仕事でもプライベートでも人を惹き付ける力がある人っていますよね。それがカリスマ性です。カリスマ性は生まれつきもっている人もいれば、後天的に備わった人もいます。今回はカリスマ性のある人とない人の特徴、そしてカリスマ性を身に付ける方法を徹底解説していきます。
「カリスマ性」とは、「周囲の人達を惹きつけるオーラがあり、統率する才能があること」を指します。 神学用語では神から受けた超能力という意味もあります。 本人は周りから好かれようとしていないのに、仕事をするうえで他人を上手にまとめることが出来て、部下や後輩などから慕われることも多い人に対して「カリスマ性がある」と言います。 本人はいたって普通に仕事ややりたいことをやっているだけなのに、目を引く存在となり、周りから「魅力的」だと思われています。
カリスマ性のある人は、向上心があります。 現状が上手くいっていればそれで良いという人も多いですが、カリスマ性のある人は現状に満足することなく「もっと良くしよう」という気持ちを持って、上を目指していきます。 カリスマ性のある人って、常に課題を見つけていきどんどんクリアしていきます。 向上心を持ってさらに上を目指していこう、高めていくことって、ストイックで目標を持っていないと出来ないことですよね。 カリスマ性のある人は目標ややりたいこと、明確にあります。 何事も前向きに取り組んでいく姿勢はとても素敵ですよね。
カリスマ性のある人は、自己肯定感が高いです。 自己肯定感とは、自分自身を認めてあげる気持ちのことです。 自己肯定感が高いということは、自分自身をありのまま受け入れており、自分が自分であることに満足出来ています。 自分に自信を持っているため、そういった姿も周りの人が惹かれる理由のひとつでしょう。 しかも、自意識過剰であったりするわけではなく、自分がやるべき事をちゃんとやって努力をしているため、自己肯定感が高いわけです。 実力と本人の自信が伴っているため、カリスマ性が生まれます。
カリスマ性のある人は責任感があり、決められたことや任せられたことは最後までやり遂げます。 途中で放棄したり、他の人に投げ渡すような無責任なことはしません。 やるつもりもないのに口出したりと、「後はよろしく」などと言った責任感のない発言をすることもないでしょう。 さらに仕事だけでなく、人間関係においても責任感って大事ですよね。 相手に対して誠実に向き合い、だらしない関係になることはありません。 友人や恋人を裏切ったり、傷つけるようなことはしないでしょう。
カリスマ性の高い人は、常に冷静で客観的に物事を見ています。 そのためいつでも正しい判断をすることが出来ます。 イレギュラーなことが起きたり突然問題が発生しても、焦ることなく冷静に対応します。 知識もあり様々な経験もしているので、心にも余裕があるんですよね。 そのためパニックになることはありません。 また、常に客観視しているため事前に起こりうることを予測しています。 そして、すぐに対処できるよう準備もしています。何かが起こってから考えるのではなく、全て想定済なので様々な手札を持っています。 そういった姿も周りから憧れられるところの一つでしょう。 感情的にならず、冷静な人ってかっこいいですよね。
カリスマ性の高い人は、自分に自信があるので、ブレることがありません。 基本的に自分の意見や考えに対して自信を持っているので、他人がまったく反対の意見を言ったとしても流されてしまうことは滅多にありません。 ブレないで、いつも自分らしくいる人はカリスマになる確率がとても高いです。 例え「そんなの努力したって無駄だよ」なんて言われたとしても、「自分にならできるはずだ」と感じて努力し続けることができるのです。
カリスマ性の高い人を思い浮かべてみてください。 笑顔が印象的な人が多いと思います。 やっぱり人は、人の笑顔に惹かれるんですよね。 いつも笑顔な人はオーラもキラキラしてますし、素敵だなという印象を与えます。 周りからそういった印象を持たれること自体が、カリスマ性ですよね。 カリスマ性のある人は作った笑顔ではなく、心からいつも笑っています。 それは、自分の夢に向かって楽しんでいて、そのための努力も欠かさないため自信を持っているからです。
カリスマ性のある人は不機嫌になったり、ピリピリした雰囲気を絶対に作りません。 そういうことをしても誰も得はしませんよね。どんなに嫌なことがあっても、それを表に出すことはありません。嫌なムードにすることはないでしょう。 とても寛容で、周りの人がミスをして迷惑をかけたとしても、怒るようなこともしません。 どこが間違っていたのか、どうしたら良かったのかを一緒に考えてくれたり、相手に丁寧に説明したりしてくれるます。 そして、物事に対しても神経質ではありません。 細かいことをいちいち気にして、些細なことで気に病むことはありません。
