「偏屈な人」っていますよね。頑固でひねくれていて、話しているだけで疲れてしまいます。今回はそんな「偏屈な人」の特徴を詳しく解説していきます。また偏屈な人への対処法や偏屈にならないための習慣も紹介しますので、是非参考にしてみてください。
「偏屈」の読み方は「へんくつ」です。 意味は「性格が素直ではなく、ひねくれていること」となります。 「偏」という字は「偏っている(かたよっている)」という意味を持ちます。 性質に偏りがあることを表しています。 「屈」という字は「屈する(くっする)」や「屈む(かがむ)」という意味を持ちます。 折れ曲がっていて伸びないことを表します。 この2つがくっつき、偏りがあり折れ曲がっている=性格がひねくれていることを表しています。 また「偏屈」は「偏窟」とも書けますが基本的に「偏屈」が使われています。
「偏屈」と同じ「屈」という字を持つ言葉に「屁理屈」があります。 読み方も一文字違いで「へんくつ」と「へりくつ」になります。 しかい、意味は全く異なります。 「屁理屈」の意味は「筋の通らない理屈」です。 苦しい言い訳をしたりする人に対しても「屁理屈言うな」と使いますよね。 「屁」には「くだらない」「頼りない」といった意味合いがあり、「屁の河童」「屁でもない」などと慣用句でも使われています。 それに対して「偏屈」は「ひねくれた性格」を表します。 人のこじつけの理由に使う「屁理屈」と人の性格に使う「偏屈」は、全く異なる言葉です。
●へそ曲がり 「へそ曲がり」の意味は「心が曲がっていて、性質が素直でないこと」です。 例文
●天邪鬼 「天邪鬼(あまのじゃく)」の意味は「性質が頑なで、素直でないこと。ひねくれていること」です。 例文
●つむじ曲がり 「つむじ曲がり」の意味は「性質がひねくれていて、素直でないこと」です。 例文
●ひねくれ者 「ひねくれ者」の意味は「性質がねじけて素直でない者」です。 例文
●実直 意味:誠実で正直であること、律儀 例文 「彼は実直で立派な男性である」 「彼女は実直に勤めて続け、誰よりも早く昇進した」 ●素直 意味:性格や態度がひねくれておらず、真っ直ぐなこと 主に人の性格や言動などに使われる言葉ですが、物の形や性質などに使うこともあります。 例文 「彼はとても素直な人なので、誰の話も受け入れてくれる」 ●純粋(じゅんすい) 意味:気持ちに私利私欲や打算がないこと 人の性格だけではなく、「何も混じっていない」といった意味で物質に対しても使います。 例文 「彼は本当に純粋な人だから、騙されてしまわないか心配だ」 「純粋に彼女のことをすごいと思った」 ●無邪気(むじゃき) 意味:悪意やひねくれた気持ちがなく、あどけないこと 漢字からも分かるように、一切の邪気がない人のことを指して使います。 例文 「彼女の無邪気な笑顔を見ていると心が救われる」 「子供みたいに無邪気にはしゃぐ彼に心が奪われる」
「偏屈」の英語には、
などがあります。
He is such a stubborn guy.
彼はとても偏屈なやつだ。
偏屈な人は、何かにつけて素直じゃない人が多いです。 自分自身に対しても、素直に喜んだり悲しんだりすることが出来ずにひねくれています。 また、誰かが自分を称賛してくれたりしても「そうやって躍らせようとしている」「何か騙そうとしている」などと考えてしまいます。 そして「称賛している自分をいい人だと思われたくて言ってる」などと、称賛できる人が周りから良く思われることに妬んでしまいます。 そうして、素直になれない自分への苛立ちや不安から「どうせ人から良くなんか思われていない」などいった負のループに陥り、偏屈さが強まっていきます。
偏屈な人は、自分が最初に思った意見や考えを変えないという頑固さがあります。 相手の意見を受け入れられないので、いくら自分が間違っているなと思っても、譲れなくなってしまいます。 例え相手が否定するのではなく「これはこうじゃない?」「こうしたらもっといいと思う」と言ってくれても決して認めません。頑固すぎる! 本当にひねくれているので、自分の意見が正しくないことを分かってもどうしても一歩引けず、頑なに自分の意見を押し通そうとしてしまうことがあります。
偏屈な人は、自己中心的な人が多いです。 自分のことばかり考え、相手の気持ちに寄り添うようなことをしません。 全てにおいて、自分のものさしだけで判断をしてしまいます。 その結果、間違っていることでも押し切るので周りからは「自己中心的だ」と言われてしまいます。 わざとみんなと違うことを言ってしまい、さらに自分の意見を曲げられないため自分でも後に引けなくなってしまいます。
