ネガティブな感情が続くと「自暴自棄」になってしまうことってありますよね。「自暴自棄」な状態を放おっておくと精神的な病気や犯罪に繋がってしまうことも。今回は、「自暴自棄」な人の心理や行動、原因を解説します!また、「自暴自棄」になってしまったときの立ち直り方や、周りの人が「自暴自棄」になってしまっている場合の対処法を紹介します。
「自暴自棄」は、「じぼうじき」と読み、「自暴自棄」の意味は「投げやりになって自分の身を粗末に扱うこと」です。 「自暴自棄」に使用されている「自」は「自分」という意味で使用されていて、「暴」は「暴れる・荒らす」という意味で、「棄」は「放り出す・捨てる」という意味で使用される漢字です。 つまり、「自分自身を放り出したり、身を捨てる」といったニュアンスのある言葉であるということがわかります。 例えば、何か不満溜まっていたり、どうしようもないほどの失敗や挫折を味わった時に「もうどうなってもいい!」と将来や、後先のことを考えない行動をとることを「自暴自棄」といいます。
「自暴自棄」の類語には「やけくそ」「捨て鉢」「投げやり」などがあります。
「やけくそ」は「切羽詰まって投げやりな行動をとること」という意味の言葉です。 漢字で表記すると「自棄糞」となります。 この場合の「糞」は「下手くそ」「胸糞が悪い」といった「糞(くそ)」と同じ意味で使用されていて、決して「大便」という意味で使用されているわけではありません。 例文
「捨て鉢」は「自信や希望をなくしてやけくそになること」です。 「捨て鉢」に使用されている「鉢」は、お坊さんがよく持っている「托鉢」のことです。 修行が辛くて途中で断念する人を「鉢を捨てる」と言い表していたことから「やけになって投げやりになること」を「捨て鉢」というようになりました。 例文
「投げやり」の意味は「どうでもいいというような無責任な態度」です。 「投げやり」は漢字で表記すると「投げ遣り」となります。 物事をいいかげんに行ったり、成り行きに任せることを「投げやりといいます。 例文
「自暴自棄」の人の特徴として、まず自分自身の「現状に満足していない・受け入れられていない」ということがあげられます。
といったように、自分をとりまく環境や状況を不満に感じていて、受け入れられず、「こんなのお先真っ暗だ!」と自暴自棄になってしまうのです。 なんとか「現状を変えよう」と思うのではなく、完全に諦めモードで「もうどうにでもなれ・・・」と思ってしまっています。
と自信があったり、プライドが高い人多いパターンです。
「自暴自棄」になってしまう人の中には、単純に「生理的欲求が満たされていない」という人も多いです。
といったように、生理的欲求が満たされていない状態での生活が続くと気分もどんどん落ちてきてしまい、そして判断力がなくなってきてしまった結果「もうどうでもいい・・・」という思考になっていってしまうのです。 普段抱えているストレスが原因で不眠や食事がとれないといった状態が続いてしまい、これらの生理的欲を満たせなくなっているということも考えられるでしょう。
「自暴自棄になる人」は、まず自分大切にしていません。
というように、非常にネガティブに自分自身を過小評価しているという場合もあります。 そして「自分なんてどうでもいい自暴自棄になってしまっているのです。
「自暴自棄」になってしま人の特徴で多いのが、「自分の感情を伝えるのが苦手」ということです。 上手くいかなくてどうしようと思っている気持ちや、周りに対する「こうしてほしい」といった不満などを上手く口に出すことができません。つまり、ストレスを溜め込みやすいのです。 自分の気持ちを言葉にして伝えるのが苦手で溜め込んだ結果、最終的に不満が爆発して「自暴自棄」になってしまうのです。 あまり自分の意見を言わない、何も考えてなさそうな人に多いパターンで突然爆発することはよくあることです。
自分に自信はないし、現状に満足していないといった状態だと、楽しそうに生活している人を見るだけで嫉妬してしまいますよね。
