「生真面目」とは、「非常にまじめなこと」という意味です。「生真面目だね」と言われて「それっていい意味?悪い意味?」と思ったことはありませんか?そもそも「生真面目」と「真面目」って何が違うんだと疑問に思った事がある人も多いのではないでしょうか。今回は、「生真面目な人」について解析します!また「生真面目」な人の対処法治や治しかたなども紹介しますのでぜひ参考にしてください。
「生真面目」は、「きまじめ」と読みます。 「生」は、「なま」または「せい・しょう」と読まれることがほとんどですが、「純粋な」という意味で「き」と読まれることがあって、例えば「生糸(きいと)」などがあります。 間違っても「なままじめ」と読んでしまうことがないように気をつけてくださいね。
みなさんは、自分の性格や行動を「生真面目だよね」と言われたら、みなさんは褒め言葉として受け取りますか?嫌味だと受け取りますか? そもそも「生真面目」の意味とは、「非常にまじめなこと」「まじめにすぎて融通性にかけること」です。 「生真面目」は、真面目に物事に取組むあまり融通がきかなくなっている人を指す言葉であり、「頭が堅い」「冗談が通じない」「つまらない」といった悪いニュアンスも含まれます。 元々「真面目」な性格というのは、決して悪いことではないですよね。 曲がったことは大嫌いだし、ユーモアなんて生活には必要ないんだ!なんて思いながら生活している人にとっては、むしろ「生真面目だね」は嬉しい言葉かもしれません。 しかし、「生真面目」という言葉を「つまらない人間だって言いたいのか!?」と悪いほうに捉える人も沢山います。 「真面目」という言葉にわざわざ「生」をつけて強調しているということから考えると、使うほうも嫌味で言っている可能性が高いと考えていて間違いないでしょう。
「真面目」の意味は、「真剣な態度や顔つき、また真心がこもっていること」です。 「真面目」は、「真剣な態度や顔つき」「真心がこもっていること」を意味します。 嘘やいい加減ではなく、誠実であることに対して使用されます。 簡単に言うと、「真面目」という言葉をさらに強調させた言葉が「生真面目」です。 「真面目」でありすぎるが故に、融通がきかない・堅苦しい人間だというマイナスなニュアンスを含む場合に「生真面目」と表現されます。 つまり、「生真面目だね」は嫌味であることが多いのに比べて「真面目だね」と言われ場合、褒め言葉であることが多いという違いがあるといことがおわかりいただけると思います。
・「大真面目(おおまじめ)」 意味:こっけいにも思えるほど非常に真面目である様
例文
・「馬鹿正直(ばかしょうじき)」 意味:正直すぎて融通がきかない様や人
例文
・「四角四面(しかくしめん)」 意味: ひどく真面目で堅苦しいこと 非常にかしこまっていること
例文
・「愚直(ぐちょく)」 意味:極めて物事に対して真摯で、それゆえに融通が利かない人物のこと
例文
「真面目」の英語は「serious」「hard-working」などがあります。 「serious」は「深刻な」という意味合いです。 「真面目」でも「一生懸命、働き者」というニュアンスの場合は「hard-working」を使います。
生真面目な人のほとんどは、規則正しい生活を送っています。 起床時間から、やるべき毎ルーティンがきちんとあって、それの通りにしないといけない、、と勝ってに強く思い込んでいるようなとことがあります。 例えば、毎日5時に起床して6時にジョギングに出る・・・・というような一度決めたルーティンを3日坊主になることなくきちんと継続して続けることができます。 体調が悪かったり、寝る時間が遅くても起きる時は変更しないなど、ルーティンに縛られているという感覚です。
生真面目な人は、ルールに厳しく決まりごとは必ず守らなければいけないという真面目な考え方の持ち主です。 良くも悪くも「これはこうするべき」という概念がとても強いと言えます。 例えば、ちょっとしたルールでも守れない自分のことは許すことができずに、どんどん自己嫌悪の負のル−プにハマっていってしまいます。 自分をルールを守れなかった「クズ人間だ」と思いこんでしまうのです。 たかだか「ルール」なのに大げさだなと感じるかもしれませんが、生真面目な人の場合、本当にそう感じています。 そして、同じようにルールを守れない人を許すこともできません。
真面目な人は、何をするにあたっても計画を立てます。それもしっかり綿密に! 行き当たりばったりなことはせずに、1から順番に計画していきます。 特に仕事では完璧なプランニングができるので、目標達成できる確率もぐんと上がります。 周りにもその計画性は評価され、プロジェクトの計画を立てるメンバーに抜擢されることもあります。 例え必要じゃなくなってしまうかもしれない業務や、業務と直接関係のない掃除やイベントなどもしっかりと計画をします。同じ部署にいるととても助けになる存在ですよね!
