あなたの周りに「だらしないな」と思う人はいませんか?もしくはこの記事を見ているあなた自身が「だらしない人」でしょうか?だらしない人っていろんな所でだらしなさを発揮しているんですよね。本記事では、「だらしない人」が持つ特徴、人がだらしなくなってしまう心理、だらしないことのメリットデメリット、改善方法やだらしない人への対処法を徹底解説しています。だらしない人を好きになってしまう人の心理もご紹介しています。
「だらしない」は、内・外面的にしまりがないことを意味し、マイナスなニュアンスで使われる言葉です。 内面的なだらしなさとは、「性格」のことを指し、外面的なだらしなさとは、服装や髪型などを含む「見かけ」のことを指します。 「だらしない」の語源は、「しだらない」という言葉です。 「だらしない」の類語は、
などがあります。 「だらしない」の対義語には、
などがあります。
「だらしない」の英語表現はいくつかあります。 服装・態度・言葉などがだらしない場合は「slovenly」「sloppy」「untidy」を使います。 性格がだらしないという意味では「loose」や「immoral」を使います。 「slob」は「だらしない人」という意味で使われます。 これは「slovenly person」の口語表現です。
He is slovenly in appearance.
彼はだらしのない様子をしている。
She has a loose character by nature.
彼女は生来性格がだらしない。
Parents today aren't strict enough with their children.
近頃の親は子供にだらしない(厳格でない)。
だらしない人の最初の特徴は、身だしなみが整っていないという点です。 自分の外見に興味がなく無頓着な人が多いです。 そのため、服装などに清潔感がなく、周りから見ると「だらしない人」と思われてしまいます。 寝癖がそのままだったり、メイクや化粧がよれていたり、服に毛玉やシミ、シワがついていてもそのまま身につけたりします。 特に人に会わない休日はだらしなさが余計に目立ち、髭を剃らなかったり、1日中パジャマで過ごしたりします。 パジャマのままコンビニやスーパーなどに出かけてしまう人もいるでしょう。 身だしなみが乱れていても、当の本人はその自覚がありません。 それよりも周りの家族や恋人が「だらしない。。。」と感じることが多いです。
だらしない人の部屋はいつも物が散乱しています。 整理整頓されておらず、まるで「ゴミ屋敷」のような空間で過ごしている人も少なくはないでしょう。 服は脱ぎっぱなしで放置したり、ゴミを机や床の上に置きっぱなしにしたり、机の上には大量の書類が山積みされていたり。。。 見渡す限り物で溢れていて、ひどい時は座ったり寝転んだりするスペースもないくらいです。 それだけ部屋が汚いので、必要なものが必要な時にすぐに見つかりません。 「あれ?ハサミどこだっけ?」と部屋中を探し回る必要が出てきてしまいます。 すぐに見つかればいいのですがそう上手くはいかず、なくしものをすることも多々あります。
だらしない人は、基本的に家事全般を避ける傾向があります。 家事って結構大変なんですよね。。。大変なことは避けたいというのがだらしない人の心理なのです。 家事の一つである掃除もサボってしまいます。 掃除機をかけたり、整理整頓をしたりする回数が圧倒的に少なく、週に1回でもできればかなりいい方でしょう。 掃除機をかけられるほど部屋が整理整頓されているわけではないので、掃除をするとなるとまずは物を整理整頓する必要があります。 しかし、すぐに整理整頓ができる量ではないので、「面倒くさい」となって掃除をすることをやめてしまうのです。 ですので、だらしない人の部屋は汚いだけでなく埃っぽい感じがします。 髪の毛やホコリなどが部屋中に落ちていて、とても清潔とは言い難い環境です。
掃除と同じように面倒くさいのが洗濯ですね。 だらしない人は、洗濯の回数も少ない傾向があります。 一人暮らしの人でも毎日洗濯をする人は多いでしょう。 しかし、だらしない人は洗濯機を回す、洗濯物を干す、洗濯を畳むという行為が全て面倒だと感じるため、洗濯する回数が少ないです。 よくて2、3日に1回、ひどい人は「着る洋服がなくなったら回す」という人もいます。 汚れた洗濯物を洗濯せずに放置するのはとても不衛生ですよね。 特に下着などは直接肌に身に着けているので、本来は毎日洗濯をすべきなのですが。。。
掃除や洗濯は2日に1回などでも良いとしても、ご飯は毎日食べますよね。 ですので、自炊は毎日行うべき家事なのですが、だらしない人はその家事さえも面倒だと感じます。 食材を買って家で調理するのではなく、出来合いのお惣菜をコンビニやデパ地下で買ったり、外食で食事を済ませます。 気が向いて料理を作ったとしても、料理で使った鍋や皿などを洗わずにそのままシンクに放置することもあります。 だらしない人が作る料理ってだらしない味がするんですよね。 味にしまりがなくあまり美味しく感じなかったりするので、よく「ご飯がまずい!」などと家族や恋人と喧嘩になります。
上述の通り、だらしない人の部屋は物で散乱しています。 よく見ると、物と同じくらい、もしくはそれ以上にゴミが散乱していることも特徴です。 ティッシュ、カップラーメンの容器、フェイスパック、コンタクト、資料、生ゴミなどが部屋中にあります。 部屋に散らばっているタイプもあれば、ゴミ収集場に運ぶのが面倒になってしまい大量のゴミ袋が積まれているタイプもあります。 いずれにせよ、ゴミとともに生活するということはとても不衛生です。 食べ物のゴミには虫が寄ってきますし、細菌などが蔓延することもあります。
だらしない人は、良い言い方をするとマイペースで生活をしています。 時間に追われることもなく、仕事終わりは家でダラダラと過ごすことが多いです。 そのため、よく夜更しをすることがあり、深夜にならないと活動を開始しません。 仕事が終わるとダラダラと家に帰り、テレビやスマホを見ながらご飯を食べ、しばらくその状態で休憩します。 休憩がかなり長めで、お風呂に入る時間が遅くなり、結果として寝る時間も遅くなるのです。 そのため、だらしない人は慢性的に寝不足であるという特徴もあります。 いつもあくびをしていてダルそうに過ごしているので、「あの人いつもだらしないな〜」と思われてしまうのです。
だらしない人の中には、お金にルーズな人がいます。 お金の使い道を深く考えず、使いたい時に使いたいだけ使ってしまいます。 そのため、お金の管理が上手くできず、お金に困ることが多いです。 お金に困った時に、「節約しよう!」と気をつけるのではなく、「よし、家族(友達、恋人)に借りよう!」と考えるのです。 お金を借りることが悪いという認識が薄いので、安易に「今月お金ないから○円貸して〜」と頼みます。 すぐにお金が返せればいいのですが、そうはいきません。 気付けば借金額が膨大になっていて、返済が追いつかなくなるという最悪の状況も発生してしまいます。 だらしない人に貸したお金は返ってこないと考える方が良いかもしれません。
上記の通り、だらしない人は時間に対してルーズな一面があります。 そのため、人との待ち合わせ時間にいつも遅刻してしまいます。 「11時に駅前集合ね!」となっていても、「ごめん、10分遅れる!」ということがほとんどです。 10分などはまだいいとしても、ひどい時は集合時間に「今起きた」と連絡が入ったりします。 そんなに早い集合時間ではないのに、毎回必ず遅れてくるのです。 電車やバスの時間を調べていなかったり、着ていく服を決めていなかったりすることが原因と考えられます。
だらしない人は、他人と交わした約束や秘密を守れないという最悪な特徴があります。 上述した、「待ち合わせ時間を守れない」という点もそうですが、約束も秘密も守れることの方が少ないかもしれません。 頼まれたお遣いをせずに帰ってきてしまったり、デート前の仕事を早く終わらせるという約束も守ってくれません。 誰にも言っていない秘密を簡単に他人にバラてしまうこともあって、いつも相手を傷つけてしまいます。 何度も「約束だよ!」「秘密だよ!」と言っても効果がありません。 だらしない人は約束や秘密のことの重要さをそこまで深く感じておらず、「守らなくても別にいいじゃん」的な感じでいます。
「面倒くさい」はここまでで何度か出てきたワードです。 だらしない人は、口癖のように「面倒くさい」を連発しています。 例えば、お風呂に入るのが「面倒くさい」、ご飯を食べるのも「面倒くさい」と言います。 人間生活全般に対して「面倒くさい」と言うので、「人間をやめたいんかー!」とツッコみたくなります。 周りの人から話しかけられても「面倒くさい」といって交流することをやめてしまいます。 身近な人にさえもそんな態度を取ってしまうので、家族や恋人から「ほんと、だらしない人で嫌になっちゃう」と呆れられてしまいます。
