内向的な性格だと嫌われるなどと考えている人はいませんか?実は逆に成功しやすいとも言われています。では内向的な人にはどんな特徴や強みがあるのでしょうか?今回はそんな内向的な人について詳しく解説します。特徴も性格編や恋愛編などに分けて紹介します。また、強みや弱み、向いている仕事やおすすめの趣味・本まで紹介しますよ!是非参考にしてみてください。
「内向的(ないこうてき)」の意味は「心の働きが自分の内面に向かうこと」いわゆる「自己の内面に感心をもつ性格」のことで、控えめで、実行力に乏しい性格を「内向的」と表現します。 人の性格にのみ使う言葉です。
「内気(うちき)」は、「弱気で、人前にでることが苦手な気質」を言い表した言葉です。 「内向的」には「人前に出るのが苦手」といった意味合いはありません。 また「内気」には「心の働きが自分の内面に向かっている」といった意味合いもありません。 どちらも性格を指す言葉ではありますが、「内向的」は「自分の内面に関心がある性格」を表すのに対して「内気」は「人前で自分を表現するのが苦手な性格」を表します。 内気にはネガティブな要素が入りますが、内向的にはネガティブな側面がないのも大きな違いです。
人見知りの本来の意味は、「子供が知らない人を見て、恥ずかしがったり嫌がったりすること」です。 また最近では子供だけではなく「初対面の人に対して苦手意識がある」「人前が苦手」「コミュニケーションをとることが苦手」といった人のことを「人見知りな性格」と言い表します。 そのため内気同様に人見知りも人の性格を表す言葉ではありますが、「内向的」は「自分の内面に関心がある性格」を表すのに対して「人見知り(シャイ)」は「初対面の人や人前、コミュニケーションが苦手な性格」を表します。 また、シャイな人は「恥ずかしがり屋」という意味もあり、「周りの評価を気にして恐れてる」とされています。しかし、内向的な人は恥ずかしがり屋であったり周りの評価を気にしているのではなく、外向的な人のように多くの刺激を求めるわけではないが自分の中の静かな世界でやる気に満ち溢れて能力を最大限に活かすことができると表されています。
「根暗」の意味は「根っから暗い性格」という意味で性格を言い表すのに使用される言葉です。 元々は、「明るくみえて実は暗い」という意味で使用されていましたが、広まっていく過程で、「元々暗い」という意味で使用されるようになったと言われています。 例文
「引っ込み思案(ひっこみじあん)」の意味は、「内気で、積極的に行動できない」です。 例文
「陰キャ」は「いんきゃ」と読み、「陰キャラクター」を省略した言葉です。 「陰」とは、「陰気」という意味で使用されていて、「雰囲気や性格が暗い」という意味の言葉として使用されています。 例文
「内向的」の対義語は「外向的」です。「内」と「外」という漢字からも分かるように、「外向的」の意味は「外部に対して能動的に働きかけること」「他者に対して積極的であること」を表します。 外向的も内向的と同じで人の性格に使われる言葉です。
「内向的」は英語で「introverted」といいます。 「外交的」は「extraverted」です。
Mark was very introverted when he was young.
マークは若い頃は内向的だった。
内向的な人は自分から他人に話しかけたりすることがほとんどありません。 心をひらいている相手であれば話しかけることもありますが、職場やサークルなど人が多くなればなるほど自発的に関わることが減ってきます。 毎日会っていてもなかなか慣れることはなく、相手から話しかけられるまで発言はしません。 話したくても話しかけられない人も中にはいますが、内向的な人のほとんどは「話しかけたいとも思わない人」がほとんどです。特に雑談が苦手です。 内向的な人は探究心が強いので、仕事の重要なことの話し合いや新しいプロジェクトを立ち上げるための話し合いになるとたくさん話し出すこともあります。要するに自分の中で興味があるかないかという部分がとても大きく、興味のあることもしくはやり遂げなければならないことに関しては積極的になります。
内向的な人は話しながら意見をまとめることが出来ません。 自分にはどういった意見があり、それを相手に伝えるにはどういった言葉を選び、誰も嫌な思いをしないようにするにはどうしたらいいか…と入念に考えます。 そのため話を振られてもすぐに話し出すことは出来ません。自分の中で噛み砕いてしっかりと考え、どのようにしたら自分の考えや答えがちゃんと伝わるのかが分かるまでは話したくありません。
内向的な人はその場ですぐに反応をしたり表情に出すことが苦手です。 そのためみんなといる時は「感じ悪い」「何考えているのか分からない」と思われてしまいがちです。 心の中ではしっかり色んなことを感じたり受け取ったりしているのですが、瞬時に表現することが得意ではありません。なので無表情で無反応なのは何も感じていないわけでも不機嫌なわけでもなく、他人に対して自己表現をすることが苦手なのが理由です。 無表情で無反応な人が楽しめているか心配になった時は、2人のときになどこっそり聞いてみるといいでしょう。みんなの前ではうまく伝えることが出来なかったりするので、タイミングを見計らって声をかけてみてましょう。
内向的な人はとにかく周りから注目されたくないので、なるべく存在感を消し目立たないように行動します。内向的な人は敏感な人が多いです。内向的な人は些細な刺激に対しても活発に脳が動いてしまうため、外部からの刺激があると疲れやすくなっています。 また自分の内面に関心があるので、外部から自分自身に注目をされても嬉しくないうえにあまり理解ができません。例えば、自分とちょっと違うなと思う人がいます。外向的な人は「この人違う」「変なの」などとその人に対して思います。しかし内向的な人は「違うと感じた自分」に意識が向くので「なぜ違うと思ったのか」という部分を追求します。そのため違うなと思った人に対しては良くも悪くも何とも思わないわけです。
内向的な人はたくさんの人がいるところが苦手です。 仕事場などそれぞれが自分のやるべきことに集中しているのであればいいのですが、飲み会などみんなでワイワイと話したりする場には極力行きたくありません。 みんなの会話にいつ入ればいいのか分からずに参加出来ずじまいで、突然話を振られても考えてしまうのでテンポが合いません。飛び交う情報についていくのが必死で、1つのことを考えているうちに話題がどんどん変わっていってしまいます。 気付けば置いてけぼりになってしまい、その場にいるのがとにかく苦痛です。 そのため内向的な人は、大人数が集まるイベントや飲み会には参加しないか、端っこの方で一人でいるもしくは近くの席の仲良い人と少人数で話していることが多いです。
