「天邪鬼」という言葉をご存じですか?「あの人は天邪鬼な性格だ」というような使い方で良く耳にするのではないでしょうか。今回は、「天邪鬼」の正しい意味や、「天邪鬼」な人の性格の特徴徹底解析!さらに、「天邪鬼」な人の恋愛傾向や「天邪鬼」を治す方法についても紹介します。 」
「天邪鬼」は「あまのじゃく」と読みます。 「天邪鬼」は「天の邪鬼」と表記されますが、どちらも間違いではありません。 「てんのじゃき」「てんじゃき」など読み間違えてしまう人も多いので注意しましょう。
「天邪鬼」は、「わざと人に逆らう言動をするひねくれ者」という意味の言葉です。 例えば、誰かの発言に対して、自分もそうだと同感していたとしてもあえて逆らうよな発言をしてその場の空気を乱してしまったりすることを「天邪鬼」といいます。 簡単に言えば「ダメ」と言われればやりたくなるし、「やってもいいよ!」と言われると「やりたくなくなてしまう」というようにどうしても正反対のことをしたくなってしまう素直じゃない性格の人のことをいいます。 「天邪鬼」は「ひねくれ者」というニュアンスの強い言葉なので基本的にはいい意味では使いません。
「天邪鬼」の語源は、「日本の妖怪」であると言わていて、民話に登場する妖怪の名前です。 「古事記」「日本書紀」に出てきていた「天探女(あまのさぐめ)」と呼ばれていた悪神の名前がなまって「あまのじゃく」と呼ばれるようになったと言われています。 この「天探女」は元々はアメノワカヒコに仕える女神でした。 ある日、派遣先で8年もの間努めを放棄していたアメノワカヒコに、天照大御神がキヂナナキメ(鳥)に「戻るように」伝言を頼んだ際に、その伝言を先に聞いた天探女は、アメノワカヒコに「あの鳥は不吉だから射殺したほうがいい」とデタラメを伝え、キヂナナキメを射殺させてしまいました。 キヂナナキメを射抜いたその矢は天まで届き、アメノワカヒコを派遣した高木神がその矢をひろい、「アメノワカヒコに邪神があるなら、この矢に当たるように」とう矢を打ち返したところ、その矢はアメノワカヒコの胸を射抜いてしましました。 また、そこから告げ口をした「天探女」は、「天の邪魔をする鬼」つまり「天邪鬼」と言われるようになったとも言われています。 日本では「天邪鬼」は、「人の心を読み取って悪戯をしかける妖怪」の一種ともされていますが、元々は「神様」に由来していたのですね。
「天邪鬼」の類語には「へそ曲がり」「偏屈」「つむじ曲がり」「ひねくれ者」などがあります。
「へそ曲がり」の意味は「心が曲がっていて、性質が素直でないこと」です。 例文
「偏屈(へんくつ)」の意味は「性質が頑なで、素直でないこと。ひねくれているこ」です。 例文
「つむじ曲がり」の意味は「性質がひねくれていて、素直でないこと」です。 例文
「ひねくれ者」の意味は「性質がねじけて素直でない者」です。
「天邪鬼」を直訳した英語は存在しません。 「ひねくれ者」に近い意味を持つ英語には、
などがあります。 「曲がった考え方を持っている」を意味する英語には、
などとなります。
「天邪鬼」は、「いじわる妖怪天の邪鬼」としてゲゲゲの鬼太郎にも登場してします! 「いじわる妖怪天の邪鬼」の特技は「人の心を読むこと」で、力も強く鬼太郎たちを非常に手こずらせてしまった妖怪です。 好物は食べ物を「燻製にして食べること」で、鬼太郎たちも燻製にされかけてしまうほど・・・。 「ゲゲゲの鬼太郎」1期に初登場し、3期で鬼太郎に封されてしまいますが4期では「復活!妖怪天邪鬼」で再登場しています。
「天邪鬼」とは、上述したように「人とは正反対の言動をしてしまうようなひねくれた」性格をいいます。 では、一体どうしてわざわざひねくれた言動をして空気を乱すようなことをしてしまうのでしょうか。 「天邪鬼な人の心理」について考えてみましょう!