だらしない人は物事を計画することが苦手です。 そのため、何か行動を起こす時に、よく思いつきで行動することが多いです。 要するにだらしない人は「無計画」なのです。 物事をやる上でのメリット、デメリットや、準備すること、必要な時間などをあまり考えないのです。 いきあたりばったりで行動するので、上手くいくこともあればそうでないこともあるのです。 「無計画」なので時間や労力、お金を無駄にすることの方が多いかもしれません。 しっかり計画を立てていれば無駄をすることもないようなことなのに、毎回無駄ばかりをしてもったいない人生を送っているのです。
だらしない人は、自分の体調管理もだらしないです。 「健康的な生活をしよう」という意識が低いので、よく体調を崩していたり、不健康な状態であることが多いです。 だらしない人は太っていることが多いという特徴があります。 健康的な食事を作るのが面倒くさいので、外食ばかりをしたり、好きなものだけを食べたりします。 お酒やタバコも好きなだけやるので、とても不健康な状態です。 また、「動くのが面倒くさい」という理由でずっと座ったり寝転んだりしていて、カロリーを消費しません。 体が健康な状態ではないので、よく病気や風邪にかかったりします。 仕事や学校を休むことも多く、ずっと布団の上で生活をするようになってしまうのです。
だらしない人は、休日は部屋に引きこもることが多いです。 人と会う約束などはあまりせず、とにかく1日中寝転んで過ごします。 予定がないので、起きたままの格好で自由に時間を過ごします。 ひたすらダラダラして過ごして、行動開始が夕方や夜になることも少なくはありません。 予定はないのですが、平日に出来なかった掃除や洗濯などをやる気も起きにくく、結局また翌週に持ち越すことも。 配偶者や恋人がだらしない人だと、休日にデートもしてくれないのでつまんない休日になってしまいます。
上述の通り、だらしない人はよく物をなくしたりします。 そのため、人に物を借りることが多く、すぐに返してくれればいいのですが、そう上手い話はなかなかないのです。 借りたものを返さない「借りパク」をする人もだらしない人と言えるのです。 例えば、「ハサミ貸して〜」と言って家族から借りたはいいものの、返すことを忘れてそのまま放置してしまいます。 ハサミの上にまた物を乗せたりして、借りたものが見つからないということもしょっちゅうです。 「そういえばこの前貸したハサミ返して」と言われても「え?何のこと?」とポカーンとしてしまいます。 筆者もよく家族に「借りパク」されていました。 靴、洋服、バッグ、化粧品などなど、「あれ?そういえばまだ返してもらってないな」というアイテムがかなり多かったです。 「返して」と言っても「あれはもう私のものだ」などと意味不明なことを言われて一生私の元に返ってくることはありませんでした。。。
だらしない人は、異性関係でもそのだらしなさを発揮します。 そのため、異性関係でのトラブルが尽きず、常に何か揉め事をしています。 例えば、肉体関係があっても「恋人」になってくれなかったり、付き合っていても他の女や男と遊んでいたりします。 浮気や不倫などと問題が起こって、最悪の場合恋人と別れたり離婚してしまうこともあります。 異性関係でだらしない人は、常に異性を傷つけます。 しかし当の本人は反省の色も見せずヘラヘラとしていることが多いため余計周りの人は腹立たしくなってしまうのです。
上記で少し触れましたが、だらしない人はマイペースな性格の持ち主です。 「だらしない」と言えばマイナスなイメージが強くなってしまいますが、「マイペース」と聞けばどうでしょう。 だらしない人(=マイペースな人)はあまり他人のことを気にせず自分の世界で生きています。 なので、「自分は幸せだ」と感じることが多く、実は充実した人生を過ごすことができているのです。 だらしない人は自分自身で「だらしない」と自覚しているわけじゃなく、周りがそう見ているだけという説もあります。 もちろん、だらしなさが原因で周りに迷惑をかけることはありますが、本人がだらしないことに気付いていなく、でも好きなことをやれているのであればそれはそれで幸せですよね。
だらしない人は、仕事でもそのだらしなさを発揮します。 朝よく寝坊をして出社が遅れることが目立つのが、だらしない人の特徴です。 ひどい人はほぼ毎日のように遅刻をします。 だらしない人は、仕事に遅れることが悪いという認識が薄いので、遅刻を治そうとは思いません。 「今日も10分遅れます!」などと謝罪の言葉さえも言わなくなってしまいます。 筆者の前職の先輩もほぼ毎日遅刻しているだらしない人でした。 「電車が遅れているので10分遅れます」の連絡がほぼ毎日あって、「それなら1本早い電車に乗ればいいのに。。。」といつも思っていました。 上司がそれを提案したことがあるそうなのですが、「それだと座れないので嫌です」と返されたそうです。
だらしない人は、出社が遅れるだけでなく、待ち合わせ時間にも必ず遅れてくるタイプの時間にルーズな人が多いです。 基本的に何事においても適当なので、大事な会議に遅刻してくるなど、社会人として本当だったら許されないルーズさがあります。 スケジュール管理をしっかりしようという意識がないのも、時間にルーズだからかもしれません。 時間に遅れることで、どれだけ相手に迷惑をかけるかと相手の立場になって考えることもできないのです。 だから、仕事に対しても「早く終わらせよう」という気持がなく、ダラダラと仕事をしてしまうのでしょう。 自分がダラダラをしている間に、他の人はスパスパと仕事をこなしていっていることに気がついていないのでしょうか。
だらしない人は、住まいが散らかっているのと同じように、デスクの上も常に物で溢れています。 作業ができる場所もないくらい、平面が物で埋まってしまっています。 基本的に、仕事で使う書類が散乱していることが多いです。 きちんとファイリングされておらず、机の上にいくつもの書類の山があります。 適当に放置してしまう癖があるので、「あれ?あの書類どこやったっけな?」としょっちゅう山を掘っています。 また、ランチで出たゴミなどもそのままにする人もいます。 カップラーメンの容器とか、飲み干したペットボトルがそのままにしてあり、ひどい時は悪臭がします。 デスクが汚いと、周りの人にも迷惑がかかるので、せめて公共の場でだけは清潔にしてほしいと思ってしまいますよね。
だらしない人は、そもそも仕事に対して「無関心」だったりします。 とにかく出社して、適当でも仕事をしていればお給料がもらえるならそれでいい・・・という感じ。 いつか結婚して玉の輿に乗る〜♪なんて考えている女性に特に多いです。 仕事にやりがいなんて求めていないので、仕事に熱心に取り組みません。 職場全体の業績なんて気にしないし、もちろん自分自身の仕事に対する評価なども気になりません。 周りの人がどんなに忙しそうにしてても無関心。 企業に務めるということは、組織に所属するということですから、普通であれば少しでも業績アップのために貢献したいという気持が生まれるはずです。 それが全くないのでダラダラを仕事をして「早く定時にならないかな」なんて思いながら過ごしてしまうのでしょう。
だらしない人は、基本的にメモをとりません。 「大切なことはメモしなさい」と教育される人は多いと思いますが、だらしない人はメモを取ることでさえも面倒だと思ってしまうのです。 人間の記憶力には限界がありますので、言われたことのすべてをいつまでも覚えておくことはできないし、「〜をやらなければいけない」と頭で思っても、他のことに取り組んでいるうちに、やるべきことを忘れてしまったりしますよね。 覚えておくべきことは、その場ですぐにメモをとって、
といった行動をとるのが仕事に対して意欲のある人です。 やるべきことを忘れていて、後になってアタフタするという自覚がある人もとにかくメモを取るべきなのです!しかし、仕事ができない人は自分の能力に自身があるのか何なのか、メモをとることなく大切なことを聞き流していることが多いです。
だらしない人は、時間の感覚がルーズで約束を守れないということをご紹介しました。 仕事って納期が決まっているものがありますよね。 しかし、「明日までに仕上げておいて」と頼まれてた仕事が期日までに完了していることはほとんどありません。 だらしない人は基本的に仕事のスピードが遅く、納期が迫ってきていてもそのペースを変えようとしません。 納期に間に合わないとわかっても焦ることなく、「ま、仕方ないか」という気持ちでいます。 悪びれる素振も見せず、「間に合わないので期限延ばしてください〜」とお願いをしたりします。 仕事においても約束を守れないので、仕事を任せてもらえず、雑用ばかりが振られるようになると要注意です。 雑用さえもこなせないようになると、職を失ってしまう可能性もあるので本当に気をつけましょう!
