「愛が重い」とは、恋愛において一方の愛情が強すぎて、他方がそれを受け止めきれず、負担になっている状態を指します。重すぎる愛に応えるためには、膨大な精神的なエネルギーを要し、恋人には苦痛になります。
「愛が重い」とは、「相手にとって負担や苦痛になるほど、愛情が強すぎる」ことを指します。 恋人に対して大きな愛情を持つのは当たり前のことですが、あまりにその愛情が強すぎるとその受け手は精神的苦痛となってしまうんですよね。 愛情が嫉妬や独占欲となり、束縛や依存に繋がってしまいます。 そして相手の日常生活にも影響を及ぼすんですよね。 今回はそんな愛が重い人について詳しく解説していきます。
重い人は、かなりの寂しがり屋です。 とにかく寂しいので、常に一緒にいたいと思っています。 一人でいる時に、没頭できる趣味がないというのも寂しくなってしまう理由の一つで、LINEなどで誰かと連絡をとっている状態であることが多いです。 またSNSに入り浸っていることも多く、すぐに足跡がついたりするのが特徴です。 恋人からのLINEには秒の速さで既読をつけます。 また恋人に対してだけではなく、友達に対しても寂しい気持ちになりやすいので、仲良しの子が他の友達と楽しそうに遊んでいる様子を知って寂しくなってしまうこともあります。
重い人は感情の起伏がとても激しいです。 さっきまで楽しそうだったのに急に怒り出したり、何かを思い出して泣き出したりするので、周りはどうしたらいいか分からなくなることが多いでしょう。 恋人だけにとどまらず、その感情で周りを巻き込むだけ巻き込み「どうせ自分が悪いんでしょ!」とキレてきたりします。 もちろん悪いんですが、そんなことも言えず空気だけが悪くなっていきます。 重い人は情緒不安定であることが多く、感情の起伏が激しいです。
重い人は非常にネガティブで、後ろ向きにしか物事をとらえることができません。 例えば、「外せない会議が入ってしまったので、今日は会えない」と恋人から連絡が来たとします。 普通の人ならば、素直に「仕事なのだから仕方ない」と納得するところを「自分のことが嫌いだからドタキャンしたのではないか」「浮気してるんじゃないか」と、悪い方向に物事を考えて病んでしまいます。 何に対しても悪いほうに考えてしまうので、いつも不安が絶えません。 恋人からの愛の言葉を疑うことも多くなっています。 重い人は常に自分に対する愛の言葉を求めてきます。
「今何してるの?」「明日どこいくの?」「今週の予定は?」と、恋人のスケジュールを全て把握しようとしてくるのも重い人の特徴です。 とにかく恋人のことは全部知っておきたい、かなりの過干渉です。 そしてスケジュールをすべて知りたいのは、恋人が他の異性と遊んだりしないかチェックをしているのもあります。大人数の飲み会でも異性がいたら絶対に行ってほしくないと言ってきます。 なので「会社の飲み会」「同窓会」なんて言われたら「え?誰が来るの?」と、参加メンバーをチェックしてきます。 さらに、恋人が帰る予定の時間に連絡が来なければ、鬼LINE・鬼電をします。 「飲み会長引いてるのかな?」「盛り上がってるのかな?」などと思うことはなく「今どこで何してるの?」「誰といるの?」と連絡しまくります。
重い人は連絡頻度がめちゃくちゃ高いです。 暇さえあればすぐに連絡してきます。 いくつもの話題を一気に送ってくる場合もありますが、それを1時間置きとかやスマホがいじれるタイミングで送ってくることもあります。 12:00「ご飯何にしたの?」 12:30「お昼食べ終わった? 12:50「これからデザートタイム」 15:00「休憩〜!今日寒いね」 17:10「退勤したよー!時間あったら電話したいな」 18:30「お家着いてこれから夕飯食べる!」 19:00「お風呂入ってくるね〜」 20:20「これからずっとフリーだよ」 21:00「まだ仕事中?飲み行ってるの?」 22:00「眠くなってきちゃった〜」 22:15「おーい」「寝ちゃうぞ〜」 といった具合です。 めちゃくちゃ怖いですよね…。 その他にも仕事の愚痴や友達との話、テレビの感想など何かと常に送ってきます。 すべてを共有したいという気持ちからなんでしょうが、返信をしていないのにメッセージが溜まっていくと、恋人も返す気が失せてしまいますよね。
