「胆力」という言葉をご存知でしょうか。あまり聞き慣れない言葉かもしれませんが、実は仕事をしていく上で、とっても重要なものなんです!今回は、「胆力」という言葉の意味や使い方を例文つきで紹介します。また、「胆力」がある人の特徴や「胆力」を鍛えるトレーニング方法についてもまとめますので、ぜひ参考にしてください。
「胆力」は、「たんりょく」と読みます。
「胆力」の意味は、「何か問題がおきても、尻込みしたり恐れない精神力」 仕事で何かミスをしてしまったときなど、焦ってパニックになるような場面で冷静にどうするべきが考えて判断することができる精神力の強さを「胆力」といいます。 また、度胸のある人を「肝が座っているね」と言う表現するのと同じように、怖がらずに色々なことにチャレンジすることができるといった物事に動じない精神力も「胆力」です。 「胆力」の「胆」という漢字は、「胆石」「胆汁」といったように内蔵の一部という意味がありますが、「心・気持ち」という意味もあります。 つまり、「胆力」場合の「胆」は「心」という意味で、「胆力」は簡単に言うと「心の強さ」という意味がある言葉なのです。
「胆力」は、主に
といった言い回しで使用されます。 詳しい使い方については、例文を参考にしてください。
例文
「胆力」の語源は、「胆」という漢字にあります。 「胆」には、内蔵の意味と「心・気持ち」という意味があるということを上述しましたが、どうして「胆」という漢字に「心・気持ち」という意味があるんだ!?と疑問に思ったのではないでしょうか。 「胆」がつく臓器といえば「胆嚢」ですよね。「胆嚢」は、肝臓で作られた胆汁を濃縮して蓄えておくという機能があります。また、胆汁は必要に応じて脂肪の消化を助ける働きをもっていて、中医学独特の考え方にはなりますが、この「胆嚢」には「物事を判断して判断を下す決断力」を手助けするともいわれています。 さらに、「胆」の動きが低下すると決断力が鈍り、反対に「胆」の動きが活発だと肝が座って正しい判断をすることができるということで、「心の強さ」=「胆力」になったということが考えられます。
「胆力」の同義語は「度胸」です。 「度胸」の意味は、「物事を恐れない心」「気おくれしない精神力」です。 「胆力」と同じように、失敗を恐れない強い精神力がある人を「度胸がある」などと言い表します。 また、どんな場面でも緊張をしないでいつもと変わらない状態でいることができたり、相手が誰であろうと尻込みしないで言いたいことが言えるというのも「度胸がある」といえます。
例文
意味:肝に宿っている精神・勇気 例文
意味:どんなことをも恐れない気力 例文
意味:困難にくじけない強い意気 気骨 いきじ 例文
意味:物事に動揺しない様子 度胸が据わっていること 例文
意味:恐怖を感じずに、大胆に行動ができること 例文
意味:ちょっとしたことにも恐れる性質 こわがり 例文
意味:非常に度胸がなくて、頼りない様子 例文
意味:自分に自信がなくて、心が折れやすい人 例文
意味:度胸や勇気がないこと 例文
「胆力」の英語は、
などです。
胆力がある人は、とってもポジティブです。 ポジティブだからこそ、「やってみなければわからない」「失敗してしまったら、その時はその時だ」と前むきに物事を考えることができるのでしょう。 例え「無理かもしれないな…」と思ったとしても、じゃあどうして無理かもしれないと感じるのか、どうすればその不安を拭うことができるのかというのをしっかりと考えることができます。 リスクを考えることも大切ですが、そればかりではやっぱり挑戦する気持ちになかなかなれませんよね。
胆力がある人は、とにかく向上心をいつも胸に抱いています。 例え、周りの人が「すごいね」と褒めたとしても心の中では「まだまだだ」と思っています。 「まだダメだ」と否定しているというよりは、一度は「よし、これは上手くいった」と認めた上で、じゃあ、もっとより良くするためにはどうすればいいか…ということを考え始めます。 現状に満足するということが基本的にありません。 「自分はもっと上を目指せる」「自分だったらできるはずだ」と思っているのです。
