「あの人はズボラだ」「私ズボラなので〜」など、「ズボラ」ってよく使用される表現ですよね。しかし「ズボラ」の正しい意味をご存知でしょうか。今回は、「ズボラ」の意味と、ズボラと言われる人の特徴や心理など詳しく紹介!また、ズボラな性格のメリットやデメリット、ズボラな性格をなおす方法も合わせて紹介しますのでぜひ参考にしてください。
「ズボラ」とは、「行動や性格がだらしないこと」です。 例えば、整理整頓がきちんとできなかったり、人との約束をすぐに忘れてしまって守れない...など、傍からみて「だらしない人だな」と感じる性格や行動を「ズボラ」と言います。 「ズボラ」は、「だらしない」といったニュアンスが強く、悪い意味で使用されることが多い言葉ですが、「だらしない」と言うよりも柔らかいニュアンスになります。 「もう、ほんとズボラなんだから〜」と、だらしない人を指摘したり「ズボラなので〜」と自分の事を自虐して言うことも多い表現です。
・惰気(だき) 「惰気」の意味は「怠け心」という意味です。 「だるいな〜何もやる気しないな〜」といった気分を、「惰気」といいます。 「ズボラ」も「めんどくさい」「だるい」というような、怠けた気持ちからくるものなので、同義語であると言えるでしょう。
・ものぐさ 「ものぐさ」の意味は「物事をめんどくさがること」です。 また、そのように、めんどくさがる人を「ものぐさな人だな」と表現することが出来ます。
・大雑把(おおざっぱ) 「大雑把」の意味は、「細かいところに注意が行き届かない様子、細部にこだわらずに全体を大きく捉えること」です。 全体を大きく捉えていて、細かいところには一切気にしない様子を「大雑把」と表現します。
・杜撰(ずさん) 「杜撰」の意味は「物事がいい加減で誤りが多い様。粗雑であること」です。 ズボラな人も、なんでも適当に対応、適当に物事扱うので、「杜撰」という言葉に当てはまります。 しかし、どちらかと言うと「杜撰」は状況や状態を表す言葉であって、性格を表す言葉ではないという違いがあります。
・粗雑(そざつ) 「粗雑」の意味は、「細かい点にまで注意が行き届かないこと、荒っぽくていい加減なさま」です。 「粗雑」も、雑というニュアンスで言えば「ズボラ」とは違い、状況のみを表す言葉です。
「ズボラ」の英語は、
になります。
My sister is really untidy at home.
私の姉は家ではかなりズボラだ。
家では、ダラダラする以外なにもしたくないのがズボラな人です。 携帯もテレビのリモコンも飲み物も食べ物も全部がベッド上など、手の届く範囲に置いてあるなんてことも珍しくありません。 とにかく何をするのもめんどくさいので、ベットの上から動かないように自分で配置しているのです。 ズボラな人は仕事は結構真面目にやっているという人が多く、めんどくさがりなところはプライベートで発揮することが多いです。 プライベートだからこそ、「自分がダラダラしても迷惑かけないでしょ!」と思っているので、思う存分ダラダラして過ごしてしまいます。
ズボラな人は、とにかく大雑把でガサツ!!掃除は大の苦手で家の中はとっ散らかっています。 家では「どれだけ動かないでいられるか」が、ズボラな人の腕の見せ所。 片付け、という概念がそもそもないので、「部屋を片付けなさい!」と注意されたら、落ちているものを一つのところにまとめるか、ベッドの上に全部乗っけてしまうかのどちらかです。 「自分の家なんだから汚くしてたって誰にも迷惑かけないでしょ」なんて思っています。
ズボラな人は、細かいことを気にしません。 部屋が汚くても気にならないし、カバンの中がぐちゃぐちゃでもへっちゃら! また、洋服の毛玉もシワも気にならないし、剥げたマニキュアも気にならないなど、身だしなみに関しても無頓着だったりします。 女性なら特に「もっと気にした方がいいよ!」と言いたくなってしまいますよね。 自分が食べこぼしの汚れがついた服や、ヨレヨレの服を着ていても気にならないのですから、些細なことが気になる「神経質」とはまさに無縁であると言えるでしょう。
