あなたの周りに真面目な人っていますか?また、周りから「真面目だね」などと言われたことはありますか?真面目なことっていいことですが、それは本当に褒め言葉でしょうか?今回の記事では真面目な人について解説していきます。真面目な人の長所と短所を一挙公開!また真面目な人になる方法と、反対に真面目すぎないための対処法を紹介します。
「真面目」は人の性格や様子についてよく使われる言葉です。 「真剣な態度や顔つき」「真心がこもっていること」を意味します。 嘘やいい加減ではなく、誠実であることです。
「真面目」の英語は「serious」「hard-working」などがあります。 「serious」は「深刻な」という意味合いです。 「真面目」でも「一生懸命、働き者」というニュアンスの場合は「hard-working」を使います。
「真面目」は本来とても良い意味です。 ただ、真面目すぎてしまうと周りとのズレが生じたり自分自身が損をしてしまうことがあります。 いい言葉ではありませんが「真面目な人は損をする」とよく言いますよね。 筆者も前職で痛感したのですが、正しいことをしているはずなのにどんどん自分の立場が悪くなってしまうことってあります。 真面目なところを直すべきとは言いませんが、真面目すぎてしまうとうまく世を渡れなくなってしまいます。ある程度周りに合わせることや、自分の身を一番に考えることも大事ですよということは伝えたいと思います。
真面目な人は責任感があります。途中で投げ出したり嘘をついたりすることを絶対にしないため、仕事など最後までやり遂げることができます。 また責任感があるので、例えばチームで仕事をする時も他の人のフォローをしたり自分の仕事よりもチームの仕事を優先してみんなで達成しようとします。 リーダーなど引っ張る側の立場になった時は、チームの誰かのミスだったとしてもリーダーとして責任を持って対処します。 自分の言ったことや行動に対しても責任を持っているので、常に真剣な態度で物事に臨みます。 恋愛でも責任感のある人はめちゃくちゃモテる!モテまくります。やっぱり責任感のある人って頼りがいがあるので一緒にいたいですよね。
真面目な人は規則を必ず守ります。規則を破るようなこと絶対に出来ません。もし規則を破るようなことになってしまった場合は、心臓がバクバクしてしまいます。 学校でも、部活でも、会社でも、常に規則を破らないよう心がけています。 プライベートでも自分の要望よりも規則を守ります。どんなに急いでいても誰かを追い抜かしたりすることもありませんし、例え周りが抜かしてきたとしても自分は同じようにすることはできません。
真面目な人は規則はもちろん、時間や約束も必ず守ります。 会社でもプライベートでも遅刻などすることはなく、約束の時間よりも早く到着していることがほとんどです。会社では30分〜1時間早く来て仕事を片付けている人も多くいます。 また口約束などもしっかりと覚えています。 他の人が忘れてしまったことでも覚えているので、「そんなこと言ったっけ?」なんて言われてしまうこともありますが、真面目なので忘れてしまうよりも自分だけ覚えている方がいいと思っています。
真面目な人は、何をするにあたっても計画を立てます。それもしっかり綿密に! 行き当たりばったりなことはせずに、1から順番に計画していきます。 特に仕事では完璧なプランニングができるので、目標達成できる確率もぐんと上がります。 周りにもその計画性は評価され、プロジェクトの計画を立てるメンバーに抜擢されることもあります。 例え必要じゃなくなってしまうかもしれない業務や、業務と直接関係のない掃除やイベントなどもしっかりと計画をします。同じ部署にいるととても助けになる存在ですよね!