生真面目な人は、ルールや規則だけではなく時間も必ず守るので腕時計をしている人が多いです。 いつでも時間を気にしており、5分前行動どころではなく15分前行動などを心がけています。 それは学校や仕事だけではなく、プライベートでもそうです。 友人や恋人との待ち合わせ時間に遅れることもありませんし、予約したお店の前にも早くに到着します。 もはや腕時計を5分前に設定していることもあります。5分前設定の5分前行動で10分前になっていて、もはや普通の時間で10分前行動すればいいのでは?なんて思うことも。
生真面目な人は、上述しているようにとっても計画的で何事にも着地点を決めていて、逆算して期限を決めて行動をしてします。 計画の綿密さは、人生設計においても当てはまります。 何か達成したいということがあっても、漠然と「〜したいな」とただ心の中で思っていても、達成することができませんよね。 生真面目な人は、例えば「30歳までに起業したい」だから、「25歳までに○○の資格をとる」そして「その資格を習得するために、24歳までに○○万円貯金をしておく」みたいな、わりと細い人生計画を立てていて、そしてたてるだけではなく着実に実行していくことができます。
生真面目な人は、隅々にまで気を配ることができるので洋服のシワや毛玉は一切ありません。 髪の毛なども綺麗にまとめており、寝癖がついていることもありません。 ちゃんと朝に全て身だしなみをチェックして、整えてから来ます。 生真面目な人は寝坊や遅刻をすることをしないように早め早めに行動しているんですよね。 朝は十分に時間を設けており、出勤なども時間より早く出ることの方が多くなっています。 そのため例え通勤中に乱れるようなことがあっても、会社に着く時間がとても早いので出社してから身だしなみを整えることが出来る余裕があります。
生真面目な人は、物をとっても大事します。 とっても物持ちがよく、一度購入したものは何年も大切に使います。 例えば文房具などの小物など使いたいのに見当たらないな〜というとき「ま、100均で買えるんだし、また買えばいいか」なんて感覚になることありませんか? 生真面目な人は、そういった軽い気持ちで購入した物を大切にすることができずになくしたり、壊したりして同じものを買う・・・・というこの流れが「お金の無駄だ」と思います。 そもそも「物に失礼だ」という感情がわくので大切に扱います。 なので、物を買う時は「値段の安さ」で決めたりせず、例え値段が高くても心から欲しいと思えたものを購入します。一生大切に使うことで高い値段以上の元をとるのです。
生真面目な人は、とても礼儀正しいです。 きちんとしているのは物事だけでなく、人間関係においてもです。 挨拶なども怠りませんし、目上の人に対して無礼なことは一切しません。 例えば出社をしたら一人ひとりきちんと「おはようございます」と挨拶をして、帰宅するときも「お疲れ様でした」と一人ひとりに言ってから帰宅をしないと「○○さんに挨拶できなかったな・・・」となんだか気持ちが悪い感覚が残ってしまうのです。
生真面目な人は、一円単位でお金を大事にします。 例えば、月額2000円の動画見放題の料金プランがあったとします。 一ヶ月円で2000で最新映画が見れるなんて安い!と思うかもしれませんが、1年で考えると24000円です。それが継続2年、3年、と経つともっと莫大な金額を支払うことになるのです。 安いと思いますか? そもそも新作映画でもだいたい5本で1000円でレンタルできることを考えると10本以上見ないと元が取れていないということになります。 目先の料金にばかりにとらわれていると実は損しがちなんですよね。 生真面目な人は、「小さなお金でも積み重ねると大金になる」ということを意識して、このように目先のお金ではなく払い続けていくことまで考え、一円単位でお金を大事に使っています。
