身近にいる「嫌いな人」に悩まされている人は多いのではないでしょうか?自分とは全く違う タイプの人が受け入れられなかったり、軽蔑してしまったり人を嫌う心理は様々です。しかし、嫌いだからといって無視をしてしまうのはNG。でも何とかして嫌いな人を遠ざけたいというのが本音ですよね。今回は、「嫌いな人」について解析していきます。嫌いな人に無関心になる方法や、人と付き合う上で大切な考え方なども合わせて紹介していきますのでぜひ参考にしてください。
生きていれば、嫌いな人の一人や二人いるものですよね。 嫌いな人がいない生活のほうが楽しく平和に暮らせるということはわかっている!でも一度「嫌い」という感情を抱いてしまうとその気持ちをなかったことにするのは、なかなか難しいことです。 できるだけ関わらないようにしたくても、職場など嫌でも顔を合わせないといけない場合はストレスだけが溜まってしまいますよね。 なぜ自分はその人のことを嫌いなのか、きちんと自分の気持ちと向き合ったことはありますか? これだけ多くの人が存在する世界で、嫌いな人がいないなんて、ありえません。 大切なのは、嫌いだと感じてしまった自分の気持ちとどう向き合っていくかなのではないでしょうか。 今回は、そんな自分の気持ちと向き合い、嫌いな人と上手に向き合っていく方法を解説していきます。
そもそも、どうして「嫌い」という感情を抱いてしまうのでしょうか。 人を嫌っていく心理をはじめに見ていきましょう!
人には色々なタイプの人がいますよね。 個人でいるときには気にならなくても、学校生活など集団で生活するようになるとだいたい同じようなタイプの人と自然と集まって仲良くなっていきます。 例えば、わかりやすく言うと地味で大人しめの性格の「陰キャタイプ」や、みんなでワイワイ騒いでいることの多い「陽キャタイプ」です。 大人しく過ごしている人からすると、ワイワイ騒いでいる陽キャタイプを見ていて「うるさい」「怖い」といった苦手意識をもつことが多いんですよね。反対に、陽キャタイプも陰キャタイプに対して「暗い」「きもい」「真面目すぎる」といった苦手意識を抱きがちです。 特に何か嫌なことをされたとか、深く関わったことがないくても「自分とは違うタイプだ」と感じたときに苦手意識を抱いてしまうことが「嫌い」という感情になってしまうのです。 食べ物の「食べず嫌い」と同じ心理であると言えます。 どんなに「○○さん良い人だよ」と言われても、「この人は自分とは合わない」という先入観があるから嫌いになってしまうのでしょう。
プライドが高い人に多いのですが、自分の発言に対して「それはおかしい」とハッキリ言ってくる人など、否定をされることがとにかく苦手な人もいます。 嫌な気分にさせてやろうと思っているわけでは決してありません。 あくまで1つの意見として物申しているだけなのに、その一言で「自分はやっぱりおかしいんだ」「ダメなやつなんだ」と傷つき自己否定をしてしまうのです。 例えば、「こうしたほうが良い」「それはやってはいけない」と部下を思うからこそ注意をしてくれる上司に対して、自分の行動や言動を省みることなく「口うるさい」「うざい」といった感情を抱いてしまう人も多いでしょう。 どうも自分を否定されているような感覚が苦手意識に繋がり「どうせ私(俺)のことなんて嫌いなんでしょ」と思ってきてしまいます。そういった思い込みが、「嫌い」「関わりたくない」という気持ちにさせてしまうのです。
自分の中で「こうするべき」と思っていることと全然違うことをしている人や、自分が「これは良くないことだ」と思っていることをやっている人に対してこういったイラつきを覚えることが多いです。 一度イラっとすることがあると、もう何となく何があったというわけじゃなくても姿を見るだけで「イラ」っとしてしまうことってありますよね。 例えば、普段一緒に生活している夫婦でも一度何かイラっとすることがあると相手の全てにイラついてきて受け入れられなくなってしまうことってよくあります。 これが、「旦那うざい」とか「旦那嫌い」「旦那無理」という感情にさせてしまうのでしょう。
自分より明らかに成功している人や、幸せそうにしている人に対してなんとなく「この人嫌い」という感情を抱いてしまうのは嫉妬心を抱いてしまっているからでしょう。 自分はどんなに頑張っても安月給で労働時間も長いのに、友人は起業をしてバンバン稼いでいる。 はたから見れば、「成功している人はいいよね、お金もあって何でもできるし」と思ってしまいます。 裏でどれだけ苦労をし、努力してきたかなんてことは考えられません。 とにかく、そういった自分が欲しくても手にはいらないようなものを持っていたり幸せそうにしている人を見ていると自分が劣っているという感覚に陥って辛くなってしまうんですよね。 自分にないものを持っている相手のあら捜しをして悪口を言ったり、避けるようなことをしてしまう人も多いです。
普段から人の悪口ばかり言っていたり、「万引きをしたことがある」というような過去を何の悪びれもなく語っていたり「それってどうなの?」と思ってしまうようなことが続くと、人間性を疑いますし軽蔑してしまいますよね。 軽蔑をしてしまうと、その人ことを受け入れられなくなってしまい「嫌い」という感情を抱いてしまうことが多いです。 どんなに仲良くしていても、
など、軽蔑してしまうようなことがあると一瞬で「無理」と思ってしまう人も多いです。 「仲が良いから、相手が何をしていても許せる」というわけではありません。 信頼していて仲が良いと思っている人だからこそ、許せないと思ってしまうんですよね。