真面目な人は、常に向上心を持って働いています。 むしろ、仕事などで向上していくために真面目でいるようなものです。 一つ目標を達成しても満足することはなく、新しい目標をすぐに立ててそれに向かって努力を惜しまずに邁進していきます。自分を成長させるためにも、会社のためにも、また他人のためにも向上心を持って尽力することができます。 その前向きさとタフさは周りをも元気にしてくれます。 職場に一人、向上心があり真面目に仕事に取り組んでいる人がいると周囲を巻き込んでみんなで目標に向かって走れるようになることもあります。 また向上心は、仕事だけじゃなく人生においても大事ですよね。 プライベートなどでも、趣味やスポーツにおいても向上心があり年齢関係なく技術を習得していきます。
真面目な人はどんなことにも手を抜かないので掃除や整理整頓、細かい作業なども得意です。 好きな作業ではなかったとしても、一生懸命にやり遂げます。 他の人達はめんどくさいと思うようなことでも、真面目な人は真摯に取り組みます。 やりたいとかやりたくないとか、好きとかめんどくさいとかそういうことは関係ありません。 やるべきことをきちんとやっているだけなんですよね。 そのため真面目な人からすると、整理整頓や細か作業が得意なんだねって言われると心外だったりもします。「やるべきことやってるだけなのにな」と内心思っている人も多いかも。
真面目な人は手抜きや妥協を一切いたしません。 そもそもそんな考えは毛頭ないと思います。 どんなことにも真剣に取り組む人が真面目なので、手抜きや妥協をする人やしたいという思いのある人は真面目ではありません。ちょっと手を抜いてもバレないようなことでも、妥協してもいいようなところでも最後まで全力で行います。 例え自分だけでやっていることであっても、趣味であっても手抜きや妥協をしません。人の目が気になるところだけ手抜きや妥協をしないのは真面目な人なわけではありません。
真面目な人は、誤魔化したりすることをしないので自分のミスはちゃんと認めます。 上述したように、責任感があるので自分の言動には責任を持っています。 例え小さなミスでも、誰かに迷惑がかかるわけではなくても自分のミスを自ら報告することもあります。 自分のミスを認められる人って結構少ないですよね。 仕事中や話している時に真面目そうに見えなくても、自分のミスを認めて謝罪することが出来る人って「真面目なんだな〜」って思いますよね。 どんなに真面目に頑張っていても、それが崩れるのが怖くてミスを認められない人は真面目ではありません。一つミスを認めなかっただけで「真面目と思ってたけど不真面目だね」といった印象になってしまいます。 自分のミスを認められるかどうかは、本当に真面目かどうかのモノサシになりますね。
真面目な人は、自分自身が苦手なことや出来ないことに対して努力することができます。 いくら時間や規則を守り計画性があっても、自分の苦手なことや出来ないことから逃げている人は真面目ではないですよね。 先程の自分のミスを認めるの内容ともリンクしますが、自分自身の苦手なこと・出来ないことを認めるということも人生においてとても大事です。特に社会人になってからは逃げてばかりでは立場も居場所もなくなってしまいます。 好きなことや得意分野を一つ極めることも素晴らしいことですが、特に会社など他人と関わりながら働いていく場所では努力することはとても大切なことになってきます。 特に真面目な人は、他の人に任せてもいいところでも「自分がやらなくては」「一人で出来るようにならないと」と努力を惜しみません。
嘘をついたり裏切るという行為は、人として最低なことなのでこれをしなければ真面目というわけではありませんが、真面目な人はどんな小さなことでも嘘をついたりすることが出来ません。 正直に言ったら自分が損するようなことでも、正直に話します。そういった部分は人から信頼されるところではあるのですが、相手が悪い人であると利用されてしまうこともあるので要注意です。 ただ、なにか相談ごとをする時は真面目な人にするのが一番です。 言いふらしたり話を盛ったりすることはもちろんありませんし、相談に対してかっこつけようと思ってもないことを言ったりすることもありません。真剣にこちらの相談に乗ってくれて、どう思っているか本心で話をしてくれたりアドバイスをしてくれます。
