驕りのある性格をどうにかしたいと悩んでいる人はいますか?自分を変えたいと思っていてもなかなか上手くいかないこともありますよね。今回はそんなあなたに、驕りのある性格を捨て、謙虚に生きる方法を徹底的に解説していきます。これであなたも遂に謙虚な人になれるはずです!
「驕り」の意味は自分の才能や地位などを誇りに思い、高慢な態度を取ることです。 読み方は<おごり>となります。 漢字は「傲り」「驕り」「奢り」があります。 「傲り」「驕り」は同じようなニュアンスですが、「奢り」は少し違う意味があります。 「奢り」は贅沢をすることや人にごちそうをすることを指します。「今日のご飯は私が奢るよ!」という時はこの意味で使われます。
「驕り」の類語は「傲慢」「慢心」「過信」などがあります。 それぞれ微妙に意味が違うので、下記で詳しく説明します。 「傲慢(ごうまん)」・・・驕り高ぶって人を見下す態度のこと。 「慢心(まんしん)」・・・自慢していい気になる心のこと。 「過信(かしん)」 ・・・価値・能力などを力量などを実際以上に信じすぎること。
「驕り」と類似した言葉に「自信」があります。 これらの意味は似ているようで違いがあります。 自信の意味は「自分の才能・価値を信ずること、自分自身を信じる心」です。 自信というのは、文字通り自分を信じることであって、自信があることはとっても良いことです。 そのため自信はポジティブな意味で使います。 一方で驕りの意味は「得意になって高ぶること、いい気になること」です。 つまり驕りは自信過剰を意味しネガティブな意味で使います。 したがって、適度な自信はその人にとってプラスですが、過度な自信は驕りとなりその人にもまた周りの人にもマイナスな影響を与えます。
「驕り」の語源は平家物語冒頭の「驕る平家は久しからず」ということわざになります。 自分の地位や財力などを誇りに思って思い上がった振る舞いをする者は、遠からず衰え滅ぶという意があります。 またそもそも「驕り」という言葉は「盛る(もる)」から派生した言葉だという説もあります。 薬や毒を飲ませることを「薬を盛る」「毒を盛る」と言います。 この「盛る」に丁寧語の「お」が付き「お盛る(おもる)」という言葉が出来、そこから転じて「おごる」になったそうです。
「驕り」の英語表現は「arrogance」や「pride」などがあります。 「arrogance」は名詞で「傲慢さ・横柄さ」などの意味があります。 形容詞は「arrogant」となります。 また「pride」は日本語と英語でニュアンスが異なります。 日本語での「プライド」は「お高くとまっている」とマイナスなイメージがありますが、英語「pride」はポジティブなニュアンスを持ちます。
よく「プライドを捨てろ」と言いますが、全てのプライドを捨てる必要はありません。 まずは捨てるべきものと守るべきプライドを明確に分けることが大切です。 簡単に言うと、捨てるべきプライドは「驕り」で守るべきプライドは「自信」です。 「もっと成長したい」など自身の成長につながるようなプライドは大切にしましょう。 度を越したプライドは自分を苦しめることになり、人間関係に悪影響を与えます。 プライドを守ろうとするばかりに周りの人を傷つけるような行為は結果として自分に返ってきます。 このように本来の姿を隠すようなプライドは捨てましょう。
「他人がどう思うか」と考えることを止めましょう。 「他人に良く思われたい」という考えであなたが行動しないと成長もできません。 実際、あなたが思っている以上に他人は気にしていないことがほとんどです。 「変人だと思われたらどうしよう」「失敗しているところを見られたらどうしよう」などの余計な考えは時間とエネルギーの無駄です。 いくらそのように考えたとしても、あなたのことを変人だと思う人は必ずいます。
人間には相性があります。世の中全員から好かれることはまずありえません。 どんな人にも敵やライバルなどはつきものです。 そのため「嫌われることもあるのが人間」というマインドを持ってみましょう。 芸能人がわかりやすい例だと思います。 ファンも入れば批判をするような人もいますよね。 万人受けする人間は世界中を探してもほとんどいないはずです。 少し前に「嫌われる勇気」という本が話題になりましたね。 嫌われてもいいやと思うと人付き合いがとても楽になりますよ。
物事が上手くいなかったり、周りから嫌なことを言われるとついつい感情が先走ってしまいますよね。 しかしその感情を一瞬ぐっと抑えることで感情を上手くコントロールできるようになります。 感情を上手くコントロールできるようになると、物事を冷静に見ることができます。 どのように感情をコントロールしているかは人によってそれぞれかと思いますが、まずあなたに実践していただきたいのが「3秒ルール」です。 感情が高まるようなことがあっても、心の中で3秒数えながらその感情をぐっとこらえます。 すると不思議なことに感情が落ち着くのです。声に出して数を数えても良いかもしれません!