それから休みの日などは、一日の出来事を報告してきます。 しかも日記のように事細かく送ってきます。 それはSNSに投稿するか自分で日記帳にでも書いていてくれ…なんて思ってしまいますよね。 「今日はAちゃんと遊んできたよ!よく行く○○ってお店でランチして、わたしは日替わりパスタ!今日はトマトクリームだったよその後買い物行って、これ買っちゃった〜!どう?可愛くない?Aちゃんは△△を買ってたよ!その後あまりお腹空かないから、カフェで飲み物だけ頼んでずっと話してたんだ。あなたのこともたくさん話したよ、好きすぎてやばいねって言われちゃった!今日は何してたの?」 といった具合です。 もう返事するのがめんどくさいですよね。
重い人はLINEや電話などでとにかく愛の言葉を伝えてきます。 どこが好きなのか、どれくらい好きなのか、今後どうしていきたいのか…とにかく激重長文です。 自分にとっていなくてはならない存在だ!というアピールがすごすぎます。 あまりに文章にされると、むしろそんな気持ちないのではないか?って思ってくるほどです。 「いつも想ってるよ」「好きすぎて涙が出てくる」「早く会いたい」といった文言はほぼ毎日送ってきます。
重い人は、お互いがお互いのものであるということをアピールしたいんですよね。 そのため服やファッション小物、アクセサリーなどなんでもお揃いにしたがります。 さらにスマホケースや財布などもペアルックにしようとしてくることも。 自分の趣味は二の次で、恋人の趣味に合わせてでもペアルックをしたがります。 そしてペアルックの写真をLINEのアイコンしたり、SNSにたくさん投稿をします。
付き合って間もないのに家族や友達に紹介したがるのも、重い女の特徴です。 結婚を意識していることも多いので、早く家族に受け入れて欲しいと思っています。 そして恋人に自分の家族と仲良くなってほしくて仕方ありません。 実家に連れて行ったり、一緒に食事会をしようとしてきます。 さらに自分のことも恋人の家族や友達に紹介してほしいとも言ってきます。 自分が恋人であることをアピールしたいんですよね。 紹介してくれることが、愛情表現の一つであるとも考えています。
自己肯定感が低いと、重い人になってしまう可能性があります。 自己肯定感とは、そのままの自分を受け入れることで自分の存在や価値を感じることです。 自信がないが故に自己肯定感も低い傾向があります。 ありのままの自分を受け入れることが出来ないので、自分の存在や価値に疑問を持ってしまうのです。 自分自身で受け入れることが難しいので、誰かに自分を愛してもうことで他の人に受け入れてもらおう、認めてもらおうという心理が働いてしまいます。
独占欲が強いのも重い人になってしまう原因の一つです。 恋人を自分だけのものにしたい!という気持ちが強いんですよね。 しかも独占欲が強いことが愛情だと思っています。 恋人なんだから束縛するのは当たり前だと思っています。 なので、相手からの独占欲を感じないと不安になるというところもあります。
周りの人に自分の存在を認めて欲しいという思いから重くなってしまうこともあります。 重い人になる人は通常の人に比べると「他人に認めて欲しい」という承認欲求が飛び抜けて強い傾向があるのです。 周りに認められることで安心して毎日の生活を送ることができるのでしょう。 誰かに愛されているから仕事を頑張ろうと思えるし、プライベートもより充実させようと思います。 人に愛されていると悪い気持ちはしないですもんね。 そういった気持ちがすべて恋人に向かってしまい、重い女となってしまいます。
大好きだった人に浮気をされたり、突然何の前触れもなく振られるなど、捨てられたという経験が引き金となって、今度こそそんなことはされないと重い人になってしまいます。 「もう大丈夫!立ち直った!」と思っていても、どこかで「また捨てられるんじゃないか」という不安が沸き起こってくるようになってしまいます。 そうすると「愛されている」ということが実感できなければ気持ちが落ち着かなくなってしまい、愛されたいという欲求を抑えられなくなってしまうのです。 それが行動に移ってしまい、重くなってしまいます。