真面目な人は、頭が固いところがあります。 自分の中にある正義を大事にしているので、他の人の考えやルールを受け入れられないことがあります。 規則や上司・先輩からの指示などを守りすぎてしまい、自分で何か行動を起こしたり一歩先のことを出来ずにいたりします。「言われてもないことやっていいのかな」「前と違うことはやってはいけない」と思っていると、周りからは頭が固いな〜と呆れられてしまうこともあります。 また仕事中は仕事しかしないといった考えの人も多いので、他の人が仕事以外の話で盛り上がっていても一緒に盛り上がることができません。そういった部分も頭が固いと思われてしまいます。
真面目な人は完璧でなければいけないと強く思ってしまいます。 そのため完璧主義になりすぎてしまい、周りを疲弊させてしまうことがあります。 完璧を目指して努力をすることは大切ですが、主義になってしまうとそこが悪い面となってしまいます。 時には不完全でも、今まで努力してきたことを評価できるようになることも大切です。 せっかく正しいことをやっていても、周りからマイナスなイメージを持たれてしまっては元も子もありません。どうしても完璧にしたい場合は周りを巻き込まないようにしましょう。
真面目な人は、これまで通りやマニュアル通りを大事にしすぎる傾向があります。 そのため新しい発想やユーモアがあまりありません。他の人が新しい発想をしても「邪道だ」といってないがしろにしてしまうこともあります。 頭が固く新しいことをなかなか取り入れることが出来ないため、周りからは「つまらない人」とされてしまいます。失敗するかもしれなくても、新しいことに挑戦する必要ってあります。なかなかそこに踏み切れないのが真面目な人の特徴です。 またふざけたり冗談が苦手なので、ユーモアがありません。他の人のユーモアも受け入れられずに注意してしまったり苦手意識を持ってしまったりします。
真面目な人は、特に仕事上で他人からの頼み事を断れない人が多くいます。 仕事を完璧にこなすべきだと思っているので、自分が断ることによって仕事が終わらないのであれば多少自分がしんどくてもやってしまおうと思ってしまいます。 ただ人間関係を気にして断れない人とは違うので注意しましょう。 あくまで真面目な人は仕事を第一優先にしてしまうということです。
真面目な人は、仕事を最後まできっちり終わらせようとしてしまうため無賃残業など自分が損してしまうこともあります。 筆者的には残業してる時点で真面目ではないと思いますが、世間的には真面目な人は仕事終わるまで会社に残って終わらせているというイメージでしょう。 そういうことを繰り返すうちに、自分の時間がなくなりストレスが溜まったりお給料が発生しない時間でも仕事をしたりしてしまいます。
真面目な人は、自分のことは自分で解決しようとしすぎてしまい1人で抱え込むことが多くなっています。1人で抱え込むと解決できるものもできなくなってしまうので、周りに相談することは大事です。 なんでもかんでも自分で考えずに相談するのもあまり良くありませんが、抱え込むのも良くありません。 精神的にも追い込まれてしまいますし、すぐに解決できるものも出来ずに周りに迷惑がかかってしまいますよね。 一生懸命自分のことを自分でやるのは誠実ではありますが、それが全て良い結果につながるわけではないことは念頭に置いておきましょう。
真面目な人は融通が利かないと思われてしまいがちです。 完璧主義であり自分の中での正義があるために、ちょっと楽したやり方や新しいやり方を受け入れられないことがあります。 楽をしたやり方は、仕事をする人の体力や精神力の軽減に繋がり効率が良くなることもあります。ただ真面目過ぎてしまうと楽をするということを悪いことだと考えてしまいなかなか受け入れられません。 また上手くいくか分からない新しいやり方もなかなか受け入れることが出来ず、古いやり方に固執してしまいます。 時代は変わっていくものですので、新しいことを受け入れる器量は必要でしょう。