注目されてしまったり周りにいる人数が増えたりすると、ピシャリとシャッターを閉じてしまいます。 とにかく外部からの刺激が多いと疲弊してしまうので自分の殻に閉じこもります。 しかし内向的な人はそれが全く苦痛ではありません。むしろ深い繋がりがないのに多くの人に囲まれている環境の方が苦痛です。自分の殻に閉じこもり、一人で自問自答したり何かを追求することの方が幸せな環境なのです。一緒にいる人もそういったところを邪魔せずに居てくれる人ではないと、長く一緒にいることは出来ません。
大人数が苦手で、心の許した少人数とだけ関わっていたいのが内向的な人の特徴です。 そのため、人間関係は圧倒的に深く狭く。その深さも狭さも人並みではなく、海のように深く猫の額ほど狭いです。要するに数人にだけ心を開き、心を開いた相手にはとことん自分の考えや気持ちを話します。 実際に、自分の気持ちや考えを話させたら内向的な人はピカイチ。常に自分と向き合い自分の内面に関心があるので自分自身のことはとても把握しています。
内向的な人は基本的に雑談は苦手で、意味のない会話をしているのが苦痛です。世間話や身の上話は正直「クソどうでもいい〜」と思うタイプです。 また相手の上っ面な話や自分にとって全く関心のないどうでもいい話を聞くのも時間の無駄だと考えてしまいます。 しかし相手の心の奥深い信念や気持ちを聞いたり、極めている趣味(一般的には知り得ない情報や体験)の話には食いつきます。自分が普段興味を持っている分野と違う話でも、相手の内向的な話にはとても関心があります。だいたいこういう話をし合っているのは「内向的な者同士」が多いですけどね。 内向的な人と話してみたいな、と思ったら何か自分が極めている話や深い話を持ち出してみましょう。興味をもってくれるかもしれません。
そして、自分の興味のあることを話させるとびっくりするくらい饒舌になります。 「え?こんなに話す人だったの?」と周りは驚愕するレベルです。 とにかく自分の関心のあることにはとんでもないエネルギーを注ぐことが出来ます。 そのためなら、徹夜なども全然苦じゃありません。むしろ中途半端な状態で寝てしまうことの方が気持ち悪いので、納得するまでは終わりにすることが出来ません。そうして得た知識や注ぐ熱情を人に伝えることになると何時間でも語ることが出来ます。 しかし、自分の興味のないことになると何も話せなくなります。やっぱり自分が良いと思ったものを伝えたいので、良いと思えるまでやそれなりの知識がない状態では人に説明をすることが難しくなってきます。
内向的な人はとにかく慎重派!そのため、すぐに人を好きになることはありません。 相手と一緒にいて苦痛ではないか、自分は相手のことを大切にできるかどうか、などひとつひとつ考えます。そして自分の中で大丈夫だという安心が生まれるまで好きになりません。 そのため「なんとなく好き」「可愛いから好き」「優しいから好き」などといった好きになり方はしません。「人生を共にしてもいいかどうか」ぐらいまで考えます。もし人生を預けられないような相手であれば好きになることが出来ません。
内向的な人は、他人と関わる時に慎重になるだけでなく遠慮をしてしまったりグイグイと自分の意見を伝えることが苦手です。 特に自分の内面には常に関心がありよく考えているので、それを否定されたり拒絶されるのも人並み以上に傷付きます。外部に対して関心は薄いですが、自分自身のことを否定されたくないという気持ちもあります。そのため振られるかもしれない場合はなかなか想いを伝えられません。 しかし、恋人同士になったり相手も自分が好きであるという自信がつくと想いをストレートに伝えてきます。別人かのようなストレートな愛情表現には言われてるほうが照れくさくなってしまうほど。でもそれは心を開いている証拠なので、全て受け止めてあげましょう。
内向的な人は何か自分が悩みを抱えたり問題に直面した時に、誰かに相談したり悩みの種となる相手と話し合いを使用という考え方には至りません。 そのため、何か嫌だと思うことがあってもなかなか相手に伝えることがありません。 相手に嫌われたくない、とか、話してもしょうがない、というよりも自分の中で色々と考えて解決するのが当たり前になっています。そのため「なんで言ってくれなかったの?」「信用してないの?」などと言うのは禁物です。内向的な人と関係を長く続けたいのであればそこを理解して、「いろいろ考えてたんだね」と考えてくれたことに感謝をしましょう。
内向的な人は束縛や干渉をすることはありません。 そもそも他人に強い関心を示しません。それは愛情がないとかそういうことではなく、自分が外部からの関心=刺激があると疲弊してしまうからです。自分が関心を持たれることが得意ではないため、相手にも関心を示さないようにします。 興味がないといえば嘘ですが、自分がいないところでの相手は自由でいいと考えています。もちろん裏切られるようなことをされるのは嫌ですが、友人と遊ぶなり自分の趣味を楽しむなり、そういったことはそれぞれ各自楽しみましょうという感覚です。
内向的な人と恋愛するうえでめちゃくちゃ良いポイントが、浮気をしないことです。まず付き合うまでに相当なことを考えて相手を好きになることに対しても慎重になるので、一度誰かを好きになったら他の人に対して考えることもしません。そのため、浮気をすることがほとんどありません。(色々な欲求を抑えられないことはあるかもしれませんが) 好きな人がいたり彼女がいる時に、他の人を好きになることがありません。例え片想いだったとしても、なかなか他の人に気持ちをシフトチェンジができません。もちろん好きな相手にも興味はありますが、誰かのことを好きな自分にも強い関心があるので、外向的な人よりも恋愛がうまくいくかどうかを考えることが少なくなっています。 人との関係性よりも、人に対してどういった気持ちを持っているかの方が大事になってきます。
