みなさんにとって「理想の上司」ってどんな上司ですか?働いている上で、上司と部下の関係性ってとっても大切ですよね。上司と部下の関係性の良し悪しは業績にも大きく関わってきます。今回は「理想の上司」の特徴について解説していきます。また、理想の上司になる方法や逆にダメな上司の特徴も合わせて紹介していきますので是非参考にしてください。
お仕事をしていると「上司」と「部下」って切っても切れないですよね。 上司と部下の関係性が上手くいっているほうが、働きやすいですし生産性もあがります。 皆さんが「良い上司だな」と想う理想の上司はどんな上司ですか? 部下を抱えている皆さんにとっても「部下にとってどういう上司であるべきか」は永遠の課題なのではないでしょうか。 今回は「理想の上司」について解説していきます!
理想の上司がいるメリットとして、「自分の目指すべきものが明確になる」という点があります。 働いていて、「自分はこの先何を目指せば良いのだろう」と思ってしまうことってありますよね。 「子供は親の背中を見て育つ」というように、理想の上司がいることで目指すべき姿がハッキリするというのはメリットであると言えます。 例えば、理想の上司のように営業成績を上げたいとか、自分も部下との関係をしっかり築いて連携をとりながら業績をあげていきたいとか、上司を見ているからこそ目標になることってあるのです。
理想の上司がいてくれると、頼れる存在が側にいる安心感がありますよね。 部下が理想とする上司は、しっかり部下の面倒を見てくれますし何より信用できるものです。 ベテランでもない限り、やっぱり働く上での不安はつきものですよね。 「失敗してしまうのではないか?」といった不安から挑戦したいことにも挑戦できなかったりする人は多いです。 そんな時に「何かあったらカバーするから挑戦してごらん」と言ってくれる頼れる上司がいてくれたらでどうでしょうか。とっても安心できますよね。 頼れる存在もなくビクビクしながら働くよりよっぽど自分を成長させることができます。
上司に対して「この野郎...」というマイナスな気持ちを持ってしまうと、仕事に対して熱意がもてなくなってしまいます。 自分が目指すべき存在ってこんな奴なのか...とがっかりしてしまいますし、こんな会社のために成果を出そうとは思えないという心理になってしまう人も多いはずです。 しかし、理想の上司がいると「上司みたいになりたい」と思えたり「上司みたいに会社に貢献したい」と思うことができるので仕事に熱をもてるんですよね。 熱意をもってしっかり仕事に取り組むことが成果に繋がりますし、評価にも繋がるのでメリットであると言えるでしょう。
仕事をしている上で「やりがい」を感じたり「楽しさ」を感じることって重要ですよね 理想の上司がいると、自分の目指すべき姿もわかるし、何よりしっかりコミュニケーションをとることができるので仕事がしやすいです。 「やりがい」って、自分一人で仕事量をコツコツこなせば、それなりに感じることができるかもしれません。しかし、しっかりコミュニケーションをとって連携をとりながら仕事をする「楽しさ」は、人間関係が上手くいっていないと中々感じることができませんよね。 相談したいと思ったときにすぐに相談できる上司がいるのといないのとでは、働きやすさが全然違いますし、理想の上司がいるとやっぱり仕事も楽しいです!仕事を楽しいと思えることって素晴らしいことですよね。
自分が理想の上司をみていれば、自分自身も部下にとって理想の上司になれますよね。 自分が上司によくしてもらえっていれば、同じように部下に接したいと思うはずです。 自分が上司になったときに「部下にとってどんな上司であるべきか」といったことで悩む人も非常に多いです。「上司のあるべき姿」って意外と難しいもの。 そんな時に「自分が理想とする上司」を思い浮かべることで、その応えが分かります。 理想の上司というのは、どんなときでも自分の道標となってくれるのです。