過去に自分をイジメてきた人に似ているなど、そういったことが原因で「嫌い」という感情をもってしまうことも多いです。 特に何かされたわけではないのに、「いつか自分に危害を加えるのではないか」と警戒してしまうのです。 また、「この人と一緒にいると、過去に嫌な思いをしたことを思い出してしまう」という理由で避けようとすることもあるでしょう。 人には誰もが「自己防衛本能」というものを持っています。 もう自分が傷つくことのないように、その人とは距離をとらなければいけないと無意識に感じることが「嫌い」という感情になって、自分と対象人物の距離を縮めないようにしてしまうのでしょう。
「自分と同じタイプの人と一緒にいると心が休まる」「気持ちが楽だ」と感じる人がいる一方で、「自分と似ている人は自分を見ているようで辛い」と感じる人も多いです。 なぜ自分はあの人のことを、そんなに嫌いなんだろう?と分析してみると、意外と「自分と似ている部分が多いから」ということに気がつく人も沢山います。 これは、心理学で「シャドウ」と言われるものです。 「他人は自分を写す鏡」なんてよく言われますが、相手に対して苦手だと思っている部分は「自分の中の認めたくない部分である」ということが多いのでしょう。 自分自身のダメな部分や、許せないと思っている部分を目の前で映像に映し出されていたら不愉快ですよね。 無意識のうちに、そういった心理になってしまっている人も非常に多いです。
特に何かこれといって危害を加えてきたわけでもなければ、そういった危険性があるとも考えにくい。 それでも、なんとなく「この人は嫌い」「この人無理」と感じてしまうこともありますよね。 それが「生理的に無理」というやつです。 「生理的に無理だわ」と感じてしまうから、どうしてもその人が受け入れられなくなって「嫌い」になってしまうのです。 「生理的に無理だ!」と判断する基準となるのは、まず視界に入れるだけで不快感があるかどうかです。 どこが嫌とかではなく、とにかく目にするのも嫌だ…と思ったら「生理的に無理」ですよね。 清潔感が感じられないなど色々な理由があると思いますが、「生理的に無理だ」と思っている人に対して「好き」という感情を抱くことは中々ないでしょう。
自己愛が強く、自分が常に物事の中である「自己中」は嫌われやすいです。 自己中心的な態度の例として挙げられるのは、
などでしょうか。 自己中な態度はすぐに周りの人を疲れさせますし、一緒にいるだけで精神的な負担を感じます。 また、「許せない」と怒りの感情を抱く人も多いです。
性格が悪い人と聞いて、「高圧的な態度を取る人」が思い浮かぶ人は多いのではないでしょうか? 常に人にダメ出しをしている人、仕事などの頼み事をする時にかなり一方的な人、腕組みしたり眉間にシワを寄せるようなボディーランゲージが多い人などは「性格が悪い人」として嫌われます。 上司が高圧的な態度を取るのはまだ100歩譲って許せるとしても、同僚や部下が高圧的な態度で接してくると「なんだこいつ」となるわけです。家族や友達でも高圧的な態度を取るような人とは話したくないし近寄りたくもないと思ってしまいますよね。 高圧的な態度は相手に恐怖感さえ与え、信頼関係を築くことはほぼ不可能になってしまいます。
性格が悪い人は、他人を見下すような態度をとることもあります。 言葉だったり、ボディーランゲージでとことん人を見下します。 見下されていることは人はすぐにわかってしまうので、「人を見下すなんて性格が悪い」と心の中で思います。 例えば、人を睨んだり、名前を呼ばず「おい!」と声をかけたり、自分がやりたくない仕事を押し付けたりするなどです。 職場にこういう人が一人でもいると、会社やチームの雰囲気は悪くなってしまいますよね。 こういった人は、「嫌い」と思われていることがほとんどです。
周囲からのアドバイスは有り難いものです。その人のことを思った助言には愛があり、感謝の気持ちが生まれます。 しかし、知ったかぶりや上から目線で助言をするような人は話は別です。 上から目線で物事を言う人は「性格悪い」と思われがちで、誰もそんな人のアドバイスを真に受けることはありません。 例えば、自分の専門でないことに関して「あなたはもっとこうすべき」とか、知らないくせに「あなたの努力が感じられないからもっと上司にアピールした方が良いよ」など、助言なのか嫌がらせなのかと思わせるような言い方です。 人は上から目線で指図されたくないと思いますし、知らないことに口出ししないで欲しいと思うのが自然です。 一緒にいて嫌な気持ちになりますし、この人嫌いだなと思ってしまいます。
自分の話しかしないだけで周りはうんざりですが、その内容が自慢話であればもっとうんざりします。 自分だけが楽しく話していて、周りはそれを永遠に聞かされるようなシチュエーションを経験した人(もちろん聞かされる側)は少なくはないでしょう。 大人になれば「これは自慢に聞こえるかもしれないから話すのは止めておこう」など周りへの配慮が出来るようになります。 しかし、「性格が悪い」と思われる人は、とにかく何でも自慢したいのです。 自慢の度が行き過ぎて、嫌味にさえも聞こえたりすることもあります。 例えば「仕事が順調に進んでて今めちゃくちゃ楽しい!」「複数の男性(女性)からデートに誘われて困っている」などなどです。 こういう自慢をする人は、仕事が思うように進まなかったり、恋愛が上手くいっていない時は「自慢」が突然「愚痴」に変わります。 「自慢したり愚痴ったり、性格を疑う」と周りの人が思うのも無理ないでしょう。