感情表現が苦手な人は、自分の気持ちを伝えるのが苦手なので、周りからしてみると天邪鬼に見えてしまうことがあります。 例えば、すごく楽しみしている気持ちを表現しようとしてもうまく笑えなくて逆に顔が引きつってしまう、というように気持ちが表情や態度に出ない人を言います。 実際には捻くれていないのに、本心とは反対のことをしてしまうため、天邪鬼だと勘違いされてしまうのです。
「人に流されたくない」と感じるのも、人を「天邪鬼」にしてしまう要因であると言えるでしょう。 「人に流されたくない人」は素直に多数派になることを「恥ずかしい」と感じてしまう心理があります。 例えば大勢の人が「これほんとうに美味しいよね」などと絶賛しているものなどを、一緒になって「美味しい!」と言ってしまうのは、なんだかプライドが邪魔してできないのです。 「流行り物」を身に着けているのを「みんなが持っているものを買ったりつけるのがダサい」を感じるのと同じ心理で、「でも、これは本場の味とはかなり違うよ」などと天邪鬼なことを言ってカッコつけたくなってしまいます。
「天邪鬼」になってしまう人は、少数はの意見を述べる割に実は「承認欲求」が強いということがあります。 本当は自分のことを理解して欲しいけれど、「どうせ分かってくれない」と思い、本心を打ち明けることができず、それどころか場合によっては相手を遠ざけ、傷付けてしまうのです。 理解者を求めているのに、それはどうせ叶わないと、いじけるように真逆の態度をとってしまいす。
「本心を知られたくない」という心理が強くて「天邪鬼」になってしまう人もいます。 自分の「本心」を知られることに恐怖心がある人は、自分と思っていることと反対の行動や言動を繰り返します。 自分の本心を知られることで、否定的な意見を言われて傷つくことを避けてしまう傾向にあるので無意識のうちに「天邪鬼」なことを言って本心を隠そうをするのです。
相手の気持ちや自分に対する評価を確認するため、わざと天邪鬼な態度をとる人もいます。 例えば、バスケットチームなど何かに所属していたとして、本心では「頑張りたい!続けたい!」と思っていても「チームから抜けたい」と本心とは逆に「天邪鬼」なことを言うことで、チームメイトが悲しんでくれる、「辞めないで!」と止めてくれるという自分の価値を確認させてくれるような反応を期待しているのです。 「やめないで〜!」「抜けないで〜!」と止めてほしい・・・つまり、「かまってちゃん」であるとも言えるでしょう。
「天邪鬼」な人には「負けず嫌い」な一面があります。 例えば、同僚が何か素晴らしい業績を残して評価されていたとします。 そうすると、やはりどうしても悔しいので「でもあれは上司の○○さんに手伝ってもらったやつだからな〜〜」というように否定をするようなことを言ってしまうのが「天邪鬼」な人の性格です。 つまり、他人が褒められるようなことが嫌なのでついつい人の粗探しをしてしまうのです。
「天邪鬼」の人は、本当に自分の考えが一番正しいと思い込んでいるという可能性も高く、さらに自分が「こうだ!!」と思った意見や考えを変えないという頑固さがある可能性が高いです。 例え、「これはこうじゃない?」と指摘されても決して認めない信念の強さを感じます。 自分の意見が正しいと思いこんでいるからこそ、「それは違うと思うよ」とひねくれた意見を言ってしまうのでしょう。
「天邪鬼」の人は、強い信念を持っていることが多いです。 つまり、自分の中で「こう」というしっかりとした考え方の軸があって決してブレないのです。 だから、「みんながそう言っているから自分も賛同する」「みんながやっているから自分もやってみる」 というような「流される」ということがありません。 そしてそういった、周りの人に影響されない部分を「自分の意見を変えない」として「天邪鬼だな」と感じる人が多いのでしょう。
「天邪鬼」な人は、プライドが高いです。 なので、ちょっと自分の意見と違うことを言われてしまうと、「自分の意見を反対された」と思って、さらに天邪鬼な意見を言い返してムキになってしまうというような一面があります。 十人十色ですから、違う意見があってもいいですし決して同じ意見ではない=否定ではありませんが、「天邪鬼」な人は、ついつい「そんなの間違っている!」とまくし立ててしまいます。 「他人の意見を尊重しない」というのが「天邪鬼」の悪いところなのです。