内向的な人は干渉や束縛をせず、何かと自問自答することが多いのでLINEなどは基本的に短文です。 また自分のことは向き合って話さないとちゃんと伝わらないと思っている人が多く、また相手がどのように感じるかをあまり考えないので分かりません。そのため直接反応を見たいとも考えます。 なので、自分の話したいことや2人にとって大事な話をLINEや電話で済ませることはしません。 しかし、雑談とかは苦手でありしょっちゅう誰かと連絡を取り合うことにもあまり意味を見出だせないので、LINEでだらだらと話をしたりすることが苦手です。 内向的な人のLINEは、必要なことや用件などを端的に済ませることが多いです。
内向的な人は、LINEも短文であり連絡頻度も基本はそんなに高くありません。 1〜2日連絡が返ってこなくても当たり前と思うようにしましょう。どうしても1日1回は連絡が欲しい場合はLINEなどで伝えるのではなく会える時に伝えるといいでしょう。ただし、本当に必要かどうかを考えた結果必要がないと判断されてしまうと、その願いは通らないかもしれません。それが内向的な人の特徴です。 しかし、何か知りたいことがあったり自分の興味の話になると会話するかのように連絡が返ってきたり長文で届いたりします。それが何日も続くこともあります。しかしある程度自分の中で理解が出来たり納得がいくと、パタリと連絡が来なくなったりします。深い意味はないので不安にならないようにしてくださいね。 ただ、内向的な人にだけ合わせるのは外向的な人も疲れてしまいます。「1日1通くらい連絡くれればいいのに」ぐらいは恋人であれば言ってみても大丈夫です。
内向的な人は、心を開き合っていない相手とのコミュニケーションが極端に苦手です。 もちろん内向的な人の中には外向的な人な自分を演じることができる人もいるので、目を合わせてくれる人もいるかもしれませんが、基本的にはあまり目を合わせられません。 下を向いていたり横を向いていたり、何かをじーっと見ていたり考え事をしていたりします。 つまらないわけではありません。特に好きな人相手だとコミュニケーションで失敗をしたくないので、不安や焦りが募りうまく話せなかったり目を逸したりしてしまいます。 相手が話せるようになるまでゆっくり待ってみたり、まずは自分の話をしてみてください。相手に興味があれば内向的な人は真剣に話を聞いてくれます。
内向的な人は、信頼できて本気で好きになれる相手が見つからない限り恋愛をすることがありません。そのためなんとくなく寂しくて付き合うとか相手に告白されたから付き合うとか、そういった恋愛をしません。 そもそも、恋愛に対する価値観が外向的な人とは異なります。楽しむものというよりも、生涯のパートナーを見つけるという感覚で「結婚できるほどの人」でないと恋愛関係には至らないことが多いです。結婚出来ないような相手にはそこまで関心を持つことも出来ませんし、自分の心を開くこともできません。 信頼できて心を開ける相手以外と深い関係を結ぶことは、内向的の人にとってはストレスになってしまいます。そのため、恋愛経験が少なくなっています。
上述したように、内向的の人は結婚できる相手としか付き合いません。そのため付き合う=結婚を前提に付き合っているということになります。内向的な人は自分の考えや気持ちを常日頃から相手に伝えるわけではないので内向的な人と付き合っている人は不安になるかもしれませんが、付き合っている以上将来も見据えていると考えていいでしょう。 また、内向的な人は自分自身の内面に強い関心がありますが、大切な人のことはとても大事にします。浮気などをすることはほとんどありませんし、相手を心から信頼しているので裏切るようなこともありません。よっぽどのことがない限り別れを切り出すこともありません。 そのため、内向的な人と軽い気持ちで付き合うのは難しいでしょう。
内向的な人ほど成功しやすいとも言われています。 それにはどんな理由があるのでしょうか? 内向的な人の強みを紹介します。
内向的な人はとにかく集中力がすごい!自分のことや任されたことは徹底的にやり尽くします。そのため、他のことには目もくれずに打ち込むことが出来ます。 内向的な人はエネルギーが自分自身の内面に向いています。完璧主義というよりも探究心が強く、自分の中でちゃんと理解して全てを表現しないと気が済みません。外向的な人は難しいことや複雑なことに直面すると気が散ってしまったりすぐに疲弊してしまいますが、内向的な人は難しいことや複雑なことであればあるほど集中力を発揮します。 内向的な人は一人の時間の方がより集中できリラックスできるため、高い集中力を持つことが出来ます。外向的な人は集団でやる方が安心することが出来、また比較対象があればあるほど頑張ったりすることが出来ます。
内向的な人は自分の中で深く考えたりすることがとても好きです。外に出すことが少ないだけで、実はたくさんのアイディアを持っていたりします。一つのことに対してアレコレ考えて追求することができるので発想力がどんどん養われていきます。 自分自身の内面に対する関心が強い分、外部に対して固定観念を持っていないことが多いです。そもそも関心が薄いので「周りはこうだ」「○○はこうかもしれない」などと考えることがありません。そのため、固定観念や偏見に囚われない発想をすることが出来ます。他の人にはない物の見方をすることが出来、新しい発見をすることができます。 また、自分の内面に興味が強い分周りと同じであることを好みません。自分のオリジナリティをとても大事にするので、周りとは違う発想をすることができます。
集中力と発想力に加えて、何に対しても分析をする力を持っています。 この3つは大きく繋がっており、物事を分析していくには高い集中力と発想力が必要になります。集中力がなければ分析をすることはほぼほぼ難しいです。分析は短時間で出来ることではありません。複雑な事柄を一つ一つ分解して構成や要素を明らかにしていかなくてはなりません。 そのためには集中して最後まで行う力と、どのように構成されているのか様々な視点から見れる発想力が必要になります。 そして、集中するには飽きないことが必要です。そのためには物事に対して新しい発見を出来る高い発想力と様々な角度から楽しめる分析力が必要です。 さらに、新しいことを発想するには様々なことを分析して一つ一つの要素やそれらからどう構成されているのかという詳しい知識と、発想が生まれるまで考察することの出来る集中力が必要になります。 3つの能力について長い説明になりましたが、この3つを兼ね備えているのが内向的な人です。