嫌われている性格の悪い人は秘密ごとを守ろうとしない特徴があります。 仕事やプライベートなどで「ここだけの話。。。」と言われてもここだけにすることが出来ません。 なので、秘密にしていた情報が職場や友達などにすぐに流れてしまいます。 秘密に対する価値感が違うのかもしれません。 「秘密とか言っておいて本当は皆に話しているだろうから話そう」「こんなことバラしても別に大したことない」「秘密って何?」という状態です。 自分のバラされたくないこともバラされてしまうと思ってしまうと、警戒してしまいますよね。 「できるだけ関わりたくない」という気持ちが強くなってしまいますし、警戒心から「嫌い」と感じてしまう人は多いです。
性格の悪い人は自分より立場が弱い人に対してものすごい攻撃的な行動を取りがちです。 昨今は「パワハラ」や「モラハラ」などがよくニュースで取り上げられるようになり、かなりセンシティブな話題です。 具体的な行動の例で挙げられるのは、
などでしょうか。 性格の悪い人、だけで済まない時代になってきたので本当に注意していきたいですよね。 そういった一面を見てしまうと、自分がターゲットにされたわけじゃなくても「嫌いな人」になってしまう人がほとんどです。
泣くことが悪いことというわけではありません。 ただ、場所をわきまえず感情的になって泣き喚いて周りに迷惑をかけるような人は100%嫌われます。 例えば自分が絶対に悪いのに泣いて非を認めなかったり、泣くことでその場を収めようとしている人です。 そんな人を目の前にして、良い気になる人はいないですよね。 男女関係なく性格の悪い人は自分の涙を悪用しますが、特に「女の涙」には要注意でしょう。 特に大人になってもすぐに泣いてしまうような女性は、演技で涙を流している可能性が高いので警戒心を抱かれる人が多いです。
「うっそぴょ〜ん」とふざけ合える嘘であればまだいいのですが、「えっ、あの時の話し嘘だったの?」と思ってしまうようなことがあると信用を失いますよね。 特に「騙された」と思うと、その人に対する不信感が消えなくなってしまいます。 そして、「許せない」という気持ちが強くなったり、「あんまり関わらないようにしよう」と思ってしまって「嫌い」という感情がうまれます。仲良くしていたり、信用している人であればあるほどショックですし、信頼できなくなってしまうでしょう。 当然ですが、嘘をつくような人間と喜んで関係を深めていけるような人はなかなかいません。
デリカシーのない人って最悪ですよね。 「顔はいいのに肌汚いよね」 「髪の毛傷んでるよ、トリートメントしてる?」 「久しぶりに会ったら太ったね」 など、相手が傷付くようなことを平気でズバズバと言ってくる人は「この人嫌い」と思われることも多いでしょう。 何でも言い合えるくらいの仲であればいいかもしれませんが、職場の人やそこまで深い付き合いのない友人に言われると「こいつ最悪、もう二度と会いたくない」と思ってしまって当然です。 また他人への言動だけでなく、おならやゲップなどを人前で平気でするような下品な人も最悪ですよね。 一緒にいると不快な思いをしてしまうため二度と関わりたくないなと思われることが多いです。
嫌いな人がいると、どんどん嫌いな人だけが増えていってしまう傾向があります。 例えば、一人嫌な人がいます。 そうすると、その嫌いな人と親密そうに接している人のことも良く思えなくなってきてしまうんですよね。 「あんな人と仲良くしているなんて、ありえない」「きっとあの人も何か問題がある人に違いない」と思ってしまします。 「類は友を呼ぶ」と言いますから、あながちそういった考えも間違えではありません。 ただ、本当のことは本人達を深く関わらない限りはわからないことです。 本当は良い人かもしれないのに「絶対にあの人も嫌な人だ」と思いこむことで、どんどん嫌いな人が増えていくし自分んの敵がだけが増えていってしまうのです。 人付き合いをしていく上で、初めから「敵だ」と思ってしまっていると何も良いことがありません。
子供の頃こそ「あの人は好き」とか「あの人は嫌い」という感情論で人付き合いをしてしまうことってよくあります。 しかし、社会人になるとそういった自分の感情論だけで人付き合いをしている人は「わがまま」という印象をうけてしまうことが多いです。 例えば仕事中なのに、「嫌いだから」という理由で連絡事項をきちんと伝えなかったり「ちょっとあの人のこと嫌いだから飲み会のとき席離してくれる?」といったお願いをしてしまう。 これは完全に「わがまま」ですよね。 仕事中はどんなに嫌いな相手でも私情を挟むべきではありませんし、周りに気を使わせるようなことをするのは良くありません。 なんとなく「嫌いだな」と思ってしまうことは誰にだってあるんです。 ただ、それでもいちいち口に出したり態度に出さないのが大人! 「あの人は嫌いだから」と口に出して態度や行動に出していたり、あまりに「嫌い」と言っている人が多いと「この人わがままだな」と思われてしまって当然です。
「あの人も嫌い」「この人も嫌い」という心理状態でいると、気持ちがマイナスな状態なので「もうやだな...」と気力がなくなってしまいませんか? 仕事に行くにも「この人も嫌うだし、あの人も嫌い」と思っていると「仕事に行きたくない」と思ってしまいますよね。 そういったマイナスな感情を抱いていると、「頑張ろう」という前向きな気持ちになれません。 明るく前向きな気持ちのほうが、何事も頑張れますし成果を出すことができると言えるでしょう。 「こんなやつには負けない!」という気持ちが力になることもありますが、あまりに好き嫌いが多すぎたりマイナスな感情しか生まれないようであれば、それは損です。
嫌いな人がいるって、精神的な負担が大きいです。 好きな人が近くにいると幸せな気持ちになれるのとは反対で、嫌いな人が近くにいるだけでイライラしたりストレスになってしまいますよね。 そういった状態が続いていると、ストレスだけがどんどん溜まっていってしまって精神が崩壊してしまいます。 ストレスでバク食いするようになってしまったり、反対に食欲がなくなってしまうこともあるでしょう...。 「嫌いな人に会いたくない」と思うことで、眠れなくなってしまうこともあります。 そういった生活を送るのって、とっても苦しいですよね。 だからこそできれば嫌いな人は少ないほうが良いですし、嫌いな人を気にしない生活ができることが1番良いのです。
