまかすこと」を意味します。 刺し鯖など二枚重ねで一つと数えた習慣から2つずつ数えることをいい、さらにそこから「自分の利益のために、数をいい加減にごまかす」の意に転用されました。 当たり前ですが「寝落ち」とも無関係です。
「鯖落ち」は「サーバー落ち」の当て字です。 「サーバー」を伸ばさずに読むと「サバ」で、それに漢字を当てると「鯖」になります。 ネット民は言葉を省略したり、意味は関係なく同音の漢字を当てたりします。 この「鯖」も、魚とは何の関係もありません。 「ダウン」の日本語は「落ちること」で、それを名詞化すると「落ち」です。 その2つの言葉を組み合わせて「鯖落ち」です。
「鯖落ち」はネットスラングなので、主にツイッターなどのSNSで使われます。 「さばおち」と口語では使いません。 人気アーティストのチケットを購入時など、ウェブサイトがアクセスの上限が越えてしまい閲覧できない際に、「鯖落ちしてる」などと嘆いて使います。
例文
●バグ 「バグ」の意味は「コンピュータにおけるプログラムの誤りや欠陥」です。 語源は「虫」の英語「bug(バグ)」から来ています。 ここから転じています。 「パソコンがバグった」などといった使い方をします。 ●瑕疵 「瑕疵」は「かし」と読みます。 意味は「傷」のことです。 法的な文書では、ソフトウェアなどのバグのことを「瑕疵」と記述されています。 ●不具合 「不具合」は広く使われています。 意味は「具合の悪いこと、具合の悪いところ」です。 コンピュータについても使われており、主に原因などが不明な場合に使います。 ●システムエラー 「システムエラー」の意味は「ソフトウェアが正常に動作しない状態になること」です。 ただ「エラー」だけで使うこともあります。 「エラー」の意味は「失策、誤り、誤差」となります。
「復旧」は「ふっきゅう」と読みます。 意味は「元の状態に戻ること、戻すこと」です。 様々なことに使われる言葉ですが、サーバーやコンピュータに対しても使われます。 サイトが「鯖落ち」から元の状態に戻った際に、「復旧しました」「ただいま復旧作業中です」などと使います。
「鯖落ち」の英語は「server down」です。 「the server is down」で「サーバーが落ちている」、「the server goes down」で「サーバーが落ちる」という意味になります。
Why is the server down on Fortnite for such a long time?
なんでこんなに長い間、フォートナイトの鯖落ちしてるの?
The server goes down for many reasons.
様々な原因で鯖落ちします。
「鯖落ち」とは、インターネットサービスを提供しているサーバーが停止することを意味します。それにより、ホームページやアプリが開けなくなり、サービス提供ができなくなります。 「鯖」とは「サーバー」の当て字で、「落ち」は「ダウン」の日本語です。 つまり、「鯖落ち」とは「サーバーダウン」をもじった表現です。