「偏屈」な人が、周りとは違う自分の意見を押し通したくなってしまうのは「わがまま」な性格であるとも言えますよね。 上述したように、たまに空気の読めないことを言い出したかと思えば「これじゃないとダメ!」というような自分の要望を一切まげないので「わがまま」と思われてしまっても仕方ありません。 さらに、自分の評価を上げるために他人のことを否定するようなことも平気で言えるので周りの事を一切気にしない性格なんだなと思われがちです。
「偏屈」な人は、自分の非を認めるのが非常に苦手です。 プライドが高いので、たとえ「的外れな意見を言ってしまったな・・・」と気がついたとしても、「自分の意見が間違ってました」と自分の非を求めることができません。 自分の非を認める勇気があれば「それもそうだよね」の一言でわかり合えるのに、結局意地をはって意見を押し通そうとしてしまうのです。
偏屈な人は他人を信用していません。 そのため、素直に自分の話をしたり素直に聞き入れたりすることが出来なくなっています。 何かトラウマなど信じられない理由があり、基本的に周りにいる人全員を信用していません。 「もう裏切られたくない」という気持ちがとても強いです。 裏切られないためには、信じないのが一番だと考えています。
偏屈な人は基本的にネガティブ思考です。 なんでもネガティブに考えるクセがついているため、ひねくれた考え方になってしまいます。 誰かが優しくしてきたり、明るく接してくるだけで「私を騙そうとしているのでは」「何か裏がありそう」と勘ぐってしまいます。 なんでも悪い方に考えるので、相手を疑ったりしてしまいます。 相手に褒められても「舞い上がらせようとしている」「そうやって褒めてる自分に酔っているだけだ」と素直に喜ぶことが出来ません。
偏屈な人は、上述してきた通り「性格が良い」とは言えませんよね。 本人も、人から誤解されて嫌われていることを自覚しています。 ただし、自身の性格を直そうとするのではなく、一人でも大丈夫な強さを身につけます。 ですので偏屈な人はいつの間に「人の目を気にしない」「単独行動」が得意になります。 また、人と同じ意見を持ちたくないタイプなので、ぞろぞろと群れて行動するのが好きじゃありません。自分は特別な人だというアピールでもあります。
偏屈な人は、他人の助言に耳を貸すことがありません。 信じていないのはもちろんですが、実際に信じてその通りにしたいと思っていても、性格がひねくれているので素直に従うことが出来ません。 「助言通りにした」と思われることを恥ずかしいと思ってしまい、わざと助言とは違うことをしたりします。それで失敗してしまうことも多く、後悔するでしょう。 とっとと素直になって聞き入れればいいのに、偏屈な人は何度も同じことを繰り返します。
他人を信用していない偏屈な人は、他人を頼ることはありません。 他の人に手伝ってもらえばすぐ終わるようなとことでも、絶対に手を借りません。 相手から「手伝おうか?」と言ってくれても「結構です」と断ります。 偏屈な人って本当に素直じゃないですよね〜。 本当は手伝ってもらえたら嬉しいのに、どうしても素直にそれを表現することが出来ません。 他人に頼りたい気持ちはあっても、頼れないのが偏屈な人です。
偏屈な人は、嬉しいことがあっても人前で喜んだりしません。 素直に喜ぶことが恥ずかしいと思ってしまい、どうしても喜びをこらえてしまいます。 周りが喜んでいても同調せず、一人だけスカした顔をしていることが多いです。 はじめのうちは周りも「嬉しくないのかな?」と思っていますが、段々と「ひねくれてるな〜嬉しいくせに」と思うようになります。 よっぽどそう思われる方が恥ずかしいですが、偏屈な人は頑なに喜びを表現しません。
偏屈な人って、マイルールがあるんですよね。 なんだか、自分のこだわりがすっごく強くて、周りに何を言われても絶対にそれを曲げません。 例えば「この丈のズボンしか履かない」「首はVネックの服しか着ない」「眼鏡は絶対に外さない」などなど…。「こういうのも似合うんじゃない?」と言っても、絶対にそれしか身に着けないって決めています。 マイルールを持っている自分にも酔っているところがあり、それが面白いと思っているところもあります。 しかし「なんでそんなこだわり持ってるの?」と新しいものを提案すると不機嫌になったり「そうやって決めてるんだからいいじゃない!」と怒ってくることがあります。 周りは呆れて何も言わなくなりますが、マイルールのある偏屈な人は幼稚な人が多いです。
