家や職場などで「居場所がない」と感じる人はいませんか?「居場所」と感じてしまうのって苦しいですよね。今回は「居場所がない」と感じやすい人の特徴や心理を解説していきます。居場所がないと感じたときの対処法や、居場所がないと感じない人になる方法なども合わせて紹介しますので是非参考にしてください。
自分だけ会話に入れなかったり、職場でも自分だけ何の戦力になっていないと感じたりすると何だか「居心地が悪いな」と思いますよね。 職場や友人といるとき家族と過ごしている時など様々な場面で「居場所がない」と感じたことがある人は多いのではないでしょうか。 今回は、「居場所がない」と感じてしまう人の心理や、「居場所がない」と感じやすい人の特徴などを詳しく解説していきます。 「居場所がない」と感じて苦しい思いをしている方の参考になれば幸いです。
職場でみんなが会話をして盛り上がっているときに、自分だけ会話に入れていないと疎外感を感じますよね。 業務に関係することであれば、自分には関係ないこともあるでしょう。 しかし、雑談など社員同士のコミュニケーションをとるための会話に入れていない感覚ってやっぱり寂しいものです。 自分だけ浮いている感じがしてしまいますし、自分だけ話しをふってもらえない感じも何となく他の社員との距離を感じ良い心地が悪く感じます。
飲み会など本来楽しいはずの場面でポツンと一人になってしまった経験がある人は意外と多いのではないでしょうか。 職場の飲み会などでも、なんだかんだ普段から仲の良い人同士が固まって座っていたりするといつの間にか会話に入れなくなっていて飲み物や食べ物を口に運ぶことしかできない...。 みんなが楽しそうにお酒を飲んで楽しんでいるからこそ、余計に「居場所がないな」と感じてしまう瞬間です。 この「ぼっち感」が苦手で飲み会が苦手という人も多いでしょう。
TwitterやInstagramといったSNSでいつでも友人の最近の状況を知ることができるようになった現代では、便利な反面、だからこそ孤独を感じるときもありますよね。 例えば、友人が友人同士で集まって楽しそうにしている写真を投稿していたとします。 写っている人達が自分の共通の友人だったりすると「どうして自分だけ誘われなかったのだろう...」なんて感じてしまう人も多いです。 悪意があって声をかけなかったわけではないと思いますが、何となく「声をかけてもらえなかった」「自分は声をかけようと思ってもらえなかった」と感じ、「居場所がない」と思ってしまいます。
仕事などでミスをして困っているときに、誰からもフォローしてもらえないと「自分が迷惑をかけている」という気持ちから、その場にいてはいけないような空気感を感じてしまいます。 フォローしてもらえないと、「呆れられてるんだ」「いらないと思われているに違いない」と思ってしまいますし、「誰にも頼れない」という孤独感を抱きますよね。 そして、「自分はここにいてはいけない」「居場所がない」と感じてしまうのです。 ミスをしてへっちゃらな人はいないと思いますが、居場所がないと感じてしまうと本当にしんどいですよね。
仕事や専門的な分野を学んでいる学校など、周りの人との能力と自分の能力の差を感じて居心地の悪さを感じたことがあるのではないでしょうか。 「こんなにすごい人と一緒にいるなんて可笑しいよね」と自分自身で思ってしまったり、「こんなレベルの低い自分のことを皆は心で笑っているに違いない」なんてネガティブな妄想まではじめてしまったりして...。 大抵考えすぎなだけなのですが、やっぱり周りの人との能力の差を感じると「自分の居場所はここではない」「自分の居場所がない」と感じてしまうことって誰にでもあると思います。
一番心を許せるはずの家族とうまくいっていない時って「居場所がない」って思う瞬間ですよね。 筆者も離婚をすることになって実家に出戻った時、家族とうまくいかず「出ていってほしい」と言われたとき、実家を出たら本当に行く場所がありませんし心の底から「居場所がなーーーーい」と思いましたね(重い話をしてすみません) どうしても折り合いがつかず、家にいても「居場所がない」と感じるからこを家を出て一人暮らしを始めたなんて人も多いのではないでしょうか。