「天邪鬼」の人は、頭の回転が異様に早かったりします。 他人が言っていることに対して、即座に反対の意見が出てくるのは頭の回転の早さを感じますよね・ 反対な意見を言うとかならず「どうして?」「なんで?」という質問がきますし、反対の意見を言って周りの人を納得させるには頭の回転率が必要です。 本当は多数派だけど、ただ自分は人と違う反対の意見を言ってみようっと・・・と意識的に思っただけでは言い返されたときに何も答えることができないのです。 したがって、いつでもポンポン反論できる「天邪鬼」な人は頭の回転が早いと言えるでしょう。
「天邪鬼」な人は、「自分のことが大好き!」という「自己愛が強い」ということも多いです。 つまり、「みんなとは違う意見を言っている自分カリスマ性あるわ〜!」みたいに、「普通の人とは違うことをしている自分」に対して自惚れしている「ナルシスト」であると言えるでしょう。 さらに「自己愛」の強い人は、だいたい人を見下しているようなところがあります。 「みんなと違う意見を言う自分」は特別扱いされるべきだと思っているのかもしれませんね。
多数派とは違う意見を言うことで、「誰よりも目立ちたい!」と思っていることも多いです。 確かに、1人だけ「それは違うと思う」という否定意見をいったり、「これはこうなんじゃないか」という持論を述べはじめたら、驚いて誰もが注目してしまいますよね。 例えば、校則を破って金髪にしてしまったりするヤンキーは、校則を破るなんてすごいだろ!かっこいいだろ!と思っていて、注目されたいのです。 それが悪目立ちだろうがなんだろうが関係なく、とにかく「他人と同じことをするのが嫌」で変わったことをして目立ちたいという心理があるのでしょう。
上述の「天邪鬼」の人の心理でも述べたように、「自分の本音を知られたくない」という気持ちの強さが「天邪鬼」になって本音をは反対の気持ちをつい言ってしまうということがあります。 とっても秘密主義な性格をしているということもあるでしょう。 本音を知られて否定されたくないという気持ちが強いので、自分の気持ちは秘密にしています。 この否定されたくないという気持ちが、思ってもいないのに他人に社交辞令で同調したり、逆に「天邪鬼」になって相手のことを否定してしまったりするということに繋がるのです。
多数派の意見とは違う意見を言ってズバっと否定するようなことを言ってしまうのですから、「天邪鬼」な人は、ときにその場の空気を壊してしまいますよね。 つまり、「天邪鬼」な人は相手の気持を考えるのが苦手であると言えるでしょう。 苦手、というよりはむしろ「あえて空気を読まない」という傾向があります。 空気が壊れてしまうことに申し訳なさなんて1ミリも感じていませんし、むしろ壊してやろう!くらいに思っているのでしょう。 例えば自分意外の人が「焼き肉が食べたい!」盛り上がっている中で「私は焼き肉の気分じゃないからパスタにしない?」というように自分の意見を言うことができますか? このとっても気まずい状況下でも「パスタにしない?」と平然と言えるのが「天邪鬼」です。
「天邪鬼」な人が、周りとは違う自分の意見を押し通したくなってしまうのは「わがまま」な性格であるとも言えますよね。 上述したように、たまに空気の読めないことを言い出したかと思えば「これじゃないとダメ!」というような自分の要望を一切まげないので「わがまま」と思われてしまっても仕方ありません。 さらに、自分の評価を上げるために他人のことを否定するようなことも平気で言えるので周りの事を一切気にしない性格なんだなと思われがちです。
「天邪鬼」な人は、自分の非を認めるのが非常に苦手です。 「プライドが高い」ので、たとえ「的外れな意見を言ってしまったな・・・」と気がついたとしても、「自分の意見が間違ってました」と自分の非を求めることができません。 なので、結局最後まで頑固者のように頑なに自分の意見を押し通そうとしてしまうのです。 自分の非を認める勇気があれば「それもそうだよね」の一言でわかり合えるのに、結局意地をはって意見を押し通そうとしてしまうのです。