偏屈な人は「ありがとう」と「ごめんね」が言えません。 本当は相手に感謝しているのに、素直に伝えることが出来ません。 そのため、何か素敵な物をもらっても「えーすごい」とか「初めて見た」などとは言いますが、絶対に「ありがとう」って言いません。 また、自分が相手に悪いことをしてしまっても「ごめんね」をなかなか言いません。 「こうこうこうで、こうなっちゃってさ」「あの時はこう思ってたんだよね」と、ちょっと申し訳無さそうな顔はするものの謝罪はしてきません。
偏屈な人ってめちゃくちゃ嫌味っぽいんですよね。 普通に言えばいいのにわざと遠回しに言ったりしてしまいます。 相手がなにか嬉しいことがあっても「それってでも○○じゃないの?」と水を差してきます。 偏屈な人って、相手が嫌いなわけではなかったり意地悪したいわけではないのですが、そういうことを言ってしまいます。
偏屈な人は、なんか愚痴や文句を言いたくなってしまいます。 そのためあら捜しをしては、文句を言ってきます。 何事も素直に受け入れたり喜んだりすることが出来ないので、恥ずかしさからあえて不満を言ってきます。 なので偏屈な人の愚痴や不満はあまり本気で聞かない方がいいでしょう。全て本気にしているとこっちが滅入ってしまいます
偏屈な人は本心で「良い!」と感じていても素直じゃないので褒めることはせず、否定的なことを言っています。 例え、周りの人が「とても良かったよね!」と口を揃えていても「でも○○○なところが無いなって思った」など必ず批判します。 本当は自分が褒められる立場になって注目されたいのに出来ないので、とにかく批判をしたくなってしまうのでしょう。みんなと反対なことを言ったり否定的なことを言うことで注目されようとしてしまいます。
偏屈な人は、人との会話中などしょっちゅう揚げ足をとるようなことしてきます。 例えば
など、他の人が気ずかない・または流すようなことでもいちいち突っ込んできます。 言い間違えなどを突っ込んでその場の笑いになることも確かにありますが、偏屈人の場合は自分を優位な立場に位置づけたいという意図が見え見えなので、相手を苛立たせてしまいます。
偏屈な人は他人に優しくすることが苦手です。 そのため、特に手伝ってあげたりフォローをしようとすると、言い方がぶっきらぼうになってしまいます。 手伝ってもらったことを相手が「○○さん、ありがとうございます」と言っても「別にいいけど」「手空いてただけだから」と顔も見ずに言ったりしてしまいます。 それが恥ずかしいんだなと思うと可愛く見えてきますが、それが分からないと「そんなんだったら手伝わなくていいのに…」と思ってしますよね。
偏屈な人は、欲しいくせに「いらない」って言います。 欲しいのになんで?と思うかと思いますが、どうしても偏屈な人は素直になれません。 相手から「これいる?」と言われてるのに「いらないです」と言ってしまいます。 また、買い物をしていても人前では欲しい物を購入することが出来ません。 そのため買い物は一人ですることが多いです。 「これ欲しいって言ってなかったっけ?」と言われても「いや、もういいや」と買うのをやめてしまいます。本当にひねくれていますよね。
一番は、やっぱり素直になることの恥ずかしさです。 自分の本心が周りにバレることを嫌だと思っています。 自分の気持ちを否定されるのも嫌ですし、「いいじゃん」と言われることにも照れてしまいます。 恥ずかしいかもしれませんが、偏屈な人だと思われる方が嫌ですよね。 偏屈な人の思考は謎ですが、素直になることが何よりも難しいと思っています。
感情表現が苦手な人は自分の気持ちを素直に伝える事が出来ないため、周りからしてみると偏屈だと思われてしまうことがあります。 例えば、すごく楽しみしている気持ちを表現しようとしてもうまく笑えなくて逆に顔が引きつってしまう、というように気持ちが表情や態度に出ない人を言います。 実際には捻くれていないのに、本心とは反対のことをしてしまうため、偏屈だと勘違いされてしまうのです。
多数派とは違う意見を言ったりひねくれたことを言うことで、「誰よりも目立ちたい!」と思っていることも多いです。 確かに、1人だけ「それは違うと思う」という否定意見をいったり、「これはこうなんじゃないか」という持論を述べはじめたら、驚いて誰もが注目してしまいますよね。 例えば、校則を破って金髪にしてしまったりするヤンキーは、校則を破るなんてすごいだろ!かっこいいだろ!と思っていて、注目されたいのです。 それが悪目立ちだろうがなんだろうが関係なく、とにかく「他人と同じことをするのが嫌」で変わったことをして目立ちたいという心理があるのでしょう。