結婚している人あるあるだと思いますが、結婚相手の実家や親戚の集まりって「居場所がない」と感じる瞬間です。 結婚をするということは、結婚相手の家族の一員になるということです。 「家族になった」とは言っても血が繋がっていないわけですし、気を使うので大変に疲れます。 「この人達は自分以外みんな血が繋がっているんだ」と思うと、自分だけ部外者のように感じてしまいますし、親戚の集まりなんかは特にほとんどがほぼ面識のない人たちだったりするので「居場所がないな」と思ってしまうものです。
居場所がないと感じる人は、大抵自分に自信がありません。 自己肯定感が低いからこそ、「この場に自分はいらない存在なんだ」と思い込んでしまう傾向があると言えるでしょう。 自分に自信がある人は、表には出さなくても「自分がいないとこの職場はまわらないから」と思っていたりします。 反対に、自信のない人の場合「自分なんかがいなくても誰も困らない」と思っているのです。 むしろ「自分がいなくなった所で誰も気が付かないだろうな〜」なんてことを思っています。 なのである日突然ふっと姿を消して迷惑をかけるなんてことをしてしまいがちです。
「居場所がない」と感じてしまう人は、人とコミュニケーションをとることに苦手意識をもっている人が多いです。 やっぱり人とコミュニケーションをとっているときって、人と人の繋がりを感じることができますよね。 しかし、コミュニケーションをとることが苦手な人は、会話が上手くできなかったりするので疎外感を感じてしまうのです。 また、コミュニケーションが上手くとれないからこそ周りの人も何となく「話しかけないほうが良いのかな?」なんて思ってしまって余計に距離があいてしまうんですよね。 会話だけではなく「人に物を頼めない」といったことも「居場所がない」と感じやすくなってしまいます。
自分の本音で何でも話せる場所って、とっても大切ですよね。 いつでも素の自分でいれる「自分の居場所だ」と感じる人が多いでしょう。 「居場所がない」と感じやすい人は、「人に本心を見せるのが怖い」という気持ちがあって本心で人と会話をすることができないことも多いです。 いつも人に合わせてうなずいているだけで、自分の意見は何一つ言えなかったりするんですよね。 いつも我慢や妥協の連続で何となく「本当の自分ではない」という違和感があります。 だからこそ居心地の悪さを感じるし「居場所がない」と感じてしまうのでしょう。
自分に自信がないということからもわかるように、「居場所がない」と感じやすい人はとってもネガティブで消極的です。 例えば職場での雑談に入れなかった時、進んで会話に混ざることができないのは消極的で受け身だからですよね。 そして、自ら雑談をするなどコミュニケーションが上手くとれないのは「どうせ誰も自分に興味関心がないのに話してもな....」なんてネガティブに考えすぎてしまうからです。 話せば聞いてもらえるし、むしろ会話にだって入ってきてよ!と周りは思っているでしょう。 それでもネガティブで消極的だからこそ「はあ、浮いている...」なんて思い込むのです。
「自分は必要とされていない」と勝手に思い込んでネガティブな心理に支配されている人も「居場所がない」と感じやすいです。 そんなことないんです....。 よほどミスばかりを繰り返している上に何の成長も感じない...なんて人は本当に必要されていないかもしれません。 しかし、努力をしている人を「いらない社員」なんて思うでしょうか。 これも自分の自信のなさからくるものかもしれませんが、勝手に「自分は必要とされていない」と思い込んでしまっているパターンって非常に多いです。
幼少期などに「仲間はずれにされた」といった経験がある人は、そのときの経験がトラウマとなってしまって何かと「居場所がない」と感じやすくなります。 特にいじめられた経験があったりすると、人の顔色を伺って生活するようになってしまったり、人の気持ちの変化に敏感になりすぎてしまうことがよくあります。 「嫌われたくない」といった心理でいっぱいの人の多いですから、何かあると「嫌われたのでは」なんて思い込んで「自分の居場所がなくなる」「居場所がなくなった」という恐怖心でいっぱいになってしまうのです。