胆力のある人には、強い信念があります。 信念とは「自分にはこういう考えがあって、こうしたいと思っている」という強い気持ちです。 強い信念があるので、どんなことがあっても考えが揺らいでしまったり心が折れてしまったりすることがないのです。 胆力のある人は、常に人に流されるのではなく自分の強い信念に基づいて考え、行動をしています。 だから、自分の納得のいかないことに「とりあえずみんながやっているから…」という理由で取り組んで無駄な時間を使うこともないし、余計なストレスを溜めたりすることがないのです。
胆力がある人は、責任感があります。 責任感があるからこそ、きちんと考えて行動をすることができます。 途中で投げ出したり嘘をついたりすることを絶対にしないので仕事など最後までやり遂げることができます。 リーダーなど引っ張る側の立場になった時でも、チームの誰かのミスだったとしてもリーダーとして責任を持って対処します。 自分の言ったことや行動に対しても責任を持っているので、常に真剣な態度で物事に臨み、周りからもとっても信頼されます。
胆力がある人は逆境にもめげない忍耐力を持っています。 どんな人でも、努力を続けていればトラブルに見舞われなくたって次第にしんどくなってきてしまうもの。そこで「辞める」という選択肢が出てきてしまうのは胆力がない証拠です。 胆力がある人は、弱気な自分を跳ね除けてコツコツと努力を続けることができる精神力の強さがあると言えます。
胆力がある人は、羞恥心がありません。 「羞恥心」とは、「恥ずかしい」と思う気持ちのことをいいます。 誰もが「失敗をしたら恥ずかしい」と思ってしまう場面があるかと思います。 胆力がある人は、何かに挑戦するときに「失敗したら恥ずかしい」なんてことは思いません。 なので、「挑戦したら成功するかもしれない」というチャンスを逃してしまうことがありません。
胆力がある人は、どんなときでも物怖じしません。 どんな緊張するような場面でも、物怖じしない強い精神力があるので常に本領を発揮することができます。 例えば、プレゼンなど人が沢山集まるような場面って緊張してしまうものだし、上手く言いたいことが言えなくなってしまったり消極的になってしまう人って多いですよね。 胆力がある人は、とういった場面でも、積極的に行動したり発言することができます。 だからこそ、自分から積極的に色々なことに挑戦することができるのです。
とっても「努力家」というのも、胆力がある人の特徴の一つです。 胆力がある人は、強い信念をもっていてきちんと目標を立てている人が多いです。 目標を立てるだけではなく、最後までしっかり目標達成のために努力することができるのが胆力がある人なのです。 胆力がある人は決して自分を「すごい人間だから」なんて過大評価しているわけではありません。 つまり、自分のできることできないことをきちんと把握しています。 できないことがあるからこそ、自分に足りない部分は努力をして補おうそれが自分ならできると思っているのです。
胆力がある人は、どんなことがあっても冷静で穏やかなので安心感があります。 基本的に穏やかで感情的に相手に物事を伝えたり、何か焦ってしまうようなトラブルがおきても態度に表したりすることがありません。 どんなに仕事が忙しくてもピリピリしている空気感を出すということがありませんし、部下や同僚が何かミスをしても嫌な顔ひとつぜずすっとフォローします。 だからこそ、周りにはいつも人が集まっているし、色々な人から頼られるのでしょう。
胆力がある人は、いつでも周りを冷静に見ています。 なので、そのぶん困っている人をみつけたら手をさしのべることができます。 自分のことでいっぱいいっぱいになってしまう人には、案外これが難しかったりしますよね。 気遣いを人にしてもらうと、とってもいい気持ちになるし自分もその人のために何かしてあげたいという気持ちになりませんか? 胆力がある人は周りからも信頼されているし、「困ったことがあったら何時でも言ってね」と言ってくれる人が周りに沢山います。
