なかなか他人の心の内まで全てを理解するのって難しいですよね。いつも明るくて元気な人に限って「心の闇」を抱えていることってあります。今回はそんな心の闇を抱えている人について解説していきます。心の闇を抱えている人の特徴や心の闇を抱える原因を紹介します。さらに心の闇を無くす方法も紹介しますので是非参考にしてみてください。
心の中に闇を抱えているということになります。 1人でネガティブな感情を抱え、そういった気持ちがあることを他人に見せたり話したりしないことです。 しかし心の闇って、無意識のうちに言動となって現れるんですよね。 なので意外と他人に対して「何かあるんだろうな」「色々と抱えてそうだな」と分かりますよね。 今回はそんな心の闇を抱えている人について解説していきます。 自分の心の闇に気付かないこともありますので、自分の心からのサインを見通さないようにしましょう。
真面目な性格の人は、心の闇を抱えていることが多いです。 時間やルールをきっちり守るので、少しでも守れないようなことがあると自分を責めてしまいます。 遅刻や寝坊などをしてしまうと丸一日気分は滅入ったままです。 また、完璧主義な一面もあり妥協することが出来ません。 そのため人より仕事をするのに時間がかかったり、納得いくまで何度もやり続けます。 その結果「どうして自分はちゃんと出来ないのだろう」と自責の念に駆られてしまうわけです。
愚痴や弱音を吐かない人も心の闇を抱えていることが多いです。 というのも、愚痴や弱音を吐けないので発散が出来ていないんですよね。 そのためどんどんストレスが溜まっていきます。 人にちょっと話すだけでスッキリして消化できることってありますよね。 しかしそれが出来ないため心の闇を抱えていってしまいます。
いつも笑っている人って、ストレスとか闇とかなさそうで元気でいいなって思われやすいです。 しかしそういう人に限って心の闇を抱えているんですよね。しかもなかなか大きな闇を抱えています。 笑っていないと不安なんですよね。 周りに気を使っていて、嫌だなと思ったことを表現出来ません。 また悲しいことがあっても周りに心配されないようにとその感情を押し殺してしまいます。 そのため、どんどん辛い感情だけが自分の中に募っていき心の闇となってしまいます。
ふとした時に目が死んでいる人は心の闇を抱えていることが多いです。 特に周りに人がいる時は表情豊かな人が1人の時に目が死んでいる場合は心の闇があります。 このギャップが大きければ大きいほど、心の闇具合は凄まじいものになります。 心の闇というくらいですので、一人で抱えている負の感情となります。 人前で漏れている時点で、心の闇ではないんですよね。 たまたま一人の瞬間を見かけた時に目が死んでいたら心の闇がある証拠でしょう。
夢中になれることや趣味がない人も心の闇を抱えていることが多いです。 夢中になれることや大好きな趣味がある人って、その時間でストレスを発散して心を元気にすることが出来ます。 しかしそれがないということは、ストレスや疲れは溜まっていく一方です。 先程から言っているように、心の闇は溜め込んだストレスが原因となります。 ストレスを定期的に消化できていれば心の闇にはならないのですが、発散方法が分からない人は心の闇を抱えています。
例えば一人で過ごす夜に、わけも分からず涙が出てくる人は心の闇を抱えています。 自分でその理由が分からないというのは、心の闇は深いでしょう。 なんでかいきなり泣きたくなって涙が止まらない場合は、自分からのサインです。 自分では「大丈夫」だと思っていても、心が闇を抱えて疲れていてSOSを出しているのかもしれません。 とくに精神面での疲労は、肉体的な疲労と比べて自分では気づかないという人も多いです。
心の闇を抱えている人は話し声がとても小さいです。 やっぱり元気だと声が大きくなりますよね。 普段心の闇を抱えていなくても、辛い時って声が小さくなりますよね。 心の闇を抱えている場合は、常にテンションが低くなるためデフォルトで声が小さいです。
心の闇を抱えている人は、虚言癖なことがあります。 心が荒みすぎて平気で嘘をつくんですよね。 誰がどう見ても本人がやったミスだと分かるようなことでも「やっていません」「私ではありません」と言います。 どうせバレるから謝ろうという気持ちにすらならず、咄嗟にごまかしてしまうんですよね。 また、自分を大きく見せたい場合や、相手を騙して喜んでいる虚言癖もいます。
