「もやもやする」の意味は「心にわだかまりがって、すっきりしない様子」です。 仕事や恋愛などで「何だか心がもやもやする」とか良く耳にする言葉ですよね。今回は「もやもやする」という状態や、もやもやする原因などを解説していきます。もうやもやするのを解決する方法も合わせて紹介しますので是非参考にしてください。
「もやもやする」の意味は「心にわだかまりがあって、すっきりしない様子」です。 煙がもくもくと立ち込めているように、心にもやがかかりさっぱりしない気持ちのときに「もやもやする」と表現することができます。 不満や不安があって、気持ちが落ち着かない状態に「もやもやする」と言うことが多いでしょう。
もやもやすると、ずーんと気持ちが暗くなる状態に陥ります。 何をしても気持ちが落ち込んでいるような感じです。 仕事をしていても、好きなことをしていても、気持ちが暗くなります。 気持ちが暗いので、「はあ、、、、」とため息をつくことも多くなりますし、「頑張ろう」と思っていたことも「もういいや」といった気持ちになってしまうことがあります。 気持ちが暗いと前向きに物事を考えたり、前向きな気持で物事に取り組んでいくのが非常に難しいです。
もやもやすると、生活している中で何をしていても不安感が消えないという状態になることも多いです。 「何が」というわけではないのですが、なんか不安な気持ちでいっぱいなんですよね。 自分の将来についてなど漠然としたことに不安感を覚えたり、些細なことでも不安感でいっぱいになって鬱々とした気分になってしまう人も多いでしょう。 「本当にこのままで良いの?」といった不安感だったり、「自分は誰にも必要とされていないのでは?」など、様々なことを考えすぎて不安になってしまうという状態になります。
もやもやした状態だと、とにかく気持ちが後ろ向きになってしまっているので意欲が沸かなくなるという特徴があります。 例え、自分の好きなことであってもです。 依然まで好きでやっていたことも、なぜか「やる気が起きない」というい状態になってしまいます。 なんとかはじめたところで「楽しい」と思えなくなってしまうなんてことも... 「やる気がでない」「楽しいと思えない」ということに、さらにもやもやしてしまいます。
もやもやしている状態だと「何をしても楽しくない」という現象が起きます。 飲み会など、いつもならイエーイ!!!とう気持ちになるのに、無理をして周りにテンションを合わせているような感覚でしんどくなってしまいます。 なので、心の底から笑えなくなってしまうなんていうことも多いでしょう。 無気力だし、悲しいとか辛いとかではなく「無」の感情で生活してしまいがちです。
もやもやしている状態になると、何をしても上手くいかなくなります。 というよりも、「何をしても上手くいかない」と感じてしまうことが多くなると言えます。 他人から見て「完璧じゃん!」と思えることでも、「なんだか納得いかないな」と思ったり、「なんで自分はこんなこともできないわけ??」なんて感情に襲われたりするんですよね。 もやもやとしている状態だと気持ちが後ろ向きになりますし、「なんかしっくりこないな」「なんか求めていたものと違うな」という感覚になってしまうのです。 あくまでも自分の感覚の問題なので、なかなか解決することも難しく余計に気分が沈みます。
恋愛でもやもやしているなど、何か原因がハッキリしていることもあるでしょう。 そういった場合、もやもやしている状態だと、とにかく悩み事が頭から離れなくなってしまいます。 もうずーっと頭の片隅に悩み事があって、仕事にも集中できません。 そして結局ケアレスミスをしてしまったりして、自己嫌悪に陥る...。 もちろん、この場合は根本的な原因を解決してもやもやが晴れれば解決します。 しかし、解決しないかぎりはもやもやは続いてしまうでしょう。
もやもやしている状態だとイライラしてしまう人も多いです。 気持ちがすっきり晴れず、もやもやとしている状態にだんだんと苛立ちを覚えてきてしまうのです。 怒っているのではありません。 気持ちが沈んでいるからむしゃくしゃしてしまうのでしょう。 自分に対してイライラしてしまって、それが態度や言動に出る人もいますが、周りの人やすべてのことにイライラしてしまうなんて人もいます。 そして人に当たってしまった日には自己嫌悪でさらに落ち込むのです...。