生真面目な人は、お酒を飲んだりタバコをすったりしません。 健康への感心が強いので、お酒を飲みすぎることもないし、健康に害を及ぼすタバコを吸うことなんて考えられないといった感じです。 お金をすごく大切に使う人なので、健康を害し、さらに周りの人に嫌な思いをさせてしまうかもしれないタバコやお酒を購入することはもちろん無駄使いに入るので買いません。 酒豪でタバコを吸っている人を見て「生真面目な人だな」というイメージを受けることって恐らくないですよね。 お酒を飲んでもタバコを吸っても根が真面目な人はいるかもしれませんが、「生真面目」ほどかとい言われると、そうは言えないように筆者は感じますがどうでしょうか、、、
生真面目な人は、基本的にいつも肩こりに悩んでいます。 真面目すぎるから、体が緊張状態からほぐれない状態がずっと続いています。 体が緊張状態が続いていると、いつも体に力が入ってしまっているので肩がこってしまうんですよね。 なので、生真面目な人の中には年中肩こりに悩まされているという人も少なくありません。 肩こりが酷すぎて偏頭痛になってしまう人も・・・。
両親の考え方は、子供に大きな影響を与えます。 とくに社会に出ていない子供にとって親の考え方は絶対なので、物心つく頃から両親が生真面目だと生真面目に生きることが身にしみついてしまいます。 社会に出るまで、その考えの異様さに気がつくことができません。 交友関係が広がってきたり、社会にでることで様々な人に出会って次第に「他の人とは考え方が違うのかもしれない・・・」と気づくこともあります。 しかし、ほとんどの場合は自分が生真面目だという感覚がないのでなかなか気がつくことができません。
他人からの評価を気にしているからこそ、どんなことにも気を抜くことができずに生真面目に行きてしまうのでしょう。 少しでもダメな部分やだらしない部分を他人に見せて馬鹿にされたり、ダメな人間なんだと思われたくない強く思っています。 だから、例え誰も見ていない部分であってもピシっと手を抜くことなく完璧を求めてしまうのだということが考えられます。
何か自信をもっていたことを、他人に思いっきり否定されたというようなショックな出来事が、「自分はダメなやつだ」という気持ちにさせてしまったという可能性があります。 特に小さいこどもは、思ったことをオブラートに包まずそのまま口にします。 知らず知らずのうちに他人を否定するような発言をして、相手の心を傷つけているということもあるでしょう。 それがトラウマになって、自分の意見を人に言うことに対して怖いと思ってしまう・自信がもてないということになってしまうことがあるのです。 そういった自分への自信のなさが原因で人からの評価を気にするようになり、常に完璧な状態であることを目指す生真面目な性格にしてしまいます。
元々の「〜はこうであるべきだ」というこだわり人一倍強くて、それを曲げることに不快感を感じてしまうという頑固なところが生真面目な性格にしているという事も考えられます。 だから、例え「〜のやり方のほうが楽だし簡単だよ」と言われても聞き入れることができずマニュアル通りに馬鹿丁寧に物事に取り組むのです。 どんなことも正しいと思えば貫くことができる新年の強さがありますが、もうちょっと臨機応変に適度に手をぬいてやってくれないと周りの人もやりにくさを感じてしまうなんてこともありますよね。 逆にその生真面目さが時に周りの人の足を引っ張ってしまうこともあるのです。
承認欲求の強さも、生真面目な性格になる原因であると言えるでしょう。 とにかく「認められたい」という思いの強さから「完璧」であることを常に求めているのです。 だから、その完璧を求める姿勢が周りからは「生真面目」なように見えるのでしょう。 もしかしたら、元々成功体験が少くて何とか認めてもらおうと必死になりすぎてしまっているのかもしません。 自己評価が低い分、完璧なところを見せて他社に評価されたいという欲が強くなっているということが考えられます。
プライドが高すぎるといったことから、生真面目な性格になってしまうこともあるでしょう。 とにかく「失敗をしたくない」という強い気持ちから完璧を目指し過ぎてしまうのです。 そもそも、目指している理想が高すぎるということも考えられます。 高い目標があるからこそ、目標に向かって常に真面目に努力を積み重ねようという意思が強いのでしょう。 全くダメダメなのに無駄にプライドだけは高いというタイプの人もいますが、一生懸命真面目に結果を残そうと努力をしているタイプの生真面目な人っていますよね。 プライドが高すぎると誰かより劣っている・・・という感覚に耐えられないので、とにかく生真面目に何でもかんでもこなそうとしてしまうのです。