「この人は嫌い」「この人は好き」という感覚で人付き合いをしていると、その分自分の視野を狭めてしまうことになります。 自分が好きだと思う人の意見意外、受け入れることができなくなってしまうからです。 むしろ、自分が嫌いと感じてしまうとその人の意見すら耳にはいらないですよね。 視野が狭いと、自分自身を成長させることができないという欠点があります。 また、視野が狭い分問題解決能力がありません。 偏った考え方をして生活するのって、非常に危険なことであると言えるでしょう。
人の好き嫌いが多いと、せっかくのチャンスを逃してしまうことも多いです。 例えば、「この人は自分より成功している」という嫉妬心で嫌いになってしまっている場合、せっかく身近に成功している人がいるのにその人を遠ざけてしまうのって、勿体ないと思いませんか? その人の考え方、立ち振舞い、行動、全てを見ていれば「どうして成功することができたのか」だんだんわかってくるはずです。 そして、良いところや取り入れるべきだと思ったところを自分の中に取り入れることで自分も成功するチャンスを掴めるかもしれません。 さらに、尊敬していますという姿勢を見せれば相手も悪い気はしませんから絶対に良くしてくれるはずです。 大きなチャンスを与えてくれる可能性だってあります。 また、単純に嫌いな人ばかりを増やして拒絶していると人脈が増えませんし、好き嫌いせずに誰とでも仲良くできる人に比べて確実にチャンスが少ないです。 人脈ってとっても大切なものなので、好き嫌いが激しいと損をしてしまうと言えるでしょう。
嫌いな人とは関わりたくなと思ってしまうのが普通だと思います。 ただ、だからと言って嫌いな人が話しかけているのに無視をしたり、その人が目の前にいるのにその人だけいないかのように扱うなど存在を無視するのはNGです。 嫌いだからと言って無視するべきではない理由の1つとして、無視をすることで関係性が悪くなるということがあげられます。 挨拶をしても無視されたり、話しかけても答えてもらえなかったりすると100億%の確立で無視をされた人は嫌な気持ちになりますよね。 そうすると、お互いに苦手意識をもってしまうことになります。 これでは関係がどんどん悪くなってしまうばかりで、生活しにくくなるだけであると言えます。 さらに、周りに第三者がいた場合「えっ、今あの人無視した...?どうしよ...」と変に気を使ってしまいます。 何らかの理由があったとしても当人同士の問題に第三者を巻き込んでしまうほど迷惑な話はありませんからね。 協調性に欠ける行動であると言えますし、自分自身の評価も下げることに繋がるので絶対にやめたほうが良いです。
「無視をする」とまではいかなくても、あからさまに「この人のこと嫌いです」と態度に出してしまうのもよくありません。 嫌いな人と話すときだけ睨むような目つきをしたり、ため息まじりに話すなど、態度で「嫌いなんだな」とわかるときってありますよね。 それって、言葉にしていなくても言葉で「嫌いです」と言っているのと同じことなんです。 上述しているように、それでは関係性がこじれるだけですし周りにも迷惑をかけます。 とっても大人げないなと思ってしまいますよね。 本当は嫌いでも傍からみれば、そんな気持ちなんて見せないような態度で上手に対応するのが「大人」です。
嫌いな人とは、同じ空間にいたくないですよね。 できれば会いたくないと思うのが普通でしょう。 しかし、あえて合わないように避けたりするのはあまり良い方法だと言えないです。 確かに、嫌いな人とは合わないほうがストレスになりません。 ただ、それでは根本的な解決にならないのです。 ずっとその人のことを避け続けて生活していることのほうが、だんだんストレスになってくるはず。 筆者も飲食店でパートをしているときに、どうしても合わないパートさんがいて悩んだことがあります。 相手も自分のことを嫌いなんだろうな、と思っていたので「シフトをずらしてください」と店長にお願いをすることにしました。 その時に、「どうしてもって言うならそうするけど、それは貴方のためにも○○さんの為にもならない。できるだけそれはしたくない」と言われたのです。 結果、シフトをずらすことなく向き合い続けたおかげで、わだかまりも解けそのパートさんに対する「嫌い」という感情はなくなりました。相手がどう思っていたのかは正直わかりませんが、逃げなかったお陰で自分にとって働きやすい環境にすることができたと感じています。
とは言っても、無理に嫌いな人と合わせてニコニコしている必要もありません。 無理に合わせていることで、自分自身のストレスは溜まっていく一方。 よく嫌いな人でも誰にでも良い顔をする「八方美人」と言われる人もいますが、八方美人の人のストレスは計り知れないでしょう。 無理をして人と付き合うって精神的ダメージが大きいものです。 その上、相手も「人に嫌な思いをさせている」ということに永遠に気が付きません。 「嫌いだ」と感じるのであれば、付き合い方は考えなければいけないでしょう。
「陰で悪口を言う」これはある意味1番やってはいけない行動であると言えるでしょう。 本人のいない所で悪口を言うと、その時はスッキリしますよね。 しかし、悪口を言ってしまうことによって自分自身の価値を下げることにもなります。 人の悪口ってやっぱり良いものではありませんから...。 さらに、「あの人が悪口を言っていた」と他人伝えで本人の耳に入ってしまうとトラブルの元になります。 ただでさえ嫌いな人と関わりたくないのに、余計にめんどくさい揉め事にしたくないですよね。 悪口を言うのは本当にやめたほうが良いです。