心配事や気になることがあると、もやもやする原因になります。 すぐに確認が取れたりすることであれば、もやもやとすることはないでしょう。 しかし、例えば「恋人が浮気をしているかもしれない」など、確証がなく確認のしようがないことは、もやもやしますよね。 また、悩み事があるように見えたから聞いてみたのに「今は言えない」と言われてしまうといった場合ももやもやします。 そういった心配事や気になることは心をもやもやした状態にさせて気持ちが暗くなる原因になるでしょう。
自分にとって納得のいかないことがあると、もやもやする原因になります。 例えば、仕事でおきたミスを自分のせいにされてしまった...しかし他の人がやったという確証もなく「絶対に違う」という証拠を出すこともできない。 そうなると、その場を収めるためにも謝らなければいけなかったり自分が対処しなくてはいけません。 仕方のないことだと思っても「本当は自分ではないのに」という納得のいかない気持ちがあるので、気持ちはもやもやとしてしまいます。 納得のできないことがあると、憤りを感じますしもやもやが心に残ってしまいやすいです。
好きな人に自分の気持ちを伝えられない...など自分の気持ちを素直に伝えることができない場面ってあると思います。 恋愛以外でも自分の気持ちを飲み込まなければいけないようなことがあると、心がもやもやとする原因になるでしょう。思ったことを伝えられないのって、どうしても気持ちがスッキリしないものです。 伝えたいのに伝えられないもどかしさが、もやもやとした気持ちにさせるのと同時に「どうして伝えられないんだ」という憤りにも繋がります。とっても辛いですよね。
仕事がうまくいかないというのも、もやもやとしてしまう原因でしょう。 思うように業績が残せなかったり、ミスを立て続けにしてしまって上司からの視線が痛い...など仕事が上手くいっていない時って気持ちも晴れないですよね。 社会人になると1日の半分以上を仕事にあてているわけですから、一度もやもやしてしまうとなかなかスッキリしないことも多いでしょう。 仕事が終わってからも家でもやもやして何も手につかなくなったり、友人と楽しい時間を過ごしたくても仕事のことが頭をよぎるともやもやとしてしまいます。
人に傷つくことをされた時って、もやもやしますよね。 もちろん、悲しいとか悔しいといった気持ちもありますが、言われたことが図星だったりすると余計に言われた言葉が頭に残ってもやもやしてしまいます。 「デブ」と言われたら、ダイエットをして見返せばすっきりするでしょう。 しかし、自分ではどうにもならないことを言われてしまったりするとどうにもならなかったりします。 言葉はときにナイフになりますからね。。。 一生思い出してはもやもやとしてしまい続けるなんてことにもなりかねません。
「自分はダメな人間だ」「自分なんて...」という強い自己否定は、もやもやの原因の一つです。 自己否定をしていると何をしても自信がもてないので、何をしても「納得がいかない」という状態に陥りやすいです。 でも、自分自身を責めるばっかりで具体的にどうすれば良いのかわからないという状態になってしまいます。そうなると気持ちに余裕もなくなりますし、余計に物事が上手くいかなくなってしまいます。 そしてまた自己否定をして心にもやもやとした感情を抱えていく...これのくり返しになってしまうのです。
人間関係を構築していくのって大変ですよね。 特に職場の人は、合わない人も関わっていかなければなりませんから、ストレスが貯まるものです。 その人間関係のストレスが、心をもやもやした状態にする原因になっていることも多いです。 特になんとなく相性が悪かったり、折り合いの悪い人がいたときって、どうしても接するたびに心に負担がかかりますしもやもやしますよね。 相手に対して負の感情を抱いてしまうことで自己嫌悪に陥ってしまったり... そういった日々の人間関係のストレスで心がもやもやとしてしまう人は多いでしょう。
