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どんくさい人の特徴と心理、対処法、改善方法、向いてる仕事を徹底解説

どんくさい人っていますよね。仕事なども手際が悪く時間がかかり、一緒にいてイライラしてしまうこともありますよね。今回はそんなどんくさい人の特徴とどんくさい原因・心理を解説していきます。さらにどんくさい人の対処法やどんくさいのを治す方法を紹介しますので、是非参考にしてみてください。

そもそも「どんくさい」とは

「どんくさい」は漢字で「鈍臭い」と書きます。 「鈍い」と「臭い」が合わさった言葉です。 意味は「何をやってもとろくて、失敗が多い」「間が抜けている」です。

どんくさい人の特徴

不器用

どんくさい人の多くは不器用です。 そのため何をやるにも時間がかかってしまったり、出来上がっても不格好だったりすることが多いです。 こればっかりは、生まれ持った物なので仕方がない部分もあります。 不器用が故に努力することもありますが、生まれつき不器用だと器用になるのは難しくなっています。

運動神経が悪い

運動神経が鈍いこともどんくさい人の特徴です。 走ってる姿がぎこちなかったり、何も隔たりがない所で転んだりする姿は周りにまぬけに映ります。 私の友人は驚くほど運動音痴で本当にどんくさいなと思ってしまいます。 運動会の行進が手と足の動きが一緒になってしまったり、教室の出入りで必ずと言っていいほど躓いたりしていました。 例え可愛かったりイケメンであっても、あまりにこういうことが多いとどんくさい印象を持たれてしまいます。

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身体が硬い

さらにどんくさい人って身体が硬いんですよね。 動きが滑らかじゃなく、何をしていてもなんだかどんくさいんですよね。 先程も言ったようによく転んだり、またすぐに身体を痛めたりすることも多いです。 なんだか身体の動きが不自然でどんくさくなっちゃうなと思ったら、お風呂上がりにストレッチをして身体を解していきましょう。 毎日やることで、段々と身体が柔らかくなっていきますよ。

よく物にぶつかる

どんくさい人は距離感もなく、物にぶつかることが多いです。 例えば職場で歩いていても、すぐに机の角にぶつかる人っていますよね。 そのまま机の上のものを落としてしまったりすることが多いです。 また物にぶつかるだけではなく、物を落としたり壊したりすることも多いです。 「距離考えれば分かることじゃん!」と周りは思いますが、本人は距離感がないのでどのように行動したら大丈夫かというのが分かりません。

言動が遅い

どんくさい人は、話すのも行動するのも遅いことが多いです。 「あ〜早くして…」と相手をイラつかせてしまうこともあります。 頭の中で処理をするのに時間がかかってしまい、話すまでにも時間を要します。 さらにしゃべるスピードも遅いので、より時間がかかってしまいます。 また動きのスピードも遅く、行動するまでも遅かったりします。 何においてものんびりしているので、スピード重視の仕事などは周りとの差も付きやすいです。 どんくさい人は、焦るとさらにどんくささを発揮するので、周りと差がついて焦るとさらにミスをしたりしてしまいます。

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同じミスを繰り返す

同じミスを繰り返すと「どんくさい人」と思われてしまいますよね。 ましてやそのミスが小さければ小さいほど「何でまた…」と思われ、「どんくさいんだろうな」と相手に認識されてしまいます。 当の本人は「あーまたやっちゃった!」などと言っていることが多いです。 ただ、そんなどんくささが周りを癒やして、愛されキャラになることも。

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忘れることが多い

どんくさい人は、記憶力が乏しく何でも忘れてしまいます。 例えば

  • 自分の言ったことを忘れる
  • 頼まれたことを忘れる
  • 約束を忘れる
  • 何度教わっても覚えられない

など周りの人に迷惑をかけてしまうことも多いです。 仕事のことであれば「どんくさいじゃ済まされない!」と言われてしまうこともあります。

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優柔不断

どんくさい人と食事に行ってみてください。 大体の人が、メニューを決めるのにかなりの時間を要します。 永遠にメニューを見て悩んでいます。 もしメニューを決めるのが早ければ、そのどんくささはただのぶりっ子かもしれません。 どんくさい人はかなり優柔不断です。 なので何事にも時間がかかるので、決断をすることがとても苦手です。