というように常に誰かを羨ましと思ったり、腹立たしさを感じたり嫉妬している状態が続いています。 次第にそんな自分に疲れてしまい、自暴自棄になってしまいます。
「自暴自棄」になってしまう人には、「完璧主義」でいつも自分を責めているような人も多いです。 「自暴自棄」とは「投げやりになること」ですが、本来は、完璧を求めているのです。ただ、どうしても完璧にできない部分に対して、自分自身を許すことが出来ず「自暴自棄」になってしまいます。 他人に褒められたり、評価されても自分が納得いっていないので、「どうせお世辞だ」なんて思ってしまいます。自暴自棄になりやすい人って頑固なタイプが多かったりします。
「自暴自棄」になってしまう人は、極端な考え方しかできない人も多いです。
といったように、考え方が偏っているため、トラブルを起こしやすく、「もう無理だ、、、」と自暴自棄になってしまうのです。 柔軟な考え方ができて、さらに妥協できるところは、いい具合に妥協することができれば上手くコントロールすることができるのですが、「真面目」な性格が故に、周りから見ると極端な考え方に感じてしまいます。
「自暴自棄になる人」は、「自分が思うように生活できないのは、すべて周りせい」と思っていることも多いです。 だからこそ、「自分で何とかしよう」とは思わないし、「何とかできる」とも思っていないので最終的にもうどうでもいい!なってしまい、「自暴自棄」になってしまうのです。 プライドの高さからか、自分の失敗を認めることができず周りのせいにすることで自分を守っているのでしょう。 「自暴自棄」になる人には、周りのせいにしないで自分できちんと理想に向かって努力したり行動する力というものが備わってないということが考えられます。
「自暴自棄」になってしまってい人は、自分の感情を上手くコントロールすることができず、溜まっている不平や不満が表にでがち。 しかし言葉にして直接伝えることが苦手なので、いつもなんだかイライラしていて周りの人に八つ当たりをしてしまいます。 周りの人からみれば、些細なことで突然不機嫌になったりする様子に「情緒不安定だな・・・」と感じるでしょう。 実際は周りから見れば何てことないことに絶望的な気持ちになってしまい、どうしようもなくなってしまうのです。
「自暴自棄」になるということは、「現実逃避」をしているとも言えます。 「現実世界」と向き合うことができず、逃げたいという気持ちが、自暴自棄にしてしまうのでしょう。 例えば、貯金残高を確認せずにクレジットカードで買い物をしまくってしまうという行為は、「自分が今使えるだけのお金」という現実から目を背けらいという心理が伺えます。 また「自暴自棄」になって、アニメやゲームといった二次元の世界のものなど非現実的なものに惹かて働かず家に籠もってしまうといったことも「現実」と上手く向き合うことができずに逃避していると言えるでしょう。
「自暴自棄」になってしまう人は、とにかくネガティブ思考。 「自分が何かをしたところで上手くいくはずなんてないと思っています。 これは、上手くいったという「成功体験」が少ないということが原因である可能性が高いです。
といったように、成功体験が少ないと自分に自信がもてず、「何をやってもダメなんだ」という心理になっていきます。 このようなネガティブな思考が「自暴自棄」になる原因でもあると言えるでしょう。
「やけ食い」という言葉をよく耳にしたことがあるのではないでしょうか。 「やけ食い」とは、やけになって「むやみに食べること」ですね。 「自暴自棄」になってる人は、「何もかも上手くいかない・・・」という自分の中の満たされない気持ちを「食べること」で満足させようとする人が多いです。 通常であれば、食べ過ぎたら身体に悪いということまで考えることができますが、「自暴自棄」になっている人は「この先どうなってもいい!」という心理状態なので、もちろ暴飲暴食が起こす健康被害までは考えることができません。 とにかく食べることで嫌な気持ちを忘れたいという気持しかないのでしょう。
