潜在能力とは、「普段は見ることができない内に秘めたその人自身の能力の可能性」という意味があります。そして潜在能力が高い人にはいくつかの特徴があります。本記事では、潜在能力の高い人の特徴を始め、潜在能力が開花されない原因や潜在能力を引き出す方法などを徹底解説しています。
「潜在能力」の意味は、「潜在する能力」です。 「潜在する能力」とは、「さらに上昇する可能性のある能力のこと」です。 ビジネスでいえば、「成長できる可能性」や「将来性」を言い表していることが多いです。 つまり、「潜在能力」とは「普段は見ることができない内に秘めたその人自身の能力の可能性」を表現している言葉であるということがわかります。 「潜在能力」は、
のように使います。
「潜在能力」の類似表現には、
などがあります。 「潜在能力」の対義語は「顕在能力」です。意味は、「はっきり目に見える形をとってあらわれていること」です。
「potential」には形容詞と名詞の用法があります。 形容詞では「可能性のある、潜在的な」という意味です。未来の可能性を指します。 類語の「潜伏してる」は英語で「latent」になります。対義語は「actual」で「実際の」という意味です。 名詞では、「可能性、潜在能力」という意味になります。可算名詞扱いにして「a」「the」を付けてもいいですし、不可算名詞扱いにしてもよいです。
It's hard to target the potential buyers on the Internet.
潜在購買者をインターネット上で特定するのは難しい。
This child has excellent potential.
この子はすごい潜在能力を持っている。
潜在能力が高い人は、固定観念に縛られていないことがほとんどです。 「物事はこうあるべき」という考えをすることが少なく、思考の柔軟性が非常に高いです。 ルールや常識にとらわれることなく自由な発想ができ、いろんな潜在能力を開花させることができます。 固定観念に縛られていないため、人の意見を素直に聞くこともできますし、自分の非も認めることができます。 そして、いろんなことに対して興味を示し、積極的にチャレンジしていきます。
「潜在能力が高い人」は、自分をよく理解し、力を発揮することができます。 自分のことを客観的に見て分析できるため、自分の行動に対してどうすば良かったのか・どうすることが自分にとって一番合っているのかということを冷静に判断することができます。取捨選択ができ、人に流されることもありません。 例えば、苦手なことに直面したような場面において、どうすることが一番自分の力を発揮できるのか明確にし、行動に反映させることができます。 自分の得意なことを自分自身が理解して、自分自身で活かそうと努力しない限りは自分の能力を発揮することはできないのです。
何事においても悲観的な捉え方をしてしまうネガティブな人よりも、何事も前向きに捉えることができるポジティブな人のほうが潜在能力が高いと言えます。 例えば、なにかに失敗してしまったというときに「自分なんてどうせ・・・」と自分の能力を過小評価している人は、それより上を目指すことができず、そこでつまずいてしまいますよね。 うまくいかない時も前向きにとらえて改善点をみつけるなど、一歩前に進める人は潜在能力が高いといえるでしょう。 潜在能力が高い人は、しっかりと反省し、失敗から前向きに学ぶことができます。
「常に高い目標を持って実現のために努力ができる人」は、常に高み目指して自分自身を成長させることができるため、潜在能力が高いと言います。 何事に対しても現状より上を目指すという目標意識がある人は、強い信念をもって実現のために突き進むことができます。 目標は掲げて「こうなりたい」と思っているだけでは何も変わりませんので、努力する力があることが大切です。