だらしない人は、無駄に忙しそうにしています。大した仕事量もないのに「あ〜忙しい」とバタバタしているのです。 周りに自分より膨大な量の仕事をこなしている人だって沢山いるのに「あ〜忙しい、、、」と常に何かに終われてセカセカしているんです。 「だらしない人」というのは、単純に時間の管理が下手くそなのです。 早めに終わらせておけば良いことを後回しにしてしまった結果、時間がなくなって急がなくてはいけなくなってしまっていたり、他の人が一瞬で終わらせることができることに、時間をかけているから単純に「時間がない!忙しい!」という感覚に陥っているだけなんです。 結果的に、自分のことでいっぱいいっぱいで、周りをフォローする余裕なんてないし、むしろフォローを頼む始末・・・。 基本的に「忙しい」と口にする人ほどだらしない人であることが多いです。
だらしない人は、メールなどやり取りをしている上でのレス(返信)が異様に遅いです。 業務内容に関することを連絡しているのに、レスが遅いとそれだけで無駄な時間を食うことになってしまいますし、返信が来ないということで段取りに大きな支障がでてしまうこともあります。 「連絡に気が付きませんでした〜」なんていうのも仕事に意識が向いていない証拠ですよね。 休日ならまだしも、勤務中はメールチェックや返信も業務の一部ですし、取引をしている相手がいるなら尚更気にかけておくべきです。 そういった仕事に対する意識の低い人は、やっぱりだらしない人に分類されるでしょう。 最低でも1時間に1回はメールをチェックするなどとルールを決める方がよさそうです。
だらしない人は、ミスなどを指摘されても謝ることができないタイプの人が多いです。 「すみません」や「ありがとう」という言葉がなかなか出ず、「そんなことも出来ないのか!」と思われることがあります。 プライドが無駄に高く、そもそも自分のやり方は出しいと思っていて謝る必要がないと思っていたり、「人間誰だってミスくらいするでしょ、仕方ないでしょ」と開き直っていて「悪いこと」だと思っていたりします。 結果的に、そのミスが周りの人にどれだけ迷惑をかけたなんて考えていないのです。 謝れない人や感謝できない人って、自分の非を認められていないので、結局改善されず、同じようなミスを何度も繰り返します。
だらしない人は、言い訳が多いです。 よく言うワードは、
などです。 「謝らない」という部分と少しかぶってしまうのですが、自分のミスや能力の低さを認めたがらない傾向にあります。 周りの人からすると、「何言ってんの?」とあきれてしまいますが、「正論を言っている」と言わんばかりに言い訳をしてきます。 結局それではいつまでたっても成長することができませんよね。
だらしない人で、「自分は仕事ができない」という自覚のないタイプの人は、普段から愚痴が多い傾向があります。
など、何かにつけていつも愚痴をいっています。 愚痴って聞いていて良い気分になるものじゃないですし、周りの人の空気を悪くしますよね。 不満があるのに、裏でグチグチ言っているだけで特に改善しようと努力するわけでもない人達を見ていると、「仕事ができないんだな」と思ってしまいます。
やたらとおしゃべりが大好きな人っていますよね。 暇さえあれば、おしゃべりをしてしまうような人はだらしない人が多いです。 休憩時間ならまだしも、仕事中におしゃべりが多いのは問題です。 おしゃべりをしているということは、仕事に集中していないということですよね。 基本的に、人間は二つのことに同時に集中することができないので、しゃべっていることでケアレスミスをしてしまったり、仕事のペースが落ちてしまうということはよくあることです。 しゃべっていても仕事のクオリティは高いままという器用な人も中にはいるかもしれませんが、圧倒的に仕事中にしゃべっている人のほうが「だらしない人」という印象をもたれやすいと言えるでしょう。
だらしない人に「おしゃべり」な人が多いのと反対に、「コミュニケーションをとるのが苦手」という人もいます。 言葉が足りないことで相手に誤解を招いたり、仕事に支障が出たりします。 個人事業主など、完全にひとりで仕事をしているという状況以外では、どんなにコミュニケーションをとるのが苦手でも、コミュニケーションをとらなければ問題がおきてしまうこともあります。 コミュニケーションをきちんと取っていないと、本来報告しなければいけないことが、報告されていないなど、大きな損失を招いてしまう可能性もあります。 周りの人とうまく連携がとれない人は「だらしない人」が多いです。
上記で、だらしない人は身なりが整っていないとご紹介しました。 職場での服装も整っておらず、「もっと綺麗にして!」と怒られることがしょっちゅうあります。 スーツにゴミがついていたり、シャツがシワシワだったり、髭を剃っていなかったり、髪をセットしていなかったり。 自宅勤務などで誰にも会わなければまだいいとしても、職場で他の人と一緒に仕事をしたり、取引先の人と会う時でさえもだらしないので、周りの人も不愉快に感じてしまいます。 見た目がしっかりしていないとそれだけで信頼を失います。 仕事を任せてくれなくなったり、誰からも話しかけられなくなってしまって、孤立状態になってしまうこともあります。
だらしない人は、職場の物を私物化するという悪い癖があります。 使った物を元の場所に戻さなかったり、借りたものを持ち主に返さなかったりしてどんどん自分の物にしていくのです。 文房具類や、共有して使う書類などを自分のデスクに置いたままにしておくのです。 「あれ?ここにあったガムテープ知らない?」と他の人に聞かれても一瞬知らん顔をします。 しかし後になって自分が使ったことを思い出して「ここにあります〜」と報告するのです。 その際、元の場所に戻さなかったことを謝罪するようなことは一切ありません。 なので、社内で何か大切な物がなくなったりすると、真っ先に犯人扱いにされます。 「きっとあいつがパクったんだ」と周囲から疑いの目を向けられてしまいます。
だらしない人は、こぞってスケジュール管理ができません。 仕事というのは、目の前にあるものからただ闇雲に手をつけていけばいいというわけではありませんよね。
などしっかりと把握して、「3日までに資料を集めておく」とか「5日までには一度提出しておく」というように、きちんと計画的に行わないと効率よく仕事を進めることができません。 スケジュール管理を怠ると、時間ギリギリで慌てた結果ミスをしてしまうということにも繋がってしまいます。 だらしない人というのは、基本的に自分のスケジュールをしっかり管理していないので、どう考えても無理な場面で余計な仕事を引き受けてしまうなど、自分自身で大変な状況を作り出してしまったりします。
だらしない人は、仕事のスピードが遅く、定時内に終わらなくても「残業をすればいい」と思っています。 そもそも時間通りに終わらそうという気がないし、「残業をしなければいけないほど自分の仕事のペースが遅い」という自覚もありません。 むしろ「遅くまで残って仕事をしている自分、偉い!」ぐらいに思っています。 しかし、実際会社側からみると残業代を払わなければいけなかったり、電気代など無駄なコストがかかってしまうのでマイナスな面が多いです。 とくに他の人がやれば勤務時間内に終わることを、終わらせられないのは完全に「だらしないから」と判断されてしまいます。 無駄な残業が多いことで、信頼を失うことも想定されるので、仕事はメリハリをつけて取り組むべきです。
基本的に「言われたことしか出来ない人」というのは、「だらしない人」というレッテルをはられます。 常に受け身状態で、言われたら動きますが、自分から率先して動くことはないのです。 右も左もわからない新入社員ならまだしも、暫く努めていれば、頼まれたことプラスαで何かできることが望ましいです。 仕事をちゃんとする人をいうのは、プラスαどころか、常に先を読んでプラスαのプラスαくらいまでは仕事ができますが、仕事ができない人は、先を読む能力がないのでそれができません。 むしろ先を読もうともしていないし、考えようともしません。 ただ上司など上の人から「〜をしてください」という指示を待っているだけなのです。
だらしない人は、職場では圧倒的に嫌われている存在になります。 自分たちは一生懸命仕事をしているのに、明らかに仕事に対するやる気が感じられなかったり、ミスをして余計な仕事をふやされたり、仕事のペースが遅くて足を引っ張られていてはイライラしてしまって当然ですよね。 新入社員なら優しく指導する気になっても、いつまで経っても永遠にそのような状態が続いていると呆れてしまいます。 「もうこんなだらしない人なんていらないよ!」と思われて、できれば「辞めてくれないかな」なんて思われて、徐々に周りの人から無視されていってしまうのです。 忙しい職場だと、特に仕事に対するストレスも溜まっているので、そういったイライラのはけ口にされやすいのが「だらしない人」です。
