「okey dokey(オキドキ)」というスラング英語を知っていますか?マリオがゲームの中で使っているのを聞いて知った人もいるかもしれません。スペルを見るとなんとなくわかるのですが、これは「OK」を砕けた言い回しにあたります。「okey dokey(オキドキ)」には2通りの使い方があるので解説していきます。
「okey-dokey」の意味は「OK」です。 ちなみに「OK」は、「okay」または「okey」と書くことがあります。(「okay」の方が一般的です) 「OK」の語源は諸説ありますが、「all correct」をおどけて書いた「oll korrect」の頭字語といわれています。 「okey-dokey」の発音は「オゥキー・ドゥーキー」になります。(下記の再生ボタンをクリックして確認してみてください)
okey-dokey
「okey-dokey」の発音
「okey-dokey」の語源は曖昧な部分が多いのですが、「OK」を2回繰り返した「OK OK」がなまって「okey-dokey」に変化したと言われています。 日本語でも「はいはい」と二回続けて返事することがありますよね。日本語でも「はいはい」と返事を二回繰り返すことはマナーがよいとされていませんよね。なんとなく近い気がします。 ※しかし「二つ返事」という日本語は意味合いが違うので注意です。 「okey-dokey」は「okey」と「dokey」の間をハイフンでつなぐの正しい使い方ですが、省略される場合もあります。
「okey-dokey」というスラングには様々な別の言い方が存在します。 「okey-doke」「okay-dokey」「okee-doke」「okely-dokely」などと言ったり表記することもあります。 どれも言い方の違いであり、意味に違いはありません。 アメリカの長寿アニメ番組「ザ・シンプソンズ」でも「okely-dokely」が使われているシーンがあります。
「okey-dokey」の1つ目の使い方は、相手の発言に対して納得・承知を示す返事です。 もちろん「OK」と使い方が同じで、「はい」「わかりました」「了解」などと和訳されます。
などが類語にあたります。 「okey-dokey」はフランクな言い回しなので、日本語に意訳すると「合点承知の助」「り、りょ」「はいはい」「オーケーオーケー」と言ったところでしょうか。 かなりカジュアルな表現なので、ビジネスシーンなどかしこまった場面では使用できないので注意しましょう。
"Sorry! I'll be a little late tonight!" - "Okey-dokey!"
「ごめん!今夜少し遅れる!」-「りょ!」
「okey-dokey」にはもう一つ使い方があり、こちらの意味で使うことの方が多いです。 「okey-dokey」は、自分が話し始めるときや話している途中で話題を変えるときに「さて」という意味で使います。
などが類語にあたります。
Okey-dokey, let's get started.
さて、始めましょう。
Okey-dokey, who's got the answer for exercise 5?
では、練習問題5番の答えがわかった人?
「exercise」は「ex」と略して使われることがあります。