スラング英語「bitch」の正しい意味は知っていますか?「bitch」は実はかなりたくさんの意味と使い方があります。。それを1つずつ丁寧に解説していきます!また日本語の「ビッチ」とは意味が異なるので注意が必要です!日本語の「ビッチ」の英語も紹介していきます!
日本語の「ビッチ」には「尻軽女」という意味がありますが、英語「bitch」には元々そのような意味はありませんので、注意が必要です。 それでは、英語「bitch」の意味を解説していきます。
「bitch」の元々の意味は「メスの犬」です。犬以外にも「メスの狐」「メスの狼」という意味もあります。 しかし、この意味は語源であり、現代この意味で「bitch」を使うことはほとんどありません。
「bitch」の最も一般的な意味は「性格の悪い女」です。 「bitch」は女性に対して使うのが基本です。 「real bitch」で強調することができます。 「犬」という言葉を侮辱的な言葉として使うのは様々な国でみられます。 日本語でも「負け犬」という言葉がありますし、韓国語でも「犬」を意味する「개(ケ)」は侮辱語として使用されています。 「bitch」は基本的に侮辱的な言葉であり悪口なので、あまり使わない方が賢明でしょう。
She is such a bitch that everyone hates her.
あの女は嫌な奴で、みんな恨んでる。
Get out of my house, you bitch!
おいクソ女、私の家から出ていけ!
「bitch」は単に「女」という意味合いで使うこともあります。 「彼女(ガールフレンド)」という意味で使うこともあります。 「女」という意味で使っても「bitch」は下品なニュアンスは残りますので、基本的には「woman」「female」で置き換えるべきでしょう。 ハリウッドのドラマなどで、男性の囚人が同じ監房の男性囚人を指して、「This is my bitch.」ということがありますが、、、これは「性奴隷」になっているという意味合いです。ウケのゲイに対して使ってる場合もあります。
This is my bitch.
こいつはおれの女だ。(彼女は俺のガールフレンドだ)
She is a tough bitch.
あいつは強え女だ。
Anna is a hot bitch that every men wanna fxxk!
アナはセクシーな女でどの男もヤりたいと思ってるよ!
「bitch」は男性に対して使うこともあります。 本来女性に対して使う侮辱語を男性に使うことでより侮辱的なニュアンスを持つのが特徴です。 日本語でも男性のことを「女々しい」などと言ったりしますよね。 男性のことを女性的だと形容することが侮辱的だ、とする社会そのものが女性に対して侮辱的だと思う部分もあるのですが。。。 単に「クソ野郎」くらいの意味合いのときと、「誰かの言いなりになっている男、ヘタレ(=女みたいな男)」という意味で使う時があります。
Tom is always saying bad things behind my back. Tom is a real bitch.
トムはいつもおれの陰口言ってるんだな。あいつはまじでクソだ。
「bitch」は人ではなく物事に対しても使うことができます。 「嫌なこと」「不愉快な状況」「大変な事態」などの意味合いで使います。
Life's a bitch.
人生は最悪だ。
Working the night shift for five days in a row is a real bitch.
5日連続で夜勤するのは本当にクソだ。
What a bitch! I missed the last train!
最悪!終電逃した!
「bitch」は「bitches」の形で、女性が複数の女性友達を親しみを込めて呼ぶときにも使用されます。 SNSで「みんなー!飲もうよーー」などの「みんなー!」が「biitches」にあたります。 男性が女性友達に対して使うのは、侮辱的な意味合いと捉えられてしまうことがあるので、避けた方がいいでしょう。
What's up, bitches!
みんな元気かーい!
Let's party, bitches!
みんな、騒ぐぞーー!
「bitch」は感嘆語として「くそっ、うわ、まじかよ、いて、なんだ」などの意味合いで使うこともあります。 これは「shit」と置き換えが可能です。 「bitch」「shit」はともに下卑な言葉なので、「shoot」と言い換えると下品な響きがなくなります。 「shit」の代わりに、「おや、まあ」を意味する「oh dear」を皮肉的に使うこともあります。
Bitch, what was that noise?
うわ、今の何の音だ?
Bitch, it hurts!
くそ、いってえ!
「bitch」は動詞として使うこともあります。 「bitch about...」で「...に関して文句をいう、ブツブツ言う」という意味になります。 同じく「不平不満を言う」という意味の「moan」と併用して、「bitch and moan about...」の形で使うこともあります。
If you hate your job so much, you should just stop bitching and moaning about it and look for a new one.
