人が複数集まると、負けず嫌いな人って必ず一人はいますよね。周りに対抗心をむき出しにしたり、遊びでも負けん気を出してきちゃう人って嫌われることもあります。また、表に出さない負けず嫌いもいます。人と比べては自分の方が良くありたいと負けず嫌いになってしまい、ストレスが溜まっている人も多いかと思います。そこで今回は「負けず嫌い」について詳しく説明します。まずは意味や語源、類語などを解説します。そして「負けず嫌いな人」の長所や短所などを詳しく紹介します。負けず嫌い同士が付き合うとどうなるかや、治す方法も紹介しますのでぜひ参考にしてみてください。
「負けず嫌い」の意味は、その名の通り「負けることを嫌う」です。 要するに、他の人よりも自分が負けてしまうことを極端に嫌がり、負けると不機嫌になってしまう人や勝つまでやり続ける人のことを指して使います。
「負けず嫌い」って打ち消しの「ず」が付いてるから、「負けないが嫌い」って意味になってしまうのでは?と思ったことがある人もいるのではないでしょうか。 実は、この「負けず嫌い」に使われてる「ず」は打ち消しを表す助動詞ではなく、意思を表す文語表現「むとす」が変化したものです。「むとす」→「むず」→「うず」→「んず」と変化していきました。 ちなみに、「食わず嫌い」の意味は「食べたことがないものを、はじめから嫌うこと」です。そのため、「食べず嫌い」の「ず」は打ち消しの助動詞となります。
●「負けん気が強い」 意味:誰にも負けたくないという気持ち 自分に自信があるが故に、他に負けまいとする性格のことを表します。 「彼女は昔から負けん気が強い」 ●「勝ち気」 意味:他人に負けまいと頑張る気性、気の強い気質 負けん気と勝ち気はほぼ同義です。 「彼は勝ち気な性格で、どんな場面でも堂々としている」 ●「競争心がある」 意味:他に勝ちたいという張り合う気持ちがあること、競争意識があること 「友達の子供の双子ちゃんが私を取り合うのが可愛くて、つい競争心を煽ってしまう」 ●「鼻っ柱(はなっぱしら)が強い」 意味:勝ち気で自信家で、人の言いなりにならない気の強い。 「鼻っ柱」は「はなっぱし」とも言われています。 「彼女は鼻っ柱が強く、上司にもすぐに文句を言ってしまう」
●「プライドが高い」 意味:自分の才能に自信や誇りを強く持っていること プライド=自尊心、自負心のこと 「負けず嫌い」と「プライドが高い」の違いは「他人と比べて張り合うかどうか」です。 「負けず嫌い」は他人と自分を比べては、相手に負けまいと見栄をはってでも張り合う人のことを指します。 それに対して「プライドが高い人」は相手と比べて直接張り合うようなことはプライドが許さないのでしません。ただ、自意識過剰で自分をすごい人だと思っているので他人を見下したりしてきます。
「負けず嫌い」を英語に直訳すると「hate to lose」ですが、これは少し不自然な英語です。 「hate to lose」だとネイティブは「〜を絶対に失いたくない」という意味合いと捉えるでしょう。 「負けず嫌い」を英訳するなら、
などがよいでしょう。 「content」は「〜ということに安心する、納得がいく」という意味です。 自分がほしいものを手に入れて「完全に満足する」という意味の英語は「satisfied」になります。
負けず嫌いな人は、プライドが高い人が多いです。 むしろプライドが高ければ高いほど、負けん気も強くなってきます。 誰よりも優位に立っていたいという気持ちが強く、すぐに優劣をつけ相手に対して敵意をむき出しにします。敵意があるだけならいいですが、上から目線な発言をしてしまったりとマウンティングまでしてしまうこともあります。 またプライドが高すぎるので、ちょっとプライドが傷付くようなことがあると怒りを爆発させたり、誰かに八つ当たりをすることがとても多くなっています。
また、「負けず嫌い」な人は他人よりも自分を良く見せようとしてしまうため、見栄を張った言動を繰り返します。 虚栄心が強く、自分を凄い人間だと思わせたいがために大げさな発言をしたり、大したことでもないことを誇張して表現したくなります。他の人からしてみたらどうでもいいようなことでも、つい見栄を張ってしまいます。 SNSなどでは嘘などをついてでも、自分を良く見せようとしてしまいます。 例えば友達が高級レストランに行っていたら、それと同等以上の高級レストランに行った風を装ってしまったりします。また、友達が行った場所に何度も訪れたような態度を取ったりします。
行き過ぎた負けず嫌いの人は、仕事だけではなくゲームなど遊びでもムキになってしまいます。 みんなゲームをすることをただ楽しんでいるだけのなのに、一人だけ本気を出して勝とうとして負けたらとんでもなく悔しがっています。周りは正直ドン引きで「KY」と思われてしまうでしょう。 勝ったら勝ったで「イェーーーイ!」と一人で盛り上がり、負けた人に対して「○○してるからダメなんだよ」とかアドバイスまがいのことまで言ってきます。 これは最悪なパターンの負けず嫌いで、何に対してもムキになりすぎてしまいます。
負けず嫌いな人は、他人から注意や指摘をされることをとても嫌がります。 自分のミスや欠点を人に指摘されると、その指摘がどんなに正しくても不機嫌になったりします。 最悪な場合は、言ってきた相手のミスや欠点を過去のことでも出してきて同じように指摘し返したりします。それが先輩や上司に対しても言ってしまうほど気の強いタイプもいます。 会社を良くするために言ってくれていることも、まるで悪口を言われたみたいな気持ちになってしまいます。
