日常会話で「ポンコツ」という表現を使いますがそもそも「ポンコツ」ってどういう意味があるのでしょうか?「「ポンコツ」は役立たずの物や人に対して使いますよね。では「ポンコツな人」にはどのような特徴があるでしょうか?本記事では「ポンコツな人」の特徴と「ポンコツな人」との付き合い方を詳しく解説していきます。また「ポンコツ」から卒業したいあなたに改善方法も教えていきます!
ポンコツは元々壊れている物に対して使う表現でした。 元々自動車の解体の意で「ポンコツ車」などの形で使われていました。 それが機械や器具類にも使われるようになりました。 当初は「使い古され壊れかけていて役に立たなくなった物」に対して使っていたところ、転じて人に対しても使うようになりました。 「ポンコツ人間」「あの人はポンコツだ」などの形で使います。
「ポンコツ」の語源に関しては諸説があります。 その中でも有力な説は聞き間違えもしくは擬音語の説です。 「拳骨(げんこつ)」という言葉が基となり「げんこつ」を「ポンコツ」と聞き間違えたことが由来と言われています。 また、「ポンコツ」はもともと自動車解体のことを指し、解体の時に使われていたハンマーの音が「ポン」や「コツ」のように聞こえたことがきっかけで「ポンコツ」という言葉が生まれた、という説もあるようです。
上記のような語源から「ポンコツ」に相当する漢字はありません。 そのため「ポンコツ」とカタカナ表記することが多いです。 もしくは「ぽんこつ」とひらがなで表すこともあります。
「凡骨(ぼんこつ)」とは「平凡な人、人並みの性質」などの意味があります。 日常会話ではあまり使わない表現で、太宰治や夏目漱石などが自身の小説でよく使っていました。 音が似ているので語源かと勘違いする人がいますが、全く関係はありません。 ちなみに「凡骨」を英語で表すと「orginary (people)」となります。
「ポンコツ」の類語には「天然」「老朽化」「劣化」などがあります。 物に対して使う場合は「老朽化」や「劣化」が適しています。 人に対して使う場合は「天然」「トラブルメーカー」などが妥当でしょう。
前述の通り、「ポンコツ」は物と人に対して使うことができます。 「ポンコツ」の英語表現も使う対象によって変わります。 対象が物であれば「老朽化」というニュアンスで使うため、
などの表現があります。 人であれば「天然」や「人の役に立たない」「頼りにならない」という表現が適切でしょう。 この場合の英語表現は、
など様々な表現があります。
「ポンコツな人」にはどのような特徴があるでしょうか? ポンコツな人の特徴を項目に分けて説明していきます。
高いプライドを持っている人はポンコツであることが多いです。 一見、プライドが高いと聞くと仕事などがきっちりできそうと思われがちですがそうでもありません。 人から注意を受けても態度を改めなかったり、自分の非を認めずに他責にするような人は周りから「ポンコツ」と思われます。 プライドが高いと人からの忠告を聞き入れようともしませんよね。 その態度が鼻につき周りからは煙たがれるされることもあります。
ポンコツな人の中には承認欲求が強い人がいます。 何でも認めてほしい、私のことを見てほしいという姿勢からポンコツ具合が見えています。 承認欲求が強いと、人の手柄を自分のものにしようとします。 「頑張った私すごいでしょ?」という態度できますが、周りには他の人の手柄であることバレているので「ポンコツだな」と思います。 また、認めてもらいたいと思っている内容のレベルが低すぎると、人は「ポンコツ」だと感じます。 例えば、大人になっても「一睡もせずに会社に来たが元気な私すごい!」なような内容は「大人なのに子供みたいな事で認めてほしいなんてポンコツだな」と思います。
思い違いが激しい人っていますよね。 そういう人はどういうわけか物事を正しく覚えられないためポンコツと呼ばれます。 日にちや時間を勘違いして覚えていたり、場所や人の名前などをも勘違いすることがあります。 正しいことが珍しいくらい的を外してくるので、正直呆れます。 そんな私も勘違いが激しく、周りに呆れられることが多いので大きい声では言えませんが。。。