上司というのは、部下が成長するための手助けにならなければいけません。 時に部下の尻拭いをしなければいけないこともあるでしょう。 部下が反抗的だったりすると精神的にしんどかったりもしますよね。 しかし、部下が成長するためにあれやこれや手を尽くすことって子育てをしていくうちに親として成長しいていくことができるのと同じように、結局自分の成長に繋がります。 そして仕事面だけではなく、人間性を磨くことができるのです。 できるだけ部下にとって理想の上司でいようと務めることは、自分を大きく成長させることができるというメリットがあると言えるでしょう。
自分がよい上司でいればいるだけ、部下が著しい成長を遂げて成果を残す可能性は高いです。 「しっかりと成長させたい」と思って育てていれば、部下だってきちんとその思いに応えてくれるでしょう。 部下が成長し、成果を残すともちろん部下本人の評価があがりますが、側で支えていた上司である自分自身の評価も勿論あがります。 それだけきちんと指導したということになりますから、自分自身の成長も評価されて当然なのです。 自分の評価を上げるために部下を成長させようと傲慢な態度でいるのはよくないですが、「自分がした善き行いは自分に返ってくる」そういうことですね。
良い上司でいることのメリットは、部下と良い関係が築けるということにもあります。 部下と良い関係が築けるとどんなメリットがあるかというと、まずきちんと部下と連携がとれるようになるので働きやすいです。 そして、部下を成長させながらしっかりと関係性を築けることで自分自身が部下を信頼できるようになります。そうするうことで、例えば自分がどうしても仕事を休まなければいけないときなども休みやすくなります。 部下との関係がきちんとしていないと、自分がいざというときに「安心して仕事を任せることができない」というデメリットがあるのです。何かあったときはしっかり任せることができる部下がいることで自分の負担も減らせますし、断然働きやすくなるでしょう。
部下にとって理想の上司がいる職場というのは、とにかく雰囲気が良いです。 部下と上司の信頼関係がしっかり成り立っているので、当たり前のことですよね。 部下と上司の間に不穏な空気が流れている職場というのは、空気が悪いですし何より働きにくいです。 働きにくい環境だと、働くことに対してモチベーションがあがりません。 そして、連携がとれないことで一人一人の負担が増えたり、ミスが増えたりしてしまいます。 社内の雰囲気が良いと、そういったことは起こりにくいです。 みんなが良い雰囲気の中高いモチベーションを保って働ける職場って理想的ですよね。
気さくな上司って、部下にとっては理想ですよね。 「おはよう!」といつも自分の機嫌に左右されずに挨拶してくれたり、話しかけてくれる上司は部下が機嫌を伺ってしまうことがないのでとても楽です。 上司が気さくだと部下も心を開いて接することができます。 部下からみると上司というだけで恐れ多い存在なんですよね。 どうしてもビクビクしてしまったり、話しかけにくかったりするものです。 だからこそ、フランクに接してくれる上司は部下にとってまさに理想の上司であると言えます。
仕事をしていると、ミスをしてしまうときってありますよね。 そんなときに、イラっとさせてしまうことは部下だってわかっています。 しかし、そこで感情的に「ふざけるなー!」と怒鳴られてしまったりすると萎縮してしまいますし、ビクビクして仕事をするようになってしまうものです。 理想の上司は、何がおきても感情的になることはありません。 部下がミスをしても、まずミスをしてしまった背景を聞き、その上で冷静に「こうすれば良かったんじゃないかな?」「○○なのは良くないことだね」と指摘をしてくれます。 感情的にならずに指摘をしてくれれば部下もしっかり話しに耳を傾けることができますし、その後の成長に繋がるでしょう。
嫌な上司というのは、部下のダメな部分だけを指摘しがちです。 しかし、それでは本人も「もっときちんとしなければ」と自覚をしていてもモチベーションは下がっていってしまいます。自分に自信がなくなってしますんですよね。 理想の上司は、部下の良い部分はどんどん褒めて伸ばしていきます。 本人も気がついていないような部分も「あなたの○○な部分は素晴らしい」と認めてくれるのです。 褒められることで、人は脳内からドーパミンがでます。 ドーパミンは人にやる気を出させ、モチベーションに繋がるのでどんどん成長してくことができます。 良い上司は部下のモチベーションをきちんと維持することができるのです。