ちょっと嫌なことがあった日に、「お酒を飲んで気持ちをリセットしよう」と思ったことがある人も多いのではないでしょうか。 アルコールを摂取することによって、気持ちがおおらかになったり不安な気持ちが紛れるといったことがあり、適度に摂取して気分転換をするくらいでは何の問題もありません。 しかし、アルコールによる気分の高揚は、一時のものなので楽しい気分も一瞬で終わってしまい、酔いが覚めるとさらに落ち込んでしまう・・・そしてさらにお酒を飲んだり、とにかくいっぺんに沢山の量を飲んでしまうという過剰摂取をしてしまいがちなのが「自暴自棄」になっている人が陥りやすいパターンです。 さらに、どんどんアルコールを摂取していくことによって、身体がアルコールに対する耐性を高めていってしまうためどんどんどんどん摂取量を増やしていってしまいます。 お酒の失敗を繰り返してしまうことも多く、さらに人間関係を悪化させてしまったりと絶望感はさらに増していってしまうのです。
「自暴自棄」になっている人は、とにかく「どうでもいい」ので、何がどうなろうと気になりません。 何かの選択を強いられても
と他人に選択を任せることがほとんどです。 上手くいけば自分の手柄のように感じ、上手くいかなかったり失敗したときは失敗したことを責め立てます。 自分で「選択」をしないからこそ、「自分のせいではない」と強く思ってしまうし、どうしても納得がいかないと感じてしまい、納得がいかない現実としてさらに自暴自棄になってしまうのではないでしょうか。 本来は、自分自身で責任をもった行動と、選択をしていくべきなのです。
何をやってもうまくいかず、「もう、どうしたらいいの・・・!?」という気持ちが爆発して、わんわん泣き出す人もいます。 「自暴自棄」になってしまうということは、心のSOSのサインでもあります。 上手く口にだすことはできなけれど、「誰か助けてほしい」いう気持ちで一杯なのでしょう。 このままではダメだとわかっているけど、どうすることもできない、どうすればいいかもわからないという焦りや不安が涙となって溢れ出てきてしまうのです。
通常の判断ができなくなっていので、むしゃくしゃした勢いで「自暴自棄」になり物を壊すといった行動をしてしまう人も多いです。 壊していいものなのか、壊してはいけないものなのかもちろん判断はついていませんし、衝動的に身体が動いてしまていると言えます。 何がどうなってもかまわないと思っているので壊してしまった後のことなどもちろん考えていません。 長年自分が大切にしている物なのにも関わらず勢いで投げつけて壊してしまうなんてこともあります。 対象が「物」であるならまだしも、それが動物であったり人間となってしまうと大変なので、「自暴自棄」になってしまったときに無意識に物を壊してしまうといったタイプの人は注意が必要です。
「買い物でストレス発散をする!」という人も多いのではないでしょうか。 「自暴自棄」になっている人も不安な気持ちやストレスを解消するために自分の使える範囲を超えてお金を使ってしまうといったことがあります。 現実と向き合えないので、口座にいくらお金が入っているかなんて考えることができません。 将来のことは、「どうでもいい」ので後先考えずにバンバンお金を使ってしまいます。 結果的に多額の借金を抱え、どうしようもない状況になってしまい、一時的に楽しい気分になれてもすぐに「自暴自棄」になっていくというループにハマっていってしまうのです。
