クラスや会社に、必ず「飄々とした人」って一人いたりしませんか?なんだかクールで大人びている印象です。そんな「飄々とした人」って実際にはどんな人なのでしょうか?今回は「飄々とした人」の特徴と「飄々とした人」になる方法を紹介します。また、「飄々」の正しい意味や使い方を例文付きで解説します。類語、対義語、英語表現も紹介するのでぜひ参考にしてみてください。
「飄々(ひょうひょう)」の意味は 「性格や考え方などが世間とは異なり、とらえどころがないこと」 「風が吹く音、風にひるがえるさま」 「ふらふらとさまよっている様子」 となっています。 「飄」という漢字は、古代の中国で「ゆらめく」や「漂う」といった意味を持つ言葉でした。主に服や草木や花など、人間以外に使わている言葉でしたが、日本に伝わった後には人間を評する際にも使われるようになりました。 では「飄々とした人」はどのような人なのでしょうか? 特徴と性格を紹介していきます。
「飄々とした人」は、「飄々」の意味の通り性格や考え方などが世間とは異なり、とらえどころがない人のことを表します。 では、どういった特徴や性格の人が「とらえどころがない」と思われるのでしょうか? いくつか紹介します。
飄々としている人は、周りに流されることはありません。 周りの目を気にせず、人の意見に左右されません。 自分をきちんと持っています。
執着心がない人は、周りから観ると飄々としているように見えます。 しっかりと自分は持っているのですが、こだわり過ぎず「だめなら次」という感じでやり過ごしてしまいます。 そのため飄々とした人はどんな状況でも臨機応変に行動できる人が多いです。
「飄々とした人」は感情があまり表に出ません。 そのため、周りからとらえどころがないと思われます。 無愛想なわけではないですが、例えイライラするようなことや悲しいことがあったとしても周りに気付かれることはほとんどありません。
飄々とした人は、どんなことにも動じません。 それは、自分というものをしっかりと持っているからです。 そして様々なことを想定することが出来るので、何が起きても焦ったりパニックになることはありません。
要領が良い人は、仕事も早く先のことまで読めるので飄々としています。
飄々とした人は、一人でいられます。 周りに流されたり無理に合わせたりせず、他人に干渉もしません。 人を拒絶するわけではないですが、あまり自分から他人とガツガツ関わるようなことはしません。 飄々とした人は、風のようにふわふわとしているイメージです。
「飄々とした人」ってなんだか大人びていてかっこよく見えますよね。 では、どうしたら「飄々とした人」になれるのでしょうか? いくつか「飄々とした人」になる方法を紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
まず「飄々とした人」になるには、周りの目を気にしないことです。 それは自己中心的とは違い、周りに流されず無理に合わせないということです。
「飄々とした人」になるには、感情的にならないことです。 掴みどころがない、とらえどころがない、と思われるような人が飄々としていると言われます。 周りから何を考えているのか分からないな〜と思ってもらうと「飄々とした人」になれます。
飄々とした人になるには、あまり物事に執着しないことです。 無心になる、というわけではありませんが、「こうしたい!」「これが好き!」といった感情が言動に現れないよう執着心は捨てるといいでしょう。
飄々とした人になるには、自己を確立させましょう。 何があってもブレずに動じないことが大事です。 しっかりと自分の考えやポジションというものを確立させましょう。 しかし、そこに固執してはいけないので、確立はさせても臨機応変に対応しましょう!
●淡々とした 意味:感情が表に出ないさま、態度や言動があっさりとしている様子 ●つかみどころがない 意味:核心を見せない、本質に迫れない ●とらえどころがない 意味:核心がなく漠然としている様子 ●マイペース 意味:他人や環境に左右されず、自分自身に適した方法や進度を崩さないこと ●ミステリアス 意味:不思議な、謎めいた
●汲々(きゅうきゅう) 意味:一つのことに気を取られて、他のことを考える余裕がないさま ●齷齪(あくせく) 意味:細かいことを気にして落ち着かないさま、気持ちがせかせかするさま 「飄々とした人」と真逆の人についても少し紹介します。 ●感情的な人 意味:理性を失い感情に走る人、すぐに興奮状態になる人 ●わかりやすい人 意味:何を考えているのか周りが把握できる人のこと ●未練がましい人 意味:思い切りが悪い人、諦めが悪い人 ●熱心な人 意味:ある物事に情熱をもって打ち込むこと、心を込めて一生懸命すること
「流麗飄々」は<りゅうれいひょうひょう>と読みます。 意味は「流れるように麗しく飄々としていること」です。 実は、「流麗飄々」は四字造語であり、正式な四字熟語ではありません。 本来「流麗」の意味は「詩文や音楽などが、なだらかで麗しいさま」といった意味です。 主に、語句や音楽の調子などの美しさに対して使われいます。 「流麗な文章だ」「この音楽はとても流麗である」などと用いられます。
「飄々」を英語で表現するのはかなり難しいのですが、、、 「普通の人なら怒ったり心配したりする事に対して冷静だ」という意味の形容詞には「easygoing」という単語があります。(「easygoing」には「楽に生きていく」というニュアンスはありません) また、「とらえどころがないく何を考えているのかよく分からない」という意味を表現するには、
などと表現するのがよいでしょう。
He is such an easygoing guy.
彼はとても飄々とした男だ。
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「飄々」について理解できたでしょうか? ✓「ひょうひょう」と読み、意味は「とらえどころがないこと」「風にひるがえるさま」など ✓「飄々とした人」は周りに流されずにとらえどころのない人のことを言う ✓「飄々とした人」になるには、周りの目を気にせず自己を確立すること