一人暮らしって寂しいですよね。一人暮らしし始めたばかりはもちろんのこと、一人暮らしが長くなってきてもふと寂しくなることってあります。今回は一人暮らしが寂しいと感じる瞬間を詳しく解説していきます。また、寂しいと感じる心理・原因や、寂しい時の対処法も紹介しますのでぜひ参考にしてみてください。
一人暮らしをしていて、ふと「寂しいな…」と思う時ってありますよね。 疲れが溜まっていたりなかなか人と会えなかったりすると、毎日寂しいという気持ちを抱えていることもあるかもしれません。 中には、一人暮らしそのものが寂しくて仕方のない人もいるでしょう。 今回は一人暮らしが寂しいと感じる瞬間や心理を解説します。 また一人暮らしが寂しい時の対処法も紹介していきます。
よく「一人暮らしで一番つらいのは風邪をひいたとき」なんて言いますよね。 体が弱っていて何をするにもしんどいのに、傍に誰もいない、助けてもらえないという状況は、本当に精神的にもしんどいですよね。 実家だったり誰かと同棲していれば、ご飯を作ってくれたり薬を用意してくれたりしてもらえますよね。 しかし一人だと、全て自分でやらなくてはなりません。 心も弱っているので「こんな時に誰かいてくれたらな…」と寂しくなってしまいます。
家で一人でご飯を食べてるときも寂しいと感じる人が多いです。 やっぱり家族や友達と食卓を囲むと楽しいですよね。 「これ美味しいね」とか「あーこれ食べたかった」なんて会話もせず、一人黙々と食事をしていると寂しくなってきます。 特に実家で家族と一緒に食事をしていた人や、前日に仕事後ご飯や飲みに行っていたりするとより孤独を感じてしまいます。 自分で作ったものを誰かに食べてもらうこともなく、また誰かにご飯を作ってもらえることもなく、料理も後片付けもすべて自分だと悲しくなってしまいます。
誕生日に何の予定もなく、仕事をして家に帰ってきて一人で過ごしている時にとてつもなく寂しくなってしまいます。 さすがに誕生日に一人だと多くの人が寂しくなるのではないでしょうか。 なんとなくケーキなんて買って帰っちゃったりして、いざ一人で食べ始めたら余計に虚しくなった…なんてこともあるでしょう。 ちなみに筆者は実家暮らしの時に誕生日に家族全員予定があり、自分自身は音楽特番を観ることだけが唯一の予定だったことがあります。 その時はさすがに虚しくなりました。 やっぱり誕生日って少し意識しますよね。 自分から誕生日に誰かを誘えば「祝って!」と言っているようで嫌ですし、かといって友人なども「誰かに祝ってもらうかな?」と誕生日に誘いづらかったりして、結局予定ナシ!なんてことがあります。
誕生日だけじゃなくバレンタインやクリスマスなどのイベントの時も、一人暮らしの部屋で一人で過ごしていると寂しくなります。 世もSNS上も恋人と甘い時間を過ごしていたり、友達同士でイベントを楽しんでいたりします。 せめて家族と暮らしていれば一緒にチキンやケーキを食べたり、チョコレートを買ってきたりできますよね。 しかし一人暮らしだと、何もしないまま時間が過ぎていきます。 そういう時に「あぁ…一人って寂しいなぁ」と思ってしまうんですよね。
SNSで、友達の家族写真を見たりした時に「あ、自分って一人なんだ」と寂しくなってしまうんですよね。 新居で夫婦写真を撮っていたり、子どもが生まれていたり、新しい家族との写真がアップされていると一人暮らしの自分が寂しい人だと思ってきてしまうんですよね。 特に子どもが生まれると、みんなSNSに上げますよね。 また一人暮らしで仕事だけしている生活だとSNSに上げる写真もなく、余計に「自分はインスタにアップする写真もないのか…」と寂しくなってしまいます。
休日など特に予定もなく一人で過ごしていると、何があったというわけではないのに「さみしい」と思ってしまうことがあります。 それは、一人っきりで暇な時間を過ごしているとネガティブな思考が沸き起こりやすいからであるということが考えられます。 一人っきりで過ごしていると楽しそうにしている人に対して羨ましいと感じてしまったり、また楽しそうにしている人をみると余計に孤独を感じて「さみしい」と感じてしまいがちです。
何日も前から楽しみにしていて、前日はワクワクして眠れない位楽しみにしていることが終わってしまい一人の家に帰ってきた時に、家の中がしーんとしてさっきまでの楽しさとのギャップにより寂しくなってしまうんですよね。 一人ぼっちって寂しいですよね。帰ってきた時の無音の感じが虚しさすら覚えさせてきます。 その次の日なども「昨日の今頃は最高の時間を過ごしていたなぁ…」と楽しい時間を過ごせば過ごすほど、喪失感を感じてしまうものです。
自然災害が発生した時も、不安で寂しい気持ちになってしまいます。 大きな地震が起きた時って怖いですよね。 一人の時に助け合える人がいません。 さらに台風は一晩続くことがあります。 強風や豪雨の音に恐怖心さえ覚え、一人でいることが辛くなる時ってありますよね。 そういう時に「誰かいてくれたらなぁ」と心細くなってしまうんです。
