どうしてもわかり合えない、トラブルになりそうなどという理由で友達や恋人、たとえ家族だとしても縁を切りたいと思ったことはありませんか？本記事では縁を切るべき人の特徴、そんな人と縁を切る方法についてご紹介していきます。
「縁を切る」とは、親子や兄弟などの血縁関係や、関わっている人たちとの付き合いを断つことです。 今後一切関わらないようにする時に「縁を切る」と使います。 知人や友人、恋人なら縁を切ったことのある人はいるかと思いますが、これが血縁関係にあたる相手だと「縁を切る」ことがどれほど重いことであるか分かりますよね。 縁を切りたいと思う理由は「この人といると良いことがない」「なにかトラブルに巻き込まれそうだ」「一緒にいると疲れる」など、人それぞれです。 実際に「縁を切りたい」と思ってもバッサリ関係を断つのは覚悟がいりますし、なかなか行動に移せない人も多いと思います。 本記事では縁を切るべき人の特徴と、そんな人と縁を切る方法についてご紹介していきます。 今まさに「縁を切りたい」と思っている人がいるという人は是非参考にしてみて下さい。
マイナス思考な人とは一緒にいても楽しくないですよね？ 面倒な仕事を一緒にしている時に「この仕事本当に面倒臭いよね」「もうこの仕事したくない」「早く帰りたい」などいつまでも隣でネガティブなことを言われると、こちらまでネガティブな気分になりやる気もなくなってしまいます。 そんな人よりも「早く終わらせちゃおっか！」「やっと半分まで来たから、もう少し頑張ろ！」と声をかけてくれる人のほうが一緒にいてポジティブになれますよね。
愚痴が多い人とは距離をおいた方が良いでしょう。 愚痴が多い人は少しでも気に食わないことがあったり、自分にマイナスなことがあるとすぐに「自分は被害者だと」とアピールし、共感してくれる仲間を作ろうとします。 そして時には仲間がいない所で仲間の愚痴を言う時もあります。 気を遣って人のあら捜しをするような人といると精神的にも疲れるので早めに縁を切ったほうが無難でしょう。
嫉妬する人と一緒にいると自分の世界もどんどん狭くなってしまいます。 例えば恋愛だと「放ったらかしにされて寂しかった」「〇〇ちゃんと仲良くしててヤキモチ焼いちゃった」など少しの嫉妬なら可愛いなと思う程度ですが、嫉妬心がエスカレートすると自分以外の異性と遊ぶことや連絡を取るのを禁止されたり、行動を制限するなどの束縛をしてくるようになります。 気分を損ねないようにその束縛に従うと、視野も狭くなり、本来だったらできることもできず、しまいには「恋人が怖いから」と友達から距離を置かれるようになってしまうことも…
虚言癖とは平気で嘘をついてしまう癖のある人、嘘が習慣化してしまっている人のことです。 そんな癖のある人とはあまり関わりたくないですよね。 虚言癖のある人はSNSなんかでも「今すっごく辛い…」「死にたい」と病みアピールをしてきたり、本当は知らないことも「あーあれね」と知ったかぶりをします。 虚言癖の人の言ったことを真に受けると、その嘘に振り回されてしまうことになり、だんだん相手をするのに疲れてしまいます。 まず本当に信頼している関係性であればそんな嘘はつかないはずなので、そんな相手ならば縁を切っても問題ないでしょう。
向上心がない人とも縁を切ったほうが良いかもしれません。 例えば一緒にダイエットしようと約束して、自分が一生懸命努力していても、相手が「これくらい平気だから一緒に食べようよ」「明日からまた頑張ればいいじゃん」と言われると、「ちょっとくらい良いかな」と相手の影響を受けて体重がリバウンドなんてことも。 向上心がない人と一緒にいると自分の向上心や、やる気も薄れていってしまいます。 付き合うなら切磋琢磨し、お互いを高め合える人と付き合いたいですね。
利己主義とは自分の利益を優先し、自分勝手な行動を取る人のことです。 恋人と一緒にテーマパークに行ったりして、こちらの希望も聞かず「あれに乗りたい」「あそこに行きたい」「お腹すいたからあれ食べたい」と自分の欲望のままに行動されると、合わせる側は疲れるし、自分のことばかり優先してこちらの希望を無視するような相手に不信感を覚えてしまう人も少なくないはず。 そんな人と一緒にいてもストレスが溜まってしまうので、早めに縁を切るのが良いでしょう。
