通勤時間になると気分が滅入って「仕事に行きたくないな…」と思うことってありますよね。なかなかモチベーションが上がらず、悩んでしまう人も多いのではないでしょうか。今回は仕事のモチベーションが低下する原因を徹底解説します。さらに仕事のモチベーションが上がらないときの対処法とモチベーションを上げる方法を紹介しますので是非参考にしてみてください。
仕事ってなかなかモチベーション上がらないですよね。 毎日同じことの繰り返しで何やってるんだろう…と、毎朝起きるたびに気分が滅入ってしまう人もいるのではないでしょうか。 仕事のモチベーションが上がるだけで、人生が豊かになるような気がしますよね。 今回は仕事のモチベーションが低下する原因を詳しく解説していきます。 なぜ仕事のモチベーションが下がってしまうのか考えてみましょう。 モチベーションを上げる方法も紹介しますので、ぜひ自分に合った方法を見つけてモチベーションを上げていきましょう。
仕事内容と自分のやりたいことが合致していない時も、モチベーションは下がります。 入社してみて「思っていた仕事内容と違うな」と感じたことってありませんか?理想と現実のギャップが大きければ大きいほど、「こんなはずじゃなかった」と落胆し、気力が削がれていってしまいます。 仕事内容自体もそうなのですが、労働の割に給料が安いなどの待遇に満足していないという可能性もあります。 「こんなに一生懸命働いているのに安月給じゃやってられない!」と不満を抱くようになります。 また、今までずっとやりたいことができていたのに、突然の異動やプロジェクトの内容変更などで急に仕事に精が出なくなってしまうこともあります。 つまらない仕事が短期間で終われば良いのですが、「つまらない」と感じることが長いほど仕事内容に対する不満も大きくなっていき、やる気が出なくなってしまいます。
仕事と言っても様々な種類がありますよね。 立ち仕事、座り仕事、体力を使う仕事や頭脳を使う仕事など本当にたくさんの仕事が世の中には存在しています。 たくさんある仕事の中でも、業務内容が毎日同じな仕事に就いている人は「仕事がつまらない」と感じやすく、やる気が出なくなっていってしまいます。例えば、事務や経理、工場のライン作業などの仕事です。 毎日のルーティンが決まりきっていて、「今日は外でアポの日」などイレギュラーな仕事が入りづらいため、毎日刺激がなく退屈に過ごすことになってしまいモチベーションが下がります。 しかし、よく考えてみると多くの仕事が毎日同じことを繰り返していると思いませんか? スケジュールがイレギュラーな営業なども、「顧客に会って話す」という観点から見ると毎日同じことをやっています。スポーツ選手も、毎日筋トレをして、練習をして、自分の弱点を強化する、などと淡々と同じ作業を繰り返しています。
リモートワークを導入している企業が増えてきてるとはいえ、まだまだ会社に出勤して仕事をしている人の方が多いですよね。 毎朝の通勤が苦痛に感じる人も「仕事に行きたくない」とか「働きたくない」と感じてしまいます。その結果仕事に対するモチベーションが下がってしまいます。 例えば、職場と自宅がかなり離れていて通勤時間が長かったり、電車を乗り継ぐ回数が多かったり、満員電車やバスに乗る必要があると、人は会社に辿り着くまでに多くのストレスを感じているのです。 また、マイカーやバイクでの通勤、徒歩や自転車での通勤も「面倒」と感じやすいです。 特にバイクや自転車、徒歩などは天候に左右されやすいので、雨の日や風が強い日などは朝から働くことへの意欲が無くなってしまいます。
モチベーションが下がる原因は、職場環境にあるのかもしれません。 例えば、
などなど、考えられる原因はたくさんあります。 1日8時間、またはそれ以上の時間を過ごす環境です。 少しでも居心地が悪いと、ストレスが溜まってしまい仕事のモチベーションが下がってしまいます。
