「罪悪感」を抱いて苦しい思いをしている人も多いのではないでしょうか。そもそも「罪悪感」とは「罪をおかしてしまった、悪いことをしてしまったと思う気持ち」です、しっかり自分の行動を顧みることができるからこそ罪悪感い襲われてしまうんですよね。しかし罪悪感を抱きなが生活するのって苦しい...今回は「罪悪感」について解説していきます。「罪悪感」に襲われる瞬間や、罪悪感を抱えるひとの心理・原因や罪悪感を抱きやすい人の特徴なども合わせて紹介しますのでぜひ参考にしてください。
「罪悪感(ざいあくかん)」とは、「罪をおかしてしまった、悪いことをしてしまったと思う気持ち」です。 実際に法律に反した行動をとってしまった時はもちろんのこと、誰かを傷つけてしまった時などに「なんで自分は悪いことをしてしまったんだ...」と自分自身を責めたり後悔しているときにおきる感情を「罪悪感」と言います。 心理学では、「行動しない罪悪感」と「行動する罪悪感」の2種類あると言われています。 例えば、「目の前に手を貸すべき人がいたのに、知らんふりをしてしまった」という時に「どうして助けてあげなかったんだろう、申し訳ない」と感じる罪悪感が「行動しない罪悪感」 反対に、「やってはいけないことをしてしまった」という時に感じる罪悪感が「行動する罪悪感」です。
恋愛では特に、「浮気」をしてしまったときに罪悪感を感じる人が多いです。 「浮気」って、お付き合いをしている人や結婚相手を裏切る行為と言えます。 法的に裁かれるものではありませんが、絶対にしてはいけないものと誰もがわかることでしょう。 だれもが「浮気は悪」「浮気はしてはいけないもの」とわかっていることだからこそ、ついつい魔が差してしてしまった浮気に罪悪感を感じるのです。 また、実際に体の関係をもったり「浮気」「不倫」という関係にならなかったとしても、中には「他の異性にときめいてしまった...惹かれてしまった」という自分の浮ついた気持ちに罪悪感を抱く人もいます。
恋人や結婚相手がいるのにも関わらず、元カレや元カノと連絡をとってしまい罪悪感に襲われたという人も多いのではないでしょうか。 異性と連絡をとっていたり、会ったりしても何も気にしないというタイプの人もいますが「元恋人」となると話が変わってきますよね。 いくら「別に気にしない」と口では言っていても、一度恋愛感情を抱いた相手と自分の好きな人が連絡をとっていたり会っていたりするのは嫌な人も多いはず。 やましいことがあるわけじゃなくても、胸を張って「元恋人と連絡を撮りました!」と大切な人に伝えられる人はいないでしょう。 ちょっとだけなら別に良いよねと思いつつも、黙っていることに罪悪感を覚える人は多いです。
別れてしまった理由にもよりますが、例えば浮気をされて酷い別れ方をしたとします。 周りの人が慰めてくれたり、相談に乗ってくれて「前向きになろう!」と思えたのに元恋人から連絡がきて「よりを戻してほしい」と言われたらどうしますか? 浮気をするような相手です。 絶対に別れて正解だったはずですし、周りの人も「あんな人やめときなよ」と助言をしてくれているはずです。 それでも、「やっぱり好き」という気持ちが勝ってよりを戻してしまったとき...罪悪感を感じませんか? 「あなたが決めたことなら良いよ」と言ってくれる人も沢山いるはずです。 しかし、自分を慰めるために時間を割いてくれた人のことや、自分を思って一生懸命助言をくれていた人の顔を思い浮かべると罪悪感に苛まれますよね。 申し訳なくてよりを戻したことを報告できない...という経験をしたことがある人も多いのではないでしょうか。
「自分だけだ幸せを感じている」と思ったときに、幸せなはずなのに罪悪感に苛まれてしまう人もいます。 例えば、仲の良い友人の中で1番はじめに結婚が決まったとき。 友人はもちろん心から祝福してくれるでしょう。 しかし、それでも「自分だけ抜け駆けしているみたい」という気持ちになって罪悪感にかられるのです。 罪悪感のせいで「もしかしたら幸せになっている自分に対して周りの人は良く思っていないのではないか」なんて思いはじめてきてしまうことも。。 また、仕事で成果を認められて出世をしたり昇級したときも同じように罪悪感を抱く人も多いです。 「こんな自分が良いの?」なんて頭を悩ませたりして、幸せを掴むことって意外と勇気がいることだったりするんですよね。