「不眠」とは、充分な睡眠がとれていない状態をいいますが「過眠」は、眠りすぎてしまうことをいいます。 ストレスで充分な睡眠時間がとれていなかったりと、睡眠障害が続くと睡眠時間を充分にとったとしても永遠に「眠い」という状態が続いてしまいます。 眠っても眠っても秘湯感が回復されず、つねに怠さが残っている状態です。 「自暴自棄」になっている人は、こういった睡眠障害に悩まれてしまうことも多く、「もうどうでもいい・・・」という気持ちから、とにかくずっと寝て過ごしてしまうということも少くありません。 眠っているときは、現実世界から離れることができるので、むしろ一日中寝ていたいと思ってしまうことやる気もおきず、仕事上や人間関係でもトラブルを起こしやすくなってしまいます。
「自暴自棄」になってしまう人の中には、友人はもちろん、家族や恋人といった関係の人たちとの連絡を全て断つという行動をしてしまう人も。 親身になって悩みを聞いてくれる友人や家族側の気持ちですら考えられなくなってしまい、とにかく「誰とも関わりたくない」と思ってしまいます。 もはや、「誰にも理解してもらわなくてもいい」と思っているのです。 友人や家族側としては心配でたまりませんが、気持ちの整理をさせるには案外しばらく放おっておいたほうがよかったりもします。
「自暴自棄」になって軽はずみな言動を繰り返してしまうこともあります。 男性であれば誰ふりかまわず声かけて回ったり、女性であれば誰にでもホイホイついて行って一夜を共に してしまうなんてころもあるでしょう。 普段は大人しめで、とても真面目な人であっても、例えば恋愛で辛いことがあったといったような場合には、自暴自棄になってこのような行動をしてしまうことも少くありません。 自分の身を大切にすることができないし、相手のことも大切にすることができないので暴走してしまうのです。
普段とても真面目に仕事をしているような人でも、「自暴自棄」になって「無断欠勤」をしてしまうこともあります。 たまりにたまった不満が爆発した瞬間、「ぷつん」と糸が切れたように、当たり前にしていたことがいつものようにできなくなってしまいます。 「とにかくどうでもいい」と思ってしまうことには、もちろん「仕事」も対象で、周りに迷惑をかけようが何だろうが、とにかく「仕事に行きたくない」という気持ちが勝っている状態になります。 普段真面目な人がこのような状況に陥ってしまうのは、精神的にそうとう参っていると思っていて間違いないです。
自暴自棄になると、例えば鼻をかむだけなのに、どっさりとティッシュをとってしまうといった行動を撮りがちです。 お手洗いでも、必要上にトイレットペーパーを巻いて使用してしまいます。 あきらかにティッシュを必要以上にとって使用している場合や、お手洗いからカラカラカラとあきらかにトイレットペペーパーを巻きすぎている音が聞こえてきたら、「自暴自棄」のサインかもしれません・・・!
「自暴自棄」な行動をとってしまうのは、「本当は誰かに助けてほしい」とい心理が隠されている可能性があります。 上述しましたが、「自暴自棄」な心理や行動はまさに「心の悲鳴」といっていいでしょう。 耐え難い悲しみや辛さを味わい、心が悲鳴をあげている状態が「自暴自棄」です。 イライラをあからさまにだしてしまったり、連絡経ったり、周りが思わず心配してしまうような行動にでてしまうのは、「誰か私の辛さに気づいて!助けて!」と言っているのかもしれません。 素直に「助けてほしい」とは言えないけれど、無意識でも自分の変化を察してほしいと願っているのでしょう。
「自暴自棄」になってしまうことが多い原因やきっかけとして考えられるのが「恋愛」です。
など、世紀の大失恋をすると心ズタズタに傷つき、失望を味わうことになるでしょう。 自分の生きる糧でもあった愛した人を失ってしまうと、人は自暴自棄になりやすいです。
社会人になれば、一般的に起きて活動しているうちの半分は仕事に費やしています。 休みの日でも仕事をしてしまう・仕事のことを考えてしまうといった人も多いのではないでしょうか。 仕事に一生懸命になりすぎるあまり、心身ともに疲れ切ってしまうということは非常に多いです。 さらに、
といったような心に深い傷を追ってしまうといったこと原因で「自暴自棄」になってしまいます。 だいたい上司や同僚といった会社の人に不満をぶつけたり、悩みを相談することもできないので最終的に、不満や悲しみが爆発してしまうのでしょう。
