よく考えるのはいいことですが、考えすぎると疲れてしまいますよね。また周りからも「考えすぎ」と指摘されて悩んでしまうこともあるのではないでしょうか?今回はそんな考えすぎる人の特徴とデメリット、メリットを紹介します。さらに改善方法も紹介しますのでぜひ参考にしてみてください。
考えすぎてしまうことってありますよね。 考え始めると、どんどん抜け出せなくなって身も心も疲れてしまうことがあります。 今回は考えすぎてしまう人の特徴を紹介していきます。 さらに考えすぎる性格を改善する方法も紹介しますので、考えすぎてしまう人はぜひ参考にしてみてください。
考えすぎる人は頭が固い人が多いです。 自分の中で、どうしても「こう!」と思い込んでしまうところがあり、柔軟に考えられません。 そのため、固定概念に囚われて考えすぎてしまいます。 他の人の意見や、違う視点を受け入れられれば「そういう風に考えればいいのか」と考えすぎないで済むのですが、頭が固く受け入れられません。
真面目すぎるが故に頭が固くなっている人もいます。 自分の中にある正義を大事にしているので、他の人の考えやルールを受け入れられないことがあります。 規則や上司・先輩からの指示などを守りすぎてしまい、自分で何か行動を起こしたり一歩先のことを出来ずにいたりします。「言われてもないことやっていいのかな」「前と違うことはやってはいけない」と思っていると、周りからは頭が固いな〜と呆れられてしまうこともあります。 また仕事中は仕事しかしないといった考えの人も多いので、他の人が仕事以外の話で盛り上がっていても一緒に盛り上がることができません。そういった部分も頭が固いと思われてしまいます。
考えすぎる人は自信がないことが多いです。 自信がないにも種類があります。 例えば、
物事を決める過程で、自信がなくて決断できずに考えすぎてしまいます。 その自信の無さがマイナスな発言や行動からもうかがうことができます。
人は悲観的になると考えすぎる傾向があります。 そのため日頃から考えすぎる人は、そもそもが悲観的な性格をしています。 たとえば、自分の発言に対して「悪く思った人いたかもしれない」「他に言い方があったかもしれない」と、考えても答えが出ないことをずっと考えてしまいます。 物事を始めるときも「上手くいくかな…」と悪い方に考えてしまい、抜け出せなくなります。
考えすぎてしまう人は、細かいことが気になる性格をしています。 それが故に「ここも考えないと」「あれはどうなってるかな」と考えてしまいます。 良く言えば視野が広く、小さなミスも見落としません。 ただ、気にしなくてもいいところまで気になってしまいます。
考えすぎる人は失敗に対する恐怖心が人よりも強いです。 決断のその先にある失敗やリスクなどを避けたいという強い思いから決断力に欠け考えすぎてしまうのです。 「失敗は成功のもと」という言葉もありますが、考えすぎの人は「失敗はしてはいけない」「失敗=悪」と思っている人が多いです。 そのため100%自信を持って失敗しないと思えるまで考えてしまいます。
上記の「失敗したくない」という心理は考えすぎな人が持つ「完璧主義」な背景から来ています。 「常にいい選択をしたい・すべき」という思いが強く、常に100点満点でありたいと思っています。 そのために、意思決定の場で「この程度じゃだめだ」「もっと良いものに出会うかもしれない」と考えてしまいます。
考えすぎてしまう人は周りからどう思われているかを気にしすぎるという特徴もあります。 「私が決めたことに対して嫌な気持ちをしないだろうか」「私の意思決定によって嫌われるのが怖い」など周囲からの視線を不安に感じます。 それによって、どうしたらいいのか考えすぎてしまいます。 周りからの悪い評価をもらいたくない、という気持ちが人一倍強いです。
考えすぎる人の短所を紹介していきます。
考えすぎることのデメリットのひとつに「時間がかかる」というものがあります。 その場ですぐに決断をすることができないため、日常的な物事からビジネスにおいて毎日の生活の中の様々な点において時間がかかります。 例えば、
など人生のいろんな場面で迷ってしまいます。 確かに仕事や結婚相手に関しては慎重になるべき部分ですが、それでも「剛毅果断の人」と比べると最終決定までに時間がかかります。
考えすぎる人は疲れやすいです。 考えたり悩んだりする行為はそれだけ脳のエネルギーを使っているからです。 そして疲れたことにより物事に対して消極的にもなりやすく、余計に考えすぎてしまうという負のループに陥ります。 また考えすぎると、あれこれと思考を巡らせているうちに軸がズレてしまうのです。 ですが軸がズレることに気付かないまま考え込んでしまうため結果として決断に時間がかかり、どっと疲れてしまうのです。
考えすぎると、ストレスが溜まります。 楽しいことを考えているのならいいですが、考えすぎる人は大抵悩んでいます。 長いことぐるぐると悩んでいたら、それはストレスになりますよね。 考えすぎることで脳も身体も休まりません。 夜寝れなくなってしまう人は、寝不足で体調を崩してしまうこともあるでしょう。