例えば、誰かに仕事のことなどで高い評価をうけたときに「天邪鬼」な人は、素直に「ありがとう」と受け入れることができません。
というように、疑いの気持ちばかりでてきてしまうのです。 これは、自分自身の自己評価が低いことが原因で素直になれないということが考えられます。 つまり、「天邪鬼」な人はネガティブな思考の持ち主でもあるということです。
「天邪鬼」の人は、人との会話中などしょっちゅう揚げ足をとるようなことしてきます。 例えば
など、他の人が気ずかない・または流すようなことでもいちいち突っ込んできます。 言い間違えなどを突っ込んでその場の笑いになることも確かにありますが、「天邪鬼」な人の場合、自分を優位な立場に位置づけたいという意図が見え見えなので、対象者をイラっとさせてしまいがちです。
「天邪鬼」な人は、本心で「良い!」と感じていても、素直じゃないので褒めることはせず、あら探しをして批判ばかりをしてしまいます。 例え、周りの人が「とても良かったよね!」と口を揃えていても「でも〜・・・なところがないなって思った」など必ず批判します。 本当は自分が褒めらる立場になって注目されたいのにできないので、とにかく批判をしたくなってしまうのでしょう。
「天邪鬼」な人は、人が幸せそうにしているところを見るよりも、落ち込んでいたり悲しんでいるとことを見るのが好きです。 なのでちょっと相手が傷ついてしまうようなことを、ポロっと平気で言ってしまったり困ってしまうような意地悪をしてくることも多いです。 そしてそんな自分を「サバサバしてる」とか「毒舌」というように思っていますが、周りの人はただ「性格悪い人だな」と普通に思っています。
「天邪鬼」な人は、頭の回転が非常に早いので会話中など、的確に鋭いツッコミを入れてきます。 「揚げ足をとる」のがうまいのも、頭の回転が早く、鋭いツッコミを入れることができるからであると言えるでしょう。 せっかく頭の回転が早いのですから、笑いをとって会話を盛り上げる為だけにその能力を遣えばいいのに、わざわざ人を嫌な思いにさせて嫌われてしまうなんて非常にもったいないですよね・・・。
「天邪鬼」な人は、上述してきた通り「性格が良い」とは言えませんよね。 天邪鬼な人自身も、人から誤解されて嫌われていることを自覚しています。 ただし、自身の性格を直そうとするのではなく、一人でも大丈夫な強さを身につけます。 ですので、天邪鬼な人は、いつの間に人の目を気にしない、単独行動が得意などといった強い人になります。 元々人と同じ意見を持ちたくないタイプなので、ぞろぞろと群れて行動するのが苦手なのです。
「天邪鬼」な人は、見栄をはってしまったり、本心を隠すために思っていることと反対のこと言葉を口に出したりしますよね。 自分では心の中で「本当はそんなことないんだけれど」と思っていても、聞いている側はそんなことはわかりませんので、もちろん誤解されてしまいます。 そのため、だいたいはグループから孤立していて極端に友達が少なかったりします
「天邪鬼」は、飲み会の場など盛り上がっている場で突然「帰るわ〜」と言ってしらけさせます。 楽しく盛り上がっている雰囲気をぶち壊したくなってしまうのです。 どうしても予定があって抜けなければならない・・・というようなやむ終えない事情があるわけでもなく、「天邪鬼」な人はただ気分で「帰ろーっと」と思っしまうような「気分屋」なところがあります。 また、自分が話しの中心になれないときなどに注目を浴びたくて「帰ろうかなー」と急に言いだしたりするのです。
「天邪鬼」な人は、個性的な物を選びがちです。 「天邪鬼」な人は皆ととにかく正反対でいたいので、流行っているものは意地でも手にしません。 そして、「こんなの見つけたの!?」と思わず聞いてしまうような個性的なものを好むのです。 「天邪鬼」な人にとって、それが「オシャレ」だったりしますが、一般的に見ると「えっ、、良くこんなの選んだね、、、」という感じでしょう。 しかし、そう指摘してもおそらく「えっ、まさかこれの良さがわからないの!?」なんて言われてしまうのがおち!