例えば、高級料理をお腹いっぱい食べている時や海外旅行に行っている時など「贅沢をしているな〜」と感じるのと同時に、罪悪感に襲われるという人も多いのではないでしょうか。 それは、恐らく「自分が贅沢をするためにこんなにお金を使っちゃっていいの...?」という罪悪感です。 たとえ自分で一生懸命働いて貯めたお金であっても「本当にこんなことにお金を使っていいの?」という罪悪感に襲われてしまいます。 「贅沢」は、自分を幸せにするための良いお金の使い方です。 しかし、食べ物や旅行など形に残らないものにお金を使ってしまうことにどうしても罪悪感を抱いてしまうという人は沢山います。
ダイエットをしている人あるある! ダイエット中なのにスイーツを大量摂取しているときって、罪悪感に襲われますよね。 食べて太ってしまったとしても、他人に迷惑をかけるわけではありません。 しかし、「ダイエットをする」と決めたのにその意思を貫き通せない自分に「食べてはいけないのに食べてしまった」という罪悪感を抱くのです。 スイーツの他にも、
など、「食べたら太る...」とわかるものを食べてしまうと罪悪感に襲われます。 筆者も内臓脂肪が大変なことになっているので、控えたいと思いつつこってり系のラーメンを食べてしまうと罪悪感に苛まれます...でも美味しい...。
パチンコなどのギャンブルって、お金を水に溶かしてしまうような物ですよね。 当たるかどうかもわからないのに、大金をつぎこんでお金がなくなってしまう...それでも「今日は勝てるかも」なんて浅はかな考えで足を運んでしまう自分に罪悪感を抱いてしまうのでしょう。 依存症になってしまうと「やめたくてもやめられない」というのが怖いところですよね。 やっても罪悪感に襲われるだけなのに、それでもやらずにはいられない....。 お金も失くなっていってしまうし、罪悪感に襲われるどころが情けなくなってしまいます。
自分の進学の為に色々とお金をかけてくれたのに、希望の学校に入学できなかったり就職することができなかった...ということで罪悪感に襲われる人もいます。 筆者も四大を卒業させてもらいましたが、就職してすぐに結婚をしてしまったので親にはお金だけ沢山使わせてしまって申し訳なかったなという罪悪感があります。 愛情をかけて「自分のために」と大金を払ってくれている両親や、心から応援してくれているその気持に応えることができなかった...という罪悪感はなかなか消えませんよね。 正直実家に帰るたびにふとその罪悪感が頭をよぎって「早く親孝行しなくては...」と思っています。
嘘をついたことがないという人は恐らくいませんよね。 しかし、どんな理由であれ嘘をついてしまったときに罪悪感に襲われない人はいないでしょう。 「嘘」って相手の信用を裏切るような行為です。 相手を傷つけたくないなど色々な理由がある場合もありますが、嘘をつかれたほうが良いかどうかは本人にしかわかりません。 早く正直に真実を伝えたほうがまだ傷が浅くて済んだという場合もありますからね。 嘘をつくなら墓場まで貫き通さなければ、いつかは結局相手を傷つけることになるでしょう。 初めて嘘をついたときの罪悪感をまだ覚えているという人も多いのではないでしょうか。 それだけ嘘をつくというのは、自分の心にも負担をかけるものです。
その時は「かーっ!」となって誰かに悪口や愚痴を聞いてもらいたいと思っても、ふと一人になったときに「悪口を言ってしまった」「愚痴を言ってしまった」と罪悪感に襲われることってよくあります。 中には、なんとも感じないという人もいるでしょう。 しかし、悪口や愚痴が言ったところで自分の価値を下げるものだと理解している人は罪悪感に襲われます。 本人のいない場所でグチグチいっても何の意味もありませんからね。 その時の気持ちはスッキリしても、人を悪く言ってしまったということに罪悪感を抱くのです。
いくら何か嫌な思いをさせられたからと言っても、LINEをブロックしてしまうと罪悪感に襲われますよね。 筆者も嫌いな人がLINEの一覧にいますが、ブロックすることはできません。 それはやっぱり「それでよかったのかな?」と思ってしまうからでしょう。 もっときちんと話し合えばわかりあえたかもしれない、相手を傷つけたかもと思うと罪悪感を抱いてしまうものです。 カッ!となった勢いでブロックしてしまうと、後日罪悪感にかられてしまうということもあるでしょう。 LINEの他にもTwitterやInstagramなど、相手をブロックしてしまうと何となく悪いことをしてしまった気になってしまいますよね。。 「相手を拒絶した」ということが罪悪感に繋がっているのでしょう。
どんなに「いらない」と思ってもぬいぐるみや人形を捨てることができないという人は多いのではないでしょうか。 動物の形をしていたり、人の形をしていたりすると余計に魂が宿っているような気がしてしまって罪悪感に襲われますよね。「ごめんなさい」と言いながらごみ袋に入れて収集場所に持っていく人や、お祓いをしてもらうなんて人もいるのでは? 捨てにくいから増やしたくないと思いつつ、「かわいい」と思うとついつい買ってしまうんですよね...。