ズボラな人は整理整頓が出来ません。 片付けをしていても、一向に綺麗にならないことが多いです。 そもそも『綺麗な状態』のハードルがめちゃくちゃ低くなっています。 部屋であれば、寝るスペースと足の踏み場があればOKと思っていますし、テーブルの上は物を置く場所として認定されているので物で溢れてごちゃごちゃしていても気になりません。 職場のデスクもかなり散らかっています。 飲みかけのものがそのまま置いてあったり、封を切ったゴミがテーブルに置きっぱなしだったりします。 ゴミをまとめてゴミ箱に捨てる、この簡単な行為すら「めんどくさい」と感じてしまうのがズボラな人の特徴です。
ズボラな人は物を大事に扱うことができないので、いちいち物音を立ててしまうし整理整頓も出来ません。 物を大事にしようという意識があれば、物を置く時は丁寧に置きますし、ちゃんと管理をするために整理整頓をするでしょう。 しかし、ズボラな人は「長持ちさせよう」「丁寧に扱おう」という気持ちがないので、物を大事に扱えず、がさつな行動が目立ちます。 冷蔵庫を足でバーンと閉めたり、物をしまうカゴなどが遠くにあれば平気で投げ入れます。 また、扱いが雑なので大切なモノでも何でも簡単に失くします。 「失くしたら同じものを買えばいいや」と思っているんですよね。
ズボラな人はゴミの分別もしません。 捨てる場所で指定されていても、ラベルをつけたままペットボトルを捨てたり、燃えるゴミの中に燃えないゴミを入れて捨てたりします。 公共の場のペットボトル専用のゴミ箱にも無理やり燃えるゴミを突っ込んでしまうことも。 ここまで来るとズボラどころか、非常識レベルですが…。 ズボラな人は、とにかく「めんどくさい」という気持ちには勝てないのです。
ズボラな人は、スケジュール管理なんて面倒くさいことはしません。 なので、仕事であっても平気で遅刻します。 寝坊はもちろんのこと、ギリギリになって準備を始めるため、「準備してたら出遅れた」なんてことも珍しくありません。 前日にお出かけの準備をするなんて、もちろん面倒くさいのでしません。 かといって慌てることも、遅れないように努力することもないので待ち合わせに遅れてくるのはマスト。15分くらいの遅れに関しては遅刻だとも思っていません。
ズボラな人は、ルールを守らない人も多いです。 ズボラな人って、とにかくめんどくさいことが大嫌いで、できることなら手を抜きたいし、楽をしたいと思っています。 上述した「ゴミの分別をしない」というのもルールを破っていますよね。 その他にも「楽ができるなら通ってはいけない道を通る」など、楽をすることができるならルールを破ることに罪悪感を感じることがありません。 ズボラな人は基本的に自分のことしか考えていないので、例え注意されたとしてもその言葉が響くことはありません。
ズボラな人は細かいところまで意識を行き届かせるのが苦痛です。 そのため、表の数字を一つ一つ確認したり、小さな枠の中に文字を書いたりシールを貼る、資料の角をぴっしり揃えてホッチキスするなど細かい作業は大の苦手。 ズボラな人が作った資料って、絶対に角が揃っていなかったりします。 行動のふしぶしにズボラさが出てしまうので、表面上キレイに取り繕っていてもすぐにバレてしまいます。
ズボラな人は、家にいたらとりあえずゴロゴロ〜。 ベッドの上やクッションの上、ソファの上などすぐに横になってしまいます。 漫画を読んだりゲームをするのも横になりながらなので、座っていたり立っている時間のほうが圧倒的に短いです。 気付いたら寝落ちして、起きたらまたテレビ見て…の繰り返しなんてことも珍しくありません。 ズボラな人は精神面が弱く体力もないことが多いですが、このダラダラとした生活に原因があるのでしょう。 「めんどくさい」に加えて体力がないから、起き上がっているよりも寝転がっていた方が楽なのです。
お手洗いに行ったあと髪がやたら濡れていたり、洋服が濡れているのはズボラサイン! ズボラな人はハンカチを持ち歩かず、お手洗いに行って手を洗った後はパッパッと手を払って水気を飛ばします。 髪を整えているふりをして髪に水分をつけて濡れている手を乾かそうとしたり、太股部分など洋服でササッと拭いてしまうことが多いのです。 くしゃみをした時も手で抑えた後、そのまま服で拭いたり…かなり不潔ですよね。 しかしズボラな女性には、そういったズボラ行為に対して「汚い」という概念がありません。
