自分の気持ちを言葉にして伝えるのが苦手な口下手な人って意外と多いですよね。口下手であることで困ったことがある人も多いのではないでしょうか。今回は、「口下手」について徹底解析していきます。口下手な人の特徴や口下手になる原因、周りにいる口下手な人への対処法なども合わせて紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
「口下手」は、「くちべた」と読みます。 「口下手」の意味は、「思ったことをうまく人に伝えられないこと」です。 例えば、心では「こうしたい」と思っていることや、「伝えたい」と思っていることがあるのにも関わらず、伝えたい人をいざ目の前にすると何も言えなくなってしまったり、思っていることを言葉でまとめて伝えるといったことが中々できない...というような、人と話すことが不得意な人を「口下手」と言います。 つまり、「口下手」はあまり話すのが得意ではないという人の性格を表す言葉です。 「口下手だね」と言われれば、あまり自分の気持ちや意見を言わない姿から、そういった性格の印象をうけたのでしょう。 また、自ら「口下手なもので...」と自分が人に思ったことを中々伝えられない性格であるということを伝えるというパターンもあります。
・言葉足らず 「言葉足らず」の意味は、「説明など、言葉が不十分であること」です。 肝心な言葉が抜けていて、上手く相手に気持ちが伝わらなかったり、誤解を招くような言い方ばかりしてしまう人を「言葉足らず」といいます。
・話し下手 「話し下手」は、「円滑なコミュニケーションがとれないほどに、人と話すのが苦手なこと」です。 自分の気持ちを話したり、説明するのが苦手、というようりはそもそも人とコミュニケーションをとることに苦手意識が強く、上手く話せない人を「話下手」といいます。
・訥弁 「訥弁」は「とつべん」と読みます。 「訥弁」の意味は「言葉がつっかえて、話し方がスムーズでないこと」です。 途中で何度か止まってしまい、なめらかに言葉が発せられていない様子を表します。 話し下手である様子や、途中でつっかえてしまって話し方が下手であることを表す場合に「訥弁」を使います。「訥弁」を使うことで、どもっていたりつかえることを表すことができます。
・舌足らず 「舌足らず(したたらず)」の意味は、「舌の動きが不十分で発音がハッキリしないこと」です。 会話をするときなど、言葉を発するのに舌が上手く回らずに、モゴモゴしたような「何て言ったの?」と聞き返してしまうような喋り方をする人を「舌足らず」と言います。
・口重 「口重」は、「くちおも」と読みます。 「口重」の意味は、「口数が少ないこと」です。 なんでもかんでも話してしまう人を「口が軽い」と表現しますが、「口重」はその反対で、軽々しく物を言わないことを表現する言葉です。
・口不調法 「口不調法」は、「くちぶちょうほう」と読みます。 「口不調法」の意味は、口下手と同じで「ものの言い方が下手なこと」です。
・口上手 「口上手」の意味は、「口先がうまいこと」です。 聞き手を喜ばすような口器用な人を「口上手」と言います。
・話し上手 「話し上手」は、「話術が巧みであること」です。 相手の話を聞くことが上手いことを「聞き上手」とよく言いますが、反対に話すのが上手いことを「話し上手」と言います。
「雄弁」の意味は、
となります。 「雄弁」は、説得力をもって力強く話す様子を表します。 「雄弁」は「力強く話すこと」を表しているので良い意味として使われます。
「口下手」の英語は、 I am not a good talker. となります。
口下手な人は、会話をすることがとにかく苦手なので、社内にいてもうまく会話をすることができず、社内の人のコミュニケーションが上手くとれないという人が多いです。 仕事に関する必要最低限の要件を伝えることぐらいはできるかもしれませんが、仕事をしていく上で細かい確認などコミュニケーションをとっていくことって必要不可欠ですよね。 それが上手くできないので、困ってしまうことが多々あるのです。 例えば、報告しなければならないことなのに、なんて言ったらいいかわからない、どういったタイミングで伝えればいいかわからない・・・と戸惑っているうちに報告するタイミングを逃し「どうして報告してくれなかったの?」と言われてしまうなど、仕事に支障が出てしまいます。 また、ある程度コミュニケーションをとって社内の人との仲を深めていくというのも大切なことですよね。それが口下手な人はなかなかできないのです。 だからこそ、余計になんとなく居づらい、仕事をしづらい、と感じてしまうことが多いのです。
社内の人とも上手く会話を交わしてコミュニケーションをとることができないのですから、社外の人はもっと無理です。 社内の人とだけコミュニケーションをとっていればいいという会社の中にはあるかもしれませんが、大抵は取引先など何らかの形で他者と関わることってありますよね。 そういったときに、何か相手方に説明しなければいけないのに口下手であることで、うまく伝えることができす、相手に再度確認の連絡をいれさせてしまう・・・など、余計な手間をかけさてしまったりします。 特に口下手な人は営業なんてとてもじゃないけどできません。 営業なんてコミュニケーションををとらないと仕事になりませんからね。 そういった意味では、口下手な人は職業を選ぶ時点でだいぶ限りが出てくると言えるでしょう。