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優先順位を付けるのが苦手

どんくさい人は、物事に優先順位をつけるのが苦手です。 何が重要で何がそうでないかを自分一人では見極めることができず、いつも行き当たりばったりで仕事をこなしています。 本人はちゃんとやっているつもりでも、その仕事は今やらなくてもいいものなのだったりします。 それよりも先にやるべき仕事があり、「今はその仕事じゃなくこっちね!」と周りに急かされてしまうのです。 そして不器用でありすぐに焦ってしまうので、急かされることでミスも多くなってしまいます。

取捨選択も苦手

どんくさい人は優先順位づけが苦手と上記でご紹介しましたが、それと合わせて、何が必要で何がそうでないかということを考えることも苦手とすることが多いです。 必要なもの、不必要なものを独自で判断する力が欠けているため、不必要なことを選択してしまうこともしばしば。 そのため、もったいない時間や労力の使い方をしてしまいます。 不必要なものに時間も労力も割く必要はありませんよね? しかし、どんくさい人は不必要なことを「必要」と判断してしまうため、必要なことに取り組む時と同じように時間も労力も使ってしまいます。

意外と頑固

どんくさい人って意外にも頑固だったりします。 いつまでもどんくさいのは、できるように努力をしていないとも捉えられますよね。 さすがに何年も同じ仕事しているのに出来ないのは、ただ単に不器用だとか優柔不断だとかで片付けられる問題ではありません。 できるように努力するのも仕事のうちの一つです。 周りに「どんくさい」と言われへらへらしていても、内心では「あんただって○○出来てないけど」なんて思っているかもしれません。 どんくさい人って一見朗らかに見えますが、割と頑固な人が多いです。

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どんくさい人の心理・原因

生まれつき

どんくさいのは生まれつきな人が多いです。 特に不器用タイプは、元々不器用だったりします。 こればっかりは簡単に治せるものではありません。 ですが、不器用なりにもうまくやる方法を見つけたり、上手に出来るように練習や経験を重ねるとどんくさくなくなります。

要領が悪い

要領が悪いことが原因で、どんくさくなっている人も多いです。 「要領が悪い」とは、物事をうまく処理するコツがいまいちつかめていないことを意味します。 特に仕事の手際が悪い人に対して使います。 例えば簡単にまとめて行える方法があるのに一つ一つ同じ作業を繰り返したりしている人は要領が悪いですよね。 要領が悪い人は同時にいくつかのことを進めることも苦手なので、時間がかかることも多くなっています。

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自分に自信がない

自分に自信がないと、何をやるにも緊張してしまい頭も身体もかたくなってしまいます。 その結果本来出来ることもできなくなってしまいます。 特に職場で自信がないと、仕事も捗らなくなるんですよね。 「また注意されるんじゃないか」「これで間違っていないのか」と思ってしまうと、必要以上に確認作業を行ったり恐る恐る業務を進めることで時間がかかってしまいます。

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経験が浅い

どんくさくなってしまう原因として、まだ経験が浅いということが考えられます。 入社して間もないとか、新しい部署に配属されてばかりとか、まだ未経験のことの方が多い時はどうしてもミスを犯してしまいますし、スピードは落ちてしまいます。 仕事のやり方をまだ完全に覚えきれていませんし、新しいことだらけです。 初めてのことなので、仕事をどの完成度まで持ってくるべきかもいまいち把握できていません。 なので、求められているもの以下の仕事をしてしまって、「仕事のスピードが遅いうえに、ちゃんとできていない」と思われてしまいます。 この場合の解決方法は単純で、とにかく経験を積むことです。 たくさん経験することで仕事の要領を掴むことができ、もっとテキパキ仕事をこなせるようになります。