だらしない人は、大きな企業内とかだと、部署内など異動が多いです。 同僚など、周りの人から「あの人がいると仕事に支障がでる・・・」といったクレームが多いのでどんどん飛ばされてしまうのです。 よく「適材適所」のために人を動かすことはありますが、だらしない人に限ってはそうではありません。 「営業部では散々面倒を見たから次は○○部でお願いします」とたらい回しにさせられるのです。 しかし、当の本人は自分のだらしなさが原因で異動させられていることに気付かないので、だらしない自分を変えようとも思いません。 異動ばかりだと常に新しい仕事内容になりますが、だらしない人は新しい仕事を覚えるのさえも「面倒」と感じます。 そのため、異動後の部署でも初日からだらしなさを発揮してしまうのです。
だらしない人は、職場の飲み会なのでもお酒のコントロールができません。 まるでプライベートで飲んでいるかのような酒量で、上司や取引先の前で普通にベロベロになります。 仕事関係の飲み会では、お酒の量を控える人がほとんどなのではないでしょうか。 酔っ払うことで失言をしたり、相手に迷惑をかけることで信頼を失ってしまうので、理性が保てる程度のお酒の量にするはずです。 だらしない人は、「会社のお金でお酒が飲める、ラッキ〜!」程度にしか思っていないので、容赦なくお酒を飲みます。 介助がないと動けないほど酔っ払ってしまうと「本当にだらしない人だな」と呆れられてしまうのです。
自分のことしか考えていない「自己中心的」な性格が原因でだらしなくなってしまいます。 「自分が良ければそれでいい」という考えが強く、周りにいろいろ言われてもその意見を変えようとはしません。 お風呂に入らず悪臭がするような人でも「自分は臭いとは思っていないから別にいい」というような考えです。 周りの人が嫌な思いをするななどを考えることは決してしません。 物事に取り組む時はいつも自分を軸に判断しています。 そういう自己中な考えから、人はどんどんだらしなくなってしまうのです。
上記で、だらしない人は自己中心的だとご紹介しました。 自分の気持ちを優先することに必死で、他人の気持ちを考えることができないのも原因として挙げられます。 相手がどんな気持ちになるだろうとか、人間関係にどう影響するだろうなどは全く考えないのです。 そのため、いつも自分中心で物事を考えてしまい、相手に迷惑がかかるようなことも平気でしてしまうのです。 だらしない人は思いやりに欠けるという見方もできます。 人が嫌な気持ちになるようなことを悪びれる素振もなくやってしまうので「思いやりがない人」と言われてしまいます。
だらしない人は自己中心的な人が多いと上記でご紹介しました。 少し違う角度で見ると、自分に甘く自制心がない人ということも特徴です。 世の中のことは悲観的に捉えることが多いですが、自分のこととなると急に楽観主義になります。 自分の欲求をコントロールすることができず、寝たいだけ寝て、食べたいだけ食べます。 だからこそ寝坊をしたり、不健康な体になってしまって、だらしないと思われてしまうのです。 人には「ラーメンばかり食べてたら太るよ!」と注意するくせに、自分は毎日ランチでラーメンを食べるような人です。 「私(オレ)は食べたいから食べているだけ。」とか「オレは太ってもいいから食べるんだ」などと支離滅裂なことを言います。
だらしない人は、物事はなるようになるという軽い気持ちでいることが多いです。 失敗してもくじけず、「まあ、こういうこともある」と深刻に受けとめることはありません。 この「どうにかなるさ精神」は決して悪いことではありません。 気持ちの切り替えが早かったり、結果をしっかり受け止められるという点では良いことです。 しかし、何の努力もせずに「まあ、どうにかなるっしょ!」という態度はあまり好ましくないですね。 やれるだけの努力は最低限してほしいと感じてしまいます。
人がだらしなくなってしまう原因は、何事も「面倒くさい」と思ってしまうからです。 体や頭を使うことがだるく、出来れば何もしたくないと思っている人ほどだらしなくなります。 人間は楽な道を選ぶ傾向がありますから、誰にだって「面倒くさい」と感じることはあります。 しかし、だらしない人は「面倒くさい」と思う瞬間が圧倒的に多いのです。 例えば、お風呂に入るのが面倒、ミーティングで意見を言うのが面倒、2階に服を取りに行くのが面倒、など。 もっとひどくなると、ご飯を噛むのが面倒、歯磨きが面倒、水分を飲むのが面倒とどんなに小さいことに対しても「面倒くさい」と思ってしまうのです。
だらしない人は、何でも後回しにしてしまう傾向があります。 やらなくてはいけないことがあっても、心の中で「後でやるからいっか!」と言って一時的に面倒なことを避けるのです。 やらなくてはいけないことには変わりがないので、結局「いつやるか」だけの話なのですが、ぜーんぶ後回しに。 結局後から自分が苦しい思いをするだけだとわかっていても、どうしてもその瞬間ではやりたくないのです。 だらしない人は物事の計画が苦手という特徴がありますが、未来予測ができなかったり、先読みができないので、何も考えずにとりあえず後回しにしてしまうのです。
だらしない人は、物事を簡単に諦めるクセがついてしまっています。 それは、何でも「面倒くさい」と思ってしまっているからです。 お得意の
といったマイナス思考を発動させて、壁にぶつかるとすぐに諦めてしまいます。 すぐに諦めてしまうのですから、成功することが少ないのも当たり前のことですし、結果を残せないので「だらしない人なんだ」と思われるのも当然のことです。
だらしない人は、「より良くしていこう」という向上心がありません。 向上心がないから、だらしない自分に気がつくこともなく、また改善しようとも思わないのでしょう。 向上心がある人であれば、「○○さんのように仕事ができるようになりたい」「○○さんに認めてもらえるように頑張りたい」など、意欲的に向上心をもって仕事に取り組みます。 しかし、だらしない人はこの向上心がないので、いつまでも仕事ができないままなのです。 もしミスがあっても、
ということを考えることができないのです。 つまり、仕事について、一切反省をしません。 だから、同じミスをいつまでも繰り返してしまうし、より良くしようという意欲がないのでいつまでも「だらしない人」のままなのです。
だらしない人の中には、メンタルが弱く立ち直りが遅いという人も多いです。 何か一度ミスをしてしまって、多大な迷惑をかけてしまったことトラウマになってしまっていて仕事に対してやる気がなくなってしまっているのです。 これも、向上心がないということに繋がるのですが、気持を切り替えることができないために、下向きな姿勢がさらにミスを呼んでしまったり、ミスを恐れるあまり慎重になりすぎてペースがかなり遅くなってしまったりと、悪影響を及ぼしていることがあります。 筆者の前職の先輩もこのタイプの人間でした。 小さいミスをずっと引きずっていて、「あ〜仕事やりたくない〜」と嘆いてばかりでした。 立ち直りが遅すぎるとそれだけで「だらしない」と思われるのです。
例えば、だらしない人が、上司などに仕事ができないことやだらしなさを指摘されたとします。 それでも、だらしない人は「本当はやろうと思えばもっとできるのに、わかってもらえてない」などと不満に思います。 指摘されている自分がすべてなのに、「今回はたまたまできなかっただけなのに」なんて思っているのです。 これでは反省になりませんし、一向に改善されません。 口では「しっかり頑張ります!」と言うのですが、それを行動で示しすことはほぼありません。 結局同じようなことで注意をされ続け、一向に改善が見られないのです。
だらしない人の中には、仕事などに対してのやる気はあるのに、何をどうすればいいのかわからずに空回りをしてしまっているというパターンもあります。 こういったタイプは、向上心はあるし、他の人より自分がだらしないという自覚もあります。 でも、何をどう改善すればいいかわかっていないのです。 自分の中で、「こうすればいいんだ!」と試してみても、なんだか結局失敗ばかりしてしまうし、周りからの評価もが低いをいうことも自覚しているので、本当は精神的に辛い思いをしているこも多いです。 上手く周りの人に相談できないなど、コミュニケーションをとるのが苦手なタイプに多いです。
これは、本人が原因というよりも、その人が育った環境が原因ということです。 基本的に、甘やかされて育った人ほど、大人になるとだらしなくなってしまうことが多いです。 例えば、親が全部世話をしてくれていたり、兄弟が自分の代わりにいろいろやってくれたり。 自分が動かなくてもいい環境で育った人は、だらしない人間になってしまいます。 もちろん、育った環境が原因でも、だらしなさを克服することはできます。 しかし、恵まれた環境で育ったということが根本的な原因であることは多いです。
中には病気で「だらしない」という状態にあるという人もいます。 例えば考えられる病気としては、
などがあります。 だらしないことを何度も指摘されるが、自分ではその自覚がない状態が長く続くようであれば、医者に相談することをおすすめします。