多くの人が所属している組織の一人として働いている以上、ほとんどの会社が会議やプレゼンといった話し合いの場に参加しなければならないことがあるでしょう。 そういったときに、口下手な人はもちろんみんなの前で、自分の意見を言うことなんてできません。 例えば、「◯◯さん、どう思いますか?」なんて意見を求められた日にはパニックになってしまいます。 やっぱりそういった意見を述べるべき場面で、意見を述べることがでいきないというのは、所属するものとして当事者意識がなさすぎる、と批判をうけてしまいます。
口下手な人は、もちろん接客のお仕事なんてできるわけがありません。 接客というのも営業を同じく、「対人」なわけですから、口下手な人が接客をしたところで、上手く接客できるわけがないんですよ。 口下手な人って、ブスっとしているとか、ちょっと印象が悪くみられがちなのでお客さんを不愉快な気持ちにさせてしまう可能性も高いです。 飲食店ではなくても、クライアントなど、お客様の対応をすることってありますよね。 接客できるぐらいの柔軟性がないと、お仕事をしていくなかで苦労をしてしまうことって多いです。
口下手な人は、勤続年数が長くなって部下が増えようがなんだろうが、人の上に立ってひっぱっていくことができません。 口下手なので、上手く人の指示することもできないですし、自分の意見もきちんと伝えられないような上司じゃ不安すぎてついていこうって思えないですよね。 そんな人がリーダーとかになってたら、恐らくなめられてしまいますよ。 やっぱりある程度勤続年数が長くなってきた時に、部下をひっぱれず上から評価されるどころが「あいつちょっと頼りないな、しっかりしてくれよ」と思われてしまうのって、ちょっと残念です。
口下手な人は、わからないことがあった時に、質問することができないということも多いです。 口下手なので、何がわからなくて困っているのはスムーズに伝えることができないのです。 また、自分が上手くわからないことを伝えられないこともわかっているため、余計に聞くのが億劫うになってしまってそのままになってしまうんですよね。 また、その場で聞けばいいもののなんとなくタイミングを伺っているうちに完全に聞くタイミングを逃してしまう...。 「聞くは一時の恥・聞かぬは一生の恥」と言いますが、わからないことをわからないままにしておくことで、大きなトラブルに繋がってしまう可能性もありますし、のちのち恥をかくことになる可能性もあります。 わからないことを素直に聞けるというのもコミュニケーション能力の一つですよね。
働いていると、何かトラブルがおきてしまうことってありますよね。 そういったときは、大抵上司などに報告したり、解決に向けて協力してもらうかと思いますが、口下手な人はそれができません。 トラブルが起きてテンパってしまうというのもあるかもしれませんが、状況を上手く説明することができないのです。 分かりづらい説明になってしまうだけならまだしも、口下手さんが上手く説明できなかったり、何も言えないことをいいことに、ミスの責任を押し付けられてしまうことさえもあります。 つまり、逆に言葉巧みな人にうまいこと利用されてしまうことがあるのです。
口下手な人は、引っ込み思案の人が多いです。 自分の思っていることをなかなか相手に伝えることができないくらいですから、どうしても内気になって積極的に行動できなくなってしまいます。 仕事では、やっぱりある程度自ら行動できる積極性って必要ですよね。 しかし、口下手な人は自分に自信もなく自ら積極的に行動を移すことができないので、「どうしても言われたことをやる」という受け身になってしまいます。 言われたことがきちんとできるというのも、仕事をしていく上でとても大切なことではありますが、言われたことだけしかできないというのは、ちょっと問題があります。 評価されることを望むのであれば、積極性が求められるでしょう。 一生懸命頑張っても中々評価されないのが悲しいところです。
口下手な人は、気が小さく、いつも「どうしよう、何て言えばいいのだろう」などと焦っている気持ちがあるので、無意識のうちにおどおどした態度が表に出てしまって、会話をしている相手を不安な気持ちにさせます。 例えば、何かを任せていたとして、進捗状況を聞いたときに「あの、えっと...あの...」と言葉を詰まらせて言われたら「大丈夫...?」と不安になってしまいますよね。 また、会議など多くの人の前で話をしなければならない場面でも、おどおどしてしまう傾向にあります。 おどおどしたくなくても、話すのが苦手だからこそ、「どうしよう」という気持ちが勝っておどおどしてしまうんです。
新年会や忘年会など何かと飲み会の場ってありますよね。 しかし、この楽しいはずの飲み会も、口下手な人にとっては中々の苦痛...。 コミュニケーションをとるのが苦手なんですから、沢山の人が集まるような飲み会の場が楽しいわけないですよね。 みんながワイワイ盛り上がっていても、なかなかその場馴染めずポツンとしてしまうこともしばしばです。そして「話にはいれていないな」と気がついて話をふってくれても上手い返しができないので、空気をしらけさせてしまったりします。 そもそもみんなで楽しくしている時に、ポツンとされると気をつかいますし、つまんないのかな?と気になっちゃいますよね。 無理に飲み会に参加する必要はもちろんりませんが、「飲みニケーション」なんていうように、飲み会の席に参加することも仕事をする上では大切なことなんです。