といったように、育ってきた家庭環境が劣悪だと自分の存在意義を見失い、「自己肯定感」が低くなってしまいます。 この「自己肯定感」の低さがちょっとしたことで「自分は何をやっても上手くいかない・・」という気持ちにしてしまい「自暴自棄」という状態になってしまうということが考えられます。 また、結婚後自分の家庭を作ったとして、夫婦関係が上手くいっていないといった状況も自暴自棄になるきっかけとなります。 自分がやすらぎを感じられる「居場所」の有無は非常に重要だと言えるでしょう。
価値観の違いはそれぞれあるにせよ、人は生きていくいくうえで「家族」の次に「友達」大切にしている人も多いのではないでしょうか。 例えば「信用していた大切な友人に裏切られた」など、友人関係の崩壊は自暴自棄になってしまう原因となります。 自が大切にしている友人に裏切られたことで自分の存在価値を見失ってしまい、すべてがどうでもよくなって自分自身を大切にすることができなくなってしまうのです。 さらに、一度人間関係に躓いてしまうと、その後も人間関係を築いていくことに苦労してしまうこも多く、心が折れているので「こんな自分を周りは見放しているんだ」と思い込み、人間関係の壁を乗り越えることができなくなってしまいます。
「自暴自棄」になってしまうとき、心には大きなダメージをうけ心身共に疲れ切っているはずです。 まずは、ゆっくりと休養をとって心と身体を充分に休ませるべきです。 心の傷は、そう簡単に癒えるものではありませんが身体を休ませ体力を回復させることにより、気持ちがリフレッシュして前向きな考え方をすることができるでしょう。 自暴自棄な状態で仕事を続けても、ミスが続いてしまったりしんどい状況が続いてしまう可能性が高いので、やらなければいけない仕事があったとしても、とりあえず第一に休息をとることを第一に考えましょう。
趣味など、「これをやっているときは嫌なことを忘れられる!」というものがあれば、趣味に没頭する時間を少し増やしてみるといいかもしれません。心に余裕が持てないときって、自分好きなことをする時間がなかなかとれていない時だったりします。 趣が特にないと言った場合でも、興味があったことに挑戦してみたり自分が「楽しい」と思えることに時間を使ってみてください。 「自分は不幸だ・何もかもうまく行かない」と思い込んでしまうと、すべてが絶望的に感じてしまいますが、辛かったり嫌なことがあれば、「楽しい時間もある」ということが実感できれば、「もうどうでもいい」という投げやりな気持ちにブレーキがかかり、「頑張ってみよう!」と思えるはずです。
「自暴自棄」になってしまう人は、全てのことが辛く感じていて「こんな現実から逃げだしたい」と感じ辛い現実から目を背けてしまっている人も多いです。 自分が何に対して辛いと感じているのか、何で傷ついてしまったのか改めて向き合うのは精神的にきついですよね。 しかし、自分が悲しかったり辛かったりしている気持ちを、まず自分自身が受け入れることは必要なことです。自分の気持を素直にい受け入れることで、爆発する前に「今自分は精神的に参っている・・・できれば少し休息をとろう」など冷静に判断することができます。 例えば、あきらかに風邪を引いているのに「少し休んだら?」と声をかけても「大丈夫〜!風邪引いてないから!」と言い張って自分自身の体調不良から目をそむけ続け、最終的に倒れて全体に迷惑をかけてしまう・・・なんてこともありますよね。 同じように自分自身の体調や精神面ときちんと向き合うことは大切なことなのです。