「負けず嫌い」な人は自分が負けた時、素直に認めることが出来ないので言い訳をすることが多くなります。 「体調が悪かったから」「違うことで忙しかったから」などと、適当な言葉を並べて「負けたのはどうしようもない理由があるから」ということをアピールしてきます。 ただ、周りに見栄を張るだけで本人の中では反省して挽回したいとメラメラしています。 言い訳をせず見栄を張らないでいれば「がんばり屋さん」として周りから良く思われるのに、どうしても「負けん気」が強すぎて言い訳を並べてしまいます。
「負けず嫌い」というと気が強くて人より優位に立っていたいという悪いイメージが強いですが、実は自分自身が勝つためには努力を惜しまない努力家だったりします。 自分が勝っていることをアピールしてしまうがために悪いイメージを持たれてしまうのですが、人が簡単に諦めてしまうことも最後まで諦めずに頑張ることが出来ます。「負けてもいいや」と最初から頑張らない人と比べると「負けず嫌い」なところは長所でもあったりします。 ただ勝ったり成功した時に、周りに自慢気に話してしまうと嫌な印象を持たれてしまいます。
「負けず嫌い」ということは、何か目標や夢があるという証拠です。 それを達成するために頑張れるのが「負けず嫌い」です。 他人に対して「負けず嫌い」のパターンと、自分自身に対して「負けず嫌い」のパターンがあります。 自分自身に対してだと、目標達成に向かってひたすら負けん気を持って取り組むことが出来ます。 むしろ「負けず嫌い」な人は常に競争心を持っているので、何かしら目標や夢を持とうとしています。 その目標は他人であることもあり、自分の中でライバルを作って打ち勝とうと頑張ることができます。
完璧主義すぎる故に「負けず嫌い」になってしまっていることがあります。 完璧じゃない時の剣幕は相当なもので、誰かに脅されているのかなっていうくらい追い込まれていたりします。何事も妥協を許さずに「完璧」を求めるのは良いことで、それが仕事とかであると成功に繋がります。 しかし、自分自身の外見や他人と比べた時の自分に対してまで完璧主義になり過ぎると、負けん気が強すぎて敵意まで持つようになってしまい、「そんなことで、こんなムキにならなくてもいいのに!」というようなところまで完璧を求めすぎてしまいます。
承認欲求が強く、とにかく周りから認められたくて負けず嫌いになってしまっています。 勝たなくてもしっかりと努力して次に繋げていれば周りから評価されることもあるのに、とにかく周りより秀でて自分が一番結果を残さないと認めてもらえないと思っています。 さらに、「すごい」「いいな」と言われて満足をしたいので自慢話も多くなってきます。 「今週も毎日残業したけど、成績はほぼトップだよ」「見て!これ新作のバック買ったの!」などと、とにかく他人からすごいと思われるがために、他の人に負けないようにしてしまいます。
嫉妬心が強いことから負けず嫌いになっていることもあります。 「自分が一番」でありたいので、容姿がいいと言われている人や能力が認められている人に対して嫉妬をしてしまい、敵対心むき出しにしてしまいます。 さらに、自分より幸せそうにしている人を見ると「不幸になればいいのに」なんて思ってしまいます。 幸せそうな人や褒められている人を見て「自分もそうなれるように頑張ろう!」となれればいいのですが、嫉妬心が強いため「あいつだけには負けない」「自分の方がいいところあるのに」と思ってしまいます。
自己中心的な人も負けず嫌いな人になってしまいます。 この場合は会社やグループで成功を目指しているのに、その会社やグループの中で目立つ人がいたり才能があってみんなから褒められている人がいたりすると、会社やグループのためではなく自分がその人に勝つために行動してしまいます。 このように、自分がうまくいくことや認めてもらうことだけしか考えられない自己中心的な人も負けず嫌いになっていってしまいます。 自分がその人に負けたとしても、会社やグループの成功を考えられるようになるといいですよね。
負けず嫌いな人ってナルシストで自分のことをすごいと思っている自己愛の強い人のイメージがあると思いますが、本当に自分のことが好きな人って周りと戦う必要すら感じていません。 なので負けず嫌いというよりも、最初から周りより負けているわけないと思っているので勝とうともしません。 そのため周りが引くレベルで負けず嫌いな人は、実は自分のことが好きじゃない可能性があります。 誰かに「勝っている」と実感出来ないと自分の気持ちを安定させることが出来ず、すぐに不安になったり自分のことを責めてしまったりします。 なので、自分を好きになろうと必死に頑張ろうと負けず嫌いになることがあります。 この場合は良い意味で負けず嫌いになったパターンで、自分自身のために一生懸命頑張れています。
さらには、何かコンプレックスを抱えている場合もあります。 コンプレックスがあるため、それを克服しようと必死で人より秀でようとしてしまいます。 特にいじめられていたことがあったり、誰かに陰口を言われたり、所属していた部活やチームで「弱い」「ポンコツ」「使えない」などと言われた経験があると、「負けず嫌い」になることがあります。 コンプレックスがありながらもそれを克服しようと頑張っているのは素晴らしいことですが、その負けん気があまりに強すぎると、他人に打ち勝つことしか見えなくなってしまい人間関係に支障をきたすほどの「負けず嫌い」になってしまうことがあります。
「負けず嫌い」のメリットは、まず「忍耐強い」ところです。 自分が勝つまで頑張れるというのは、その間ずっと忍耐出来るということです。 勝つ日がいつ来るか分からないのにそれまで挑戦し続けたり頑張り続けることが出来ます。 忍耐力がないと、すぐに諦めてしまったり「負けでいいや」と最初から頑張らなくなってしまいます。 自分が納得するまで「勝ち」や「成功」を取りに行くのは、忍耐強さがあって出来ることです。