心の闇を抱えてしまうのは、常にストレスを溜め込んでいるということです。 特に発散できないストレスを抱えやすい原因を紹介していきます。
仕事でも、プライベートでも、やりたくないなと思っていることをやっている環境にいると、心の闇を抱えてしまいます。 やりたくないことをやるのは、常にストレスが溜まりますよね。 発散できたとしても環境が変わらない限り、ストレスがなくなることはありません。 また、やりたくないことをやるのが当たり前になると、人は何も感じないようになってきます。 本当は嫌なのに、辛いなと思っているのに、自分でそれに気付かなくなっていきます。 そして気がついた時には、ストレスが溜まりすぎて心の闇を抱え、何をしていても楽しいと感じなくなっていたりします。
自分がどうしたいか、どうなりたいか、ということよりも他人からの評価を気にして行動している人も心の闇を抱えやすいです。 自分が求めるものに反して、周りから嫌われないように言動を選択をしています。 実際に人から嫌われる以上に、自分の感情や意見を押し殺して周りに合わせていることの方がストレスって溜まるんですよね。 それを続けていると自分自身を見失い、自分のことが分からなくなってしまいます。 その結果心の闇を抱えてしまいます。
自分に自信がない人は、常に自分に対して負の感情を抱いています。 「どうして自分はこんなに出来ないんだろう」 「もっと素敵な人に生まれていたら」 「どうせ自分がやったって上手くいかない」 などと考えています。 そういう感情は、マイナスでしかなく心の闇を抱える原因となります。 周りばかりが羨ましく見え、劣等感だけが強くなっていきます。
自意識が強すぎて頑固な人も心の闇を抱えやすいです。 どうしても自分が一番でいたいと思っている人は周りの意見を受け入れられません。 しかし、実際問題自分が絶対に正しいということってないですよね。 素直にだめな自分や周りの意見を受け入れられればいいのですが、「認めてほしい!」という気持ちは誰もが持っていますが、あまりにそれが強すぎると理想とする自分とのギャップに心の闇を抱えてしまいます。
人間不信の人も心の闇を抱えてしまいます。 人間不信だとまず自分の話や相談をすることが出来ません。 なので仕事で何かあっても誰かに話を聞いてもらうことが出来ません。 人に頼み事をすることも出来ないので、例えば体調が悪くても仕事を代わってもらうことが出来ずに我慢してしまうことも多いです。 また、相手の言動を常に疑ってしまい勝手に落ち込んだり疲れてしまうことが多いです。 「本当はそう思ってないんだろうな」「影では悪く言ってるんだろうな」ということばかり考えているので、心の闇を抱えてしまいます。
心の闇を抱えてしまう原因に、家庭環境があります。 特に幼少期に親から愛情を受けられなかったり家族の仲が悪かったりしたことが原因となってしまうことがあるようです。 虐待やネグレクトなどによって子供が負った傷は計り知れません。 一番身近で大好きな親によって存在を否定されたことで、大人に成長してからもずっとその気持ちを抱えたまま生きていきます。 この場合、心の闇をなくすのはとても難しくなってきます。
また物心がついてから友達にいじめられたり、社会人になってから職場内でいじめられたことも心の闇を抱える原因となります。 相手からの一方的な嫉妬や嫌悪によっていじめられたり陰口を言われたことで、心に大きな傷を背負ってしまいます。それによって人間不信になったり、常に自分を責めてしまうようになります。 この状況は、思いもよらないところで起きてしまったり、避けきれなかったりするので誰にでも起こりうることです。 こういった経験をしてしまうと、自分自身に原因があるわけでもないことや、他人がみんなそういった人間ではないことを分かっていても、誰のことも信じられず心の闇を抱えてしまいます。
コンプレックスを抱えてることも、心の闇を抱える原因となります。 コンプレックスがあると、自分で自分を認めてあげることが出来ません。 その結果、例え仕事がうまくいっても恋が実ったとしても心に闇を抱え続けてしまいます。 コンプレックスには、外見、生い立ち、学歴、仕事、人間関係…など様々なものがあります。 多くの人が何かしらコンプレックスを抱えていることが多いですが、自分を嫌いになってしまったり人間関係に支障をきたすような強いコンプレックスを持っていると心の闇を抱えてしまいます。
