なかなか人を信用できなくて悩んでいる人、結構多いのではないでしょうか。疑いたくないのについ疑ってしまい、人間関係がうまくいかないことがありますよね。本記事ではそんな人を信用できない人の特徴や心理などを詳しく解説していきます。
人を信用できない人の最大の特徴と言ってもいいのが「他人と深く関わらない」です。 これは、深く関われば関わるほど信じてしまい裏切られた時にひどく傷付いてしまうからです。 要するに、相手と距離を保ち信じるほどに至らないようにしているわけです。 深く関われば関わるほど、裏切られた時のショックは大きいですからね。 表面上は普通でも、「あまり食事会に参加しないな〜」「よく話すけど私の話に興味なさそうだな」という人は人間不信かもしれません。(ただ他人に無関心な人もいますが)
人を信用できない人は、自分の感情をあまり外に出さないことが多いです。 ただ相手の言動を疑うだけでなく相手からの自分自身に対する感情が良くないのでは?と疑ってしまうのが特徴です。 そのため、相手と感情が一致しないことで悪く思われてしまうのではと自分の気持を表現できないことがあります。。 また、上記で説明したように深く関わらないように自分自身の感情を抑えている場合もあります。 逆に、無表情ではなくずっとヘラヘラと笑って自分の感情を誤魔化してしまう人もいます。 それは自分自身の怒りや悲しみを受け入れてもらえないのでは、と相手が自分を好きではないかもという不安を持っている人が多くなっています。
人を信用できない人は自分自身の話を他人にあまりしません。 実は影で悪口言われてるのではないか?言いふらされてしまうのではないか?と疑っているからです。 そのため相談など深い話は、よりしません。 相手からすれば、自分は仲がいいと思い相談をしていても相手は何も話してくれないなと悲しくなりますよね。その結果、距離を取ったり、相手がむしろ嫌われているのでは、と思ってしまうことがあります。
人を信用できない人は、自虐的な発言が多く見られます。 常に、相手がいつか自分を悪く言うのではと不信感でいっぱいなので、相手から悪く言われる前に自虐的な発言をしておくことで「自分のこと良くなんて思ってませんよ」「こういう悪いとこあるの自覚してますから」と傷付くのを防いでいます。 面白いと思って言う人とは違い、“マジ”な感じが伝わってきた場合は傷付かないための予防線を張っているかもしれません。
家族や付き合いの長い友人など深い関わりのある人に対しては、距離を取るというよりも過干渉になってしまうこともあります。 友人が自分以外の人と仲良くしていることが異常に気になってしまったり、相手が自分に対してちゃんと気持ちがあるかなどの確認行為が多くなります。 相手からすると、鬱陶しくなってしまうほど干渉してしまうことがあります。 どうにか信用できずに不安になってしまう気持ちを埋めようとしてしまうのでしょう。
人を信用できない人は、何よりも傷付きたくないと思っています。 これまでに人間関係によって傷付いた経験が多すぎて、他人に傷付けられることをすごく恐れています。 自分を守るために、他人を信用しないようにしているのです。 最初から信用していなければ、裏切られることもありません。
信用をしてしまうと、相手に期待してしまいますよね。 自分のためを想ってくれるだろう、自分のために行動してくれるだろう、自分を選んでくれるだろう………しかし、その期待が裏切られることって結構あります。 自分が1番の相手だと思っていたのに自分以外の人に何でも相談していたら、寂しい気持ちになってしまいますよね。
相手を信用はしないのは、自分も信じてもらえていないと感じているから、という人も多いです。 例えば評価してもらえないとか、できるって信じてもらえないとか、周りから期待されていないことを感じていると自分も周りを信用しないようになってしまいます。自分だけが一方的に信頼するのは嫌ですよね。それに自分のことを信じてくれない人を信じようとは思いません。 また幼少期から信じてもらえないまま育ってきた人も、信じてもらうということを知らないため人を信用できなくなってしまいます。
人を信用できない人は、他人のことをどうでもいいと思っています。 このタイプは、信じるとか疑うとかそういうことじゃなく、信じるほど他人に興味がないんですよね。 周りの人が何を考えているとか、どう思っているとか自分には関係ないと思っています。 友達なども作らず淡々と仕事をして生活しています。