「自暴自棄」から立ち直るには、とにかく投げやりになっている気持ちを前向きにすることが必要。 映画観賞は、気分が落ち込んで外に出る気もしない・・・そんなときでも気楽にできるので「自暴自棄」になってしまったときの「気分転換」にもってこいです! ファンタジーやSF映画など非現実的な内容であれば、少しの時間現実逃避をすることもできますし、主人公がとにかく前向きで努力をしているような内容であれば「自分もがんばろう!」と前向きな気持ちになれます。 失恋してしまったときに、ラブストーリーを見て「次はこういう恋愛がしたい!素敵な人と出会いたい! 」と期待に胸を膨らめせるのもいいですね。
「断捨離」には、物を捨てて気持ちをスッキリさせる効果があります。 部屋が綺麗になるだけではなく、心も整理することができるのです。 例えば、どうしても忘れられな元恋人からの贈り物や思い出の写真など・・・スパッと断捨離すること過去に縛られている自分から解放されるでしょう。 いい思い出が残っているものであっても、今後の成長の妨げになっている可能性もあります。 大切なことは、「未来がよくなること」です。 「断捨離」をしながら無理なく前へと進むことができたらいいですよね。
恥ずかしいと思っていませんか?誰にも話すことができずに溜め込んでしまう人も多いのではないでしょいうか。 一人で抱えてしまうと、いつか必ず限界がきて爆発してしまいます。 その前に、家族や友人、恋人など話しやすいと感じる人に話してみるといいですね。 直接的な問題な解決方法にならなかったとしても、誰かに打ち合えけることで気持ちがスッキリとして前向きな気持ちを保つことができるでしょう。
どんなに成功していてキラキラしている人でも、誰もがはじめから「成功者」だったわけではありません。 運が味方をしていて、スルスルと成功していった人もいるかもしれませんが、ほとんどの人の成功は、失敗や挫折を繰り返しながらそれでも前向きに頑張ってきた成果であると言えるでしょう。 成功者のサクセスストーリーを知ることは、前向きな気持ちになるきっかけとなると考えられます。 また、なぜ自分が上手くいかないのかという原因に気づき、知識として成功方法を身につけることができます。
健康的な食事をとることや、質の良い睡眠をとることで、生理的欲求を満たすことで正しい判断ができるようになるでしょう。 「休養をとる」でも述べましたが、身体を健康的にすることで精神的に元気になるといったことは多くあります。 本当に心の病にかかってしまっていることもありますので、どうしても食欲が沸かない・充分に眠ることができないといった場合は、病院にかかることも必要であるということを考えておいたほうが良いです。 辛いときに目の前にある壁を乗り越えるには、元気な心と身体が必要なのです。
「自暴自棄」になってしまっている人は、非常に傷つきやすくナイーブです。 「もうどうでもいんだ!」と投げやりになっている姿を見ていると「頑張れよ!」と檄を飛ばしたくなってしまうかのしれませんが、さらに追い込んでしまう可能性があるので注意が必要です。 「自暴自棄」になってしまっている人の気持ちが落ち着くまでは、とにかく優しく接してあげましょう。
話してくれるようであれば、とにかく話を聞いてあげましょう。 「自暴自棄」になっている人は上述したように、かなり心が弱っていることが考えられますので、 「もっとこうするべきだよ!」といったアドバイスを求めているわけではありません。 逆にアドバイスをしてしまうと、「自分はやっぱりダメなやつなんだ」と自信喪失してしまう必要があります。 ただ、「辛いよね、悲しいよね、」と気持ちをわかってあげることが大切なのです。 自分の気持ちを伝えられず、悩みを抱え込んでしまう人が多いのであくまでも、相手のタイミングできたときで聞いてあげましょう。無理やり聞き出す必要はありません。
「どうしたの?」「大丈夫?」としんみりとした雰囲気で接するよりも、できるだけ普段と変わらずにただ側にいてあげることが良かったりします。 落ち込んでいるときでも、側にいてくれる人が明るく普段どおりに接してくれると、明るい気分になりますよね。 こんなことで「自暴自棄になっていけないな・・・」という気持ちになれるでしょう。 「誰かが見捨てないで側にいてくれた」ということが、存在を肯定してもらえた感覚になりにもなります。 「側にいるだけでは何もならない・・・」と思うかと思いんますが、そんなことありません。 側にいてあげてみましょう・