「嫌いだから」という理由で、嫌がらせをしてしまう人がいます。 これも、絶対にやめがほうが良いです。 いくら嫌いな相手であっても、「嫌い」という理由が嫌がらせをしても良いという理由にはなりません。 何か嫌がらせをされたとしてもです。やり返すようなことはやめましょう。 嫌がらせをするような人間は、人として終わってます。 どんな理由であれ人を傷つけたり、不愉快な思いさせるべきではないです。 さらに、自分にしたことは必ず自分に返ってきますからね。 そんなことをしてしまうと、自分の周りに人がいなくなってしまう可能性が高いです。 嫌がらせをするぐらいなら、本人に直接「あなたのことが嫌いです」と伝えたほうがマシでしょう。
嫌いな人に対しては無関心になるのが1番良いですよね。 何も思わなくなってしまえば楽になれるでしょう。 でもそれが、1番難しい....。 どうすれば嫌いな人に対して無関心になることができるのでしょうか。 ここからは、無関心になる方法をみていきましょう。
嫌いな人に対して無関心になるには、自分のやるべきことだけに集中するのが良いでしょう。 例えば社内に嫌いな人がいる場合、今手をつけている仕事に集中します。 そうすると、嫌いな人のことなんて忘れてしまいます。 自分が一生懸命だと、嫌いな人が周りをウロウロしていても何も気にならないんですよね。 意識が嫌いな人に向くということがないのです。 嫌いな人のことを気にして仕事に集中できなくなってしまうのもよくありませんし、集中することで仕事も早く終わります。 とにかく目の前の仕事のことしか考えない!と心に決めましょう。
嫌いな人が近くにいると、なんだか気になってしまいますよね。 「なんか、こっち見てる...?」「話しかけてくるんじゃないか...」「絶対自分の悪口言ってるんだ」など、考えすぎてしまうこともあるでしょう。 しかし、それはだいたいが「自意識過剰」になりすぎているだけで、相手は何も気にしていなかったりします。 相手は何とも思っていないのに、勝手に自意識過剰になって色々考えすぎているなんてバカバカしいですよね。 自分の思っているほど相手は何も気にしていないことがほとんどです。 「嫌いだ」と自分が思い込んでいるから、相手から攻撃されていうように感じているだけだったということも珍しくありません。 なので、「思っているほど相手は自分を気にしていない」ということを頭にいれて自意識過剰にならないようにしてください。 そうすることで、だんだん相手に対する敵対心や嫌悪感が消えてきて無関心になってくることでしょう。
嫌いな人に対して無関心でいたいと思っていても、SNSなどで嫌いな人の情報が嫌でも入ってきてしまうことってありますよね。 せっかく気分をリフレッシュすることができたのに、パッとTwitterを開いたら嫌いな人の投稿が目に入って「きーっ!!」とな ったことがある人も多いのではないでしょうか。 SNSって見たくない情報もバンバン入ってきてしまうという欠点があるんですよね。 そういった場合は、ミュートにしたりフォローを外す。SNSを作り直しても良いでしょう。 とにかく嫌いな人の情報が入ってくるようなツールは遮断する! そうすることで、相手のことなんて忘れてしまいますし気がつくと何とも思わなくなっていると思いますよ。
自分が一緒にいて楽しい!この人のこと大好き!と思える人と一緒にいる時間を増やしましょう。 自分の好きな人と過ごしてたって、嫌いな人がこの世に存在しているという事実はかわりません。 しかし、自分の気持ちが満たされて嫌いな人のことなんて気にならなくなってくるのがわかるはずです! 自分の気持ちに余裕があると、何か嫌な思いをさせられても「あの人可愛そうな人だわ」と思えます。 必要以上に傷ついたり、「あいつあんな事言いやがって...」と執着してしまうのは、自分の心が満たされていないからなんですよね。 なので、自分が心を許せて一緒にいて楽しいと思える人と過ごす時間を増やしてみてください。 嫌いな人もいるけど、心から好きだと思える人もいるし!!と思えると、嫌いな人のことなんてどうでも良くなってしまいます。
狭い世界の中で生きていると、どうしても嫌いな人が目に入ってしまうものです。 仕事をしていると、どうしても会社の中や自分の身近な友人ばかりに目を向けてしまう人が多いんですよね。 そんな状況では、嫌でも嫌いな人のことを意識してしまいます。 なので、嫌いな人にどうしても意識が向いてしまって悩んでいるという人は人脈を増やしてみてください! 人脈が広がると、自分がどれだけ狭い世界の中で生きていたんだ...と思い知ることと思います。 広い世界を見てみると、嫌いな人のことなんて気にしている場合じゃなくなっちゃいます。 それに、色々な人と接する中で視野が広がるので「そういう考え方もあるんだ」と思えてくるでしょう。 そうすると、「案外嫌な人じゃなかったんだな」なんて気がつくことも...! ぜひ恐れずに人脈を増やしてみてほしいです。
上述しているように、嫌いな人に対して無関心になるには「気持ちに余裕をもつこと」が必要です。 仕事で忙しい日々を過ごしていませんか? ストレスを抱えていると、嫌いなに意識が向いてしまうだけではなく「この人やっぱり嫌だわ」と嫌なところばかり目につくようになってしまいます。 なので、一人で好きなことをひたすらする時間を作るなどリフレッシュする時間も作りましょう。 休みの日は仕事のことも嫌な人もことも忘れでとにかく楽しいことだけは考えない! そうすることで、気持ちに余裕ができるので嫌な人に対して何も思わなくなってしまうことでしょう。