誕生日プレゼントなど、相手が自分の為を思って買ってくれたものだと思うと罪悪感に襲われて捨てられなくなってしまいますよね。 使い古してもう不良品だしと思って捨てても、後日罪悪感が襲ってくるということもあります。 相手に悪いことをしているような気分になってしまうんですよね。 「これは○○さんからもらった物だから」ともらった物を全てとっているという人も多いのではないでしょうか。 だからこそ、プレゼントは食べものなど消えてなくなるもののほうが喜ばれると考えている人もいます。
安いからといって買いすぎてしまった食材を腐らせてしまったり、食べるのを忘れて冷蔵庫の化石にしてしまったものなど、食べ物を捨てるときって罪悪感を感じませんか? 野菜であれお肉であれ、「食材」というのは元々「命」ですから、人間の為に犠牲になってくれた命を無駄に捨ててしまうことで罪悪感に襲われるのでしょう。 また、「お金を無駄にしてしまった」という罪悪感もありますよね。 買ったのに食べないということは、お金を捨てているのと同じです。 主婦はとくに食べ物を捨ててしまうことに罪悪感を抱く人が多いと言えるでしょう。 主婦の間ではこれを「食材ロス」と言います。
幼稚園は3歳から入園できますが、保育園は0歳から入園できます。 筆者も息子を生後5ヶ月で保育園に入園させました。 働かなければ経済的に苦しかったので、家族のために致し方のないことでした。 しかし、いるんですよね〜...。「まだ0歳なのにかわいそう」と言ってくる人が。。 それに、だいたいの人は「3歳まではせめて一緒にいてあげたい」って言うんですよ。 これじゃあまるで0歳から預ける親が子供に愛情を持っていないように感じませんか? なので、余計に0歳で入園させることに罪悪感を覚える親が多いんです。 もちろん、どんな親も子供と一緒にいたい気持ちはあります。 だからこそ、
という罪悪感に襲われてしまうのです。
2歳頃から「イヤイヤ期」というものがはじまり、子供は親のいうことを簡単にきいてくれなくなってしまいます。まだ子供だから仕方がないとわかってはいても、疲れていたりすると「イラっ」としてしまって、強く注意してしまうことも...。 しかし、どんな親でも決まって子供にきつく注意してしまった後はかわいい我が子の顔を見ながら罪悪感に襲われるのです。 子供が何歳になっても、それはかわらないでしょう。 子供といえど他人ですから、わかり合えないことがでてきます。 しかし親だからこそ、わかってあげられない自分に罪悪感を覚えるのです。
動物って信号を渡ることができませんから、突然道路に飛び出してきてしまうんですよね。 どうにもならないことでも、やっぱり怪我をさせてしまったり命を奪ってしまった時は罪悪感に襲われてしまいます。 不可抗力だったとは言え、いつまでもその罪悪感に縛られ続けてしまう人も多いです。 罪に問われるわけではないからこそ、償うことができずいつまでも罪悪感に襲われてしまうのでしょう。 筆者の友人にもカエルを自転車で轢いてしまったことが忘れられない...と言っている人がいました。 カエルでしょ、、?とその時は思ったのですが「命」ということを考えるとやっぱり罪悪感に襲われても仕方のないこですよね。カエルももちろんかわいそうですが、轢いてしまった友人も悪意があったわけじゃないのにかわいそうだな、、と思いました。
なんとなく「行きたくないな」と思っていたとしても、いざ「休みます」と連絡をいれた後ってやっぱり「休んでしまった...」という罪悪感に襲われますよね。 ほんとうに体調不良であったり、怪我をしてしまったというような状態であっても「休む」ということに罪悪感を抱いてしまって心が休まらないという人は多いのではないでしょうか。 学校や仕事など、「自分以外の人は頑張っているのに」という事を考えると申し訳なくなってしまいますよね。 ズル休みなのであれば罪悪感に襲われても仕方ないですが、然るべき理由と手段で休暇をもらっているときは罪悪感に襲われることなく休暇を楽しみ心を休めたいものです。
休みの日というのは、自分の身も心も休める日です。 なので、何もしないでダラっとしていようが何だろうが罪悪感に襲われる必要はありませんよね。 しかし、実際にダラーっとして過ごしてしまうと「何もしないで1日が終わってしまった」という現実に罪悪感を抱いてしまいます。 例えば、スキルアップのための勉強など休みの日だからこそ有意義に使いたいと思っていたりすると余計に「できなかった」ということが罪悪感に繋がってしまうことが多いです。 「なんて自分はダメなやつなんだ」と自分を責めてしまうのでしょう。