ネガティブな性格な人もポンコツ呼ばわりされます。 物事に対して常に否定的な言動なので「どうしていつもそんな後ろ向きなんだ!」と思われます。 些細な出来事もマイナスな方向にしか考えられないので「小さなことでくよくよするなんてポンコツだな」と解釈されます。 例えば「上司の前でクシャミをしてしまった」「会議に10秒遅刻した」などの内容です。 もちろん反省しないのは、それはそれで問題がありますがそこまで引きずるような内容でもないですよね。 しかし小さなミスなどを1つでも犯したら1日中、もしくは数日ずっと落ち込んでしまいます。
人に対する興味感心が薄い人もポンコツと呼ばれるでしょう。 人に興味がないと、人の変化に気づかなかったり、人の話を聞こうとしないからです。 「人の話を聞かないなんてポンコツだ!」と相手は不快に思います。 日頃よく顔を合わせる家族や友人、そして職場の人の変化にも気付きません。 髪を30センチ切った、1週間で10キロ痩せたなどどう考えても気付くような変化にも目が止まらないのです。 「こんなに変わったのに気付かないなんてポンコツ!」と思うでしょう。
記憶力が乏しく何でも忘れるような人は「ポンコツな人」と言われることが多いでしょう。
など周りの人に迷惑をかけてしまうことも多いです。 自分だけの事であれば、自分が困るだけなのでまだマシかもしれませんが、忘れ気質な自分に嫌気が指し「何で私ってこんなポンコツなんだろう」と落ち込んでしまうと危ないですね。
世界的に見ても日本語はとても難しい言語だと言われています。 ですが母国語が日本語であればある程度は使いこなせるはずです。 ですがポンコツな人は言葉遣いが怪しく、周りにポンコツだと思われてしまいます。
などのことがあるとポンコツだと感じるようです。 特にビジネスの場では敬語はしっかり使いこなさないと信頼を失ってしまうことにもなりかねません。 プライベートでも言葉遣いが怪しいと「この子大丈夫かな?」と距離を取られてしまうかもしれないので気をつけましょう。
運動神経が鈍いこともポンコツな人の特徴です。 走ってる姿がぎこちなかったり、何も隔たりがない所で転んだりする姿は周りにまぬけに映ります。 私の友人は驚くほど運動音痴で本当にポンコツだなと思ってしまいます。 運動会の行進が手と足の動きが一緒になってしまったり、教室の出入りで必ずと言っていいほど躓いたりしていました。 例え可愛かったりイケメンであっても、このようなまぬけな姿を見せることが多いとポンコツな印象が残りますよね。
空気が読めない人やそもそも読もうとしない人はポンコツを疑われることが多いです。 言われる「KY」な人たちですね。 空気が読めない、読もうとしないため突拍子もない言動が目立ちます。 例えば、しんみりとした場面で急に笑いだしたり、みんなが楽しく騒いでいる場面でツンツンとした態度を取ったりします。 このような人は団体行動が苦手とも言えます。 常に自己中心的な考えを持っているため人がどういう気持ちでいるのかなどを考えられないのです。
人間は間違えを犯す生き物です。ミスを犯すことで学びとなり、同じ過ちを侵さないように意識をするのが普通ですよね。 ですがポンコツの人はいくら周りが注意をしても学びを得ようとせず、改善の兆しが見えません。 人は人に期待をしているからこそ注意をします。 そんな期待を裏切るかのように、まるで他人事のように聞こうとしなかったり、反省の色を見せなかったりします。 親切心で忠告しているのに、このような態度を取られるといい気持ちにはなりませんよね。
前述の通り、人間に間違えはつきものです。 ですが、同じ過ちをしないように意識し、事実同じ間違えを起こさないようになることが多いですよね。 しかし、ポンコツな人は同じ過ちを何度も何度も繰り返します。 もちろん取り組んでいる内容の難易度などにもよりますが、「またか!」と周囲が驚くくらいにリピートするのです。 例えば仕事であればコピー用紙の裏表が何度言っても区別つかない、取引先へのメールに「様」をつけ忘れるなどのことが考えられます。 プライベートであれば、彼氏彼女の名前を間違って呼んでしまったり、鍵を締め忘れたりなどでしょうか。 いずれにせよ周りに迷惑をかけてしまうような間違いは繰り返しすぎると、愛想を尽かされてしまうので注意したいです。