忍耐強いうえに、努力家です。 ただ勝つまで耐えるのではなく、目標に向かって努力を重ねることが出来ます。 認めてもらうために誰よりも遅くまで仕事をしたり、完璧にこなせるように研究を重ねて納得するまで調べ上げることができます。意外と本人は「努力しよう」という意識は低く、ただ自分からも他人からも認めてもらえるために必死になっているんです。 ですが、努力をし続けるというのはなかなか出来ることではありません。 目標を高く持ち、そこに向かい続けられるのは「負けず嫌い」な人の長所です。
また、集中力も兼ね備えています。 特に、特定の分野において負けず嫌いが出てしまう人は、そのことになるといつまでも集中しています。これは仕事よりも趣味などで発揮する人が多く、ゲームなどにおいてもスポーツなどチームのサポーターであっても、そのことのために全ての時間と労力を費やすことが出来ます。 自分が集中していない間に誰かに追い抜かれてしまったり、先に新情報をGETされないように、ずっと集中して取り組むことが出来ます。
「負けず嫌い」な人は向上心もとても強いです。 むしろ向上心がないと「負けず嫌い」にはなれません。 特にスポーツをやっている人にとっては大きなメリットとなるでしょう。 大会などで結果を残さなくてはならない場面はたくさんあります。ましてやプロを目指しているのであれば、圧倒的な勝利を得なければなりません。 そのためにも、自分の能力や技術を向上させて誰にも負けないように強くならなくてはいけません。こういった場面ではどれだけ「負けず嫌い」になれるかが勝利のカギだったりします。それが向上心を高めて自分を成長させていくことが出来ます。
負けず嫌いな人は、勝つためのことをたくさん考えることが出来ます。 そのためチームで高みを目指す場合はリーダーシップを発揮して、チームを引っ張っていくことが出来ます。「勝つこと」を一番に考えられるので、仕事や勝負ごとに私情を挟みません。「友達だから」という理由でなあなあになることがなく、私情を挟んでいる人に対して厳しく注意することが出来ます。 負けた時の悔しさは人一倍で次は絶対に成功出来るように、より勝つための方法を考え研究をし続けます。集中力もあるので、最後まで頑張り続ける姿勢には周りも影響されて周りも最後まで頑張れることが出来ます。そのため一緒に頑張っていると成功する確率がぐんと上がります。 本人がリーダーになろうとしていなくても、負けず嫌いな人の様子に周りが引っ張り上げられていて、リーダーシップを取ってしまっていることがあります。
「負けず嫌い」な人は、簡単に自分の負けを認めません。 これは、ただ頑固に「自分は負けじゃない!」と言っているのではなく、勝つまで諦めないということです。自分に負けはないので、最後まで諦めずに勝つまでやり続けるんです。 負けず嫌い過ぎて諦めが悪いと周りから思われるかもしれませんが、この諦めない精神が成功を掴むチャンスを引き寄せたりするんです。 アンミカさんはモデルになることを諦めきれずに、単身でパリに行ったり、同じ事務所に何度も履歴書を送って最後まで落とされ続けたのにその事務所に通い詰めて、偶然のチャンスを物にしてパリコレモデルにまで成り上がっています。 きっと周りからは「負けず嫌いすぎる」「もう諦めなよ」なんて思われていたかもしれませんが、この「諦めの悪さ」が「成功」を手にしたんです。
要するに「負けず嫌い」の人って、成功する確率がとても高い! それは何度も言ってますが、成功するまで諦めないからです。 負けず嫌いな人は『失敗=負け』という考えがあるので、とにかく失敗だけは許されません。 失敗したとしてもそこで終わりにはせず、成功に向かってあらゆる手段を使って突き進みます。 時間がかかったとしても、成功するまで頑張れるので成功する確率が他の人よりも高くなっています。
負けず嫌いなので、負けることや負けている状態に対してストレスを強く感じます。 そのため人一倍ストレスが溜まりやすいのがデメリットです。 他の人が気にしないようなことでも、周りがどんな状況か常に気になってしまい心があまり落ち着きません。自分が勝っているのか、優れているのかばかりを気にしては、それが分からないこともストレスに繋がります。 また、成功をしたり自分の中で勝ったと思っても周りから褒められたり認めてもらえない状態にもストレスを感じます。
とにかく負けず嫌いで理想が高くて完璧主義で、何事においても勝負と思ってしまいどうしても苦しくなってしまいます。 「あの人の方が上手く出来たらどうしよう」「後輩の方が成果を出したらどうしよう」と、負けず嫌いなことで周りが自分よりも成功することを恐れてしまいます。 それによって自分を追い込んでは苦しくなっていってしまいます。 ただ、強い気持ちで負けないぞ!というだけじゃないんですよね、負けず嫌いの人って。 負けることへの不安、自分が置いていかれることへの不安が強すぎて、「人それぞれ」であることを理解できずにもがき苦しんでしまいます。
度が過ぎた「負けず嫌い」の人は、勝負ではないことまでも勝負として捉えて、他人と自分を比べては「勝ち負け」で人の価値を判断してしまいます。 そのため、負けているわけではないのに自分は負けていると考えてしまうので、劣等感を感じやすくなっています。 または、元々周りと比べて劣等感を感じやすいことから「負けたくない」と負けず嫌いになってしまうことがあります。本来は劣等感を感じるようなことではないことまでも「私はまだまだ」「これじゃ全然だめだ」となってしまいます。
劣等感を感じてしまうため、どんどん自己嫌悪に陥ってきます。 「どうして○○さんには出来ているのに自分は出来ていないんだろう」 「私の方が偉いはずなのに、なんでみんな○○さんを褒めるんだろう」 とぐるぐる悩んでいるうちに、自分のことを責めて自己嫌悪に陥っていきます。 嫉妬や劣等感に苛まれ、そういった負の感情により自分自身を見失ってしまいます。
