「根性」はありますか?最近では根性で乗り切る!というスタイルが古いとみなされ、根性なしが増えてきたなと思っている人も多いのではないでしょうか? そこで今回は「根性がある人」について詳しく解説していきます。 「根性がある人」の性格や行動の特徴を紹介していきます。また根性を鍛える方法も紹介しますのでぜひ参考にしてみてください。
「根性」の意味は「苦しみや困難などに絶えて、物事を成し遂げようとする強い気力。根気のこと」です。 人が持つ性格や性質について指し、「根性がある」「根性なし」などと使われています。
「根性論」とは、どんな問題に直面しても苦難に屈しない精神や気力=根性があれば解決ができ、目標を達成出来るという考え方のことです。 そしてこの「根性論」は「精神論」の一つです。 「精神論」とは、論理的・客観的など事実に基づいた考え方ではなく、精神を中心とした物事の考え方です。 「気力で乗り切る」「やる気があれば何だって出来る」といったものが「精神論」です。 そして「願えば叶う」も「精神論」ですが、これは「根性論」ではありません。 あくまで「根性論」は「精神論」の中でも「根性があれば何でも出来る」という根性に基づいた考え方のみを指して使います。
●根気(こんき) 意味:物事を途中で投げ出さずにやり続ける気力、精力のこと 「彼は根気よくトレーニングを続けてダイエットに成功した」 「Aさんはついに、Bさんの説得に根気負けした」 ●気概(きがい) 意味:困難にもくじけない強い意気、気性 「彼女はああ見えて必ず物事を成功させるという気概がある」 「目的達成に向けての気概を感じる」 ●不屈の精神(ふくつのせいしん) 意味:困難に直面しても決して挫けたりあきらめたりしない心意気 「彼は不屈の精神を持っている」
「根性」の英語は「guts」です。 「have」と組み合わせて使います。
She has guts.
彼女は根性がある。
He has not guts.
彼は根性がない。
などと表現します。 「根性」を「やり抜く力」と解釈すると、「grit」と英語でいうことも可能です。
根性がある人は責任感があります。 責任を持って最後まで物事を遂行することが出来るので、根性があることになります。 責任がなければ最後までやり遂げずに途中で放棄をしてしまったり、手を抜いてしまうことがあります。 そういった行動は「根性なし」ですよね。 有言実行ができるのも、責任感がある証拠です。 根性がある人は自分の言ったことを絶対にやり遂げてみせます。
根性がある人は、とても努力家です。 努力というのは根性がないと出来ません。 努力とは、目標を達成するために身も心も使って努めることです。 体力も精神力もないと出来ないことです。 自分の持っている以上の力を使って努力し続けるのは、並大抵のことではありません。 目標を高く持ち、そこに向かい続けられるのは根性がある人の特徴です。 努力が出来るほどの根性が必要なんです。
そして根性がある人はとっても前向きです。 後ろ向きな人は、すぐに諦めてしまったり一歩が踏み出せずにいたり、根性がないですよね。 しかし根性がある人は、何があっても良い方向に考えることができます。そのため何があっても諦めずに立ち向かい続けることが出来ますし、歩み続けることが出来ます。 物事を前向きに考えていると、元気や活力が湧いてきます。 そのたくましい力が、根性となるわけです。
根性がある人はとても負けず嫌いです。 負けず嫌いだからこそ、負けないように根気よく戦い続けることが出来ます。 勝ち気が強く、必ず自分の目標を達成するまで努力し続ける事が出来ます。 負けず嫌いな人って周りにいる人からすると、ちょっと厄介だったり諦めが悪くてめんどくさいと思うこともあるかもしれませんが、本人はその負けず嫌いな性格のおかげで、諦めずに目標を達成したり勝利を手にしたりすることが出来ています。
根性がある人は、忍耐力があります。 自分が勝つまで頑張れるというのは、その間ずっと忍耐出来るということです。 勝つ日がいつ来るか分からないのに、それまで挑戦し続けたり頑張り続けることが出来ます。 忍耐力がないと、すぐに諦めてしまったり「負けでいいや」と最初から頑張らなくなってしまいます。 自分が納得するまで「勝ち」や「成功」を取りに行く根性があるのは、忍耐強さがあって出来ることです。