毎日が同じことのくり返しのように感じて物足りなさを感じているなど、毎日に飽き飽きしてしまっていると心がもやもやしてしまう原因になります。 平凡な日々でも充分幸せなのですが「自分はこのままで良いのか?」なんて疑問に思ってきてしまうんですよね。本当は挑戦してみたいことがあるのに惰性で今の会社についているなど... 平凡でも自分の中で何か不満があったりすると、それがもやもやの原因になるのです。 でも平和な日常を抜け出す勇気もない...だからもやもやしてしまうんですよね。
休みも返上して働いていたり、帰っても寝るだけ...というように忙しすぎる日々を送っていると、充実しているなと感じていてももやもやしてしまうことがあります。 それは、やはり「自分のために使う時間がなさすぎるから」でしょう。 どんなに充実していても、やるべきことをこなすのにいっぱいいっぱいだと、もやもやしてしまうのは当たり前のことです。 だって、自分の好きなことをする時間がないんですから...! 自分の好きなことをして心を満たす時間がないから、なんとなくもやもやした気持ちを抱えたまま生活を送ることになってしまうのです。
将来の不安があってもやもやしたことがあるという人は多いのではないでしょうか。 例えば就活の頃...いざ働く会社を決めるとなったときに「この会社で平気なのだろうか?」「しっかり働けるんだろうか」と不安になったり、そもそも「どの会社で働きたいかわからない」という状態で就活を進めていて、だんだんもやもやしてきてしまった...という経験のある方は多いのではないでしょうか? 「このままで自分は将来平気なのか?」「結婚出来ずにこのまま一人なの?」とかそういった漠然とした不安ももやもやする原因になります。
もやもやするのを解決するには、やっぱり根本的な原因を取り除けるのが1番ですよね。 しかし、もやもやしている時って何故もやもやするのか自分でもよくわかっていないということが多いのです。なので、自分自身としっかり向き合ってみましょう。 もやもやしていると、核心に迫るのが自分でも怖かったりするんですよね。 それでも自分自身と向き合って、どうしてもやもやしてしまっているのか考えてみるべきです。 自分で自分を責めたりしないで、第三者の目線で「そうなんだね、、うんうん」と自分の気持ちを自分で聞いてみましょう。 自分自身でハッキリわかると、それだけで気持ちが晴れますし解決に向けて行動をすることができるはずです。
もやもやする気持ちをバーっと紙に書き出してみるのも良いでしょう。 自分の中で抱えてすぎているからこそ、もやもやしているのかもしれません。 誰にも言えない思いを抱えてもやもやしてしまうことってあります。 なので、自分の気持ちに正直に自分の思いをありのまま書いてください。 誰に見せるわけでもないので、説明不足でも支離滅裂でも何でも良いのです。 自分の思いを紙に書くことで、自分の気持ちも整理されていきます。 そして整理されたことで気持ちがスッキリしてくるでしょう。
心がもやもやしてしまうときって心身共に疲れ切っているはずです。 まずは、ゆっくりと休養をとって心と身体を充分に休ませるべきです。 根本的な原因を解決することが1番なのですが、そう簡単なことではありませんよね。 しかし、身体を休ませ体力を回復させることにより、気持ちがリフレッシュして前向きな考え方をすることができるようになるでしょう。 もやもやしている状態で無理をしながら生活をし続けても、しんどい状況が続いてしまう可能性が高いので、やらなければいけない仕事があったとしても、とりあえず第一に休息をとることを第一に考えましょう。
趣味など、「これをやっているときは嫌なことを忘れられる!」というものがあれば、趣味に没頭する時間を少し増やしてみるといいかもしれません。もやもやしてしまってるときって、自分が好きなことをする時間がなかなかとれていない時だったりします。 趣味が特にないと言った場合でも、興味があったことに挑戦してみたり自分が「楽しい」と思えることに時間を使ってみてください。 「楽しい時間もある」ということが実感できれば、心がもやもやして「もうどうでもいい」という無気力になってしまう気持ちにブレーキがかかり、「頑張ってみよう!」と思えるはずです。
