自己評価が低い女性っていますよね。いつも自信がなさそうで「私にはどうせ出来ない…」などと話しています。今回はそんな自己評価が低い女性の特徴や心理について詳しく解説していきます。是非参考にしてみてください。
自己評価が低いとは自分自身の能力などを低く見ていて、良い評価ができないということです。 自分に自信がなかったり、成功体験が少ないことで「自分はだめな人間」「出来ることが少ない」と思ってしまいます。 褒められても素直に喜べない、自分に満足できない、物事を行う時に始まる前から自分には向いていないだろうと感じる人は、自己評価が低いです。 では、なぜ自己評価が低くなってしまうのでしょうか。 今回は自己評価の低い女性の特徴や心理を解析していきます。
自己評価が低い女性は日々なにかと反省してしまいます。 今日できなかったことを思い返して反省したり、あの時ああすればよかった…と後悔ばかりしています。 そして最後には「自分はやっぱりだめだ」「自分のこんなところがいけないんだ」と自己嫌悪に陥ってしまうことが多いです。 それによって自己評価がどんどん下がっていきます。 一日を振り返って反省をするのは良いことですが、ただ自分を卑下するのではなく「今度はこうしてみよう」とポジティブな着地を目指しましょう。
自己評価が低い女性は、自己表現が苦手です。 自分に自信がないので、周りに対してどのように自分のことを話したり表現したりすればいいのかわかりません。 そのため、何か自分のことについて質問をされても当たり障りのない返事をして誤魔化します。 特に趣味などのプライベートなことは相手がどう思うか分からず、否定されるかもしれない…と頑なに話そうとしません。 ただ自分の話はあまりしないですが、人の話はちゃんと聞くことができる「聞き上手」なので、相手に「この人はちゃんと話を聞いてくれる」という安心感を与えます。
自己評価の低い女性は、決断力がありません。 自己評価が低く自信がないので、自分の決断を信じることができません。 さらに自己評価が低い人は間違えることへの恐怖心が強いので、その後いくらでもやり直しがきくことであっても「ここで間違えちゃいけない…」となかなか決断出来なくなってしまいます。
自己評価の低い女性は自ら行動をしません。 仕事でも、指示されるまで待ってしまうことがあります。 自分で判断して行動をして迷惑をかけてしまうのではないか…などと考えてしまうんですよね。 なので自分からなかなか行動できません。 そのためやりたくないと思っているわけではないのに「サボっている」「やりたくないだけ」などと思われてしまうこともあります。
自己評価の低い女性は、褒められ慣れていないので、褒めると反応が悪かったりします。 自己評価が低い人は自分で自分を褒めることもありません。 そのため「今日の服、素敵ですね」と外見を褒められるのはもちろん、外見以外でも「こんなことも出来るんだ!すごい!」と能力など、褒められると落ち着きません。 褒められた時の返答は「いえ、そんなことありません」「たまたまです…」などと、謙遜の形で返すのが鉄板です。 「せっかく褒めたんだから素直に受け取りなよ」などと言われると「あぁ…わたしって本当ひねくれてるなぁ」とまた落ち込んでしまいます。
自己評価の低い女性は、声が小さいです。 自己評価の低い人は人と話すことが得意ではなく、慣れている人以外の前では緊張してしまい声が小さくなってしまいます。 自分に自信がないので、何か発言するときもその自信のなさから声が小さくなります。 みんなに聞いてほしくないという心理が働いています。
自己評価が低い女性の口癖に多いのが
などです。 「私なんて何もできない」「私なんて必要とされてない」といったことをよく口にします。 さらに「こうでなきゃいけない」と決め付けているところがあります。 そしてそこから少しでもずれていると「私はだめなんだ」と思ってしまいます。 さらに、「〜したい」という言葉も多いです。 これは行動できていないから、いつまでも願望なんですよね。 「〜したい」と思ったらすればいいのですが、自己評価が低い女性は自信がないのでいつまで経っても行動に移すことができません。
自己評価が低い人って、周りへの評価は高いような気がしますが、実はそうでもないんですよね。 基本的にネガティブで悪いところにばかり目がいくため、他人に対してもネガティブな気持ちを抱えていることが多いです。 「○○さん丁寧だけど仕事が遅い」とか「男に媚び売ってばっかりでうるさい」などと考えています。
自己評価が低くなる原因のひとつに、家庭環境があります。 特に幼少期の家庭環境は自分自身に対する感情に大きく影響すると言われています。 幼少期に、両親がしょっちゅう喧嘩をしていたり自分自身に対して無下に怒ってきたりといったことがあると心を閉ざし自分のことを認められてなくなってしまいます。 子供は親がどんなに冷酷でも「自分が悪い子だからいけないんだ」と思ってしまいます。その感情が心に根付いてしまい、大人になってからも自己評価が低くなってしまいます。 また、親と過ごす時間がなかったり食事を一人ですることが多い子供も「自分は親に嫌われている」と思い、自分で自分を好きになれなくなってしまいます。
家族だけでなく、学校の先生や親戚など幼少期に周りの大人に認めてもらえないことがあった場合、自分自身を否定されたと感じてしまい自己評価が低くなってしまうことがあります。 自分自身が良いと思ったものや、頑張ったことを認めてもらえずに心に傷を負ってしまったのかもしれません。褒めてほしかったことや楽しかったことを否定されると、子供は「自分がだめだったんだ」と思ってしまいます。 そういったことをいちいち覚えていなかったとしても、そのまま誰かに認めてもらい自己肯定感が上がるようなことがなかった場合、自己評価が低い大人になってしまいます。