カリスマ性のある人は、品があります。 言葉遣いや、身だしなみなどもちゃんとしています。 品のある人って、外見だけでなく言動や性格も素敵です。 心に余裕があるので、常に穏やかですし、約束などもしっかりと守ります。 そういったすべてが重なって「品」になるわけです。 下品な人に惹かれる人っていないですよね。 外見も言葉遣いも汚らしく、余裕のない人にカリスマ性は感じませんね。
カリスマ性のある人は、見栄を張ったりせずに自分の非を素直に認め受け止めることができます。 「私がミスをした」「私の意見は間違っていた」と決して他人のせいにすることなくすぐに謝罪します。 非を認められる人って信頼出来ますよね。 誤魔化したり、他人のせいにしたりする人とは一緒に働きたくもありません。 そしてカリスマ性のある人は非を認めるだけでなく、なぜそうなってしまったのか原因をちゃんと突き止めて改善し、次に活かします。 それを繰り返していくことで人は成長していきます。 カリスマ性のある人は、素直で自分を良く見せようとすることをしません。
カリスマ性のある人は、どんなときでも冷静に物事を判断できるので、リーダーに向いています。 組織の代表として、みんなを引っ張っていく力をもっている人が多いです。 どうしたらいいのかを常に考えており、部署全体を引っ張っていく力があります。 チームで高みを目指す場合にリーダーシップを発揮することができるのです。 本人がリーダーになろうとしていなくても、積極的に物事に取り組む様子に周りが引っ張り上げられていて、リーダーシップを取ってしまっていることも多いです。 積極的で責任感があって全体のことを考えて動いてくれる人って、頼りになりますよね。 さらに視野が広く色々なことに気付き、周りの人たちをフォローする力もあります。 カリスマ性のある人は、先輩からも後輩からも頼りにされています。
カリスマ性のある人は、いつでも感謝の気持ちを忘れません。 身近な家族や友人に対しても、「当たり前」と思わずに常に感謝の気持ちがあります。 さらに、感謝の気持ちを内に秘めることはせずに、相手に言葉や態度で示します。 「ありがとう」と直接目を見て言ったり、遠く離れた人には手紙などを書いて感謝の気持ちを伝えます。 また仕事でどんな功績を残そうとも、自分自身だけで成し得たこととは思わないのです。 周りがあってこそと思っています。 どんなに仕事ができて、新しいことを始められるような人でも、傲慢になっていてはカリスマにはなれませんね。
カリスマ性のある人は、行動力と決断力があります。 思ったことや考えたことを実行する力があり、積極的に目標や目的のために行動することが出来ます。 やるべきことを後回しにしていると、どんどんやらなければならないことが溜まっていきますよね。 カリスマ性のある人は、とにかくすぐにやる!その方が効率もいいですし、悩んだりサボったりする時間がないので自分のために使える時間が多くなります。 さらに、やると決めたら必ずやります。 忘れたり、すっぽかしたり、他の人がやるだろうと自分はやらないなどといったことはしません。 そして、何度失敗しても諦めず、出来るまでやり続けます。 そうすることで忍耐力もつきますし、達成感も味わうことができ、自信もついてきます。 自分でやり抜く強さと、やり抜いた喜びを実感しています。 それがオーラとなり、カリスマ性となっていきます。
カリスマ性のある人は、どんな人の話であってもきちんと聞くことができます。 例え、「それは自分とは違う考えだ」と思ったり、「それは間違っているんじゃないの?」と思うようなことがあっても、最後まできちんと耳を傾けます。 そうすることで、周りからも信頼されます。 さらに、人の話って人生において実はとても重要なんです。 なぜかと言うと、自分とは違った価値観や視点を知ることができる大チャンスなわけです。 いくら頭で考えても、他人の気持ちになることってとても難しいです。 これを、他人から聞いてしまえば一発で分かるわけです。 視野を広く持ったり、様々な価値観で物事を考えたり、相手や他人(仕事で言えば取引先や顧客)などの立場になって考えることができるようになります。