「天邪鬼」な人は、素直に他人が言ったことを受け入れられないところがあり、まず第一声に 「えっ、それほんと?」というように疑うようなことを言ってくるころがあります。 例えば、「昨日告白してOKしてもらえたんだ!!!」と報告したとして、「天邪鬼」な人は「え!!!おめでとう!!!」と素直にお祝いはできないでしょう。 まず「それほんと?」と事実確認から入ります。 驚いて、「ほんと!???」と言ってしまう人は普通にいると思います。 しかし、「天邪鬼」の人の「それほんと?」という言葉には「そんなわけないでしょ、、、説明してごらんよ」という相手をバカにしていたりする気持ちが強いです。
「別に・・・・」でおなじみの女優沢尻エリカさんを思い出しましょう。 「天邪鬼」な人は、あきらかに落ち込んでいるときや機嫌の悪いときに「どうしたの?」と聞いても
と言うことが多いです。 あきらかに何かあったはずなのに「別になんでもない」と言ってしまうのは、まさに素直ではない「天邪鬼」ですよね。 「いや何かあったならハッキリ言ってくれ!!!」「話す気がないなら態度に出すな!」と思ってしまいますよね。
例えば、「明日、ディズニーランド行かない!?」と聞いたとき、本心では「やったー!!行きたい行きたい!」と思っていても「まあいいよ・・・」とノリ気ではない「仕方なく感」を出してくるのが「天邪鬼」です。 本当だったら「天邪鬼」なので「行きたくない」と断りたいところなんだけれど、「でも行きたいから断りたくない・・・。」「でも良いよ!!!!!」と素直にノリノリで答えるのはプライドが許さない。 だから「まあ・・・・」をつけてしまうのでしょう。 「まあいいよ」というように「まあ」という言葉を頭につけただけで「OK」は「OK」でも「仕方ない感」が出てしまうのはなぜなのでしょうね。
「天邪鬼」は何かの感想を求められたときに、必ずと言っていいほど「つまんない」というと 思います。 映画の感想や、どこかへ出たときの感想など「天邪鬼」なので、素直に「楽しかった!」とは言えないのです。 ちょっと皆より深いとこまでわかってます・見てますと言わんばかりに「つまらなかったよ」「大したことなかった」みたいな通ぶった感想を伝えだします。
「天邪鬼」な人は、普段から自分の気持ちを隠そうと思っていることとは正反対なことを言ってしまうくらいですから、「好き」という気持ちをストレートに伝えることはもちろんできません。 自分の気持が相手に伝わることで、嫌悪感を示されたり避けられてしまうことを恐れています。 自分の恋愛なんて上手くいきっこないと恋愛面においてもかなりネガティブなのです。 自分からデートに誘ったりなんてことはもちろんできず、いつでも受け身でしょう。
「好きな人」なのですから、優しくして気にいられたいと思うのが普通ですよね。 しかし、「天邪鬼」な人は、もちろんそこも逆。 「好き」という感情を抱いている男性のことはついついいじめてしまいます。 小中学生でも「好き」という気持ちからくる照れかくしだったり、相手の気を引きたいという思いの強さからついついちょっかいを出してしまう男子ってしますよね。 それと同じような感覚であると言えるでしょう。
「天邪鬼」な人は、好きな人に対して優しく接したり「好き」という気持ちが相手に伝わってしまうことはプライドが許しません。 たとえ、両思いで相手から好意を寄せられていることを感じても「そんなことあるわけない!」「からかわれているんだ!」と思ってしまいます。 その気持が、冷たい態度になったりと時にきつい口調になってしまうのです。 こういった「天邪鬼」な人の好意を感じさせずむしろ相手を避けるような態度や行動は「好き避け」とも言われています。
「天邪鬼」な人は記念日や、クリスマスなど恋人が楽しむようなイベントが嫌いです。 周りの恋人たちが浮かれているような雰囲気に乗っかるという事事態に嫌悪感を抱いてしまうので「イベントには興味がないから」と言われてします。 「天邪鬼」な人はストレートに気持ちを伝えることができないので、特に「記念日」では「記念日おめでとう、今までありがとう、これからもよろしく」という言葉を伝えることができないのです。 「お祝い」というムードも苦手。