どんなことがあってもサポートしてくれるというのは、理想の上司の特徴の一つです。 よく「責任は私がとります」というセリフありますよね。 部下が何か挑戦したいと思ったときに、「サポートしてあげるから」と背中を押してくれるのは理想の上司であると言えるでしょう。 そして「サポートする」と言った通り、きちんと力になってくれますし「上司である自分がサポートする」と言った以上きちんと自分が悪くなくても責任をとってくれます。 自分の立場を顧みず、部下のために動ける上司はまさに理想ですよね。
社会経験が豊富である分、多角的視野を持っている上司は理想の上司でしょう。 やっぱり、長く働いているからこそ余裕があるし、経験を重ねているからこそ色々な角度から物事を見れるってありますよね。 部下が困っているときに、多角的視野からみてアドバイスしてくれる上司は部下にとて尊敬できます。 上司が凝り固まった思考だったり、視野が狭いと、部下もそれ以上視野を広げることができません。 むしろ「こうなんじゃないですか?」という意見も受け入れられなかったり、いつまでも古いやり方や考え方を守り抜こうとしすぎるあまり部下と衝突してしまいます。 どんなときでも多角的な視野で物事見て、臨機応変に対応できる上司はやっぱり理想的です。
能力は人それぞれですよね。 例えば仕事が遅い人、早い人など、その人によって変わってきます。 嫌な上司は、部下の表面上の部分だけをみて「こいつは仕事ができない」などと言って雑用を押しつけるみたいなことを平気でするんですよね。 理想の上司は、そういった表面上の部分だけではなく部下の人間性そのものを見てくれます。 しっかり部下一人一人がどういった人間性なのかを理解した上で、部下が成長するために手を貸してくれるのです。 誰にだって得意なこと苦手なことがありますし、そういったその内面的な部分を見て指示をだしたり評価してくれるのが理想の上司であると言えるでしょう。
自分のお気に入りかそうじゃないかで態度を変えてくる上司っていますよね。 明らかに仕事のできる部下だけ手をかけて、できの悪いと判断した部下を見捨てるみたいな上司っていますよね...酷い人は、異性の部下だけ可愛がるみたいなことをする上司もいます。これは最悪。 理想の上司は部下でもなんでも誰でも平等に扱うことができます。 全員に手をかけてきちんと育てあげることができるのが理想の上司であると言えるでしょう。 平等に部下を扱う上司は信用できますし、だからこそ「成果を出せるように頑張ろう」という部下のモチベーションに繋がるのです。
仕事ができる上司はもちろん尊敬できます。 しかし、それ以上に「上司」という肩書を外しても尊敬できると感じる上司って、部下の理想ですよね。 例えば、影でひと知れず努力をしている上司だったり、実力があるのに謙虚な姿勢をわすれない....など人として「こういう人になりたいな」と思える上司です。 部下にとって上司ってやっぱりかっこいいと思える存在です。 仕事だけではなく、むしろ人生の目標、道標となれる上司が部下にとって理想の上司であると言えるでしょう。
口だけやたらと調子の良い事をいう上司っていますよね。 例えば「どんなことがあっても俺が責任とるから、やりたいようにやってみて!」と言ったくせに実際は何もフォローをしてくれないどころか、「何でこんなことしちゃうわけ??」なんて迷惑そうにしたり..。 口だけ良いことを言うのって誰でもできます。 部下にとっての理想の上司は、口だけではなくきちんと行動が共ないます。 「一緒に頑張ろう」と言ってくれたなら、きちんと最後まで目をかけてくれますしフォローしてくれるのです。とっても信用できますし、「一生ついていきます!!!!」と思えますよね。