ズボラな人は、髪を洗ってもドライヤーを使って乾かすということをしません。
2つも面倒くさい条件が揃っているのですから、ズボラな人にできるわけありません。 ヘアケアなんて「やらなきゃ」とは思っていても、実際にすることはないでしょう。 自然乾燥にしてしまうと頭皮が生乾き状態になるので、頭皮に雑菌がわいてふけや匂いの元になります。そして、当たり前ですが毛先は傷んでギシギシに....。 女性は「髪が命」とよく言いますからね。 髪の毛がギシギシで清潔感を感じられない人って、なんとなく「ズボラなんだな」ということがわかってしまいます。
ドライヤーをかけないどころか、そもそも「お風呂に入るのがめんどくさい」という人も多いです。 冬は特に「汗かいてるわけじゃないし、入らなくていいでしょ〜」なんて思いがち。 しかし、人間の性質上冬でも汗はかいていて、お風呂に入らないとやっぱり臭います。 おまけに髪も皮脂でギトギトに...。 特に夏なんて一瞬で「この人お風呂入ってないな」とわかってしまいますよね。 それでもとにかく自分の中の「お風呂に入るのがめんどくさい」と言う気持ちに従ってしまうのが、ズボラな人の特徴です。
ズボラな人は、自分自身の身体のことだけでなく、身だしなみにも無頓着です。 洋服も洗濯をして干す時にシワを伸ばさず、乾いた後も綺麗に畳まないのでシワが多いです。 ほつれや毛玉があっても気にしません。 そのため、本当に洗ったの?というような服を着て出かけてしまうこともあります。 また、新しい洋服を買うのも面倒くさいので同じ服を長いこと着ています。 だいぶクタクタになってきていてもお出かけ用として着続けてしまうんですよね。 大切なお洋服であっても、勿論洗剤を変えて「おしゃれ着用」の洗濯なんてしません。 そのため、着れば着るほどクタクタに...。 あきらかに洗濯のしすぎで色落ちしている洋服を着ている人はズボラ度高めかも...!?
ズボラな人は、かばんが開きっぱなしでも気になりません。 ちゃんとチャックやボタンで閉められるものなのに、整理整頓せずにバンバン詰め込むので開きっぱなしになっているなんてことも珍しくありません。 そんなかばんをドーンと椅子に置いたりするので、よく物を落としています。 むしろ歩きながら落とすこともあり、気付かないまま過ぎてしまうことも…。 または拾おうとして、かばんの中身が出てきたりとてんやわんやです。 勿論落ちたものはそのままカバンに投げ入れるだけで、整理整頓することはありません。
ズボラな人は、何かあるとすぐに「えっめんどくさ」と言います。 なんでもめんどくさいので、挨拶ぐらいの感覚で「めんどくさ」とついつい言ってしまうんです。 基本的にとにかく早く終わらせたいから雑で済ませてしまうし、細かいところはスルーします。 そのため、それをどうしてもやらなければならない場面に遭遇すると「えーめんどくさ」と言ってしまいます。 心で「めんどくさい」と思ってしまうことは誰にでもあるでしょう。 それを思ったまま口に出すのは、社会人としてどうなのかなと思ってしまいますよね。
何度も書いていますが、ズボラな人はとてもめんどくさがり屋さんです。 何をするにもめんどくさいという気持ちが勝ってしまうので、ズボラになってしまいます。 特に細かくきちんとすることが面倒くさいと感じがち。 だからやったらやりっぱなしですし、筋力を使わずに重力に任せて物を置いたりします。 対人関係においても、やり取りなどめんどくさくなると返事や返信もテキトーです。 いわゆる「連絡ブス」というやつですね。 そういった部分も「ズボラ」だと思われてしまう原因になります。
ズボラな人は何においても無頓着すぎるところがあります。 傍から見たら「よくそんな格好で外出れるね…」と思われるようなだらしない格好で平気で外に出るのも無頓着だからでしょう。 人間関係においても深い関係を築くのは苦手で常にフランクな一面があり、どちらかと言えば楽天的でお気楽なタイプであると言えます。 ただ無頓着過ぎて、友人の誕生日や恋人との記念日は忘れがちで顰蹙をかってしまうこともありますし、やはり「だらしない」というのはよろしくないですよね。
