特に心当たりはないけれど、なぜか無愛想な態度をとられているなんてことはありませんか?本記事ではそんな無愛想な人の特徴、心理からメリット、デメリットに加え、対処法や治す方法までご紹介していきます。
「無愛想」の読み方は「ぶあいそう」です。 意味は「愛想のないこと」「そっけなく、態度や言葉がとげとげしていて不親切なさま」です。 要するに、素っ気なかったり、ふてぶてしい態度を取ったりするような人を「無愛想」といいます。 「無愛想」は「人当たりの良い態度や信頼感」を表す「愛想」に打ち消し「無」が付いた言葉です。 「無愛想」の類語には「冷々たる」「無愛嬌」「ぶっきら棒」などがあります。 本記事では、そんな無愛想な人の特徴と心理を解説していきます。 さらに無愛想であることのメリットとデメリット、無愛想な人の対処法など紹介していきますので、是非参考にしてみてください。
表情があまり変化しないのが無愛想な人の特徴です。 ですが、全く感情がないという訳ではありません。感情の起伏が緩やかなため、喜怒哀楽が表情にでにくいだけなのです。 にこやかに挨拶をする訳でもなければ、ちょっとしたハプニングで慌てふためくこともなく、冷静に淡々と物事をこなしていきます。 特に、笑顔は滅多に見せません。嬉しいときも素直に表情に出すことができないので、相手からすると「嬉しくなかったかな?」と勘違いされてしまうことも。 また、媚を売ることも嫌いな傾向にあるため、愛想笑いをするくらいなら笑わない方が良いと思っている場合もあります。
無愛想な人は目を合わせようとしません。 話をしているときも、目を合わせず、下を向いたりキョロキョロと目が泳いでいたりします。 目を合わせない理由は様々で、相手との関係性によっても変わります。 好意を寄せている人が相手だと、恥ずかしくて目をそらしてしまったり、逆に興味がない、関わりたくないというマイナスな理由で目をそらすこともあります。 どんな理由があるにせよ、相手からすると「ちゃんと話を聞いているのかな」「私のこと嫌いなのかな」と思われてしまいます。
他人に興味を持っていないため、もしくは単に恥ずかしさから必要以上の会話をするのが苦手です。 例えば自己紹介をする場面で、相手の趣味や特技を聞いても、「へー、そうなんだ」で会話が終了してしまいます。特に興味もないので自分から質問をすることはなく、そこから会話を広げることができません。 逆に話を振られても「そうです」「いいえ」など淡白な返事をしたり、趣味を聞かれても「特にありません」と返答して話題を提供できず、その場が静まり返ってしまうこともあるでしょう。
無愛想な人は挨拶を適当に済ませる傾向があります。 特徴のひとつにも挙げましたが、挨拶をする際に相手の目を見なかったり、消え入りそうな小さな声で挨拶をしたり、最悪の場合、挨拶自体しないなんてこともあります。 せっかく挨拶をしても、相手の返しが素っ気ないと無愛想だなと思いますよね。 挨拶はコミュニケーションの基本です。その挨拶ができなければ、悪い印象を与えてしまうだけなので、基本だけでもしっかり押さえましょう。
もともと無愛想な人はコミュニケーションをとるのが苦手です。 目を合わせられなかったり、会話や挨拶が苦手なのもコミュニケーション能力が低いことが原因です。 無愛想な人は他人に興味がないため、コミュニケーションをとりたいとも思わないのです。 積極的にコミュニケーションをとろうと思わないため、経験値は上がらず、閉鎖的な性格になってしまいます。
無愛想な人は自分から行動せず、受け身の姿勢をとりがちです。 というのも、感情の起伏が緩やかなので、感情的になることがなく、「こうしたい」という意思がないのです。 自分から話しかけることはせず、誰かがアクションを起こすのを待っています。 また、先のことを見越して積極的に行動するのも苦手です。 例えば仕事でも、淡々と自分の仕事はこなすけれど、誰かの仕事を自ら手伝ったり、何か新しいことを提案したりという+αのことはしません。 助けが欲しいときも、自分からはアピールできず辛くなってしまうこともあります。
協調性がないため集団で行動するのが苦手です。 集団で行動するということは、人とコミュニケーションをとらなければなりません。 無愛想な人はコミュニケーション能力が乏しく、人数が多ければ多いほど、コミュニケーションがとれず、いつの間にか単独行動に。 かと言って一人が苦痛な訳ではありません。「愛想を振りまくのは疲れる」「一人の方が気が楽」だと思っています。 自分の気持ちを優先した結果、周りから無愛想と思われてしまうのです。