潜在能力が高い人は、計画力があり、実行する行動力があります。 例えば、「こうなりたい」と自分で決めたときに闇雲に行動すると、遠回りをしてしまうこともあります。 ポテンシャルが高い人は、より良い状況を作るためにしっかりと思考し、計画するだけではなくきちんと行動に移すことができるのです。 そういった計画力や、実行する行動力が仕事に対するポテンシャルの高さなどに繋がります。 計画的に効率よく動けるということは、仕事においてもとても重要な能力となります。
何事にも積極的な人は、仕事や交友関係といったすべての面においてありとあらゆるチャンスを掴むことができます。 様々なことに対して積極的になることで、自ら積極的に世界を広げる人は交友関係も広く様々なチャンスを掴んでいきます。 そういった積極的な行動が、ときにグローバルな視点も物事を見るなど、自分の視野を広げることになります。 自分の道を切り開いて能力を発揮するためには自分の視野を広げる積極性が不可欠であるといえるでしょう。
潜在能力を発揮できていない最大の原因が、自分を信じていないということです。 「自分は無能な人間だ」、「どうせ私なんかにできない」などと、自分を過小評価しすぎる傾向があります。 自分を自分で信じてあげていないと、潜在能力が解放されることはありません。 そればかりではなく、仕事やプライベートなどでいろんなことが上手くいかなくなってしまい、負のループに陥ってしまいます。 逆に、潜在能力を発揮できる人は、自分の「長所」に目を向けることを意識しているのですが、発揮できない人は自分の「短所」ばかりに目が行ってしまいます。 信じるということにはものすごいパワーがあるので、少しずつでも自分を肯定してあげることが大切です。
潜在能力が解放されない2つ目の原因は、固定観念に縛られていることです。 固定観念は生きていく内に自然と身についてしまうものですが、潜在能力が発揮できていない人は、「物事はこうあるべき」という思いが強い傾向があります。 固定観念に縛られている人は、こだわりが強いという見方もできます。自分や他人に対して、また物に対してもです。 「自分はこの方法でしか仕事をしない」とか、「朝ごはんは絶対にパン」などのようなこだわりです。 どんなに小さなこだわりでも、それが原因で潜在能力が発揮されないことがあります。 潜在能力が解放されやすい人は、逆に固定観念やこだわりがなく、物事に対して柔軟な姿勢を持っている人が多いです。 「こうあるべき」というルールに縛られていないので、いろんなことに挑戦して自分の潜在能力を発揮するのです。
これは上記と少し類似しているのですが、自分や他人に対して素直じゃないことも潜在能力が解放されない原因の一つです。 頑固な性格で柔軟性に欠けていると、内部にひっそりと存在している潜在能力は開花されないままです。 頑固な性格な人は、こだわりが強いですし、人の意見を聞くこともしません。 他人からのアドバイスを受け入れようとせず、自分の思いのまま動きます。 人の意見を100%受け入れる必要はないのですが、あなたのためを思って意見してくれている人の話はしっかり聞きましょう。 時には人のアドバイスのおかげで自分の新たな一面に気づけることがあるかもしれません。
仕事とプライベートで毎日多忙な生活を送っている人も、潜在能力が解放されないことが多いです。 言い方を変えれば、忙しすぎて潜在能力を発揮する隙がないのです。 潜在能力は自分では気づいていない能力ですから、まずは自分としっかり向き合うことが大切です。 しかし毎日忙しい人は、自分と向き合う時間を取ることができません。 つまり、自分の可能性に気づけないまま、多忙な毎日を過ごすことになってしまうのです。 たまに、多忙だからこそ潜在能力が発揮されるということもあります。 例えば、仕事の納期が直前に迫っていて、今までにないくらいの集中力を発揮して仕事を終わらせることができた、などです。 潜在能力を発揮するために多忙な生活を送るというよりは、もっと違う方法で潜在能力を引き出したいですね。詳しいことは後ほどご紹介します。