胆力のある人は、知識が豊富であるという場合が多いです。 一般的な気基礎知識から雑学までかなりの知識があって「博識である」と言えるでしょう。 色々な知識や経験があるからこそ、何があても物怖じしない自信に繋がっていると言えます。 トラブルが起きたとしても、知識があれば適切な対処法がすぐにできますよね。 胆力がある人は、向上心があって努力家なので割と勉強することや雑学など知識を頭に入れ込むことができます。物知りな人って、それが使える知識であろうがそうじゃなかろうが、関心できますよね。
胆力がある人は責任感が強く、何かミスをしてしまってもそれを他人なすりつけたりは決してしません。自分の間違いは素直に認めることができます。 何かミスをしてしまうと、部下のせいにしたり責任を他人になすりつけようとする人がいますが、一体どうしてなのでしょうか。 それは、おそらく「失敗は恥」「失敗は悪」だと思っているからではないでしょうか。 胆力がある人は、失敗を恥だとも悪だと思っていません。 失敗を失敗のまま終わらせずに活かすことができるからこそ、どんどん成長していくのでしょう。
胆力がある人は、同じ状態をキープし続けるということがありません。 定期的に自ら自分に試練を与えるようなことをします。 例えば、仕事に対して「この職場ではもう学べることはない」と感じれば転職をしてしまいます。 人間関係が良好で、仕事が上手く言っていると言えるなら、その場に留まっているのがやっぱりいちばん居心地がいいし楽ですよね。 でも、胆力がある人はそれを「ぬるま湯に使っている」と感じて許せなくなってしまいます。 もっと成長したい!という意欲が湧いきてしまうので、新しい場所に身を置こうと考えはじめるのです。
胆力がある人は、とにかく行動力があって「やりたいな」と思い始めたときにはもう「やる」と決めています。 決めてしまったら、行動に移すのはハチャメチャに早いです。 「これ以上同じ場所に身をおいていても意味ないな」と感じ始めたときには新しい職を探したり、引越し先を探し始めたりしています。 普通だったら決断するまでに時間がかかったりするものですが、何せ胆力があるので決断はチョッパヤです。
胆力がある人は強い信念があるということを上述しましたが、「頑固」というわけではありません。 自分とちがう意見を持っている人が現れても、きちんと受け入れることができるし機転がききます。 だからこそ、何かトラブルがあったとしてもパニックになることなく「じゃあ、この方法を試してみよう」という代打案をすっと出すことができるのです。 トラブルに見舞われたり、失敗してしまったときに新しい観点から物事を見ることができるのってとっても大切なことですよね。
胆力がある人は、基本的に人に頼ることはあいりません。 人に頼って何かを達成しても自分の成長にはつながらないということを知っています。 人は一人では生きていけませんから、もちろん助けてもらうこともあります。 でも決して「助けてもらえばいい」とか「どうせ助けてもらえるから」とは思っていません。 自分が楽をしたいから、責任をとりたくないからという理由で人に頼るということがないのです。
一生懸命チャレンジしたり、努力していても失敗してしまうと心が折れてしまいますよね。 「もう諦めよう」と思ってしまう人もたくさんいるでしょう。 しかし、胆力がある人は例え失敗してしまっても成功するまでチャレンジし続けます! 勢いだけはとにかくあって、物怖じしない人って結構います。 でも、ひとたび失敗してしまうとやっぱり心は折れるし、「〜…だからできない」なんて言い訳して諦めてしまいがちです。 胆力がある人は精神力があるので「なぜ失敗したか」きちんと分析をして、成功するまでめげることはありません!!! これが、胆力がある人と、胆力がない人の大きな違いと言えるのではないでしょうか。