驕りのある人は自分の強みばかりに注目しがちです。 しかし人間は誰でも弱点もあります。 驕りのある性格を捨て、謙虚になりたいのであれば自分の弱さをしっかりと受け止めることが大切です。 「できない」「知らない」「わからない」ことは正直にその旨を伝えましょう。 嘘をつくと虚言癖になり、素直に生きることができなくなります。 弱さを素直に認めると周りの人がサポートしてくれるので心配はいりません。
驕りのある人は自分の失敗を断固として認めません。 認めないばかりか人のせいにすることもあります。 謙虚になりたいのであれば、自分の非も素直に認める必要があります。 人間は誰だってミスをします。 窓を締め忘れるなどの日常的な小さなミスから、商品の発注数を間違うなど仕事でもミスはつきものです。 そしてこのようなミスから人間は学びを得て同じ過ちをしない努力をします。 ですので謙虚への入り口はまず自分の非を素直に認めることと、認めたらしっかりと謝罪をすることです。 そしてミスをどのようにカバーするのか、今後同じミスをしないためにどう対策をすべきかをしっかりと考えましょう。
上記で捨てるべきプライドと守るプライドについて紹介しました。 仕事や人生に対してのプライドは決して捨てないでください! 質の高い仕事をやる、最後までやり遂げる、質の高い成果を出す手抜きをしない姿勢はとても大切です。 その姿勢と実力が評価され、「驕り」ではなく「自信」となるはずです。 「自信」で満たされると人生もより豊かになるでしょう。
「若い頃はモテた」「10年前はお金がたくさんあった」など過去の成功例や武勇伝にしがみつくようなことがあります。 ですが時間はどんどん進んでいて状況は変わっています。 今はモテるどころか人が近寄らなくなっていたり、お金はギリギリで生活してるのが現実かもしれません。 ですので「過去」を見るのではなく、「今」やこれからの「未来」に焦点を当てて物事を考えていきましょう。 楽しい将来を想像するといいです。 5年後はどういう姿でいたいのか、将来はどのような環境で暮らしたいのか、ワクワクするようなことを考えましょう。 将来のことが少しでも明確になると、毎日のモチベーションにも繋がり生き生きとした生活を送れます。
驕りのある人は自己中心的な正義感を持っています。 もちろん正義感はとても大切です。しかし自己中心的な考えすぎると「物事はこうあるべき」など柔軟性に欠けてしまいます。 そのため「自己中心的」な正義感を捨てることも大切です。 正義感は万人共通ではなく、人の数だけ正義感があることを自覚すべきです。 自分のうつわで物事を見るのではなく、人の正義感も受け入れ物の見方や考え方が違うことを理解しましょう。
驕り高ぶる人は常に主観的に物事を考えます。 「人がどう思うか」でなく「自分がどうしたいか」と本能のままに行動するのです。 しかしそれでは一生謙虚になれません。客観的な視線で物事を見るように心がけましょう。 自分自身のこともあえて客観的な視線で見ることをおすすめします。 自分を空の上から観察しているようなイメージです。 そうすると自分の良いところやいけないところが見えてきて改善につなげることができます。
自分の驕りはどこからきているのか、なぜ傲慢な態度を取るのか、自分としっかり向き合うことも大切です。 物事には必ずきっかけがあります。あなた自身のきっかけが何だったのかを知ると、今後の意識が変わるかもしれません。 自分と向き合うことが面倒くさいと思ったり、嫌だと思って避けたりするのが人間です。 しかし避けてばかりだとあなたの人生は変わることはありません。 忙しさを理由に避けず、しっかりと自分に向き合える環境を整えてみましょう。
あなたは何もモチベーションに生きていますか?仕事で成し遂げたいことや人生のゴールは明確ですか? 謙虚に生きたいのであれば、人生の目標を明確に設定してみましょう。 明確な目標があればあとはそこに向かって謙虚に努力するのみです。 目標達成までの道のりは挫折や失敗などをすることもあるはずです。 しかしそんな経験でも自分が立てた目標のためなら乗り越えられるはずです。 高すぎず低すぎない、現実的な目標をぜひ立ててみましょう。
これは一番大切なことかもしれません。変わろうとしている自分自身をしっかりと信じてあげてください。 疑いの気持ちを持ったままいろんな努力をしても人は成長しません。 時間はかかるかもしれませんが、本当に変わりたいという思いがあるのであれば絶対に変われるので自分を信じましょう。 自分自身にエールを送ると良いです。 「私なら変われる!」「私は絶対に変わる!」と強く言い聞かせましょう。 決して自分を否定するようなことを言ってはいけません!