「居場所がない」と感じやすい人って、大抵受け身です。 コミュニケーションをとるのが苦手な人だと、特に自分から話しかけたり遊びに誘ったりするということはほとんどないのではないでしょうか。 周りの人もそんなあなたを見ていて何となく「話しかけにくいな」と思っていたり「あまり人と関わりたくない人なのかも」と誤解をしているという可能性もあります。 案外自分から話しかけてみることを心がけるだけで現状を打破できることってあります! 「今日天気良いね」「寒いですね」でも何でも良いので声をかけてみましょう。 誰かと少しでもコミュニケーションがとれれば、「居場所がない」と感じる寂しい気持ちがなくなるはずですよ。
例えば職場などで「居場所がない」と感じる瞬間って、気持ちが落ち込みますよね。 しかし、暗い気持ちでいても時間はすぎていきます。 とにかく目の前にある自分のすべきことに集中しましょう。 集中していると時間もあっという間に過ぎていきますし、すべきことをこなしていくことで心も満たされます。 また、仕事で成果が出せれば評価にも繋がりますからね。 馴れ合いをしていても仕方のない場面ってありますし、暗い気持ちでいるよりも目の前のするべきことに集中して時間を過ごすほうがよっぽど有意義です。
「誰も助けてくれない」と思ってしまう人もいるかもしれませんが、本当にそうでしょうか? 声をかけてもらえるのを待っていませんか? 職場の人でも何でも困ったときは自分からヘルプを出してみましょう。 全員が全員めんどくさいな...といった態度をとるでしょうか? 必ず助けてくれる心優しい人はいるはず! そして、「頼ってくれて嬉しいな」と思う人だっています。 そして自分も周りに目を向けて困っていそうな人がいたら自分から声をかけるのです。 助け、助けられることで「居場所がない」という感覚はなくなるのではないでしょうか。
「自分の居場所は別にある」と割り切ることも大切です。 特に会社などの組織においては、協調性は必要ですが必要以上に群れている必要はありません。 お友達を作りに職場に来ているのではなく、お仕事をしに行っているわけですから。 それこそ上述したように、目の前にある自分のすべきことを精一杯していれば良いのです。 雑談に入れなくても、飲み会で浮いてしまっても、気にすることは何もありません。 友人の側でも、家族の側でも「本当の居場所は別にある」と思えればどうってことないでしょう。
「居場所がない」と感じる人って、上述しているようにとってもネガティブなんです。 実際は、そんなこと全くないってことはよくあります。 「誰も自分には興味がない」と思っているのも勘違いで、あなたの話しを聞きたいと思っていたり「もっと知りたい」と思っている人だっているかもしれません。 ただ、「居場所がない」と勘違いしてしまっているからこそ「話しかけないで」というオーラを出してしまっていたりして周りの人も何となく壁を感じているのです。 「思い込み」って非常に勿体ないですよね。 自意識過剰になる必要はないのですが、ネガティブすぎる自分に気がつきましょう。
どうしても「居場所がない」と感じるなら、環境を変えてみるのも手です。 「居場所」って誰かが提供してくれるものではないですからね..。 居心地の悪さを本当に感じてどうしようもないのなら、単に周りの人との相性が悪いということも考えられます。 なので、転職をしたり引っ越しをしたりしてガラリと環境を変えてみるというのも、対処法としてありでしょう。 これは決して「逃げ」ではありません。 自分の人生をより良くする為の選択だと思ってよく考えてみてくださいね。
とにかくどんな場所でも挨拶は自分から必ずするようにしましょう! 挨拶は人とコミュニケーションをとる上でとっても重要なことです。 挨拶をしない人と仲を深めたいとは思わないですよね。 結局それが人との間に距離を作ってしまう原因になります。 コミュニケーションを円滑にとるためにも、挨拶は元気に自分からすることを心がけてください。 気持ちよく挨拶をかわす人たちが多ければ多いほど、それだけで孤独感に襲われたり「居場所がない」と感じることがなくなるはずです。