嫌いな人に対して無関心になりたいという気持ちは良くわかるのですが、「無関心になれない」「どうしても嫌いと思ってしまう」と自分を責めてはいけません。 そういったマイナスな感情があると、余計に無関心になることができません。 自分を否定してしまうと余計に「あの人がいるせいでこんな嫌な思いをするんだ」なんて思ってしまいますよね。 何にも考えなくていいです。 一度感じてしまった「嫌い」という思いは中々消えません。 やっぱり自分の好きなことを思いきりしている時間や、自分が楽に過ごせる人との時間を増やして嫌いな人のことを考えている時間を増やしていくことが、多きなポイントになってくると言えるでしょう。
嫌いだからって無視するわけにもいかないけれど、嫌いな人は遠ざけたいというのが本音ですよね。 でも、あからさまな態度をとるわけにもいかないしどうしれば良いんだろうと悩んだことがある人は多いのではないでしょうか。 嫌いな人の近くにいてもストレスが溜まる一方です。 ここからは、嫌いな人を遠ざかる方法を解説していきますのでぜひ参考にしてください。
まずは、「自分からは近づかない」ということを徹底しましょう。 帰り道に一緒になりそうでも、トイレに非難して時間をずらしたり、飲み会では離れた席に座れるなどです。 周りを巻き込む必要はありません。 ただ自分の中で静かに「この人とは近づかない」という誓いを立てるのです。 なんとなく相手からのアクションがなにもないと「いつも自分から話しかけてる」「もしかして嫌われてるのかな?」と感じてきます。「嫌われてるかもしれない」と感じると、自分も近づくのやめようって思いますよね。 嫌いな人でも困っている時だけ頼ったり、連絡をしたりなど自分からアクションをしてしまうのはよくありません。 相手も「自分が困っている時だけ頼ってきやがって」と嫌悪感を抱いてしまいます。 無視をするとかではないです。「自分からアクションを起こさない」これを徹底していると、自然と離れられるでしょう。
話しかけにくいオーラが出ていると、「今話しかけるのやめておこう」と誰もが思いますよね。 ただし、睨みをきかせて歩いたりするのはNGです。 嫌いな人の前では忙しくなくても忙しそうなふりをしたり、本などを真剣に読むふりをして「話しかけたら悪いな」「話しかけにくいな」と相手に思わせるという方法です。 常に速歩きで歩いたり、LINEも「ちょっと今忙しから〜」とずっと言っておくと「もう自分の入る余地はない」と感じます。 そうすると、自然と話しかけたり関わろうをするのを諦めてくれるはずです。
嫌いな人と距離をおくには、物理的な距離だけではなく精神的な距離もおくのが1番です! 例えば会社の人であれば、相手がいくら自分のことをペラペラ話していても自分はプライベートなことを一切話さないということを徹底します。 もし何か聞かれても「秘密ですよ〜」とか、「そんなことどうでも良いじゃないですか〜」と言うなどして自分が答えなければいけない場面を切り抜けましょう。そうすると、「一線引かれてるな」と誰もがわかるはずです。 一線引かれてしまうと、近づきにくいですよね。 なんとなく嫌われしまっているのかもしれないと気がつく人も多いでしょう。 嫌いな人にはプライベートなことを教える必要はないと思って一定の距離感を保つことが大切です。
嫌いな相手でも別け隔てなく接することができるのは素晴らしいことです。 しかし、それでは自分のストレスが溜まってしまう一方ですよね。 なので、相手に角が立たない言い方で対応をすることも大切ですが「私はあなたに興味がありません」という接し方をすることも大切です。 例えば、「休みの日は何をしているの?」と聞かれて「家に引きこもることが多いです〜」と当たり障りのない返事をしても「あなたは?」と質問を返さないこと。 相手に対して色々質問をしていると、自分に興味を持ってくれていると勘違いさせてしまう可能性があります。 自分は質問をするのに相手が全然自分のことを全然聞いてくれなかったら、「興味ないんだな」と思いますよね。 だいたい相手に興味を示さないかぎり、会話ってそう長くは続きません。 「この人と話してもつまらないな」と思うはずですし、そう感じると近寄ってこなくなるはずです。
嫌いな人を遠ざける...というより、むしろ自分の意識を変えてみてしまうのも手です。 「嫌い」と思っていると、嫌な部分ばかり目について相手が何をしても嫌悪感を抱いてしまいます。 本当に嫌な部分しかないような、どうしようもない人もいます。 しかし、「性格は無理だけど仕事は早くて頼りになる」など何か良いところがある人もいます。 良いところを見つけてみると、「ま、いいか」と思えることも増えてくるでしょう。 遠ざけたい!と思っても、「近寄らないで」「私と関わらないで」と相手に直接言うしか中々伝わないことも多いです。 なので、自分の意識を変えてみるという方法があることも視野に入れておくと良いですね。
実は「嫌いな人を遠ざけるおまじない」というものも存在します。 本当に効果があるのかは、わかりません。 しかし、どうしても困っているなら神頼み!おまじないをしてみても良いでしょう。 例えば、「ラベンダー」の香りは、負のオーラや邪悪なものから身を守ってくれると言われています。 ラベンダーを自分の身を守るように念じながら育て、玄関に飾っておくと嫌いな人を自分に寄せ付けないう効果があるのだとか! 占いと同じで、こういったものは信じる気持ちがないと効果がありません。 おまじないをしてみよう!と思ったのであれば、絶対に自分の身を守ってくれると信じましょう。 効果があるかもしれません....!