内向的な人は、実はとても感受性が豊かです。感受性が豊か過ぎる分、周りからの刺激に敏感になりすぎてしまい疲れてしまうことがあるため、外部に対して関心を持たないようにしているところがあります。 感受性が豊かであるからこそ、発想力も豊かになります。そしてその感受性と発想力を武器に、自分の興味のあることを掘り下げていくことが出来ます。 また自分が感受性が豊かな分、周りの考えや気持ちに対して敏感であり、実は感情移入をしやすかったり人からの言葉で強く傷付いたり喜んだりしてしまうところがあります。自分の内面に強い関心があるということは、周りからの言葉や気持ちも全て自分の内面に突き刺してしまうわけです。そのため、自分自身も周りに対する発言や感情の表現にすごく気を使ってしまいます。
内向的な人は何に対しても自分自身で考えて自己判断をすることができます。 周りからのフォローはなくても、たった一人でどこまでもいけるタイプなので若い頃から自立している人がとても多いです。 私も結構内向的なタイプなのですが、高校生の頃から一人でお店に入ったりすることに抵抗がありませんでした。友達とワイワイすることも好きでしたが、買い物なども自分一人で行き全て自分の意思だけで購入する方が満足度が高かったです。 友達同士で買い物をしている人たちって楽しそうだな、と思うこともありましたが自分のことにおける決定事項で人に相談することもほとんどありません。 頑固で強気な部分も多いですが、周りからの支配や助力を受けずに何事も決定できていたので。そういった意味では自立をしていたんだと思いました。 周りからのフォローが疎ましく思う人は、性格に難があるとかではなく自立心が強く内向的なタイプの可能性がとても高いです。
内向的な人は、他人と話すことが苦手な人が多いのですが、講義やプレゼンが得意な人が実はとても多いです。内向的な人は内気や恥ずかしがり屋とはちょっと違うので、自分がひたすら自分の考えや研究結果を話すだけの立場であれば人前で話すのも難なくこなすことが出来ます。 特に講義やプレゼンをする場合、事前にしっかりと準備をしてきます。また自分の関心のあることを探求したものを発表するので、むしろワクワクしてしまうほどです。何を話すかも決まっていないとろこで大人数と話すのは苦手な人が多いですが、直接会話するわけでもなく何について話をするのかも分からない訳ではないので不安もあまりありません。 また、自分自身の興味のあることに対して周りから関心を持ってもらえるのは嬉しくもあります。 特に、芸人さんには内向的な人がとても多いです。今でこそたくさんテレビに出ている売れっ子芸人さんも芸人になる前は他人とほとんど会話したことがない、引きこもりだったって人が多いですよね。爆笑問題の太田さんも学生時代はクラスの人とほとんど会話したことがないと話していましたし、中川家の礼二さんや千原兄弟のジュニアさんも人とコミュニケーションを取らずに自分の部屋に引きこもっていたのをそれぞれ兄弟に引っ張られて芸人になっています。 普段の他人との会話は苦手な人が多いですが、自分の好きなことや自分の自信が持てることに関して表現することが出来ます。
内向的な人は、実はとても人の気持ちが分かります。 それは、誰より自分自身と向き合っているからです。自分が小さなことでも動かされる感情を見逃さずに、全てにおいて「なぜ感情が動かされるのか」「どうしてこういう風に思ったのか」を考えています。 そのため、他人に対しても「こういうことがあったからこう思っているだろう」などと察することが出来ます。外向的な人の方が他人に興味があるので周りの感情に敏感な気もしますが、自分の内面と向き合うことが少ないので割と人の心の奥底の感情には気付きにくかったりします。相手の建前の言葉をそのまま鵜呑みにしてしまう人が多いです。 内向的な人は様々な状況や環境における自分自身の内面を知っているので、他人に対しても直感的に「あ、こう思っているだろうな」と考えることが出来ます。どんどん大人になり、外向的な人のことも理解できるように成長した内向的人が上司になると、部下の相談になることやフォローをすることがとても上手です。 めちゃくちゃ優しくてフォローしてくれるけど、私生活よくわからないな…っていう人周りにいませんか?その人はきっと内向的な人です。周りに強い関心がない分、程よい距離感で関わっています。深く仲良くなりたいと思う人からすると寂しいかもしれませんが、職場の人位の関係で関わる人からするととても居心地が良かったりします。
「石橋を叩いて渡る」のが、内向的な人。たまに自分の好きなことになると突っ走ることもありますが、実はめちゃくちゃ慎重派です。 内向的な人って、安心や安全を求める傾向にあります。そのためじっくりと観察して慎重に物事を進めていきます。上述したように、人間関係においてもめちゃくちゃ慎重です。恋愛ではむしろ慎重すぎるくらいなところがありますが、これは結果的に安心で安全なものを手に入れられる近道であったりします。 慎重に行わないということはとてもリスキーなことです。後々になって、思ってたのと違ったり準備不足でツケが回ってきたりすることもあります。
内向的な人は、とても冷静沈着です。 とにかくリスクがないように、無駄のないように考えることができます。 自分の内面に常に意識が向いているので、他人への思い入れがない分誰に対しても冷静な対応と判断をすることがあります。 そのため、実は内向的な人の方がリーダーに向いているとも言われています。 外向的な人はグループを引っ張ることや仕切ることに意識が向いてしまうため、周りが威圧的に感じてしまうことがあります。 しかし内向的な人は他人にそこまで干渉しないのでグループのルールややり方などを強制することがありません。やるべき仕事に集中をし、どのように行えばスムーズに行くかを考えることが出来るので、冷静に部下や後輩の意見などを聞くことが出来ます。 また、周りからの評価や世間体を気にせず自分のグループのことを一番に考えられます。内向的な人は自分の内側に関心があるということは、ただ自分の心にだけ関心があるのではなく、自分が所属するところの内側にも関心が強いということです。 なのでグループリーダーなどを任されると、グループのメンバーに対して情を持ち周りからどう思われるかよりもグループのメンバーがどんな気持ちで仕事をしているのかを冷静に考えることができます。