好きな人に振られたのに、どうしても諦め切れずにいると愛が重くなってしまいます。 叶わないのは分かっているのに、気持ちが冷めずに好きなままなのは愛が重い証拠です。 すごく好きなのに、好きな人には好きになってもらえず、どんどん辛くなり重くなる一方です。 特に、振り向いてはくれないのに優しくされたりすると、全く気持ちが冷めてくれないですよね。
付き合っている恋人からの気持ちがあまり感じられず、自分ばかりが好きなんじゃないかと思ってしまうことってありますよね。 例えば、恋人から全然遊びに誘ってこない、連絡が来ない、好きだと言われない…といったことがあると、不安になります。 こういう時、相手にも同じ気持ちになってほしくて、自分の気持ちをたくさんぶつけることで「愛が重い」と思われてしまいます。 不安を消すための行為が、相手にとっては負担となってしまいます。
なんでも恋人と一緒じゃなきゃ嫌だ!という人は、100%重いです。 大好きで何でも一緒がいいという気持ちがあるかもしれませんが、適度な距離を保つのは大事です。 何かを決める時に必ず彼氏の意見を聞くのではなく、自分自身で選択や決断をするようにしましょう。 休みの日もお互い予定がなければ必ず会おうとするのではなく、それぞれの時間も楽しむといいでしょう。
重い人から卒業するためには自分の感情を上手くコントロールする必要があります。 人間は喜怒哀楽の感情がある生き物ですが、その感情を常にそのまま表現するのは良くない時もあります。 まずあなたに実践していただきたいのが「3秒ルール」です。 感情が高まるようなことがあっても、心の中で3秒数えながらその感情をぐっとこらえます。 すると不思議なことに感情が落ち着くのです。声に出して数を数えても良いかもしれません! 恋人に対してもすぐに感情をぶつけるのではなく、まず気持ちを落ち着かせましょう。 それでもモヤモヤすることがあれば、冷静に話してみてください。
重い人は物事をネガティブに捉えがちです。 ですがそのマイナスな思考は次々とマイナスな事を引き寄せてしまうので、治したいと思うのであればまずその思考から変えましょう! ポジティブな思考はポジティブな結果を生み出します。 ネガティブに感じるようなことがあっても、まずは心の中で「ありがとう」と言ったり、「これも意味があって起きているんだ!」と学びの姿勢を見せると良いです。 最初は本心でなくてもいいので、ポジティブな言葉を自分から出すことを癖付けてみましょう!
愛が重くなってるしまうのは、自分に自信がないからです。 自分に自信があれば、相手からの気持ちに不安になることはありません。 また、不安にさせるようなことをしない人を選べるようになります。 なので、まずは好きな人のことを考える前に自分と向き合って自分のことを考えましょう。 外見も、内面もファッションも、全てにおいて改善していけるところがあるはずです。 ただ異性ウケを狙った行動はNGです。 自分で自分を好きになれるように、自分磨きをしていきましょう。 自分磨きの方法は、ぜひこの記事を参考にしてみてください▼
恋愛のことを考える時間を減らすために、仕事に打ち込みましょう。 忙しくなって集中していれば、好きな人のことを考えずに済みます。 そうすれば愛が重いと思われてしまうような言動が自ずと減ってくるはずです。 そして恋愛をしていても苦しくならずに時間を過ごせるんだ…と自分で分かれば楽しく恋愛がしていけるでしょう。
夢中になれる趣味を1つでも見つけると「重い人」から卒業できることもあります。 なにかに没頭すると、周りのことに依存することはなくなります。 何かひとつ夢中になり満足をすることができれば、恋愛面で重くならずに楽しめるようになるでしょう。 ただ、没頭できるほど楽しいからといって恋人に一緒にやろう!と強要するのはNGです。 それはそれでめんどくさいので気をつけましょう!