体調の悪い日々が続いた場合も心の闇を抱えてしまいます。 体調が悪いと気分が滅入りますよね。 そして出勤できなかったり遊びに行けなかったりと、思うように動けないとストレスや不安が溜まっていきますよね。 入院などが必要な場合は、より辛いですよね。 体調が優れないと、どんどん心の闇を抱えていってしまいます。
自分が心の闇を抱えているので、他人の心の闇にも敏感です。 相手の辛い気持ちに共感をして、優しくすることが出来ます。 特に心の闇は周りの人に理解されないことも多いです。しかし、自分自身が抱えていることで相手に寄り添ってあげることが出来ます。 自分が辛い時にどうしてほしいのかも分かっているので、それを相手にすることも出来ます。
心の闇を抱えている人は、周りのことを気にしている人が多いです。 そのため他人の良いところにすぐに気付きます。 そして自分に自信がなく、周りに対してすごいなと思っているので相手の良さを素直に認めることが出来ます。 そのため褒め上手なことも多いです。 いつも周りを褒めていて素敵だな、と思われるような人ほど心の闇を抱えていることが多くなります。
心の闇を抱えると、自分自身と対峙することが出来ます。 辛いことがある時や心配事がある時ってそのことばかり考えてしまいますよね。 考えてしんどい気持ちになってしまうこともありますが、それによって自分自身の本当の気持ちと向き合うことが出来ます。 普段あまり自分自身となかなか向き合うことがないかと思います。 心の闇を抱えたことで「自分はどうなりたいのか」「どういうことがあると辛いのか」と考え、自分のこれからについて思い描くことができます。
心の闇を抱えた人は、やっぱりマイナスなエネルギーを持っています。 近くにいすぎると、そのマイナスな方に引っ張られてしまうことがあります。 また人間不信なことが多いため、一向に信頼してもらえずに疲れてしまうことも。 逆に「この人なら分かってくれる!」と依存されてしまい、延々と相談に乗らなければいけなくなることもあります。 たまに相談乗るならいいですが、毎日毎日「今日はこんな辛いことがあった」「こんな嫌なことがあった」といった連絡が来ると、こっちも気が滅入ってしまいます。 心配になる気持ちもありますが、あまり深入りせずに程よい距離感を保つといいでしょう。
相手の心の闇を解消してあげようと、無理に悩みを聞き出そうとしたり様子を伺ったりと干渉するのはやめましょう。 悩みを人に話せていたら心の闇を抱えることはありません。 上手に相談出来ないから抱えているわけです。 なので「相談に乗ってあげよう!」「話を聞いてあげよう!」といった心意気は、相手にとっては迷惑でありプレッシャーにもなります。 むしろ、他愛もない話をしてリラックス出来る時間を過ごした方がいいです。 悩みを聞き出すよりも、話しやすい雰囲気を作って当たり障りない話をしましょう。
相手の心を開くには、まず自分の心を開く必要があります。 相手の話だけ聞きたがる人っていますが、それは余計に相手の心を閉ざしてしまいます。 心の闇を抱えている人が心配で仕方ないのであれば、まずはこちらの悩みを相談してみましょう。 ただいきなり重い話をすると、相手も構えてしまうので最近の悩みなどから話してみてください。 相手も「この人でも悩んだりするんだな」「みんな何かしら悩みって持ってるんだな」と思うようになり、悩んでいる自分を責めなくなります。 そしてよく話すようになってくれば、段々と自分の抱えている悩みなどを話すようになるでしょう。 その時も待ってました!と言わんばかりに根掘り葉掘り聞こうとするのではなく「そうなんだ」「そういう時あるよね」と聞くに徹しましょう。
心に闇を抱えている時は、心身共に疲れ切っている証拠です。 まずは休養をとって心と身体を充分に休ませましょう。 心の傷は、そう簡単に癒えるものではありません。 ですが、身体を休ませて体力を回復させることにより、気持ちがリフレッシュして前向きな考え方をすることができるようになります。 心と体は繋がっていますので、心が疲れている時はゆっくりして体を休ませてください。 心の闇を抱えた状態で物事を行うと、普段しないようなミスをしてしまうこともあります。 やらなければいけない仕事があったとしても無理に続ける方が仕事に影響が出てしまい、それによってまた自分を責めてしまうことになりますので、とりあえず休むことを考えてください。