仕事自体には不満がなくても、職場の人間関係に問題がある場合も仕事に行きたくないと感じモチベーションが下がってしまいます。 長時間ともに過ごす仲間ですので、関係が悪いと本当に居心地が悪くなってしまいます。 例えば、上司や先輩が意地悪だったり、後輩がなかなか成長してくれず自分の仕事量が増えたり、取引先の人とウマが合わなかったり…あらゆる場面で人間関係で悩む瞬間がありますよね。 仕事のことで悩むならまだしも、人間関係で悩む時間はもったいないし、労力も使いたくないと感じてしまいますよね。ましてや一度人間関係がこじれるとずっと嫌な感情を抱えたままになるため、仕事や職場自体を嫌いになってしまうことが多くなります。
ちょっと厳しい言い方になってしまうかもしれませんが、モチベーションが上がらないのは自分自身の能力不足という可能性もあります。現在の仕事に求められているスキルを持ち合わせておらず、仕事で中々結果を出せなかったり、周りから評価されないような状況です。 目の前のタスクを処理することに毎日一生懸命で、時間にも心にも余裕がなく過ごすことになってしまいます。 「仕事が難しい」「人よりも時間がかかってしまう」などと、仕事に対する不満と自分自身に対する不満が重なってやる気が出なくなってしまうのです。 毎日仕事ができないことにストレスを感じるようになり、仕事に行くことすら嫌になってしまいます。 スキルアップが出来れば良いのですが、ネガティブな感情を持っている以上、仕事に一生懸命になることが難しくなっています。
私生活が充実しすぎている人も、仕事のモチベーションが低下してきます。 仕事以外の時間は毎日楽しく過ごせていて、仕事スイッチが入りにくい人です。 例えば、趣味のバンドにハマりまくっていたり、家族や友達と毎日楽しく過ごせていたり、一人で過ごす時間が好きすぎたり。 プライベートが充実していると、ずっとその時間を楽しみたいと思うのですが、実際はそうはいかず、毎日仕事はやってきます。 プライベートで感じる幸せを仕事にも求めてしまい、「仕事ってこんなにつまらないんだ」「もっと楽しいことないかな」と退屈に感じてしまうのです。 何事も求めすぎは良くないですね。
モチベーションが維持出来ないのは、あなたの性格にあるのかもしれません。 とにかく怠け者で、ぐーたらな性格だと、何をするにしても「やりたくない」「つまらない」という見方をしてしまいます。 仕事は仕事として一生懸命取り組むべきなのですが、究極の怠け者は仕事中もダラダラと過ごしてしまうのです。 もしかしたら、仕事内容や職場環境にも原因があるのかもしれませんが、仕事のやる気が出ない根本の理由は、あなたの怠け癖にある可能性が大きいでしょう。 仕事中に怠け者姿を見せてしまうと、周りの人は不快に感じてしまいます。 「みんな頑張っているのに、やる気のない態度をしているな」と信頼を失うことにもなりかねないので注意が必要です。
人間には様々な「欲求」があります。 マズローの欲求5段階という、ピラミッドのように構成されている人間の欲求を見てみましょう。 マズローの欲求5段階の中身は、 第一段階 生理的欲求 (食欲・睡眠欲など本能的な欲求) 第二段階 安全欲求 (安全な暮らしがしたいという欲求) 第三段階 社会的欲求 (友人や会社から受け入れたいという欲求) 第四段階 承認欲求 (他者から認められたいという欲求) 第五段階 自己実現欲求 (あるべき自分になりたいという欲求) となります。 これらの欲求が満たされない場合、人はやる気が出ないことがあります。
これは職場環境や人間関係と近いかもしれませんが、上司が臭った時もやる気が出なくなってしまいます。 いち社会人として、身なりを整え清潔を保つことはとても大切です。 そんな中、エチケットを守れないような人が職場に一人でもいると、全体の空気が悪くなってしまいます。 仕事に対するやる気が一気に消失し、「最悪…もうどうでもいいや」と投げ出したくなります。 特に夏場は注意が必要ですね。 自分自身の臭いにも十分気を配りましょう。
外の新鮮な空気を吸いましょう。それだけでも気持ちはリフレッシュします。 屋内にこもっていると気も滅入ってしまいます。 新鮮な酸素は疲労回復などの効果もあります。 できるだけ空気の綺麗なところで深呼吸してみましょう。 お昼休憩などでなるべく外に出ることをおすすめします。 外に出れなくても深呼吸をすることで、体中に新鮮な酸素が行き渡り、心も体も軽くなるような感じがします。 物事と前向きに向き合うことができるようになり、気持ちが少しずつ晴れてきます。