「天邪鬼」な人は、自分から連絡をとるようなことはしないでしょう。 もちろん本心では「好きな人とは連絡をとっていたい」と思っています。 でも自分から連絡をするという素直な行動は、やはりできません。 プライド的にも自分から連絡を送るなんて「自分のほうが相手を好きみたいで嫌だ!」と思ってしまうのです。
「天邪鬼」な人は実は嫉妬心が強かったりします。 でも、「天邪鬼」な人は「嫉妬なんて全然しないから大丈夫!」と異性と出かけることを許すなど余裕ぶります。 しかし、実際は全然大丈夫じゃないのです。 本当は「嫉妬心」があるので機嫌が悪くなったりなど態度にでてしまいます。 「嫌なら嫌って言ってくれればよかったのに!」と思いますが、余裕ぶりたくなるのが「天邪鬼」です。
「天邪鬼」な人は、グループやチームから抜けたくもないのに「抜けたい」と言って、注目を浴びたり自分の価値を確認したがるように、恋愛面においても「別れたい」と言い出したり、愛情を試すような行動が多いです。 相手に嫉妬してほしくてわざと異性の名前を口にしたり、恋人以外の異性と連絡を撮ったり食事をしたりということもしてしまいがちです。 「嫉妬してくれる=好き」と思っているので、嫉妬してもらえばもらえるほど嬉しいのです 時にそれは信用を失ってしまうだけではなく相手を傷つけうんざりさせてしまうので、うまくいかなくなってしまうことが多いです。
この人「天邪鬼」なんだなって感じているような人の言っていることは、最初から真に受けないほうがいいです。 「天邪鬼」な人は、どうしても人の言うことにつかかっりたいだけなので、言われたことを真に受けてイライラしてしまうと「天邪鬼」な人の思うつぼです。 「また何か言い出したよ・・・」くらいでOK! さらに、機嫌が悪そうな態度や冷たくされても気にしたところで「別に」と言われてしまうだけなので気にしないのが一番です。
「天邪鬼」な人の言うことは、真に受ける必要もなければ張り合う必要もありません。 「天邪鬼」な人はただ、言われたことの反対なことを言いたいでけなのです。 張り合おうと本気で言い返したところで、さらに反発されてしまいます。 「絶対こっちのほうが正しいとわからせてやる!」なんて張り合おうをしても無駄なのです。
だからといって、適当にあしらいすぎるのはNG! 結局注目を浴びたい、構ってほしい、自分を認めてほしいという心理があって「天邪鬼」になっている可能性も高いので、適当にあしらいすぎると自身をなくし「天邪鬼」がエスカレートしてしまう可能性もあります。 例えば機嫌が悪い時や、落ち込んでいるようなときに「大丈夫?」と一言声をかけるなど、ちょっとした気遣いを見せるだけで「自分を気にかけてくれる人もいるんだ」という自信になるでしょう。
「天邪鬼」な人は「してほしい」というお願いをされると「嫌だ」と断りたくなりますし、「できる?」と聞かれると「できない」と答えたくなります。 「天邪鬼」だから、反対のことを言いたくなってしまうのです。 なので、やってほしいことがある時など頼み事をする場合は、「〜してほしいんだけど、、、できないよね?」というような頼み方をします。 「できない」という言葉を言われれば「できるよ!」と言ってしまうでしょう。
「天邪鬼」な人と一緒にいるときは、子供を扱うと思って自分が大人になりましょう! イラっとしたり、困らされるようなことがあっても、「子供なんだから仕方ない・・・」と思えばいいのです。 子供だと思って、適度に「すごいね」と褒めて固定してあげたり、拗ねていれば「またか、仕方ないな。。」と割り切ってスルーしていくことで「天邪鬼」な人と上手く付き合っていくことができるでしょう。
まずは、自分自身と向き合うことからはじめましょう! 自分が「天邪鬼」だと受け止めることで、自分がどんなときに「天邪鬼」なことを言ってしまうのか自覚できるはずです。 褒められてたときに素直に受け止められずに「天邪鬼」なことを言ってしまうというのであれば、「素直に相手がいってくれることを受け止める」ということを意識すれば、最初はムズムズしてもだんだん素直に受け止めることに慣れてくるでしょう。 注目されていないときにつまらなくなって「天邪鬼」なことを言ってしまうなと思うのであれば、ぐっとこらえるように意識します。 つまり、「天邪鬼」なことを言ってしまいそうな状況下で自分をコントロールすることが大切なのです!
