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「お願い申し上げます」と「お願いいたします」の意味の違いと使い分け

「お願い申し上げます」と「お願いいたします」の意味の違いと使い分け

「お願い申し上げます」「お願いいたします」は相手に何かをお願いする言い回しとして使用されます。みなさんも何気なく使用している言葉なのではないでしょうか。今回は、「お願い申し上げます」「お願いいたします」の正しい意味や使い方を解説します。ぜひ参考にしてください!

「お願い申し上げます」と「お願いいたします」の意味の違いと使い分け

▶「お願い申し上げます」・・・「お願いを言わせていただきます」 ▶「お願いいたします」・・・「お願いをします」

「お願い申し上げます」と「お願いいたします」の違いは 「お願い申し上げます」が「言う」の謙譲語である「申す」を使用している言葉お願いいたします」が「する」の謙譲語を使用している言葉 という点があげられます。 お願い申し上げますは「お願いを言う」ことになるため、相手がいなくても自分がお願いを一方的に言うだけで成り立つことになります。 それに対して「お願いいたします」は「お願いをする」ことになるため、相手にがいるうえでお願いを働きかけていることになります。 言葉のニュアンスの違いですが、「お願い」をする場合は「お願いいたします」の方がしっかりと相手にお願いをしていることになります。 ただ、「お願いいたします」は「してください」ということやや強い依頼になります。 それに対して「お願い申し上げます」は「言う」だけなので、やや謙遜した表現となります。 そのため、主に「申し上げます」は「感謝申し上げます」や「お詫び申し上げます」などお礼やお詫びを伝える際に使われています。 しかし、微妙なニュアンスの違いはあっても、わざわざ区別して「お願い申し上げます」「お願いいたします」を使用している人はほとんどいないため、どちらを使っても間違いにはなりません。

「お願い申し上げます」について

「お願い申し上げます」は謙譲語

「お願い申し上げます」は、「お願いを申し上げる」という意味で使用されます。 「お願い」は「願い」という言葉に、尊敬を表す接頭語の「お」をつけた言葉です。 「申し上げます」の「申す」は、「言う」の謙譲語で、「上げる」は敬意を示す補助動詞、「ます」は丁寧語です。 つまり、「お願い申し上げます」は目上の人に敬意を示した表現である「謙譲語」であるということがわかります。 「お願い申し上げます」は、謙譲語を2つ使用しているので、二重敬語となり本来は間違った使用方法となります。 しかし、現代では習慣的に広く使用されており、使用しても問題ないとされる言い回しとなります。

「申し上げます」の意味とビジネスでの使い方!「致します」との使い分けも解説!

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「お願い申し上げます」の例文

例文 「お忙しいなか、ご迷惑をおかけして大変申し訳ございません。今後とも、何卒よろしくお願い申し上げます」 「お陰様で、準優勝という結果を残すことができました。これに満足することなく、日々邁進して参りますので、今後ともご指導のほどよろしくお願い申し上げます」 「隣に引っ越してきました○○と申します。何かとお世話になることと存じますが、よろしくお願い申し上げます」 「何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます」 「また機会がございましたら、その際はぜひご検討をお願い申し上げます」 「今後とも末永くお付き合いくださいますよう、お願い申し上げます」 「今後とも変わらぬご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます

「お願いいたします」について

「お願いいたします」も謙譲語

「お願いいたします」は、「お願をする」という意味で使用されます。 「お願いいたします」は、「願い」という言葉に、尊敬を表す接頭語の「お」をつけた「お願い」に、「する」という謙譲語である「いたす」、丁寧語の「ます」がついた言葉です。 相手に敬意を払った表現であるため、「お願い申し上げます」と同様に「お願いいたします」も謙譲語ということになります。

「いたします」「致します」どっちが正しい?ビジネスでの使い分けと意味!

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「お願いいたします」の例文

例文 「次回ご来店いただいた際に、会員情報の登録をお願いいたします」 「こちらの内容に主違いないかご確認をお願いいたします」 「こちら新商品に関する資料でございます。お目通しお願いいたします」 「当日はお忘れもののないよう、ご確認をお願いいたいします」 「誠に買ってではございますが、○月○日現地集合でお願いいたします」 「また追ってご連絡いたしますので、よろしくお願いいたします」

まとめ

「お願い申し上げます」と「お願いいたします」の意味の違い方と使い方は理解していただけましたでしょうか? ✓「お願い申し上げます」の意味は「お願いを言わせていただきます」 ✓「お願いいたします」の意味は「お願いをします」 ✓「お願いします」「お願い申し上げます」は謙譲語 ✓「お願い申し上げます」と「お願いいたします」の違いはない

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