無愛想な人は周りから誤解を受けやすいです。 感情を表に出すことがないので、何を考えているのかわからず、実際感じていることと真逆のことを相手が解釈してしまうことも。 欲しがっていたプレゼントを渡したつもりがリアクションが低かったら、「あれ、もしかして嬉しくない?」と思ってしまいます。辛いことがあっても、SOSを出してくれないと助けることもできません。 感情が上手く表現できないせいで、誤解を受けてしまうのは勿体ないですよね。
無愛想な人は「自分は他の人のように上手くコミュニケーションがとれない」という劣等感があります。 「それならばコミュニケーションをとる機会をなくそう」という心理が働き、自分の殻に閉じこもり、感情を表に出さないことで、近づきにくいオーラを出します。目をそらしたり、会話を避けることで本来の自分を悟られないよう隠しています。 また、歯や口元にコンプレックスがある場合もあります。 そのコンプレックスを隠すため表情を変えるのを控えた結果、無愛想と思われてしまうこともあります。
他人を信用していないので、自分の考えを表に出しません。 裏切られた経験や、嫌がらせをうけたなど要因は様々ですが、過去のトラウマによって他人を信用できなくなる人が多いです。 他人を警戒し、無愛想な態度をとることで向こうから近づくことができないようにしています。 こういったタイプは心を開くのに時間が必要です。無理に近づくのではなく、徐々に段階を踏んでお互い信頼できる関係を築きましょう。
特徴でも触れましたが、会話を広げることができなかったり、コミュニケーションをとろうとしないのは、他人のことに興味がないからです。 興味もないのに会話を広げる必要がない、無理にコミュニケーションをとって仲良くなる必要がないと思っています。 そんな態度をとられれば、相手は「私に興味がないんだな」とそこから踏み込めなくなってしまいます。 ですが、社会に出ればそれは通用しません。仕事上円滑な人間関係を築くには、多少無理してでもコミュニケーションをとらなくてはなりません。
一人の方が気が楽、なるべく不必要な人間関係は持ちたくないと考えています。 人間関係に煩わしさを感じているため、愛想を振りまく意味がなく、愛想を振りまいたところで、パーソナルスペースに入り込まれても迷惑なのです。 その対策として、自分が無愛想な態度をとっているのです。 確かに、人間関係にストレスを感じることもありますが、わざわざ自分に悪いイメージを科すのではなく、適度な距離を保てる方法を模索しましょう。
恥ずかしがり屋だったり、人見知りをしてしまう人も多いです。 緊張すると上手く会話ができなかったり、目をそらしてしまったりしますよね。 単に恥ずかしいだけでも、そのような態度をとってしまうと、相手にとっては無愛想と思われてしまいます。 心許せる相手であれば、表情豊かに目を合わせてしっかり会話もできます。 無愛想な人は交友関係も狭く、小さなコミュニティで生活をしているため、人一倍緊張しやすいです。
無愛想な人の中には、相手の反応を必要以上に気にしてしまう人もいます。 他人に興味はさほど持っていませんが、自分への反応は気になってしまうのです。 感情を上手く表に出せなかったり、受け身の姿勢をとってしまうのも、「自分の言葉、行動で相手はどう思うのだろう」と相手の反応を気にしすぎてしまうあまり、どうするのが正解かわからなくなってしまった結果です。
「無愛想=クールでカッコいい」と思っている人もいます。 このタイプの人は大抵は本来、無愛想ではないという人がほとんどです。 特に男性に多く、無愛想で群れない一匹狼のような自分をカッコいいと思っています。 ですがあまりにも無愛想すぎると、ただ周りが怖がってしまうので、注意が必要かもしれません。
異性に免疫がなく、恥ずかしさから無愛想になってしまうこともあります。 異性と目が合って、とっさにそらしてしまったり、上手く会話ができなくなったなんていう経験はありませんか? さらに好意を寄せている異性ともなれば尚更です。 緊張してしまうのも無理ないですが、避けられていると相手が勘違いしてしまう場合もあるので、緊張しているときは素直に緊張していることを伝えましょう。そうすれば向こうも意識しちゃいますよね。