仕事がそんなに嫌いなら、不平不満を言うのはやめて新しい仕事を探しなよ。
日本語「ビッチ」は「やりまん、尻軽、性的に奔放な女」という意味ですが、英語「bitch」にはこの意味はありません。 自分の彼氏に手を出す=>嫌な女=> bitch という流れで結果的に性的にだらしない女性に対して「bitch」ということはあるかもしれませんが、「bithc」自体にその意味はないの注意してください。 日本語「ビッチ」は和製英語だと覚えておきましょう。 それでは日本語「ビッチ」にあたる英単語を紹介していきます。
「尻軽女」という意味で使われる英単語に「whore」があります。 元々は「売春婦」という意味ですが、そこから転じて「やりまん」という意味になりました。 「whore」は「ホア」と発言し、無声音のWの表記とRの発言を省略し「hoe(ホー)」「ho(ホー)」とすることもあります。 「不快」「エロい」などの意味があるスラング「nasty」と併用することもしばしばあります。 とても侮辱的な言葉なので、基本的には使わないように注意しましょう。
Your girlfriend is a nasty ho!
お前の女は不愉快なビッチだ!
「尻軽女」を意味する英語には「slut(スラット)」という単語もあります。 イギリス英語では「slut」は「ダラダラした女」という意味でも使われます。
「son of a bitch」もハリウッド映画などでよく聞くフレーズだと思います。 直訳すると「クソ女の息子」ですが、これは男性に対して使う侮辱語です。 「クソ野郎」のような意味合いです。 「son of a bitch」ということで「お前の母ちゃんはbitchだ」ということを暗示してるので、とても侮辱的な語感があります。 日本語でも「お前のかあちゃんデベソ」というのがありますが、母親を軽蔑されることは男性にとってはとても嫌なことは世界共通のようですね。
"This guy broke into your house and stole money." - "Son of a bitch!"
「この男があなたの家に侵入しお金を盗みました」-「クソ野郎!」
Son of a bitch! You killed her!
クソ野郎!お前が彼女を殺したんだ!
He is a filthy lying son of a bitch.
あいつは汚れた嘘つき野郎。
This son of a bitch has always been a troublemaker at school.
このクソ野郎はいつも学校で問題を起こしていた。
「bitching」は形容詞として「すばらしい、最高な」という褒め言葉として使います。 Gをしっかりと発音せず「bitchin'」と使うことが多いです。 元々ネガティブな意味だった言葉がスラングでポジティブな意味で使われるパターンは結構あります。「sick」「bad」などもそれにあたります。 日本語でも「やばい」などがそうです。「すごい」も元々はよくないことに対して使われていた言葉でした。 「bitching」の類語には
などがあります。
Look at this bike. This is a bitchin' one!
この自転車みてよ。これはイカしたやつだね!
You got that ticket for me? Bitchin'!
おれのためにチケット手に入れてくれたの?最高!
「bitch please」は「馬鹿なこと言うのはやめて」という意味です。 「stop(やめてよ)」「you're kidding, right?(冗談でしょ)」などと同じように使うことができます。
「bitch slap」は「手をフルスイングしてビンタすること」を指します。 「bithch-slap」で動詞として使います。
I bitch-slapped him for talking that way.
彼の話し方がひどかったので、ビンタしてやったわ。
「bitch up」は「めちゃくちゃする」という意味で使います。
と同義です。
「smart」の基本の意味は「賢い」であり、「細身」という意味はありません。 「smart」には「(服や場所が)おしゃれな」という意味があり、この意味が転用し「細身、スタイルがいい」という意味で日本語で使われていると考えれます。
Bill was an extraordinarily smart student.
ビルはずば抜けて賢い生徒だった。
That's not a smart move!
それはまずいやり方だよ。
This is a very smart cafe by the way.
ところで、ここは本当におしゃれなカフェですね。
「細身」を意味する単語
また、「賢い」にも様々な英単語が存在します。
「賢い」を意味する英単語のニュアンスの違い
「naive」も「純粋、素朴」という意味ではなく「世間知らず、考えが甘い」というネガティブな意味で使う英単語です。
It's naive of you to believe what he says.
彼の言うことを信じるなんて君も単純だね。
日本語の「ナイーブ」は英語
「naive」の同義語 gullible:だまされやすい credulous:だまされやすい ignorant:無知な blunt:鈍感な inexperienced:経験が浅い
授業では教わらないスラングワードの詳しい説明や使い方が紹介されています。タイトルにもされているスラングを始め、様々なスラング英語が網羅されているので読んでいて本当に面白いです。イラストや例文などが満載なので、この本を読んでスラング英語をマスターしちゃいましょう!
日本語でも「〜です。〜ます」といった丁寧語ではなく、「〜じゃん。だよね」とくだけた表現を使いますよね。そんなくだけた英語表現がまとまった一冊です。リアルな生活の中で使える『タメ口英語』を学ぶことで日常会話もしやすくなるでしょう。こちらの本は超オススメです!ぜひ読んでみてください。