嫌いだと思っている人からのLINEって困ってしまいますよね...。 本当は返したくないけれど、無視はできないという人も多いはず。 嫌いな人とのLINEはサクッと終わらせるのが1番! だらだらと長引かせることなく短く終わらせる方法を紹介します。
嫌いな人からLINEが来てしまったら、軽度にして業務的な返信にしてみましょう。 敬語で返されると、どうしても距離を感じますよね。 相手が敬語で業務的だと、話しも盛り上がりませんしやりとりをしていておもしろくありません。 例えば「今忙しい〜?」というLINEがきたとしましょう。 敬語で「はい、忙しいです」と返てきたら「えっなんかごめんなさい」と思いますよね。 業務的な連絡をしなければいけない場合でも、敬語で送ればその後余計なやりとりをしなくても済みます。 ぜひ試してみてください!
LINEでやりとりをしている時に、「〜なの?」と疑問文を送ってしまうと質問に答えるために返事が返ってきますよね。 それで、相手にも疑問文が入っていたらこちらも返信をしなければいけないでやりとりが続いてしまいます。 なので、例え疑問文で返ってきても疑問文で返すのはやめましょう。 そうすると、相手は永遠に話しを広げ続けないといけないので次第に疲れてしまいます。 話しが広がらないのにLINEをしていても仕方ありませんし、「もう返信しなくて良いか」と相手が思ってくれるでしょう。
絵文字やスタンプを使わないというもの効果ありますよ! 絵文字が使われていない文章って、なんとなく怖いですよね。 笑顔で文章を打っていたとしても、受け取り手は大抵「なんか怒ってる?」と思います。 もちろん業務的な内容であれば絵文字なんて必要ありません。 しかし、あきらかにプライペートでやりとりをしているのに「。」しか使われていなかったりすると「あんまりLINEでやりとりしたくないタイプの人なのかもしれない」と勘付きます。 絵文字が使われていない文章でも、その後にかわいらいいスタンプ送信されていたら、また雰囲気がガラっと変わってきます。 そのスタンプも使われていないとなると、「なんか怖い...」と思ってしまうでしょう。 あまり余計なやりとりをせず、サクっと終わらせようと思ってくれるはずですよ。
スタンプだけで返すのもありです。 わけのわからないスタンプや、おもしろいスタンプだとネタになってしまいます。 できるだけ、「OK」など意図がわかりやすいスタンプだけで送信することをオススメします! かわいいスタンプだと相手も嫌な気持ちにはなりません。 それでいて、話しが広がるわけでもないのでサクっと終わらせることができるでしょう。
何か理由をつけて「後ほど連絡をします」「後ほど返信をします」と言っておけば一応無視したことにはなりません。 「今何してる?」など、特に急用ではない用事や重要でない内容にはこれがオススメ! そして、返信を返さない! 直接会ったときや、後日「どうして返信してくれないの?」と言われてしまうかもしれません。 そのときは「忙しくって忘れてしまった」「返す暇がなかった」と適当に理由をつけて答えれば良いでしょう。 それだけあなたのLINEの優先順位が低いんだということを間接的に伝えることができます。 後回しにされてしまうような人にLINEを送ろうって思えないですよね。 暇なときは他の人に相手にしてもらおうと思うはずですから、無駄なLINEが届くことも減るでしょう。
もうこれ以上返す必要ないなと感じるタイミグってありますよね。 そういったタイミングでこちらからブチっと切ってしまいましょう。 確かに既読スルーや未読無視ってとっても失礼です。 業務連絡に関しては、やってはいけません。 しかし、大した内容ではない場合やあきらかに相手の暇つぶしに付き合わされているなという時は、既読スルーや未読無視でも大丈夫!どうせ相手は嫌いな人なわけですし、どう思われたって良いじゃないですか。 無理に付き合ってストレスを感じるくらいなら、「どう思われても良い」と割り切ってピシャリと切ってしまうのもありです。 大した内容じゃないなら相手も文句言えませんよね。 それで激怒してきたら、返さない理由をハッキリ言ってあげれば良いでしょう。 それに、暇つぶしの相手にならないような人にはLINEを送ろうと思わないのが普通です。 相手も業務連絡意外のLINEを入れてこなくなるはず!