プライベートのこと、またリアルタイムで考えていることや感情が表に出にくいので、周りから理解されにくいところがあります。 たまに社交性を身につけてしまった内向的な人は、相手からとても仲良しな存在として「親友」や「特別な人」として位置づけられてしまうことがあります。しかし、実は内向的なタイプなので自分の悩みなどを話すことがほとんどありません。そのため相手からすると「何も話してくれない」「何を考えているのかわからない」と言われてしまいます。 人って、仲良くなるとなんでも心の奥底まで知り合おうとしますよね。むしろ心の奥底の感情を話し合えるからこそ仲良し的なところがあります。 それに対して内向的な人は、本当に信頼できるようになってから始めて自分の感情を相手に伝えることが出来ます。それは、家族レベルの信頼関係です。そのため他の人よりちょっと仲良しぐらいの友達にはなかなか話すことが出来ません。 私の実体験でもこれで人とギクシャクすることが多く「何を考えてるか分からない」「わたしのこと本当に親友と思ってる?」などと聞かれることがあります。内向的な私の答えは「親友って何?」でした。奥底の感情を話し合わないといけない、という縛りがしんどくなってきて「親友制度」たるものを自分の中で廃止しました。友人のことはとても好きですし、みんなの幸せを心底願っているのは本心ですが、自分自身の悩みや感情を全て話したいとは思いません。信頼関係云々というより、周りに話したところでどうにもならないというのが大きいです。
内向的な人はノリが悪いと思われがちです。グループ交際などはとにかく苦手です。(私はそういうのも大丈夫なタイプなので、内向的な人全員がノリが悪いわけではありませんが) 大人数での飲み会や、スポーツ大会、バーベキューなどが苦手な内向的な人が多いです。断れるものなら断りますし、万が一全員参加でもいるだけで参加していないような雰囲気の人もいます。 そのため、周りから見たら「ノリ悪い」「感じ悪い」「つまらなさそう」と思われてしまいます。実際に、つまらないと感じている人も多いです。それはその場でポンポン進む会話についていけなかったり、仲良くもない人たちと肩を組んだりワイワイすることに意味が見出だせないからです。 そういうことをして楽しい人同士がやれば良くて、もっと自分の興味のあることや価値のあることに時間を費やしたいなと思ってしまいます。
感受性が豊かな分、繊細すぎることがあります。 誰かのたった一言が引っかかってずっと考えてしまったり、嫌なことがあるとなかなか忘れられなかったりします。またそれについても深く考え始めてしまうので、自分で自分の傷をえぐってしまいがちです。 他の人では気にならないようなことも気になってしまったり、ちょっとした冗談が通じなくなってしまうことがあります。人知れず落ち込んでいることも多いです。 さらに、自分の大切な人のことに関しても心が強く動くので、信頼している人に嫌なことがあったりすると同じように落ち込んだり傷付いてしまいます。それがそんなに仲良くない人であれば「どうでもいい」くらいドライなのですが(それはそれで短所)、心を開いている友人や恋人のことになると自分のことのようにショックを受けます。 また心を開いた相手と喧嘩をして仲違いになったりすると、強く信頼していた分落ち込みようも半端ありません。
悩み相談が不得意なので、一人で抱え込むことが多いです。 自己解決した後に他人に話すと、だいたいが「話してくれれば良かったのに」と言われていると思います。他人からしたらすぐに答えが出るようなこともあります。 しかし、内向的な人はただ素早い解決を求めているわけではなかったりします。解決するまでの自分の考えや感情の変化など過程の方が大事なことがあります。 問題解決をすることももちろん大事なんですが、起きた問題に対して自分がどういう風に考え、どういった感情を持ったのか、それによってどこにどんな変化が起きるのかという部分に強く関心がありその部分を大事にします。
とにかく一人で抱え込みぐるぐると悩み続けてしまうクセがあるので、それによって自己嫌悪に陥りやすくなっています。 自己嫌悪って一度陥るとなかなか戻って来れなくなりますよね。 特に内向的な人は自分一人で抱え込み、自己解決しようとしてしまうのでなかなか打開策に出会えなくなってしまいます。 内向的な人は心を開ける相手以外とは極力関わらないようにしてしまいます。そのため、自分のストレスになるポイントに気付きにくくなっていることがあります。 それによって内向的な人は小さな不安や悩みを自分の中で大きくしていってしまう傾向があります。 とにかく何でも自分の中で考え込むクセがあるので、行動する前から色々なことを考えて頭でっかちになってしまい自己嫌悪に陥ってしまいます。
内向的な人は自分の内面に強い関心がある分、とても頑固です。 自分の価値観を周りに押し付けることはしませんが、自分の考えや価値観を他人からの意見などによって変えることはほとんどありません。 仕事など、割り切らなければならないことに関しては頑固さを抑制することは出来ますが、プライベートや自分の趣味、人間関係においては頑固なことが多いです。折り合いをつけて、相手の気持も考慮して、程よいところでやっていこうとはなりません。 「あなたはあなた、私は私、理解できないのであれば、それまで」といった考え方が強いです。どちらかが折れたり、落としどころを見つけるのは、どちらかもしくは両方が我慢をしなければならいので、そこまでして他人と分かち合う必要はあるのか?と考えてしまいます。
とにかくめんどくさいと思った人付き合いを避け続ける傾向にあります。 しかし、社会人になってくるとなかなか避け続けることが難しくなってきます。どこかで向き合わなきゃいけなかったり、協調性を持って行動しなければならないことって出てきます。もちろんそんなことに縛られずに自由に生きていくのもアリなんですが、企業に就職したりするとそういうわけにも行きません。 避け続けた結果、周りから「冷たい人」とか「空気が読めない」などと言われてしまいます。それによって職場で居心地が悪くなってしまうこともあります。 いくら内向的で自分の内面に強い関心があるからといって、職場の空気感などを一切感じないわけではありません。毎日通う職場で居心地が悪いのはやっぱり誰でもしんどいですよね。