無愛想な人は、他人と深く関わることを避けるため人間関係のトラブルに巻き込まれることがほとんどありません。人間関係のトラブルは主に恋愛であったり、友人なのに陰口を言っていた、など深く関わって起こることが多いです。 相手を信頼するから裏切られ、相手と親密になりたいと思うからそうでなかった時に人は傷つきます。そのため、最初から他人に興味を持たず、深く関わろうとしなければ裏切られたりショックを受けることはありません。
多くの人がストレスを抱える理由に、人間関係が大きくなっています。特に社会人の多くは、仕事の内容よりも職場内や顧客との対人関係に強くストレスを感じています。 そのため、他人に興味を持たず、無愛想にして周りと関わらないようにしていればストレスを感じなくなります。仕事に必要なところはちゃんと会話をしながらも、私情は一切挟まず仕事仲間としてだけ関わるとストレスになることはほとんどありません。 友人関係でも、相手に興味を示しすぎず楽しいことだけを共有する関係が保てればストレスになることもありません。
他人に興味がない分、時間を自分に充てることが出来ます。 他人への興味が強い人って色々な人の話を聞きたくなったり、SNSをチェックする頻度が高いです。 そのため、他人に対して時間を費やすことが多くなっています。 その間に、無愛想な人は自分のことを考えたり趣味を行ったり、読書や映画鑑賞などをしています。
周りに対して興味がない無愛想な人は、何に対しても自分自身で考えて自己判断をすることができます。 周りからのフォローはなくても、たった一人でどこまでもいけるタイプなので若い頃から自立している人がとても多いです。 一人で買い物や食事に行くことも多いので、買うものや食べるものを自己判断します。 そのため自己解決能力がとても高くなります。 自分自身で何事も決定できるので、早くから精神的に自立しています。 そもそも周りの人と関わることがないので、人の意見に流されることはありません。人の意見を知る由もありません。人から様々な意見を強要されたとしても、自分の意志や軸を強く持っており、揺らぐことはありません。 他人に興味がないと、相手がどう思うかにも興味がないので断ったり自分の意見を信じることが出来ます。
友達は多ければ多いほどいいというものではないですよね。 とにかく沢山の人と友達〜!といって関係を持っていても本当のところで分かり合えていなかったり、上辺だけの関係だったら良い関係であるとは言えないですよね。 無愛想な人は、他人に興味がないからこそ、本当に仲良くなった相手は心から信頼できる人ということです。 一生大切にしたいと思える友達が一人でもいるなら、それは幸せなことですよね。 無理な人付き合いを断ち、信頼できる人との関係を深めれば一生モノの付き合いをすることができると言えるでしょう。
無愛想だと、会話や飲み会に参加することも少なくなります。 そのため職場などでも「ノリが悪い」と思われてしまい、良い印象を持たれなくなってしまうことがあります。 また全員参加のものも、参加はしても楽しめないため「つまらなさそう」と思われてしまいます。 ただ無愛想な人も、飲み会やバーベキューなどは楽しい人同士がやれば良くて、もっと自分の興味のあることや価値のあることに時間を費やしたいなと思ってしまいます。
人に対して興味がないと、親しい友人があまりおらず談相手ができません。 そのため、何かあった時に頼れる人がいないので困ることがあります。 例えば体調を崩した時に連絡をする相手がいなかったり、ちょっと誰かに愚痴でも聞いてほしいなって思った時に仕事後飲みに行く相手がいなかったり。 いくら他人に興味がないとは言え、他人の意見が聞きたくなるときや自分の話を聞いて欲しくなる時もあります。しかし社会人になって普段から話したり誘ったりする相手がいないと、誰にも声かけられなくなってしまいます。
他人と関わらない姿を見て「協調性がない」「他の人とコミュニケーションがとれない」「かわいげがない」として評価されないことがあります。 いくら仕事ができても、チームで仕事をしなければならないことがある場合に仕事が出来る以上にどんな人ともコミュニケーションを上手に取れる人が評価されることがあります。 また普段から上司とあまり関わっていないので、どんな人か分からなかったり悪い印象を持たれている可能性があります。 一緒に仕事をするなら日頃から慕ってくれる部下を選ぶ上司もいますので、そういった際に評価されにくくなっています。