周りの人に感謝の気持をいつももちましょう。 周りの人が自分によくしてくれるお陰で今の自分はいるんだという「お陰さまで」の謙虚な気持ちを忘れないことが大切なのです。 大切な人の言っていることは尊重したいって自然に思えるはずですが、どうですか?? そうすることで「こうしたほうがいいよ」という注意にも反抗するのではなく、「自分を思ってアドバイスしてくれたのだから受け止めないとなあ」と思えるでしょう。
「天邪鬼」な人は、人を信用することで裏切られたり悲しまれるんじゃないかと臆病な気持ちが強く、どうしても本心を隠したり、疑ってしまいます。 あなたの周りいる人は、本当に人を傷つけるような人ばかりですか? もう少し素直になってみてもいいって思えませんが? 傷つくことはたしかに恐ろしいことですが、傷つくことを恐れてばかりではいけません。 それでは自分自身も損をしてしまうばかrです。 勇気をもって相手を信用しましょう。
何よりどんな理由であれ、相手のことを否定してしまうと、相手が傷ついたり不愉快な気分になってしまいます。 それきちんと意識して、「相手の意見を尊重すること」を意識するべきなのです。 心の中で「それは違う!」と思っても「そうなんだね」とまずは受け入れることが大切です。 自分の意見を述べることはいけないことではありませんが、伝え方が重要です。
この人は素直だなと感じる人を意識して一緒に過ごしてみましょう。
など、参考にできることが沢山あるはずです! 素直な人には自然と人も集まっているはずですし、いつもにこにこ楽しそうな空気が流れているので「自分もこうなりたい!」と強く思えるはずです。 なりたい自分をイメージすることで、ぐっと「天邪鬼」脱却の道をすすめるでしょう。
一代で世界の松下電器を築き上げた松下幸之助。その人間観・経営観の礎には、つねに「素直な心」があった。素直な心とは、物事の実相を見誤ることなく、強く正しく聡明な人生の歩みを可能にする心―。では、素直な心を養い、高めるにはどうすればよいのか?著者の長年の体験と鋭い洞察から生み出され、発刊以来約30年、いまだ読者の支持を集め続ける“松下哲学の原点”、待望の文庫化。
一人さんが成功した、本当の理由―。その核心に迫る39の問答集堂々完成!誰でも楽しく成功できる!新しい時代のバイブル。
「天邪鬼」だと、他人にも嫌な思いをさせてしまうし良いことなんてほとんどないでしょう・・・。 やはり、「素直」なのが一番平和で楽しく過ごせます。 あえて「メリット」を探すのであれば、他人と違う意見をもつことで「新たな可能性」に気づくことがあるかもしれないということです。 歴代の発明家など、歴史上に残る人物は、人と違った考え方・発想をする力を持っているからこそであると言えるでしょう。 つまり、違う角度から物を見たり、意見をすることが役にたつことがあるかもしれないということです。
「天邪鬼」について理解していただけましたか? ✓「天邪鬼」の意味は「わざと人に逆らう言動をするひねくれ者」 ✓「天邪鬼」の語源は日本の妖怪 ✓「天邪鬼」の類語は「へそ曲がり」「偏屈」「つむじ曲がり」「ひねくれ者」など 「例え照れ隠しであっても正直、「天邪鬼」すぎると「めんどくさいな・・・」と思われてしまいがち です。 どうしても、人に素直になれない!と感じている人は、ぜひ天邪鬼な性格から抜け出せるように意識してみましょう! そして、回しに「天邪鬼」な人がいる場合は「しょうがないな」と一歩大人になってトラブルのないよう 対応しましょう。