自己評価が低いと、自分に自信が持てないからこそ必要以上に真面目でいようとしすぎてしまうということがあります。 とにかく認められたいし、今より評価が下がってしまうのは困ってしまうので「真面目でいなければ評価されない」という脅迫概念にとらわれてしまっているのです。 自分に自信をもっているわけではないので、とにかく生真面目に努力をするより他ないと感じているところから生真面目な生活を送ってしまのでしょう。
自己評価が低いと、猜疑心が強くなってしまいがちです。 自分を過小評価しているからこそ周りは自分を「まだまだだ」「だめなやつだ」と思っていると思い込んでしまいます。 「完璧だね、すごいね」と褒められても「何か裏があって褒めてるいるのではないか」と、相手を疑ってしまうなんてことも、、、。 だから、とにかく指摘されることのないように完璧を目指さそうと生真面目な生き方をしてしまうのでしょう。
そもそも、人とコミュニケーションが上手くとれないといった理由で生真面目そうに見える人もいます。 実際、生真面目だからこそ人と楽しく冗談を言い合ったりすることができなくて「真面目な人なんだな」と思われることもあるでしょう。 さらに、人と上手くコミュニケーションがとれない人って、なぜだか物静かで頭が良さそうにみえたり、真面目そうに見えませんか?キャピキャピ騒いでいる姿を見ることが多い人よりも口数が少ない人に対して「真面目だ」と言うことは多いのではないでしょうか。 元々人とコミュニケーションを取ることができないからこそ、その分無駄なおしゃべりをしないし、生真面目に生活するより他ないというパターンもあります。
生真面目な人は責任感があります。途中で投げ出したり嘘をついたりすることを絶対にしないため、仕事など最後までやり遂げることができます。 また責任感があるので、チームで仕事をする時も他の人のフォローをしたり自分の仕事よりもチームの仕事を優先してみんなで達成しようとします。 リーダーなど引っ張る側の立場になった時は、チームの誰かのミスだったとしてもリーダーとして責任を持って対処してくれるので、職場ではとっても頼りになる存在であると言えるでしょう。 自分の言ったことや行動に対しても責任を持っているので、常に真剣な態度で物事に臨みます。 大きなプロジェクトのリーダーなども任されやすく、出世しやすいタイプであると言えるでしょう。
生真面目な人は、忍耐力があるうというところも長所の一つ。 どんなに辛いことや、きついことがあっても目標達成に向けて全力を尽くして努力することができます。目標を達成するためならどんなことでも努力を惜しみません。 残業だろうと休日出勤だろうと、朝早くに来ることだって何てことないんです。 例えば上司から「こんなもんでいいよ」と言われても、思い描いた通りになるまで努力を惜しまずに真面目に作業をすることが出来ます。
生真面目な人は、常に向上心を持って働いています。 むしろ、仕事などで向上していくために真面目でいるようなものです。 一つ目標を達成しても満足することはなく、新しい目標をすぐに立ててそれに向かって努力を惜しまずに邁進していきます。自分を成長させるためにも会社のためにも、また他人のためにも向上心を持って尽力することができるのってづ場らしいことですよね。 その前向きさとタフさは周りをも元気にしてくれます。 職場に一人、向上心があり真面目に仕事に取り組んでいる人がいると周囲を巻き込んでみんなで目標に向かって走れるようになることもあるでしょう。 また向上心は、仕事だけじゃなく人生においても大事ですよね。 プライベートなどでも、趣味やスポーツにおいても向上心があり年齢関係なく技術を習得していくことができます。