「自暴自棄」になっている人は「自分の存在意義」を見失っていることが多いです。 「自分なんて・・・」という気持ちが「自暴自棄」になっているので、「あなたがいないとダメ」ということを伝えれば、「もうどうでもいい!」といった投げやりな行動を防げる可能性があります。
といったような、存在を肯定する言葉をかけてあげましょう。
旅行とまでは行かなくでもちょっとしたお出かけができるといいですね。
といったようにちょっとしたお出かけで気分転換になるといったことがあります。 大好きな気心知れた友人とのお出かけ、楽しくないわけがありませんよね。 ちょっと無理やりにでも外に出して「お出かけ」を楽みながら気分をリフレッシュさせてみてはいかがでしょうか。
人気アナウンサーにして名エッセイストとしても知られる遠藤麻理さんのデビュー作です。 笑いあり、感動あり、時に涙する話ありの88編のコラムとおまけ余話を収載した1冊にとなっています。
仕事、人間関係、恋愛・結婚、子育て…人生は自己肯定感で10割決まります! 今いちばん注目されている人気カウンセラーの心を強くする超・実践的な技術をまとめた一冊です。
・「神様は私達に成功してほしいなんて思っていません。ただ、挑戦することを望んでいるだけよ。」 マザー・テレサ 「マザー・テレサ」は、カトリック境界の修道女にして修道会「神の愛の宣教者会」の創立し、孤児救済の施設を設立したり、病人や瀕死の人々を保護するなど、献身的で義でいてきな奉仕活動を続けてきた人物です。 何か失敗をして「自暴自棄」になってしまっているとき、この言葉を思い出すと「挑戦することに 意味があったのだ」と思わせてくれます。
「失敗したところでやめるから失敗になる、成功するまで続けたらそれは成功になる」 パナソニック創業者 松下幸之助 パナソニックの創業者である松下幸之助さんは、「経営の神様」という異名をもつ経営者です。 失敗をしてしまうと、「何でうまくいかないんだ・・・!」と自暴自棄になってしまいがちですが、失敗は、「あくまでも成功までの過程であるということ」に気づかせてくれる名言ですね。 失敗を失敗で終わらないことが大切なのです。
「幸せはいつも自分のこころが決める」 相田みつを。 どんなこ小さなことや、周りの人が何とも思わないようなことであっても自分自身が「幸せだ」と思うのなら、それは「幸せ」なことです。 「うまくいかない、もう無理だ」と決めているのも自分自身の心なのですから、「自暴自棄」で「どうでもいい」と投げやりな気分でいるよりも小さなことでも「幸せ」を見つけて心を「幸せ」な気持ちでいっぱいにしておけば、前向きに過ごすことができそうですよね。
「別れることがなければ、めぐり逢うこともできない」 西洋のことわざ 大好きだった恋人との別れ・失恋で自暴自棄になってしまうときに思い出したいことわざです。 大切な人との別れで人生お先真っ暗だと感じてしまう人も多いかと思いますが、人生別れもあれば出会いもあります。 これからもっともっと素敵な人と出会う可能性だってあるのです。 そんな素敵な人との出会いは、今の恋人と別れることがなければ起きない出会いなのかもしれません。 「もっと素敵な人に出会う為に別れたんだ!」と前向きにとらえてみましょう。
「今を変えなければ、未来は変わらない」 五郎丸 歩 五郎丸歩さんは、日本のラグビー選手で強豪チームであった「南アフリカ」との対決で、日本を勝利に導くなど日本代表の中心選手です。 五郎丸さんは、「人は、過去は変えられないけど未来は変えられる」と簡単に言うけれど、「今変えない限り未来は変わらない」とCMの中でもメッセージを残しています。 「過去」の自分が積み上げてきたものが「未来」なのだから「今」この瞬間を変えるべきてあるということです。 失敗や挫折を経験し、「もうどうでもいい」と投げやりになっていては、先に進めません。今、この瞬間全力を尽くして生活をしないと「未来」は何も変わらないのです。