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知識がない

さらに、経験だけでなく知識不足もどんくさくなってしまうでしょう。 「これにはあれが必要」「ここはこうやればすぐに終わる」といった知識があれば、スムーズに物事を進められます。 しかしそういった知識がなければ、ミスをしたりどうしていいか分からずに迷って時間が過ぎてしまったりと、どんくさくなってしまうんですよね。 自分が出来ない理由を「どんくさい」といった言葉で片付けるのではなく、勉強をしたり本を読んだりと知識を付けるようにしましょう。

仕事が合っていない

主に職場でどんくさくなってしまうのであれば、もしかしたらそれは「どんくさい」というよりは、仕事が合っていないだけかもしれません。 仕事内容が自分の能力やスキルに見合っていないだけという可能性も大いにあります。 例えば、計算がかなり苦手なのに経理部に所属している人は、苦手な数字と毎日にらめっこすることになり、いつまで経ってもどんくさいミスを繰り返してしまうでしょう。 また、かなりマイペースな性格なのにスピード重視のスタートアップ企業で働いている人も同じです。 どんなに一生懸命努力をしても、努力だけでは補うことができない場合があります。 「どんくさい」「要領が悪い」と周りに言われ続け、自分でもそれに気付いている場合は、再度仕事内容と自分のスキルがマッチしているか考えてみましょう。 「やっぱり自分に合った仕事じゃない」と思った時は、部署異動や転職などを検討すべきでしょう。

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イライラする?どんくさい人の対処法

難しい仕事は任せない

どんくさい人に、難易度の高い仕事を任せていませんか? あなたが「このくらいの仕事ならできるだろう」と思っている仕事も、どんくさい人にとっては難しい仕事かもしれません。 そのため、まず大切なのはあなたの価値観で仕事の難易度を決めつけないことです。 しっかり相手に確認しながら、相手にとって難しくない仕事を任せるようにしましょう。 難しくない仕事とは、単純作業や重要度の低いタスクなどです。 例えば資料止めや資料の印刷、宛名書きや備品の管理などの仕事です。 「この仕事なら大丈夫そう?」とか「この仕事を1時間で終えて欲しいのだが可能か?」などと相手としっかりコミュニケーションを取りましょう。 また、同時に大切なのが仕事を一度にたくさん頼まないことです。 どんくさい人はマルチタスクが苦手ですので、一つずつ仕事を任せるようにしましょう。

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感情的にならない

どんくさい人の仕事ぶりをみて、ついイライラしてしまいますよね。 その気持ちは十分理解できるのですが、常にイライラしていると自分のためにもよくありません。 ですので、感情的にならないように気持ちのコントロールをする必要があります。 仕事の期限に遅れることとか、任せた仕事をきちんとこなせていない場合は叱ってもいいですが、根拠もないのに「どんくさい!!」と必要以上に叱らないようにしましょう。 どんくさいことは本人も自覚していて、自覚した上で一生懸命頑張っているかもしれません。 なのに、その頑張りを無視して一方的に責めるような態度は相手にとって失礼です。 感情を上手くコントロールする一つの方法は、イラッとしてもその感情を最低3秒はぐっと堪えます。 そうするとイライラした感情がいつの間にか消え去っていっています。 冷静に相手と向き合うことができるでしょう。

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具体的な指示出しを心がける

どんくさい人に仕事を頼む時、具体的な指示出しを心がけてください。 仕事ができないというよりは、「どうすればいいのかわからない」という状況である可能性が高いためです。 特に新しい仕事を任せる時や、普段と全く別の仕事を与える時は要注意です。 何をどう対処すればいいかわかっていないので、まずはやり方をこちら側から提示してあげましょう。 「これは言わなくてもわかるだろ」と思うようなこともです。 「○○はわかる?」と相手の理解状況を確認しながら説明をしてくださいね。