物事をマイナスに捉えてしまうことも、潜在能力が解放されない原因となります。 自分に対しても、他人に対しても、ネガティブ思考だと、ポジティブなことが起きるわけはありません。 上記で、自分を信じていない人は潜在能力が発揮されないとご紹介しましたが、自分を信じないということ自体がネガティブ思考です。 「どうせ私は何をやっても上手くいかない」「仕事は楽しくないし、プライベートも充実していないから毎日がつまらない」などと常にマイナスな思考をしていると、マイナスなことしか引き寄せなくなってしまいます。 逆に、ポジティブ思考な人ほど潜在能力が解放されやすいです。それは、ポジティブはポジティブな出来事を引き寄せるからです。 自分を信じていれば、新たな才能に気づきやすいですし、他人の潜在能力も引き出してあげることができるかもしれません。
ここからは、隠れた潜在能力を引き出す方法をご紹介します。 日常で簡単にできるものばかりですので、自分ができそうだなと思うものから始めてみましょう。
あなたは毎朝スッキリ起きれていますか? 潜在能力の開花には朝の過ごし方がとても大切です。目覚めの良い朝を過ごし、気持ちの良い1日をスタートさせましょう。 そのためにまずやっていただきたいのが「カーテンを開けて太陽を浴びる」ということです。 太陽の光を浴びることで、幸せホルモンと呼ばれる「セロトニン」の分泌が活性化されます。 ハッピーに過ごすために、我々人間にとって(もちろん動物や植物にとっても)太陽は欠かせない存在なのです。 その他、ぜひ朝のルーティンに取り入れていただきたいのが、
などです。 起床後すぐに仕事に取り掛かる人がいますが、寝ていた体を徐々に慣らすことが体にとっても精神にとっても良いので、朝は時間に余裕を持って過ごしてみましょう。
潜在能力を発揮するためには、体や脳をリラックスさせることも大切です。 日頃忙しく動いている人は、1日の終わりや、週末などに心身ともにリラックスできる時間を設けましょう。 おすすめなのが、リラックスできる音楽を聞くことです。 YouTubeなどで「リラックスミュージック」「ヒーリング」などと検索すれば、様々な種類の音楽と出会うことができます。 オルゴール曲だったり、雨や滝などの自然音だったり、そのようなリラクゼーション音楽を聞くことで、緊張状態がほぐれます。 筆者は良く、水の音を含むリラクゼーションミュージックを聞きます。 寝る前や、仕事中に脳内をリセットしたい時などに聞くと、ストレスフリーになり、体も気持ちも楽になります。 目を閉じて、自分の呼吸に意識を向けると効果が増しますのでぜひ試してみてください。
脳をリラックスさせるためには、自分の呼吸に意識を向けることも大切です。 緊張していたり、仕事が忙しくていっぱいいっぱいになっている時は、無意識に呼吸が浅くなってしまっています。 呼吸が浅いと、体内に二酸化炭素が多い状態になってしまい、体が疲れやすくなったりします。 そのため、自分の呼吸が浅いなと思ったら深呼吸をしてみましょう。 深呼吸であれば道具も必要ないですし、場所も選ばないのでいつでもどこでも実践できますね。 仕事の合間でも、家事の途中でも、一度作業を中断し、深呼吸することだけに集中しましょう。 深呼吸をする時、体の中に溜まっている「悪いもの」を外に吐き出すイメージで行うと良いです。 イライラした気持ちだったり、体に悪い栄養素でもなんでもいいです。 不必要なものを外に出して、その分必要なものを入れるイメージでやると、潜在能力が解放されやすくなりますよ。
自分が好きなことをしている時ってどんな気持ちですか?楽しくて、ワクワクして、幸せを感じますよね? このようなポジティブな気持ちを持つことがとても大切で、ポジティブでいると潜在能力が発揮されやすくなります。 幸せな気持ちになるにはどうすればよいか、それは簡単で自分が好きなことに没頭することです。 「仕事が忙しいから」とか「上司や先輩と飲みに行かなきゃいけないから」という事情もよくわかりますが、自分が持っている潜在能力を発揮したいのであれば、1日10分でも良いので自分が好きなことだけをやる時間を作ってください。 「好きなこと」は人によってもちろん違います。違っていいですし、人と比べる必要はありません。 筆者の最近好きなことは、家庭菜園です。毎日少しずつ大きくなっている野菜たちを見て癒やされています。 平日は忙しくて中々時間が取れませんが、それでも好きなことに没頭している時間はとても幸せを感じます。