偏屈な人がひねくれた言動をするのは、ただかまってほしいだけな場合もあります。 「なんでそんなこと言うの?」と言われ待ちです。 素直にしていると、なかなか突っ込んでもらえないですからね。 わざとひねくれたことを言って、かまってもらえるのを待っています。 小学生が好きな子をいじめちゃうのと似た心理ですね。
わざと否定したり批判的な意見を言うことで、上から目線になれますよね。 それによって優越感に浸りたいだけの人もいます。 揚げ足を取ったりして自分は気付きました!ドヤ!みたいな。 また、当たり前のことには喜ばない自分に酔いしれています。 みんなが喜んでいることには喜ばず「自分はこの程度では喜びません」といった風を装います。実際は喜んでいるのですが、上から目線になりたいがためにそういった態度を取ります。
偏屈になってしまう理由の一つにプライドが高いというのもあります。 そのため、ちょっと自分の意見と違うことを言われてしまうと、「自分の意見を反対された」と思って、さらに偏屈なことを言い返してムキになってしまうというような一面があります。 十人十色ですから、違う意見があってもいいですし決して同じ意見ではない=否定ではありませんが、偏屈な人は、ついつい「そんなの間違っている!」とまくし立ててしまいます。 「他人の意見を尊重しない」というのが偏屈な人の悪いところなのです。
偏屈な人は、頭の回転が早かったりします。 他人が言っていることに対して、即座に反対の意見が出てくるのは頭の回転の早さを感じますよね。 反対な意見を言うと相手からは「どうして?」「なんで?」という質問が来てしまいます。しかし偏屈な人って相手が納得してしまうような意見を言ってくるこっってあるじゃないですか。反対の意見を言って周りの人を納得させるには頭の回転の速さが必要になりますよね。 「本当は多数派だけどただ自分は人と違う反対の意見を言ってみようっと…」と思っただけでは言い返されたときに何も答えることができないのです。 したがって、いつでもポンポン反論できる偏屈な人は頭の回転が早いんです。
偏屈な人って、実は自分に自信が持てないという人が多いです。 上述しているよに、常に「自分なんてどうせ」という気持ちがつきまとっています。 仕事もうまくいかない、他人とも仲良くなれない、誰かに愛されることもない…という状況に陥っていて「こんな人間を認めてくれる人がいるわけない」「もう必要ないんだ」なんて思ってしまうのです。 それによって、褒められても素直に喜べずに「どうせ私なんて」「そうやって言えばいいと思って」とひねくれた捉え方しか出来なくなってしまっています。 自分に自信がないので、全てにおいて卑屈になってしまっています。
加齢によって偏屈になってしまっている場合もあります。 時代の流れについていけなくなったり、新しいことを取り入れることが出来ず、いつまでも昔のやり方にすがってしまい偏屈だと思われてしまいます。 特に最近では機械やシステムがどんどんと進化しています。 その使い方がなかなか分からず、アナログの時代はブイブイ言わせていたのに、今ではテクノロジーについていけていないノロノロジーになっちゃっています。 そんな自分を受け入れられず「こんな物に頼ってしょうもない」と、最先端なものに対して文句を言って頑なに使わなかったりします。
過去に信頼していた人に裏切られたことがあったりと、これまでの対人関係においてトラウマを抱えている可能性があります。 この場合は、素直に受け答えをしてまた裏切られるのが怖いと思っています。 そのため予防線を張ってしまい、はなっから相手を信じずひねくれた対応をしてしまいます。 本当は信じたい気持ちもあり、素直な気持ちで向き合いたいのですが、トラウマによってどうしても恐怖心が拭えません。
偏屈な人の話は聞き流しましょう。 真剣に聞いたところで、こちらの気分が悪くなるだけですし理解出来ることもありません。 「へー」「そういう考えなんですね〜」と軽く対応しましょう。 あまり単調に言い続けると、こちらが関心がないことに相手が気付く可能性があるのである程度感情を込めて相槌を打つようにしましょう。 自分の話をろくに聞いてくれない相手のことをつまらなく感じるので、話しかけてくることも減るでしょう。 しかし、あまりに聞き流してばかりだと「人の話もちゃんと聞けないのか」と怒ってくることもあるので、時折関心は向けましょう。ただ仲間意識は持たれないように、関心の向けすぎも注意が必要です。