口下手な人は、なかなか環境になじめないことも多く、時に転職を考えることもあります。 しかし、心では「転職をしよう」と決めても口下手な人は実際に転職をするための行動に移せないことが多いです。 まず、転職をするためには転職をする旨を上司に伝えなければいけませんよね。 口下手な人は、自分の気持ちを上手く伝えることができないので、まずこの第一関門を突破できないのです。 いつ言おう...どう言ったら良いんだろう...と考えているうちにどんどん月日がたっていってしまうんですよね。 なかなか自分の意見を伝えることができない人って、嫌だなと思っている環境であってもいつまでも抜け出すことができずストレスを抱えてしまうことが多いんです。
口下手な人は、自己紹介が苦手です。 自己紹介が上手くできないと、初対面の人と上手くコミュニケーションをとることができないので、困ってしまう場面が多くなってしまいます。 社会人ともなると、身内や知り合いだけで...ということはなかなか難しく、初対面の人と関わっていくことなんて沢山ありますよね。 口下手な人は、初対面の人と接するとどのように接したらいいのかわからずひどく緊張してしまいます。 緊張することで話せなくなってしまったり、話しかけられたことに対して話しが広がるような答え方ができないといった状態になってしまうなど、そこから仲を深めるのにある程度の時間を要してしまいます。
口下手な人は、相手の言ったことに対しての自分の気持ちを上手く言葉にすることができないので話を続ける事が出来ません。 相手から突然話しかけられると「はぁ…」と何ともいえない相槌だけ打って終わりにしてしまいます。 なんて返したらいいのかが分からず、どう答えたら正解なのだろうか?と考え込んでしまうんですよね。 また、自分から質問をすることも出来ないので、相手から質問されたら一言で答えて終わってしまいます。相手も「話したくないのかな?」と思うので、それ以上会話を広げることがありません。 職場だけではなく、プライベートでもなかなか友人を仲を深めることができずに苦労をしてしまいます。
口下手な人は、例え大切な友人に相談をされても、上手くアドバイスをしてあげることができません。 口下手なぶん、聞き上手なのでただ話を聞いて欲しいという人にとっては余計なことをごちゃごちゃ言われないので「聞いてほしい!」というだけの人の欲求には答えられると思いますが、やっぱり友人が悩んで入れば何か良きアドバイスをして助けてあげたいと思いますよね。 でも、頭では「こうしたほうが良いのでは...?」と思っていても、なかなかそれが言葉にでない。 悩んでいる友人に対してアドバイスをしていることができない自分って、無力に感じてしまってなかなか辛いです。
実際にその場では「なんて言ったらいいのか...」と言葉に詰まってしまったり、結局言うのを飲み込んでしまった言葉が、別れたあとに「あのときこうやって言えば良かったな」と頭に浮かぶことがあります。 本人を目の前にしているときは、なかなか言葉にすることができなくても、一人になって落ち着いて考えてみると「こう言えば良かったのかな」なんて後から出てきてしまうんですよね。 だからといって今更伝えてもな...と思ってしまいますし、伝えられなかった気持ちって、「あの時こう言えていれば...」という後悔になってしまいます。
口下手な人は、自分の気持ちを伝えるのが苦手なので、何か悩んでいることがあっても、なかなか相談をすることができません。 そのため、、自分のことは自分で解決しようとしすぎてしまい1人で抱え込むことが多くなっています。1人で抱え込むと解決できるものもできなくなってしまうので、周りに相談することは大事です。 なんでもかんでも自分で考えずに相談するのもあまり良くありませんが、抱え込むのも良くありません。 精神的にも追い込まれてしまいますし、すぐに解決できるものも出来ずに周りに迷惑がかかってしまいますよね。 自分殻に閉じこもりすぎてしまうのは大変危険です。
口下手な人は、会話をするときに緊張してしまうので言葉がしどろもどろになってしまい、相手に言いたいことが伝わらない・・・ということがしょっちゅうあるということがおわかりいただけたかと思います。 聞いている人も「この人何が言いたいんだろう・・・?」と思うことがあるかもしれませんが、話している本人がそもそも「自分でも何を言っているのかわからない」と思っています^^; どう伝えようか考えているうちに、わからなくなってしまい、結局「まあいいか」と伝えずじまいになってしまうこともしょっちゅうです。
口下手な人は、とにかく自分の意見を主張できないので、周りの意見につい合わせてしまいます。 そのため思ってもないことに賛同してしまったり、ちょっと見栄を張ってしまうことがあります。 その結果、嘘をついたことになってしまうんです。 嘘をつこうという気持ちはないのですが、後々違ったとバレて「嘘つき」であるとされてしまうこともあります。