自制心があるということは、自分の感情や欲望をコントロールすることが出来るということです。 もし自制心がなければ、「遊びたい」「サボりたい」「逃げ出したい」という感情や欲望を押さえつける事が出来ずに、やらなければならないことから逃げ出したり、目標を達成できなくなってしまいます。 しかし、自制心があればやらなければならないことを優先し、目標達成のためであれば自分の欲望を落ち着かせることが出来ます。 ただこの自制心を持ち続けること自体にも、かなり根気が必要です。 根性がある人は、自制心を保ち続けることが出来るということです。
また、集中力も兼ね備えています。 特に、例えば仕事において根性がある人は、何か大きな仕事が決まるといつでも集中しています。 仕事のためであれば、自分自身が持つ全ての時間と労力を費やすことが出来ます。 集中力のない人は常に気が散っていて、他のことを考えたり仕事をサボったりしてしまいます。 誰だって疲れる時や、気分が乗らないことってあります。 しかし、根性がある人はそういう時でさえも仕事に集中して頑張り続けることが出来ます。 これは根性なしでは考えられません。
根性があるの人はとても計画的です。 目的に向かい自分自身を高めるため、しっかりと計画を立てます。 根性があると、その計画通り(もしくはそれ以上)に進めていくことが出来ます。 そのためなら、自分自身の自由な時間が減ってもいいと思っています。 また、計画をせず準備をしないでおくと、後々「あれもやらなきゃ」「これが足りなかった」となりめんどくさくなっていきます。 根性がある人は自分の士気を下げないためにも、ちゃんと計画をして物事を行っていきます。
根性がある人が根性を持ち続けることができるのは、夢や目標があるからです。 それを達成するために頑張り続けられるのが「根性」です。 例えそれが困難なことであっても、達成できる確率が低くても、諦めないのは根性があるからです。 夢や目標がないと、頑張ることすら出来ないですからね。
そして根性がある人は、自分の行動において冷静に判断することが出来ます。 根性って精神的な部分が大きく、感情だけで突き動かされていると思われやすいですが、根性がある人はしっかりと自分の今できることや未来のことを考えられています。 根気強く継続出来るように、自分のやるべきことを冷静に判断しています。
根性がある人は、ちょっとやそっとのピンチで焦ったり諦めたりしません。 むしろ、根性があるのでピンチをチャンスに変えることが出来ます。 前向きなので、ピンチのまま終わらせることがありません。 必ずチャンスに変えてみせます。変えてみせる!という根性を持っています。
それから根性がある人は、行動をするにあたってとてもタフです。 タフでなければ、どんなにやる気があってもバテてしまいますからね。 根性を持ち続けるには、タフであることは最低条件です。 行動力とは、目的のために積極的に行動を起こす力のことです。 積極的に行動をするには、打たれ強くなければなりません。 頑丈で、少しくらいのことには屈しない力が必要になります。
根性がある人は、絶対に最後までやり遂げます。 例え時間がかかろうとも、絶対に諦めません。 これは、根性がなければ出来ないことです。 最後までやり遂げたところで、思うような結果が得られないかもしれません。 ですが、やり遂げるということに意味を見出だせるのが根性がある人です。 諦めなかった経験というのは、必ず人生の中で自分自身の強みになってきます。
根性がある人は、自分のモチベーションを保つのが上手です。 そのためモチベーションを保ったり上げたりするための行動も欠かしません。 例えば、ストレスを発散するために運動をしたり散歩をしたりします。 また、リラックス出来る空間を自分自身で作り上げます。部屋の中を自分好みのインテリアで飾り、好きな香りでいっぱいにしたりします。 趣味があれば、趣味の時間をしっかりと取ります。ゲームであっても、映画鑑賞であっても、ツーリングであっても、そういった自分が楽しい!と思える時間を自発的に作るようにしています。