人との付き合いの中で基本の「き」にあたることですが、挨拶や返事は最低限しっかりしましょう。 変なプライドから人への挨拶や返事をしない人がいますが、人としての信用を失います。 初歩的なことですが案外できていない人もいるのでぜひ周りの人を観察してみてください。 ただ挨拶や返事を適当にするのでは意味がありません。 可能な限り相手の目を見て、手を止めて行うことが大切です。 心のこもっていない挨拶や返事は相手にとってとても失礼ですし相手も気付きます。
どんなに些細なことでも良いです。 感謝すべきことと謝るべきことはしっかりと相手にその気持ちを伝えましょう。 「こんなくだらないこと」だと思わず、相手に伝えることが大切です。 直接目を見て口頭で伝えられる事が理想ですが、それが難しく感じる場合はLINEでも電話でも問題ありません! きっと相手の態度も変わってくるはずです。
人と話していると、ついカッとなったりして不平不満を言ってしまうことがあるかと思います。 しかし驕りを捨てたいのであれば感情に左右されるべきではありません。 感情ではなく論理的に思考をし、冷静に相手と対話することが大切です。 感情が勝って、支離滅裂なことを言ったり、根拠のない意見を言ったりするのでは信頼を失いかねません。 感情が高ぶってもぐっとこらえて、冷静に物事を考えるクセをつけましょう。 最初は時間がかかっても全く問題ないので「少し考えさせてください」と一言相手に伝えておきましょう。
驕り高ぶる人は立場をわきまえずに鼻につくようなコミュニケーションをとってしまいます。 例えば上司に対してタメ口で話す、偉そうに指図をするなどの行為はとても失礼ですよね。 あなたが話している相手とあなた自身の関係性をしっかりとわきまえた上でコミュニケーションを取ることが大切です。 立場をしっかりと理解していると言葉遣いや態度も適切なものになるはずです。 タメ口で話して良い相手か、指示を出してもいい相手か、一度冷静に判断をしてみましょう。
人を巻き込むようなことは「他人ファースト」で考えるように心がけましょう。 もちろんあなた自身の行動も大切ですが「周りはどうなるか」「どういう気持ちなのか」と周囲の人に焦点を当ててみてください。 その場を「空気を読む」ということです。 「私はこうしたい!」と思ってもその後すぐに「でもそれで周りにどういう影響を与えるだろうか」という部分まで考えてください。 例えば忘年会などの役割分担を決める際に「私は司会をやりたいけど、あの人がやった方が間違いなく会場は盛り上がるな」というような考え方です。 自分がやりたいことを全て我慢する必要はないですが、周囲の人との関係性などを考慮することは大切です。
驕りのある人は他人の話に耳を傾けようともしません。 アドバイスや注意であればなおさらです。 しかし、謙虚への道は人の話を一旦ちゃんと聞くことで開けます。 人の話を聞きたくないからといって適当に聞く態度はそのような態度はすぐ相手にバレてしまいますし、後から困るのはあなた自身です。 そのため人の話はしっかりと集中して聞きましょう。 聞いた上であなたなりの意見があるのであれば冷静に伝えると良いです。
人は人に期待をしているからこそ助言をします。 ですのでその親切心を一旦は真摯に受け止めることもとても大切です。 「もっとこうすべき」「あのやり方はだめ」など様々な意見やアドバイスをもらうはずです。 感情的にならず言葉一つ一つを聞いて本当に相手が伝えたいことに耳を傾けましょう。 そして「アドバイスありがとうございます。とても助かります!」と感謝の気持ちを添えましょう。
驕りのある人は周りの人の悪い部分だけを見るクセがあります。 人の弱みなどを見抜くことはとても上手(?)なのですが、強みを見つけるとなると苦労します。 驕りを捨て謙虚になりたいのであれば、人の良いところだけに目を向けるようにしましょう。 家族・友人・職場の人などの良いところ、強み、他人よりも優れているところなどを積極的に見つけて相手に伝えてみましょう。 「あなたの笑顔が素敵」「あなたの営業トークは誰よりも優れている」など褒めると相手も素直に嬉しいと感じるでしょう。 必ず事実を伝えるようにしてください。思ってもないようなことだと「お世辞」と不快感を与えてしまうことになります。
あなたの驕りを根本からなくすために専属のコーチを見つけましょう。 信頼をしていて、あなたの弱みを遠慮なくどんどん伝えてくれる人が条件です! 表面上の付き合いをしている人は気を遣って正直な気持ちを話してくれません。 そのため、家族や親友、職場の先輩など信頼関係が出来ていて、長い時間を共にしている人がおすすめです。 コーチと二人三脚で謙虚な姿を手に入れましょう!