人を信用できない人は、自信がありません。 「どうせ周りとうまくやれない」「頑張っても仕事出来ないからみんなから嫌われる」などと思ってしまい、周りを信じられません。 結局、何よりも自分を信じてあげることが出来ていないんですよね。 それを周りのせいにしてしまったり、防衛機制で周りを信じないようにしてしまうのでしょう。 1つでも自分のことを好きになれることがあれば、人間不信を克服できるでしょう。
人を信用できないと、仕事を他人に任せることをしません。 「頼んだのにやってくれないかもしれない」「やらなかったことを自分のせいにされるかも」と考え、自分で全てやってしまいます。その結果1人で多くの仕事を抱え込んでしまい、残業時間が増えたりキャパオーバーになってしまったりします。 相手から「手伝おうか」「やっておくよ」と言われても、断ることもしばしば。 人を信用できない人は、基本的に全人類を疑っているので誰であっても任せたり頼ることをしません。
人間不信になると、協調性がなくなってしまいます。 というのも何をするうえでも他人の言動が信じられません。 そのため一緒に何かをする、ということが出来にくくなります。 さらに、仕事面では1人で仕事を抱えてしまい、仕事を振り分けたり協力し合ったりすることが出来ないでしょう。 また思ったことを言ったりすることも出来ないので、意思疎通も図りづらくなります。 周りからは「協調性のない人」と思われてしまいます。
他人を疑うことで傷付けてしまうことがあります。 「それ本当のこと?」「頼んだ仕事本当に出来ている?」「こう言ってたけど、本当にそうなんだよね?」と相手に何度も確認してしまうことがあります。 本当のことを言っているのに、嘘だと思われるのって結構辛いですよね。 何度も同じことを確認されたりすると「そんなに仕事出来ないって思われてるのか…」「どれだけ信用されてないんだろう…」と感じてしまいます。
人を信用できないと、とにかく人と関わることが楽しくありません。 楽しくないどころか、人と関わるだけでストレスになってしまいます。 疑う、ってかなり精神が削られるんですよね。労力を費やすことになり突かれてしまいます。 なので出勤するだけで疲労感でいっぱいになりますし、職場の人と業務連絡を話すことさえも億劫になります。 その結果人と関わらないようにしてしまい、孤独になってしまうことがあります。
人間不信であると、恋人のことも疑ってしまいます。 むしろ大好きな恋人だからこそ、不安になってしまうこともあるでしょう。 「他の異性と楽しんでないか…」「自分よりも素敵な人と出会ってしまうんじゃないか…」と考えてしまいます。 その結果、恋人の行動を制限してしまったり、連絡を強要してしまったりして、無意識のうちに束縛してしまうんですよね。 束縛された恋人もやっぱり辛いので、そのまま別れることになることも。 一度疑ってしまうと、全てが疑う対象になってしまうんですよね。
機嫌悪いふりをしたり、また別れ話を切り出してみたりと「人間不信」の人は相手を試す行動をします。 自分のことを心配して1番に考えてもらえるか、好きな気持を伝えてくれるかを確かめるためにわざと相手を困らせるような言動をします。 そういうことを繰り返すと相手も嫌気をさしてしまい逆効果ではあるんですが…。 「人間不信」の人は常に心配で不安を抱いているため、安心するためにそういった行動をとってしまいます。
「人間不信」の人はとにかく警戒心が強いです。 恋愛において人間不信な人って、基本的に今までの恋愛経験にトラウマがある人が多いです。 そのため、相手を受け入れるまでに相当な時間がかかります。 お互い気持ちがあっても、なかなか付き合うことに踏み出せなかったり… せっかく好きな人からデートに誘われても、冷められたらどうしようといった不安のほうが大きくなって断ってしまうこともあります。
人を信用できない人は、まず自分から告白することはありません。 伝えたところで、相手が受け入れてくれないだろうと自分の気持ちに蓋をしてしまいます。 また、深い関係になることを恐れて言えないこともあります。 好きだけど恋人になって捨てられてしまったら、と期待や信用することを恐れているため相手との距離を近付けることができません。 なので、なかなか好きな人や恋人に「好き」という気持ちを伝えられなくなります。
人を信用できないのを治すには、まず自分がなぜここまで人間不信なのか原因を追求しましょう。 原因を理解するだけでも、気持ちが楽になります。 なぜ自分がここまで人を信じられなくなってしまっているのかを、整理してみましょう。 なんで信じられないのか、どうして信じられなくなってしまったのか、ストレスは溜まっていないか、やりたいと思っていることはないか……など自分の気持ちを確かめてみてください。