根性がある人は時間の使いかたも上手です。 例えば、通勤時間で仕事に役立つようなことをしたり、早起きをしてひと駅分歩いてトレーニングに充てたりと、有効活用をしています。 グータラしたり、遠回りなやり方をして時間を無駄にすることがありません。 効率をしっかりと考え要領良くこなしていきます。 いつまでも空回りしていたら、根性だけでは乗り切れませんからね。 根性がある人は、どうやったらうまくいくかを隅々まで考え尽くします。そこまで考えられるのも根性があるからです。
根性がある人は弱音を吐きません。 例え苦しい状況でも決して弱音を吐かず、良い方向に進めるように考えて行動に移します。 弱音を吐いている時間でさえ、もったいないと思っています。 もちろん発言だけではなく、そういった雰囲気を出したり不機嫌な態度をとったりすることもありません。人前では絶対に気丈に振る舞います。そうやって自分を鼓舞しています。 目標を達成するまでは、絶対にネガティブな態度や発言をしないようにしています。
根性がある人は、愚痴や文句を言いません。 どんなに相手が悪かったり間違っていたりしても、責めることはありません。 根性がある人は曲がったことが大嫌いなので、何か相手に伝えたいことがあればちゃんと向き合って話をします。愚痴や文句のような言い方をすることがありません。 例えば職場で上司が理不尽な事を言った時に、みんなで「あれはないよね」「あんなんじゃやってけないよ」などと愚痴を漏らしてしまうことってあります。 しかし根性がある人は、上司の理不尽なことをこなしたうえで本人にはっきりと「○○はおかしいと思います」と発言することが出来ます。 もちろん上司に逆上されることもあるかもしれませんが、そういった真っ直ぐな姿勢が「お前は根性あるな」と見初められることもあります。
根性がある人は絶対に陰口を言いません。陰口を言う人は根性なしの証拠です。いくら相手が悪意を持って何かをしてきたとは言え、陰口を言ってしまってはお互い様になってしまいます。 優しい人は、どうしても納得のいかないことがあれば本人と直接話すか自分の中でどうすれば処理ができるかを考えます。 陰でグチグチ言うなんてほんと根性ないですよね。とてもずるいです。 根性がある人は面と向かってしか言いませんし、むしろ本人にも言わず陰口も言わずに、自分を成長させることしか考えていません。
根性がある人は、自分自身に対しても他人に対しても否定的な言葉を使いません。 否定的な言葉はモチベーションを下げたり、ストレスを溜めたりするため、それが自分の言動に影響が出てしまいます。 根性がある人は、ただ体力や精神力があるわけではありません。 体力や精神力の消耗を抑えたり、なるべく保持出来るような方法を多く知っています。 その一つが「否定的な言葉を言わない」なんです。 それだけ?と思うかもしれませんが、否定的な言葉を使わなくなるだけで根性がある人だと周りからも思われます。自分自身でも冷静な状態を長く保つことができるので、結果長い時間忍耐したり努力したり出来ています。
根性がある人は言い訳をしません。 自分の非を素直に認めて、次はミスをしないように努力するだけです。 「体調が悪かったから」「○○さんもそうやってたから」なんていう言い訳はしません。 潔く「すみませんでした」と謝り、改善する方法を考えます。 言い訳ばかりしている人は心が弱い証拠です。 努力することを避けて、どうにか取り繕えたらと考えています。
根性がある人は「まだイケる」「まだまだイケる」とよく言っています。 そうやって自分の出来る範囲をどんどん広げていきます。 例えば、筋トレをするにあたって100kgのダンベルを15回×3持ち上げることをやらされるとします。 しかし根性があるので、それが出来るようになると「まだいける」と、次の週には20回×3をやっていたりします。 もしくは、120kgに変更したりします。
根性がある人は「大丈夫」という言葉もよく使います。 例えば、周りに心配されることがあったとしても「大丈夫です!」と答えます。 また出来るかどうか問われた時も「大丈夫です!出来ます!」と答えることが多いです。 そして、自分自身に対しても「大丈夫、大丈夫」と声をかけることもあります。 「自分はまだ出来る!」と鼓舞する時に「やれ!」とか「頑張れ!」ではなく、「大丈夫、大丈夫」と気持ちを落ち着かせるように唱えます。 精神的に落ち着くことで、まだ頑張れるような状況になることを根性がある人は経験してきているので「大丈夫」という言葉を使います。