真面目すぎてしまうと冗談が通じないことがあります。冗談を言い合って笑い合うことも、人間関係を円滑にするのには大切なことです。空気を和ませようとしたり、仲良くなろうとして言ってくれた冗談が通じないとその場の空気を壊しかねません。 真面目な人からすると、冗談って笑えないってことがあると思います。冗談の中には人を傷つけるようなこともあるので、それらを全て受け入れる必要はありませんがある程度相手の温度に合わせることも必要です。 仕事中でも、冗談で笑い合えるくらいの心の余裕は必要なものです。 あまり仕事にだけ集中しすぎていると、周りから怖がられたり話しにくいと思われて協力を得られないこともあります。 仕事中なんだから当たり前と思うかもしれませんが、職場の人との空気感も会社における大事なことのひとつと思うようにしましょう。
これまで真面目な人としてやってくると、他の人なら笑って許されることもなぜかとてつもなく評価が下がってしまうことがあります。こればっかりは、真面目な人が可哀想な話なのですが例えば遅刻一つにしても大きなこととして取り上げられてしまいます。 仕事の提出期限が過ぎてしまっても「なんでよりによって君が?」なんて思われてしまうことも。「期待してたのにな」などと、真面目な部分への期待値が高い分評価が下がってしまいがちです。 そのため出来ないことや苦手なこと、滞ってしまっていることを1人で抱え込まずに周りに伝えることがやはり大事になってきます。「ここ教えてください」「ここ手伝ってください」などと事前に言えていれば「○○さんもそういうところあるんだね」と、頼られた方は嬉しいこともあります。
そして真面目な人の一番怖いのが、プッツンしてしまう時。ずっと真面目に一生懸命やってきたのに、なかなか評価されなかったり不真面目なのに愛嬌だけで上司に可愛がられたりすることがあります。そういう時にそれが耐えられずにプッツンしてしまいます。全てがアホらしくなり突然投げ出してしまったり仕事をやめてしまったり、発狂してしまう人もいます。 真面目な人はストレスを溜め込みやすくなってしまいます。 1人で抱え込んだり、他の人の仕事も担ったり、仕事以外に時間を使わなくなってくると自分でも気づかないうちに心はどんどん疲れていってしまいます。 プッツンしてしまうと、今までの実績も信頼も吹っ飛んでしまうので限界が来る前に発散するようにしましょう。
まずは時間を守る!これは人として当たり前ですが、待ち合わせに遅刻しないことや期限を守ることが大切です。それ以外を頑張っていても時間にルーズな人って信頼を失いがちです。 また、万が一待ち合わせの時間に遅れてしまう場合は遅れるのがわかった時点で連絡をしましょう。待ち合わせ時間になってから「遅れます」という連絡もNGです。もっと早くわかってたよね?と相手は思います。待っている間他のことに時間を使える場合もありますので、待ち合わせ時間に遅れる場合は早めに連絡しましょう。
それから身だしなみも大切です。 だらしのない人は、それだけで不真面目だと思われてしまいます。 TPOに合わせた服装、普段であってもヨレている服や汚れいている靴は着用しないようにしましょう。 また髪型や髪色も整えるようにしましょう。おしゃれをすることももちろん大事ですが、とにかく社会人はTPOは大事です。真面目な人になりたければ身だしなみを整えるようにしましょう。 身だしなみが整っていて、いつも時間を守っているだけでも随分と真面目な印象が持たれるでしょう。
ルールは破るものだ!という異端児もきっと時代の中には必要です。 しかし真面目な人になりたいのであれば、ルールは破らないべきです。しっかりルールを守って行動をするようにしましょう。 これくらいなら大丈夫か、という小さな気の緩みもNGです。人って思っている以上に他人のことを見ているし気にしています。そのためこれ位ならバレないかもと思っていることでも意外と周りにバレているものです。特に社会人になるとそれを指摘してくれる人も減ってくるので、自分の中で必ずルールは守るということを心しておきましょう。