2対2で話しているときは、口下手な人も話さないことには会話が成り立ちませんが、複数人いれば、一人話さない人がいなくても会話が成り立ちます。 そういった場合、必ずといっていいほど口下手な人は会話に参加するというよりは相槌をうっているだけになってしまいます。 頭で思っていることが言葉になって口から出る前にどんどん会話が流れていってしまうんですよね。 反対に絶対に発言をしないといけない2対2よりは気が楽という口下手さんも多いですが、会話にまったく参加しないと、「えっなんでこの人何も話さないんだろう」と不気味がられたり、「つまらないのかな?」と気を使わせてしまうことになってしまいます。
口下手な人は、自分の気持ちを上手く言葉にして伝えることができず、感情を相手に上手く伝えることができません。 そのため、一緒にいる人からすると「何か怒っているのかな?」「つまらないのかな?」と不安になってしまうのです。 だからこそ、みんなが楽しんで参加するような大人数での飲み会や、スポーツ大会、バーベキューなどが苦手なのです。 断れるものなら断りますし、万が一全員参加でもいるだけで参加していないような雰囲気の人もいます。 そのため、周りから見たら「ノリ悪い」「感じ悪い」「つまらなさそう」と思われてしまいます。 本当は心から楽しみたいという気持ちがあるのに、なかなか上手くその感情が表現できないのは、なかなかつらいことです。
特に口下手な人が特に困ってしまうのが、美容院へ行くときです。 「こういう髪型にしたい」という思いがあっても、実際に美容院に行くとそのイメージをなかなか伝えることができません...。 美容院でなりたいイメージを伝えるのって難易度高めですよね、コミュニケーションをとることが苦手なのに、あまり普段かかわりのない美容師さんイメージを伝えるなんて^^; イメージに合う画像を用意して「こういうイメージにしてください」というのがいっぱいいっぱい。 それでも、なお上手く伝わらないときは、結局美容師さんの言う通りに「じゃあそんな感じで...」と言ってしまって、結果的に全然イメージした通りではないということも少なくありません。 はっきりと自分の思い描いているイメージを言葉にして説明できる人って凄いですよね。
口下手な人は、非常に「恥ずかしがり屋」な性格をしていることが多いです。 何をするにも、人の目が気になってしまい、「自分の意見をここで言うのは恥ずかしい」など他人が全くきにならないようなことを気にして恥ずかしがる傾向があります。 人前に出るのも、もちろん「色々な人が自分に視線を送る」ということに対して「恥ずかしい」と思ってしまいます。 「恥ずかしい」という気持ちが、言いたいことを言えなくしてしまったり、積極的な行動を避けさせてしまっているということが多いのです。
口下手な人は、人見知りな人が多いです。 人とうまく話すことができないからこそ、初めて会う人に対して余計に人見知りを発揮して上手くコミュニケーションが取れなくなってしまいます。 なので、合コンなど初対面の人同士が集まるような場所には絶対に足を運びません。 自分がうまく話せなくて惨めな思いをしてしまうことをよく知っているからです。 誰でも初対面の人とコミュニケーションをとるのは徐々に慣れていく必要があります。 しかし、口下手な人の場合、人見知りも相まって通常の人の倍以上その場に慣れたり打ち解けるまでに時間がかかるのです。
口下手の人は、「自分はこう思う」という意見や、「こうしたい」と思っていることを他人に伝えることが苦手です。 自己主張をすることで、反感を買ってしまったり、反対意見を言われて傷つくことを恐れています。 そういった気まずい状態になるくらいなら自分が我慢すればいいと思っているのです。 自分が意見することによって他人からの評価が下がってしまうことを恐れてしまうのでしょう。
口下手な人の心はガラスのように柔くもろい人が多いです。
ということを常に考えていて「恥をかきたくない」と強く思っているので、ちょっとでもバカにされるような発言をされたりすると、一瞬で割れてしまうのです。 口下手な人は、自分の気持ちを伝えるよりもとにかく察することができるので、人の顔色を伺うようなビクビクとした接し方をしていることが多いです。
口下手な人は、話すことに自信がなく、常にマイナス思考になってしまっているようなところがあります。 「自分は上手く話せないから人と上手に関わることができない」というマイナスな気持ちが、口下手な人を後ろ向きにしてしまっているのです。
など、常にマイナスに物事を考えてしまいます。 その後ろ向きな気持ちが、余計に口下手にさせてしまっているのでしょう。
マイナス思考ということからもわかるように、口下手な人はとても「明るい性格」とは言えないでしょう。 ハキハキと喋ったり、明るく話しを盛り上げるような性格ではないので、周りの人から見て「この人暗いな・・・」という印象をもたれがちです。 会話をするときに自信がないような喋り方だったり声が小さい、目が合わないといったようなことがあると「暗いな」と感じますよね。 人とコミュニケーションをとることが苦手ということが性格を暗くしているということもあるでしょう。
口下手な人って、思慮深い人が多いです。 「思慮深い」とは、「物事を注意深く慎重に考えて判断すること」です。 口下手な人は、言葉を発する前に