感謝の気持ちを忘れずに過ごしてみましょう。 つい忘れがちになってしまうのですが、感情の気持ちを実際に相手に伝えることで幸せが広がっていきます。 直接相手に言葉で伝えられることが理想ですが、いきなりハードルが高いと感じる人もいるでしょう。 そういう人はまず手紙やメールなど文字で伝えることから始めてみましょう! 伝えることに意味があるので伝える手段はあなたが心地よく感じる方法で問題ないです。 恋人に対して感謝の気持ちを持っていれば疑ったり束縛をしたりすることはなくなります。
愛が重くなるのは、分からないことが多くて不安だから、というものがあります。 なので「今日は会社の飲み会がある」「明日は友達と遊ぶから連絡が遅くなる」などと伝えておきましょう。 自分が聞く前に教えてくれることで、安心できるんですよね。 たくさん連絡するのは億劫かもしれませんが、相手に重くなられるよりはいいでしょう。 できれば飲み会中や友達と遊んでいる最中にも1,2回連絡してあげると、より重たさが軽減されます。
決まった時間に連絡をするのも、相手からの重い言動を落ち着かせるのに効果的です。 ○時になれば恋人から連絡が来る、とわかっていれば「今何してるの?」や「なんで連絡ないの?」と不安になることもありません。 その時間にさえ連絡をちゃんとすれば、それ以外で連絡をしなくても相手も大きな不安になることもないでしょう。
愛が重くなっているのは、不安な気持ちがあるからです。 恋人にちゃんと愛されているのか不安になり、自分の愛情を表現しすぎて重くなってしまいます。 同じように返してほしい…と思っているんですよね。 なので、日頃から言葉や態度でしっかりと愛情を伝えましょう。 そうすれば相手も安心することができ、愛が重い言動をしなくなります。
嫌だと思うことははっきりと伝えましょう。 こちらが曖昧な態度を取っていると、恋人は永遠に愛が重い言動をしてくるでしょう。 愛が重いことが嫌だということが分かっておらず「愛情表現を喜んでくれている」と思っているかもしれません。 恋人と長く付き合っていきたいのであれば、はっきり言うことも大事です。 しかし全否定はNG。好きなところを伝えることも忘れずに。
愛が重い恋人と別れたいときは、言葉で突然別れ話を切り出すよりも連絡をする頻度や会う頻度を減らして、少しずつ距離を置いていくほうがいいでしょう。 重い恋人は相手に依存してしまっていて、「恋人がいないと生きていけない」という状況になっています。 そのため、少しずつ距離をおいて「恋人がいなくても生きていける」という精神状態をできるだけ作ることが、大切です。 ただ愛が重い恋人はすぐに病んでしまうので、いきなり距離を置きすぎないように注意しましょう。
愛が重い人に別れを切り出す時は、愛が重くなっていない時にしましょう。 重すぎる言動に嫌気が差して突発的に別れを告げると、何をしでかすか分かりません。 特に重い言動をしてきていない時を狙いましょう。 そうすれば冷静に話を聞いてくれることが多いです。
はっきりと単刀直入に「別れたい」と伝えましょう。 愛が重い人と自然消滅するのは難しいです。 いくらこっちが連絡を途絶えても、送り続けてきます。 「別れたい」という気持ちを明確にしてください。
別れたいと言っても、なかなか別れてくれないことが多いです。 なので、新しい恋人を作ってしまいましょう。 好きな人がいるから別れたいと告げて、想い合っていることを見せつけましょう。 ただし嫌味っぽいことを言うのはNG。逆上して何をしてくるかわかりません。 また、別れたいと思った時点で不満な点や別れたい旨を伝えておきましょう。 いきなり新しい恋人が出来た、となるとただの浮気とみなして「浮気を許すから別れない」などと言ってきます。