カリスマ性のある人は、言葉に説得力があります。 なぜかというと、まず1つ目は、その説得している内容を本人が本当に伝えたいと思っているからです。 相手を騙そうしていたり、嫌々仕事をしているわけではなく、本当に良いと思っていたり相手に伝えたい!と思っているために説得力があるんです。 気持ちって大事ですよね。 そして2つ目は、知識と経験が豊富だからです。 説得するために、そのことについての知識量が半端ありません。 さらに経験もしてきています。自分の興味を持ったことは必ずやってみています。 「百聞は一見にしかず」「経験に勝る財産はなし」、カリスマ性のある人は相手に伝える時は必ず自分も経験しています。 この、知識と実体験、そしてそれに対する情熱が相手の心を動かすんですよね。
カリスマ性のある人は、ネガティブな発言をしません。 常にポジティブで前向きな発言をします。 ネガティブな人についていきたいとは思わないですよね。 どんなに状況が悪くなったり、自信のないことでも「やってみよう」「頑張ろう」と、前向に捉えます。そして失敗をしても「じゃあ次どうしていくか」を考えます。 「どうせ自分には出来ない」「やっぱり駄目だった」「自分には能力がない」などといった発言はしません。 また、グチグチ不満や悪口なども言いません。それが何のためにもならないことを分かっています。 さらに、悪口や不満を言うことで「あの人が○○って言っていた」「いや、自分はそうは言っていない」みたいな余計なトラブルになりやすいですよね。
カリスマ性のある人は、公私を両立しています。 仕事も一生懸命頑張っていますが、プライベートも充実させています。 仕事を頑張り過ぎてプライベートに支障をきたすようなことはしません。 また、プライベートで弾けすぎて、仕事に支障をきたすこともありません。 どちらも自分の思う存分に頑張りながら楽しんでいます。 どちらかに傾きすぎている人は、魅力が半減します。 仕事もプライベートも謳歌している人って魅力的ですよね。 カリスマ性のある人は、公私を両立させるのがとても上手です。
カリスマ性のある人は自己研鑽を怠りません。 自己研鑽とは、自分自身を鍛えることであり、簡単に言ってしまえば「自分磨き」です。 仕事におけるスキルアップを常に心掛けていますし、知識を豊富にさせるために勉強をしたりセミナーを受けたり本を読んだりしています。 そういった部分に時間とお金を惜しみなくかけ、楽しんで自己研鑽をしています。 さらに、スキルや知識だけでなく自分の健康面や外見にも気を使っています。 日頃から身体を動かしたり食事に気を使ったりと、自分自身そのものに磨きをかけることも怠りません。
こればっかりは、本人が意識してどうにかなっているわけではないのですが、カリスマ性のある人はかなり存在感があります。 ただいるだけで、「○○さんだ!」と思われるんですよね。 例えば会議でも話を振られることが多かったり、他人からよく覚えられたりすることが多くなっています。 説明するのも、難しいのですが、カリスマ性のある人は生まれ持ったオーラと存在感があります。
確かに、イケメンや美人はみんなからチヤホヤされます。 みんなから魅力的だと思われ、人気者になることも多いです。 しかし、カリスマ性のある人って顔がいいとかではありません。 むしろイケメンや美人じゃなく個性的な人でも、それを活かしたファッションや髪型をしてトータルコーディネートしています。 カリスマ性のある人は顔面偏差値よりも全体のバランスがとても良いです。
カリスマ性のある人は、清潔感があります。 不潔なカリスマはいないですよね。 不潔な人とは近づきたくも話したくもない人が多いでしょう。 カリスマ性のある人は、髪も肌も綺麗で、身だしなみも常にちゃんとしています。
カリスマ性のある人は、自分に似合うファッションを熟知しています。 そしてオリジナリティにあふれているんです。 ただ流行に乗ったものを取り入れているだけでは、カリスマ性はないですよね。 それ確かに流行ってるけど似合ってないよ…と思うことってありますよね。 なんでもかんでも流行りを取り入れればいいわけじゃなりません。 ましてや、流行り物に乗っかりすぎると周りの人と同じ服装、髪型、化粧になってしまいますよね。
カリスマ性のない人は、まず自分というものを持っていません。 自分の意見や、オリジナリティがなく、いつも周りに合わせてばっかりいます。 何をするにあたっても周りの目を気にしてばっかりで、自分がどうしたいかということを一番に考えられていません。 先程も言いましたが、ファッションなども流行を追うばかりで自分らしさがありません。 人が良いと言ったものを良いと言い、周りが右を向けば右を向きます。
さらに、自分を持っていても自己表現が苦手な人もカリスマ性がありません。 自分を表現出来ないと、オリジナリティは生まれませんよね。 意見はあっても言わない、思うことがあっても伝えない、やりたいことがあっても始めない… そういった自己表現が苦手な人はカリスマ性がありません。 カリスマ性のある人って「○○さんってこういう人」というイメージが多くあるかと思います。 常に自分の気持ちややりたいことを周りに伝えてたり、言葉だけでなく仕事や作品などでも表現することが出来ます。