潜在能力を引き出す方法として、「一流」に触れるという方法があります。 例えば、アートなどの作品やミュージカルなど、実際に自分の目で見て感じるなどです。 本物に触れることで、自分の中に潜んでいる才能が刺激を受け、潜在能力が発揮されやすくなるでしょう。 もちろん今は、インターネットなどを通じて芸術作品を楽しむことができますが、実際に足を運んで肌で感じる芸術はやっぱり違います。 美術館や劇場などに行き、ぜひ五感で一流に触れてみてください。 日常では感じることのない感動を覚え、眠っている才能が動き出すかもしれません。 価値観を広げることができ、人としてもレベルアップすることができるのでおすすめです。
毎日あっという間に時間が過ぎていることってありますよね。 日々業務に追われて、タスク管理が上手くできず、仕事に支障をきたすことも多々あるんですよね。 毎日バタバタしている人におすすめなのが、1日のスケジュールをしっかり立てるということです。 事前にタスクを把握し、どのくらいのペースで物事に取り組むべきかを見積もることで、心にも時間にも余裕が生まれやすくなります。この「余裕」こそが、潜在能力を発揮するために大切なことなのです。 いつもより10分でも良いので早めに出社し、その日のタスクとその内容をざっと確認しましょう。 人間は午前中の方が集中力が高いと言われているので、集中力を要するタスクを午前中にこなすようにすると良いです。 ランチ後は血糖値が上がって集中力が欠けやすいのでメールチェックなど簡単なタスクを入れると良いですよ。
上記で、潜在能力が解放されない理由に固定観念に縛られているからとご紹介しましたね。 であれば、潜在能力が解放されるためには、固定観念を捨てれば良いのです。 しかし、生きていく中で自然としみついている固定観念を簡単に捨てることは中々難しいです。 「この考えはやめよ!」と簡単に思えても、完全にやめれるまでは相当の時間と根気を要します。 なので、おすすめは「少しずつ」固定観念を取っ払うということです。 今まで「こうあるべき」と考えていたことを、「もしかしたら他の見方もできるのかも」と感じることから始めてみましょう。 そして、「いつもはこうだけど、今回は別の方法でやってみるか!」と実験するような感覚で物事に取り組んでみてください。 実験を楽しんで、その過程で少しずつ固定観念の縛りをほどいていきましょう。
上記でご紹介した「固定観念を捨てる」と似ているのですが、何かをやるとき、結果のことは考えずとりあえずやってみるという方法もおすすめです。 ちょっとリスキーにはなってしまいますが、いつもと違うアプローチを取ることで、自分の気づけなかった才能に気づくきっかけになるかもしれません。 例えば、今まで「失敗したくない」などと結果ばかりを気にしていた人は、「失敗してもいいからとりあえずやってみよう!」という気持ちに切り替えてみてください。 失敗から学ぶこともありますし、行動した結果成功するのであればそれはそれで良い学びに繋がります。 苦手なことにもチャレンジしてみるのもおすすめです。自分では苦手と思っていたけど、実際やってみたらそうでもないようなことって意外とあります。 例えば、話しかけづらい先輩に声をかけてみる、学生時代苦手だった水泳に再チャレンジしてみるなどです。 挑戦した結果、「話しかけづらいと思っていた先輩は、実はかなりのシャイだった」「息づかいが上手くできて、想像以上に泳ぐのが楽しかった」などと気付くことができるかもしれません。 こういう嬉しい気付きがあると、潜在能力は解放されやすくなります。