部下にとって理想の上司というのは、言っていることに一貫性があります。 その日の気分によって言うことが変わってくる上司って意外と沢山いるんですよね。 先日までは「このやり方で」と言っていたくせに、急に「それではダメだ」とか言いだしたり、驚くほど言うことがコロコロ変わる上司なんて信用できません。 考え方自体がコロコロ変わる人もいます。 一貫性がない上司に振り回されたことがある人って結構多いと思いのではないでしょうか。 文句も言いにくいですし、本当に困ってしまいますよね。 一貫性がある上司は信用できますし、しっかりとした意思を通す姿は尊敬できます。
理想の上司になりたいのなら、まず身だしなみは整えましょう。 部下を心から思って指導しても、口が臭かったり、シャツがヨレヨレなど身だしなみが整ってないと「なんだかな...」と思ってしまうのが部下の本音です。 身だしなみが整っていない上司って、いくら仕事ができる人でも尊敬できません。 「だらしない」と思ったら、せっかくの話しも耳に入らなくなってしまいます。 理想の上司になりたいのなら、身だしなみはきちんとチェックして整えましょう。
部下ができたといえど、自分も成長することをやめてはいけません。 さらに、ある程度の知識も大切です。 知識を増やすことで物事が理解しやすくなったり、自信をもって部下と接することができます。 例えば、取引先で相手に時事ネタをふられてオドオドしたりするのは上司としてダサいですよね。 知っていて当たり前な基本的なことや、時事問題についての知識は持っていたほうがいいでしょう。 特におすすめしたいのが「読書」です。世の中に本は山程あります。本の数だけ知識があるということになるので尽きることはないでしょう。 また読書であれば1人でできるため自分のペースで進めることができます。 本のジャンルは様々ですが自己啓発本・小説・ビジネス本あたりがおすすめです。 実際に本屋でいろんな本を見て、自分が読みたいと思った本から読み始めてみましょう
部下にとって上司というのは、やっぱり近寄りがたいし話しかけにくい存在なのです。 一定の距離を保って威厳を保ちたいという人もいるかもしれませんが、積極的にコミュニケーションはとってあげましょう。 部下と上司がしっかりコミュニケーションをとれていることは、仕事をしていく上で大切なことです。 コミュニケーションがとれていないと、仕事も円滑に進みません。 威厳を保つことも、勿論大切なのですが気さくに話しかけるなど部下の心を開けるよう歩み寄ってあげることは大切です。
上司がマイナスな発言ばかりをしていると周りに悪影響を与えてしまいますし、頼りないな・・・と部下に不安を与えてしまいます。 そのため、威厳を保ちたい場合はマイナス発言をしないようにしましょう。 ついつい言いたくなる気持ちをグッと抑えて、言葉にすることを避けて!!! SNSなどの文字での表現もマイナスなエネルギーを発するのでSNSの投稿も注意です。 人間は生きていればマイナスな感情を持つことはあります。 しかし可能な限り部下の前では見せずに自分の心の中で処理をしましょう。
何か間違ったことを言ってしまうのではないか。。 何か言ったところで言い返されてしまうのではないか。。 と自信がないままでは、上司として頼りないですよね。 謙虚な姿勢も勿論大切なのですが、自分の意見ははっきり言える強さをもちましょう! 「相手から反感をくらったら...」と思うかもしれませんが、自分の意見を言ったくらいで反対したり嫌うような部下とはそもそも人間関係を築く必要はありません。 しっかりと自分の意見を言ってみると、案外「そういうのもありますよね」「それは違うんじゃないすすか?」といい話し合いが出来て仕事の効率やモチベーションが上がることもあります。 要は、トラブルを招くような攻撃的な言い方をしなければいいのです。 特に間違ったことは、きちんと指摘する勇気を持ちましょう。
部下のためにも「自分」だけではなく「全体」を考えた目標を設定し、積極的に行動をする習慣が重要です。 個人としての目標も、もちろん大切なのですが「どうしたら会社にもっと貢献できるのか」「会社全体の利益を伸ばすにはどうしたらいいのか」ということを考えることが大切です。 最近契約がとれていない部下がいるからちょっと話を聞いてあげようとか、大変そうな人のフォローに回る日を作るなど、できることはたくさんあるでしょう。 「自分」ではなく「全体」を見て行動できる習慣がつくと、もっと部下の道標となる理想の上司になれます。