生真面目な人は手抜きや妥協を一切いたしません。 そもそもそんな考えは毛頭ないと思います。 どんなことにも真剣に取り組む人が真面目なので、手抜きや妥協をする人やしたいという思いのある人は生真面目とは言えません。 生真面目な人は、ちょっと手を抜いてもバレないようなことでも妥協してもいいようなところでも最後まで全力で行います。 例え自分だけでやっていることであっても、趣味であっても手抜きや妥協をないのです。 人の目が気になるところだけ手抜きや妥協をしないのは生真面目とは言えません。
生真面目な人は規則はもちろん、時間や約束も必ず守ります。 会社でもプライベートでも遅刻などすることはなく、約束の時間よりも早く到着していることがほとんどです。会社では30分〜1時間早く来て仕事を片付けている人も多くいます。 また口約束などもしっかりと覚えています。 もう相手は忘れているであろう小さな約束にとらわれて、1人で苦しんでいる・・・なんてこともありますが、約束を忘れてしまう人よりはよっぽど良いでしょう。
生真面目な人は、人をだましたり、物事をごまかすようなことができません。 どんな小さなことでも嘘をつかずに正直に生きています。 正直に言ったら自分が損するようなことでも、正直に話します。そういった部分は人から信頼されるところではあるのですが、相手が悪い人であると利用されてしまうこともあるので要注意です。 ただ、なにか相談ごとをする時は真面目な人にするのが一番です。 言いふらしたり話を盛ったりすることはもちろんありませんし、相談に対してかっこつけようと思ってもないことを言ったりすることもありません。真剣にこちらの相談に乗ってくれて、どう思っているか本心で話をしてくれたりアドバイスをしてくれる存在になるでしょう。
生真面目な人は超がつくほどの綺麗好きで、整理整頓がとても上手いです。 とにかくどんなことにも手をぬかないので、身の回りの物が片付いていなかったりすると、どうしても納得がいかないのです。 片付けや整理整頓、掃除なんて「めんどくさい」と思ってしまいがちですよね。 生真面目な人でも正直「うわ、片付けめんどくさ・・・」と感じる日もあることでしょう。 でも、真面目な人は真摯に取り組みます。 やりたいとかやりたくないとか、好きとかめんどくさいとかそういうことは関係ありません。 やるべきことをきちんとやっているだけなんですよね。 そのため真面目な人からすると、整理整頓や細かい作業が得意なんだねって言われると心外だったりもします。「やるべきことやってるだけなのにな」と内心思っている人も多いかも。
生真面目な人は、マニュアル通りの仕事をするのがとっても上手いです。 例えば、工場などのライン作業など決まったことをピチっと続ける作業が得意です。 また、マニュアル通りに何かを組み立てたりする作業も得意。 きちんと手を抜くことなく正確に仕事をコツコツ成し遂げていくことができるでしょう。 逆に、お客様に合わせて臨機応変な対応が求められるような接客業といった仕事は向いていません。 なので、例えば飲食店で言えばホールに出るよりもキッチンでマニュアル通りに料理を作っている方が向いていると言えます。
生真面目な人は、頭が固すぎるところがあります。 自分の中にある正義を大事にしているので他の人の考えやルールを受け入れられないのです。 規則や上司・先輩からの指示などを守りすぎてしまい、自分で何か行動を起こしたり一歩先のことを出来ずにいることも多く、「言われてもないことやっていいのかな」「前と違うことはやってはいけない」と思っていると、周りからは頭が固いな〜と呆れられてしまうことも...。 真面目に忠実に作業をしていくことももちろん大切なのですが、状況に合わせるという柔軟性ときには必要なんですよね。 なので、真面目に働いているのにイマイチ評価されない・・・という時は、真面目だけど頭が固くてなんか一歩足りない・・・ということが原因である可能性もあるでしょう。
生真面目だと冗談が通じないことがあります。冗談を言い合って笑い合うことも、人間関係を円滑にするのには大切なことです。空気を和ませようとしたり、仲良くなろうとして言ってくれた冗談が通じないとその場の空気を壊しかねません。 生真面目な人からすると、冗談って笑えないってことがあると思います。冗談の中には人を傷つけるようなこともあるので、それらを全て受け入れる必要はありませんがある程度相手の温度に合わせることも必要です。 仕事中でも、冗談で笑い合えるくらいの心の余裕は必要なものです。 あまり仕事にだけ集中しすぎていると、周りから怖がられたり話しにくいと思われて協力を得られないこともあります。 仕事中なんだから当たり前と思うかもしれませんが、職場の人との空気感も会社における大事なことのひとつだと思うようにしましょう。