プライドが高い人と一緒にいると自己肯定感がどんどん下がってしまう場合もあるので要注意です。 プライドが高い人は何かに付けて自慢してきたり、マウントを取ってきます。 「彼氏にこの鞄（ブランド物）買ってもらちゃった」「この前駅で声かけてきた人がしつこくて大変だった〜」と自分が優位な立ち場にあることをアピールしてくるので、自分と比べて「私なんて…」と落ち込んでしまう人も多いでしょう。 また、負けじとこちらもアピールしかえすと、プライドが傷つけられたと攻撃的になることもあるので、あまり関わらないほうが吉ですね。
喜怒哀楽が激しすぎる人は感情のままに行動してしまうので、場合によっては危険人物かもしれません。 喜怒哀楽のある人はとっても表情豊かです。つまり、自分の感情に正直なのです。 そのため「嫌だな」「この人ムカつく」と思ったこともすぐに行動に表れてしまい、喧嘩っ早く、その他にも気分屋な傾向もあるので、振り回されることも多いでしょう。 行動力があるのはとっても良いことですが、後先考えないでトラブルに発展することもあるので、一緒にいると平和にはすごせないかもしれませんね。
おかしな友人が多い人とは縁を切ったほうが良いでしょう。 友達や恋人から友達の話を聞くことってありますよね。その時に「え、そんなことする子いるの？」「そんなことしちゃう人と仲が良いんだ〜」と思ったら、ちょっと身構えたほうが良いかもしれません。 自分の価値観と違うことをしてしまう人や常識はずれなことをしてしまう人と仲が良いということは、自分の友達や恋人も何か通じるものがあるからこそその人と友達でいられるのでしょう。 つまりは自分とも価値観が違うという可能性があるので、トラブルに巻き込まれる前に距離を取るのが良いかもしれませんね。
人の意見に全く耳を傾けない人っていますよね？ 例えば学校の班別行動でみんなそれぞれ行きたい場所を出し合うなんて時に、自分の行きたい場所を言ったら「あーそこは行きたくないからなしね〜」と言うような人や、「そういうのよくないよ」とアドバイスしても全然聞く耳持たない友達とは縁を切っても問題ないでしょう。 きっとその人の中ではあなたはどうでもいい存在です。そんな人達と付き合う必要なんてないですよね。
人を利用するような人とは縁を切りましょう。 自分がピンチの時や都合の良いときだけ連絡してくる人はいませんか？ 移動手段がなくて送り迎えだけを頼んでくる人や、自分が暇な時だけ遊ぼうと言ってくる人、仕事を平気で押し付けてさっさと変えるような人とは即縁を切った方が良いでしょう。 その人の中であなたはただの都合の良い相手です。 好意や友情があるわけではありません。 仕事などの関係で縁を切ることができないのであれば、できるだけ距離を置いてなるべく関わらない方が良いでしょう。
依存気質の人は寂しがり屋な人が多く、友達や恋人と一緒にいないと不安になってしまいます。 休日はもちろん、学校や仕事の休憩中、ちょっとした買い物なんかも一緒にいたがります。 友達や恋人が一種の精神安定剤的な役割を果たしていて、一緒にいることで安心するのでしょう。 そのため友達や恋人が依存気質だと自分の時間があまり持てません。 一人の時間も大切にしたいタイプの人だとかなりストレスが溜まってしまうので、依存気質の人とはあまり関わらないほうが良いかも…
いつも約束の時間に遅れてくる人はいませんか？ そんな時間にルーズな人とは縁を切ったほうが良いかもしれません。 時間にルーズな人は少し遅刻したくらいでは「遅刻した」「申し訳ないな」とは思っていない人が多いです。 むしろ遅刻したことを責められると口では謝っていても心の中では「ちょっと遅れたくらいでなに怒ってんの？」「心狭すぎ」と逆ギレしている場合も… しかも遅刻する人は大抵が常習犯です。 待っている側はその待ち時間があれば他のことができたはず。 時間にルーズな人とは縁を切り、自分の時間を有効に使いましょう。