真面目な人になるには、短期的な計画をみっちりと立てることです。 なぜ短期的がいいのかというと、いきなり長期的な計画を立ててもなかなか目標達成できないからです。途中でくじけてしまったり手を抜いてしまうことがあります。 ただ永遠に短期的な計画をしていると大きな目標を達成するための計画を立てることができません。そのため、最初はその日の目標、次は1週間、1ヶ月、1年と段々と大きな計画を立てるようにしましょう。 ちなみに仕事においては大きな目標をまず定めてから、それを達成するための小さな目標を立てて短期的な計画を立てていくようにするといいでしょう。
真面目な人になるには、途中で投げ出すような無責任なことは絶対にしてはいけません。 例え時間がかかったとしても、最後までやり遂げるようにしましょう。そういった姿勢はとても真面目な印象を与えます。 今まで真面目にやってきても途中で投げ出したら全て水の泡です。 万が一、どうしてももう無理だと思ったら投げ出すのではなくて周りに相談しましょう。 これは仕事においても人間関係においてもプライベートの趣味であっても、投げ出した事実は自分自身にとってもマイナスとなります。 自分は投げ出してしまう人間なんだと思うようになると、人はどんどんと思い描いていた真面目な人から遠のいて不真面目な人へとなっていってしまうことがあります。
誰にも気づいてもらえなくても、すぐに評価されることではなかったとしても、整理整頓や細かい作業を怠らないようにしましょう。まず誰かに認めてもらうためにやっている時点で、真面目な人ではありません。何のために今それを行っているのかを考えましょう。自分自身のためや会社のためです。 会社のためにそういった地道な作業を一生懸命にやることは、自分自身のためにも繋がります。大きな成果も大事ですが、そういった細かい作業をしてくれている人って必ずいるので、それを自分自身で担っていると真面目な人と思われるでしょう。
人の話は最後まで聞くようにしましょう。しっかりと傾聴をするのがポイントです。 人の話を真剣に聞くという行為は真面目そのものです。 ただ「話を聞いてくれる人だ!」と思われて色んな人から相談されたり愚痴られたりしてしまうこともあります。それはとても疲弊してしまいますし、自分の時間がなくなってしまいます。 仕事にとって必要な場面や、大事な相手の話は最後までしっかりと聞くようにしましょう。仕事だけでなく家族や友人、恋人などの話もしっかりと聞くようにしましょう。
これも人として当たり前なんですが、嘘は絶対につかないようにしましょう。 一度でも嘘をついたら、その相手からは二度と真面目だとは思われません。たった一度の嘘はずっと人から嘘つきといったレッテルを貼られて不真面目や裏切り者として扱われてしまいます。 そのため小さな嘘でもつかないようにしましょう。嘘をつくぐらいなら、怒られたり嫌われたりするのを覚悟で正直に話すようにしましょう。 ただし、例えば彼女が作ってくれたご飯が口に合わなかった時に「まずい」と正直に言うのはNGです。このあたりの線引はとても難しいのですが、しっかりと相手と会話しながらストレートに伝えないようにしましょう!
息抜きをする時間を作るようにしましょう。 仕事から帰ってきたら仕事のことは考えずに趣味に没頭するとか、仕事中も休憩のときは何かYouTubeの動画を観るだとか、頭の中が仕事と切り替わるようなことがするのは大事です。 チョコレート1つ持っていってちょっと食べたり、好きな音楽を聴くなどでもいいと思います。少し自分の気が休まるようなことをするようにしましょう。 また人間関係においてもそうです。友人にしろ恋人にしろ相手に真面目に向き合うのはいいことですが、あまりに真面目すぎてしまうとどこかで必ず疲れてきてしまいます。たまには一人の時間を作ったり自分を優先してみてましょう。
