承認欲求とは、「他人から認められたい」と思う欲求のことをいいます。みなさんの周りにも「この人承認欲求強いな」と感じる女性はいませんか?本記事では承認欲求が強い女性の特徴や原因、恋愛傾向などについて詳しく解説していきます。
承認欲求とは「認められたいと思う気持ち」のことです。 誰しもが承認欲求を持っていますが、特に他人から認められることを求める気持ちが強い人を「承認欲求が強い人」と言います。 すごい!と褒められたり、自分が一番モテていると思われたり、賞や肩書きをもらったり…周りから認められることで満足をします。 SNSにたくさん自分を投稿したり、自分の話をたくさんしたくなるのは承認欲求があるからです。 承認欲求が強い人が身近にいると、あまりのアピールに疲れてしまうことがありますよね。 本記事では、そんな承認欲求が強い女性の特徴や心理、恋愛傾向などを解説していきます。
感情の起伏が激しく、上手に感情をコントロールすることができないので、気に食わないことや不安なことがあるとすぐにヒステリックになって周りの人を困らせます。 認めてもらいたい一心なので、自分の思い通りにいかないと我慢できないんですよね。 また感情を露わにすることで、周りの人から注目されたいと思っています。 わざと大きい声で文句を言ったりする人っていますよね。 あれはガチギレしている、というよりは、周りに注目されたくてわざと大きい声で文句を言っています。
承認欲求が強い人は、かまってちゃんです。 そのため自己主張が強く、SNSで自分を多く更新します。 また、悲劇のヒロインぶったことを言うことも多いでしょう。 「わたしはもうだめなんだ」「こんなわたしはいないほうがいい…」などと言って、周りから心配されたいと思っています。病みツイートや病みストーリーも多いでしょう。 一歩間違えると、非常識な痛い人になってしまいます。
SNSの更新率が高い女性も承認欲求が高いです。 特に自分自身のことについての投稿が多いのは承認欲求の現れです。 旅行の投稿や、おいしいものを食べたり高い物を購入したときの投稿はマウンティング女子な要素も持ち合わせています。自分はこんなにすごい女なんだ!というのをアピールしつつマウントを取っています。 マウンティング女子も、承認欲求の塊ですからね。 SNSを通して自己アピールをしています。
承認欲求が強いと、とにかく自分を実質以上に見せたり見栄を張ってしまいます。 実際には自分に自信がないために嘘をついてしまうのでしょう。 ありのままの自分では、認めてもらえないと思っているのでしょう。 話を盛ったり、ひどい場合には作り話をしてしまいます。 とにかく周りから注目され認められたいことから虚言を繰り返してしまいます。 その結果、周りからは「嘘ばっかり」と思われてしまいます。
承認欲求が強い女性は、外見を着飾ることも多いです。 なのでファッションやメイクは派手であったり個性的であることが多いでしょう。 奇抜な色の組み合わせや、バッサバサのまつ毛などが特徴的です。 それによって周りから注目されようとしています。 そしてそれらを写真に撮りインスタなどにハッシュタグをしぬほど付けて投稿します。 また年齢不相応の格好をしている人も多いです。 若作りをしていたり、痛々しさを感じることも…
承認欲求が強い人は、人の話を聞かないという傾向にあります。 人が話していても、基本的に全部自分の話にすり替えて反応をしてくる人っていますよね。 自分の話を聞いてもらっていたはずだったのに、気がついたら相手の話を聞いていた!というのも、承認欲求が強い人を会話をしているとよくある現象なのです。 常に会話の中心は自分でいたい!と思っており、無意識に人の話を奪ってしまいます。 そして他人が話しているときは耳を傾けずに、つまらなそうにしていることもあり感じが悪いことがあります。
承認欲求が強い人は、上から目線で話しがちです。 これは自分の方が優位だということをアピールしているからです。 ちょっとでも自分の方がすごいと思うと、すぐに上から目線になります。 「え、まだ終わってないの?教えようか?」と見下した発言にイラッとすることも多いでしょう。 先輩風を吹かせて、カッコつけている人が多いです。 男性に対しても上から目線になりがちで、恋人ともすぐに別れてしまいます。
承認欲求が強い人は、自分が何かミスしたと言った場など素直に認めることができません。 というのも自分がミスしたとバレてしまえば、周りから認めてもらえない人になってしまうと不安になるからです。 その結果「○○さんに言われたのでそうやりました」「そこの担当は自分じゃありません」などと責任転嫁して、人のせいにしてしまいます。 実際は、素直に認めて謝罪をした方が周りからは評価されますよね。 人のせいにすればするほど「人として最低だ」と思われてしまいますが、咄嗟に自分をかばってしまいます。