言わずもがなですが、お金にルーズな人とは即縁を切った方が良いでしょう。 欲しいと思った物をほいほい買ったり、ギャンブルがやめられなかったり、貯金が出来ない、終いには散財してお金を借りに来るようなお金にルーズな人にはトラブルが付き物です。 もしそんな人が恋人だったら将来もちょっと考えられないですよね。 トラブルに巻き込まれる前に早々に縁を切ることをおすすめします。
縁を切りたいと思うのであればこちらからは絶対に連絡をしてはいけません。 いくら縁を切りたいと思っていても連絡をしてしまっては縁を切れるわけがないですよね。 こちらから連絡をしている限り、相手はこちらが縁を切りたいと思っているなんてことはわかりません。 相手に気付かせる意味も込めて、こちらからは連絡しないようにし、連絡がきても必要最低限の会話で終わらせるか、それすらも嫌でスルーできるのであればスルーしましょう。
縁を切りたい相手とは最低限の付き合いのみで済ませましょう。 遊びに誘われても適当な理由を付けて断ったり、なるべく離れた席に座って会話を避けたり、仕事関係の人なら会話を必要最低限に留めるなどしてなるべく関わらないようにしましょう。 なるべく関わらないようにしていれば、向こうも察して離れていってくれるかもしれません。 たとえ察してくれなかったとしても、最低限の付き合いに留めておけばストレスは少なくて済みますよね。
あまりにもしつこいようであれば引っ越しも視野に入れましょう。 金銭のトラブルや恋愛がこじれて相手がストーカーになってしまった場合、自宅を知られていたら安心して生活なんてできないですよね。 経済的に余裕があり、引っ越しが可能な状況であれば引っ越しをした方が安全かもしれません。 引っ越しが難しいのであれば、一人暮らしだった場合は実家に戻る、事情を説明し友人や恋人など信頼できる人の家にお世話になるなどの方法もあります。
本当に縁を切りたいのであれば、たとえ親族絡みだったとしても冠婚葬祭の行事もスルーする覚悟が必要でしょう。 冠婚葬祭に顔をださないことで「非常識だ」「失礼なやつだ」と思われることでしょう。 しかし、そこで顔を出してトラブルになるのでのであれば、いっそのこと参加しない方がお互いのためかもしれません。 相手にも「本気で縁を切りたい」という覚悟が伝わるでしょう。
縁を切るための最初の意思表示として、SNSをブロックするのも一つの方法ですね。 いくら連絡をとっていなくてもSNSで繋がっていれば嫌でも相手の情報は入ってきますし、こちらの情報も筒抜けです。 SNSをブロックして、連絡手段を完全に断ってしまえば見たくないものも見なくて済むし、ズルズル付き合うこともないでしょう。 もし近況が気になってしまっても、自分から情報を探りにいかないように徹底しましょう。
正直に不快感を示すと相手もすぐに離れていくかもしれません。 縁を切りたいと思っている相手に不快なことをされたら表情に出してみたり、態度で不快だとアピールしてしまいましょう。 相手も不快に感じるかもしれませんが、それが狙いです。 縁を切りたいのであれば相手にどう思われようと関係ないですよね。 相手が「何この人」「こんな人もう知らない」と不快に感じて向こうから離れていけばこちらの勝ちです。
今回は縁を切るべき人の特徴、そんな人と縁を切る方法についてまとめてみました。 人によって「縁を切りたい」と思う基準は様々ですが、大前提として人のことを考えずに自分本位な行動が目立つ人や、一緒にいることで悪影響がでたり、トラブルに巻き込まれそうな人とは縁を切った方が良いですね。 かと言って縁を切るってそうそう簡単なことではないし、覚悟も必要になってきます。 それでもどうしても縁を切りたいと思うのであれば、たとえ親族だったとしても、一切の連絡手段を断ち、自分から距離を縮めるようなことはしてはいけません。 いつまでもズルズルと付き合いを続けて自分を犠牲にしないようにしましょう。