など、色々なことを考えすぎてしまう傾向にあります。 つまり、とっても慎重な人であると言えるでしょう。
口下手な人の多くは心配性です。 上述しているように、自分が発言をする前に、いちいち色々なことが心配になってしまいます。 例えば、相手の良い部分を褒めたいと思ったのであればそのままの気持ちを素直に伝えればいいんじゃない?と思いますよね。 しかし、口下手な人は「嫌味に捉えられるのでは?」「好意があると勘違いされるのでは?」など色々なことが心配になってしまいます。 色々なことを心配しながらビクビクしてしまうと、なかなかスムーズに会話をすることができなくなってしまうんですよね。 聞き手も壁を感じてしまって、なかなか距離が縮まらない原因となってしまいます。
口下手で口数が少ない人って、真面目に仕事に取り組んでいるようなイメージありませんか? 失言を恐れていたり、人からどう思われるかを異様に気にしていることからもわかるように、変に完璧主義で、口下手な人はしっかりと仕事をする真面目なタイプが多いです。 周りからの評価を気にしているということもありますが、自分のやるべきことはきちんと真面目に取り組みます。曲がったことは大嫌いで正義感も強いのです。 しかし、思っていることを口にすることが苦手なので、「これは間違っているだろう!」と思っても上手く言えずにモヤモヤしてしまうことも...。
例えば、子供はある程度大きくなるまで外部との接点はほとんどなく、家族の中だけで育っています。 そこで、ある程度大きくなって自我が芽生え始めた頃に、初めて会う他人に対して「怖い」という感情を抱きます。 今まで家族の中で過ごしていた子供が初めて見ず知らずの他人を見て「怖い」という恐怖心を抱いてしまうのは当たり前のことですよね。 このように子供が初対面の人に恐怖心を抱くことを「恐怖シャイネス」といいます。 「シャイネス」とは、人間関係に不安を感じ、人を接することを避ける傾向であることです。 こういった幼少期からの初対面の人に対する苦手意識が「口下手」の要因となっていることが多いです。
「自意識シャイネス」という言葉をご存知でしょうか。 これは、自分が人からどう見られているのかということを異様に気にし過ぎているこが原因で人と接することを避けるという意味の言葉です。 例えば、人前で何か恥をかいたことがきかっけで、もう恥をかきたくないと恐れてしまい「自意識シャイネス」になってしまいます。これが人を引っ込み思案にしてしまったり、口下手にしてしまいます。 「他人から見る自分が気になる」というこの自意識シャイネスはだいたい10代あたりから強くなってくると言われています。 やたらと自分の見た目を気にしておしゃれに気を使うようになるのも10代が多いですよね。 それと同時に、小さい頃は思ったことをそのまま口に出すことができたのに、思ったことをだんだん口に出せなくなってくるということも多いのです。 口下手な人は、そのまま年齢を重ねても周りの目ばかりが気になって口下手なままになってしまっているのでしょう。
口下手になってしまう原因として、自分に自信がないという「自尊心の低さ」が人見知りに繋がっているとも考えられます。 会話をしている相手に対して
と、マイナスにばかり捉えてしまいます。 つまり、この自尊心の低さが原因で自分の発言に自信をもつことができず、口下手になってしまうのです。 その結果、人と接するのが億劫になってしまい自分を元から知っている友人以外とは本音で話せなくなってしまっているということが考えられます。
「他人によるいじめや陰口、妬み」など、生きている中で何か嫌な思いをしたことが原因で口下手になってしまうこともあります。 この場合、自分は相手に対して悪いことや傷つけるようなことをしていないにも関わらず、相手からの一方的な嫉妬や嫌悪によっていじめられたり陰口を言われてしまい「人間不信」となってしまいます。 この状況は、思いもよらないところで起きたり避けきれなかったりするので誰にでも起こりうることです。 こういった経験をしてしまうと、自分自身に原因があるわけでも人がみんなそういうわけでもないことを分かっていても、また傷付くのではないかと誰のことも信じられなくなってしまい、心を開くことができず、自分の本当の思いを話すことができない口下手になってしまいます。
「一人っ子」は、家に両親しかいないので両親以外とコミュニケーションをとる機会が必然的に少なくなってしまいますよね。 さらに、祖父母や従兄弟とも家が離れているなどほとんど両親としかコミュニケーションをとらないような環境で育っていると、集団生活をする上でなかなか馴染めず、友達ができにくいといった傾向が見られることが多いです。 特定の人としか接していないからこそ、特定の人以外の前では変に緊張してしまい口下手になってしまうのでしょう。 だんだん集団生活にも慣れていくのが普通ですが、この状態が長く続き、大人になってもなかなか自分の思うことを伝えられない口下手になってしまうことがあるのです。