ストレッチ出来る空間があったら、ストレッチしましょう。 背筋を伸ばすだけでもいいですが、屈伸をしたり身体を思いっきりねじったり出来たら思いっきりしましょう。 ラジオ体操してもいいくらいです。 身体を動かすと、気持ちがとてもスッキリします。 血流も良くなるので、頭もスッキリしますよ。 気持ちがリフレッシュしたことでモチベーションが上がってきます。
デスクが汚いと、それだけで気持ちが落ち着かないことがあります。 なので、デスク周りを思いっきり整理整頓して綺麗にしましょう。 それだけでもだいぶリフレッシュすることが出来、モチベーションが上がります。 また物を探す手間が減ったりするだけでストレスの軽減になります。 何がどこにあるか分かる状態を保つようにしてみてください。 ストレスが溜まってくると疲れやすくなりモチベーションが下がるので、ちょっとしたことでも自分でストレスを軽減できるようにしましょう。
五感が幸せだと思うことをするだけで、人はリラックスやストレス解消をすることができモチベーションが上がります。 気分の上がる香水(嗅覚)、お気に入りのお菓子(味覚)、大好きな芸能人の写真(視覚)など自分の五感が「ハッピー!」と感じられるものを常備しておくといいでしょう。 自分自身の五感が幸せになるなら何でもいいです。 触ってるだけで気持ちい素材のものを触る(触覚)とか、好きな声ミュージシャンの音楽(聴覚)などなど。 ただ筆者は前職でモチベーションを上げるためにチョコレート食べすぎて太ったので、味覚ばかりを幸せにするのはちょっぴり要注意です!
仕事がモチベーションが上がらない原因は、あなたのスキル不足にあるかもしれませんと話しました。 その場合は、自身の能力を上げ、仕事の幅を広げてみましょう。 能力が向上すると、仕事ができるようになり、仕事が楽しいと感じるようになります。 仕事で結果を出せるようになり、周りの人から認められることも増えるはずです。 また、職場内での部署異動を検討するのも良いかもしれません。 自分の能力やスキルと見合った環境に身を置くことで、やる気が出てきます。
仕事のモチベーションが上がらないのは、自分が何をしたらいいか分からなくなっている場合があります。 そのため頭の中で考えるだけでなく、紙にTO DOリストを書き出すことで混乱を防ぎ、やる気を出すことができます。 今日やるべきことは何なのか、逆に今日やるべきではないもの(緊急度が高くないもの)は何なのかまでしっかり考えます。 そしてTO DOリストに上がっているタスクをいつどこでやるかまで事前に決めましょう。 ポイントは、作業の内容を細かく分けることです。 例えば、漠然と「資料作成」とタスクを立てるのではなく、「ブレインストーミング」「ドラフト作成」「内容チェック」「上司に確認してもらう」「印刷」「ホチキス止め」などに分けます。 そうすることで、小さな目標をいくつも達成することになり、その達成感が仕事へのモチベーションや集中力に良い影響を与えます。
仕事のやる気を出すために、仕事で成功するイメージを持って目標を立ててみましょう。 「どうせ出来ないだろう」「できるか分からない」といったネガティブな思考は捨てて、成功するイメージをしっかりと持ってみてください。 思い描く未来に近づく為に、「今度はこうしたい」「こうなりたい」という小さな目標を少しずつ達成していくことが自信につながり、仕事に対するモチベーションもあげることができると言えるでしょう。 例えば、
など、何でもいいので目標を立てて実際に成功するように前向きに努力することが大切です。
やる気が出ずにしんどくなってしまう大きな原因に「ストレス」が強く関わっている可能性があります。 やる気が出ない自分をどうにかしようと奮闘しても、根本的な部分を解決しないとなかなかやる気は出てきません。 そのため、しっかりとリフレッシュできる時間を定期的に持ち、ストレス発散をしましょう。 例えば何も考えずに過ごすのも一つです。ただ何も考えずにのんびり過ごす日は時間がもったいないと感じるかもしれませんが、実はとっても大事だったりします。 また、デスクワークの人など運動不足の人は少し散歩をしてリンパや血液を流してみましょう。軽い運動をして汗を流すだけでもリフレッシュできます。 他にも趣味に没頭する時間を作ったり、スイーツを食べに行ったり、友達と遊んだりと、仕事のことを忘れて楽しめる時間を作るようにしましょう。