「負けず嫌い」過ぎると、周りからは鬱陶しがられます。 例えば誰かが「この前○○さんに褒めてくれたんだけど」などと話を始めます。話した人は褒められたことを自慢したのではなく○○さんが見ていてくれているのがすごいことを伝えたかったとします。しかし、負けず嫌いな人はそれに対して「あー私も褒められたよ」とか「わたしは△△さんにも褒めてもらったよ」などと褒められたことへの対抗心をむき出しにして、自分が褒められた話をし始めます。 これに対して周りは、正直「うざい」「そういう話じゃない」とイライラしてきます。そしてこういうことが続くと人からは嫌われてしまい、周りから離れていきます。
負けず嫌いな人は自分のミスや欠点を認められないので、誰かに指摘されたり注意されても謝る事が出来ません。 「でもこれは、」とか「他の人もやってました」とか、そういった言い訳ばかりを並べています。 素直に謝れば「じゃあ、次から頑張りましょう」というだけで話も終わるのに、謝らずに言い訳を並べてさらに怒られることになります。 謝れない人は人から嫌われますし、何かあった時に誰も助けてはくれません。 負けず嫌い過ぎると、ただただ自分の立場が悪くなるだけなので気をつけましょう。
「負けず嫌い」な人は、勝つか負けるかにしか気持ちがいきません。 そのためその過程でどういう経験ができたとか、どういうことを頑張れたとか、そういう事を一切感じられません。経験やプロレスには全く興味がないので、負けたらそれで終わりだと考えています。 「いくらいい経験したからって、他人より負けてたら意味がない!」と感じてしまいます。 その経験を生かして次に繋げられるよう、負けたことは悔しくてもいい思い出だな、と思えない点が大きな短所になります。
「負けず嫌い」な人は、負けないために頑張り続けることが出来ます。 しかし、どうしても勝てないと気付くとその時点で気力を失ってしまいます。 自分が満足するとか、成長とか、そんなことはどうでも良くてライバルに負ける時点でもう何もやる気が起きません。 というか、負け試合をする勇気がありません。 負けることが怖く、自分の実力がないことを思い知るのが不安でたまりません。 そのため、負けが分かった時点で逃げ出してしまいます。
負けず嫌いになるためには、まず目標や夢を設定するといいでしょう。 とにかく何かに勝つ、何か成功させるために頑張るようにしましょう。 その目標は人でも構いませんし、「仕事で誰よりも成果を出す」とか「ゲームで週間ランキング1位になる」とか、趣味のことでも構いません。 そうやって決めることによって、勝てなかった時に悔しさを感じる事が出来ません。 その気持ちで「よっしゃ次はやってやる!」と思えたら、「負けず嫌い」になれてきています。
しかし、いきなり大きな夢を持ったり目標を高く設定しすぎると、負けず嫌いになる前に心が折れてしまいます。 そのため、ちょっと頑張れば達成できるようなところに目標を設定をしてやってみましょう。 達成できる喜びを感じておくことで、うまくいかなかった時に悔しいと思えるようになります。 段々と目標を高くしていき、負けん気を育てていきましょう。
特に職場やスポーツなど、勝ち負けを判断しやすい場面ではライバルを作るといいでしょう。 そうすると「この人には負けたくない」という気持ちが芽生えて「負けず嫌い」になることが出来ます。これは相手にとって自分がライバルである必要はありません。自分がまだ勝てる相手ではないなと思っている人をライバルとして一方的に認定すれば大丈夫です。 特に、一度負けていたり何か目に見えて劣っている部分があるとより良いでしょう。「次は負けられない」と悔しさをバネに勝つための努力をすることが出来ます。
そして、目標や夢を持ってライバルを設定したらあとは勝つまでやり続けるだけです。 途中で諦めたり、「これくらいでいいや」と満足するハードルを下げてしまうと「負けず嫌い」にはなれません。そのため、絶対に途中で投げ出さないようにしましょう。 目標を達成するために努力をする間は、たくさん大変なこともあるし苦しい思いをすることがあります。しかし、その気持ちをバネにすることで向上心になります。そして大変な思いをした分、成功した時に達成感を感じて楽しくなってきます。
そして、初めてのことでもちょっと気になったことでも何でも挑戦してみることです。 「どうせ出来ないだろうし」なんて最初から諦めてはいけません。 むしろ「できなさそうなこと」ほどワクワク出来るのが負けず嫌いの人の良いところです。 「よっしゃ打ち勝ってやる!」「絶対にこなしてやる!」という感情を持って挑戦してみましょう。 そして粘り強く挑戦し続けることです。一度や二度の失敗なんてあって当たり前です。 失敗を恐れたり、恥ずかしいと思わずに、飛び込んでみましょう。
「負けず嫌い」とは「負けることが嫌い」なので、「負けることを嫌いじゃなくなる」のが一番です。 要するに、負けを認めること。負けず嫌いを治したいなら、まず自分のミスや欠点などダメなところを素直に認めるようにしましょう。 また、素直さはとても大事です。 認めるというのは、それで終わりではありません。まず自分のミスや欠点を認めて反省をし、それを克服したり挽回するためにまた頑張ればいいのです。これは「負けず嫌い」という悪いイメージを持つ言葉ではなく「努力家」「がんばり屋さん」と周りから良いイメージを持った言葉で表されるようになります。 そうすると、周りは認めはじめてくれるんです。そしてフォローをしてくれるようになり成功が近づきます。これって「負けず嫌い」だった時に一番求めていたものだったりします。それが、負けず嫌いじゃなくなることで手に入りやすくなるんです。