根性がない原因として考えられるのが、夢も目標もないことです。 夢や目標がないと、頑張ることがありませんよね。 そのため根性というものが全く必要ではなくなってしまうんです。 なので、根性があるかないかも分からない場合もあります。
それから、根性がない人はそもそも体力がない場合があります。 どんなにやる気があっても、どんなに精神的状態が健全でも、体力がなければ何も行動で表すことができませんよね。 一生懸命頑張ろうと思っても、風を引いてしまったり具合悪くなってしまったり、スタミナ不足になってしまうことがあります。 心と体は表裏一体なので、肉体的エネルギーなしに精神や性格を強くすることはできませんね。
また、根性がない人の多くは飽き性です。 頑張ろうと思っていても、飽きてしまうことでやる気がなくなってしまいます。 楽しいと思えていなければ続けることは難しいですもんね。 根性がある人は、頑張るということを楽しめています。 しかし根性のない人は飽きてしまい、完全に楽しくなくなって途中で投げ出してしまいます。
また、根性がない人は感情的な人が多いです。 イライラすることも多く、なかなかうまくいかないと「うわーーー!もう嫌だーーー!」と投げ出してしまいます。根性がある人は、そのように感情的にはならずペースを保ってやり続けることが出来ます。 根性なしは、すぐに落ち込んだりイライラしたりしてしまい、また感情によってやる気や行動力も変わってしまうタイプです。自制心があまりありません。
自分に自信がない人も根性がありません。 「どうせ頑張ったってうまくいかない」「自分には到底かなわない」と思ってしまいます。 そのため鼻っから諦めてしまいます。 自信がないと根性がなくなり、逆境に立ち向かうことが出来ません。
過去に挫折した経験のある人も、なかなか根性を持てなくなってしまっています。 また、挫折してしまうんじゃないか、どうせ失敗するだろう、と過去の挫折がコンプレックスになってしまっています。 元々根性があって頑張っていた人でも、挫折をした経験によって根性がなくなってしまうことがあります。
ストレスが溜まってくると、自律神経が乱れ集中力がなくなったり何もなくてもイライラしたりしてしまいます。 そういう状態では、努力をしたり前向きに考えることって出来なくなってしまいます。 その結果、根性がなくなってしまいます。 根性がある人は、心が元気な証拠です。 ストレスがたまりすぎると心の元気がなくなってしまうので、根性なしになってしまいます。
根性がない人は、マイナス思考である場合もあります。 夢や目標があっても、何事もネガティブにとらえてしまうので、それに向かって頑張るということがなかなか出来ません。 マイナス思考のまま根性を持つことも不可能ではないですが、マイナス思考がゆえに根性を持てていない人も多そうです。
根性を鍛えるには、まず生活習慣を整えましょう。 寝不足や栄養不足の食事は、頭の回転も遅くなりますし体力の低下にも繋がります。 まずは早寝早起きをして、健康的な食事を摂るように心がけましょう。 そんなんで根性がつくのか?と思うかもしれませんが、かなり重要です。 ストレスや疲れも溜まりにくくなりますし、モチベーションもかなり変わってきます。
それから、体を動かすことも大事です。 この運動というのは、ジムに通ったり筋トレをガチガチにやるということではありません。 ひと駅分の散歩などでもまずは十分です。 体を動かすだけで、血流が良くなったりリンパの流れも良くなります。 内臓も正常に機能するので、便秘の解消や頭痛の解消にも繋がります。 体がスッキリするだけで集中力が上がるので、生活習慣を見直せたら少しの時間でも運動をするように心がけましょう。 ここで大切なのが、日々の継続です。毎朝ひと駅分歩くとか、帰りに遠くのスーパーに寄るとかをしてみてください。
それから、体を鍛えて体力を付けていきましょう。 ここでは主に筋力や体幹を鍛えることを意識してみましょう。 筋トレや体幹トレーニングって、家の中で出来ることがとても多いです。 しかもドタバタとするわけではないので、マンションやアパートで一人暮らししている人でも出来ます。 毎日30分ほど時間を使うだけです。テレビを見ながらやドライヤーをしながら出来るトレーニングもたくさんあるのでぜひ試してみましょう。 このトレーニングを継続するということ自体が根性です。これが出来れば根性が鍛えられている証拠です。 そして筋力がついたりや体幹が強くなってくると、体力も自ずとついてきます。 根性には体力はとても大事なので、ぜひトレーニングをしてみましょう。 体力がついたり体が引き締まったりすると、それだけで自信にも繋がります。