胆力がある人はどんなことにも全力ですが、きちんと取捨選択をして頑張るべきものではないものや、時間を欠けるべきでない物を避けます。 やっても意味のないことに時間を使っているのって非常にもったいないですよね。 胆力がある人は、信念がきちんとあるので「何が一番大事なのか」をきちんとわかっているのです。 やるべきことの優先順位をきちんとつけているということです。 無断なことに時間を費やさない分、ゴールに近づくのも早いのでしょう。
胆力がある人は、偏見で物事を判断しません。 自分の思い込みや知識量だけで勝手に決めつけるということがないのです。 上の立場になればなるほど、権力をつかって「これは、こうであるはずだから・・・」「それって〜・・・なんじゃないの?どうせ無理だよ」など自分の考えを押し付けがちです。 しかし、胆力がある人は周りの意見も聞き入れて機転を利かせることができるため、知らなかったことは素直に受け入れてどんどん知識の幅も広げていきます。 偏見で物事を判断していると柔軟な対応をすることができません。
胆力のある人は、どんな時でも冷静に物事を判断する力があります。 どんなに焦ってしまうような状況であっても慌てず、そして自分の感情に左右されずに決断を出すことってなかなか難しいですよね。 胆力のある人は、きちんと立場をわきまえて冷静に物事を判断、決断します。 できるだけ常に冷静でいることを普段から心がけているという人も非常に多いと言えるでしょう。
胆力がある人は、どんなときでも冷静に物事を判断できるのでリーダーに向いています。 マイナス思考で、「無理かもしれない…」なんて弱気なことばかりを言っている人がリーダーだったら不安でついていけないですよね。 何か上手くいかないことがあったときにリーダーがメソメソしだしたら困ってしまいます。 胆力がある人は、どんな時でも前向きだし物怖じしないので頼りがいがあると言えるでしょう。 さらに、向上心があるので周りも影響されてもモチベーション高く物事に取り組むことができます。 企業の成長のためには、胆力がある人っは有力人材ですよね!
胆力のある人は、どんな相手にでもどんな場面でも素直に自分の意見を伝えることができます。 例えば部長や社長といった偉い人が、自分とは全く違う意見を言っていたらどうしますか? 本当は「それは違うと思う…」と思っていても素直に言えない人は多いのではないでしょうか。 胆力のある人は、相手が誰であろうと本気でぶつかり合う覚悟ができています。 出来れば険悪のムードは避けたいと思うのが人間の心理でしょう。 でも、成功に導くためにはそんなことを気にしている場合ではないときだってあります。 本当により良い結果を導きたいと思っているからこそ、相手が誰であろうと本音でぶつかり合うことができるのです。
胆力がある人だって、もちろん助けてもらうことはあります。 でも、それが「当たり前」なんてことはもちろん思っていません。 胆力がある人は、きちんと感謝の気持を口にします。 感謝の気持ちを相手に伝えるのって、人間関係を築いていく上でとっても大切なことですよね。 だから、胆力がある人は「困ったことがあったらいつでも言ってね」と周りの人に声をかけてもらうほど良い人間関係を築いているのです。
胆力がある人は、とにかく「やってみよう」と言うことが多いです。 失敗を恐れず、とにかくやってみないことにはわからない!ということで、「やってみよう」とチャレンジ精神たっぷりな言葉がよく飛び出してくるのです。 失敗してもいいから「やってみよう」と思うのって、大人になればなるほど難しいものです。。 失敗を恐れずに「やってみよう」と言えるのはとても素晴らしいことだと思います。
胆力がある人は、ポジティブです!!! それに、「自分ならできる」と自分自身を信じています。 なので、挑戦するときは「大丈夫、きっとうまくいく」という趣旨の発言をします。 ここで「無理かもしれない」などとマイナスなことをいわれてしまうと、だんだん本当に無理な気がしてきてしまいます。 「大丈夫!きっとうまくいく!」と言っているからこそ、周りの人も大丈夫な気がしてくるのです。