理想の上司になりたいのなら、感情はコントロールがとても上手いです。 部下相手にすると感情をそのままぶつけてしまう人っています。 人間は喜怒哀楽の感情がある生き物ですが、その感情を部下だからとってそのまま表現するのは良くないですよね。 まず部下に対してイラっとしてしまったときに実践していただきたいのが「3秒ルール」です。 感情が高まるようなことがあっても、心の中で3秒数えながらその感情をぐっとこらえます。 すると不思議なことに感情が落ち着くのです。声に出して数を数えても良いかもしれません! 感情的になってばかりだと、説得力もなく部下から信用されなくなってしまいます。 物事を言うときは、感情的にならないことが大切です。
上司として部下に仕事を振ることってありますよね。 良い上司になりたいのなら、仕事をふったら任せっきりにしてはいけません。 ある程度信用しているから任せるのだと思いますが「進捗状況はどうかな?」「困っていることはない?」と気にかけてあげることが大切です。 投げっぱなしだと「無責任だ」と思われてしまいますし、「やりたくない仕事を押し付けているだけなのでは?」と思ってしまう部下もいます。なので、きちんと最後まで気にかけてあげること。 あくまでもあなたの成長のため...という姿勢を崩さないでいてあげましょう。
上司として部下を見下すのではなく、思いやりの気持ちをもって行動することが大切です。 どんなときも相手を思ってきちんと部下を思いやって行動できる上司は、部下にとって理想の上司になります。 周りをよく見て思いやりをもって行動する習慣をつけましょう。 思いやりをもって行動をすると、「周りの人に迷惑をかけないように」「周りの人がより仕事をしやすい環境に...」ということを強く意識するようになるので、そういった思いやりは部下にきちんと伝わります。 自分だけのことを考えるのではなく、自分と関わる人全てに対しての思いやりをもつ。 これはとても大切なことです。
逆にダメな上司は、自分のことしか考えていない自己中な人が多いです。 部下を奴隷だと思って自己中心的な扱い方をする人です。 相手の気持ちよりも何よりも「相手のために何かをしてあげた自分」のことだけに意識を持っていかれすぎて、人の気持ちを察することができないんですよね。 なので、周りは迷惑だと思っているのにそれに気が付かずに一人で突っ走り、周りの人を振り回します。だいたい「上司」というだけで部下は逆らえないですからね...。
「傲慢で人の話しを聞かない」これも嫌な上司あるあるでしょう。 嫌な上司って部下を完全に見下しているので、意見を聞き入れることができないんですよね。 なので、一方的な行動や発言が目立ちます。 人の気持ちを考えたり耳を傾けず、「ほら、やってあげるから」と押し付けがましい態度をとることが多いですが、部下にとっては「ありがた迷惑」なんてことも珍しくありません。
嫌な上司のほとんどは、見返りを求めています。 部下のことを思うから親切にしてあげるのではなく、お返しがしてほしいから人に親切にするのです。 例えば、部下のプロジェクトをサポートしたとします。 心から部下のプロジェクトの成功を願っているからサポートするのではなく、「サポートした自分の評価が上がる」という見返りを求めているのです。 なので、横から勝手にグチグチ口を出してきていただけなのに、社長などお偉いさんには「自分のサポートがあったお陰で」という言い方をします。 むしろ「私(俺)がサポートしたおかげだよね?」と押し付けがましくいう人もいるでしょう。 結局「自分」のことしか考えていないというのが、嫌な上司です。
嫌な上司って、だいたい部下を見下しています。 部下に対しては「仕事ができないやつ」と思っています。 だから、いちいち上から目線でアドバイスしてきて「自分のお陰で...」という態度をとるのでしょう。 相手が自分が敬うべき存在だと思っていないから「ほら!こうしてみなって!」「これやっとけよ!」なんて言い方をしたりするのです。 良い上司はむしろ「自分がアドバイスするなんて恐れ多いけど」ぐらいに思っているし、何かを頼むときは「〜しておいてもらっても良いかな?」という頼み方をします。