よく「人に優しく、己に厳しく」と言いますよね。 しかしポンコツな人はその逆で「人に厳しく自分に優しく」をモットーにしています。 そのため、人にはすぐに不平不満を言うものの、自分のこととなったら耳を塞いだりします。 都合の良い人間だと思われて、そのような姿がポンコツに映るのです。 私の親戚にもこのようなポンコツがいます。 人にはいろいろと文句を言うくせに、私が相手に忠告をしようとすると聞こえないふりをしたり急に話を変えたりします。 大人なくせに、本当にポンコツだなっと毎回感じます。
すぐに泣きべそをかくような人もポンコツであることが多いです。 泣くこと自体は問題ないのですが、「そんなことで泣く!?」と驚くような内容でも泣く姿はポンコツです。 大人になればなるほど泣きたい場面でも涙を堪えれるようになります。 しかしポンコツな人は上司や取引先の人の前でも平気で涙を流します。 「そんなポンコツな姿を見せるな!」とお叱りを受けてさらに涙が止まらなくなります。
仕事ができない人はほぼ確実にポンコツと呼ばれてしまうでしょう。 仕事ができて当たり前な所が出来ないと「給料泥棒」なんていい方をされてしまうこともあります。 もちろん仕事の内容や経験によっては出来なくて当たり前なこともあるでしょう。 新入社員をいきなり海外出張に行かせたり、営業部の人に経理関係の仕事をやらせるようなことは出来なくて当たり前です。 ですが、簡単な雑用や自分の担当範囲内の仕事が出来ないとなると話は別でしょう。 仕事が出来ないと周りのメンバーに迷惑をかけてしまいますからね。
仕事が出来ないわけではないけれど、仕事の効率が悪い人っていますよね? このような人もポンコツな人と思われることが多いです。 効率が悪いと残業も多くなり、精神的な余裕もなくなるので、なんだかいつもバタバタしている印象です。 優先順位をつけず手当り次第に作業に取り掛かるために、作業の進み具合が中途半端になったりします。 「外営業からの帰り道にランチを買ってから会社に帰ろう」のような考えをもたないため無駄な行動も目立ちます。
仕事が出来ないわけでもなく、効率が悪いわけでもないが、作業が遅い人もポンコツな印象を周囲に与えます。 早ければいいという問題でもないかもしれませんが、あまりにも遅いため期限に間に合わないことも多いです。 「仕事が遅いが中身が丁寧」なタイプは百歩譲って許せるでしょう。 しかし「仕事が遅く中身は雑」なタイプはポンコツと思われるだけでなく周囲に反感を持たれることになります。 素早く丁寧に仕事がこなせる技をぜひ周りの人から盗みましょう。そして周りの人もポンコツな人に技を盗ませましょう。
仕事に取り組む姿勢が常に受け身である人もポンコツである可能性があります。 仕事を「させられている、やらされている」と思っている人です。 このように仕方なく仕事をやってあげている姿は態度に出ます。 ダルそうだったり、仕事が雑になったりします。 指示がないと自ら動けないのも受け身な人の特徴です。
ビジネスにおいて(もちろんプライベートもですが)時間を守ることは鉄則のルールですよね。 会議の開始時間やプロジェクトの締切日など、守らなくていいルールはほとんどありません。 ですがポンコツな人はこのような時間に対する意識がだらしなく、ルールを破ることが多々あります。 時間を守ろうとしない態度から「あいつはいつも時間にルーズだからポンコツだ」と思われるのです。 時間に対する意識が足りないと、周りの人に多大な迷惑をかけてしまうので注意したいですね。
なぜかいつも気力がないようにぼーっとしている人っていますよね。 やる気のないような性格や態度からポンコツと言われることもあります。 気力がない人は私生活がとことんだらけています。 仕事以外の時間は特にやりたいことなどもなくただひたすら寝て過ごしたりします。 気力がないと感情を持ってないような印象も与えます。
見た目で清潔感を感じない人もポンコツな人が持つ特徴です。 服装やヘアスタイルなどが乱れている姿から「自分の外見に気をつけないなんてポンコツ」と言われます。 例えば、
などが挙げられます。 特に仕事となると社内外問わず様々な人と仕事をすることになりますが、身だしなみが整っていないとそれだけで信頼を失うことにもなりかねません。