胆力がある人は、何ごとにも全力!自分の持っている力をすべて出し切るつもりで物事に取り組んでいます。 だから、「こんなもんでいいか」と妥協することがないのです。 胆力がある人は、誰がどう見たって無理な状態でも例え成功するかわからない一か八かの状況でも、とにかく「最善をつくします」といいます。 「無理かもしれませんけど…」なんて言われるより、よっぽど心強いし、頼りになるなと思いませんか? さらに、例えそこで失敗してしまったとしても「全力でやってくれた」という状態だったら、失敗を責めるどころか「頑張ってくれてありがとう」と思えます。 だから、胆力がある人に仕事を任せたいな、思う人が多いのです。
生きていれば、トラブルに見舞われてしまうことって絶対にありますよね。 いつ何時も順風満帆に物事が進むわけではありません。 胆力があれば何か問題が起きても冷静に対応することができるので、胆力ってとっても大切なのです。 結構何かトラブルがおきたときにパニックになってしまうと、さらなるトラブルを起こしてしまうこともあります。 トラブルに動じることなく、問題の本質を見極め、問題の解決に努めるためにも胆力は大切です。
失敗を恐れて尻込みばかりしていると、掴めるはずのチャンスを逃してしまうことがあります。 胆力があれば、失敗を恐れずに「行動すべき」と思えば、行動に移すことができるので、チャンスを無駄にすることがありません。 新しいことに挑戦するのって、大きな労力が必要なので精神面が弱いとどうしてもお尻込みをしてしまいます。行動力があるだけで、とにかく結果を残せるチャンスが増えるのです。
行動力があれば、その分経験値を積むことができるので大きな成長につながります。 いくら頭で「ああしたほうがいい」「こうしたほうがいい」と思っていても行動に移せないのなら、机上の空論になってしまいます。 たとえ、それが失敗になってしまっても「経験」として自分自身の身にはなっていますし、それを活かすことはいくらでもできるのです。 胆力は、自分自身を成長させるために必要であると言えるでしょう。
胆力があるほうが、新しいアイディアが生まれます。 自分のなかに強い信念があって、なおかつ向上心をもって新しい意見もどんどん取り入れることができるので「じゃあ、こうしたらいいのではないか…」という前向きな新しいアイディアに繋がりやすいのです。 新しいアイディアを生み出すことができるということは、それだけ引き出しが増えるわけですから新しいことにもどんどん繋がっていきます。 強い信念をもって新しい角度からどんどんアプローチしていくことができるので、それだけ成功を掴むチャンスも多いです。
胆力はやる気の維持に繋がります。 モチベーションが下がってしまうとそれよりレベルアップは望めないですし、ダメなものはダメなままで、もっと良くなるべきものが良くならないままになってしまいます。 胆力があれば高いモチベーションを維持することができるので、どんどん上を目指していくことができるのです。 モチベーションが上がらないと、仕事をしている時間って、苦痛なものになってしまいがちです…。 モチベーション高く仕事を楽しめるとさらに結果がついてきますから、モチベーションの維持ってとっても大切なことです。
胆力がない人は、マイナスな発言がとても多く目立ちます。 失敗をしてしまったときに上手く対処する自信がないので「失敗をしたくない」というマイナスな感情に支配されすいのです。 さらに良くないのが、そういったマイナスの感情を口にだしたりして表に出してしまうことなんですよね。 胆力がある人は、たとえ「ちょっとどうかな」と不安になることがあっても決して表には出しません。
胆力のない人って、漠然と根拠のないことをいって悩んでいるといった事が多いです。 自信がないからこそ色々なことが不安になって、悩んでしまうのでしょう。 例えば、「失敗するか」「成功するか」そんなことはやってみなければわからないですから、成功するなんて根拠もないけど、失敗するかもしれないという根拠のないことで悩んでいたって仕方ないんですよね。 結局そういった漠然とした悩みで悩でいても、実際に行動をしないかぎり答えがでることはないのです。胆力がある人は、根拠がないことは基本的に口にしません。