ネガティブ糞野郎はただの糞野郎です。 カリスマにはなれませんね。 ネガティブ思考、ネガティブな発言はマイナスなことを引き寄せていきます。 自分の中でネガティブに思ってるだけならまだしも、言葉にしたり他人のことにまでネガティブな口出しをしてくる人は本当に糞野郎ですよね。 このタイプはただネガティブなだけでなく、性格が偏屈だったり意地悪だったりすることが多いです。
職場に一人はいますよね。 人に厳しく、自分に甘い人。このタイプもカリスマにはなれません。 顔が良くて仕事ができても、こういう人は誰からも慕われませんよね。 自分を一番に甘やかしかわいがっている人は、人望を集めることは出来ません。
カリスマ性がない人は臭ってしまった可能性があります。
カリスマ性を身につけたい!!って思っている人も多いかと思います。 しかし、カリスマ性って努力で身につくものでもないんですよね。 カリスマ性の高い人の特徴を紹介しましたが、その特徴を身につけようとしても、それだけではなかなか身につかないんです。 人望を集めたり、リーダーになったり、大きな仕事を任されたりするようにはなるかもしれません。 ただ『カリスマ性』というもの、意識したところで簡単に身につかないんですよね。 「あの人カリスマ性あるな…」って思われる人って、多分自分がカリスマになるために何かしてきたことってないと思います。 気が付いたら注目されて勝手にカリスマと言われていた、という人がほとんどだと思います。 ただ、自己プロデュース力に長けている人の一部は、カリスマと呼ばれるようになることもあります。
しかしながら、そもそもカリスマ性を身につけよう!なんて考えていること自体がちょっとダサいです。かなりダサいです。 カリスマ性っていうのは、自ら身につけにいくものじゃありません。 周りがカリスマ性を感じ、誰が見てもカリスマだよね!と思われてはじめてカリスマになるわけです。 カリスマになりたいと思うのは、ただの承認欲求です。 周りから「すごい!」「素敵!」とチヤホヤされたいという気持ちの現われです。 自分に自信のあり、やるべきことをやっている人はそういった承認欲求が生まれません。 カリスマ性を身につけたい!と思っている時点で、カリスマにはなれないです。
じゃあどうしたらいいんだ!と、思った人は、自分に合った生き方をしましょう。 全員が全員、カリスマにはなれません。 背が低ければパリコレモデルにはなれないですよね。 運動神経が悪い人が、社会人になってからメジャーリーガーを目指すのも難しいです。 願望と現実のギャップって辛いものがありますよね。 しかしそのギャップを受け入れて、自分に合った生き方を選ぶだけで人生は豊かになっていきます。 夢や目標に向かって頑張ることも大事です。 しかし、自分に合わないことを無理にやっていても、辛いのは自分です。 しっかり自分と向き合い、自分に合った生き方をしていきましょう。
起業家もカリスマ性がありますよね。 自分で会社を作り、新しい事業を考えられることがまずすごいですよね。 そして一緒に会社を作り上げるメンバーを募り、チームのトップとして引っ張っていくわけです。 若いながらに会社を大きくしていく姿に憧れる人も多いでしょう。 もちろん、起業しただけではカリスマ性は生まれませんよね。 そのあとの運営の仕方や、社員への対応が大事になってくるでしょう。
スポーツ選手もカリスマ性のある人が多いですよね。 メジャーリーガーのイチロー選手やアイススケートの浅田真央選手、サッカーの中田英寿選手など、カリスマ性のある人って多いですよね。 各分野で功績を残しているのはもちろんですが、人として愛される何かがあります。 人一倍努力をしてきた背景や、ファッション、生活、そして生き方。 様々なことが合わさって『カリスマ』となるわけです。
カリスマ性のある人、で思い浮かべると芸能人が多いのではないでしょうか? やっぱり有名になるのは、カリスマ性があるからですよね。 歌がうまいだけでは、歌手として成功できないのが難しいですよね。 外見や、歌声だけじゃありません。 みんなが注目して、気になって、魅力的に思う『カリスマ性』が必要なんですよね。 世界的に言えば、レディ・ガガやジャスティン・ビーバーなどは『カリスマ』ですよね。