金遣いが荒い人もポンコツである可能性大です。 特定の事に異常にお金を使うようであれば人間性も疑われるでしょう。 例えば、食費・美容代・アプリの課金などにかけるお金が平均を大きく上回るような使い方です。 中にはそれだけのお金をかけてでも得たいものがあるのかもしれませんが、基本的にお金をかけることがやめられない人が多いでしょう。 ギャンブルなんかもそうです。パチンコ・競馬・競輪などにお金を注ぎ込むようであれば「ポンコツ」と言われてしまうでしょう。
異性関係でいつもゴタゴタしているような人もポンコツです。 恋人関係を求めずに体関係だけがダラダラと続いているような人、恋人がいるのに浮気をし続けるような人です。 堂々と交際するというよりは、はっきりしない関係が長期に渡って続きます。 そのため「結局あの人とはどうなったの?」「付き合ってるの?」と感じさせてしまいます。 男女関係がだらしない人は運命の相手となかなか出会えないのでシャッキっとすることが大切です!
ポンコツな人は生き甲斐を見出だせずに毎日を淡々と過ごしてる人がいます。 特に人生の目標などもないと頑張る意味もないので人生がつまらないと感じます。 生きがいを感じないと生活に刺激を感じないため「毎日がつまらない」などとマイナスな思考でいます。 そのようなマイナスな思考は次々とマイナスなことを引き寄せるため悪循環に陥ります。
ドラえもんで例えるとジャイアンやスネ夫のように、人にいたずらをして楽しんでいる人もポンコツでしょう。 小学生や中学校などの時期はいたずらが楽しい時期なのでまだ可愛いものですが、大人になってもいたずらっ子は人はポンコツです。 人の目を盗んでは人が困るような罠を仕掛けます。そして困った顔をみてケラケラ笑うのです。 例えば、ワサビを大量に握り寿司の中に入れたり、わざと美味しくないお酒を作ってすり替えたりなどです。 こういうことばかりで楽しめることはある意味羨ましいですが、でもやっぱりそんな姿はポンコツにしか見えませんね。
「ポンコツな人」は果たして全員悪い人でしょうか? いいえ、そういうわけではありません。 「ポンコツ」と言われる人の中には実は良い特徴を持っている人もいます。
ネガティブ思考なポンコツをご紹介しましたが、ポンコツな人の中にはとんでもないくらいのポジティブ思考な人もいます。 何事もプラスに考えることができること自体はとても素晴らしいですが、あまりにもポジティブすぎるあまりに、その姿が「能天気な人」などと思われることもあるようです。 例えば、結婚式やデートなどの大切な日に土砂降りだと普通落ち込みますよね。 しかしあまりにもポジティブなので「最近水不足だったからちょうどいいね!」ととんでもない発言をします。 確かにそれは事実かもしれませんが、自分の結婚式の時に水不足なんて考えませんよね、普通。。。
ポンコツな人の中にはマイペースな性格な人もいます。 周りに左右されることなく、自分のペースで焦らずゆっくりと過ごす人です。 仕事でマイペースぶりを発揮されると困ってしまいますが、そういうことはあまりないため人に迷惑をかけることありません。 マイペースな性格を褒める場合は「周りに惑わされることないからいいね」となりますが、これが捻くれた見方をする人は「いつもダラダラしていてポンコツだな」と言います。
ポンコツな人は誰もが予想だにしない言動をすることがあります。 その言動でその場の空気をがらりといい方向に持っていくことができるのは良い特徴と言えますね。 例えばグループ内で意見が衝突して空気が悪い時に「じゃあ10円玉投げて裏表で決めようか〜」と突拍子もない提案をします。 このような衝撃発言によってグループの雰囲気が良くなると周りに感謝されます。 このような発言は普通出来ないですが、ポンコツな人だからこそできることですよね。
ポンコツな人と競う人はほとんどいないでしょう。相手にもしない人が多いはずです。 ポンコツな人のいい特徴はライバルが少ないという点です。 ライバルが少ないと争いがないのでイライラしたり焦ったりすることもしません。 ポンコツなので人の地位や名誉を奪うこともできないため、他人も敵視しないでしょう。 そのためポンコツな人はライバルが多い人に比べると毎日が平穏な生活なはずです。