胆力のない人は三日坊主の人が多いです。 何かをやってみよう!と目標を立てて行動に写せたまではいいのですが、精神力がないので継続することができないのです。 向上心ももてないし、すぐに「こんなもんでいいか」なんて思ってきて辞めてしまいます…。 せっかく行動に移したのにすぐに辞めてしまうなんて勿体ないですよね。 胆力がある人なら、目標を達成するまで諦めるなんてことはないわけです。
「自分は凄いんだ!」と自分の能力を過信している人は、現状に満足していて向上心がないので胆力があるとは言えないでしょう。 人間って、満足してしまったらそれまでなんですよね。 決してそこから成長することはありません。。。 胆力がある人は常に向上心を持って、自分を成長させようとしていますから、それに比べるとやっぱり自分で思っている人ほど能力も追っていないのです。
胆力がない人は、視野が狭いです。 なので、ちょっと失敗してしまったら「はい終了〜さよなら〜」だと思っています。 そこから頑張れば挽回できるかもしれないのに、一瞬で諦めてしまいます。 さらに、「もし〜…だったら嫌だから」などといって行動に移すことをさけるので、いつまでも成長しないし、自分意外の意見を聞き入れないので視野がめちゃくちゃに狭いのです。 確かに、何をするにもある程度のリスクはあるものだけど、そこばかりを見ていたら何もできませんよね…。 安全を保証するももなんてこの世に存在しないからこそ、視野をひろげてリスクを含めても物事を考えることが必要なのです。
何か失敗をしてしまったとき、胆力がない人は他人のせいにします。 どうにかして自分は悪くないという方向にもっていきたいのです。 なぜなら、失敗は恥だから…。 だから、失敗をしてもまったく成長ならないのです。 何かあったときに「だって〜」と言い訳が先に出てくる人は、胆力のない人と言っていいでしょう。
何でもいいので、新しいことにチャレンジすると、胆力を鍛えるいいトレーニングになります! 新しいことに挑戦するのって、やっぱり勇気がいりますよね。 勇気を出して始めてみるという一歩を踏み出してみると、大きな自信に繋がります。 いきなり「転職をする!」みいな人生に関わる決断をするのは厳しいと思うので、やってみたいと思ったことに挑戦してみる程度で◎ 継続しなければいけないことだと、挫折がまた「自分はダメなやつだ」というトラウマになってしまう可能性があります。 なので、「山登りをしてみたい」というような、小さなやってみたいにチャレンジしてみましょう!
無理かもしれない、できないかもしれない、などネガティブな発言ばかりを繰り返している人のことなんて信用できないし、一緒にいるほうが気持ち的に参ってしまいますよね。 どんなに気持ちでは「無理か」と思っていても口に出すのはやめて、弱音は家族など心を許している人の前だけにしてみましょう。 そもそもネガティブな言葉はネガティブな事柄を引き寄せてしまうので、ポジティブな言葉を発言していたほうが成功します!
胆力のある人は、基本的に自分の考えをしっかりと持っていてぶれない芯があります。 ただ、柔軟性があるので自分と違う意見も受け入れて、上手に対応することできるというだけであって自分の考えを完全に違う方向に変えてしまうということではありません。 一度しっかりと自分と向き合って、自分の芯をしっかりと見つけてみるといいでしょう。 元々自分の考えをもっていないような芯のない人は胆力を身につけるのは難しいです。
「まあ、こんなもんでいいか…」なんていう考えは今すぐ排除してください! 胆力を身につけるにはいつどんなときも、向上心をもって物事に取り組むことが大切です。 胆力のある人は昨日より今日、今日より明日と、どんどん高みを目指します。 どんなことでも改善点といのはいくらでも見つかるはずです。 「より良くしよう」と思う気持ちが何より大事なことなのですよね。 「これでいいか、、、」と妥協しているようなことはありませんか? いつでも向上心をもって生活していきましょう!