心の闇を抱えた人は、「こんな現実から逃げ出したい」と現実から目を背けてしまっている人も多いです。 自分が何に対して辛いと感じているのか、何で傷ついてしまったのか改めて向き合うのって辛いですよね。 しかし、自分が悲しかったり辛かったりしている気持ちを、まず自分自身が受け入れることは必要なことです。 自分の気持ちとその都度ちゃんと向き合い受け入れることで、今の自分がどういうことで嫌な気持ちになっているのか理解をしその対策などを冷静に考えることができます。 心の闇をなくすには、自分で闇の根本的な原因を把握することが大事です。
趣味など、「これをやっているときは嫌なことを忘れられる!」というものがあれば、趣味に没頭する時間を少し増やしてみるといいかもしれません。心に余裕が持てないときって、自分の好きなことをする時間がなかなかとれていない時だったりします。 趣味が特にないと言った場合でも、興味があったことに挑戦してみたり自分が「楽しい」と思えることに時間を使ってみてください。 「自分は不幸だ・何もかもうまく行かない」と思い込んでしまうと、すべてが絶望的に感じてしまいますが、辛かったり嫌なことがあれば、「楽しい時間もある」ということが実感できれば、「もうどうでもいい」という投げやりな気持ちにブレーキがかかり、「頑張ってみよう!」と思えるはずです。
「断捨離」には、物を捨てて気持ちをスッキリさせる効果があります。 部屋が綺麗になるだけではなく、心も整理することができるのです。 部屋の中を見渡してみて、「いらないな」と感じる物を捨てて、本当に必要だと思うものだけにしてみると、「物」だけではなく心の整理にもなって「本当に自分の人生の中で大切にすべきこと」が見えてくるはずです。 例えば昔の友達からもらったものや、どうしても忘れられない元恋人からの贈り物や思い出の写真など…スパッと断捨離すること過去に縛られている自分から解放されるでしょう。次のステップに行くためにも、断捨離をするといいでしょう。 それから人間関係の断捨離もするといいでしょう。 長い付き合いでなんとなく続いてるけど、会うと疲れてしまったり合わないなと感じる人っていますよね。 しかしそういったストレスが心の闇にも繋がります。 合わない人、会いたくない人、嫌な気持ちにさせてくるような人との関係を思い切って断捨離すると、スッキリしますよ。
こんな風に思っている自分のことを恥ずかしいと思っていませんか? そのせいで、誰にも話すことができずに溜め込んでしまう人も多いのではないでしょうか。 一人で抱えていると、どんどん心の闇を抱えていってしまいます。 そうなる前に家族や友人、恋人など話しやすいと感じる人に話してみましょう。 直接的な問題な解決方法にならなかったとしても、誰かに打ち合けることで気持ちがスッキリとして前向きな気持ちを保つことができます。
ストレスを感じやすい人ほど、あれやこれや考えすぎてしまうようなところが多いです。 例えば人間関係においても、自分の言動を振り返ったり相手の言動について色々考えてしまうんですよね。 人と関わっている以上、トラブルというのはつきものです。 何かしら嫌な思いをすることもあるし、逆に嫌な思いをさせてしまうということもあります。 しかし、考えすぎる必要はありません。 自分が良くなかったことはきちんと謝って、気持ちを切り替えましょう。 そのためには、「何も考えない日を作る」など自分の心を癒やす時間を作ることが大切です。 何も考えない日を作るようにしましょう。いったん忘れてしまい、時間が経って考えてみると「そんな気にすることじゃないか」と思えることもあります。 ぼーっとしているとどうしても考えてしまうのであれば、何か没頭できる趣味をしてみたり、映画を見てみたり、行ったことのない場所へ行ってみたりして、気分をリフレッシュして人付き合いのストレスを解消していきましょう。
不安にならないためには、心身ともに健康でいることが大前提となります。 健康に過ごすためには、生活習慣を整えることが大切です。 生活習慣が乱れていると、疲労回復出来ず思考がネガティブになり平常心が乱れてしまいます。 冷静な判断も出来なくなりますし、体調を崩してしまうこともあります。 「睡眠」「食事」「運動」における簡単なチェック項目をまとめたのでぜひ参考にしてみてくださいね。 ◎ 睡眠
◎ 食事
◎ 運動
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いかがだったでしょうか? 心の闇は、なかなか周りから見れません。 ただ同じ空間にいると何かしらサインが出ているでしょう。 大切な相手であればいち早くキャッチして心の闇を無くしてあげるようにしましょう。 そして自分自身の心の闇と向き合い、早い段階でなくすようにしましょう。