それから、自分自身の気持ちとしっかり向き合いましょう。 自分が今後どうなっていきたいのか、どういうことがしたいのか、というのを理解しましょう。 自分と向き合う中で、夢や目標を見つけていきます。 人様に自慢出来るようなものじゃなくなっていいです。自分の心の中で思っているだけで大丈夫なので、例えば「1ヶ月海外旅行したい」とか「芸能人の○○に会いたい!」とか、そういうのでもいいんです。
自分の気持ちと向き合えたら、人生でどういうことがしたいか見えてきた人がいるかと思います。 夢や目標が定まったら実際に出来る出来ないは別として、どうしたら出来るか考えてみてください。 では海外旅行するためにはどうしたらいいのか、芸能人に会うためにはどうしたらいいのか、を考えましょう。 一つずつ紐解いていくと結構簡単なんですよね。箇条書きで大丈夫です。 例えば海外旅行なら、
などなど…まずはお金が必要ですよね。そして休みも必要です。 となると、、、どうしたらいいかは会社によって違うかと思いますが、ちょっと考えれば答えってすぐ出てきます。 あとはその目標に向かってどれだけ頑張れるかが勝負です。 この、どれだけ頑張れるかが「根性」次第なわけです。 頑張れるように計画を立てていきましょう。
大きな目標が立ったら、日々できることを考えてみましょう。 貯金するために食費を節約するとか、遊びに行く場所を考えるとかしてみましょう。 また、休みの日にぐーたらしてしまいがちな人は、仕事に役立つような資料や本を読む時間を作ってみてください。もちろん、ぐーたらすることでストレス解消になるので、ぐーたらもとても大事な時間です。 でも毎週日曜日ぐーたらしていたらもったいないですよね。午前中は本屋や図書館に行って、お昼食べて仕事に役立ちそうな部分をまとめて、後は夜までぐーたらするとかそういった日々のスケジュールや小さな目標を立てていきましょう。
スケジュールを考えたり、日々の目標を立てることが出来たら、それを習慣づけていきましょう。 なかなかそういった事が出来ない人は、完全なルーティンを決めてしまうことです。 毎週日曜日は9時に起きる、10時には図書館、12時にお昼ごはん、13時から14時でまとめる、15時以降はフリータイム、などと決めちゃうと目標を達成しやすいです。 細かいところまで事前に決めるクセを付けて、その通りに過ごすことをしてみてください。
1対1で、対面で戦う格闘技はかなりの集中力と根気が必要です。 また強くなるために日々トレーニングに明け暮れることになります。 ただ技を磨けばいいだけではなく、体力を付けたり筋力を付けたりして強くなっていきます。 その過程でかなりの根性が鍛えられていきます。
長い時間走り続けるには根性が必要ですよね。 途中でしんどくなっても、足を止めずに走り続けなければなりません。 短距離走は一瞬で終わりますが、長距離は長いことペース配分などを考えなければなりませんし、根気が必要です。 長距離を走り続けていると、根性がつきメンタルが鍛えられます。
登山も、何時間もかけて坂を登り続けなければなりません。 山によっては、険しい山道もあります。 天候のことや酸素濃度も考えながら、頂上だけを目指し登り続けなければならないので根性が必要になります。 根性がなければ登頂出来ません。 登山をしているだけで、根性がついてきます。
ヨガとメンタルは密接な関係があると言われています。 ストレスの緩和やうつ症状の改善などもされると言われています。 そのため、ヨガをするとかなりメンタルが安定してきます。 メンタルが安定すると、根性がつきやすくなります。 ストレスが溜まっていて、心が疲れて気力がなくなっている時は根性もなくなってしまいます。 根性のある人はあ、メンタルも強いですし感情的になったりしません。 ヨガをするだけで、根性を付けるためのベースが整います。
日本流「やり抜く力」である「根性」が現代に蘇る。今の日本に必要なのは「根性」だ。人材コンサルティング会社と心理学者が挑戦する日本人のための人材育成理論「KONJO」。