何か強いコンプレックスを抱えていると、自己評価が低くなってしまいます。 コンプレックスがあると、それと関係のないところでも自信を持つことが出来ず引っ込み思案になってしまいます。 そのコンプレックスが顔や体型などルックスであれば、周りと比較して「自分なんかが…」と何を発言するにも自分の気持ちに自信を持てず、周りに伝えることができません。 特に女性は見た目で判断されたりすることも多く、自分自身でも見た目を気にすることが多いですよね。 さらに能力や経験においても、コンプレックスを持ってしまうことがあります。
自分で何かうまくいかなかったり、ショックなことがあった時などトラウマがあると自己評価が低くなってしまいます。 「こういうことをすると自分はうまくいかない」「○○はできない」と自分に対する固定観念が出来てしまい、新しく挑戦することが出来なくなっています。 時間も経ち、自分自身も少なからず変わっているので今なら出来るようになっていても、行動に移す自信をどうしても持つことができません。
取り返しのつかない失敗や、大きな挫折を経験したことがあると、自己評価が低くなってしまうことがあります。 特に、夢に向かって努力していたことで挫折してしまった場合や、他人を巻き込んでしまった場合は乗り越えるのに時間を要します。 夢を叶えられなかったこともそうですし、途中で挫折して最後までやりきれなかった自分に対して期待ができなくなってしまいます。
幼少期であっても、社会人になってからであっても、周りにいる人からいじめられたり仲間はずれにされた経験があると自分のことが好きじゃなくなってしまいます。 なぜいじめられているのか、仲間はずれにされたのか理由が分からなかった場合は特に、ただ自分に対して負の感情しか生まれません。また外見や能力など自分が周りより劣っていることを理由に仲間はずれにされてしまうと強いコンプレックスとして根付いてしまいます。 社会人になってからのいじめは、いくら仕事を頑張っていても認めてもらえなくなってしまったりなど、何かを頑張るということへの自信もなくなってしまい、大人であっても無気力になってしまうこともあります。
恋人や友人との関係が、長く続かない人も自己評価が低くなります。 なぜ、自分は他人と長くいい関係を結べないのかと悩み、自分自身に原因があると思い悩んでしまいます。どちらかが悪くないにせよ関係が続かないことってありますが、どんな理由であっても自分は他人と関係を続けられないんだなと人間関係に自信を失くしていってしまいます。 特に、大好きだった恋人や信頼していた友人と関係が終わると喪失感を抱き、何をするにも自信がわきません。どうせまた失敗するんだろうな、と自分を信じられなくなってしまいます。
自己評価が低い女性は、自分のことを認めてくれる人を求めています。 なので、褒め続けてあげることが大事です。 1回や2回褒めたくらいでは、自己評価が低い女性には響きません。 最初のうちは「そんなことない」と素直に受け取らないことが多いですが、めげずに良いところを伝え続けましょう。 何度でも伝えてもらううちに「この人は本当にわたしを褒めてくれてる」「認めてもらえた」と信じてくれます。
自己評価が低い女性はストレスや悩みを抱えています。 そしてそれをなかなか消化できないので、話を聞いてあげるといいでしょう。 この時に正論を言ったりアドバイスをするのは待ってください。 話を聞くときは、聞くことに徹しましょう。 「うんうん」「それはしんどかったね」と聞いてあげましょう。
自己評価が低い女性とは「共感する」ということを意識してみましょう。 相手の感情に対してもそうですし、自分自身にも共感してもらうことが大事です。 「共感してくれた」という気持ちだけでなく、「この人に共感できた」という気持ちを持ってもらいましょう。 共通の話題も大事ですし、ミスした話や落ち込んだ話などをするのもいいでしょう。 「この人でも落ち込むんだ…わたしと同じだ!」と思ってもらうんです。 そうすると自己評価が低い女性が心を開いてくれます。
自己肯定感が低い女性は、こちらがどんなにポジティブな言葉をかけてあげても中々その思考回路は変わりません。 それどころか「そんなことない、大丈夫だよ」という言葉ですら「否定された」と捉えてしまうこともあります。 なので、話を聞いてあげるときはどんな相手の言葉も否定をせずに話を聞いてあげるスタイルが1番良いでしょう。 相手の思いの丈をまず吐ききってもらいます。 それから、一緒に前向きな方向に話が進むように、解決方法を考えてあげるのが望ましいです。
構ってもらいたくてわざと返事をしなかったり、冷たい態度を取るのはNGです。 一度でも不安になると「この人はわたしのこともう好きじゃないんだ…」と思ってしまいます。 そうすると、その後いくら愛情表現をしても「どうせ好きじゃないくせに」と考えてしまいます。 構ってほしい時は「構って」と素直に伝えましょう。 相手に不満がある場合も態度で示すのではなく、冷静に伝えるようにしましょう。 この時もただ責めるのではなく「こう思ったから、こうしてくれると嬉しい」と相手に寄り添って話すようにしましょう。
自己肯定感の低い女性は、嫌われたくない一心で相手に合わせすぎてしまうところがあります。 いくら何も言わないからと言って、ずっと合わさせているとお互い疲れてきてしまいます。 なので「行きたいところある?」などと聞いてあげましょう。 それでも明確なことを言わないのであれば「AとBだったらどっちがいい?」「CとDはどっちが好き?」などと選択肢を作って聞いてみましょう。 そしてどれを答えても否定せずに「じゃあそれにしよう」と受け入れましょう。 それを続けていれば「この人にだったら本心を話しても大丈夫」と素直でいてくれるでしょう。 質問などをして、願望を聞き出してあげましょう。