睡眠は人の健康にも精神面にもかなり影響があります。 ですので、早寝早起きを心がけることが大切です。 夜遅くまで起きていて朝も起きるのが遅いと、体の調子が狂ってしまいます。 何もやる気が起きなかったり、食欲がなかったり、どんどん体と心は不健康になってしまいます。 例えば同じ8時間睡眠を確保できていても、早寝早起きをするのと遅寝遅起きをするのでは体と心に与える影響が全く違ってきます。 「早起きは三文の徳」という言葉があるように、早寝早起きで得られるメリットはたくさんあるのです。
睡眠と同じくらいに大切なのが食事です。 自分を変えたいと思った時に十分なエネルギーがないと行動に移すことができません。 栄養のバランスがしっかり取れた食事を心がけましょう。 現代人は何かと忙しい生活を送っているので、食事にかける時間が少ない印象が強いです。 お昼はパソコンで仕事をしながらご飯を食べたり、夜はコンビニ食を買って残りの仕事をしながら食べたり。 食事に意識を向けることも少なくなっていて、それだと十分な栄養を補充することはできません。 せめて1日1食だけでも、食事だけにフォーカスした時間を設けましょう。 なるべく質の高い食事を時間をかけてゆっくりいただきます。 そうすると、体が元気になっていくのがわかり、自分を変えようと前向きになります。
身の回りの整理整頓もとても大事です。 部屋の中を見渡してみて、「いらないな」と感じる物を捨てて、本当に必要だと思うものだけにしてみると、「物」だけではなく心の整理にもなって「本当に自分の人生の中で大切にすべきこと」が見えてくるはずです。 ゴミだらけだったり、要らない物に囲まれて生活していると、それだけで邪念が産まれてしまったりします。 最近では断捨離をして最小限の物だけで生活をする「ミニマリスト」も流行っていますが、ミニマリストの人の中には、「布団だけで生活をしている」なんて人もいますね、、、さすがに急にそこまで極端な断捨離をする必要はありませんが、、、笑 部屋の状態は心の状態と言います。 部屋が片付いていないと心も乱れますので、部屋は常にきれいにしておくようにしましょう。
仕事がうまくいかなくなると充電と称してアメリカへ行ったりするタレントがいるだろ? 馬鹿なんだよね。だってよく考えてごらん。 電気カミソリの電気がきれてから充電しても間に合わないんだよね。 うまくいかなくなる前に、自分で自分を充電させることが大事なんですよね。 日頃から自分を労るようにしましょう。
仕事が嫌だなあと思っている人は“仕事”を知らんのだよ。 仕事というもは知ってくると面白くなる。 なんでも始めからできる人はいない。 努力してできるようになるから楽しくなる。 楽しくなると好きになれるんだよ。 仕事を知ること、知識を持つことで、仕事が楽しくなって好きになっていくんですよね。 最初から嫌悪するのではなく、まずは仕事を知るようにしましょう。
毎朝、鏡の中の自分に問いかけてきた。 もしも今日が人生最後の日だとしたら、今日やろうとしていることをやりたいと思うだろうかと。 NOと答える日が何日も続くようであれば、何かを変えなければならないということだ。 自分がやりたいことをやるのってとても難しいです。 ですが、自分がやりたくないことをわざわざやるのって時間がもったいないですよね。 すぐに出来なくても、やりたいことをやるために何かを変えていくことが大事なのかもしれません。 何も行動せずに「どうせ出来ない」というのではなく、まずは行動しましょう。
テクノロジーの進化がもたらす未来の形と、 それに伴う人間の生き方―。
私たちには意思があり、意思があって動いている。 でも、意思じゃないものも私たちを動かしている。
モチベーション科学の第一人者が教える「心理学的に正しい目標達成の方法」とは?
いかがだったでしょうか? 仕事のモチベーションを上げるのって難しいですよね。 生活のために稼ぎに行く、と割り切れればいいですがなかなか難しいですよね。 ですが、人生において仕事をしている時間ってとても長いですよね。