そして自分のミスや欠点を認められるようになったら、今度は他人の良いところを認めるようにしましょう。これは負けず嫌いな人にとっては難しいかもしれませんが、これをするだけで気持ちはとっても楽になります。 だって人それぞれなんですから、その人に勝ったところでその人は他のところであなたに勝ってると思っているかもしれません。勝ち負けって結局主観でしかないんです。だからそれだけで全てを決めつけると大事な部分を見落としてしまいます。 なので、人のすごいところはすごいと認めましょう。そしてそのうえで、自分の良いところも褒めてあげましょう。ベタですが「みんなちがって みんないい」精神を持っていると、周りを気にせず自分のことに集中して頑張ることが出来ます。
そして、何事にも感謝を忘れないことです。 他人からしてもらったこと、日々の出来事、嬉しいことがあった時、どんなこにとも心から感謝するようにしましょう。負けず嫌いだと、相手の優しさにすら嫉妬してしまうことがあります。これってとても失礼ですし、ただただ性格が悪いだけになってしまいます。 例えば、自分が上司で部下が自分のために何かをしてくれたときは「そうするのが当たり前」と思わないことです。 きちんと感謝の気持ちをもって、相手に「ありがとう」と伝えましょう。 感謝を忘れないでいると、人を認められるようになりますし自分に対しても素直でいられるようになります。そして感謝の気持ちを大事にすることで、謙虚な気持ちを持ち続けることが出来ます。
自分がミスをしたり悩んでいる時、とにかく自分の力で勝ちたいと思ってしまい周りから意見やアドバイス、またはフォローするために差し伸べてくれた手まで拒否してしまうことがあります。 しかし、それではいつまで経ってもうまくいきませんよね。 例え自分の意見や意思とは違うものであっても、まずは他人の意見やアドバイスにはしっかりと耳を傾けて聞き入れましょう。 そして相手からの優しさに対しては感謝をして受け入れましょう。 全てのことが直接成功に繋がらなくたっていいんです。それが、いつかの成功のための関係性を作ったり一つの知識となったりします。
相手の話を聞き入れるだけでなく、協調性を持って接するようにしましょう。 何かを決めるにあたっても、色々な人の意見をしっかりと聞いてみんなが納得するような答えを出すことに努めましょう。全員が良い気分になるというのは難しいかもしれませんが、そうなれるように頑張る姿勢はとても大事です。時には、自分のことを後回しにしてでも周りに合わせたり、思いやれるようにしましょう。 そうすることで「負けず嫌い」な気持ちは次第に解消されて、人生勝ち負けだけじゃないというところに気付いていくことが出来ます。
負けず嫌いな人って「勝ち負け」にこだわりすぎて固定観念に縛られ、視野が狭くなっています。 そのため本を読んだり人と会ったり、価値観の違う人の話を聞くなどをして視野を広げていきましょう。そういうことをすると「こんな考えもあるんだなあ」「こういうのいいな」「これは間違ってるな」などと思うことがたくさんあります。 色々なことに目を向けることで自分が今まで知らなかった意見や感情をたくさん感じることが出来ます。他人に指摘されることを恐れずに、成長するために外界を知ることも大切です。 そうすることで誰々に勝つ、ということよりも、自分自身が成長することを重視する力がついてきます。
それから「負けず嫌い」になってしまっている人って、どこか不満が溜まっている場合があります。 例えば仕事で傲慢な上司に対して我慢ばかりしていることによって不満が溜まり、趣味において人の上に立ちたくなってしまうことがあります。 また恋愛面で上から目線な恋人に振り回されていることによって、職場でその気持を埋めるためにマウンティングして気持ちを落ち着かせていたり…。 自分に満足出来ている人って、負けず嫌いになる必要ないんですよね。スポーツ選手などのように、金メダルを取りたい、新記録を出したいという大きな目標や夢があっての負けず嫌いなら素敵なのですが、ストレスによって負けず嫌いになってしまっていると他人にとっては迷惑になることがあります。 自分自身が目指す夢や目標がではなく、ただ誰かより勝ちたいという気持ちがある場合は、ストレス発散をするようにするといいでしょう。
負けず嫌いな部分を表に出さない人って、「負けず嫌い」であることを負けだと思っていることがあります。相手に闘志を燃やしている様子がダサいと思っているので、いつも淡々としています。 まるで闘争心なんてありませんよ、といった涼しい顔をしています。 さらに、競争心を隠すことで相手に油断させるという策士なパターンも。 これは相手に自分は味方でライバルじゃないと思わせて安心させるんです。その隙に自分だけ裏では猛烈に頑張って気付いたら追い抜かしているというパターンです。 ただ、努力して努力して得た成果だと思われたくないので、淡々と「これが自分の実力です」なんて顔をしています。 これはちょっと腹黒な負けず嫌いさんです。
負けず嫌いを表に出さない人は、他人からミスや欠点を指摘されると笑顔で適当にスルーします。 「はは、ほんとですね」なんて言って笑顔でスルーして、陰で悔しがっています。 ただし根本には負けず嫌いな部分があるので、謝罪をしたり助けを求めるようなことはしません。 ただ、巧みに負けず嫌いを隠してる人は「すみません、直しておきます」と、本心ではなくても言えたりします。心の中では指摘してきた人に対して怒りを覚えていて「今に見てろ!」と敵対心を持ち始めます。