行動パターンが決まりきっていませんか?もちろんルーティンがあることは良いことなのですが、あまりにも変化のない毎日を過ごしていると、刺激を感じにくくなり、才能も開花しにくくなってしまいます。 潜在能力を引き出すために、たまには行動範囲を広げてみることをおすすめします。 例えば、平日はいつもと違う道で自宅に変えるとか、休日は違う店にショッピングに出かけるなどです。 いつもの自分では選択しないであろう選択肢をあえて選ぶことで、新たな気付きがあるかもしれません。 一つ例ですが、筆者はよく違う道を通って出社したり、帰宅したりしていました。 そうすると、「こんなところに美味しそうなお店が!」「え!私の好きな店がこんな近所に!」などと驚くほどに小さな発見が多かったです。 「それがどう潜在能力と関係あるの?」と感じる人がいるかもしれませんが、脳に刺激を与えることで内なる可能性が発揮されやすくなるんです。 毎日に小さな幸せを探してみましょう。
潜在能力が解放されにくい人って、「考える」ことをしていない人が多いです。 自分よりも周りの意見に合わせたり、後先考えずになんとなく毎日を過ごしているような人です。 そんな人は、自分で物事を考えて自分で決めるということに意識を向けてみてください。 考える過程で気付くことがたくさんあるかもしれません。 例えば、今後の人生について考えてみましょう。 毎日なんとなく仕事をこなしているだけの人も、「1年後はどうなっていたいか」「定年退職までにどんなことを挑戦したいか」など未来のことについて考えてみてはどうでしょうか。 もしくは、「なぜ自分はこの仕事を選んだのか」「他の仕事でも良いのではないか?」と今自分が置かれている環境についても考えてみるのもおすすめです。 考えることで、「もしかしたら自分には別の道があるかも?」「違う環境の方が楽しく働けるかも」と潜在能力の発揮に繋がる気付きがあるはずです。 頭の中で考えるだけでなく、メモなどを取りながら思考を整理するとより考えがクリアになりますよ。 そして、自分の考えを周りの人に伝えてみて、その反応を見ることで、さらなる気付きがあるかもしれません。
一説に、潜在能力と右脳には深い関係があると言われています。右脳を活性化させると、潜在能力が解放されやすいということです。 ですので、日頃から、右脳への刺激を意識して過ごしてみると良いです。 右脳は、
などで刺激を与えることができます。 また、右脳は直感に優れているので、自分の直感に信じて行動してみることもおすすめです。
自分の潜在能力を発揮したい時、ぜひ他人の意見にも耳を傾けてみましょう。 自分の考えに固執するのではなく、素直に「確かにその考えもあるかも」「みんなのアドバイスを受け入れて行動してみようかな」と柔軟な思考を持つことで、今まで発揮されていなかった能力が引き出させるかもしれません。 自分のやりたいようにやる、他人にいろいろ言われたくないという気持ちはもちろんわかります。多くの人がそうなのではないでしょうか。 まずは信頼している職場の人や家族、友人からでいいので、相手の話に耳を傾けることから始めてください。 人のアドバイスを全て鵜呑みにするのではなく、人の話を聞いた上で、しっかりと自分で考えて行動に移すことが大切です。 アドバイスをくれた相手にはしっかりと感謝の気持ちを伝えることも忘れずに。
潜在能力を開花させたい時、一番大切なことは自分を信じることです。 周りの人があなたを信じてくれていても、自分を自分で信じてあげなければ、潜在能力が発揮されることはありません。 自分の嫌なところもそりゃあるでしょう。人と比べてしまって「あの人は仕事ができていいな・・・」と思うこともあるでしょう。 短所は長所の裏返しです。完璧な人はいません。完璧である必要はありません。 ありのままの自分を信じ、「自分はもっとできる!」と言い聞かせてください。 言葉には不思議な力があって、毎日「自分ならできる!」と言い聞かせていると、本当にそうなります。 できることが増えると自分にもっと自信が持てて、自信が持てるとさらなる潜在能力が発揮されます。良いこと尽くしですね。