誰にだって、「自分のここがダメだな」と思う部分ってあると思います。 自分の悪いところに気がついていることは、とっても素晴らしいことです。 しかし、そのダメな部分を自分自身が認められていないと「だから自分は誰にも必要とされない」と思い込んでしまう原因になります。 誰にだってダメな部分は必ずあるでしょう。 なので、改善しようと心がけることは必要ですが否定はしないように自分を受け入れることも必要です。 自分自身を受け入れられるようになれば「居場所がない」と思うことも少なくなるでしょう。
「居場所がない」と思ってしまう人は、自分に自信がないと上述しました。 「居場所がない」と感じない人間になるには、自己肯定感を上げることが重要です。 とはいっても、「自己肯定感をあげる」ってそう簡単なことではありません。 「自分はなんて素晴らしい人間なんだ」と思いながら生きてる人はなかなかいないでしょう。 人が最も自己肯定感を上げられるのって「趣味など好きなことに時間を費やしている時」だと言われてます。 なので、嫌なことはさっぱり忘れて自分の趣味や好きなことに費やす時間を増やしてみましょう。 ストレス発散にもなりますし、気持ちが前向きなるのでちょっとやそっとのことで「居場所がない」なんてネガティブな感情に支配されなくなります。
それから、居場所がないと感じない人間になるためには「周りの目を気にしない」ということも大切です。 例えば、職場でも飲み会でも「ポツン」と一人でいる自分を「恥ずかしい」と思ったり「惨めだ」と思ってしまう人って多いと思います。これって、「周りから見て自分がどう見られているのか」を気にしてしまっているからこそ感じる感情なんですよね。 だからこそ居心地の悪さを感じるし「居場所がない」なんて思ってしまうのです。 その時会話に入れなくてもなんでも、周りの目を気にすることをやめて「楽しもう」という気持ちを大切にしてみましょう。 会話に入れないのなら、「うんうん」と聞き役に徹して話しをじっくり聞くのもよいですし、飲み会であらば食事を楽しむのも良いです。 そうすれば孤独感を感じたり「居場所がない」なんて思わなくなるでしょう。
「自分の居場所は他にあると割り切る」ということを上述しましたが、必ずしも誰かの側である必要はありません。 一人の時間を充実させて、群れることなく楽しい人生を送っている人だってます。 「居場所がない」と感じている人って「寂しい」という気持ちが強いんですよね。 誰と楽しく会話をすることで安心したり、寂しさを紛らわしたいという気持ちが強いのかもしれません。 なので、一人の時間を充実させてみましょう! 今の時代、お一人様でカラオケ、焼き肉、ディズニーなど何をしてもおかしくありません。 自宅を素敵空間にして、美味しいお酒を飲みながら映画...とかも素敵ですよね。 一人の時間が充実してると、群れる必要がないので「居場所がない」なんて思わなくなります。
「居場所がない」なんて思う必要がないように、自分から自分の居場所を探しましょう! 自分からは何も動かない、変わろうともしないのに「自分の居場所はどこにあるのだろう」なんて思っていたら、一生「居場所がない」と思い続ける人間のままです。 興味のあるコミュニティに自ら参加してみる、習い事をしてみるなど、自分から積極的に動いて自分の居場所を見つけてみてはどうでしょうか。 居場所がなくても、自ら行動していく力が身につけば自然と「居場所がない」と思わない人間になってるはずです。
本書を読むことで、人間関係の不安が消え、まわりの評価・対応にいちいち動じない自分に変わり始めるでしょう。「居場所」は、自分で簡単につくれます。
コミュニティ運営のスペシャリストが教える! 内気でも、すごいスキルがなくてもできる! いちばん幸せな働き方改革
「居場所がない」と感じる瞬間ってとっても辛いですよね。 しかし、本当に居場所がないのか今一度振り返ってみてほしいです。 「居場所がない」と感じてしまっている人って、大抵ネガティブなんですよね。 後ろ向きな気持ちで過ごしているからこそ、周りの人がみんな自分をよく思っていないように感じるかも しれませんが、実は全くそんなことはありません! 他人は思うほどあなたのことを気にしていないのです。 だからこそ、積極的に話しかけるなどして自ら自分の居場所を探してみるべきであると言えるでしょう 。