ポンコツな人と上手く付き合う方法の一つはポンコツな人に対する期待値を下げることです。 期待したい気持ちはとても理解できます。 仕事ができるようになってほしい、人として一人前になってほしいという気持ちは誰だって持ちます。 しかしポンコツな人に期待をしても、期待に応えられないためにポンコツ呼ばわりされているので、いっそのこと期待値を下げるとあなた自身も楽になります。 全く期待をしない、という手もありますがそれだと相手のためにもなりませんよね。 ですので「普通は1週間で出来る仕事だが2週間にしておこう」など少しハードルを下げてあげましょう。
ポンコツな人のマインドセットをしてあげるのも上手く付き合っていくためには必要かもしれません。 完璧な人間はいないということを上手く伝えてあげましょう。 ポンコツな人の中には悪気はなく常に一生懸命頑張っている人だっています。 そのような人は周りからの声をプレッシャーに感じ自分を追い込んでしまいがちです。 そういう時には「人間は誰だって完璧じゃないから落ち込みすぎないでね」と一言添えてあげると楽になるでしょう。 その一言を変な方向に捉えて「ポンコツなままでいいんだ!」と考えてしまうほどのポンコツな人には伝え方に十分注意する必要なありますが。。。
ポンコツな人も日々頑張っています。 他の人と比べたら仕事の効率が悪かったり作業が遅かったりするかもしれません。 しかしそんな状況であっても褒めるべきポイントはしっかりと褒めてあげましょう。 普通に考えると褒めるようなことでもないことかもしれませんが、ポンコツな人にとっては立派な成長ポイントです。 その成長を見逃さずに声をかけてあげることで、彼らの承認欲求は満たされますし向上心もアップするでしょう。
上記で説明した通り、ポンコツな人は空気を読めない人が多いです。 そのため「言わなくても伝わるだろう」という思いを捨てて、コミュニケーションを密に取りましょう。 仕事をする上で困ったことはないか、順調に進んでいるか、期限に間に合いそうかなど定期的にチェックしましょう。 小まめなコミュニケーションを習慣化すると、ポンコツな人もあなた自身も安心して仕事に取り組むことができます。 納期に間に合わない、仕上がりが最悪などの大惨事を逃れるためにもなりますしね。
お願いごとや指示はしっかりと詳細を伝えるように意識しましょう。 曖昧な表現だと理解が浅いままの状態で物事が進んでしまいます。 例えば「明日までに連絡して」ではなく「明日の午後5時までに連絡して」などのような言い方です。 「もう少し醤油を足しておいて」だとポンコツな人とあなたの間で「もう少し」の感覚が違うので「あと大さじ2杯分」などと明確にする方が安全です。
ポンコツな人だけを完全に頼りにせず、万が一のことが怒る場合の策も考えておくべきでしょう。 そうすることで上手くいかなくても解決策があると焦らずに過ごせます。 例えばポンコツな人に印刷物をお願いしたのであれば、他の人に「●●さんに印刷物頼んだが5時までに取り組めていなかったらあなたがやっておいて」などバックアッププランであることを伝えるのです。 バックアッププランがあるとポンコツな人も万が一の場合に気持ちがどん底に沈むことを防げますし、やるべきことはしっかりと終えられるので安心です。
「みんな違ってみんないい」というマインドセットが大切です。 人は人と比べるからこそ落胆したり優越感を感じたりします。 ですが、そもそも人と比べる必要は無いですし、それぞれ問題へのアプローチ方法も変わってきます。 そのため、人を団体として考えず一個人として向き合うマインドを持ちましょう。 そうすることで個々人それぞれにベストな提案ができるようになります。
物事が上手くいなかったり、周りから嫌なことを言われるとついつい感情が先走ってしまいますよね。 しかしその感情を一瞬ぐっと抑えることで感情を上手くコントロールできるようになります。 感情を上手くコントロールできるようになると、周りからポンコツと言われることは少なくなるでしょう。 どのようにコントロールしているかは人によってそれぞれかと思いますが、まずあなたに実践していただきたいのが「3秒ルール」です。 感情が高まるようなことがあっても、心の中で3秒数えながらその感情をぐっとこらえます。 すると不思議なことに感情が落ち着くのです。声に出して数を数えても良いかもしれません!