承認欲求が強い人は、他者から認められるためならば努力を惜しみません。 そのため、一度やりだしたことを投げ出したり、諦めたりするようなタイプは少ないといえるでしょう。 「挫折した」など納得のいかない結果を残すことを、自分自身が許すことができないのです。 ただ周りから褒められることが何よりも嬉しいので、自分を犠牲にしてまで頑張りすぎてしまう一面があります。 その結果、体調を崩したことによりネガティブになったり周りからは「もっと自分の体を大事にしないと」などと言われてしまい、「もっと認めてもらえるようにならなきゃ…」と承認欲求を強めてしまいます。
承認欲求が強い人は、家族や親しい人を非常に大切にします。 それは自分も同じように大切に特別に扱ってほしいという心理が隠されています。 特に友達に依存するタイプの人は、同じように友達に自分に依存してほしいと思っています。 これは、依存される分だけ認められている気持ちになれるからです。 さらに家族との仲良しアピールをすごくしてくる人は承認欲求が強いです。 家族と仲が良いことを自慢して周りから「素敵な家族だね」と言われたいんですよね。 本人は本気で大切しているのですが、それのアピールがあまりにすごいのは承認欲求が強いからです。 実際、承認欲求のない人は家族や友達を大切にしていてもそれを周りにアピールすることはありません。
承認欲求が強い女性は押しに弱いです。 というのも、褒められることですぐに舞い上がってしまいます。 なので男性から「かわいいね」「一緒にいると楽しいよ」「すごい好きになっちゃった」などと言われると、その気になってしまいます。 相手のことを見定めることもなく、簡単に付き合ってしまいます。
承認欲求が強い女性は、恋人に尽くしすぎてしまう一面があります。 というのも、尽くすことで相手から感謝をされたり同じように尽くされることを求めています。 やっぱり相手に感謝をされると承認欲求が満たされますよね。 もちろん大好きな彼氏のために尽くしているのもありますが、感謝されたくて自分のために彼氏に尽くすことがあります。 また、彼氏に尽くしている自分にも酔っており、周りからも尽くしているところを「彼氏に尽くしててすごいね」と言われたいと思っています。
彼氏の存在は自分の存在価値を見出してくれます。 なので、彼氏が何よりも大事になってしまうんですよね。 彼氏がいることが自分のステータスだし、彼氏に愛されることで承認欲求が満たされます。 彼氏がいないとだめになってしまうことが多いでしょう。
承認欲求が強い女性は、嫉妬や束縛がとても激しいです。 好きな人が他の女性と話していたら強い嫉妬心を抱き、その女性のことを嫌いになってしまうでしょう。 ましてや彼氏だった場合は、その女性に直接文句を言ってしまうかもしれません。 それくらい、彼氏には自分のことだけを見てほしいと思っています。 さらに、彼氏に対する束縛も激しく「今どこで誰と何してるの」といった連絡はしょっちゅう。 LINEなどの返信が遅ければ、出るまで電話をかけ続けることもあります。 常に彼氏には自分のことを考えていてほしいと思っているんです。
依存も束縛もする割に、承認欲求が強い女性は浮気しやすい一面もあります。 これは、やっぱり褒められたり好意を示されると嬉しくなって流されてしまうことが多いのです。 特に彼氏からの愛情不足で不満が溜まっていると、他の男性から言い寄られたらすぐに関係を持ってしまいます。 また、浮気まではしなくとも他の男性と仲良くすることで彼氏に嫉妬をさせるような言動をすることもあります。 「なんで他の男と仲良くしてんだよ」と言われることで「わたし愛されてるんだ」と喜んでいます。
承認欲求が強い女性はステータス重視です。 とにかく相手の外見、職業、肩書き、収入、学歴などばかりを気にしており、その人の本質や人間性を見ていません。 ステータスがいくら良くても、他人を馬鹿にしていたり恋人を大切に出来ないような人では一緒にいて幸せにはなれないですよね。 確かに一見良い男かもしれませんが、最終的に自分が幸せになれないような相手を選んでしまい、「男を見る目がない」と言われてしまうことも多いでしょう。
承認欲求が強いのは、「自分に自信がない」という人が多いです。 自分で自分のことを認めることができないからこそ、他人に評価されたり認めてもらうことで自分に存在価値を見出そうとしているのです。 「常に自分に注目してほしい」という欲は、別の見方をすると「皆に注目されないと存在価値を見出だせない」となります。 つまり、自己肯定感の低さが無意識のうちに「承認欲求」を強くしているということです。
嫉妬心が強いことから承認欲求が強くなってしまうことがあります。 すぐに他人を羨ましがる人っていますよね。 それを糧に努力ができればいいのですが、嫉妬したことによって相手に対して憎悪を抱いてしまう人もいます。 そうすると、それに対抗して「自分だってこんなにすごいのに!」と周りにアピールしてしまうんですよね。 嫉妬した相手以上に自分が認められないと気が済みません。