個人でやる仕事や1対1で行うようなことであれば問題ないのですが、ノルマのある仕事や競合の多い企業ではなかなか本領発揮出来ません。 仕事なので、本当と戦闘ではありませんがノルマの達成率や売上など数字での争いに勝ち抜く強さが少ないです。というのもそういった競争社会でストレスをすぐに感じてしまうからです。 またノルマを達成するような仕事って営業だったり多くの他者と関わりますよね。要するに、外向的な人が得意分野とすることなんです。 内向的な人は自分の興味のない人や心を開いていない人との会話ややり取りが苦手です。そのため色々な人のところに出向いたり話を聞いたりすることが苦痛となります。その結果、ストレスが溜まり思うように仕事が出来なくなっていってしまいます。
ここまで読んでみて内向的な人になりたいなと思った人もいるのではないでしょうか。 内向的な人が外向性を身につけることはありますが、外向的な人が内向性を身につけることってあまりありませんし、外向性を身につけるよりも難しいかもしれません。 しかし、内向的な人が行っていることを繰り返し行うことで内向性が身についてくることもあるので、いくつか紹介します。
内向的な人になるには、まずとことん自分の気持ちと向き合うことが大切です。 内向的な人はとにかく自分の内面に関心があり、自分の気持ちや考えに向き合っています。 自分の本心ととことん向き合うって意外と難しかったりします。悩みやしんどいことは放棄して楽しい方にいってしまいます。 ですが、ここで悩んだりしんどいと思っている自分に関心を持ち「どうしてしんどいのか」「どこで悩んでいるのか」をとことん考えてみてください。 例えそれが無理難題であっても、なかなか叶えにくい夢に対する悩みでも、失恋のことであってもしっかりと考えましょう。正しい答えやうまくいくかどうかではなく、起きた出来事に対してどれだけ深く考えられるかを楽しみましょう。
自分ととことん向き合えたら、その解決まで自分でやってみましょう。 自分だけで解決すると時間もかかりますしたくさん悩みますが、内向的な人の大きな特徴のひとつが「自己解決」です。 何でも自分で考えて解決するので、それだけの集中力と自分と向き合う気持ちが必要です。その分周りからは「なんで話してくれないの?」などと言われますが、惑わされずに自己解決しましょう。 自己解決をすると、逃げ道がありません。考えたのも判断したのも自分自身になるので、全ての責任を自分自身で負うことになります。しかし、その分内面は成長していきますし、考え方や視野が広がるキッカケにもなります。
とにかく自分の好きなことに時間も体力も何もかも費やしてみましょう。 周りとの約束や他の人が楽しそうにしていることよりも、自分の好きなことを優先して集中してみてください。 内向的な人は孤独を楽しむことが出来ます。孤独を楽しむには、自分自身が「楽しい」や「好き」と思う感情を大切にすることが重要です。周りには理解されない趣味であってもとにかく楽しんでみましょう。 その行動って、オンオフの切り替えにもなりますし、ストレス発散にも繋がるのでメンタルの元気に繋がりやすくなります。 ただ本当に生まれ持って内向型の人の自分の好きなことに対する集中力は凄まじいです。追求して理解して全力を注いでいます。コレクターや何かのファンをやっている人の多くは内向的な人が多く、自分が楽しいか楽しくないか、嬉しいか嬉しくないかで判断して好きなことを楽しんでいます。
相手に何か伝える時に、その場のノリや雰囲気に任せて発言しないようにしましょう。感情や場の雰囲気に任せて思いを伝えるのは外向的な人の特徴です。 内向的な人は、まず自分の内面に聞いてしっかりと自分の言葉にしてから相手に伝えます。そうすることで、自分の気持ちや考えをそのまま伝わりやすくなります。 それによって相手がどう感じるとか相手が賛成するかどうかはあまり関係なくて、ちゃんと自分の本心が言葉にできたかどうかが重要であると感じています。 会話の中だと流れで言ってしまうこととか場の空気を読んでしまうことがあるかと思うで、まずはLINEやメールなどすぐにじゃなく後からでも返事の出来るものは、なるべく間を空けて冷静に考えてから文字にして送りましょう。
外向的な人は、他人に目が向いてしまいます。 そのため、「あの人はどう思うかな」「あの人は何を考えているかな」と考えています。 それは周りを気にできるいいところではあります。 しかし内向的な人は、人の目よりも自分の考えを気にして、人の意見などを重視せずに自分の意見を熟考します。 他人を意識しない、というのはとても難しいことです。内向的な人にも、もちろんある程度他人のことを気にする人もいますが、やっぱり自分の考えや意見を重視しています。これは自己中心的とはまた違い、どこに関心を向けるかの話です。自分の意見を押し通したり頑固になるのとはまた違います。
次に内向的な人が外向的になる方法をいくつか紹介します。 無理に外向的になろうとすると、疲弊してしまうことがあります。 ちょっとずつ外向的な部分を身につけていく感覚で実践してみましょう。
内向的な人は、誰かに突然質問をされた時にどう返していいか分からない時があります。 そういった時のために返答パターンをいくつか事前に考えておきましょう。 特に初対面の相手に対してどう関わっていいか分からなかったりします。 ただ初対面の人って最初はだいたい同じような質問をし合ったりしますよね。 「趣味や好きなことは何ですか?」「仕事は何してますか?」「学生時代は何部でしたか?」などなど…よくある質問に対する返答をいくつか考えておくといいでしょう。 「趣味は映画で、最近は○○を観ました」とか、「仕事は○○をしています。今の会社に勤めて○年くらいです」などと、質問に対する答えともう1つ情報を足しておくと相手も話を続けやすくなります。
質問された時の返事だけではなく、自分が相手にする質問も考えておきましょう。 上述したようなありふれた質問も考えておくといいですし、自分の知らない話題や苦手な話題になるのが不安な場合は自分の趣味の界隈の質問をいくつか考えておきましょう。 例えば趣味が映画であれば「最近どんな映画見ました?」「今まで見た映画で良かったものありますか?」など、映画が趣味ではなくても1つくらいは誰でも見たことあると思うので聞いてみてもいいです。 ちょっとコアな趣味を持っているのであれば、「珍しいんですけど○○が好きなんですよね、知ってますか?」と聞いてみちゃいましょう。外向的になるには自分のことを開示していく必要があります。