実は、さみしいと感じる心理や原因それは、人類が地球に誕生した時にまで遡ります。 人類がこの世界に誕生して二足歩行になり始めた頃、人は集団で生活をし連携プレーをとって生活をしてきました。そもそも人間が二足歩行になったのは、集団で生活していく上での鬱陶しさを和らげる姿勢であるためとすら言われています。 つまり、「人間」は元々「一人きりでは生きていけない社会的な生き物」であるということです。 だから、一人でいるときなど誰かとコミュニケーションをとる機会が少くなるなど「孤独」を感じると「さみしい」という感情がでてくるのです。 もはや、「さみしい」と感じるのは「人間は一人では生きていけないよ」というサインであり、「生きるための能力である」とも言えるでしょう。
日中は太陽の日差しが差して明るい街でも、夜になると光がなくなり全く違った風景にも見えますよね。 特に深夜、ほとんどの人が寝静まっているような時間帯は、人影もなくなりさらに孤独を感じやすくなります。 日中は元気に明るく過ごしていても、深夜になると急に虚しくなってくる、寂しくなってくるのは「夜・深夜の雰囲気」である可能性もあります。 夜になると暇電をかけたくなりますよね。 これも寂しさが故です。夜はどうしてもセンチメンタルになってしまうんですよね。
冬のイルミネーション、クリスマス、バレンタイン…カップルが盛り上がるイベントが詰まりに詰まった冬はどうしても寂しい感情が倍増します。 また、冬は寒いので物理的にも温もりが欲しくなります。 人肌恋しくて誰かと温まりたいのに、その誰かがいなくて「寂しい」という感情が生まれてしまいます。 あって欲しいものがない時の物足りなさで「寂しい」が生まれるので、一人暮らしをしていると人肌恋しい時点で寂しさから逃れることは出来ません…。
家に甘えられる相手がいないことは、寂しくなる原因のひとつです。 例えば職場で嫌なことがあった時や友達と喧嘩してしまった時など、心は疲れきっていますよね。 そんな時家に誰かがいれば、愚痴を聞いてもらったりご飯を作ってもらったりと甘えることが出来ます。 しかし一人だと、そうやって誰かに甘えて寄りかかることが出来ません。 「誰かいてくれたらな」「話聞いてほしいな」と思うと寂しくなってしまいます。 友達にわざわざ連絡するほどのことでもないけど、誰かに話を聞いてもらいたい時ってありますよね。 その時に一人だと「自分って孤独なのかも」と、寂しい気持ちになってしまいます。
家でテレビや映画を観ていたり、ネットニュースなどを読んでいる時にすぐに気持ちを共有できないのも寂しくなる原因のひとつです。 テレビを観ていて面白いのに一緒に笑い合える人がいなかったり、感動する映画を観ていても一人で涙を流していたりする時に寂しさを感じてしまいます。 やっぱり気持ちって共有したくなりますよね。
熱中していることがあると、「寂しい」という気持ちを紛らわすことができます。 さらに仕事を頑張れば頑張るほど成果を出して、周りに認めてもらえるようになれば自分に自信をもつことができ何だかモヤモヤとしていた気分が晴れていくことでしょう。 仕事に全力を注ぐことで家に帰る時にはしっかりと疲れており、やるべきことをやったら後は休むだけ…という生活になれば寂しさを感じることはありませんよね。 よく忙しさで寂しさを紛らわすと言いますが、実際に忙しいと寂しさを感じることもなくなるので仕事に一生懸命になってみましょう。
「寂しさ」を紛らわすためには趣味に没頭するのもいいですね。 特に「料理」や「手芸」は集中力が必要で、没頭していると「無心」になれます。 「料理」や「裁縫」など頭をフル回転させることによって脳の血行が良くなると言われていて、脳の血行がよくなるとセロトニンという物質が出て感情や気分をコントロールすることができるようになります。 料理や裁縫じゃなくても、自分の好きなことに没頭していると時間はあっという間に過ぎていきます。 スポーツでもいいですし、映画鑑賞、カフェ巡りやカメラ、アイドルやアニメなどなど…最近は一人で楽しめることがとても多いですし、一人で出かけている人も増えてきています。 「おひとりさま」文化がどんどん浸透している日本なので、まずは好きなことを何でも始めてみましょう。
寂しいと感じてしまったとき、思い切って普段あまりしない「大掃除」をしてみませんか? 玄関の汚れや、テレビの上といった普段あまり気にかけないような場所に目をむけてみると、蓄積された汚れに驚くことと思います。 掃除をすると、気持ちもスッキリして前向きな気持ちになれますし、何より「良い時間を過ごせたな〜!」という清々しい気分になります。 「部屋掃除したばかりで綺麗だから遊びにきてよ!」なんて誰かを呼ぶ口実にもなりますね◎