「自分でこんな人間だと思ってしまえば、それだけの人間にかなれない」 ヘレン・ケラー ヘレン・ケラーは、幼い頃に聴力と視力を失いながらも家庭教師であったアン・サリバンの教えのもと、才能を開花させ、有名大学に入学します。 さらに、社会を変えていこうと様々な小政治的、人道的な抗議運動に参加、著作家としても活躍しました。 つまり、「自分なんてどうせ・・・」と自暴自棄になっていると、結局それだけの人間にしかなれないということです。 ヘレン・ケラーが、もし目も見えず、耳も聞こえない自分に対して「こんな人間だ・・・」と自暴自棄になっていたなら、このような積極的な活動は行っていなかったかもしれませんね。
「人はしょせん、自分で自分の背中を押すしかないのだ」 カーク・ダグラス カーク・ダグラスは、アメリカ合衆国出身の俳優で、映画プロデューサーでもあります。 カーク・ダグラスはとても貧しい家庭に産まれており、少年時代は新聞配達の仕事をしながら、さらにいくつもの職業を転々とし、学業に勤しんできました。 彼は、 「多くのアメリカ人が家庭でこう言われて育ってきたに違いない。ユダヤ人を差別することは仕方のないことだ。国のしきたりなのだ。しかし私はその差別のおかげでがんばれた。人は所詮自分で自分の背中を押すしかいのだ」 という言葉を残しています。 この言葉は、いくら辛い現実にぶち当たってしまっても、自分自身で気持ちを奮い立たさなければこの先の未来は何も変わらないというこ思わされる言葉ですよね。
「生きることは呼吸することではない、行動することだ」 ルソー ルソーは、フランスの思想家で、哲学者です。 ルソーは、「自由」や「個人の意志」を尊重していて、一派意志に従う直接選挙の理想を求めていた人物です。 この名言からは、人間は生きているからこそ意志を持っているのであるから、実際に行動をしないと意味がないということを教えられます。 挑戦する勇気、前に進む勇気がでないときなどに思い出すと、一歩を踏み出す勇気がでるのではないでしょうか。
「夢みることができれば、それは実現できる」 ウォルト・ディズニー ウォルト・ディズニーと言えば皆さんご存知、「ミッキーマウス」の生みの親ですね。 彼は、「夢みることができれば、それは実現できる」という言葉通りに、様々なことを成功させてきた成功者です。 「自暴自棄」になって「お先真っ暗だ」と思い込んでしまうより、明るい未来想像し、夢を求め続ける勇気を持ちましょう。
「人生とは、今日一日のことである」 デール・カーネギー デール・カーネギーは、アメリカの有名な自己啓発本作家で、代表作には「人を動かす」という作品があります。 この「人生とは、今日一日のことである」という言葉には、おそらく「人生は1日1日の積み重ね」という意味が込められていて、自己を成長させたいのであれば、1日1日を無駄にしないで大切に行動するべきであるということを伝えたいのだと思います。 自暴自棄になって「どうでもいい!」とダラダラ過ごしたり、何もしない1日を過ごしているうちは、何も成長できないし、何も成功すえることはできないということが、この名言で感じ取れるのではないでしょうか。
「自暴自棄」について理解していただけたでしょうか? ✓「自暴自棄」の意味は「投げやりになって自分の身を粗末に扱うこと」 ✓「自暴自棄」の類語は「やけくそ」「捨て鉢」「投げやり」など 現状に満足していなかったり、何をやってもうまくいかないなど、ネガティブなことが続くと「自暴自棄」になってしまいがちです。 自暴自棄になってしまうと、精神面だけではなく健康面にも影響がでてしまうことがあるので、早めの対処が必要であると言えるでしょう。 また、周りに「自暴自棄」になってしまっている人がいたら助けてあげたいですね。