だらしないと、仕事でもプライベートでも人からの信頼を失ってしまうことが最大のデメリットです。 内面的、外面的なだらしなさに気付いた人は、「この人は信じられない」「ちょっと距離を取ろう」と言って関わるのをやめます。 あまりにも見た目が汚かったり、体調管理ができていないと、自己管理ができていない人というレッテルを貼られ、信頼されなくなってしまいます。 「だらしない人とは友達になりたくない、関わりたくない」と人間関係が悪化することも。 信頼を失うと、仕事もプライベートも充実しなくなります。 孤立してしまって、自分一人で生きていくようになってしまうかもしれません。
だらしないことのデメリットの2つめは、周囲の人を嫌な気持ちにさせてしまうということです。 だらしなさが原因で周りの人に迷惑をかけ、不愉快に感じることが多々あります。 だらしない本人は嫌な気持ちになることなんてないのですが、周りの人は嫌でもその人のだらしなさに気付いてしまいます。 ダラダラしている人がいたり、見え目がだらしない人がいたら「何か嫌だな。。。」と距離を取ってしまうのです。 「自分は嫌な気持ちにならないから別にいいじゃん!」と思うのがだらしない人の心理なのです。 自分がよければそれでいい、ということは一切なく、集団生活をしていく中で、周りの人に迷惑がかからないように生きることはとても大切なのです。
だらしないことが原因で、人生の中で良い機会を失うこともデメリットの一つです。 例えば、仕事で成長したり、昇給、昇格する機会を失ってしまいます。 やる気がないのでもちろん、出世や昇進の可能性は低いです。 自分自身も何とな〜くで仕事をしてしまっているので、周りの人からももちろん評価されません。 そもそも「出世したい・昇進したい」という欲が皆無なのです。 さらに、自己中心的で職場の人との人間関係もスムーズにいかず、職場に行くことすらストレスだと感じてしまうことも少くありません。 また、プライベートでもだらしないことが原因で恋人や配偶者と別れてしまったり、いい感じの人と付き合えなかったりしてチャンスを失ってしまいます。
だらしない人は、だらしない自分を好きになれず、「どうして自分は何もできないんだ・・・」と自分を責めてしまうことも少くありません。 自己嫌悪に陥っている時間は、とても苦しいものです。 ときには、イライラしたり、虚しい・悲しいといった感情をぶつけてしまうことも・・・。 そして、そんな自分に嫌気がさして自己嫌悪・・・という負のループに陥ってしまいます。 「だらしない自分から卒業したい!」と事あるごとに思うのですが、なかなか改善することができないのです。 それは、改善の方法が間違っていることがほとんどです。 だらしない自分を変えたい人に、おすすめの改善方法を下記にてご紹介しています。
上記でご紹介したように、だらしない人は向上心がなく、自分のだらしなさにも気付いていないことが多いです。 そのため、何度も同じミスを繰り返してしまい、成長した姿を見せることはありません。 普通なら、仕事などでミスをしてしまった場合、「同じミスをしないように気をつけよう!」と気持ちを引き締めますが、だらしない人はミスをしても「仕方ないよね〜」と軽く受け流してしまいます。 反省することも改善しようとすることもしないので、またすぐに同じようなミスを犯してしまうのです。 同じ過ちを繰り返してしまうデメリットとしては、時間、労力、お金の無駄遣いです。 また、同じミスを指摘する羽目になる周りの人の時間、労力、お金なども奪ってしまうことになります。
だらしない人は、後先を考えずに自分の「欲」でお金を使ってしまいます。 思慮が浅いので、もちろん貯金がないとどうなるか、お金がなくなった後のことまで考えられていないのです。 さらにできれば「働きたくない」なんて思っているわけですから、お金は次第に底をついてしまいます。 「お金」は使うのは簡単ですが、「稼ぐ」のが大変なのです。 なので「両親からお金を貰えばいいや〜」など「自ら稼ぐ」という意欲なしだと大変なことになってしまうのです。 また、部屋が散らかっていることから、すぐに探し物が見つからないと諦めて買ってしまいます。 でもよく探してみると出てきたりして、結局お金の無駄遣いになってしまうのです。
少し上記で触れましたが、だらしない人は時間の使い方に無駄があります。 意識をすればもっと効率よく時間を使うことができるはずなのに、だらしないことが原因で、なくしものをしたときの探す時間や、新しいものを用意するときの手間など余計なことに時間を使ってしまうことになります。 さらに仕事をする上でも無駄なことに時間をとられてしまい効率よくすすめることができず、 「あれもやっていないのに、これもやらなければいけない!」というような焦りが集中力を欠き、重大なミスに繋がったりもします。 余計なことに時間を使ってしまっているので、本来時間をかけるべきことに時間を割くことができず、常に忙しく過ごしてします。 100%の力を出し切れていないので、仕事で評価されることも少ないでしょう。
自堕落な生活を送り、自分の健康管理や体型管理を怠たりだらしない生活をしていると、体のあちこちに痛いところやダメなところがでてきてしまいます。
といったように、何らかの影響が必ず出てしまいます。 そうなると、通院代や薬代など余計な時間やお金を使うことになってしまいます。 体調が悪いと、最大のパフォーマンスで仕事をすることも勉強に精を出すこともできなくなります。 気持ちにまで影響してしまい、どんどんマイナス思考になっていってしまいます。
だらしない人は結婚生活に不向きな人が多いです。 まず、「だらしない」と周りから思われてしまっている時点で、「結婚したい」と思ってもらえるような相手に出会うことが難しいです。 「好きなタイプはだらしない人」という人は中々いないですよね・・・・。 見た目が良くても一緒に過ごすうちに、どんどんだらしない本性を見せてしまって振られてしまうなど、結婚へのハードルは高くなってしまうでしょう。 結婚するということは、他人との共同生活が始まるということになります。 結婚相手ではありますが相手に気を遣うことはもちろん必要です。しかし、だらしない人は気を遣うことなくダラダラと生活してしまい、相手に嫌な思いをさせてしまうことがあります。
インターネットで「だらしない」と検索しているということは、ある程度自分のだらしなさを自覚しているということではないでしょうか。 自分のことを「だらしない」と感じるのであれば、「今」の自分の現状とまずはしっかりと向き合いましょう。 こんなことができていない・・・と落ち込むのではなく、「こういうふうに出来るようになりたい!」と前向きな気持ちで考えましょう。 自分の現状と目を背けていたり「まあ、これでいいか」と開き直ってしまっていては何も変わることができません! しっかりと自分の状況を向き合った上で、ダメ人間から徐々に脱出していきましょう。
だらしない人は、基本的に「自己中心的」で「自分さえよければそれでいい」という考えが根にあります。 そこで、「人の役にたてること」を考える癖をつけてみましょう。 そうすることで、次第に相手の表情や気持ちを汲み取ることができてくるはずです。 自分の発言や行動に、不愉快な思いをしている人がいないか気にする癖も次第についてくるでしょう。 相手を思いやる気持ちを身につけられたら大きな成長になります。
人には、「誰かに認められたい」という承認欲求があります。 つまり人は、頑張ったり何かを達成したときに「すごいね!」と褒められたりすることが「頑張る原動力」になるということです。 例えば、
というように、思い浮かべてみましょう。 人は「自分のため」とだけ思っていると、怠け心が芽生えがちですが「○○さんのために!」と考えた途端に頑張れたりするものです。
だらしない人は、何でも後回しにしてしまう悪いクセがあることをご紹介しました。 しかし、それでは何も変えられないので、やるべきことは今すぐにやりましょう! 「あ!これやらなきゃ!」と思ったと同時に行動に移すのです。 例えば、「あ、花に水あげなきゃ!」と思った時はすぐに庭に出ましょう。 「あ、取引先に確認のメールしなきゃ!」と思ったらすぐにメールを作成しましょう。 どうしてもすぐにできないことであれば、メモに残し忘れないようにしましょう。 頭の中だけで「後でやるから大丈夫」と思っていても忘れることはたくさんありますからね。
というように、生活していく上で基本的なことができていない「だらしない人」は、まず「ルーティーン」を決めてみましょう。 「ルーティン」とは、「決まって手順・日課」という意味の言葉です。 簡単に言うと、朝7時に起きて、7時半に朝食を食べて、8時に洗顔や歯磨きをする〜・・・というような毎回決まって行う作業を指します。 行動をルーティン化することで、歯磨きや洗顔をしたり、洗濯をするといった基本的なことを習慣づけることができます。 「習慣」とは、「自分でも意識しなくてもやることができること」で、つまり「めんどくさいと感じるよりも先に体勝手に動くようになるということです。