進捗状況を頻繁に確認する

具体的な指示出しだけでなく、指示を出した後の入念なチェックも重要です。 ちゃんと指示通りに仕事をできているか、定期に状況を確認するためのミーティングなどを設けましょう。 問題なく進められているか、不明点などはないかを部下や新人に聞いてみてください。 その際に、少しでも進歩が見られたら積極的に褒めてあげましょう。 もしも、働く姿勢に変化がなく、だらけている様子が見受けられたら、発破をかけたり煽ってみるのも効果的です。 しかし、その際に攻撃的な態度にならないようにだけ注意してください。

フィードバックの仕方に注意する

フィードアップをする際のポイントですが、必ず「良い点」から言うようにしてください。 「○○さんのこういう部分は素晴らしい、だけど△△な所はもう少し改善できそうだね」という順番です。 なぜなら、先に悪い所を言われてしまうと、その後に良いことを言われても素直に受けとめることができないからです。 どんくさい人も人間ですので、責め立てずに本人のモチベーションを上げながら努力できる環境を作ってあげる必要があります。 また、フィードバックをする際、つい何個も改善点を言ってしまいたくなるのですが、改善点はなるべく少なくする方がいいです。 なぜなら、一度に何個も改善できる人はいなくて、改善できたとしてもまたすぐに元通りになってしまうからです。 優先順位の高いものから2,3個ずつ伝えていって、完璧に改善されたらまた新たな改善点を伝えてあげましょう。

人と比べない

どんくさい人を見てイライラしてしまうということは、あなたはどんくさくないということになります。 もし自分もどんくさければイライラすることはないはずだからです。 しかし、一番重要なのは、他人と自分を比べないことです。 人にはそれぞれの生き方があって、能力やスキルに差があるのは当たり前です。 全く同じ人間はこの世に存在していないので、他人と比べるという行為はまったくもって無意味です。 比較するのであれば過去の自分と今の自分と同じ軸で比べるべきです。 どんくさい人も自身の現在と過去を見比べてみて、少しでも成長できていたらマルなのです。

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まずは自分の能力やキャパシティをしっかり把握する

どんくさいのを改善したい場合、自分の能力やキャパシティをしっかり把握することが大事です。 これらを把握できていないことが原因で、仕事が捗らず「どんくさい人」になっている可能性があるからです。 ですので、プライドは捨てて自分が本当に出来ることを書き出してみましょう。 例えば「エクセルが出来る」という考え方ではなく、どの程度エクセルが使えるか具体的に見てみましょう。 基本的な操作が出来るだけなのか、難しい関数がいくつも使いこなせるレベルなのかによって仕事の効率は全く変わってきます。 また、キャパシティもしっかり把握しましょう。 一度に対応できる仕事はいくつまでなのか、何時間なら高い集中力を保てるのかなど自分が最大のパフォーマンスを発揮できる状態を把握しておくことで、それ以上の仕事を任されそうになった時に事前にストップがかけれます。

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「やるべきこと」は全て紙に書き出す

どんくさい人の多くは、やるべきことがたくさんあるとパニックになってしまいます。 多くのことを同時に処理することが苦手だからです。 なので、どんなに小さなタスクでもしっかり書き出すことが大切です。 日頃から、自分のやるべきことは全て紙に書き出しておくことをおすすめします。 タスクを書き出しておけば、忘れることを防ぐことができますし、書き出してみると実は思っているより仕事の量が多くないということもあります。 おすすめは、小さい付箋を用意しておいて、処理した仕事は付箋を剥がして捨てるという方法です。 付箋が少なくなるたびに「あと少しだ!」と高いモチベーションを保って仕事をすることができます。 筆者も前職ではこの方法を実践していました。 たくさんの人からいろんな仕事が振られてくる職場だったので、仕事の内容はもちろん、仕事を任された時間や人の名前まで書いていました。 そうすることで優先順位をつけやすくなり、誰から何を頼まれたかを忘れずに済んでいました。