偏屈な人は、褒められ慣れていません。 そのため褒められると、またひねくれたことを言ってくるでしょう。 しかし、内心はめちゃくちゃ喜んでいます。 そのためめげずに良い所を褒め続けてあげましょう。 偏屈な人も、段々と本気で褒めてくれているんだなと感じ、毎回褒めてくれる相手にひねくれたことを言うのは申し訳ないなと思ってくるでしょう。 そのうち素直に「ありがとう」と言ってくれるようになります。
偏屈な人はただただ幼稚です。 大人にもなって、素直になれずひねくれたことを言うのはくだらないですよね。 なので、偏屈な人の言動にイライラするのではなく「幼稚で可哀想、こっちは大人だから何とも思いませんよ」という気持ちで接しましょう。 大人げない人に対してイライラするのはもったいないです。 大人な気持ちで乗り切りましょう。
偏屈な人ってああ言えばこう言うタイプが多く、口がかなり強いんですよね。 そのうちにやり取りや言い返すのがめんどくさくなって、偏屈人間に屈してしまうことってあります。 しかし、それでは偏屈人間の思うツボです。 強く言っていれば勝てると思っています。 ただ実際は偏屈な人って気が小さいことが多く、ひねくれた言動で相手をひるませることしか出来ません。 どんな嫌な言われ方をしても気にせずに、堂々と自分の意見を伝えましょう。 ひねくれている部分を指摘すれば、逆ギレするかもしれませんが何も言えなくなり「勝手にしろ」などと逃げていきます。
偏屈な人は「してほしい」というお願いをされると「嫌だ」と断りたくなりますし、「できる?」と聞かれると「できない」と答えたくなります。 ひねくれているので、反対のことを言いたくなってしまうのです。 なので、やってほしいことがある時など頼み事をする場合は、「〜してほしいんだけど、、、できないよね?」というような頼み方をします。 「できない」という言葉を言われれば「できるよ!」と言ってしまうでしょう。
偏屈な人とは深く関わらないのが一番です。 ひねくれた言動にはどうしても嫌な気持ちになってしまいます。 職場などでは必要最低限の会話だけにして、プライベートな会話は控えましょう。 友人で偏屈な人がいる場合は、2人で遊んだりすることはやめましょう。 わざわざ休みの日に相手の言動で嫌な気持ちになるのはしんどいですよね。 大勢での飲み会などに偏屈な人がいる場合は離れた席に座るなどをして距離を取りましょう。
友人や恋人など、あまりに偏屈で会話も楽しくないのであればいっそ縁を切りましょう。 そんな人と関わっていても疲れてしまうだけです。 今までの情などがあり、なかなか縁を切るのは難しいかもしれませんが、自分のためです。 そんな人と一緒にいたら自分の人生も豊かじゃなくなってきます。 偏屈なことを言ってきた時に「そんなことばっかり言ってるなら、もう何も話すことはない」とキッパリ言ってしまってもいいでしょう。
まずは彼氏の好きな所を褒めまくりましょう。 その長所をどんどん伸ばしていけば、偏屈さが薄くなっていくでしょう。 まずは、偏屈なところを直接治す!というよりも、他の良い所を伸ばして偏屈さが目立たなくなるようにする方がいいでしょう。
彼氏が偏屈な反応をせずに、素直に喜んだりしてくれた時に思いっきり喜びましょう。 「彼氏が喜んでくれて嬉しい!」と伝えると、彼氏も「これからも素直に反応してあげよう」と思うでしょう。 「あ〜安心した」と伝えれば、「いつも不安にさせてたんだな」と反省してくれるかもしれません。 指摘をすると偏屈な彼氏は逆ギレすることがあると思いますが、良かった時に思いっきり喜べばちょっとずつ素直な時間を増やしていってくれるでしょう。
偏屈な人の性格を変えるのってかなり難しいです。 変えてといっても変わらないのが偏屈な人ですし、変わりたいと思っていてもなかなか変われません。 ですので、性格自体を変えるのではなく相手の言動を変わるように仕向けてみましょう。 例えば何か手伝って欲しいことがある時、それに気付いても偏屈な彼氏は「手伝おうか?」なんて素直に言ってこないでしょう。さらに「なんで手伝ってくれないの?」と言えば「俺には関係ないから」などと言ってくるかもしれません。 この時に「これやってもらえたら助かるな」「お願い!今日だけ!」などと言えば「彼女のためなら…」「今日くらいなら…」と本人がやるべきだと納得して行動してくれるでしょう。 ちょっと甘えつつ、申し訳無さそうにするのがポイントです。
ただ、良い所を褒めたところで偏屈ターンも来てしまうでしょう。 その場合は、褒める量を多くしつつも「それって本気?」などと聞いて、ひねくれているのか本気なのかが分からないと伝えましょう。 また、あまりに頑固になってしまっている場合は「もう少し素直になったほうがいいよ」と伝えましょう。頑固でいることにメリットはありません。 彼女のことをちゃんと信頼している彼氏であれば、意見を聞いてくれるでしょう。