これはめちゃくちゃオススメしたいのですが、自分の部屋の中を最高の空間にすることです。 「仕事でろくに部屋になんかいない」 「インテリアにお金かけるのもったいない」 などと思う人もいるかもしれませんが…ノンノンノン! 自分の部屋の空間を自分にとって最高にしておくだけで、幸福度や充実度が変わってきます。 好きな色の家具でそろえたり、お気に入りの香りのデュフューザーを置いたりしてみてください。 部屋にいるだけで楽しくなっちゃいますよ! 最近は安くて可愛いインテリア雑貨もたくさんあるので、季節モノをひとつ置くだけでも気持ちが変わってきますよ!ふらっと雑貨屋さんや家具屋さんに立ち寄ってみてください。
部屋を片付けておしゃれにしたら、いつでも家に人を呼ぶことが出来ますよね。 宅飲みや鍋パ、映画やライブ映像の鑑賞会などを家で行いましょう。 お泊り会をするのもいいですよね。 一度呼ぶと、友達もたまり場と思ってくれてよく遊びに来てくれるようになるでしょう。 居心地の良い空間を作れば「○○の家で集まりたい!」と言ってくれます。 ネットなどでホームパーティーの研究をして、人を呼ぶ楽しい環境を作っておきましょう。
会わなくても、スマホがあれば友達と電話をすることが出来ます。 LINEでは無料通話もありますし、時間を気にすることなく電話できます。 しかも夜の電話って、盛り上がるんですよね。 一人暮らしなら家族などが寝ていることを気にせずに話せますし、会って話すにはちょっと恥ずかしい話も出来るのが電話です。 最近はテレビ通話もあるので、会えなくても顔を見て、まるで本当に会っているかのような感覚で話ができます。 便利な世の中になったものですね。。!
映画は、1本観るのに約2時間かかります。 そのため仕事後、食事やお風呂を全て済ませた後映画を観始めるとあっという間に寝る時間になります。 楽しい映画なら集中して観れるので、映画を観ている間寂しい感情から解き放たれます。 そしてすぐに寝てしまえば、一人の時間を過ごしていても寂しさに襲われることはないでしょう。 AmazonPrimeやNetflixなどに登録してしまえば、観始めてあまり面白くなければ別の映画を探すことができるのでおすすめですよ! オリジナルドラマとかもあるので、2時間どころか何時間でも時間をつぶせてしまいます。
ゲーム好きな人って男女問わず多いですよね。 現代ではスマホゲームのクオリティもかなり上がって、無料ゲームでもかなり楽しめます。 寂しくなってしまったときは、「スマホでゲーム」をしてみてもいいかもしれません。 ゲームに集中できれば寂しさを忘れることができるはずです。 最近のゲームはインターネット通信利用して他の人と協力し敵を倒すといった「マルチプレイ」の機能がついているものも多く、同じゲームをしている人とコミュニケーションをとることができるので、より寂しさを紛らわすことができるはずです。 しかし、ハマりすぎて課金してしまうとお財布も寂しくなってしまうので注意してください。
ペットを飼うのもおすすめです。 家にペットがいると本当に癒やされますよね。 さらに疲れている時は何も言わずに寄り添ってくれるので、新しい家族の一員として寂しさを解消してくれます。 ただ、一人暮らしだとなかなかペット可のアパートやマンションって少ないですよね。 お金もかかりますし、お留守番をさせる時間も長く逆にペットに寂しい思いをさせてしまうことあります。 そんな時は熱帯魚などもおすすめです。 また、ペットを飼うアプリゲームもあります。 動物が出てくるアプリゲームでペットを飼っているかのように可愛がっていると、寂しさを紛らわしてくれるでしょう。
どうしても寂しくて仕方がないのであれば、一人暮らしを辞めるという選択肢もあります。 無理に辛いことを続けても意味はありません。 実家暮らしをしたり、シェアハウスをしたりしましょう。 また寮のある学校や職場を選択するのも一つです。
「寂しさ」って慣れてきます。 最初のうちは一人でいることが辛いかもしれませんが、時間が経てばそれが当たり前になり寂しく感じることもなくなるでしょう。 そしてそのうちに「やっぱり一人が一番楽だなぁ…」と思うようになります。 時間が経てば人と一緒に暮らす方が大変になるので、寂しいなと感じても「時間が解決してくれるだろう」とあまり深く考えないようにするという対処法もありますよ。
いかがだったでしょうか? 一人暮らしもメリットとデメリットがありますし、合う合わないもあるでしょう。 自分が生活しやすい環境で過ごすのが一番いいです。 様々な生活を経験して、自分に合ったスタイルを見つけていけたらいいですよね。 筆者は一人暮らしをしていて寂しくなったことがないので、「寂しい」と感じるのが羨ましくもあります。 そういった感情になることも大事ですよね。 そんな時に誰かに連絡をしてみたりして、相手もたまたま一人暮らしで寂しくて、久しぶりに連絡を取った友達とまた仲良くなるなんてこともあるかもしれませんね。