どんな場面でも物怖じしない強い精神力をつけるためには、知識も必要です。 知識を増やすことで物事が理解しやすくなったり、色々な場面で柔軟に対応する力に繋がります。 特におすすめしたいのが「読書」です。世の中に本は山程あります。本の数だけ知識があるということになるので尽きることはないでしょう。 また読書であれば1人でできるため自分のペースで進めることができます。 本のジャンルは様々ですが自己啓発本・小説・ビジネス本あたりがおすすめです。 実際に本屋でいろんな本を見て、自分が読みたいと思った本から読み始めてみましょう。
ポジティブな人と一緒に過ごす時間って、とっても大切! 胆力のない人は失敗を恐れてネガティブ思考になりやすいですよね。 一度ネガティブな思考になってしまうと、そのまま気分が落ちこんで何を想像しても上手くいく気がしない…なんて思考回路に陥ってしまったことはありませんか? ネガティブになりがちな思考を、変えるにはやっぱりポジティブな人に一緒にいてもらうのが良いです! ネガティブな人が、マイナスに捉えがちなとでも、明るく「そんなの大丈夫大丈夫♪」と言ってくれるはずですし、明るくそう言われると、不思議と「大丈夫かも!」なんて前向きに考えられるものです。 笑ってすごしていると、気持ちが明るくなってなんでもできる気がしてきますよ!
成功者などのサクセスストーリーやドキュメンタリーを見みることで、一生懸命頑張っている人の胆力溢れる生活や努力を感じることができます。 画面の向こうの相手と自分を比較するのではなく、「こんなに頑張っている人がいるのだから自分も頑張ろう!」という活力にしましょう。 良いところだけではなくきちんとダメな部分も込みでリアルな事情が描かれているのがドキュメンタリーです。 様々なこんなに立ち向かいながら頑張っている姿をみることで、それが勇気になることでしょう。
89歳で元気ハツラツ。戦後初の女性衆議院議員にして、元園田直外相夫人の天光光さん。怪物バアサンの異名を持つ、その自由ゴウタン、かつシナヤカな生き方の極意とは?「胆力」さえ身につけば女に怖いものなし。
大学卒業後、大手商社に入社。上司に恵まれ実績を積み重ねる順風満帆な人生を捨て、数々の苦難を乗り越えて、経済的・時間的に独立した自由な人生を手にした著者の処女作。サラリーマン時代に始めた代理店ビジネスの副業経験、世界でも認められる実績とタイトルを手にした組織運営経験、「不労所得」「権利収入」とは名ばかりの労働収入という現実に直面し、引退して完全に自分の看板だけで始めた独立経験などがわかりやすく書かれており、自分の人生設計に悩む人には大いに参考になる内容が満載。
15万部突破のベストセラー文庫化! 世の中がどうであれ、周りの環境がどうであれ、 自信をもって人生を歩むことは誰にでもできます。 自信とは自分を信じる心です。 他人から与えられた自信は本物とは言えません。 自信とは主張ではなく、積み上げていくものです。 実際に実行したことの連続で育まれます。
いかがでいしたか? 「胆力」について理解していただけたでしょうか。 「胆力」という言葉自体知らなかったよ〜っと人も多いかと思います。 「胆力」という文字を見ただけでは、何のことを言っているのかわかりにくいですが、社会に出て仕事をしていく上でとっても重要な力ですよね。 「胆力」が足りないのかな〜?なんて思う人は、ぜひ胆力トレーニングに挑戦してみてください! 「今からでは遅い」なんてことはありませんよ〜! 胆力を養って、どんどんスキルアップを目指しちゃいましょう(*^^*)