偏屈な自分に気づいていいなければ、こちらから彼氏に偏屈な返答や態度を取ってみましょう。 「なにそれ?」「すごいひねくれてるじゃん」などと言われたら「真似してみた」と伝えましょう。 自分ってこんな風にしてたんだ!と気付いてくれるでしょう。 しかし、突然やると嫌味っぽくなるので、普段から偏屈なところを指摘している場合に試してみてください。
偏屈なところを指摘しても、他の長所を褒めても、一緒にいてストレスが溜まるようであれば別れましょう。 成人しても偏屈な人って、なかなか治りません。 自分が偏屈であることによって一緒にいる人が嫌な気持ちになったりストレスになることに気付けないのは自己中心的過ぎます。 結婚をするとなると、もっと大変になるでしょう。 早いうちに別れてしまった方が身のためです。
まずは、自分自身と向き合うことからはじめましょう! 自分が「偏屈」だと受け止めることで、自分がどんな時に「偏屈」なことを言ってしまうのか自覚できるはずです。 褒められてたときに素直に受け止められずに「偏屈」なことを言ってしまうというのであれば、「素直に相手がいってくれることを受け止める」ということを意識すれば、最初はムズムズしてもだんだん素直に受け止めることに慣れてくるでしょう。 注目されていないときにつまらなくなって「偏屈」なことを言ってしまうなと思うのであれば、ぐっとこらえるように意識します。 つまり、「偏屈」なことを言ってしまいそうな状況下で自分をコントロールすることが大切なのです!
偏屈な人は、人を信用することで裏切られたり悲しまれるんじゃないかと臆病な気持ちも強く、そのせいでどうしても本心を隠すためにひねくれたことを言ってしまう時があります。 あなたの周りいる人は、本当に人を傷つけるような人ばかりですか? もう少し素直になってみてもいいって思えませんが? 傷つくことはたしかに恐ろしいことですが、傷つくことを恐れてばかりではいけません。 それでは自分自身も損をしてしまうばかりです。 勇気をもって相手を信用しましょう。
何よりどんな理由であれ、相手のことを否定してしまうと、相手が傷ついたり不愉快な気分になってしまいます。 それきちんと意識して、「相手の意見を尊重すること」を意識するべきなのです。 心の中で「それは違う!」と思っても「そうなんだね」とまずは受け入れることが大切です。 自分の意見を述べることはいけないことではありませんが、伝え方が重要です。
人の話はちゃんと聞きましょう。 素直に最後まで耳を傾けることが大切です。 偏屈な人はどうしても相手の話を最後まで素直に聞くことが出来ません。 途中で茶々を入れたり揚げ足をとったりして、相手の話す気力も失わせてしまいます。 まずはどんな気持ちが浮かんで来ても、最後まで素直に聞きましょう。
偏屈な人は結局主観的なんですよね。 周りのことを考えられないし、客観的に物事を見れていません。 人より色々と物事に気づいている気になって上から目線で話してくることがありますが、その様子こそ客観的に見るととてもダサく幼稚です。 まずは客観的に物事を見るようにしましょう。 そうすれば、偏屈である自分のことも「大人げないな」「ダサいな」と気付けるでしょう。
まず大事なのが、感謝を忘れないことです。 小さなことであっても、相手の善意やフォローにはちゃんと感謝をしましょう。 心の中で思っているだけでは駄目ですよ、ちゃんと相手に感謝を伝えましょう。 また、伝えられないような場面であっても日頃から感謝を持つようにしましょう。 無理にでも感謝の気持ちを持つようにすると、自分の中で感謝をすることが癖になってきます。 自分の本音や意見を相手に伝える際に素直になれなくても、まず感謝だけは素直に伝えるようにしましょう。
自分がどんなに正しいと思っていても、相手に反論をするのはやめましょう。一度受け止めてから、「私の意見はこうです」と伝えるようにしましょう。 偏屈ではなく素直な人は他人の言動などを逆らわずに受け入れる人です。その場で逆らうようなことをしていては、偏屈を治すことは出来ません。 また、自分に非があった場合に言い訳をするのは以ての外です。まずは、自分の非を認めてちゃんと謝罪をしましょう。その後、どうしてそういう経緯に至ってしまったのかを説明しましょう。 この際も言い訳がましくなると人は信じてくれなくなるので、正直に話しましょう。