これは専属コーチだけに関わらず、あなたの身の回りの人からどんどんフィードバックをもらいましょう。 あなたのどういう言動がいけないのか、良いアドバイスはないかなど積極的に聞いてみましょう。 人は心の中で思っていても相手に気を遣ってなかなか言い出せないままでいることが多いです。 ですがあえて自分から「謙虚になるために直すべきことを教えてください!」とお願いすると相手も協力してくれるはずです。 感情的に嫌味っぽく言う人もいるかもしれませんが、不快感を与えてしまった事実は変わらないので真摯に受け止めましょう。
自分のどのような部分が周りに悪い印象を与えているのか、どこをどうやって改善すべきなのかがわからない場合は、一人で悩まずぜひ周りの人に相談をしてみましょう。 人に話しを聞くことで、客観的な視点で考えることができますし、悩む時間を短縮することができます。 家族や友達など、近くにいる人にサポートを求めると良いでしょう。 しかしそのような人が近くに居ない、信頼できないという人は占い師やカウンセラーなどに話しを聞いてもらうと良いですよ!
自分の行動記録として日記を書いてみましょう。 一日を通しての良かった言動と改善すべき言動を可視化することで日々改善に繋げることができます。 文字として残しておくと、少し時間が経っても再度見て事実を確認することができるので良いです。 毎日はあっという間に過ぎてしまいます。 良かったことも反省すべきことも人間はつい忘れていってしまう生き物です。 しかししっかりと書き留めることで自分と向き合うことができますし、向き合うと必ず成長できます。 字が汚くて嫌だと言う人はパソコンやスマホでぜひメモを残してみましょう。
驕りのある言動が体にしみついてしまっている場合、新しい行動をすることは難しいですよね。 ですので、今までのあなたの行動パターンを分析した上で謙虚になるにはどういう行動を取るべきかとあなたなりの行動マニュアルを作成すると良いでしょう。 例えば、「人から注意をされるとイラッとしてた」と分析をし、「今後はまず感謝の気持ちを伝える」と新しい行動を書き留めておくのです。 そうすると困った時や迷った時はこのマニュアルを参考にすることができるので便利です。 その場その場の思いつきで行動をするという方法もありますが、そもそもどう対応すべきかわからないという場合にはマニュアルが役に立つでしょう。
睡眠・食事・運動などの質やバランスを今一度見直してみましょう。 基本的なことなのですが忙しくなると不思議なことにないがしろにしてしまうのが人間です。 生活習慣が乱れているなと感じる人は少しずつで良いので改善に努めましょう。 質が悪いようであれば良い物へと変えるもしくは変えられるような策を考えることが大切です。 <睡眠>
<食事>
<運動>
新たなマインドセットをするために邪念を取り除く行動を取りましょう。 代表的なものに滝行や瞑想などがあります。 休日を使って合宿などに参加すると複数の人と一緒に頑張れるのでモチベーションを高く維持できるでしょう。 滝行や瞑想を通して、これまでのあなたの言動を振り返り心から反省ができるでしょう。 自分の奥底にある想いと真剣に向き合える素敵な機会でもあるのでぜひ!