だらしない人はいきあたりばったりで物事をこなすことが多いです。 常に悪い結果になるというわけではないのですが、かなりの確立で失敗したり後悔することが多いです。 そのため、行動を開始する前に、行動計画を立てることがとても大切です。 いつやるのか、いつまでにやる必要があるのか、どのようにやるのか、など入念な計画をすることで、無駄を防ぐことができます。 計画がしっかりしていれば、あとはその計画に沿って行動するだけなので気持ちが揺らぐことも少ないです。 ここで重要なのが、計画の立て方です。 なるべく具体的に、そして現実的に計画を立てることが大切で、漠然としていたり、かなり無理のある計画では、物事が上手くいかないばかりか、気持ちが落ち込みまただらしない自分に戻ってしまいます。
頭の中で考えるだけでなく、紙にTO DOリストを書き出すことで、だらしない自分から卒業することができます。 やるべきことをしっかり自覚することで、仕事のペースを上げ集中力を高めることができるはずです。 今日やるべきことは何なのか、逆に今日やるべきではないもの(緊急度が高くないもの)は何なのかまでしっかり考えます。 そしてTO DOリストに上がっているタスクをいつどこでやるかまで事前に決めましょう。 ポイントは、作業の内容を細かく分けることです。 例えば、漠然と「資料作成」とタスクを立てるのではなく、「ブレインストーミング」「ドラフト作成」「内容チェック」「上司に確認してもらう」「印刷」「ホチキス止め」などに分けます。 そうすることで、小さな目標をいくつも達成することになり、その達成感が仕事へのモチベーションや集中力に良い影響を与えます。
だらしない人は面倒なことを嫌う傾向がありますが、あえてその面倒なことから始めるという方法があります。 面倒なことさえ先に終わってしまえば、後の作業はかなりスムーズにいくはずです。 例えば、書類作成が面倒だなと感じている場合は、真っ先に書類作成に取り組みましょう。 嫌なことが先に終われば、気持ちも楽になりますよね。 また、人は午前中の方が高い集中力を発揮することができると言われているので、面倒なことを先にやることはとても理にかなっています。 面倒なことを、集中力がない午後に取り組むとかなり非効率になってしまいますからね。
どんなに小さな目標でもOKなので、人生の中でやりたいことを見つけてみましょう。 意外とやりたいことや生きがいがなく過ごしている人って多いんですよね。 かっこよくある必要はないので、あなたの人生で何をしたいかをゆっくり考える時間を設けましょう。 人生で達成したい目標は何か、今の仕事で残したい成功は何か、何をやっているのが一番楽しいかなどを考えて紙に書き出してみましょう。 生きがいがはっきりしていれば、仕事などを頑張ろうと思えるはずです。 これまでにやってきたことも合わせてリストアップしてみて、やりたいこととの関係性を見つけるのも面白いですよ。 自分でははっきりわかっていなかっただけで、ずっと何かを追い求めて生きてきていたかもしれませんから。
「人間」には「できない」と思うことがあって当然です。 大切なのは「できない」と思ったことを「できない」で終わらせてしまわないことです。 必ず克服しなければいけないわけではありません。 できない・苦手だと感じているなりに、できるように努力をするその姿勢が自分自身を成長させるために非常に大切なことなのです。 それに、「できません」と一言言われるよりも「最善を尽くした結果なんだな」と思ってもらえる方がよほど印象がいいですよね。
ここまでで何度かご紹介していますが、だらしない人は身の回りの整理整頓が苦手という特徴があります。 なので、だらしない自分を克服したいのなら、日頃から整理整頓をする習慣を身につけるといいです。 例えば、
などと毎日やる習慣や数ヶ月に1回行う習慣などを決めて実行しましょう。 日頃から意識していれば、部屋が散らかることもデスクの上が汚くなることもありません。
だらしない人の部屋が汚くなってしまうのは、物を定位置に戻さないからです。 また、そもそも定位置が決まっていないような物もあるでしょう。 そのため、だらしない自分を克服するためには、物の定位置を決めて、使ったら必ずその場所に戻すことを意識しましょう。 「書類は一番上の引き出し」「下着は左上のスペース」などと一つひとつの所有物に居場所を設けてあげましょう。 物の定位置が覚えられない場合は、シールを貼っておくといいですよ。 片付ける習慣が身につき、部屋が物で散乱することがなくなります。 なくしものもしなくなりますし、「ミニマリスト」になるきっかけにもなるかもしれません。
「人は見た目が9割」という言葉を聞いたことはありますか? 人は外見でその人のだらしなさ度を判断することが多いです。 自分の身だしなみのチェックを定期的に行いましょう。 簡単なチェック項目は下記の通りです。 <髪>
<顔>
<服装>
<その他>
だらしない自分を改善したい場合、人に見られる環境に身を置くという手段もあります。 あえて他人がいる場所に身を置くことで、「ちゃんとしなきゃ」という気持ちが芽生えるはずです。 仕事は自分のデスクではなく共用スペースでやってみるとか、週末は人と会う予定を入れてみるなどです。 「人に見られる」ということで気持ちが引き締まり外面的にも内面的にもしゃきっとしようと思うのです。 一人でいるからこそ身なりはどうでもいいと思ってしまいますし、ダラダラと過ごしても問題ないと思ってしまうのです。 一人になる時間も必要ですが、だらしない自分を克服したい場合は、人と過ごす時間をより増やしてみましょう。
「ルーティン」を決めて、やることが習慣づいてきたら、決めたルーティンの時間通りにすすめることができるように「時間」を意識しましょう。 はじめは、行動を習慣づけて生活リズムや生活スタイルを整えることを意識して、それができるようになってきたら、「時間」を守ります。 そうすることで「無駄にだらっと過ごす時間」を減らすことができるはずです。 寝る時間もきっちり守ることで夜ふかしをふせぎ、早く寝ることができます。
自分の生活を整えることができたら「友達との約束の時間」や「書類の提出機嫌」など「約束」を必ず守るように意識しましょう。 かならず忘れないように、大事なことはきっちりとメモをしておきます。 どんなに親しい友人であっても待ち合わせ時間は必ず守るべきです! 「相手を待たせる」ということは、「相手の時間を無駄にしてしまう」ということです。 大切な友人だと感じているのであれば、余計に待たせるようなことをしてはいけませんよね。 相手の時間を大切にできないのは、相手のことを大切に思っていない証拠です。 「だらしない人」が「約束」を守れるようになるのはだいぶ進歩だと思います。
だらしないは、報連相(報告・連絡・相談)ができずに、結果的に大きなミスをして周りに多大なる迷惑をかけてしまうパターンが多いです。 とにかくちょっとでもわからないことは、すぐに上司や周りの人に確認をとるべきです。 申し訳なくて聞けないという気持の人もいるかもしれませんが、聞かずにミスをしたり仕事が遅くなったりするほうが、迷惑をかける申し訳のない事態です。 「仕事のペースが遅い」という自覚があるなら、「〜まで終わっています」など、進捗状況を伝えるようにすると、周りの人も「まだ終わらないのかな?」と不安になることがないですし、その時点でミスがあれば指摘してもらえるので、望ましいでしょう。 特に、期限内に終わらなそうな状況である場合などは、「〜まで終わっていますが、3日までには申し訳ないですが終わりそうにないです」など先に伝えておくべきです。
だらしない自分を卒業したい時、何か新しいことを始めてみるのはどうでしょう。 人生が楽しいと思えるかもしれません。何か新しい趣味を始めてみることもおすすめです。 趣味は何も立派なことである必要はありません。 コーヒーが好きなら美味しいコーヒーを見つけるだけでも素敵な趣味です。 自分が好きだなと思うことをとりあえずやってみましょう。 趣味を通していろんな人と交流できることもあなたの人生を明るくする秘訣です。 共通の話題で盛り上がって、良い人間関係を築くことができるでしょう。
「だらしない人」は、スマホやパソコンでネットサーフィンをし、永遠にダラダラする時間を過ごしてしまったりします。 ネットの世界って本当にどんどん自分の興味あるものや、気になるものが出てくるのでついつい時間を無駄にしてしまうのです。 特に夜、寝る前は液晶から出ている「ブルーライト」睡眠を妨害し、睡眠の質を悪くしてしまいます。 さらに、余計な情報までとりいれすぎて、結局有益な情報を逃してしまったりします。 きっりと時間を決めて、スマホやパソコンを見ている時間を有効なものにしましょう。
筋トレなど、こまめな運動を生活の中に取り入れて運動不足を解消するのも「だらしない人脱出」に繋がるでしょう。 ジョギングをしたり、少し汗をかくていどの運動を続けることは健康のためだけではなく、「忍耐力」にも繋がります。 さらに、運動をすることで集中力の強化に繋がりますし、筋トレや運動で痩せることができたり体型を変えることができれば自分に自信をもつこともできるでしょう。 「だらしない人」を脱出したいのであれば、少しずつ運動することを習慣づけましょう!