幼少期に一番の話し相手になってくれるはずである、両親とのコミュニケーション不足や、愛情不足など家庭環境が劣悪だと、家庭環境がトラウマで口下手になってしまう可能性が高いです。 かなり心理的な深いキズを追っていることになるので、こういった原因だとやはり年齢を重ねても思ったことを口に出せない口下手になってしまいますし、克服しようとしたところでなかなか難しく、そう簡単にはなおりません。 「どうせ伝えたところで、わかってもらえない」という諦めの気持ちが強くなってしまっているんですよね。こうなってしまうと、口下手どころか「対人恐怖症」などの精神的な病になってしまったりすることも多いです。
両親からの遺伝子で、生まれつき「緊張をしやすい」という性格の人もいます。 何をするのも緊張してしまうから、人と会話をするときにも緊張してしまい特に初対面の人とうまく会話をすることがでいないのです。 つまり、両親のどちらかが人見知りであったり、口下手だったりするとその子供にも「人見知り」や「口下手」が遺伝するということです。 フレンドリーな人が多いアメリカに比べると元々日本人には人見知りの人や口下手な人が多く、そのため遺伝で口下手になっている人が多いと言われています。
人見知りの大きな原因となってしまっているのが「自分に対する自信のなさ」です。 まずは、身なりをしっかりと整えて自信をつけましょう! 例えば、いつも暗い色の服を着ているなら、明るい色の服を着てみるべきです。 人は見た目が9割というように、第一印象が暗いと相手からも「暗い人なんだな」と思われてしまいますし、何より自分が自分のことを「暗い」「人を接することが苦手」という嫌なイメージを刷り込んでしまいます。 ブランド品を身に着けてみると気持ちも心もシャキッとしますよね。 おなじように、洋服やお化粧をきちんとして身なりを整えてみましょう! たったそれだけでも、初対面の人と話す時に少し堂々と話すことができたりするものです。
自分から話すことが苦手でも、「挨拶」くらいなら自分から誰でもできるはず。 きちんと相手の顔を見て自分から挨拶をする習慣をつけましょう。 挨拶を無視する人はそうそういないはずです。 必ず挨拶を返してくれるので、それが自信につながることでしょう。 さらに、愛想よく自ら挨拶をすることでかなり印象がよくなります。 それだけで相手もあなたに話しかけやすくなりますよ。
会話をするときに「何を話せばいいのかわからない・・・」と困ってしまう場合は、あらかじめ自分が話しやすいと思う話題を先に用意しておいてもいいでしょう。 例えば、趣味の話や好きなものの話だったらいくらでもでいるぞ!と思うのなら趣味や好きなものの話しを相手にふってみればいいのです。 趣味や好きなことの話しであればいくらでも話せるでしょうから、いくらでも話しを盛り上げることができますよね。 これなら話せるぞ!という話しを何パターンか用意しておくと安心ですよね。
口下手な人は、「考えすぎ」「自意識過剰である」ということを自覚するべきでしょう。 誰も見ていないし、気にもしていないのに「恥ずかしい」と思ったり、「嫌われるのでは」と思い込んでいたりするのは非常に時間の無駄ですよね。 逆の立場で考えてみて、自分は他人の言動をそこまで気にしていますか? おそらくそこまで気にしていないと思います。 それと同じで、周りの人もあなたのことを何も気にしていないのです。 あなたが少し自分をさらけだしたところで、他人はそれほど興味もないし、「この人変だな・・・」なんてひややかに見ることはありません。 大抵の人は受け入れてくれるはずです。 「周りの目を気にしているなんてもったいない!」ということに今すぐに気がつくべきなのです。
口下手で話すことが苦手だと感じるなら、せめて「話しかけやすい人」でいるべきです。 暗い表情をして暗いオーラをしていては話しかけづらいなと思われてしまいますよね。 できるだけ、笑顔でいることを心がけてみましょう。 にこやかにしているだけでも印象がだいぶかわり、「話しかけてみよう」と思ってもらいやすいです。 話しかけてもらっているうちに、自分も会話をすることに慣れてくれば徐々に相手に心を開くことができる可能性も高いです。 口下手だからといって、人と接するチャンスを逃してしまうのは勿体ない! 雰囲気作りは無理をしてでも頑張るべきでしょう。
口下手な人は、会話が続かないことに対して「自分が上手く話せないからだ」と責任を感じすぎているようなところがあります。 そうやって考えすぎてしまうと、結局どんどん人とコミュニケーションをとることが苦手になってしまって悪循環です。 でも、沈黙になってしまうのは決して自分だけの責任ではありません。 会話の相手にも原因があると思いませんか? 口下手な人は、沈黙になってしまった瞬間「どうしよう、沈黙だ!何か喋らなきゃ!どうしよう!」とアタフタとしてしまいがちですが、自分だけアタフタと焦る必要はありません。 このことを覚えておけば、沈黙になっても焦ったりしないはずです。
会議・商談・プレゼン、レポート・企画書、報告・連絡・相談etc…もう、悩まない、まごつかない、堂々とした自分に変わる!表現のプロ直伝25のメソッドで、“思いを言葉にする力”が確実に身につく!
若い頃から「コミュ障」を自覚していた著者が、ライターやラジオ番組のパーソナリティーとして、初対面の人の取材を数多くこなせるまでになった「頑張らずにうまくいくノウハウ」を初公開。読めば「これなら自分にもできるかも」と実感するはず!