生真面目な人は融通が利かないと思われてしまいがちです。 完璧主義であり自分の中での正義があるために、ちょっと楽したやり方や新しいやり方を受け入れられないことがあります。 例えば接客業なんかはいくらマニュアルがあっても、対人間なのでマニュアル通りに事が進むほうが少ないですよね。 マニュアル通りではなく、臨機応変な対応を瞬時にとる必要があります。 それなのにマニュアル通りのことしかできないと、非常に困ってしまうわけです。 柔軟性が求められるような場面では、生真面目な人の性格はちょっと困ってしまうところがあると言えるでしょう。
自分は生真面目に生きているのに、相手が何をするにも手抜きだらけでだったらダメなとこばかりが目に入ってしまいますよね。 生真面目な人は神経質なのもあって、相手の欠点だけが目についてイライラとしてしまうことも少くありません。 真面目に物事に取り組むことが、生真面目な人にとっての正義なのです。 そのため、とにかく手を抜いたりきちんとできない人が許せません。 学生生活でいうと、学級員になって「ちょっと!そこの男子!ちゃんと掃除してよ!」とガミガミ言ってうざがられてしまうタイプであると言えるでしょう。
「生真面目」に生活するのが「当たり前」だと思いこんでいるため、相手に自分と同じ価値観を押し付けようとするところがあります。 自分に対していつもストイックに生真面目に生きているので、他人に対しても短所ばかりが目について、ついつい指摘したくなってしまいます。 なので、例えば上司というような立場になったときに部下に中途半端なものを「これでいいですか?」と持ってこられると問答無用で突っぱねます。 目下の人や一緒に働く人にとっては、少し厳しい人だと思われてしまっていることでしょう。
仕事やプライベート関係なく、いつも冷静です。 冷静なのはダメなことではありません。 しかし、柔軟性がないので基本的にプライベートと仕事をわけることがきないところは欠点であるとも言えるでしょう。 生真面目すぎてオンオフの切り替えがないので、飲み会などでも真面目で冷静沈着な発言が目立ち、その場をしらけさせてしまうなんてことも、、、 さらに、笑顔も少ないので「つまらないのかな?」気を使わせてしまうこともあります。
生真面目な人は上述したように笑顔でいるわけでもないし、言うこともやることも「THE・真面目」なので、一緒にいると固苦しすぎる・窮屈だと思われてしまうことが多いです。 真面目すぎる人と一緒にいると、自分も真面目でいないといけないのかな、なんて思ってしまいますし、談笑をすることもないので堅苦しい空気に耐えられなくなってしまう人も少くありません。 職場は仕事をする場所なので、それでも構わないと思います。 しかし、コミュニケーションは明るく楽しくとれたほうが良いですし、プライベートでもお硬い感じだと行き詰まってしまうことがあるのが短所であると言えるでしょう。
生真面目な人は、常に完璧を求めていて「成功」のこだわりを持ちつづけています。 そのため、失敗をするとショックからなかなか立ち直ることができないといったことがあります。 叱られた 注意された ということをいつまでも根にもってしまうというメンタルが弱い一面があるのです。 メンタルが弱いところがあるからこそ、失敗を恐れて生真面目に生きてしまうというところがあるのかもしれませんね。
生真面目な人は、ちょっとでも不真面目な人が近くにいると怒ってしまったり、機嫌が悪くなってしまうといったことがあります。 ちょっとのおふざけでも許せなかったりして、機嫌をあからさまに悪くして空気を凍らせてしまうことも多々・・・・。 飲み会などの楽しい空気も平気でぶち壊してしまったりします。 実際、人からどう思われているのかを気にするタイプなので「またやっちゃった〜」と後から後悔することも少くありません。 生真面目な人は、その時「許せない!」と思ったことを飲み込むことだってできないのです。