プライドを捨てることも大切です。 全てのプライドを捨てる必要はありませんが、人からの注意はまずしっかり聞く、自分の非は認めることが大切です。 人はあなたに期待をしているから注意をします。好きだから話しかけます。 それなのにその親切心を跳ね除けるような態度は失礼ですよね。 感情的にならずまずは人の話をしっかり聞き、自分が悪いのであれば素直に謝罪をしましょう。
よく過去を振り返って「あの時こうすべきだった」「過去の選択が間違っていた」と落ち込むことがあるかもしれません。 ですが落ち込んだところで過去は変えられません。 ですので過去を見るのではなく、これからの未来に焦点を当てて物事を考えていきましょう。 楽しい将来を想像するといいです。 5年後はどういう姿でいたいのか、将来はどのような環境で暮らしたいのか、ワクワクするようなことを考えましょう。 将来のことが少しでも明確になると、毎日のモチベーションにも繋がり生き生きとした生活を送れます。
どんなに成長スピードが遅くても決して努力することをやめてはいけません。 一生懸命な姿を見せれば、周りはきつい態度を取ることもないでしょう。 スピードは人によって違うのは当たり前です。努力は必ず実ります。 スピード感を持って取り組む姿勢よりも、努力する姿勢を人は期待しています。 毎日に感謝しつつ、毎日を一生懸命に生きましょう!
ポンコツな人は周りからいろんなことを言われるでしょう。 もっとこうすべき、あのやり方はだめなど様々なアドバイスをもらうはずです。 中には相手の苛立っている感情が伝わることもあるかもしれません。 しかしそんな状況であっても、人からのアドバイスは一旦真摯に受け止めることも大切です。 あなたは感情的にならず言葉一つ一つを聞いて本当に相手が伝えたいことに耳を傾けましょう。 そして「アドバイスありがとうございます。とても助かります!」と感謝の気持ちを添えましょう。
野菜のほうれん草ではないですよ! 「ホウ(報告)・レン(連絡)・ソウ(相談)」を忘れないようにしましょう。 これらが漏れていたり遅かったりするとトラブルの原因となりかねません。 「こんな小さいことも伝えるべきか?」と思うような内容もです。 相手は知らないより知っている方が良いことが多いのであなたの中だけで判断して伝えないことだけは避けましょう。
人の話を聞きたくないからといって適当に相槌を打って聞いているフリをしていませんか? そのような態度はすぐ相手にバレてしまいますし、後から困るのはあなた自身です。 そのため人の話はしっかりと集中してききましょう。 なにか別の作業をしながら聞くのではなく、一旦手を止めて話に集中します。 相手の目を見て、本当に納得・理解できるタイミングでの相槌を心がけましょう。 もし不明なことがあれは相手に聞くことも大切です。
物事をよく忘れるのであれば、忘れないようにメモをとる習慣をまずはつけましょう。 メモを取って見る習慣をつけると、リマインドになるので忘れずにすむでしょう。 手書きであればTo Doリストや付箋に書き込むことがおすすめです。 対応完了したらチェックマークをつけたり付箋を剥がしていくとやるべきことが明確になります。 机の上に無造作に広がっている紙にメモをしてもどこに書いたか探すことになるのでおすすめしません。 最近はスマホのアプリでもメモを取れるので、手書きが面倒くさい人にはおすすめですよ!