負けず嫌いな人は、自分の知識や意見によって誰かが得するのを嫌がります。 また、ライバルから「こいつはこういう風に考えているのか」って思われたらやだなと思って自分のことは隠します。 これは、自分が相手に対してそう思っているので、きっと相手もそういう風に思っているだろうと考えています。 とにかく「いつの間にできてるの!?」と思われたいサプライズ型負けず嫌いなので、自分のことはひたすらに隠し続けます。
一見クールそうなんですが、普段は面倒見が良かったりします。 負けず嫌いなので、他人がどんな具合かが気になってしまいます。 そのため、つい他人のことを気にして様子を伺います。 これが、後輩からすると面倒見が良いと思ったりします。 また、チーム戦となると自分のチームが絶対に勝つためには全員の実力を上げていく必要があります。そのため周りの面倒を見て、総力を上げられるようにリーダーシップを取り始めます。 これはとても良い部分で、勝つための戦略を考えるなど人以上に努力を惜しみません。
負けず嫌いな部分を隠せるのは、冷静な証拠です。 もし負けず嫌いな人が冷静ではなかったらその感情が表に出まくっています。要するに、自分の強い感情をコントロールできるくらい冷静でいられるということです。 また、負けず嫌いな部分を表に出したところで周りからはうざいと思われてしまったりと良い方向にいかないことも分かっています。そうやって周りの人の気持ちを察することが出来ます。これは、状況を冷静に判断出来ているからです。
負けず嫌いを表に出さない人は、努力なども全て隠します。 これは、上述してきたような腹黒いとかではなく、自分自身に対して負けず嫌いな人が陰での努力を惜しまなわけです。 誰かに認められるために頑張るのではなく、自分のために頑張り続けることができます。内なる闘志で自分を奮い立たせて、例え誰からも褒めてもらえなくも努力をしています。 負けず嫌いな部分を表に出さずに頑張れるのってかっこいいですよね。負けず嫌いな部分がダダ漏れな人はやっぱりダサいですし、周りからも嫌われてしまいます。
人知れず負けず嫌いな人は、完璧主義であったり成功させることを考えているので仕事ができる人が多いです。 負けず嫌いがダダ漏れな人は割と仕事ができないことが多いのですが、負けず嫌いな部分を隠せるということはそれだけ頭も良く空気が読めるということです。 そのため周りのことを気遣ったり、今何をするべきかという判断ができます。 先程も言ったように冷静さがあるので、何かトラブルがあっても臨機応変に対応することが出来ます。 それでいて隠れ負けず嫌いなので、ミスや失敗は必ず取り返し期限までに完璧にしようとします。後輩などのフォローも的確で、無駄がありません。
とりあえず、褒めておきましょう。 負けず嫌いな人は、褒められると伸びるタイプが多いです。 褒めておけば「また褒められるように頑張るぞー!」と、一人で一生懸命やってくれます。 ただ、何でもかんでも褒めすぎると調子に乗って、上から目線になってしまうことがあるので程よくにしましょう。 もう少しちゃんとやってほしいなと思う時は、「もう少し頑張れると嬉しいな」とか「これくらいでも十分なんだけど、○○さんならもっと出来るでしょ?!」なんておだてながら言うと、いい気になって頑張ったりします。 うまく手懐けるのがとても大事です。
同等な立場であったり同性の場合は、こちらは一切対抗心はありませんよ、ということをアピールしましょう。 まず、負けず嫌いな人には自分の話をあまりしないことです。何が負けず嫌いセンサーに引っかかるか分かりません。そんなことで?と言うようなところで勝負をしかけてくるので、その人がいるところでは何も言わずにいましょう。 対抗心を出さなくても、負けず嫌いな人が様子を伺っているようであれば「○○さんには敵いませんよ」なんて一言言っておけば、大丈夫です。ただ、マウンティングし始めてイライラするようなことを言ってくる可能性は高いです。
負けず嫌いな人に対しては謙遜した言動を心がけましょう。 ちょっとでも相手の気に触る負けず嫌いをおもむろに出してきてめんどくさいことに巻き込まれてしまいます。 「○○さんすごいですね」「わたしなんて全然」「今回上手くいったのは、奇遇です」などと謙遜し続けましょう。 ただ性格の悪い負けず嫌いさんはそれさえも嫌味と捉えてきたりしますが、こればっかりはどうしようもありません。性格が悪い以上は何をしても悪く捉えられてしまうので、とりあえずどんな負けず嫌いな人であっても謙遜した言動を心がけましょう。
注意や指摘をする時に、「こうしてほしい」などと言うと反発してきます。 そのため「会社としてこうやらなければならない」と伝えることで反発出来ません。それに対して反発するということは、会社に対して反発することになるので自分の立場が悪くなるだけです。 負けず嫌いな人は、誰かに対してライバル心を持っていたり、注意してくる人に対して逆ギレすることが多いので、会社とか社長とかどうあがいても立ち向かえない名前を出すと一瞬でひるみます。
負けず嫌いな人って、一人で一生勝負し続けています。正直もはや同じ土俵ですらないのに、勝手にライバル視してメラメラしていたりします。 また、職場なのに「自分の方が異性にモテる!」みたいな感じでモテバトルを仕掛けてくることも。「いやこっちは恋人いるんですけど…」と思っても、負けず嫌いな人はそんなこと関係ありません。 そのため「この人は負けず嫌い過ぎて生きるのしんどいだろうな…」ぐらいに思って自分のことに集中しましょう。とにかく負けず嫌いな人のことは無視してしまうことです。相手にしていても疲れるだけです。