上記で、潜在能力が解放されない人は、自分の短所ばかりに目が行ってしまうとご紹介しました。 そうではなくて、ぜひ長所に注目してみてください。きっと想像以上に長所があるはずですから。 まずは自分が思う自分の長所を紙に書き出してみてください。どんなに小さなことでもOKです。 「几帳面」、「料理ができる」、「掃除もやればできる」などなんでもいいです! もし、ぱっと長所が浮かばないのであれば短所を書き出した上でそれをひっくり返してみてください。 例えば、「動きが遅い」という短所が浮かんだら「周りのペースに流されることなくマイペースで過ごすことができる」という長所になりますし、「マルチタスクができない」という短所は、「一つひとつのタスクを丁寧に完璧に仕上げることができる」という長所になります。 そして、次は周りにあなたの長所を聞いてみましょう。自分では気づいていないことがあるかもしれません。 「周りにはそう見えているんだ」という気付きが自信につながって、潜在能力が開花しやすくなりますよ。
何もやりたいことがないという人は多いと思います。もちろんそれはそれでOKなのですが、どんなに小さなことでも良いので目標を立ててみませんか。 目標を立て、それらを達成することで自信がつき、潜在能力が引き出しやすくなりますよ。 よく「お金持ちになる!」とか「仕事で成功する!」という目標を立てる人がいますが、このような目標の立て方はおすすめしません。 ポイントは、目標は現実的な範囲でより具体的に考えることです。 「お金持ちになる!」という目標は、いつまでにどのくらいのお金を貯めるのか、その額を貯めるためには毎月いくら貯金すべきかと具体的に考える必要があります。 ビッグな目標も良いですが、それよりも目先の小さな目標を一つずつ達成していく方がよりよいです。 小さな目標でも「達成すること」自体に意味があって、達成を重ねるごとに自信がつき、自分の隠れた才能が開花しやすくなるからです。 例えば、「今日は絶対に定時で上がる!そのためには午前中にAとBのタスクを完了させる」などの目標です。
潜在能力を引き出すために重要で、だけど多くの人が実行できていないことが、ポジティブな言葉を口にすることです。 よく、潜在能力を発揮させるためにはポジティブ思考を心がける、ということを聞きます。確かにポジティブ思考は大切ですが、それと同じくらいに意識したいのことが、思考を言語化するということです。 感謝しているのであれば、「ありがとう」と言葉にして伝えたり、幸せを感じるのであれば「ああ〜毎日幸せ!」とつぶやいてみたり。 上記でも少しご紹介しましたが、言葉のエネルギーってすごくて、ポジティブな言葉をたくさん口にすれば、それだけポジティブなことが身の回りで起きます。 とはいっても、ポジティブワードを口にするのが恥ずかしいと思う人がいると思います。 そういう人は、心の中でつぶやいたり、LINEや電話などで間接的に伝えてみることをおすすめします。 きっと周りもハッピーになりますよ。
これも意外と忘れられやすい方法なのですが、「感謝」の気持ちを大切にすることも、潜在能力の開花にはとても重要です。 自分が今置かれている環境に感謝することって日頃なかなか意識できていない人が多いかもしれませんが、「感謝」の気持ちで眠っていたポテンシャルが表面に現れやすくなりますよ。 仕事内容や職場の人間関係に不満を持つこともあるかもしれません。しかし、仕事ができて、毎月決まったお給料をもらえることがどれだけ幸せなことか考えたことはありますか? 家族でよく喧嘩をしたりするかもしれませんが、誰かと一緒にいれることがどれだけ心強いことか。。。 感謝することで、自分の今までの言動を見直すきっかけになり、眠っていたはずの潜在能力が発揮されるチャンスが訪れるはずです。 ぜひ職場の人や家族に「ありがとう」と伝えてください。 そして、毎日健康に過ごせている自分にも「ありがとう」と感謝の気持ちを伝えることも忘れないでくださいね。
ここでは、潜在能力を維持するために意識していただきたいことを挙げていきます。 当たり前のことと思う人もいるかもしれませんが、今一度自分の生活習慣を見直してみましょう。