真面目すぎていると、時間と心に余裕がなくなってきます。 それは、やるべきだと考えていることが自分のキャパオーバーな状態です。 やらなくてはいけないことってもちろんありますが、キャパオーバーになってくると要領や進みが悪くなったりして負の連鎖が起きてしまいます。何か計画を立てるときは時間に余裕を持つようにしましょう。キツキツなスケジュールだと、真面目な人は特にそのとおりにやらなきゃいけない!と自分を追い込んでしまいます。 そして心に余裕を持つこと。「少しぐらい失敗しても巻き返せばいい」「これまで頑張ってきたんだから少しくらい休んだっていい」と思うようにしましょう。心が窮屈だとうまくいくこともいかなくなってしまいます。
真面目すぎてしまう人って自分に自信がない人が多くいます。 これは、自分に自信がない分「自分は出来ないんだから人より少しでも真面目にやらないと」と思い込んでしまいます。それが故に真面目すぎてしまい空回りしてしまうことがあります。 それだけ真面目にやろうって思える心意気はとても誇らしいところなので、そんな自分に少しでも自信を持つようしましょう。自分に自信がつくと、「少し自己流でやってみようかな」「こういった側面からも物事を見れるな」と視野や手段が一気に増えてきます。 あまり自己否定していると視野も狭くなり、ただ真面目にやり続けることだけに全力を注いでしまうことになるので、自分の出来ているところやいいところを褒めてあげましょう。
そして自己評価をまず大事にするようにしましょう。 周りの目や世間体、他人からの評価ばかり気にしていてると真面目になりすぎてしまい、評価されるつもりが「クソ真面目でめんどくさい」なんて言われてしまうことがあります。これに関しては言ってくる方が100%悪いので気にしなくていいのですが、やっぱり真面目すぎると周りにいる人も窮屈になってしまいます。 自分が正しいと思ったことをもう少し信じてみましょう。また多少なりとも仕事へのモチベーションに波があっても構いません。みんなそんなものです。少し手を抜いても、どこかでフォローして挽回すればいいです。もちろん業務に支障をきたしたり周りに迷惑をかけるほど手を抜いてはいけませんが、周りの目を気にしすぎないようにしましょう。
真面目すぎると、どうしても一つのことに打ち込みすぎてしまいます。 そうすると周りが見えなくなってしまいます。そしてその一つを完璧にしようとしすぎて「今日は切り上げて飲みにでも行こうよ」と言われても「これ終わるまで帰れません」などと言ってしまい「ほんとに真面目すぎだな」なんて思われてしまいます。 一つのことに打ち込めるのもすごいことですが、余裕がなくならないよう程々にしておきましょう。 他のことをしたり他人との会話って、実は勉強になることも多く視野が広がるチャンスでもあります。
真面目すぎる人は、自分の好きなことに時間を使わなさすぎています。 そのため、趣味や好きなことをする時間をたっぷり作るだけでも心の余裕が出てくるので、真面目すぎる人間にならなくなります。 真面目すぎてしまう人は「楽しもう」という心が他の人より少なくなっています。 「ちゃんとやらないと」「誠実であり続けないと」と思い込んでいるので、なかなか遊び心を持つことができません。 趣味や好きなことに没頭して、まずは「楽しい」という気持ちを実感してみましょう。
秘書という仕事は、庶務を全て管理をしなくてはなりません。 スケジュールの調整や管理、また社内だけではなく社外の人と多く連絡を取り合わなくてはなりません。 それによって上司の仕事がスムーズに進むか、いい商談が出来るかどうかが関わってきます。 そのため真面目な人ではなければ出来る仕事ではありません。時間や規則にルーズであったり、連絡をこまめに取れない人では続けられません。 上司のこと、そして社外など連絡を取る相手のことも考えられる真面目な人が秘書には最適です。身だしなみもしっかりと整えていなければならないし、細かい作業などもたくさんあります。 特に社長秘書ともなれば、海外出張の手続きや経費精算などもすることになります。 仕事に真剣に向き合い、誠実に対応をする真面目な人が向いているのは言わずもがなですよね。