人を信用できないのであれば、無理に疑うことをやめようとはせずにありのまま自分を受け入れてみましょう。 誰にでも、人を疑ってしまうことはあります。人間不信な自分を責めないようにしましょう。 そういう一面もあってこそ「あなた」です。 誰でも彼でも信じればいいというものではありません。 不信感、というものも少なからず大事になってきます。 自分はそういう人なんだ、といううえで苦しくならないよう不信感とも付き合っていき、信じる心も大事にしていきましょう。 「どうして人を信じられないんだろう…」と自分自身を責めないでください。
人を信用できなくなっている時って、疲れやストレスが溜まっていることが多くなっています。 そういう時はより一層不信感が募っていってしまいます。 そのため、自分が心から楽しい!と思える時間を作ってみましょう。 趣味など、「これをやっているときは嫌なことを忘れられる!」というものがあれば、趣味に没頭する時間を少し増やしてみるといいかもしれません。 心に余裕が持てない時って、自分が好きなことをする時間がなかなかとれていない時が多いです。 趣味が特にないと言った場合でも、興味があったことに挑戦してみたり自分が「楽しい」と思えることに時間を使ってみてください。 動物の動画を見るとか、好きなものを食べるとか、そういうものでもいいです。 子供の頃好きだったことなどを思い出してみて、今もう一度やってみるのもいいですよ。
裏切られた時に、相手を自分には必要のなかった人なんだと割り切ってみると気持ちが楽になったりします。 それが、例え親友や恋人であっても裏切るような人と長いこといなくてよかったなと思えるようになると、人を信じられない自分から抜け出せるようになります。 つい関係が深いと依存してしまいがちですが、冷静になって不必要であると考えましょう。 自分のことを裏切ってくるような人と、一緒にいても幸せになれるはずないですよね。 今まで楽しかったけど、これからはもう自分には必要のない存在なんだと割り切りましょう。
人を信じられないのは、環境が原因の場合もあります。 信じられないような人が多かったり、ブラック企業だったり…… あなた自身の問題ではないのかもしれません。 特に、学生の頃までは普通に人を信じられたのに、社会人になって人間不信になった…という場合は環境のせいかもしれません。信じられなくなった原因を突き止めて、職場の環境や人間関係の整理を行って環境を変えてみましょう。
まずは家族や不信感のない相手に話をしてみましょう。 それだけでも心が軽くなることがあります。 また人間不信が加速しないように一緒に原因を追求して、受け入れてみましょう。 誰しもが様々な経験を通して人を信じられなくなってしまうことがあります。 あまり考え込まず、焦らずに克服していきましょう。
基本的に人を信用しない性格を克服しようとはせず、信用できる人だけを見極めて、その人とだけ関わりを持つという手段もあります。 そこで、信用できる人の特徴を紹介します。
信用できる人は、時間や約束を必ず守ります。 逆に、時間や約束を守らない人のことは信用しないほうがいいでしょう。 約束を破られるのって、嫌ですよね。 例えば2人でこうしようと話していたのに、相手が1人だけでやってしまい、自分が損をしてしまうことがあります。 そういう人って、小さな約束も守れないんですよね。 口約束をしたのに尽く忘れたふりをしていたり、出勤や待ち合わせなどでも遅刻の多い人は信用しないほうがいいでしょう。 そもそも自分のことしか考えていないので、信用するだけ損です。
責任感のある人は、信用できるでしょう。 特に、有言実行をしているタイプの人は信用できます。 口先だけの人っていますよね。そういう人は信用しないほうがいいです。 ちゃんと自分の言ったことに責任を持ち、行動に移している人を信用しましょう。 さらに上司や先輩という立場で部下や後輩がミスをした時に、一緒に責任を負ってくれるような人は信用できます。 ここで部下や後輩に全責任を押し付けるような人は信用しないようにしましょう。 また、任された仕事を最後までやりきる責任感を持っていたり、自分がミスをしても他人のせいにしないような人が信用できる人です。
素直で言い訳のしない人も信用できます。 他人からの指摘やアドバイスに対して、不機嫌になったり反論したりするような人は信用できません。 自分のミスは素直に認めて謝罪をし、他人からのアドバイスには感謝のできる人を信用しましょう。 素直な人って、いつでも素直ですよね。 他人のことも本心から褒めることが出来ますし、自分よりすごい人のことも素直に認めることが出来ます。 プライドが高すぎて他人を認められなかったりする人は、周りを蹴落とそうとしたり揚げ足を取ってこようとしたりするので、気をつけましょう。