デジタルの時代だからこそ手書きでその日の出来事や感情をノートに記録したり、スマホのアプリで日記を書くことも良いですね。 家族や恋人との交換日記でも良いですし、自分一人だけの日記でも良いです。 また文章で残す方法でも絵を描く方法でもあなたが好きな形で綴っていきましょう。 日記の良いところは過去を振り返ることのできるログになるという点や独創的なスキルが身につくという点です。 文章や絵などで記録に残っているので過去を振り返りたい時に便利です。「記憶」でなく「記録」を参考にするので確実性が増しますね。 文章でも絵でもかく時はクリエイティブさが必要になります。一定期間続けるとクリエイティブさがどんどん増していきます。
あなたの立てるスケジュールは現実的ですか?それともかなり無理がありますか? ポンコツな自分とおさらばしたいのであれば余裕のあるスケジューリングが大切です。 自分を過信して予定を詰め込みすぎたり、時間の見積もりが甘かったりすると予定をこなせなくなってしまいます。 スケジューリングで大切なことはタスクの所要時間を確実に把握することです。 「この作業はだいたい1時間くらいだろう」ではなく「この作業は確実に1時間で完了できる内容」など現実的に必要な時間をベースに考えて予定を組み立てましょう。
「人は見た目が9割」という言葉を聞いたことはありますか? 人は外見でその人のポンコツ度を判断することが多いです。 自分の身だしなみのチェックを定期的に行いましょう。 簡単なチェック項目は下記の通りです。 <髪>
<顔>
<服装>
<その他>
ポンコツキャラの人ってなぜかモテますよね。 その理由は何でしょうか?下記にて説明していきます。
ポンコツな人でもモテる理由は人に害を与えず癒やすような性格であるからです。 マイペースだったり天然な性格な人を「可愛い」「カッコいい」と感じるのです。 例えば女性であれば、いわゆる「ぶりっ子キャラ」のような人は冷静に見るとポンコツな言動が多いです。 しかしぶりっ子キャラは男性ウケが良いですよね。 「チャラ男」も普通に考えるとポンコツですが、一部の女性からはモテています。 このようにポンコツであっても異性が好意を持つような性格や言動があるとモテるのですね。
ポンコツな人こそ一人で生きてはいけないですよね。 できないことが多いので人のサポートを常に必要とします。 ですので「ポンコツだけど放っておけない」と感じさせることで異性を虜にするのです。 例えば料理ができないポンコツ男子には「私が料理を作って栄養を取らせなきゃ」と思います。 力や体力がなさすぎるポンコツ女子は「オレがリードしてあげなきゃ」と思います。 なのでポンコツでもモテるのです。
ポンコツな人は突拍子もない言動を取ります。お笑いのボケのような感覚です。 ボケられるとツッコまざるをえないですよね。そのためポンコツな人はモテるのでしょう。 ボケのような言動は周囲の人を笑顔にします。そして「何でやねん!」と言わせます。 話の中心になることも多く、雰囲気作りの役割も果たしてくれます。 ですのでポンコツは多くの人から愛されるのです。
ポンコツ野郎にも悩みはつきものですよね。 「将来が不安」「お金がほしい」「死ぬのが怖い」など、これらの悩みははるか昔から私たちを苦しめています。 であるならば、哲学者たちはこれらの悩みに答えを出しているはずですです。 この本は平易な言葉で哲学を学べて、あなたの悩みが解決する1冊です。
ポンコツはダメ人間と言われることも多いかと思います。辛いですよね。。。 しかし、多くの伝記では「英雄」「成功者」として紹介されている、いわゆる偉人たちもポンコツだったのです。 彼らは、ずっと成功し続けてきたわけではありませんし、完璧な人間でもありませんでした。 読めば勇気がわいてくる、新しい心の教科書です!
自分のポンコツさを誇示したい方はこちらをどうぞ!
「ポンコツ」は語源からも分かる通り、マイナスなイメージを持っています。 確かにマイナスな特徴もたくさんありますが、中にはプラスの特徴もあります。 ポンコツをダメ人間と思わず上手く付き合うことも必要かもしれません。 ぜひ本記事で学んだ対処法や改善方法などで周りの人との関係性が良好になることを願っています!