スボラな人は能天気な人が多いです。 上述しているように、何事も楽観的に捉えているので、ズボラな言動をして周りから良く思われなくても気にしません。 能天気タイプだからこそ自分がそこまでズボラであることに気付いていません。 自分の楽なように、ありのままの自分で生きているだけなんです。 そもそも人って、家の中ではわりとズボラになってしまう一面ってあると思います。 それが外でも出てしまっているだけなので、本人にとっては通常営業です。 周りのみんなもそんなもんでしょ?という感じで、ズボラな一面を気にするようなことはありません。
ズボラな人は基本的に❝どうにかなる精神❞で生きています。 「どうにかしよう」「何とかしよう」という気持ちになることがなく、物をぞんざいに扱って壊れてしまおうが、他人とも丁寧に関わらずに疎遠になろうが「まあどうにかなるよ」と思っています。 「人生どうにかなるっしょ!」という考えの持ち主なので、丁寧にやろう、慎ましさを大事にしようという気持ちにならないのです。 落ち込んだり悩んだりすることがないので、ストレスが溜まらないことを考えれば強みではありますが、他人を傷付けてしまったり物を壊せば金銭的な損害が出ることもあります。
例えば両親がズボラな人だった場合、両親が「めんどくさい」と言いながら色々なことに手を抜いている姿を見ながら成長しています。 そのため、雑に物を扱ったり、整理整頓せずにその場にペッと物を置いたままにするのが「当たり前」になってしまっています。 子供の頃から「当たり前」だと思って育ってしまっていることを、「ズボラだね」と指摘されても「これが当たり前なんじゃないの?」と思ってしまうわけです。 そして、「治さなければ」と思ったところで「習慣」となってしまっていることを、すぐに治すことは勿論できません。 人の習慣を治すのって、とっても大変なことですからね。 ズボラだとわかっていながらも、その性格をなおせない人も多いでしょう。
ズボラな性格のメリットといえば、細かいことを気にしない「おおらかさ」ではないでしょうか。 悪く言えば「大雑把」ということになってしまいますが、細かいことを気にしてグチグチ言ったりすることがないので一緒にいる人も気を使うことがなくてとても楽です。 例えば仕事でミスをしてしまっても、細かいことを気にしないのでサクッとフォローして何ごともなかったかのように接してくれます。 なので、部下などにはとても好かれやすいタイプであると言えます。 しっかりしていないというわけではなく、「ミスしてしまったという事実は何をどうしても変わらない」としっかり割り切る心の広さを持っていると言えるでしょう。
ズボラな人は、いつでも取り繕うことなくありのままの自分をさらけ出しています。 そうでもなければ、「ズボラだな」と周りの人が感じるような行動をとったりしません。 人の前だからといって無理にきちんとしようとせず、面倒くさいことはしたくないという正直な心理で行動しています。 いつでもキチっとしていて明らかに作ったような性格の人って、「本音ではどう思っているのだろう」と不安になってしまいませんか? 「ズボラだな」と感じるぐらいありのままの自分を見せてくれていたら、「本音で話してくれている」と安心しますよね。 そのため、ズボラな人は他人に興味がない割に信用されやすく、仲良くなるペースがとても早いです。
どんな場面でもズボラさを見せる、ズボラな人は自然体で人に接しています。 つまり、無理をすることがないんです。 無理をして自分を作ると言いたいことも言えなくなったりして人付き合いに疲れてしまいますよね。 ズボラな人は、無頓着なので人にどう思われるかを気にしていません。 なので、「良い自分」でいられるように無理をする人に比べると、人間関係においてストレスを感じることがないのです。 誰と一緒にいるときも家族と接しているときのように自然体でいられるというところは、ズボラな人のメリットであると言えるでしょう。