本を読み、色々な人の意見や考えを自分の中にいれることで「だらしない人から脱出」するきっかけを掴むことができるかもしれません。 前向きな本を読むことで前向きな気持ちになることが大切です! 例えば、自己啓発本や、名言集などが良いでしょう。 挫けそうになったときも、お気に入りの本を読んで前向きな気持ちになることでモチベーションをアップさせることができるでしょう!
だらしない自分を変えたいとき、己に厳しくすることも効果的です。 「○○ができなかったら罰金100円」などと罰ゲーム制度を導入することで、さらに気持ちが引き締まります。 例えば、「週末に洗濯機を回さなかったら腕立て100回」とか「借りパクしたら借りた人にお菓子を奢る」などの罰を自分に与えるのです。 そうすれば、ちゃんと決めたことを実行して、だらしない生活から脱出することができます。 自分で決めた罰ゲームは守らないと意味がないですからね。 「やっぱりいいや〜」なんて軽い気持ちでいたらいつまでたってもだらしない人から卒業することはできません。
だらしない自分を改善したいのであれば、必要以上に周りの人を頼らないことです。 「自分一人で生きていく」くらいの気持ちで生活をすることで自立心が芽生えます。 仕事でサポートが必要になっても、最低限のことは自分でやってみましょう。 ちょっと頭を使えばできることが多いので、人の力を借りる前に自分自身の力を発揮させましょう。 また、お金や物を安易な気持ちで借りないことも大切です。 「困ったら誰かが助けてくれる」と周りを頼りにしすぎていては、一向に成長することができません。
上と矛盾しているように見えますが、「だらしない人」から卒業したい時に周りの助けを借りることも重要です。 ここでの「助けを借りる」の意味は、だらしない自分を卒業したいという旨を事前に周囲に知らせておくことで、自然と周りの人が助けてくれる環境が作れるという意味です。 だらけていたら「しっかりしな!」とかつをいれてくれたり、机が汚かったら「片付けて帰りなよ!」と指摘してくれるようになります。 周りの助けを借りながら徐々にだらしない自分を改善することができるはずです。 だらしない自分を克服できた暁には、助けてくれた人にしっかりお礼をしましょう。 感謝の気持ちを伝えることは何よりも大切です。
「だらしない自分」を克服したいと思っていても、高々と目標を掲げて「ああなりたい」「こいうしたい」と言っていて現実を変えることはできません。 まずは、目の前のやるべきことに全力を尽くすこと! 目の前のやるべきことすら適当にしたり「めんどくさい」と思いながらダラダラしているようでは、「だらしない自分」を克服することは不可能に近いと言えるでしょう。 まずは、とにかく目の前のことに全力を出してやるべきことをこなしていくべきなのです。 そうして小さな成功体験を増やしていくことが、自信につながり、さらに意欲的に「やってみよう」という挑戦する気持ちに繋がったりします。
何でもテキパキとこなす人と自分比べて「なんてだらしないんだ。。。」と落ち込む必要はありません。 他人と比べても意味がないのです。 比べるなら過去の自分と!!!! 過去の自分より成長できていたならそれでOKです(^o^) じわじわと「だらしない人」を克服できています安心しましょう。
だらしない人は、時間やお金、人間関係などに関してとてもルーズではありますが、ストレスを抱えることは少ないです。 それは、自分がやりたいように生きているからであって、相手に合わせるようなことをしないからです。 自分が起きたい時間に起きるし、使いたいようにお金は使うし、付き合いたい人とだけ付き合うのです。 「自己中心的」という見方もできますが、「やりたいことがやれている」と見れば、だらしないことは悪いことばかりではないような気がしてきます。 だらしないことで、周りの人がストレスを抱えることはあっても、当の本人はストレスフリーです。 「嫌に思っているのはあなたが勝手にそう思っているだけでしょ」とかなり開き直っているのです。
上述の通り、だらしない人はストレスフリーで生活をしています。 ある意味自分がやりたいように生活をしているので、幸福度が高いというメリットがあります。 自由に生きているので、「私は自由だ!」と感じることが多いです。 社会のルールに縛られず、好きなように生きているから幸せに感じることが多いのです。 「周りはどうであれ自分が幸せだからそれでいい」というのがだらしない人の考え方です。 確かに、自分の人生なので、人の気持ちは関係ないように思えてきてしまいます。
上述の通り、だらしない人は心理的に「なるようになる」と思っていることが多いです。 そして実際に、だらしない人の人生ってなんだかんだうまくいっているのです。 「思考は現実化する」という本がありますが、本当にそうなのです。 思っていることは全て現実社会で起きるので、「なんとかなる」と思っていれば、人生ってなんとかなるのです。 だらしない自分が嫌になったりすることもありますが、それでもなんとか人生はうまくいっているので、なかなかだらしない自分を卒業することができないのです。 なんなら、だらしなさを改善してしまったら、自分上手くいかないのではないかと不安に思う人もいるでしょう。
上記でご紹介したように、だらしない人の人生はなんだかんだうまくいきます。 そして、不思議ではありますが、生きていく中で人に恵まれることが多いのもだらしない人の特徴です。 「私がなんとかしてあげなくては!」と世話好きの人が自然と集まってくるのです。 そうすると、仕事を手伝ってくれたり、身なりを整えてくれたりするので、だらしないままでもちゃんと生きることができます。 なので、だらしないことを改善しようとは思わないのです。 むしろ、改善したら人が何もやってくれなくなるので、「そのままでいよう」と思う人が多いです。
だらしない人は、自己中心的な人が多いと上記でご紹介しましたね。 自分のことばかりを見ているので、一見デメリットだけかと思われがちですが、裏を返すと人に関心がないので、他人の言動によってイライラすることがありません。 イライラして自立神経が乱れることなく、穏やかに過ごしています。 人に多くを求めることもないですし、嫌味や注意を言うことも滅多にありません。 なので、だらしない人は初対面の人などに「優しい人」と思われることが多いでしょう。 興味関心がないので、別になんとも思っていないだけなのですが、それがよしとされる時もあるのです。
周りにだらしない人がいても、「気にしない」ことが一番です。 イライラしたり、何か注意したい気持ちは十分理解できますが、そういう感情すらマイナスです。 「もっとちゃんとしてほしい」と思っても、改善されることはほとんどありません。 期待するだけ無駄ですし、そこにあなたの時間や体力を使うなんてもったいなさすぎます。 家族でも恋人でも、職場の人でも他人であることには変わりありません。 本人が自覚しないと意味がないので、気にせず自分のことだけに集中しましょう。
だらしない人を見ると、ついカッとなることがありますが、その感情をそのままぶつけるのはいけません。 まずは深呼吸をして、あなたが冷静になる必要があります。 深呼吸をしているうちに、イライラした感情が収まるかもしれません。 言葉が攻撃的にならず、ちゃんとした言葉遣いで相手に伝えられるようになります。 イライラした感情はあなたによってもよくないので、深呼吸するクセをつけておきましょう。 大きく息を吸って、体の中にあるイライラした感情を全て外に出すかのように息を吐き出します。
だらしない人がいて、その人に改善してほしいことがある場合、その旨を正直に伝えるという対処法もあります。 特に、仕事に関することであれば、会社のためにも本人に自覚してもらう必要はありますね。 相手に伝える時は、なるべく具体的に、そして個人的に伝えましょう。 ざっくりと「あなたの○○な所がだらしない」と伝えてしまうと、ただの文句になってしまいます。 また、アドバイスをする時は一緒に解決策を考えてあげることも忘れないようにしましょう。 あなたが真剣に相手のことを思っているということを伝えれば、だらしない人も改心してくれるかもしれません。 時間はかかるかもしれませんが、伝えないことには何も始まらないので、まずは行動しましょう。