歌手に限らず、俳優も同じですよね。 ただカッコイイ、可愛い、だけではトップには上り詰められません。 『カリスマ性がある俳優』と聞くと、やっぱりジョニー・デップなどが思い浮かびますよね。 日本では、菅田将暉くんとかがカリスマ性でしょうか。 決して、美男子なわけではありませんが、人気も仕事も多く、たくさんの作品に出ていますよね。 筆者の個人的な意見を言うと、若手俳優は新田真剣佑くんと伊藤健太郎くんを推しています。
カリスマ性を持ちたい!という人は多いと思いますが、いいことばかりではありません。 カリスマ性があることのデメリットを解説していきます。
カリスマ性のある人が最も気をつけなくていけないことは、周りからの嫉妬です。 カリスマ性のある人は自分が望んでいたなくても目立ってしまいます。 目立たない人でも承認欲求はありますから、意識的または無意識的に嫉妬してしまう人がたくさんいます。 カリスマ性を発揮する際は、立場や場面を考慮しないと、むしろネガティブに働くことがあるので注意しましょう。
カリスマ性のある人はリーダーに向いていますが、組織のNo.2や縁の下の力持ちタイプの役割を果たせないことが多いです。 特に大企業などではカリスマ性があるからといって、すぐに幹部や事業の責任者になれるわけではありません。 組織においてリーダーシップ以外の役割を求められた時、カリスマ性を消す必要もあるでしょう。
カリスマ性があると無条件に目立ってしまい、その分、周りからの期待値は上がります。 しかし、カリスマ性と実力は別です。生まれもったカリスマ性があっても、経験や努力がなければ実力は当たり前ですが付きません。 実力がないのに周りから期待されると、プレッシャーがかかり苦しむことがあります。 やはり、実力以上に目立つことはマイナス面が大きいといえるでしょう。
カリスマ性がある人の中にはサイコパス気質の人もいるので注意です。 サイコパス気質の人は、人を惹き付ける能力が先天的に備わっているものの、人の気持ちに全く共感していません。 サイコパスの人が全員周りの人に危害を加えるわけではありませんが、共感する力がないので知らないうちに人を精神的に傷つけることがあります。 カリスマ性がある=優しい、信頼できる、ではないことは頭に入れておきましょう。
カリスマ性を無理矢理身に付けるとすることはイケてないという話をしました。 カリスマになろうとはせずに、相手によい印象を持ってもらうことの方が大切です。 そこで最後に簡単にできる好感度の上げ方を紹介します。
最も大切なのは笑顔です。 ずっとニコニコしている必要はありませんが、常に軽く微笑みを浮かべているのがよいでしょう。 人と話すときに笑顔を絶やさない人は大変魅力的です。 好印象を与えるテクニックは色々とありますが、まずは笑顔です。
人と話すときに目を合わせるというのは大切です。 目を合わせることは相手に関心を寄せていることの証となります。 他人からアイコンタクトをさせると自己肯定感が高まり、相手は気持ちがよくなります。 ただし、会話のないところでジロジロ見るのはNG。変態だと思われてしまいます。 また、向かい合って、じーーっと目を離さないのもダメです。正面で長時間目を合わせるのは動物的に喧嘩にあたるので、無意識に嫌な気持ちになってしまいます。
相手の名前をすぐに覚えるのも大切です。 名前はアイデンティティーなので、名前で呼ぶことで相手は認められた気持ちになります。 名前を覚えるのが苦手な人は、名刺をもらったら、名刺の裏に「会った日にち」「話した内容」「相手の印象」のみっつを必ずメモしておきましょう。(モチロン、会議が終わった後に) 名刺を交換しない場合は、スマホかノートに書き留めておくのがよいでしょう。 2回目に会ったときに、ちゃんと名前が言える、話の続きができる、がポイントです。
感謝の気持ちをしっかり伝えられるのも人として大切です。 意外としっかり「ありがとう」が言えない人が多いです。 些細なことでも感謝の気持ちをちゃんと伝えるようにしましょう。 頭では分かっていても、ちゃんと言葉にしないと相手に伝わらないことが多いです。 特に職場では明確に言語化することが大切です。
どんな状況下でも愚痴は言わないようにしましょう。 ネガティブな言葉をいつも言う人からは人は離れていきます。 「時間がない」などの発言は、「自分が時間の管理ができないバカだ」と言っているのと同じなので、口癖には要注意です。
いかがだったでしょうか? カリスマ性っていうのは自ら醸し出せるものじゃないですよね。 カリスマ性のある人に憧れる気持ちはよくわかりますが、借り物である自分の心と体を受け入れて、自分らしく生きていくのが一番です。 仕事の上では印象がよい方がいいわけなので、好感度は大切です。 しかし、無理矢理カリスマ性を身に付けようなんてする必要はありません。 ありのままの自分で。