優先順位のつけ方を学ぶ

どんくさいのを治し要領良く仕事をこなしたい時に、よく「優先順位をつけなさい」とアドバイスされることが多いと思います。 では、その優先順位とはどうやってつけていけば良いのでしょうか。 要領が悪い人は、正しい優先順位のつけ方を習得することで効率良くタスク処理ができます。 優先順位のつけ方にはいろいろな方法がありますが、その一つを今回はご紹介したいと思います。 これは筆者が前職で実践していた方法で、比較的シンプルなものです。 それは、タスクの重要度と緊急度を明確にして、高いものから処理していくという方法です。 上記でご紹介したように、まずは仕事を全て付箋に書き出しておきます。 次に、白紙に簡単なマトリクス図を書きます。縦軸と横軸それぞれに「重要度」と「緊急度」と書きます。 そして、付箋書いたタスクを適切な場所に貼っていきます。 「緊急度」も「重要度」も高いタスクからただちに取りかかりましょう。 逆に、いずれも低いタスクは後回しにしてOKです。

タスク処理に必要な時間を把握する

どんくさい原因の一つに、時間の使い方が間違っているという点があります。 多くの場合、自分が必要とする時間を把握していないことでしっかりとしたスケジュールを立てることができず、結果的にどんくさくなってしまいます。 ですので、自分が仕事をする時にどのくらいの時間が必要なのかをしっかり把握することが大切です。 人と比べる必要は全くありません。他人の方がスピードが早くても気にする必要ないですし、無理してそのスピードに合わせる必要もないです。 タスクを処理するのに必要な時間をストップウォッチなどで測ってみましょう。 例えば、メールを1件読んで返信するまでにどのくらいの時間がかかるのか、請求書などの決まった資料を作成するのに何分必要なのかなど、仕事ごとに時間を把握しておきましょう。 全てメモに残しておくと後から便利です。時間を書き出していて、あまりにもいつも時間がかかっているようなタスクは、どのように時間の削減ができるか考えることができます。 時間の効率化ができそうなことはいろいろ試してみて、一つ一つにかける時間を短くしていきましょう。

無理のないタイムスケジュールを立てる

現在立てている1日の予定は現実的にこなせるタイムスケジュールですか? 「このくらいやりたい!」と理想だけで予定を立ててしまっていませんか? 理想をベースに計画を立てても、それはほとんどが現実的に無理のある予定であることが多いです。 上記でご紹介したように、タスクに必要な時間を把握し、その時間をもとに行動計画を立てましょう。 「メールは1時間くらいで返せるよね」と予測で立てるのではなく、「私は1件約10分くらい必要で、今日は9件メールがあるから1.5時間はメール作成の時間にしよう」という感じで立ててみてください。 また、毎日必ず行う業務は毎日同じ時間帯に行うとさらに良いです。 例えば、1日に何回もメールをチェックする時間があるのであれば、出社後、お昼休み前、お昼休み後、帰宅1時間前など見る時間を決めておくと無駄な時間を使うことなく効率良く仕事ができます。

自分の現状のタスクを毎朝確認する

どんくさい人の多くが「あ!忘れてた!」「そういえばそう言ってたかも!」なんて言ってることが多いかと思います。これは単なる確認不足。 ですので、1日のやるべきことを毎朝確認するクセをつけましょう。 特に仕事が始まる前に「今日のタスクは○個」と自分が持っている仕事の数と内容を把握することで、1日の行動計画が立てやすくなります。 タスクは毎日異なる人が多いと思うので、必ず毎朝やるように心がけてください。 いつもギリギリに出社して、目の前の仕事から取り組むようでは、一向にどんくさいままです。 5分だけでもいいので早めに会社に到達し、仕事を始まる前にタスクを認識する時間を設けるだけで1日の作業効率が驚くほど変わります。 筆者も以前はギリギリ出社、とりあえず目の前にある仕事からやるような仕事をしていました。 ですが、朝にゆとりを持ってタスクを確認して、優先度の高いものから仕事をすることで残業が減りました。