最初は苦痛でも、誰かとひたすら雑談をしてみましょう。 なかなかうまくいかなければ、他人の雑談に「うんうん」「そうなんだ」と聞いてみてください。そのうちに質問されれば、それに対してすぐに思ったことを口に出してみましょう。雑談なのでそれが100%本心でなかろうとさほど問題はありません。 それに、雑談であればちょっと流れを止めても問題ありません「あーちょっと待って、なんだろ」とか言っても構いません。相手から「そんな考えることじゃないじゃん〜」と言われれば「考えるクセついちゃっててさー」と軽く受け流しましょう。
それから、共通の趣味の人との交流を積極的に持つようにしましょう。 共通の話題があるので、雑談や会話をスムーズにこなすことが出来ます。 また、できればこの場合2〜3人じゃなくてちょっと多めに作ってみてください。 いきなり会うのが不安であれば、最初はSNSやネット上の掲示板などから会話を始めてみましょう。なるべく短いスパンでぽんぽん会話が出来るようになることを目指してください。 SNSや掲示板のやり取りから、LINEなどのやり取りに移行してより早い会話が出来るようになれば、あとは会って話すだけですね。 いきなり完全な外向型になることは出来ません。ですので、少しずつ自分が外向的になりやすい場所から始めてみましょう。
毎日、外向的だったなと思える自分の言動を思い出してみましょう。 例えば、誰かに個人的な質問をしてみた、とか、特に知らない相手(店員さんや他部署の人)に笑顔で挨拶ができた、などなんでもいいです。 とにかく自分が行った言動の中で外向的だと思えることを思い出し、できればノートやメモ帳に書きとめておきましょう。 自分自身の中でどういった言動が外向的であるかを把握すること、そしてそれを繰り返すことで当たり前となり、外向的な性格を身につけることができるようになります。
最近会っていない友人や、連絡を取っていない人に連絡を取ってみましょう。 初対面ではないので強い緊張感は抱かずに話せ、ただ近況を知らないので自分のことを他人に話す練習になります。 古い知人など、過去のことなど共有出来る思い出があると尚いいでしょう。 自分のことを話すのに限界を感じたら、思い出話に花を咲かせれば変な空気になることもなく、最後まで楽しく話をすることが出来ます。
新しい趣味ややってみたいことを探して始めてみましょう。 まずは新しい価値観に出会うことが大切です。また、新しいことを始めると必ず新しい人に出会います。それは直接会うわけでなくても、その界隈で有名な人や得意な人、または先駆者など今まで知りえなかった人を知ることになるでしょう。 また、その趣味をすでに始めている人が周りにいれば、それをキッカケに話したりすることが出来ます。趣味の数が多ければ飲み会などで、誰かしらの趣味にヒットする可能性も高くなります。数撃ちゃ当たるじゃありませんが、自分の引き出しを増やすことで他人と会話するきっかけが増えます。
やっぱり研究者は向いています。とにかく一人で黙々と追求することが出来ます。 研究者は、最後まで追求する気力と一人で黙々と調べることが出来るメンタルがないとなりえません。 誰かの考えや価値観、既にある正解を求めるものではありません。 研究対象はどんなものであったとしても研究するうえで大事なのは、今あるものを熟知して新しい発想が必要となります。 この両方をこなすことができるのは、外向的な人よりも内向的な人になります。
内向的な人は芸術家も向いています。 自分の内側にあるものだけを感覚で表現をすることが出来る職業だからです。ましてや、それらを全て理解されなかったとしても言葉や文字ではなく絵や音楽で表現をすることが出来ます。 また、芸術は1日や2日で完成するものではありません。黙々と仕事に打ち込む必要があります。 そして、仕事上で人と関わることがそんなにありません。何度も打ち合わせをしたり日頃から周りを気遣って仕事をする必要がないのもポイントです。一人っきりで黙々と作業を進められるので、内向的な人にとっては仕事が捗る環境となっています。
内向的な人は小説家も向いています。 小説家は一人で話を想像し、創り上げていきます。そのため、仕事は主に一人っきりで行うことが多いです。もちろん出版社などとのやり取りはありますが、他の仕事と比べて他人と関わることはとても少ないです。 さらに内向的な人は自分の内面と強く向き合うので、感情の機微にもとても敏感です。そのためそれらを文章で表現が出来ると、人々は知り得なかった感情や人の境遇に出会うことが出来ます。また発想力もあるので新しい人物像やストーリーを考えることも得意です。 また最近ではネット上で小説や漫画を投稿するサイトがあったり、SNSで小説や漫画を投稿してそれが誰かの目に留まり仕事になったということもあります。 直接出版社などに紙に書いたものを持ち込まなくても、インターネット上で仕事の依頼を受けられるので内向的な人にもおすすめです。
内向的な人はエンジニアも向いています。 エンジニアとは主に「工学に関する専門的な知識を持った人」のことを指しますが、最近ではコンピューターのシステムの開発などを行う「システムエンジニア」やシステムエンジニアの制作したものをもとにプログラミングを行う「プログラマー」などが活躍しています。 インターネットが盛んな今の時代では、そういったコンピューター関連のエンジニアが必要な人材となっています。さらに、プログラミングなどは独学で身につける方も多く、一人で黙々と調べたり作業をしたりする人に向いている職業です。 また、在宅で仕事をしていたりフリーランスで仕事をしている人も多く、一人でインターネット上で仕事を請負ながら生活しています。
内職も家で黙々と仕事をすることが出来ます。 梱包やシール貼り、器用な人はデコアートや裁縫などもあります。 パソコンがあればデータ入力や書き起こしライターなどもあります。 単価が安いイメージですが、最近ではパソコンでやる仕事だと月収30万円稼げる人もいるようです。 とにかく家で黙々と仕事がしたい!今はまだ自分のやりたいことや特技がわからないけど通勤したくない…という人は内職をぜひ探してみてください。
映画やドラマ鑑賞はよく趣味にしている人が多いです。背景には気軽さがあるからだと思います。 映画やドラマが趣味になると俳優女優さんに詳しくなったり歴史などの知識も増えてくるでしょう。 一昔前はビデオテープやDVDを求めてレンタルショップに出向く必要がありました。この手間が面倒に思った人もいるでしょう。 最近ではNetflixやAmazon Primeなどインターネット上で鑑賞することが可能になりましたね。わざわざ外出する必要がなくなったのでとても便利です。 さらに、内向的な人は信頼した人以外と関わることが外向的な人よりも少ないです。そのため色々な人の価値観や考え方に触れる機会が少なくなっています。しかし、やっぱり信頼していない人と話をしたりするのは苦手だという方は、映画から自分以外の人の考え方や価値観を知ることが出来ます。