口下手な人は、自分の話をすることが苦手なので会話をするときは「聞き手」に回ることがほとんどです。 でもこの「聞き役」が周りからの評価アップに繋がることがあります。 誰だって、話しを聞いてほしい!と思う時ってありますよね。ただ自分の話を聞いてほしいだけなのに、「私のときは〜」なんて自分の話にすり替えられたり、「それはこうしないとダメだよ」なんて求めてもいないアドバイスをされるのはうんざりしてしまいます。 そんなときに、ただ「うんうん」と話しを聞いてくれる存在が貴重なのです。 自分では「会話を広げるのが苦手」と感じているかもしれませんが、「聞き役」としては最高です! 思い切って「聞き役のプロ」を目指してみるのもいいでしょう。
口下手な人は、「自分が自分が」と自己主張はしないぶん、周りをよく見る癖がついていて感受性が強い人が多いです。 つまり、人をよく見ているぶん「この人はこうして欲しいと思っているはずだ」という細やかな気配りをすることができるということです。 他人は自分をどう思っているのだろうと気にしすぎるのはデメリットっぽく感じてしまいますが、相手の気持ちになって考えられるということは、人間関係を築いていく上で非常に大切なことですよね。 このように、人を気にしすぎることはデメリットだけではないということが言えます。
「余計なことを言ってしまったなあ」と自分の発言に対して後悔をしたことがある人は多いのではないでしょうか。 テンションがあがっていたりすると、ついつい余計な一言を言ってしまうことってありますよね。 そして、その一言が人を傷つけてしまったり、時には大きな問題に繋がってしまうことも...。 口下手な人は、自分の失敗で他人に迷惑をかけるようなことがあってはならないと思っているし、失敗をすること=恥だと思っています。 なので、失敗をしないように細心の注意を払っているぶん失敗も少なく、一度失敗してしまったことに対しては「人生の汚点」ぐらい重罪に感じているので再び同じようなミスを繰り返すことが少ないです。
上述しているように、口下手な人は軽はずみな発言をすることがありません。 軽はずみな発言が多い人から出る言葉って、重みがないですし、信用できないですよね。 口下手な人は、きちんと考えて発言をする分言葉に重みがあります。 プライベートな付き合いはもちろん、社会においては失言が少ない人のほうがもちろん信頼されますよね。 コミュニケーション能力が高くても信頼されなければ、認めててもらうことはないでしょう。 その点でいえば、多少口下手であっても、きちんといれば信頼もされるし評価されるので口下手でもメリットがあると言えるでしょう。
口下手な人は、人に対してグイグイ距離を縮めることがないので、人と良い距離感を保つことができます。 例えば、極端ですがいくら仲が良いとはいえ、毎日毎日食事に誘ってくる友人がいたら「ちょっと距離が近すぎる・・・」と思ってしまいますよね。 口下手な人は元々人と接することが苦手で自分ひとりの時間を大切にするタイプなので、人とも適度な距離感を保つことができるのです。 距離感が近すぎるとどうしてもトラブルの元になりかねないので、この距離感が良好な人間関係を築くのに重要だったりするわけです。
口下手な人が心を開くことができるのは、極少人数です。 でも、友達は多ければ多いほどいいというものではないですよね。 とにかく沢山の人と友達〜!といって関係を持っていても、本当のところでわかりあえていなかったり、上辺だけの関係だったらあまり良い関係であるとは言いがたいです・・・。 口下手な人は、数は少くてもその分心を開ける仲になった場合、深い付き合いをすることができます。 信頼していない友人が100人いるよりも、信頼できる一生モノの友人が1人いるほうが価値のあることだと思いませんか?? 一生大切にしたいと思える友達が一人でもいるなら、それは幸せなことです。 決して友人の多さが大切というわけではありません。 口下手な人は、簡単に心を開かないぶん一生ものの付き合いをすることができると言えるでしょう。
口下手な人は、とにかくあれやこれや自分の思いを話すことが苦手です。 なので、簡単にイエスかノーで答えられるような質問の仕方をしてあげるといいでしょう。 例えば「どう思いますか?」と聞くのではなく「嫌いですか/好きですか?」だったら、「はい」または「いいえ」で答えることができますよね。 そこから、また話を広げて上げるのは自分だと思って、まずはとにかく簡単なラリーを続けて心を開いてもらいましょう。 最初から高度なコミュニケーション能力を求められると尻込みしてしまうので、「はい」または「いいえ」で会話を成り立たせることで、とにかく慣れさせて上げることが大切です。
口下手な人は、自分の思いを口にするのにとにかく時間がかかってしまいます。 そこで、「早く言えよ」みたいなイライラした態度を見せてしまうと、口下手な人はビビってしまって余計に思っていることを言葉にして言えなくなってしまいます。 ゆっくりであっても、何か伝えようとしているのであれば、穏やかな気持ちで待ってあげましょう。 誰だって、会話をする人に対して恐怖心を感じたら、思っていることを言えなくなってしまいますよね。
口下手な人って、上述しているように自尊心が低い人が多いので、「えっ...」と言って怪訝そうな顔をするなど、否定的な態度、言い方をされると余計に自信がなくなって話したいことが話せなくなってしまいます。 なので、「それはちがうな」と思ったことであっても、「そうなんですね」と一度肯定してあげることを忘れないようにしましょう。 肯定をした上で「でも、◯◯という考え方もありますよね」など提案をする形で優しく、自分の考えを伝えてあげると口下手な人の自尊心を傷つけないで済みます。 自分を肯定してくれる人であれば、自分の意見も言いやすいですよね。