要領が良い人の仕事ぶりを観察する

要領が悪くどんくさくなってしまう人は、まず近くにいる要領が良い人の仕事ぶりを観察してみてください。 自分との違いは何か、どうすれば仕事が効率的にこなせるかを考えるきっかけになるはずです。 隠れてじっと見ているのはちょっと気味が悪いので、ちゃんとお願いすることをお勧めします。 「○○さんみたいに仕事ができるようになりたいので、1日隣で働かせてください!」とお願いすれば、快く引き受けてくれるでしょう。 また、観察するだけでなく、要領が良くなるコツを聞いてみるのもいいでしょう。 自分では知らないような仕事の仕方を知ることができて、もしかしたらすぐにでも「要領が良い人」になれるかもしれません。

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休日はしっかり休む

最後にお伝えしたいことが、「休日はしっかり休みましょう!」ということです。 休日も仕事ばかりをしたり、予定を詰め込みすぎるのはよくありません。 たまには何もしない休日を設けて、ひたすらダラダラ過ごすのも悪くないと思いませんか? 毎日仕事ばかりをしているとかなりストレスが溜まります。 疲れていると思考回路も停止して、小さなミスが増えていきます。 ストレスを解消させることなく休日が終わり、また仕事がスタートすると、どんどんストレスは蓄積されるばかりです。 ストレスが溜まりすぎて、体調を崩してしまうことだけは避けたいので、ちゃんと休む時は休みましょう。 目覚ましをセットせずに、寝れるだけ寝てみてください。 なかなか疲れが取れないのであれば、マッサージや整体に通ってみるのもおすすめですよ。

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どんくさい人に向いてる仕事

○○職人

どんくさい人はマルチタスクは苦手ですが、一つのことに集中できる人も多いです。 そのタイプは、一つのことを極める職人が向いています。 職人と一言でいってもいろんな職人があります。 例えば、

  • 寿司職人
  • 大工職人
  • ガラス職人
  • 伝統工芸品士
  • パティシエ

などなど、他にもたくさんの「職人」があります。 自身が好きなことを極めて、職人になってみるのはどうでしょうか。 また、研究者も良いかもしれませんね。 一つのことをとことん追求するといった意味では、職人も研究者も同じです。

単純作業な仕事

どんくさい人は一つのことであれば集中できるので、同じ作業を黙々とひたする続ける単純作業の仕事を選んでみるのもいいでしょう。 単純作業な仕事の一例は、

  • 工場のライン作業・検品作業
  • 配送、運送
  • 事務職
  • コールセンター
  • 倉庫内作業
  • 清掃員
  • 組み立て作業
  • 看板持ち
  • ビルの管理人
  • セルフのガソリンスタンド
  • ドアマン
  • 警備員

などがあります。 企業に属していても、個人で黙々行う作業が多いため、人との関わりを避け淡々と働きたいという人に人気のある職業です。

在宅ワーク

インターネットが普及してきた現代では、「クラウドソーシング」という不特定多数の人に業務を委託する雇用形態も増えています。 家で仕事をすれば、職場の人の目を気にする必要がないですし、自分のペースで進められるので楽です。 例えば、

  • テープ起こし
  • 広告メールの作成
  • データ入力
  • ホームページ作成
  • システム設計・プログラミング
  • WEBデザイン・グラフィックデザイン
  • DTP 編集
  • イラストレーター
  • アフィリエイター
  • WEBライター
  • 調査・マーケティング
  • デザイナー・コーダー
  • 翻訳

といった仕事を請け負い、自宅でパソコンを使用して作業をするといった在宅ワークをする人が多くいます。 プログラミングといった専門的な知識が必要なものから、テープ起こしやデータ収集といった知識や経験がなくでもパソコンさえあれば誰でも簡単にできるような作業まで、幅広い種類の在宅ワークがあります。

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