無愛想な人は、他人に興味がないため、相手がどう思うかやどう考えるかを気にしないので接客業は向いていないでしょう。 相手の立場になって物事を考えたり判断することが得意な人が接客業に向いています。 上辺だけ口がうまい無愛想な人もいますが、それだけでは相手の心を掴むことは出来ません。
結婚=幸せではありませんが、他人に興味を持てないでいると結婚が遠のくことが多いです。 結婚したいのにできないのであればデメリットになってしまいます。 普段無愛想でいると、感情の表に出さないため周りの人がどういう性格なのかがわかりません。 そして遊ぶ人や友達も少ないことから、出会いも少なくなります。 さらに日頃連絡を取り合ったり、人を誘ったりした経験がないため、出会いがあったり好きな人が出来たりしても、なかなかデートをしたりお付き合いをしたりすることが出来ません。
表情や態度だけで無愛想な人の感情を判断するのは難しいでしょう。 無愛想な人は感情表現が上手くできないので、目で見える表情や態度が実際の感情とイコールではありません。 「この人は無愛想だから冷たいんだろうな」「つまらないんだろうな」という先入観を持たずに、中身をみてあげましょう。 もしかしたら意外な一面を見つけたり、共通点をみつけて距離を縮めることができるかもしれません。
無愛想な人のリアクションは小さなものです。その小さな感情が出た瞬間を見逃さないようにしましょう。 その瞬間を見逃さなければ、どういうときに感情が動くのかポイントを掴むことができます。 例えば好きな人を食事に誘うときに、そのポイントさえ掴めていれば相手が何系の食べ物が好きかなんとなくわかるのでお店選びに困りません。 相手の嫌がるポイントや喜ぶポイントがわかれば付き合い方もわかりますよね。 趣味嗜好を探るという意味では持ち物に注目してみるのも良いかもしれません。
期待したようなレスポンスがなくてもめげずに声をかけてみてください。 ただしここで大切なのは、他の人に接するのと同じようにするということです。 他の人には言わないようなことを言ったり、話しかけるトーンが他の人と違うと「気を使わせている」と思ってしまい、さらに壁を作ってしまう可能性があります。 無愛想は人が心を開くには時間がかかります。ですが、狭く深い関係を好むので、心を通わせることができればきっといい関係が築けるはずです。まずは見返りは期待せずに、長い目で見ましょう。
無愛想な人は他人に興味がないので、自分に関連のない話を振られても困ってしまいます。 その人のことを知るためにも、無愛想な人自身の話題を振ってあげましょう。 出身やな家族構成などをはじめ、趣味や好きなものなんかは会話も広げやすいですよね。 また、大勢の前だと緊張してしまうので、まずは少人数、もしくは二人きりで話しやすい雰囲気を作ってあげましょう。
ある程度の信頼関係が築けたら、周りとの間を取り持つパイプ役になりましょう。 無愛想な人は自分から人の輪に入ることができません。そのため、いつも一人で行動することが多いです。 ですが、それではいつまでも周囲からは「無愛想な人」と思われたままです。 新たなコミュニティの中に招き入れ、他の人にもその人の魅力を知ってもらうチャンスを作りましょう。 しかしいきなり人の輪の中に飛び込むのはハードルが高いので、「あそこのケーキ屋さん美味しいよ!ね、〇〇さん?」というような同意を求める程度からスタートさせるのがいいですね。
無理に目を合わせようとしたり、リアクションを強要するのは逆効果になってしまいます。 無愛想な人はコミュニケーションをとるのが苦手なので、無理に「〇〇しなければ」と思うと余計に緊張してしまいます。 その結果、人付き合いに更に嫌悪感を抱くことになってしまうのです。 強要するのではなく、相手のことを尊重しペースを合わせてあげましょう。
無愛想な人の中には人間関係に煩わしさを感じている人も多いです。 信頼関係を築こうといろいろと試行錯誤してみたけれど、本人にその気がない、求められていない場合もあります。 そんな人とは無理にコミュニケーションをとろうとはせず、ストレートに要点を伝えて無駄な会話を省きましょう。 お互いそれ以上の関係を求めないのであれば、気疲れすることもないのでいい方法と言えるでしょう。