考えすぎた結果、「やっぱり自分は正しかった!」「元気が出た!」となることってほとんどないですよね。 考えすぎるとほとんどの場合「やっぱり間違ってたかも」「どう思われたかな…」とマイナスな方にいってしまいます。 そして自己肯定感が低くなってしまいます。 自己肯定感が低くなると、自信がなくなるので判断をする際にまた考えるようになってしまいます。
考えすぎてしまう人は、過去のことや失敗を長く引きずりがちです。 「どうして失敗してしまったんだろう」「もっとうまくやれなかったのか」と、終わったことについても考えてしまいます。 改善策や今後の対策を考えるならいいのですが、過去の失敗をただ悩んでいても仕方がないですよね。 しかし、どうしても考えすぎてしまう人は失敗を引きずってしまいます。
考えすぎる人は物事の決断をくだす際、選択肢のメリット・デメリットだけで判断してしまいます。 メリット・デメリットを割り出せるのはとてもいいことですが、「自分が楽しいかどうか」という部分を蔑ろにしてしまいます。 時間がかかっても、効率が悪くても、自分が楽しいと思えることをする時間って、結構大事だったりします。 しかし、考えすぎる人はそれぞれの選択肢に対して思いつく限りの項目を出します。 そして、現実的な観点も踏まえ決断を下してしまいます。
考える前に行動してみましょう。 人は「やってみたいな」「やらなきゃな」と思ってから行動するまでの間にたくさんのことを考えます。 成功する方法も、懸念点も考えれば考えるほど出てきて疲れてしまうことがあるでしょう。 考えすぎてしまう人は、いったん行動を先にしてみてください。 行動しながら考えるようにすると、考えすぎず明確な判断が瞬時にできるようになります。 あまりの見切り発車で周りに迷惑を掛けてしまうこともあるかもしれませんが、みんながフォローしてくれることもあるでしょう。 行動力はとても大事です。
考えすぎてしまう人は物事に対して悲観的です。 「こうだったらどうしよう…」「間違ってるかもしれない…」といった不安を抱えると、何回も同じことを考えてしまいます。 特に人間関係や過ぎたことは考えても答えが出ないですよね。 それでも考えてしまうのは、悲観的になりすぎています。 うまくいくかどうか考えたところでうまくいくわけではないので、「うまくいったらいいな〜」と思うようにしましょう。
失敗しても死ぬわけじゃありません。 「失敗しても大丈夫」と思うことも大事です。 もちろん失敗しないに越したことはありませんが、「万が一失敗したらどうしたらいいか」をしっかりと考えておけば、後は行動するだけです。 ある程度の覚悟や「やってみちゃおう」という精神も大切だったりします。 経験する中で得ることもたくさんあるので、あまり考えずに「失敗してもいいからやってみよう」と行動してみましょう。
考えすぎてしまう人は仕事は家に持ち込まないことを徹底してみましょう。 家でも仕事をしていると、永遠に考えごとをして脳みそが疲れてしまいます。 なので、しっかりとONとOFFを切り替えるようにしましょう。 そのためには、先に趣味の時間を確保しておくことをオススメします。 そうすることで、趣味の時間を逆算して仕事の予定を立てておくことができます。 予定を組んだら、その日までは、全力で仕事を頑張って、趣味の時間を思いっきり楽しむことができますよね。 仕事をしている時間ももちろん大事なのですが、自分が心から楽しいと思えることをする時間も本当に大切です。そしてそれをきっちりと分けること。 一日の終わりでも、一週間の終わりでも良いので、趣味の時間を確保しておきましょう。
考えすぎてしまう原因の中に、知識不足というのもあります。 仕事における知識や経験が少ないことから、すぐに答えが出せずに考えすぎてしまう場合があります。 まずは仕事に対する知識を増やすことから始めましょう。 日々勉強をしたり、過去事例を確認したり、先輩や上司に話を聞くのもいいでしょう。 知識が増えることで、考え込まなくても「こうすればいいんだ!」と答えを導き出すことができます。
自分自身を褒めていますか?家族や友人には「可愛いね」「頑張っていて偉いね!」と声を掛けますよね? 人を褒める時と同じような感覚で自分を自分で褒めてみましょう。 違和感があったり、変な感じがする人もいるかもしれませんが、とっても大切です。 考えすぎてしまう原因のひとつに、自己肯定感の低さがあります。 しっかりと自分を褒めて自己肯定感を上げていきましょう。
など褒めるポイントは色々とあります。 おすすめの褒め方は鏡に映る自分に対して声をかけることです。 自分の姿を視野に入れて褒めることがとても大事です。 朝のメイクの時間や夜のお風呂上がりなど1日に鏡を見るタイミングはたくさんあるので、ぜひ一言からはじめてみましょう!