気持ちのリフレッシュのためには体を動かすことも大切です。 ウォーキングやジョギングなど軽めの運動を通してストレス発散をしましょう。 ジョギングやウォーキングなどをすると「セロトニン」や「ドーパミン」など心や体に良い影響を与える神経物質が分泌されます。 これらの物質により、自立神経が整い謙虚な気持ちで過ごすことができます。 無理する必要はないので心地の良いスピードでぜひジョギングやウォーキングを取り入れてみてください。
謙虚さを手に入れるためにはチームスポーツもおすすめです。 勝利のために周りの人と協力することで傲慢な態度を取ることを避けることができます。 チームスポーツは個人個人でそれぞれの得意・不得意を補っていきますよね。 そして経験年数に関わらず得意な人からのアドバイスを受けることもあるでしょう。 勝つためのアドバイスであれば謙虚に聞き入れるはずです。 サッカーや野球など会社や地域でクラブがあるものに加入することをおすすめします。 もしくは登山などその場に集まった人で団体で行動するようなアクティビティも良いですね。
自分の殻に閉じこもるのではなく、殻を破っていろんな価値観に触れることも大切です。 様々な価値観に触れることで視野を広げることができ、物事の様々な考え方を受け入れられるようになります。 視野の広げ方は、本を読む、ドラマや映画を観る、講演会や勉強会に参加するなどが良いでしょう。 あなた以外の人がどういう考えを持っているのかを知ることで、これまでの驕りのある態度を改めることができます。 あなた自身が持っている価値観も正直に伝えることも大切です。相手にとっての学びになるからです。
驕りのある人は何でも一番でありたいと自己中心的な考え方を持っている人が多いです。 しかし謙虚になりたいのであれば一歩下がった行動を心がけることが大切です。 出しゃばるのではなく控えめに行動をしてみましょう。 例えば、今までは一番最初にレストランのメニューを見ていたのであれば先に周りの人にメニューを配ってみましょう。 「私は後でいいから先にどうぞ」とまずはあなたの周りの人に行動を取ってもらうと良いです。
驕りを捨てるということは決して楽なことではないでしょう。 ですがあえてチャレンジングな環境に身をおくことで、強制的に驕りを捨てられるかもしれません。 不慣れな場所で不慣れなことをやったり、あえて場違いな場所に行ってみたりするのです。 もちろんこのような行動は怖いと感じるかもしれませんが、行ってしまえばその場のルールに従わざるを得ません。 「郷に入っては郷に従え」のことわざ通りに行動をすると、気が付かない間に驕りが捨てられているかもしれませんよ!
驕りのある人は常に「勝ちたい」と思っています。 しかしそういう態度を捨てたいのであればあえて自分から負けに行くのもアリです。 あえて自分のレベルより上の人と戦うことで、自分の本当の実力に目を向けるようになるでしょう。 スポーツやゲームなどあなたよりも確実に実力がある人に試合を申し込みましょう。 そして手加減なしで本気で試合に挑んでほしい旨を伝えて実際に戦ってみましょう。 負けを素直に認められることで謙虚な姿を手に入れられるでしょう。 しかしあなたの体を痛めるようなことだけは避けてくださいね。 骨折などで負傷をすると元も子もありません。
あえて背伸びをする必要がある場に出向くことで謙虚さを手に入れることができるかもしれません。 自分よりも階級や役職が上の人と付き合ったり、そういう集まりに行くことであなたの本当の姿を思い知ることができるでしょう。 例えば豪華客船クルーズに参加したり、会社の上層部の会合に参加させてもらったりすると良いです。 自分の立場を思い知るともに、それを素直に認めることで謙虚な態度で人と接することができるでしょう。 背伸びをしすぎてお金や自信が無くならないようにだけ注意です!
謙虚さのために母国語以外の言語を習得するのもおすすめです。 母国語では言いたいことをスムーズに伝えられますよね。 しかし母国語以外の言語ではそうはいかないはずです。 言いたいことを思うように表現できない恥ずかしさと悔しさを感じるはずです。 母国語以外の言語を習得することで驕りを捨てるだけでなく、世界中の様々な価値観にも触れることができるのでおすすめです!
欧米で注目されている「傲慢症候群」。 傲慢な人は職場に無力感を蔓延させ、傲慢の連鎖を生み、職場をむしばみます。 「困った人」の分析で定評のある精神科医が、傲慢化のプロセスやタイプを分析し、対処法を伝授します。 早期に傲慢の芽を摘むヒントも紹介しています。 この本では身近に存在する「オレ様」を徹底分析し、つぶされない方法を探ります。
一代で世界の松下電器を築き上げた松下幸之助さんの人間観・経営観の根底には、つねに「素直な心」がありました。この素直な心こそが、何ものにもとらわれない心で、強く正しく聡明な人生の歩みを可能にするものなのです。 では、素直な心を養い、高めるにはどうすればよいのでしょうか? 本書は、著者の長年の体験と鋭い洞察から生み出された、素直な心になるための貴重な指針の書です。 発刊以来約30年、いまだ読者の支持を集め続けています。
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今回は謙虚さを手に入れるための方法を詳しく紹介していきました。 謙虚さを手に入れることは楽なことではないかもしれませんが、努力は必ず報われます。 出来ることを確実に取り組み、長い時間をかけて素直な心を手に入れましょう!