ズボラな人って、なんだかんだ人生上手くいっているように見えますよね。 きちんとしている人から見れば「そんなにだらしないと、人生上手くいかないでしょ」と思うかもしれませんが、なぜかズボラな人って周りの人に助けられて生きています。 不思議と愛されキャラで、ダメな部分があっても「も〜しょうがないな〜」なんて言って助けてもらえるんですよね。 人って完璧すぎる人が目の前にいると気が張ってしまうけれど、ズボラさんのように少し抜けているところがあると自分の気持ちも楽になります。 また、手助けしてあげられている自分に少し優越感を感じたりなんかしてちょっと気分が良いんですよね。 失敗も多いけれど、世渡り上手な人も多いと言えるでしょう。
いつでもきっちりしている人は、最初から「あの人は完璧にデキる人」だと思われている分期待値が高く、プレッシャーも大きい。 そして、失敗すれば期待値が高いぶんがっかりされてしまいます。 しかし、ズボラな人の場合「あの人はズボラだしね」と思われているので最初から期待されていません。簡単に言えば「できなくて当たり前」ぐらいに思われています。 なので、完成度が低くでも「できた」というだけで評価されちゃったりします。 でも期待されないなんてそれってどうなの...?と思いますが、プレッシャーがない分本領が発揮できるということもありますから、ある意味メリットですよね。
ズボラな人のめんどくさがりで、ちょっとダメな部分を「かわいい」と思ってしまう人は多いはず。 男性は特にプライドが高い生き物ですから、きちんとしすぎている女性よりも「もう〜しょうがないな〜」なんて言いながら色々やってあげたくなるような人を好みます。 また、女性もズボラな男性の側にいると「私がやってあげないと...」と母性本能がむくむく湧いてきてしまうんですよね。 あまりに完璧すぎると、一緒にいても気が張りっぱなしで逆に疲れてしまうものです。
やはりズボラな人がモテる大きな理由は、気取っていないことでしょう。 気取っている人ってむやみにブランド物のバッグを持っていたりして、他人に自分を良く見せることに命を掛けてるレベルです。 そういう人と付き合ってしまうと「自分ってお飾り?」「ハイブランドの物をプレゼントしないと喜ばれないかな…」と相手は心配になってしまいます。 やっぱり、見栄を張ったり気取ったりしない人のほうが居心地が良いと感じるのは当然のことですよね。
気取らないということは、嘘や誤魔化しがありません。 なんでも自分のことは正直に相手に伝えますし、ありのままをさらけ出します。 「今まで彼氏なんて学生の時1人いただけだよ」「実は社会人1〜2年目の頃は遊んでた」などと、好きな人には隠そうかな、と思うようなことでも包み隠さずに話してしまいます。 何より嘘や誤魔化しをしない人って正直で信頼出来ますよね。 隠れて異性と遊んだり浮気をしたりすることが無いだろう、と信頼されるのもモテるポイントです。
ズボラな人は上述しているように、細かいことを気にしません。 例えば、「女性扱いして欲しい!」という気持ちも強くないので、男性が一緒にいても気を使わせることがありません。 もっとエスコートしなきゃ、女性はこういうお店嫌いかな、といった気を使う必要がないのが男性にとってポイントが高い! たまには大衆居酒屋やラーメン屋、焼肉屋などにも行きたいのが男性の本音です。 ズボラな女性なら、大衆居酒屋でも全然気にしませんし、気取らないのでどこでも一緒に楽しんで食事が出来ます。 むしろきちんとしなければいけないようなお店だと、服装や作法に気を使わないといけないので、逆にめんどくさくなって行きたくなくなってしまいます。
ズボラな人は最初からがさつな面を見せてるので、後から「こんな一面もあったのか…」とががっかりすることがありません。 一見可愛らしい女性が「実はテキトー人間だった」「部屋が汚かった」「付き合ってみたらがさつで幻滅した」なんて、よくある話ですよね。 逆もまた然りでイケメンなのにめちゃくちゃだらしない部分を見てがっかりする女性も多いです。 しかし、はじめからズボラだとわかっていたら後に悪いギャップに出会うことがありません。 むしろ「ズボラだけどシャイな一面あるんだな」とか「雑なとこあるけど、こういうとこはマメなんだな」とか「自分にだけ丁寧なのがまたいい!」とか、良いギャップを持たれることのほうが多くなっています。 良いギャップはモテますからね!