考えすぎてしまうのは、上手くいっている人を見て焦っているからかもしれません。 上手くいっている人って、やたらとキラキラして見えます。 こんな自分じゃだめだ…と人と比べて、どうしたらいいか考えすぎていませんか? しかし、他人と比べても何にもなりません。 上手くいっている人をみて「自分も頑張ろう」と励みにできるのならいいですが、それで悩み気持ちが落ち込んでしまうのなら比べないことです。 どうしても人と比べてしまう人は、まずSNSをシャットダウンしてみてください。 自分がやるべきことに集中できますよ。
考えない人になりたい!と、考えすぎな自分に悩んでいる人は多いかと思います。 しかし、人間考える生き物です。 考えることは当たり前ですので、あまり「考えすぎかも…」と思い詰める必要はありません。 考えられるのは、それだけ物事に真剣に向き合っている証拠です。 「考えすぎだよ」と周りから言われても、「ちゃんと考えて何が悪いんだ!」としっかり考えられた自分を褒めてあげましょう。
考えすぎる人は、自分に自信がありません。 ですので、自分の考え行動すべてに悲観的な考え方をしてしまいます。 考えすぎている人が身近にいたら、積極的に褒めて自信をつけてあげると良いでしょう。 「とっても助かりましたありがとうございます」「頼りになります」と言ってもらえると、誰でも自信が持てますよね。 ダメな部分を無理に褒める必要がありません。 ただ、人は悲観的になってしまうとちゃんと言葉で褒められないと自分に自信を持つことができません。
考えすぎている人に一番かけてはいけない言葉は「考えすぎ」です。 本人も考えすぎていることは分かっています。 しかし考えていないと不安なわけです。 なので、考えすぎている部分を否定せずに何に悩んでいるのか聞いてあげるようにしましょう。 それだけで相手もモヤモヤが解消されて、深く考えすぎずに答えを出せることがあります。
考えすぎる人と関わりすぎるのにも注意しましょう。 考えすぎているときは悲観的になっています。 悲観的な人って気持ちが弱いので、人に依存してしまいがちです。 仕事のことなど必要なときに連絡するのは仕方がないとしても、プライベートで頻繁に連絡を取ってしまうと何回もネガティブな考えを聞かされることになります。 悲観的な人の話って何度も聞かされると、疲れてしまいますよね。 また一緒になって考えてあげることで、自分も考えすぎてしまい抜け出せなくなってしまいます。 必要最低限の関わりに留めておきましょう。
考えすぎな人に「そんなに考えなくて大丈夫」と言っても、絶対に考えます。 ですので、考えすぎだな〜と思ってもそっとしておいてあげましょう。 考えるターンが終わり自分の中で決断出来たら、その後は行動するのも早いです。 考えすぎちゃうタイプなんだな、とその性格を理解してあげあしょう。
考えすぎる人は、リスクヘッジが得意です。 そのため、ミスや失敗をすることが少ないです。 事前にどういうことが起こる可能性があるのかを考え、それぞれに対して対策をしてから行動を開始します。 イレギュラーなことが起きても冷静に対応することが出来ます。 またミスがないように計画を立てます。 この計画をしっかりと考えるので、行動を開始したあとはとてもスムーズです。
考えすぎる人は、失敗をした時が一番考えます。 なぜ失敗したのか、どうしたら失敗しなかったか、次からはどうすれば良いのか、ということを納得がいくまで考えます。 そのため同じ失敗をすることがありません。 考えすぎることで時間がかかることはありますが、同じミスをしない分次のステップに行くのはとても早いです。
考えすぎる人は、不安な状態で物事を行いません。 自信が持てるまで考えるため、行う時には自信があるということです。 しっかりと考えたうえで自信を持っているため、そうなってからは物事をこなすのは早く手際がいいんですよね。 なので仕事自体は早いです。
たくさん考えることで、新しい視点を持つことが出来ます。 考えすぎてしまう理由に、一つのことに対してさまざまな側面を見てしまうというものがあります。 でもこれって、様々な視点から物事を見れるので新しい発見をすることもできるんですよね。 他の人は気づかないようなところに気づくことができます。 仕事のチームに考えすぎる人が1人いると、新しい視点や面白い視点に驚かされることが多くあります。
少し言い方を変えると、考えすぎる人は気遣い上手とも言えます。 常に周りをよく見ていて、相手の発言や態度に応じて出方を変えるので適切なコミュニケーションを図れるのです。 相手の気持ちをすごく考えるので、相手が望むことをすることが出来ます。
考えすぎるのは責任感をちゃんと持っているからです。 「自分がこれをちゃんとやらなければいけない」という気持ちがあるから考えるわけです。 特に仕事において考えすぎるのは、その仕事に責任感があるからです。 ですので、考えすぎる自分をあまり責めないようにしましょう。 ちゃんと考えられるのはすごいことです。