生真面目な人は、新しい発想やユーモアを出すことはできません。 これまで通りのマニュアル通りをとにかく大事にしすぎてしまうあまり、新しい発想を出すことができないのです。 新しいものを導入したときや、形態が変わったときなど従来通りのやり方ではなく、とにかく新く進化していかないといけない時ってありますよね。 そういった場面で頭が固く新しいことをなかなか取り入れることが出来ないため、苦労をしてしまうのです。
生真面目になんても完璧にやりこなそうとするあまり、自分自身を追い込みすぎてしまう人も少くありません。 真面目だからこそ、他の人が気にならないような事を気にして思い悩んでしまうのです。 生真面目な人って、普通の人が手をぬくようなところで手を抜くことができないし、とにかくストレスを人一倍感じやすいと言えます。 ストレスで10円ハゲができてしまう人って、真面目な性格の人に多くないですか? 完璧を求めで生真面目に生きてしまうのって、良い面もあるけど楽に生きるということができないのでやっぱり精神的ダメージが強いのでしょう。
生真面目な人が、「これはこうしなければいけない」と思い込んで突っ走っているときって何を言っても他者の意見は耳に入らないことが多いです。 そもそも何かを言ったところで、結局生真面目な人が満足しなければ何もはじまりませんし、終わりが見えません。 なので、生真面目な人が何かを熱心に取り掛かっているときは、こうしたほうがいいなど口出しせずにある程度放っておく時間が必要でしょう。 ちょっと口出ししたくなってしまっても、グッと堪えてみてください。
生真面目な人は、生真面目であるが故に様々な悩みを抱えています。 元々自分に自信がないような人が多いので、否定はしないでじっくり話しを聞いてあげましょう。 「だから〜すればよかったのに」などとアドバイスめいたことを言ってしまうと、自信をさらになくしてしまったり、「もっと完璧にしなければ」とキチガイになったように真面目に取り組みすぎてしまうので「うんうん」と話しを聞いてあげるだけでOK。 生真面目な人のメンタルケアをさりげなくしてあげて、作業効率をあげましょう。
生真面目な人は、とにかくストイックなので常に「これではダメだ・・・」と思っている状態が続いていることが多いです。 なので、こまめに「とってもいいですね」「すでに充分すぎるくらいですね」というように声をかけておくと良いでしょう。 そうすることで、「これでも充分なんだ」と思えるので、生真面目な人の心に余裕ができるはず。 特に職場で1人でぐるぐるとあれはダメだ、これではダメだと思い悩ませていると作業ペースが遅くなって全体に支障をきたしてしまうことがあるので注意しましょう。
生真面目な人は、大きなプロジェクトを任されていたりすると、仕事に没頭するあまり食事や睡眠を疎かにしてしまうようなことがあります。 ちょっと無理をしすぎてしまうようなところがあるんですよね。 しかし、仕事に熱心になるのは良いことですが不健康な食生活を送っていたり睡眠不足が続いてしまうと、身体の調子も悪く気持ちの落ち込みも激しくなってしまいます。 できるだけ、健康的な食事をとるように一緒にいるときはきちんと食事をとらせて、「ご飯ちゃんと食べた?」など声をかけるようにしましょう。 生真面目な人は、家にいるときも仕事のことなどで頭が一杯で気が休まらないというタイプが多いので、退勤するときも「充分進みはいいから、今日は仕事しないでゆっくり寝てくださいね」など声をかけることが望ましいです。
上述しているように、コミュニケーションをとることが苦手で上手く話せないから「生真面目」というイメージがついてしまっている人もいます。 ただ会話をするのが苦手なだけかもしれないので、飲み会など人数の多い場面などでさり気なく話しをふってあげると以外なキャラクターを引き出してあげることができるかもしれません。 真面目だけどユーモアがあるっていう人だって沢山いますよね。 案外きっかけがないだけで、きちんと向き合えば印象とはだいぶ違ったということは多いです。