人生のすべての成功に最も重要な能力であるグリットを「自ら伸ばす具体的な方法」、そして、「子どもやまわりの人間のグリットを伸ばす効果的な方法」を満載したのが本書です。
こちらはど根性ガエル ピョン吉のTシャツです・・・
例えば何か問題に面した時に、「根性でがんばります」「根性で乗り切ります」と言ってしまうことってあるかと思います。 それだけ気合いが入っているのはいいことですし、メンタルを強く持つというのはとても大事なことです。 しかし、言い換えてみれば「なんとかする」「対策方法は何もないけど、気持ちで乗り切る」ということになります。 これでは、問題解決にはなかなか至らないですよね。 根性で!というのは、直面した問題から目を逸してしまっていることにもなってしまうんです。 やる気や気合いがあっても、根本的な解決にはなりません。 根性論で押し切ろうとしてしまうのは、問題から逃げてしまっているのと同じということです。
根性だけでは乗り切れないことがたくさんあります。 なので、根性を語る前に、具体的な方法が必要になってきます。 ちゃんとした方法や対策を決めたうえで、それをこなすために根性が必要になってくるわけです。 スポーツだってそうですよね。強くなる方法がないのに「根性だ!」「気合いが足りない!」なんて言ったってしょうがないんですよね。強くなるわけがありません。 どういったトレーニングをして、毎日どうやってこなしていって、強くなるための具体的な方法がまず必要となります。 根性だけで乗り切ろうとすると、ただただ体力と精神力を消費するだけになってしまうので、冷静に方法や対策を考えたうえで根性論を語るようにしましょう。
ひと昔前は苦しいことや痛みに耐えることが美徳されていました。 そして耐え抜く精神力こそが一流だと、日本では大和魂が謳われてきました。 しかし、そんな時代はもう終わっています。 効率を考え、いかに最短距離で苦痛を感じることなく上達して成長していけるかが大事になってきます。 そして、自分が成長するためのプロセスであれば大変であったりしんどいことがあっても、身体的な苦痛などは感じません。 スポーツだけではなく、人間関係でもそうです。 上司からの嫌味に耐える根性なんて、もう時代遅れなんですよね。 自分のやりたいことや特技を存分に活かせる場所が必要です。 そして自分の技術をどんどん向上させていくための根性が必要となってきます。
やっぱり、スポーツ選手に根性は欠かせないですよね。 もちろん、天才肌で根性なくこなせてしまう人もいるかと思いますが、根気強くトレーニングすることでどんどん強くなっていけるでしょう。 強くなるために努力をし続けるという精神力は並大抵のものではありません。
営業職も根性を活かせる仕事になっています。 自分の足で営業をして、契約を結んでいかなければなりません。 毎月のノルマもありますし、それを達成するために営業をし続けなければなりません。 毎日人と関わる仕事で、精神力がかなり必要となります。 根性があるとないではかなり大きな差に…。根性で足を運び続けてなんとか契約取れてノルマ達成、なんてこともあります。
常に激戦を繰り広げいてる飲食業も根性が活かせるでしょう。 日々トレンドをチェックし、お客さんの反応を見ながら料理のスキルを上げ続けていかなければなりません。 より良いお店にしよう、という根性が必要です。
根性論だけで乗り切るのは違いますが、仕事をするうえで根性があるというのはとても強いスキルになります。 最後まで諦めたり投げ出したりしない精神力はかなり必要です。 耐え抜きすぎて、気付いた時には自分がボロボロだった…なんてことがあっては大変ですが、簡単に諦めてしまうのも違います。
いかがだったでしょうか? 根性なんて、ダサい!古い!と思っている人も多いかと思いますが、ある程度はやっぱり大事ですよね。 諦めることも切り替えが早いと言ってしまえばそれまでですし、難しい表現ではありますが「根性=精神力」と考えると何事においても精神面を鍛え上げるのは大事なことと言えます。 ただ、根性だけではどうにもなりません。 同じだけ技術を身に着けていかなければならないし、常識や知性、対人関係においても人は考え対応をしていかなえればなりません。