これは人としてもしてはいけないことですが、素直な人は嘘をつきません。むしろつこうと思っても、なかなか上手に嘘がつけません。性格がまっすぐなのですぐに周りからバレてしまいます。 そのため偏屈な性格を治したい人は、まず誤魔化したり嘘をついたりすることをやめましょう。正直にも言えないような場面であれば、ひたすら沈黙です。とにかく嘘は絶対につかないように注意しましょう。 一度でも嘘をつくと「嘘つき」として周りからも思われてしまいます。 嘘つきとして関わられてしまうと、自分自身でも自分のことを嘘つきだと思い嘘を重ねはじめてしまいます。そのため、すぐに素直になれなくても嘘だけは言わないことが大切です。
この人は素直だなと感じる人を意識して一緒に過ごしてみましょう。
など、参考にできることが沢山あるはずです! 素直な人には自然と人も集まっているはずですし、いつもにこにこ楽しそうな空気が流れているので「自分もこうなりたい!」と強く思えるはずです。 なりたい自分をイメージすることで、ぐっと「偏屈」脱却の道をすすめるでしょう。
偏屈な人は苦手という方が多いと思いますが、極稀に「偏屈な人が好き!」という人もいます! なぜ偏屈な人に興味を抱くのか、分析していきたいと思います。
偏屈な人って一筋縄ではいかないですよね。 そこを、どうにか攻略してみたい!と興味を持つ人がいます。 好きになった相手とすぐに仲良くなれてしまうのはつまらないと思ってしまう人が一定数います。 偏屈な人の本心をどうやって聞くか、どうやって素直にさせるか、を考えて攻略することを楽しんでいます。
偏屈な男性を見ると、母性本能がくすぐられる人がいます。 面倒を見てあげたくなり、素直じゃないところが可愛くて仕方なくなってしまいます。 特に年下男子がひねくれていると、可愛く見えてくるのでしょう。 このタイプの女性は、男性を子供をあやすかのように可愛がっています。
普段が偏屈な分、たまに素直になった時がめちゃくちゃ可愛く思えるようです。 しかも素直になることを恥ずかしがっているので、その様子がより可愛いんだとか。 偏屈な人を問い詰めてどうにか素直なことを言わせるのが好きだという人もいるようです。 相手に素直な気持ちを伝えるのに、照れていたら確かに可愛いですよね。
偏屈な人は、普段から自分の気持ちを隠そうと思っていることとは正反対なことを言ってしまうくらいですから、「好き」という気持ちをストレートに伝えることはもちろんできません。 自分の気持が相手に伝わることで、嫌悪感を示されたり避けられてしまうことを恐れています。 自分の恋愛なんて上手くいきっこないと恋愛面においてもかなりネガティブなのです。 自分からデートに誘ったりなんてことはもちろんできず、いつでも受け身でしょう。
「好きな人」なわけですから、優しくして相手に好かれたいと思うのが普通ですよね。 しかし偏屈な人はもちろんそこも逆なことをしてしまいます。 「好き」という感情を抱いている相手のことをついいじめてしまうんですよね。 からかったり、イジったりしてしまいます。 小中学生でも「好き」という気持ちからくる照れかくしだったり、相手の気を引きたいという思いの強さからついついちょっかいを出してしまう男子ってしますよね。 それと同じような感覚であると言えるでしょう。
偏屈な人は、好きな人に対して優しく接したり「好き」という気持ちが相手に伝わってしまうことはプライドが許しません。 例え、両思いで相手から好意を寄せられていることを感じても「そんなことあるわけないだろう」「からかわれているんだ」と思うようにしてしまいます。 その気持ちが、冷たい態度になったりと時にきつい口調になってしまうのです。 こういった偏屈な人たちによくある、好意を感じさせずむしろ相手を避けるような態度や行動は「好き避け」とも言われています。
偏屈な人は記念日や、クリスマスなど恋人が楽しむようなイベントが嫌いです。 周りの恋人たちが浮かれているような雰囲気に乗っかるということ自体に嫌悪感を抱いてしまいます。 とにかく世の中と同じことを嫌がるので「イベントには興味がないから」と言われてします。 また偏屈な人はストレートに気持ちを伝えることができないので、記念日に「何周年記念だね!いつもありがとう、これからもよろしく」という言葉を伝えることが出来ません。 「お祝い」というムードも苦手なことが多いです。
偏屈な人は、自分から連絡をとるようなことはしないでしょう。 もちろん本心では「好きな人とは連絡をとっていたい」と思っています。 でも自分から連絡をするという素直な行動は、やはりできません。 プライド的にも自分から連絡を送るなんて「自分のほうが相手を好きみたいで嫌だ!」と思ってしまうのです。 なので、基本的に連絡は待ちが多いです。 連絡が来たら内心めちゃくちゃ喜んでいるのに、サラッとした返事を送ってきます。