生真面目に生きていると、時間と心に余裕がなくなってきます。 それは、やるべきだと考えていることが自分のキャパオーバーな状態です。 やらなくてはいけないことってもちろんありますが、キャパオーバーになってくると要領や進みが悪くなったりして負の連鎖が起きてしまいます。 何か計画を立てるときは時間に余裕を持つようにしましょう。 キツキツなスケジュールだと、生真面目な人は特にそのとおりにやらなきゃいけない!と自分を追い込んでしまいます。 そして心に余裕を持つこと。「少しぐらい失敗しても巻き返せばいい」「これまで頑張ってきたんだから少しくらい休んだっていい」と思うようにしましょう。心が窮屈だとうまくいくこともいかなくなってしまいます。
上述しているように生真面目な人って自分に自信がない人が多くいです。 しかし、それだけ真面目にやろうって思える心意気はとても誇らしいところなので、そんな自分に少しでも自信を持つようしましょう。 自分に自信がつくと、「少し自己流でやってみようかな」「こういった側面からも物事を見れるな」と視野や手段が一気に増えてきます。 あまり自己否定していると視野も狭くなり、ただ真面目にやり続けることだけに全力を注いでしまうことになるので、なかなか難しいですが自分の出来ているところやいいところを褒めてあげられるといいですよね。
そして、生真面目な人は「他人から見える自分の姿」を気にしすぎている傾向にあります。 周りの目や世間体、他人からの評価ばかり気にしていてると真面目になりすぎてしまい、評価されるつもりが「クソ真面目でめんどくさい」なんて言われてしまうことがあります。 これに関しては言ってくる方が100%悪いので気にしなくていいのですが、やっぱり真面目すぎると周りにいる人も窮屈になってしまいます。 自分が正しいと思ったことをもう少し信じてみましょう。また多少なりとも仕事へのモチベーションに波があっても構いません。みんなそんなものです。少し手を抜いても、どこかでフォローして挽回すればいいです。もちろん業務に支障をきたしたり周りに迷惑をかけるほど手を抜いてはいけませんが、周りの目を気にしすぎないようにしましょう。
生真面目だと、どうしても一つのことに打ち込みすぎてしまいます。 そうすると周りが見えなくなってしまいます。そしてその一つを完璧にしようとしすぎて「今日は切り上げて飲みにでも行こうよ」と言われても「これ終わるまで帰れません」などと言ってしまい「ほんとに真面目すぎだな」なんて思われてしまいます。 一つのことに打ち込めるのもすごいことですが、余裕がなくならないよう程々にしておきましょう。 他のことをしたり他人との会話って、実は勉強になることも多く視野が広がるチャンスでもあります。
生真面目すぎる人は、プライベートでも常に仕事のことを考えていたり自分のことに時間を使わなすぎています。 「楽しもう」という感覚がないんですよね。 むしろ、プライベートで遊びにいくなど「楽しい」という感情がわくことに罪悪感があるのです。 「遊んでないで、○○やるべきなのに」なんて焦ってしまうんです。 「ちゃんとやらないと」「誠実であり続けないと」と思い込んでいるので、なかなか遊び心を持つことができないからであると言えましょう。 趣味や好きなことに没頭して、まずは「楽しい」という気持ちを実感することを意識してみてください。リラックスできる時間や休息は仕事のモチベーションや効率に大きく影響しますよ。
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笑
いかがでしたか? 「生真面目」について理解を深めていただけたでしょうか。 真面目なことは決して悪いことではありません。 実際に「生真面目だね」なんて言われることがあったとしても、そんなに気にすることではないように思います。 しかし、「生真面目」とまでいってしまうと、自分自身もしんどくなってしまいますし周りにいる人も息苦しくなってしまいますよね。 生真面目だねと言われたら「もうちょっと肩の力を抜いていいよ」ということなのでしょう。 上手に息抜きをしながら楽しく生きて行きましょう(^o^)!!!!