自分の都合で部下を利用する上司は間違いなく嫌な上司です。 上述しているように、部下を見下しているので「自分の為に動いてくれるのは当たり前」と思っているのです。 人を利用するときも「この前○○してあげたんだからさ、▲▲▲やってよ」という言い方をします。 嫌な上司って、自分のやってあげたことを引き合いに自分の都合の良いように相手を利用しようとするんですよね。 本当に嫌な上司だな〜と思ってしまいます。
嫌な上司というのは、部下は可愛がりませんが自分より上の立場の人にはゴマをすりすりします。 なので、嫌な上司にかぎってどんどん昇格していくなんてことも珍しくありません。 しかし、実力ではなく単にゴマをすって気に入られているだけなので上に上がっていても無能なままだったりします。 だいたい、上層部の人間の言うことをヘコヘコ聞いて言われた通りにやっておけば間違いないと思っているんですよね。 もちろん、自分の評価をあげるためでしょう。 自分では対した仕事をしないで部下に丸投げするくせに、部下にかかる負担なんてお構いなしです。 普段の上司からは考えられないヘコヘコした態度を見ると嫌気がさしてしまいますよね。
理想の上司というのは、責任感があります。 たとえ部下のミスであっても「責任は上司である私がとります」とハッキリ言えるのです。 反対に嫌な上司は責任逃れが大得意! 成果がでないのも、「部下がやる気をださないから」何か大きなミスがあれば「自分が指示したわけではありません」など、自分の名誉に傷がつきそうな場面からは全力で逃げます。 自分の面子を守ることしか考えていないので、平気で責任を部下になすりつけるようなことをします。
ミスをしてしまったり、商談が上手くいかなかったことを報告した時などに「なんでそんなこともできないんだぁああああ!」などと、怒鳴り散らすなどすぐに感情的になる上司って、ほんと「嫌な上司だな〜」と思いませんか? ちょっと大きな声を出してビビらせてやろうとか思っているのかもしれませんが、感情を抑えられずに怒鳴り散らしてくるなんて呆れてしまいます。 いい歳して感情をコントロールすることもできないのか、、、と思ってしまいますよね。 部下に威圧的に接してコントロールしようをしているのでしょう。 無能な上司ほどこういうことをするものです。
嫌な上司ほど、「部下の教育」に時間を割くことを「時間の無駄だ」と思う節があります。 結果的に、対して能力もないのにアレもコレも背負い込んでキャパオーバーになってしまうのです。 仕事をしてくれることは、非常にありがたいことですが、「大変ぶっている」というところが部下をイラつかせます。 嫌な上司は、もちろん自分も仕事をしますが、部下の能力に応じで上手に仕事を振り分けて任せることができるので自分だけ大変ぶるなんてことは決してしません。 分担したほうが一人ひとりの負担少く、且つスムーズに作業が進むということを知っているのです。
もし私がテキパキ指示を出していたら立派な指示待ち人間に育っていただろう。 しかしどうしたわけか、自分の頭で考えて動く人間に必ず変わった。なんでだろう? 本書でその謎とノウハウを明らかにする。
いつ何時でも、部下の「管理者」ではなく「支援者、伴走者」であれ! これまで400社以上を支援! 現場を預かるリーダー達から圧倒的支持の「上司力」提唱の第一人者が、この時代だからこそ必要な新しいマネジメント手法を説く
「オレばっかり、なんで!?」となりがちな人のための クイズでわかる処世術!
やはり、上司と部下の関係性がきちんとできている職場は生産性が高いです。 職場の雰囲気が良いとチームワークが抜群になりますし、高いモチベーションを保つことができます。 「相性」の良い悪いはあると思いますが、上司は部下の道標となれる存在であってほしいですね。 そして理想の上司の元で働いている部下は、自分が部下ができたときに今度は自分が道標になれるよう努力することが大切です。 まずは一人一人がきちんと思いやりを持って、職場の人間と関わっていくことが大切なのではないでしょうか。