いっそこっち側が大勝利をして、コテンパンにするというのも手です。 謙遜をすれば上から目線で来るし、張り合えばマウンティングしようと揚げ足を取ってくるしでめんどくさいので、相手が太刀打ち出来ないくらいの大差をつけて買ってしまうといいでしょう。 いくら負けず嫌いでも、大勝利をされてしまったら手も足も出ません。 例えば、負けず嫌いな人と話す時はマウンティング出来ないくらいの手札を隠し持っておきましょう。相手が手札を出し切ったところでバーーーンと出します。こっちの手札以上のものは持ってないことを先に確認しておくといいでしょう。もう相手は何を言うことは出来ません。
負けず嫌いな分、お互いが自分の主張を止められずに衝突して喧嘩になることも多いようです。 ましてや、職場などではないので我慢せずに歯止めが聞かなくなります。 しかも、負けず嫌いな部分をお互い分かっているので、相手の痛いところをついて揚げ足を取って…まさに泥仕合となってしまいます。 結局お互いが吠えて暴れて疲れてようやくちょっと落ち着く…という感じになってしまいます。負けず嫌いなのでどっちも折れることをしません。
人って、同属嫌悪のような感情に陥ることがあるんですよね。 同属嫌悪っていうのは、自分と同じ性質・趣味を持つ人に対して嫌悪感を抱くことです。 これは、相手の考えいてることや思っていることが分かりすぎてしまいイライラしてしまうんですよね。まるで自分の悪いところを見ているようで、ある意味図星というか、それでいて負けず嫌いなのでイラッとしてしまいます。 相手の気持ちが分かるのはいいことなのですが、分かりすぎて嫌悪感を抱くということもあるようです。
しかし衝突し合えるのって、いい面でもあります。 どちらも、我慢をしたり無理をすることがないわけなので、喧嘩をして仲直りができるのであればスッキリすることが出来ます。 衝突するのも疲れますが、ずっと相手に合わせて本音を我慢している方がしんどいですし、関係は長続きしないことが多くなっています。 ですので、本音でぶつかり合えるカップルって、意外と長続きしたりします。
やっぱり似た者同士のいいところは、分かり合えるところです。 例えば負けず嫌いな人が、負けず嫌いじゃない人と付き合った場合「なんでそんな勝ち負けにこだわってるの?」と理解してもらえないことがあります。「いいじゃんそんなの気にしなくて」なんて言われると「お前に何が分かるんじゃーーー!」となってしまいますよね。 その点、負けず嫌い同士だと、相手の悔しさとかを理解してあげることができます。
それから負けず嫌い同士なので、どちらかが心が折れそうになったりしんどい時も「まだまだいける!」「最後まで頑張れ!」と鼓舞することが出来ます。 優しく「無理しなくたっていいよ」「今まで頑張ったじょ」と恋人には褒めてもらいたいものですが、負けず嫌い同士だとそうはなりません。しかし、それがお互いを鼓舞することが出来てより目標達成に近付くことが出来ます。
まず、負けず嫌いだったことから成功したエピソードを話しましょう。 ただ負けず嫌いだということを主張しても、協調性がないとか空気が読めないとか思われてしまうことがあります。 例えば運動部に所属していて、負けず嫌いな性格だったために他の人に負けないよう人一倍練習と努力を重ねた結果、国体に出場をすることが出来た、などです。
それから、負けず嫌いな性格を持っているために目標達成するためにどんな努力をしているのかを明確に答えられるといいでしょう。 ここで一生懸命に努力していることを伝えられれば「負けず嫌い」というだけの印象ではなく「努力家」「忍耐力がある」といったイメージが相手に伝わります。 直接そういった言葉を使って説明してもいいでしょう。 負けず嫌いなだけを主張したり、これまでの功績を語ったところで、現在はどうなのか、今後どう役立てられるのかという部分を明確にする必要があります。
ただ自分が負けず嫌いであることやこれまで成功してきたことを述べたところで、それが面接を受けた企業とは無縁の内容であった場合、何のPRにもなりません。 そのため企業の理念や社風、事業内容をしっかりと調べてそこで活かすことの出来るエピソードや努力方法を伝えましょう。 例えば営業職であれば体力やコミュニケーション力が必要となってきます。そのため、体力やコミュニケーション力を負けず嫌いが故に手に入れたという経験談にしなくてはなりません。 「運動部出身で入部当初の成績は学年でビリだったのが悔しく、部活の時間以外もトレーニングをしたり先輩や先生などにアドバイスをもらえるように話を聞きに行ったりしました。そのおかげ最後の年の大会では地区の代表になって県大会で入賞する事が出来ました」などと話すと陰の努力で体力をつけ、先輩や先生とコミュニケーションもちゃんと取れていることが伝わるでしょう。
また、「負けず嫌いです!」とだけ言っても「競争心が強くてめんどくさそうだな」「素直に自分の欠点を認められないのかもな」と思われてしまいます。 そのため「負けず嫌いな部分があります。〜〜〜〜〜(経験談)そういった最後まで諦めずに努力をした経験が大事であると実感し、今も何事に対してもすぐに投げ出さない粘り強さに繋がっています」などと話すといいでしょう。 負けず嫌い=最後まで諦めずに努力できる=途中で投げ出さないと、負けず嫌いが相手にとって良い印象の言葉として伝わります。
子供本人よりもスキルや経験のある大人や年上と遊ばせると、負けず嫌いな心が育ちます。 自分の方が出来ない、頑張らないと届かない、という気持ちを持たせることが必要です。 そのために手っ取り早いのが大人や年上と遊ばせることです。 力でも知識でも、大人や年上には敵いません。 そういった悔しさを教えることが大事です。 ただ、ずっと出来ないままだと上手くいくことを知らずに育ち、全てを最初から諦めてしまう人になってしまう可能性もあります。 成功や勝つことの喜びをもちゃんと教えてましょう。