「ライバルに負けた」といった悔しい経験がきっかけで「承認欲求」を強くしてしまう可能性があります。 その時の悔しい点・悲しいといった経験が、「誰にも負けたくない」「誰よりも優れていることで認めてもらいたい」という気持ちが大きくしてしまうのです。 これには、「常に誰かと比べて育てられていた」「両親が結果がすべてという考えだった」というような幼少期にうけた両親の教育が影響している場合があります。 幼少期に「負けた」「挫折した」といった経験をした場合、「結果だけが全てではない・努力している過程が大事なんだ」という両親のフォローが必要であるといえるでしょう。
成功体験が少ないことも「承認欲求」が強くなる原因としてあげられます。 成功体験が少ないと、「自分は何をやってもダメな人間なんだ」と思い込み、自分に自信を持つことができません。 自己評価が低い分、他者に評価されたいという欲が強くなっていることが考えられます。 しかも成功体験が少ない分、新しい事に挑戦をすることを躊躇ってしまいます。 そのため一向に成功体験を積み上げることが出来ないんですよね。 自己評価が低いままとなり、周りからの評価ばかりを求めてしまいます。
幼い頃に受けてきた親からの愛情不足が承認欲求が強い原因になることがあります。 例えば「どうしてこんなことも出来ないの?」「あなたは本当に馬鹿な子」などと自分を否定されるような言い方を両親にされていると「自分はダメな人間なんだ」と思い込んでしまいます。 しかし、子供はいつまで経っても親から認めてもらいたいと思っています。その結果、「認めてほしい」という想いだけが強く残ってしまい、大人になっても周りから認められることを求めてしまうんです。そして認められることで安心することができます。 また、両親が幼い頃に家にいなかったり自分の話を聞いてくれなかったりするなど、両親からの愛情が足りない子供は自分に自信が持てない大人になってしまいます。 その結果、自信がなさすぎて承認欲求が強くなってしまいます。
ストレスやフラストレーションが溜まっているときって、何をしてもイライラしてきますよね。 そうすると自分に自信がなくなったり、「いい加減認めてよ!」と思ってしまったりするんです。 普段なら気にならないことでも、イライラしてるだけで気になってしまいます。 そういうことが募っていくとネガティブに拍車がかかり、自分が認められていないような気持ちになることがあります。 承認欲求が強いのは、そのせいかもしれません。
承認欲求が強い女性には、相手の話に耳を傾け「すごいね」「頑張ったね」「かわいいね」など褒めて、相手の存在を認めるといった反応をしてあげましょう。 そうすることで、相手の承認欲求は一時的であったとしても満たされるので、「ねえ聞いて!わたし凄いでしょ!」といったアピールが落ち着いてくるでしょう。 この人承認欲求が強いんだなと感じた場合は、否定してしまうと余計にめんどくさいことになってしまうという可能性を思い出し、とりあえず同調をしておきましょう。
承認欲求が強い人だとわかった場合は、自分のプライベートな話はしないことをオススメします。 承認欲求が強い人は負けず嫌いであったり対抗心を持ちやすい一面があります。 ですのであなたのプライベートを知って、嫉妬をしたりマウンティングをしてきたりすることがあります。 特に職場の人であれば仕事の話以外は、当たり障りのない会話をし、プライベートな話をしないようにして嫌な思いをするということを避けましょう。
家族や親友、もしくは目をかけている後輩など、信頼関係のある相手であるならば承認欲求が強い行動を指摘してあげるのも一つです。 「自分の話を聞いてほしいなら、人の話もちゃんと聞くこと」 「今のやり方は、目立ちたいだけとしか思えないよ」 などと教えてあげましょう。 「あなた承認欲求強すぎ!」といった言い方はやめてください。具体的にどういった部分がだめなのか、どういう風にしたらいいのかということを伝えましょう。
承認欲求が強い人と関わっていくとストレスが溜まったり疲れたりしてしまいます。 ですのでそういった人に出会ってしまった場合は、遠慮せずに距離をおきましょう。 相手には自覚がないので、指摘したところで異常なまでに落ち込まれてしまうか、もしくは逆上されてしまう可能性があります。 静かに「相手のSNSを投稿をミュートにする」「必要以上に連絡をとらない」など自分にストレスにならない程度の距離感を保つようにしましょう。
承認欲求が強い人は、常に不安をどこかで抱えているわけです。 自分の存在を認めてほしいと願っています。 その時に一番効果的なのが、しっかりと目を合わせて名前を呼んであげることです。 この行動って実はすごく承認欲求が満たされるんですよね。しっかりと存在を認められた、という気持ちになります。 余計な会話をする必要はありません。 ちゃんと目を合わせて名前を呼んで挨拶をするだけでも、相手は満たされてこちらが面倒だと思うような言動をしなくなるでしょう。