潜在能力を引き出すためには、栄養たっぷりの食事が欠かせません。 栄養不足になってしまっては、脳が正常に動くことができず、そのような状態で潜在能力が開花されることもありません。 よって、脳にも十分な栄養素が行き渡る食事を取ることが大切です。 1日3食食べる、毎食野菜を取り入れる、鉄分やタンパク質を含む食材も取り入れるなど様々な工夫ができます。 人によって必要な栄養素や量や異なるので、自分にとって最適な食事を取り入れるようにしましょう。 参考までに、筆者にとってベストな食事は、
です!いろんな食事を試してみましたが、今はこの食事に落ち着いています。 頭が冴えてきた気がして、そろそろ「新たな自分」に出会えるんじゃないかと楽しみにしている毎日です。
潜在能力を引き出したい場合は、適度な運動を習慣づけることが大切です。 よく、運動をすると頭がスッキリすると言いますよね。 心と体は密接に関係していて、運動することで眠っていた才能が表に現れやすくなります。 例えば、ジョギングやランニングをしたり、ジムに通ってみるなどです。 大切なことは毎日(もしくは週に3回など)続けることですので、自分が続けられる運動を行いましょう。 ダイエット目的であればかなりの運動量が必要かもしれませんが、潜在能力のためであれば必ずしも過度な運動は必要ありません。 「いつもよりひと駅分長く歩く」とか「エレベーターではなく階段を利用する」など、日常の行動に少しだけ工夫をこらしてみましょう。
毎日頑張ってくれている自分の体や脳をしっかり休ませることも大切です。 しっかり休むことで、潜んでいる潜在能力が表に出やすくなります。 ポイントは「良質な睡眠の確保」です。長く寝れば良いというものではありません。 短時間でも質が高ければ、頭はスッキリ冴えます。 例えば、
などを行ってみてください。 筆者は空気清浄機を使うようになってから毎日熟睡できるようになりました。
潜在能力を引き出すためには、自分の内の声に耳を傾けることが大切です。 そのためにおすすめなのが、瞑想(マインドフルネス)です。 内の声や自分の呼吸に意識を向け、リラックスしましょう。 瞑想に対して難しいイメージを持っている人もいるかもしれませんが、やり方はシンプルです。 簡単な方法は、座って(もしくは寝転がって)呼吸に意識を向けます。 ただなんとなくやるのではなく、瞑想すると決めた時間は、瞑想以外のことに意識を向けないように心がけましょう。 瞑想は自宅やオフィスなどどこでも実践できますが、本格的な瞑想をやりたい場合は、お寺などの瞑想勉強会などに参加してみるのもありです。 瞑想を通して新たな自分や自分の才能に気付くことができるかもしれませんよ。
年間300回以上の講演をこなすポテンシャル・トレーナーの生田知久氏の著書です。 生田氏曰く「脳の使い方を少し変えるだけで、潜在能力を引き出し、才能を発揮できる」とのことで、そのための鍵となるのが「イメージ力」であるといいます。 この「イメージ力」を高めることで、勉強からビジネスシーンまで、劇的な能力アップをはかることができます。 本書では、なぜイメージ力が重要なのか、イメージ力の上げ方、また、「暗記」や「料理」など目的別に27の才能のイメージ力の使用手順を紹介しています。
本書は、実業家や元大統領、物理学者など偉大な業績をおさめた人たちのエピソードや名言を通じて、自らの才能や能力を引き出し、それを応用する方法を教えます。 この考え方にのっとって行動すれば、私たちも確実に成功をおさめることができます。
本書では、グーグル、トヨタなどがすでに実践している「ハーバード流最新ポジティブ成功理論」を紹介しています。 「囲む」「広げる」「高める」「守る」「維持する」の5つのステップで、あなたの潜在能力を開花させます。
いかがでしたかでしょうか? 今回は潜在能力についてお話ししてきました。 潜在能力について、半信半疑な人もいると思います。目に見えないので、疑う気持ちもわかります。 しかし、人間って面白い生き物で、誰でも潜在能力は持ち合わせているんです。 「自分にはそんなものがない」と思っている人でもです。 謎が多い「潜在能力」ではありますが、自分の存在を認めてあげることで潜在能力を発揮することができるはずです。 新たな自分に会ってみたい人は、まずは自分を肯定してあげてください。 最後までお読みいただきありがとうございました。