偏屈な人は実は嫉妬心が強かったりします。 でも偏屈な人は「嫉妬なんて全然しないから大丈夫!」と異性と出かけることを許すなど余裕ぶります。 しかし、実際は全然大丈夫じゃないのです。 本当はかなり嫉妬深くがあるので機嫌が悪くなったりなど態度にでてしまいます。 「嫌なら嫌って言ってくれればよかったのに!」と思いますが、余裕ぶりたくなるのが偏屈です。 異性と出かけないで欲しいな、と言えば可愛いのに「行けば?」と言っておいて行かれたら寂しくなってしまいます。
「天邪鬼」な人は、グループやチームから抜けたくもないのに「抜けたい」と言って、注目を浴びたり自分の価値を確認したがるように、恋愛面においても「別れたい」と言い出したり、愛情を試すような行動が多いです。 相手に嫉妬してほしくてわざと異性の名前を口にしたり、恋人以外の異性と連絡を撮ったり食事をしたりということもしてしまいがちです。 「嫉妬してくれる=好き」と思っているので、嫉妬してもらえばもらえるほど嬉しいのです 時にそれは信用を失ってしまうだけではなく相手を傷つけうんざりさせてしまうので、うまくいかなくなってしまうことが多いです。
偏屈な人にはストレートに好意をぶつけていきましょう。 偏屈なので、最初は冷たい反応をする事が多いですし、興味のないフリをしてくるでしょう。 しかしそこでめげずに、好意はアピールし続けましょう。 素っ気なくても反応があったり、返事がある場合は、脈なしではありません。 偏屈な人は、素直になれないので脈なしのような反応をしますが、本当に脈なしだった場合は反応も返事もしません。 相手にしてくれているのは、内心喜んでいる確率がめちゃくちゃ高いです。 あっちがこちらの好意に折れて好意を見せてくるまで、ひたすらめげないことが大事です。
偏屈な人は、自尊心が低いことがあります。 自分に自信がなく、自分の気持ちを表現したり素直になることが出来なくなっています。 そのため相手のことを立てて、良い所を褒めまくりましょう。 ついてきますよ!としてもらえるだけで嬉しくなります。そして褒められることで自信もつくでしょう。 また、自尊心が低い人は自分を認められないところがあります。 そのため、他人から認められると「この人と一緒にいたいな」と思うようになります。
偏屈な人は、なかなか本音を話せません。 しかし、本当の本当は誰かと本音で話をしたり素直になりたいと思っています。 そのため偏屈な人を素直にさせてあげるためにも、まずはこちらから色々なことを本音で話しましょう。 そして「実際はどう思う?」「ここだけの話さ…」などと、相手の本音を引き出しやすい会話をしてみてください。 相手も本音で話してくれているし…と思えば、偏屈な人も本音を話してくれるでしょう。 そして本音で話せたことによって、「この人となら素直になれるかも…」と思うようになります。
ちょっとした会話でも、相手を否定するのはやめましょう。 自分の違った意見を伝えるのはいいですが「そうなんだ、そういうのもいいね」とか「私はこう思ってたけど、そう考える面白い!」などと相手の意見を否定しない会話を心掛けましょう。 偏屈な人はちょっとでも否定されると、より偏屈になってしまいます。 素直になってもどうせ否定されるんだ…と心を開いてくれなくなってしまうでしょう。 とにかく最初は相手を否定しない! 「えーなにそれ!」「それ違くない?」と会話でポロっと言ってしまわないように!
相手を否定しないでいられるようになったら、この人と会話してると、ありのままを受け入れてくれるなと思ってもらえるような関係を心掛けましょう。 否定しないだけでなく、肯定をする。 そして相手の話に興味を持って、楽しそうに話を聞きましょう。 「今日も話せて楽しかった」「○○と一緒にいると元気出るな〜」と、存在自体を肯定してあげましょう。実際に好きなわけですから、それは簡単なことですよね。 相手が素直になるためにも、相手への肯定的な気持ちは全て素直に伝えましょう。
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いかがだったでしょうか? 偏屈な人って、自分でひねくれていると分かっていても素直になれないんですよね。 しかし恥ずかしくて素直になれないのかと思えば可愛くも見えてくるかもしれません。 ですが、やっぱり面倒くさがられることの方が多いでしょう。 自分にも偏屈なところがあるな、と思った人は改善して素直になっていきましょう。