かといって、ズボラすぎるのもドン引きしますよね。 時間にルーズなのも振り回されるとイライラしてしまいますし、清潔感がないと隣にいるのも嫌になってしまいます。 つまり、「適度にズボラ」がちょうど良いのです。 やるべきことはきちんとやって、気を抜くところは抜く、上手に人に頼るというメリハリが大事! ちゃんとしている人だからこそ、大変そうだなと思ったときは「自分にできることがあれば何でもしてあげたいな」なんて思うし、ダメな部分を見ると人間らしさを感じて逆に安心したりするものです。
ズボラな人は、だらしない外見や行動が不潔や不衛生といった印象を与えてしまいます。 ギトギトのお肌やギシギシの髪の毛は、ちゃんと洗っていたとしても不潔だと感じてしまいますよね。 またくたびれた洋服は、「家の中どうなってんだ…掃除してなさそう」と思われてしまい不衛生な中で生活していると思われてしまいます。 実際に身だしなみを整えている人よりも、不潔で不衛生なのは間違いありません。 それが男性から見る女性となれば、より悪い印象となります。
あまりにも時間にルーズだったり、だらしない部分が目立ちすぎると中々信用してもらえないこともあります。 例えば、仕事では正確さが求められるし、きちんとしなければいけませんよね。 ズボラな人がどれだけ口で「きちんとします」と言っても「ほんとうにちゃんとする?どうせどっかで手抜くんじゃないじゃないの?」と思ってしまいませんか? 普段のだらしなさを見ているから、なかなか信頼できないんですよね。 ちゃんとしようと思っても信用してもらえず、仕事もなかなか重要な役は任せてもらえなかったりします。そうなると昇給や昇格のチャンスも逃してしまうことになってしまいますよね。
ズボラな人って、「家事出来なさそう」「むしろする気なさそう」と思われてしまいます。 実際にズボラな人で家のことをきちんとできる人は少ないです。 食事の用意や掃除や洗濯といった最低限の生活力がないと、自分ひとりでは良くても結婚生活など誰かと一緒に暮らすとなったときに頼りなさすぎます。 できない部分を一緒に過ごしていく人がカバーしていかなければいけませんし、それが大きな負担になることもあります。
そして、ズボラな人はお付き合いをしても「家族や友達に紹介出来ないな…」と相手に思われてしまいます。 良い印象があっても、ズボラな部分を家族や友達の前で出されたら「下品な子ねぇ」「お前のつれ、ズボラすぎだろ」なんて言われてしまうかもしれないと懸念してしまいます。 やっぱり友人であれ、恋人であれ、胸を張って紹介したい人と一緒にいたいですよね。 誰にも紹介できないような人とお付き合いをしていても、将来的なことを考えると「結婚は無理」と思われてしまいます。
ズボラを治すには、まず言葉遣いを丁寧にしましょう。 ズボラな人ってなんとなくダラ〜っとだらしない喋り方をする人が多いんですよね。 話し方からしてもだらしがないし、敬語もうまく使えないということも。 いきなり上品さを手に入れるのは難しいので、まずは略語や「だりぃ」「うぜぇ」などといった汚い言葉やマイナスの言葉を使うのはやめましょう。 また、職場では同僚であっても丁寧語を使うべきです。 敬語をマスターするまではいかなくても、丁寧語は習得しましょう。 また、語尾や言葉の途中で伸ばすのも辞めるべき! 「はーい」「了解でーす」「分かりました〜」といった返事はせず、「はい」「了解しました」「分かりました(かしこまりました)」と使うようにしましょう。 それだけでズボラなイメージから離れていきますし、自分自身も丁寧さを意識することで行動も変わってきます。
それから最低限の身だしなみには気を使いましょう。 年齢を重ねると共にメンテナンスは必要です。 そして年齢を重ねると共に、身だしなみが整っていない人は印象が悪くなります。 スキンケアやヘアケアを怠らず、出かける時はメイクをしてシワのない洋服で出かけましょう。 香水を使ってみたり、たまには奮発して高いものを買ってみるのも◎ そうすると使うのが楽しくなったり、大事に使おうという気持ちになります。 美容に詳しい人に相談するのもいいでしょう。 感化されて、一気に美に目覚めることもありますよ。
絶対に心がけなければいけないのが「整理整頓」です。 どんなに言葉遣いや身だしなみをキレイにしても、整理整頓が出来ないと「この人本当はズボラなんだろうな」と思われてしまいます。 人って結構見てます。 開けた時の引き出しの中が汚かったり、カバンの中が散乱していたりするだけで「ズボラ」な印象を与えてしまいます。 普段見えないところでも、きちんと整理整頓をするようにしましょう。