もやもやしてしまっている場合、とにかく出来るだけ「無」になることが大事です。 そのため、瞑想をして無の状態になり、気持ちを落ち着かせるといいでしょう。 「瞑想」や「マインドフルネス」というワードで調べると、YouTubeなどでもやり方を説明してくれます。それを流しながらそのまま瞑想をしてしまうことも出来るのでおすすめです。 「もう、もやもやしすぎて疲れましたわたくしは…」となってしまっている時って、どうしても気持ちが落ち着かなかったり悪い方に物事を考えてしまいがちなので、いったん冷静になるためにも瞑想を利用してみてはどうでしょうか。 自分で上手くできない時は、瞑想のワークショップなどに一度参加してコツをつかんでみましょう。
もやもやするのを解消する方法として、音楽を聞くというのも良いでしょう。 好きな音楽を聞いて気持ちをリフレッシュすることができるという人は多いのではないでしょうか。 音楽というのは、自分の中の上手く言葉にならない感情を代弁してくれているものが沢山あります。 そんな共感できる歌詞の歌と聞いていると、次第に気持ちが晴れてくるといういことがよくあるのです。 「音楽療法」というものがあるように、「音楽」には健康の維持や生活の向上のみならず、心身障害の機能回復効果が見込めるとされているので、試してみる価値ありです!
思いっきり泣くとスッキリする時ってありますよね。 実は涙を流すのはストレス解消になるんです。 涙を流すことで、自律神経のバランスが回復します。 そして泣くことでスッキリしてもやもやが晴れることがあるんです。 しかし、いきなり泣こうと思っても泣けるものではありません。 ですので、泣ける映画を調べてそれを観て思いっきり泣いちゃいましょう。 泣いたあとはきっと心がスッキリしていますよ。
「もやもやしてる〜」と思ってきた時、ちょっと体を伸ばしてみましょう。 簡単にでいいので体を伸ばすと、気持ちがリラックスします。 そして気持ちに余裕がでるので、もやもやをなくす為の解決方法をきちんと考えられるようになります。 背筋を伸ばすだけでもいいですが、屈伸をしたり身体を思いっきりねじったりしてみましょう。 時間と体力に余裕があればラジオ体操をやるとかなり効果があります。 身体を動かすと、気持ちがとてもスッキリします。 血流も良くなるので、頭もスッキリしますよ。
いっそのこと一人旅などをして、現実から離れてみるのも良いですね。 もやもやしてしまっていると、誰とも関わりたくないし何もしたくないと思ってしまうことが多いです。 なので一人、列車などに乗って遠出をして気分転換をしましょう。 特に都会に住んでいる人は自然の多いところへ、自然の多いところに住んでいる人は都会に行くなど、いつもいる場所とは反対のところに行ってみると気分転換になるでしょう。 土日に一泊二日で出かけるのもありです。 行ったことのない都道府県や、島に行くのもいいでしょう。 新しい土地や人に触れ「世界はまだまだ広いなぁ」と感じ、自分の悩んでいることなんてちっぽけすぎるななんてと感じるものです。
もやもやしてしまっている時って、気持ちが後ろ向きになっています。 一人で考えていても、悪いことばかり考えてしまうので結局負のループなんです。 なので、もやもやしてしまっている時は第三者に話しを聞いてもらうのが効果的です。 第三者からの意見を聞くことで解決策や負のループから抜け出すキッカケになるかもしれません。 「自分のもやもやした気持ちを言語化するのが難しい」という場合は、全然違う話をして気晴らしにするのもいいですし、友達など近くにいる人の存在に助けてもらいましょう。
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もやもやするな〜って思う時って誰にでもありますよね。 でも、実際そのもやもやした気持ちを言葉にしようとすると難しいものです。 人間の感情って不思議ですよね。 何か悩みがあったり、嫌なことがあった...そんなときはまずは心をゆっくり休めてください。 肉体的な疲労も精神に大きく影響し、些細なことでもやもやしてしまう原因になります。 自分の心からのSOSサインは見逃さないようにしましょう。