それから、勝負というものをさせておくことも大事です。 例えば兄弟姉妹がいれば、喧嘩をするだけでも負けず嫌いな気持ちが育ちます。 しかしあまり喧嘩をしなかったり、一人っ子だった場合は、勝ち負けに触れる機会が一気に減ってしまいます。 そのため、テレビゲームやカードゲームなどで勝ち負けの経験をさせるようにしましょう。
何かをするにあたって、作戦を立てさせるようにしましょう。 作戦を立てることで、作戦通りにいかない時があります。 その時に強い悔しさを覚えたり、作戦通りにするにはどうしたらいいかを考えるようになります。 その気持ちが負けず嫌いな精神を作り上げていくでしょう。 普段から自分の行動に対して事前に考えるというクセをつけておくことが大事です。
それから、勝ち負けに関係なく頑張ったらご褒美をあげましょう。 物を買い与えるだけではなく、しっかりと褒めたりデザートを用意したり、様々です。 例えば、昔のラジオ体操のカードみたいなのを作り、頑張ったらシールを貼っていく、みたいなのでも十分です。 そしてカードいっぱいにシールがたまったら、何か物をプレゼントするとかそういった方法にするのもありでしょう。
それから勝負で負けてしまったとしても、一生懸命頑張ったうえで負けてしまった場合は努力をしたことをしっかりと褒めてあげましょう。 努力することで人から褒められる=努力できるのはすごいことだということを教えることが大事です。 勝てないなら努力しても意味がない、と思ってしまうと負けず嫌いではなくなってしまいます。 また努力をすることで勝ちに繋がることをしっかりと教えましょう。 努力で人は成長することを伝えながら、その努力を褒めてあげてください。
そして大事なのが、夢や未来の話をたくさんすることです。 どういったことをしたいのか、どういう人になっていきたいのかということを幼少期からたくさん話しましょう。そして未来に対してワクワクさせてあげることです。 夢を明確に持っていると、それを叶えるために一生懸命努力できます。 これは、周囲に対して競争心が生まれるのではなく、自分自身に対して打ち勝つ強さを身につけることが出来ます。 負けず嫌いを発揮する相手は、自分自身であることが一番です。
言わずもがなですね。ノルマ達成に躍起になれる負けず嫌いな人は、確実に営業職に向いてます。 成果が出るまで根気強く、自分の足で営業先を周り続けられます。 「今月はこんなもんでいいか」なんて諦めることはせず「絶対に○件突破する!」「○○支店には絶対に負けない!」と、毎月自分を鼓舞しては営業成績を上げようと必死にがんばれます。 常に、同じ支店の中にもライバルがいますし、店舗同士の競争もあります。さらには、同じ業種の別の会社とも競合するわけです。もはや「勝負」でしかない世界なので、負けず嫌いな人は常にメラメラと仕事に打ち込めます。
そして「勝利」が全てのスポーツ選手。これも負けず嫌いな人ほど強くなっていきます。 負けたらそれで終わりですから、とにかく勝ちにこだわることが重要です。 勝つためにはどのようなことをすればいいのか、スポーツ選手は生活全てをその「勝利」のために色々なルールや制限の中生きていきます。 食事、運動量、水分量、トレーニング、住む地域、毎日がその「勝利」のためにあるようなものです。 オリンピックに出る選手は4年にたった1度しかないチャンスのために、毎日自分に勝ち続けています。 そして、他の選手に負けないように努力をし続けるのです。 むしろ、負けず嫌いな人にしか出来ないでしょう。 ただ稀に超天才肌で「絶対負けない!」なんて闘志もなくバンバン優勝してしまう人もいますよね。 余談ですが、漫画などでよくある、天才肌VS努力家というのは良い戦いですよね。
様々な地区で激戦が繰り広げられているラーメン屋さん! これも負けず嫌いな人には向いています。 どの場所でも、どのお店が一番お客さんを呼び込めるのか日々切磋琢磨していますよね。 日本人はラーメンが大好きですから、日頃から食べますし、旅行先では必ずその土地のラーメンを食べるという人も少なくないのではないでしょうか? こだわりのスープ、オリジナルの麺、それにあった具材…など、独自で研究する日々です。ただ自分が美味しいと思うものを作っているだけでは、お客さんが集まらなければラーメン屋を続けることは出来ません。 きっと飲食業界に言えることだと思うのですが、「他よりも美味しいもの」「他では味わえないもの」を作り続けなければならないので、負けず嫌いな人に向いている仕事となります。
【起業・副業を志す方、伸び悩むビジネスマン、自分を変えたい方 必読!】 「生きることに必死で、挑戦や成長なんて無理…」 そんなあなたでも、「目標達成」のイメージを持つことで、必ず変わることができます。 そのためには、自分に合った目標を立て、正しい道のりで目標達成を目指しましょう!
累計6万部を突破! 「日本一感動する講演会」と呼ばれている講演が本になりました。 北海道赤平市という小さな町で小さな工場を営みつつ、宇宙ロケット開発に情熱を注ぐ著者が、本業もロケット開発も成功させている自らの体験を通して「みんなが夢を持ち、工夫をして『よりよく』を求める社会をつくること」を提唱します。 感動と勇気を与えてくれる一冊です。
負けず嫌いに疲れた人は、可愛い広瀬すずちゃんでも見て癒やされましょう。
いかがだったでしょうか? 「負けず嫌い」は、まさに長所と短所は紙一重といった性格だなと書いていて思いました。 ただ、この長所と短所の差は「自分自身」に気持ちが向いているかどうかです。 他人のことばかり気にしている人は、自分の成長を後回しにしているのでどこかでうまくいかなくなります。そしてそんな自分に嫌気が差す日が来るでしょう。 打ち勝つべきは、過去の自分であり頑張れない自分です。 自分自身が満足できる人生になるよう、夢に向かって負けず嫌いでいたいですね。