建築士の仕事は、法律に基づき建築物の設計をしたり施工の監理(設計図通りに施工が進んでいるかの管理等)をします。建築現場で指揮を取ったり監督したりと、設計から完成まで常に上に立つ仕事です。 国家資格が必要な職種であり、まず真面目に資格の勉強をして合格しなければ出来ない仕事です。 建物を造ってほしいと言ってきた依頼主の建築物のイメージをまず設計しなくてはなりません。相手の願望と予算とのギャップを穴埋めしつつ、プロ目線でアイデアを出したりアドバイスをしたりしなくてはなりません。 建築物の一つ一つを緻密に設計し、1ミリでもズレていたら造ることが出来ないので真面目な人が向いている職業です。特に専門的な知識もたくさん持たなければならない仕事なので、資格を取ってからもどんどんと自分で学び続けていかなくてはなりません。
医療関係の仕事は、人の命を預かる仕事です。特に医師は診断においても手術においても、1つミスするだけで相手の命をも落としかねません。 そのためなんとなくといった感覚で仕事をすることは許されないですよね。そのため、常に患者さんのことを考えられる責任感の強い真面目な人が向いている職業となります。 真面目な人は医師になることを目標にすれば、大学と国家試験に合格するための勉強も時間を惜しまずにできます。適正さ、的確さがとても重要となるため真面目すぎるくらいの方が向いている職業です。
薬剤師は、医師の診断によって発行される処方箋を基に、患者さんが服薬する薬を選んだり飲み方の指導をする仕事です。そのため適当な判断や指導は許されません。特に薬局やネット通販などが増えてきて正しくない情報たくさん流れています。 また調剤する際にはちょっとでも間違えれば患者さんの人体に影響をも及ぼしかねません。正確性が求められる作業の多い仕事です。また、新薬がどんどん開発されていたりまだまだ解明されていない疾病もあるため、日々新しい知識をつけていかなくてはならないことを考えても真面目な人はとても向いている職業です。
公認会計士も、一切のミスを許されない仕事です。 お金が関わる仕事ですし、ましてや企業の会計内容を監査してコンサルティング業務を行うこともあります。もちろん法律により義務付けられている業務もあり企業にとってはとても重要なポジションになります。 お金なのでもちろん数字をたくさん扱います。真面目で細かい作業が得意な方が向いている仕事でしょう。また、企業の会計内容は企業秘密であり口外することは許されません。法律を破ることももちろん許されませんので、そういったルールを守れる真面目な人が適職となります。
昨今のIT社会において、重宝されているプログラマー。 情報システムに関して、プログラムの設計をしなくてはなりません。相手の要望に忠実に答えて機械相手に緻密な作業をしなくてはなりません。 常に最先端の技術や情報を取り入れていかなくてはならないし、自分でも新しい技術を開発していかなくてはなりません。 個性的な視点もとても重要視される仕事ですが、日々の真面目さが大前提となります。プログラミングが間違うとIT企業の情報が一気に流出してしまうこともあるため、常に気にかけていなくてはなりません。
長生きは良いことか。地球温暖化は本当か。働き者はナマケモノよりも偉いのか―病気と医療、教育や環境、格差社会ほか避けられない身近な諸問題を、独自のマイノリティ視点で一刀両断。いい加減くらいが、ちょうどいい!?もっともらしい「正論」や「常識」のウラに隠された世の偽善を見抜き、ジタバタせず楽しく生きる心構えを教える。
「恋愛×占い」がテーマのポータルサイト「ココロニプロロ」の超人気連載「雨宮まみの“穴の底でお待ちしています”」待望の書籍化。こじらせ界の重鎮!?雨宮まみが、あなたの愚痴にドン底までつきあいます!
笑
真面目な人について解説してきました。理解していただけたでしょうか? とても良い面ではある反面、真面目すぎてカタブツになってしまうと厄介なことになることもあります。 長所と短所は紙一重というように「真面目」ひとつをとっても、長所と短所がたくさんありましたね。 自分や周りの人で当てはまる人もいたのではないでしょうか? いい真面目な部分はもっと伸ばしていき、真面目すぎてしまう部分は改善していけるように努力しましょう。全てを変える必要はありません。自分ではどうしたらいいか分からない時は周りの人からアドバイスを聞いてみましょう!