だらしない人にイライラしていまうということは、自分はしっかりしているということになります。 だらしない人が反面教師になっているので、そういう時は、ちゃんとしている自分を褒めてあげましょう。 例えば、「髪のセットが乱れていてだらしない」とイライラする人って、ほとんどの人が自分の髪はしっかりセットしていることが多いです。 また、「仕事の期限くらいはちゃんと守ってほしい」と感じる人は、仕事を真面目に取り組んでいる証拠です。 だらしない人を見てイライラするのではなくて、「それだけ自分がしっかりしているんだ」と誇りを感じてください。 そうすると周りの人のことなんて気にならなくなって、自分のことだけに集中することができますよ。
上記で、だらしない人の言動で困っている場合はその旨を伝えるという対処法をご紹介しましたね。 だらしない人に対処する時、ルールを決めておくといいでしょう。 例えば、一緒にルールを決めておくといいです。 「使った物は元の場所に必ず戻す」とか、「毎日仕事が終わったら机を片付ける」などとお互いに共通認識をしていれば改善に繋がることが多いでしょう。 もしくは、だらしない人にイライラした時の自分なりのルールを決めておくというのもありです。 例えば、「イライラしたら3秒目を瞑る」とか、「だらしない人に暴言を吐いてしまったら100円罰金」などです。 そうすることでだらしない人のことを考えることさえもなくなってしまうのでしょう。
だらしない人の言動が一向に改善されない場合、ご褒美制度を設けてみませんか? ご褒美制度とは、「1週間毎日机を片付けたらランチ1回奢る」など、何かの目標を達成したらご褒美を与えるというものです。 子供じみていると思う人もいるかもしれませんが、このご褒美制度は大人でも結構効果があるんです。 例えば、「毎日髭を剃ってきたらコーヒーを奢る」とか、「仕事の期限を3回連続守れたら大きなプロジェクトを任せる」などのようなご褒美です。 ポイントは、与えずぎないし与えなさすぎないことです。ちょっと絶妙なので難しいかもしれませんが、本人のモチベーションを常に高くキープできるような目標を設定して、達成に向けて一緒に頑張ることがとても大切です。
だらしない人と上手く付き合っていくためには、確認作業をこれでもかというくらいにすることです。 「このくらい確認しなくても大丈夫だろう」という考えでは甘く、だらしない人は何をしでかすかわかりません。 本人がしっかり内容を理解しているか、仕事の進捗状況はどうかなどを頻繁に確認しましょう。 確認作業を通して新たに気付くようなこともあるはずです。 「何かあったら声かけてね」ではなく、自分からだらしない人に声をかけましょう。 なぜなら、だらしない人にとって他人に声をかけることさえも面倒なことだからです。
だらしない人は、察する能力がないし考えようとする力もないので、「これくらい言わなくてもわかるだろう」は全く通じません。 そのため、基本的に指示は懇切丁寧に説明をしてあげましょう。 「電車に乗るには切符を買わないと乗れません」くらい丁寧に言ってあげます。 理解されていないまま、下手くそなタイムスケジューリングで仕事を進められて余計な時間を使わなければいけなくなってしまうなら、「○○を終わらせてから、○○に取り掛かってみてください」というように、最初から説明してしまいましょう! そうすることで、全体的に仕事のスピードはあがるはずです。
だらしない人に、ちょっと小言や嫌味を言ったくらいでは恐らく改善されることはありません。 そのため、ただ文句を言うのではなく、どうすればちゃんとすることができるのか、解決策を考えてあげると親切です。 「だらしない」ということに気がついていない場合は、何を言われても響いていませんし、「だらしない」という自覚がある人にとっては痛いほど突き刺さってしまって「もう職場に行きたくない・・・」と思うほど追い詰めてしまうかもしれません。 どっちのタイプにしろ「どうすればいいのか」というところをわかっていないので、一緒に改善策を考えてあげるといいでしょう。
だらしない姿が可愛く見えてくるので、だらしない人が好きという人がいます。 「寝癖が可愛い」、「無精ひげがかっこいい」などとだらしない一面さえも愛おしく感じるのです。 だらしない姿を見て「私(オレ)がなんとかしてあげよう」と母性本能が強くなります。 変わりに髪をセットしてあげたり、髭を剃ってあげたりと至れり尽くせりなのです。 だらしない姿が可愛いと思うので、だらしないことを改善してほしいという思いはありません。 そしてだらしない本人はだらしないことで相手にいろいろやってもらえるという技を覚えてしまっているので、本人も改善する気はさらさらないのです。
だらしない人を好きになる人って、自分自身もだらしない人が多いです。 似た者同士なので、一緒にいて楽しいし楽だなと感じるのです。 自分もだらしないので、相手がだらしないことでイライラするようなことがありません。 むしろ「気が合って落ち着く」と感じることが多いのです。 そのため、周りの人は「二人してだらしない」と思いますが、当の本人たちは全く気にしていません。 お風呂に入らなくても、自炊せず外食続きでも何一つ文句を言いません。 たまに親戚や家族が遊びにくると、だらしない生活に絶句することがあるくらい2人の生活はだらしないのです。
これは1つ目の心理と少しかぶっていますが、「汚いのが好き」という変態もだらしない人を好きになる傾向があります。 世間的にはしっかりしていないような部分に魅力を感じて、一緒にいたいと思うのです。 例えば、お風呂に毎日入らなかったり、洗濯や掃除は気が向いた時だけだったり、そういう部分が好きなのです。 「お風呂に入らない時の体臭が好き」というちょっと変わった性癖を持っているような人ですね。 汚いのが好きなので、だらしない人にそのままでいてほしいと思っています。 なので、改善させるようなことはもちろんしません!
だらしない人を好きになる人の中には、その人のことが好きすぎてだらしない部分に気づけていないという人がいます。 「恋は盲目」という言葉があるように、「好き」という気持ちが先走ってしまって、その他は何も見えなくなってしまうのです。 「顔がめっちゃタイプ」「性格が好きすぎる」などとその人の「一部」にしか焦点を当てていません。 「好き」という気持ちが落ち着かないとだらしない部分には気付けないのです。 ちなみに「恋は盲目」は英語で「Love is blind.」と言います。
最後に、だらしない人と結婚したら生活はどうなるのでしょうか? だらしない人にしっかりすることを求めればストレスが溜まり言い争いが多発してしまうでしょう。 もし、相手にできなくて自分にできることがあればそれで補えるので問題なしです。 また、お互いにだらしないのであれば、だらしなさにストレスを感じることなくまったり生活できるので問題なしです!
いかがでしたでしょうか? 今回は「だらしない人」について詳しく解説をしていきました。 だらしない人はプライベートでも仕事でも場所を選ばずだらしなさを常に発揮しています。 相手を苛立たせたり、仕事に支障をきたすこともありますが、当の本人は何だかのんびりと生活していて楽しそうなんですよね。 そんな「だらしない人」と上手く付き合うことも必要ですよね。 ぜひこの記事でご紹介した対処法が役立つことを願います。 また、だらしない自分を克服したいという人も、一歩ずつ着実に変えていく努力をしていくことで必ずしっかりした自分になれますので、ぜひこの記事でご紹介した改善方法を参考にしてみてください。 最後までお読みいただきありがとうございました!