生活習慣を整えるのも大事です。 早寝早起きをして、朝シャッキリと早い時間に起きるようにしましょう。 そうすると時間に余裕が出るので、身だしなみにかける時間を増やすことが出来ますし、何より気持ちに余裕ができるので、「めんどくさい」と思うことが少なくなってくるはずです。 生活習慣自体がだらしないと体力もなくなりますし、精神面も体力も滅入っていくものです。 体力がないと、何をするにもめんどくさくなってしまいますからね。 きちんとした生活習慣を身につけることを心がけてみましょう。
ズボラな人って、めんどくさいという気持ちが勝ってしまっていて人に合わせるのが苦手です。 何でもショートカットしたくなっちゃうし、早く終わらせたい!という気持ちが強いんですよね。 そのため、相手の話がちょっと長いと最後まで聞けなくなってしまいます。 人の話は最後まで聞くということを心がけましょう。 最初のうちは、途中からイライラしたり飽きてしまうこともあるかもしれませんが、相手の話をちゃんと聞くことはとても大事です。 相手に関心を向けて、最後までちゃんと聞きましょう。
客観的に自分を見るのにおすすめなのが、自分の生活風景を撮影しちゃうことです。 部屋やデスクを写真に撮ってみると「え!こんな散らかってるの?」と思うことがあります。 また、友人が来たときなど部屋のどこかにスマホを置いて動画を回してみましょう。 すると自分がどのような言動をしているか分かります。 「傍から見たら言葉遣いが汚いってこんな下品なんだな…」「笑い方やば…」「食べ方汚いな…」など気付くことがあるでしょう。 ちょっとした言い回しも「ぶっきらぼうだなぁ」「可愛さのかけらもないな…」と思います。 一緒にいる友達と比較してみることで、よく分かるかと思います。 無頓着なズボラな人でも、自分を客観的に見ることができるので自分の改善点が見えてくるでしょう。
ズボラを治すのにオススメなのが、やっぱり『恋愛』です。 好きな人が出来ると、いよいよ他人からの目が気になってきます。 それが好きな人だけだとしても、どう相手の目に映るかを考えることは客観的に自分を見つめることと同じです。 ちょっとした仕草や言葉遣い、身だしなみなどにはかなり気を使うようになるでしょう。 「恋愛なんてめんどくさい〜〜〜」と思っているズボラな人が多いかと思いますが、今まで恋愛から離れていた分燃え上がるような恋を楽しめるかもしれません!
性格はそう簡単には治りませんから、本人に直接指摘したところで治る確率は低いでしょう。 しかし、ただ黙って付き合っていくのはどうかなと思いますよね。 そこで、せめて公共の場だけでもがさつな言動をしないように本人に注意しましょう。 自覚がないことがあるので、ダメなことは教えてあげた方が本人のためにもなります。 注意をすることが苦手だとしても、これからも関わっていきたいと思うのであれば正してあげましょう。 もちろん、良いところを褒めるのフォローも忘れずに! 注意をするだけでは、その人の性格によっては傷付いてしまったり逆ギレしてくることもあります。
例えば「今度高級レストラン行こう!そのためにマナー講習にも行ってみようよ」と、一緒に勉強する感じで誘ってみましょう。 一緒に勉強をするのであれば、あなたのマナーが悪い!と思っているようには相手も感じません。 2人で色んな場所で楽しみたいから、という気持ちを伝えるといいでしょう。 どこかに出向くのがめんどくさければ、ネット記事やYouTubeでもマナーを教えてくれるので一緒に見てみてください。 最近であれば、一日の行動を記録しているVlog(ビデオブログ)や、毎日のルーティングを動画にしてアップしているYouTuberさんもいます。 そういった人達の動画を見ていると自分のズボラさを改めて実感し、危機感を覚えるかもしれません。
ズボラな人って、計画を立ててきちんと行動することができません。 どうしても「めんどくさい」「だるい」という感情が勝ってしまうんですよね。 そのため、適当に行動をしたり、なあなあになってしまわないように、一緒に「◯日までに〜・・・をする」といった明確な計画を立ててあげましょう。 ズボラでも、常識があれば計画を無視することなくきちんとしようという意識が産まれるはずです。 100%で遂行することは難しいかもしれませんが、ある程度は出来るでしょう。 どう?と途中経過を聞いてあげるなど、気にかけながら一緒に計画をたてて見守ってあげるといいでしょう。