口が堅く、噂話や悪口を言わない人は信用できます。 秘密や他人のプライバシーをちゃんと守る人がいいですよね。 口が軽い人は、絶対に信用しないほうがいいです。 人の秘密などを自分の話のネタにして広めることを楽しんでいます。 噂話が好きな人も絶対信用しないほうがいいです。 あることないこと言いふらして、他人を陥れることがあります。
注意をしてくれるって、実はとても信頼できるんですよね。 口うるさいなぁ、と思うことがあるかもしれませんが、そう思われることを覚悟のうえで伝えてくれるわけです。 それは相手のためを思って言ってくれてるわけですから、とても信用できるんですよね。 逆に嫌われるのが怖くて注意をしない人はあまり信用できません。 結局自分の身を守ることを常に優先しているので、自分の立場が悪くなると平気で周りを裏切ってくる可能性が十分にあります。
善悪の区別がつくかどうか、も信用できるかどうかに大きく関係してきます。 誰に対しても平等で優しい人って素敵ですよね。 そういう人も、もちろん信用できます。 しかし、周りに迷惑をかけてばかりだったり、悪意を持って誰かを陥れようとしているのに、そういったことを知っていても関係なく優しくする人は、信用しないほうがいいです。 結局、誰にでも優しい自分に酔っているだけで、そういう悪いことをしている人のせいで傷付いている人のことは考えられていないですよね。 悪口は良くないですが、「あの人のことは信用しないほうがいいよね」「○○さんって裏の顔がある」ということをしっかりと理解できて、そういった人とは深く関わらないようにしている人を信用しましょう。
人を信用できない人は、自分の思いを口にすることができず1人で思い悩んでしまうことが多いです。というのも、他人は「どうせ自分の話なんて聞きたくないだろうな」と考えてしまうからです。 なので「ちゃんと聞くから、話したくなったら話してね」という姿勢を見せることが大切です。話すことを急かしたり、聞くことをめんどくさがったりしないようにしましょう。 ゆっくりであっても、何か伝えようとしているのであれば、穏やかな気持ちで待ってあげましょう。 誰だって、会話をする人に対して恐怖心を感じたら、思っていることを言えなくなってしまいますよね。 上手く1人で抱え込んでいる不満やストレスを吐き出させてあげることが、大切です。
人を信用していない人は否定的な態度や言い方をされると「やっぱり自分の話はしない方がいいな」話したいことが話せなくなってしまいます。 なので、「それはちがうな」と思ったことであっても、「そうなんですね」と一度肯定してあげることを忘れないようにしましょう。 肯定をした上で「◯◯という考え方もありますよね」など提案をする形で優しく、自分の考えを伝えてあげると口下手な人の自尊心を傷つけないで済みます。 自分を肯定してくれる人であれば、自分の意見も言いやすいですよね。
人を信用できない人は、相手の表情などに敏感です。 なので、疲れていたりして無表情だったり声のトーンが低かったりすると、別に怒ってもないし機嫌も悪くないのに「怒らせてしまったかも」と思い込んでところがあります。 そして、「自分は嫌われている」誤解をしてしまうことがほとんどです。 疲れていたりしても、「笑顔」で「声のトーンは高め」で会話をしましょう。 それだけで「怒っている」という勘違いを防ぐことができます。 安心して話してもらえるようにすることが大切であると言えるでしょう。
人を信用できない人には、はっきりと褒めてあげることが大切です。 最初のうちは、それすらも信じてくれないことが多いでしょう。 しかし伝え続けることで、これは本当に思ってくれているんだな、と信じてくれるようになります。 またその良いところを本人以外の人にも「○○さんこういうところが良いよね」と褒めてみましょう。 そうすると第三者が「○○さんがあなたのこういうところ褒めてたよ」と伝えたときに「本心で言ってくれてるんだ」と信じるようになるでしょう。 そういうことが積み重なっていくことで、人間不信が少しずつ解消されていきます。
人を信用できないならわたしのことも信用していないんだろうな…と放っておいてしまうと、人間不信が加速してしまいます。 人を信用しない人はあまり他人と関わらないので放置されやすいですが、「何も考えていない」「何も思っていない」というわけではないので、こまめに気にかけてあげましょう。 きちんと気にかけていれば、「自分の意見もきちんと聞いてもらえるんだ」と気持ちが強くなって、「自分の気持ちを話てみても良いかも」とだんだん思えてきます。 「◯◯さんはどう?」ときちんと聞いてあげましょう。 自分なんていなくても良いんだと孤独感を感じてしまわないことが大切です。