目を合わせられなかったり、会話が上手くできないのも自分に自信がない人に多く見られる特徴です。 つまり無愛想な人は自信がないと言えます。 無愛想な自分を変えたいのであればまず自分に自信を持てるようになりましょう。 そのために、自分の長所をノートに書き出してみたり、今日上手くいったことや、できるようになったことを日記などに書いてみるのもいいですね。
声のトーンが低いと、どうしても暗い印象になってしまいます。 その印象を払拭するためにはまず、声のトーンを上げてみましょう。 全く同じ文言を喋っていたとしても、声のトーンが低い人と高い人だったら断然高い人の方が明るい印象を受けますよね。 急にコミュニケーションをとれと言われてもなかなか難しいですが、声のトーンを上げて挨拶をするだけでも印象は変わります。
声のトーンを上げてみるに加えて、姿勢を正すことを心掛けてみましょう。 猫背のように背中が丸まって、頭部が前方に出た姿勢だと胸部が圧迫され、十分な呼吸ができず声が通りにくくなってしまいます。結果、モゴモゴと聞き取り辛い声に。感情表現が苦手でも背筋をピンと伸ばして声のトーンを上げるだけで、雰囲気を明るくすることができます。 姿勢が悪くなっていると気付いたら、背筋を伸ばして姿勢を正すよう意識しましょう。 猫背は肩こりや腰痛、肥満、便秘などの不調も引き起こすので治さない理由はないですね。
自分から話題を提供するのが苦手なのであれば、聞き役に徹するのもいいですね。 無愛想な人は他人に興味がないので、相手の話をよく聞いていないことがあります。 相手の話をよく聞き、相手を理解すれば、その人が信頼できる人間かをどうか判断する材料になります。 信頼できる人だと判断できれば心も開きやすいですよね。 また、自分以外の人の意見を聞くことで、視野を広く持つことができます。
何度も言うようですが、無愛想な人は他人に興味がないため、相手の気持ちをあまり考えずに行動してしまいがちです。 あまりにも自分本位な考え方だと他人の意見を取り入れることがないので、必然的に視野も狭くなってしまいます。 視野が狭いと相手の気持ちを考えたところで、答えにはなかなか辿り着けません。 その問題をクリアするために、まずは先にも述べたように他人の話をよく聞き、自分の視野を広げましょう。 視野が広がれば、相手の気持ちを考えたときの選択肢をより多く持つことができます。 相手の気持ちが理解できれば、嬉しいこと、悲しいことに共感し自然と自分の感情も豊かになります。
いろんなことに興味を持ってみましょう。 例えば、流行のものは話題に上がりやすいので、それをチェックしておけば自分も話に入りやすいですよね。 アンテナを張っていろんなことに興味を持つことで、引き出しをつくることは会話を広げる役に立ちます。 また、好きなことや趣味を見つけることができれば、今まで気付かなかった自分の意外な一面を発見したり、共通の趣味を持っている人と深くいい関係が築けるようになるかもしれません。
無愛想を改善しようと気を使いすぎて疲れてしまうと、かえって逆効果になってしまいます。 無理に馬が合わない人と付き合ってもストレスが溜まるだけですよね。ストレスが溜まり「こんなに辛いなら無愛想なままでいい」と思ってしまう可能性もあります。 そもそも全員と仲良くなりたいなんていうのは無理な話で、自分が心から信頼できる相手と判断できないなら、無理をせず適度な距離感を保ちましょう。 ときにはひとりの時間を作ってリラックスすることも大切です。
いかがでしたか? 無愛想な人がコミュニケーションをとるのが苦手なのは、他人を信用していない、興味がないといった、人間関係にマイナスイメージを持っていることから、自分の殻に閉じこもってしまうのが主な原因のよですね。 殻に籠もってしまえば、人間関係のトラブルやストレスに悩まされないといったメリットもありますが、一方で周りからの評価はあまり上がらないというデメリットもあります。 学校や職場に無愛想な人がいたら、無愛想だからという理由で「つまらないやつ」と決めつけるのではなく、中身を見てあげましょう。そのためには心を開いてくれるような環境づくりが大切です。 無愛想なあなたはまず、いろんなところにアンテナを張り、視野を広げ、相手の気持ちを考えられるようになりましょう。