ズボラな人と一緒に仕事をするような場面では、指示をはっきり明確にだしましょう。 「○○やっといて」で済ませると、なんとなくで終わらせてしまいます。 例えば、「明日の資料準備しておいて」と言ったとします。 まずズボラな人は「明日の資料」として必要なものを1から10まで全て把握していません。 ですので、当日資料を見てみたら不足だらけ!なんてことはしょっちゅうです。 そのため「明日の資料として、〇〇と▲▲と□□をコピーして、●●については前回のを参考にして新たに表を作成しておいて」とまで言いましょう。 何年も勤めているのにここまで詳しく言わないと出来ないの?という気持ちになってしまうかと思いますが、それでミスが減るなら丁寧に説明しましょう。
ズボラな人に対する指摘や注意は、感じた時に言いましょう。 後から注意をしても「そんなことしてましたっけ?」と言われてしまうでしょう。 ズボラな人はあまり深く物事を考えていないですし、自分では当たり前のことをしていると思っているので後からの指摘されてもピンと来ません。 注意する側はかなり大変ですが、その都度毎回注意をして改善させていくしかないでしょう。
ある程度なんでも完璧にこなす人にとって、ズボラな人と一緒にいることは大きなストレスになることでしょう。 反対にズボラな人も居心地の悪さを感じているかもしれません。 「十人十色」とよく言いますが、色々な人がいるこの世界では、合う人がいれば合わない人もいます。ですので、仕事における必要最低限な会話だけをして、後は極力関わらないのも一つです。 職場が同じだと飲み会で同じ席になることも多いかもしれませんが、なるべく遠い席に座るなどして距離を置くことが大事です。 友人関係であれば相手を思えばこそ、その都度注意をしてあげること。 それでもわかってもらえない、改善されないのであれば無理をせずになるべく会わないようにして自分の負担にならない関わり方をするように心がけましょう。
ズボラな人は、その緩さから人に心を開かせるのが得意だったりします。 自分が「どう思われるか」を気にせずありのままの姿を見せていくスタイルなので、相手も気をはらずに接してくれることが多いのです。 ですので、営業の職につくとめちゃくちゃクライアントと意気投合してバンバン契約をとってくるなんてことが多いです。 ズボラなので、ミスをしてしまうこともありますが、その人当たりの良さでカバーできてしまいます。意外と人と長く関わっていくような仕事が向いているで言えるでしょう。
ズボラな人は適当な対応をしてクレームをもらってしまいそうな気がしますが、意外と接客業が向いています。 特に飲食店の接客というのは、お昼や夕飯時などピークになると、とにかく効率の良さが必要になってきます。スピード勝負なので、丁寧に丁寧に対応しすぎてしまうと「遅い!」と逆にクレームになってしまうんですよね。 なので、ズボラで手を抜けるところは抜くなど、瞬時に決断ができるような部分がとても接客業に向いているんです。
ズボラな人は、ズボラであっても誰も巻き込むことのない「自営業」が意外としっくりくることがあります。 組織に所属していると、ズボラさが仇になってミスを繰り返して周りに迷惑をかけたりしてしまうことがあります。 そうなると、いくら周りを気にしないといえど、ちょっと居心地が悪くなってしまいますよね。 自営業であれば、すべての責任が自分にあるわけですから、自分のズボラさに困るのは自分です。 また、一人のほうが意外と「ちゃんとしなければ」という意識が働いてシャッキっとする人も多いです。 したがって、大変そうですが自営業のほうが上手くいく可能性があると言えるでしょう。
ズボラな人は、海外で働くことが向いているなんてこともよく言われています。 日本は、どちらかと言うと神経質な人が多い国です。 だから時間や順番をきちっと守るような人が多いんですよね。 反対に海外は、おおらかで細かいことを気にしない人が多いと言われています。 そのため、ズボラな人は「海外のほうが生きやすい!」と感じ、仕事でも成功する確率が高いのだとか! 例えば日本食など海外の人が好む飲食店を出してみるのもいいですし、海外の会社で働いてみるのも夢があっていいですよね。
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いかがでしたか? 「ズボラ」について理解していただけたでしょうか。 ズボラな人は、だらしないという悪いイメージがつきがちですが、細かいことを気にしすぎて神経質になってしまう人よりも一緒にいるのが楽という人は多いです。 しかし、「ズボラ」はおおらかで良いとは言ってもだらしないのは良くないです! きちんとすべきところはきちんとして、手を抜いていいところは適度に手をぬく。 このメリハリが大事だと言うことを意識してみましょう。