口下手な人が、自分の思いを伝えやすいように相手の良いところを褒めて自己肯定感を高めてあげることも大切です。 一番やってはいけいないことは、口下手であることをイジってしまうこと。 コミュニケーション能力に長けた人であれば、イジられても笑うことが出来たり上手な返しが出来たりします。 しかし、口下手な人は自己肯定感が低いのでイジりを冗談として受け取れない時があります。 その場を盛り上げて話やすくしてあげようと思って、変にイジってしまう人もいますが、口下手な人との上手い接し方としてはあまり好ましい方法だとは言えないでしょう。 わかりやすく褒めて上げるくらいがちょうどいいです。
思っていることを中々言わないからといって、放っておいていいというわけではありませんよね。 なかなか思いを口にしないぶん、放置されやすいですが、「何も考えていない」「何も思っていない」というわけではないので、こまめに気にかけてあげましょう。 きちんと気にかけていれば、「自分の意見もきちんと聞いてもらえるんだ」と気持ちが強くなって、「自分の気持ちを話てみても良いかも」とだんだん思えてきます。 どうせ意見を言わないから...ではなく、「◯◯さんはどう?」ときちんと聞いてあげましょう。 上述したように、「良い」とか「悪い」とかの二択で良いのです。 口下手な人が自分なんていなくても良いんだと孤独感を感じてしまわないことが大切です。
口下手な人は、とにかく気にしい。 少しでも、無表情だったり声のトーンが低かったりすると、別に怒ってもないし機嫌も悪くないのに「怒っている」「機嫌が悪いんだ・・・」と思いこんでしまうところがあります。 そして、「自分は嫌われている」誤解をしてしまうことがほとんどです。 そうなってしまうと、口下手な人の心は閉ざしっぱなです。 めんどくさくても、「笑顔」で「声のトーンは高め」で会話をしましょう。 それだけで「怒っている」という勘違いをふせぐことができます。 安心して話してもらえるように信頼してもらうことが大切であると言えるでしょう。
女性でも男性でも好意を抱いている人の前など緊張するとついつい髪を触ってしまうという癖がある人っていますよね。 口下手な人が会話をしているときに、髪をやたらと触るのは「緊張」や「照れ」が表れている可能性があります!無意識のうちに気持ちを落ち着かせようとしているんですよね。 単純に「自己愛」の現れで、「かっこつけているだけ・・・」という場合もあるのですが、表情などで 緊張しているのか、ただのナルシストなのか、だいたいは判断できるはずです。 口下手な人は、好きな人の前だからこそ、照れ隠しで髪をよく触るのでしょう。
口下手な人が会話をするときに、男性が前傾姿勢になるのは、「あなたに興味があります!」という強い気持ちがあるからです。 口下手な人は、言葉こそ少ないかもしれませんが、「態度」が悪いとは思われたくないですし、「つまらなそう」とも思われたくないので、興味ありげに少し前のめりな姿勢で会話をします。 上体を起こして話に夢中になっている様子が見られるのであれば、あなたに興味津々なサインであると言えるでしょう。
口下手な人に限らずですが、好きな人と会話をするとついつい照れて顔が赤くなってしまうことってありますよね。 口下手な人は、好きな人を前にしてしまうと余計に思ったことが口からでなくなってしまいます。 好きだからこそ、余計に緊張してしまうんですよね。ただ仕事の話を話しているだけなのに赤面してしまう場合もあります。 またちょっとした一言が嬉しかったり恥ずかしかったりして顔が赤くなることも。 恥ずかしいと顔が赤くなるのって、自分の意志では止められないんですよね〜。 その赤い顔が本人の素直な気持ちであるといえるでしょう。
「人間」は、脳からの命令で足が動き、「二足歩行」をすることが特徴の生き物であります。 このことから、人間の心情は足の動きに出やすいと言われていることをご存知でしょうか。 口下手な人と座っているような場面で、足を組んだ時の足が自分を向いているときは、相手へ好意を抱いていたり、一緒にいて心地いいと思っているという気持ちを表しているので、脈ありです! 反対に、組んだ足が自分のほうを向いていないときは、あなたとの距離を縮めるつもりはないという 心情の表れだったりもします。
口下手な人が 「最近俺(私)は・・・・なんだけど、」 「俺(私)、・・・・なんだよね」 といったように、会話をしている中で「俺は〜」「私が〜」と一人称を頭につけて話してくるのは自己アピールがしたいという気持ちの表れです。 話下手でいつも受け身なのに、拙いながらも自己主張をしようとするのはあなたに、自分のことを知ってもらいたい!と自分を一生懸命にアピールしたいから。脈ありとしか思えないですよね。 どうでもいい人に自己アピールをしたってどうにもなりません。 これは、脈ありサインと考えていて間違いないでしょう。
「ごめん、○○のやり方がわからなくて」など、次の日に直接聞けばいいようなこともわざわざLINEなどで連絡を入れてこられると、「それ明日でもよくない?」と思ってしまうかもしれませんが、実は相手側に「何でもいいから連絡をとるきっかけを・・・!」という心理が隠れている可能性があります。 また、
といった理由が考えられるので、まず脈ありだと思っていていいでしょう。
例えば、
といったどう考えても返信に困るような返信でも返事がくるということは、もはや何でもいいからあなたと連絡をとっていたいと強く思っている可能性が高いです。 直接話すと緊張してしまうからこそ、LINEはなんとか続けていたいと思うのでしょう。 とくに男性は、LINEを「連絡事項を伝えるためのツール」として認識している人も多く、無駄なやりとりをダラダラと続ける必要がないと考えるタイプもいるので、こちらがそっけない対応をしても会話が盛り上がるような返信を送ってきてくれるのであれば、かなりありである可能性が高いです。
「口下手」について理解を深めていただけたでしょうか。 思ったことを言葉にして上手く伝えることができない口下手な人本人はもちろん、一緒にいる側も何を考えているのかわからなくて困ってしまうということも多いのではないでしょうか。 しかし、「口下手」というのもひとつの個性。 長所もたくさんあります。 しっかりと受け止めて自分なりのコミュニケーションをとりたいですね。 また、周りにいる人で「この人口下手なんだな」と感じたら少しでも自分の気持が話せるように広い心で手助けしてあげましょう。