嫌いな人がいない人は、恐らくこの世にはいません。 誰だって嫌いな人の一人や二人います。 「嫌いな人がいない」と言える人は、嫌いな人がいないのではなく嫌いな人を意識していないだけです。 「2:8 の法則」という言葉を耳にしたことがある人も多いのではないでしょうか。 これは、心理学では「パレートの法則」と言います。 わかりやすく言うと、職場には必ず仕事ができる人は2割で仕事ができない人が8割存在するという法則です。 仕事ができない人が8割も存在するとわかっているなら、その8割を排除すれば良いじゃないか!と思いますよね。 しかし、これで仕事ができない人を排除して仕事のできる人を10割にしたところで、やっぱり8割は仕事ができない人に変わってしまいます。 これは、すべてのことに当てはまり、さらにこの原理には逆らうことができないと言われています。 つまり、自分の周りを好きな人で固めたところで必ず嫌な人は出てきてしまうのです。 「どの職場でも嫌な人の一人や二人必ずいる」とよく言いますが、それはパレートの法則にあてはまるからだと言えるでしょう。 したがって、嫌いな人がいるのは仕方のないこと! 「嫌い」と感じてしまう自分を責めてしまう必要はありませんし、無理に相手を好きになろうとする必要もありません。 どうですか?少し気持ちが楽になりますよね。
嫌っている自分を責めてしまうと、無理に相手を認めよう、受け止めようとしてしまいます。 相手の良いところを探すのは、もちろんとても良いことです。 しかし、それでも嫌いな人は嫌いで良い! 無理に相手を受け入れようとしてしまうことがストレスになってしまいます。 人生の主人公は、「自分自身」です。 受け入れる、受け入れないの基準は自分にあって良いのです。 自分にも受け入れられないと感じる人がいるように、誰かもあなたのことを「受け入れられない」と思っています。 それは悪いことではありません。 嫌いな人に対して攻撃するようなことをして敵を作ってしまったり自分の価値を下げるようなことをしないということが人付き合いをしていくうえで大切な考え方であると言えるでしょう。
相手の言うことを100%で受け止めてしまう真面目な人は、人を嫌いになりがちです。 何気ない一言で傷ついてしまったり、「許せない」と思ってしまうことってありますよね。 しかし、それって大抵は傷つけるためや否定をするつもりで発しられた言葉ではないことが多い! バカ正直に受け止めてしまえばしまうだけ、損をしてしまうことってあります。 例えば仕事でうけた注意はしっかり受け止めなければいけません。 しかし、明らかに自分の機嫌が悪くて当たり散らしているような場合だったり、プライベートで無神経なことを言って傷つけてくるような人の話なんか流しちゃって良いです。 相手は大抵自分で発した言葉を覚えていません。 嫌な思いをしたときは、その分好きなことして忘れてしまいましょう!
「上手く人付き合いをしなければ」と思えば思うほど、自分の言いたいことを言えなくなってしまう人が多いです。 しかし、合う人もいれば合わない人もいるというのが世の中です。 上述したパレートの法則から言っても、合わない人は必ずいるんです。 そんな人に対してビクビクする必要はありません。 自分の気持ちを伝えたところで、相手にその気持ちが伝わないのであれば必要以上に仲を深める必要もありません。 そんな人に無理に合わせてストレスを溜めながら生きるぐらいなら、自分の気持ちを理解してくれる人を大切にしながら生活するほうが、よっぽど有意義な時間であると言えるでしょう。 「わかってもらえないだろう」と思っていても、伝えたらわかってもらえる可能性だってあります。 どんな時でも自分の気持ちを伝えることを恐れないでください。
血の繋がっている家族や一生一緒にいたいと感じる恋人や夫婦だって、自分とは違う「他人」です。 色々な性格の人がいるし、それぞれに色々な考え方があってわかりあえないことだってありますよね。ぶつかることもあるでしょう。 それなのに友人や職場の人など一緒にいる時間が限られている関係性の中で、100%わかり合えることなんてまずありません。 自分を受け入れてくれる人もいれば、受け入れてくれない人もいるのです。 そう割り切ってしまえば、嫌いな人がいようが何だろうが「仕方ない」と思えませんか? 嫌いな人が何か嫌なことをしていても、「他人がしていることだ」と思えば面白くなってきますよ。 「人類みな兄弟!わかり合おうぜ!」と思っている人ほど人間関係が上手くいかなくなってしまいます。 それは、合わない人と無理に合わせてしまうから。 ぜひ、「他人は他人」と割り切って人付き合いをしてみてほしいです。
友人・同僚・パートナー・家族・ご近所……の関係を改善して、人生の快適度を格段に上げる、ヒント&行動集。
「トモダチ」は、たくさんいらない!あなたに必要なのは「30人」とのつながり!!科学的にみた人生を充実させる対人戦略。
ベルギーで開発された、人の「行動特性」を知る画期的なツール、iWAM(アイワム)をベースに提案する人間関係の戦略。
いかがでしたか? 「嫌いな人」について理解を深めていただけたでしょうか。 しつこいようですが、嫌いな人がいない世界で生きていくのは不可能! 大切なのは「どう付き合っていくか」です。 合わない人とは無理に付き合っていく必要はありません。 どうして嫌いなのか自分の気持ちと向き合って、上手に付き合っていきましょう。