ヨガを趣味としてる友人や同僚が多いと思います。 そういう人たちってヨガ教室に通っていることが多いのですが、趣味で始めるのであれば教室に通う必要はありません! ヨガは本当に奥が深いので歴史なども学びたい場合は教室に通うことをおすすめしますが、「はじめの一歩」感覚でのヨガであれば自宅でも気軽にできます。そのため一人で行うことができます。 最近はYou Tubeなどの動画サイトにプロのヨガインストラクターがポージングなどの動画を投稿してくれています。 クオリティーも高いため動画さえ見れる環境であればすぐに始めることができます。 さらに、ヨガは瞑想を一緒に行うことが多いです。内向的な人は外向的な人よりも圧倒的に瞑想を行いやすいですし向いています。 ついでに体調も良くなるので、内向的な人にヨガ(瞑想付き)はとてもおすすめです。
毎日の料理も立派な趣味になります。 ご飯やスイーツなど幅広い料理を作れる人って憧れますよね! 1人暮らしの人や仕事が忙しい人などはデパ地下やスーパーの惣菜を買ったり外食したりしてご飯を済ませることも多いと思います。仕事の後に料理をするのって疲れているので気力がわきません。 ですが、ここで「めんどくさい!」を発動しては一向に楽しみを見つけることが出来ません。まずは週末の1度の食事のみでもいいので自炊を始めてみましょう。食材の鮮度や栄養素などに詳しくなり、食へのありがたみも増すはずです。 特に内向的な人は職場の人と帰りに食事してから帰るとか、飲みに行くとかも少ないので料理を趣味にしてしまうのがめちゃくちゃオススメです!料理が趣味だということは周りに知られれば、健康志向であると伝わり飲み会なども断りやすくなります。
口笛とみて笑った人がほとんどでしょう。しかし口笛も立派な趣味と言えます。 なぜなら口笛大会など公式な大会が日本や世界中で行われているからです。 口笛は口まわりの筋肉を使うので小顔効果もあります!小顔になりたいあなたにはおすすめの趣味です! 口笛は費用が全くかからない点も良いですね。今からでもすぐに始められます! 注意点としては夜中など人に迷惑のかかる場所や時間にやらないことです。 くせになるとつい無意識に口笛を吹いてしまいますがそれはやめましょう。
けん玉は昔の遊びですよね。また笑った人も多いのではないでしょうか。 しかし最近は世界でけん玉ブームが来ています。技を競う大会などもあるくらいです。 けん玉が自宅にある人は少ないと思うのでぜひ100円ショップなどで手に入れることから始めましょう。 アメリカのとあるショップモールではけん玉だけを専門に扱っているお店がありました。 日本ではけんは薄茶色、玉は赤のものが多いですが、そのお店にはカラフルなけん玉がありました。 ピンクや黄色など自分好みのけん玉が作れるそうで、とても人気がありましたよ。 埼玉県の川越市には、けん玉カフェたるものもありました。けん玉に興味を持った方はぜひ足を運んでみてください!
「ファン」というものに「キモオタ」「根暗」「陰キャ」なんて偏見を持っているそこのボーイズ&ガールズにも是非オススメしたい趣味が、俳優・お笑い芸人・アイドル・YouTuberなど有名人のファンです! 人を応援するって、実はめちゃくちゃ自分のためになります。(筆者は、俳優・お笑い芸人・アイドルのファン経験済)今「自分のためになるわけないだろ」って思った人いますよね?たくさんいますか? いったん落ち着いて私の話を聞いてくれよ。 めちゃくちゃ楽しいですよ!誰かを応援するって。別にライブ会場に足を運ばなくても、握手会に参加しなくてもファンを楽しむことって出来ます。もはや、すでにあなたも誰かのファンかもしれませんよ。 ファンであることのいいところって、結局自分本位でいられるんですよね。例えば恋人や友人との関係って相手の感情や状況にも気を使わけねればありません。しかしファンって、自分がやりたい時にやってあんまり好きな感情が昂ぶらない時はスルーを決め込むこともできますし、いつファンをやめても違う人を好きになっても10人一度に好きでいることも出来ます。一方的な感情を持っているだけなので楽なんですよね。 それでいて、誰かを応援しているっていう自分自身をちょっと良い奴だと思えたりしますし相手の成功や幸せを一緒に喜ぶこともできます。 共通の趣味の友達が気付いたら出来ていたり、今まで何とも思わなかったことに興味を持ったりします。 熱く語りすぎてしまいましたが、ぜひ!誰かのファンになってみてはいかがですか?YouTubeにいる動物もおすすめですよ!ここまで読んで「くだらな」って思ったあなた、素質ありますよ!(^v^)
ビル・ゲイツもガンジーもウォズニアックもみんな内向型人間だった!内向型の人は、喋るよりも他人の話を聞き、パーティで騒ぐよりも一人で読書をし、自分を誇示するよりも研究にいそしむことを好む人たちだ。社交的で自己主張が激しい外向型のイメージがあるアメリカ人だが、実際にはその三分の一が内気でシャイな内向型。本書は、内向型が直面する数々の問題を浮き彫りにするとともに、内向型の強みと魅力を明らかにする。
「子どもが引っ込み思案…」、「対人関係が不得意」―それは、輝くためのステップ!「内気」は最大の“強み”!おとなしい人が勝つ理由。内向型人間が輝く時代の「生き方」入門ガイド。
敏感な人″や〝内向的な人″が、生きづらい世の中で、自分らしく生きる6つのヒントをまとめた一冊です。
いかがだったでしょうか? 「自分って意外と内向的かも?」「内気だけど外向的だな…」と思った人も多いのではないでしょうか? どっちがいいとか悪いとかではありません。 自分がどういうタイプであるのかを理解しておくこと、そして周りにいる人がどっちのタイプなのかを分かっておくだけでも人間関係がスムーズにいきます。 また、外向的な人と内向的な人がいることを分かっていると、そのギャップを感じた時に「あ〜逆のタイプなんだろうな」と価値観のズレなどを理解することが出来ます。 そうすることで人間関係に変なヒビが入ったりせずに済みます。特に会社であれば、長く関わっていかなければならないので同じ職場の人たちのタイプを考えてみるのもいいでしょう。