「意外(いがい)」の意味は、あらかじめ予想していた状態と実際に起きたことが大きく違っているさまです。「以外(いがい)」の意味は、その物事を除いた他の物事です。例えば「いがいと背の高い人だった」という場合は、「意外」を使います。
▶︎「意外」・・・あらかじめ予想していた状態と実際に起きたことが大きく違っているさま ▶︎「以外」・・・その物事を除いた、他の物事。その他のもの
「意外」は「思いがけず〜」、「以外」は「〜を除いて」と覚えておきましょう!
「意外」の意味は「あらかじめ考えていたことと違うさま。思いのほか」です。 「意」は「心の中で思っていること」、「外」は「一定の考えからはずれること」を意味します。 予想していたことと、実際に起きたことがとても違っているという場合に「意外」を使います。 『予想外である』『思いがけないことだ』などと、予測と大きく違っているときは「意外」を用いるのが適します。 例えば、「実際に行ってみたら意外と楽しかった」「意外な真相を語り始めた」などと言います。 これは「つまらないと予想していたが、実際に行くと楽しかった」「予想もしていなかった事実を語り始める」という意味です。 「意外な◯◯」「意外に△△」「意外と□□」といったように形容動詞として使います。 言い回しとしては、
などとなります。 「意外」の類語としては、「思いのほか」「予想外」「案外」「存外」「殊の外」「慮外」などがあります。
例文
「以外」の意味は 1.そのものを除く、他のもの。その他であること 2.ある範囲よりも外側であるさま です。 「以」は「ある場所を起点としてそれより」、「外」は「一定の考えからはずれること」を意味します。 「以外」は「以ての外」と書くように、「あるものを除いて」「他のもの」という意味になります。 2つ意味がありますが、1つめの意味で使うことが多く、2つめの意味ではほとんど使いません。 主に、「◯◯以外」という形で使います。他の名詞や動詞に付いて用います。 ある事柄を取り除いた、他のものということを表す場合に「以外」を使います。 例えば、「いちご以外の果物であったらメロンが好き」「ホラー以外だったら何でも見る」などと言います。 これは「いちごを除いた中で一番好きな果物はメロン」「ホラーではなかったら見る」という意味です。 言い回しとしては、
などとなります。 「以外」の類語としては、「〜を除いて」「〜の他」「〜を別として」「その他」などがあります。
例文
「意外だ」は「surprising」になります。 「意外と」は「surprisingly」「more...than I thought/expected」といいます。 例文です。
She was uglier than I thought.
彼女は意外とブスだ。
「以外」の英語表現は、
の3つの表現があります。 それぞれの使い方と違いについては下記の記事を参考にしてみてください。
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「意外」と「以外」は、どちらも「いがい」と読む同音異義語です。 「意外」は、あらかじめ考えていたこととは違うことという意味です。 例えば「意外と簡単だ」の場合は、予想よりも簡単だったという驚きを表しています。 「以外」は、そのものを覗いた他のものという意味です。 例えば「自分以外」の場合は、自分を除いた人を表しています。
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