いくら自分で働いて稼いだお金だとはいえ、家族に内緒で自分の欲しい物に大金をはたいてしまうと「やっちゃったな」という罪悪感に襲われます。 「高額なお金を自分だけに使うなら、家族に使うべきだ」と、なんとなく家庭をもっていると思ってしまうんですよね。 筆者もはじめて1万円を超える化粧水を買ってしまったときは、罪悪感に襲われて主人に報告することができませんでした。何にお金をいくら使っても文句を言う人ではありませんが、やっぱり「自分のためだけにお金を使った」ということに罪悪感があって伝えられなかったのです。 しかし、結局その罪悪感に耐えきれず1ヶ月後「実は...」と懺悔しました。 もちろん一切怒られませんでしたが...なんだか気持ちがスッキリしたのと同時に「もう内緒でお金を使うのはやめよう」と心に誓いました。
真面目すぎてしまう人は、罪悪感をいだきやすいです。 なぜなら、自分のしたことに対して人よりも反省する傾向があるからです。 周りからすればよくあることであっても、「なんでこんなことをしてしまったんだろう」「こんなこと言わなければ良かった」と深く考えてしまいます。 真面目だからこそ自分の言動などを省みて落ち込んだり「あの時こうしていれば」などと考えてしまうんですよね。 「昨日の言ったことで傷付いてしまっていないか」「嫌な思いをさせてしまったのではないか」と考えているうちに罪悪感に襲われて落ち込んでしまいます。
神経質の人は、「気にしなくても良いような些細な点まで気に病む」という性質があります。 「気にしなくても良いことを気にして精神状態がおかしくなる性格」なので、他の人が何とも感じないような些細なことで罪悪感を抱くのです。 神経質な人って、元々物事を深く考えすぎていて精神的に病んでいたりする人が多いです。 どんどんネガティブな思考が働いては罪悪感に襲われ、いつまでも気持ちの切り替えができずに苦しんでしまいます。
「完璧でなければいけない」という気持ちが、罪悪感を抱いてしまう原因になります。 完璧主義の人って結構多いですよね。 完璧主義の人ってちょっと楽をするようなことをしてしまえば「手を抜いた」という罪悪感になったり、「きちんとできなかった」という気持ちが罪悪感になってしまいます。
自己肯定感が低いせいで、常に自分を責めてしまったり「自分を許せない」と感じてしまって罪悪感を抱いてしまう人も多いです。 根本的に「自分をだめなやつだ」と思ってしまっているため、なにかある度に「自分のせいだ」「自分が悪いんだ」という罪悪感になってしまいます。 ダイエットをしているのにスイーツを食べてしまった自分や、やめなければいけないと思っているギャンブルに手を出してしまう自分に対して感じる罪悪感は、この自己肯定感の低さからきていると言えるでしょう。 また、贅沢をしている自分や幸せを目の前にして感じる罪悪感も、自己肯定感の低さからです。 「こんな自分が贅沢をしているなんて...」と思うから罪悪感に襲われてしまいます。 自己肯定感が高い人は「たまには良いじゃん!いつも頑張ってるんだから」と自分の行動を肯定できます。 罪悪感を抱く人は、自己肯定感が低いから自分の行動や発言を肯定できないのです。
人から自分はどう思われているのかをいつも気にしていることも、罪悪感を感じる原因になります。 ただでさえ自己肯定感が低いのに、周りに目を向けて自分と比べてしまうから「あの人はこんなに凄いのに自分はなんてダメな人間なんだ」という罪悪感に繋がってしまうのでしょう。 他人の目が気になる人は、相手が何か不機嫌そうな態度をとると「自分が何かしてしまったんだ」と思い込んでしまうことも多いです。 このように自分の軸ではなく他人の軸で生きることは、罪悪感を抱く原因になると言えます。
幼少期に、叱られる事が多かったり「あなたのせいで」と責められる事が多いと、成長していくにつれて罪悪感を抱くようになってしまうことが多いです。 「自己肯定感」と同じ話になってしまいますが、親に言われたことがきっかけで「自分はだめな人間だ」と思い込み罪悪感をいだきやすくなってしまいます。 子供にとって親に言われる「本当にだめな子だね」「あなたのせいで○○だよ」と きつく言われた過去は記憶の中に刻み込まれます。 そして、いつも「こんな自分でごめんなさい」と事あるごとに罪悪感を抱いてしまうようになってしまうのです。
罪悪感ばかり感じる人は、正義感が強いことが多いです。 ポイ捨てをするなどマナーを守れない人や、人を傷つけるような人を「悪」とし許すことができません。 だからこそ、自分が「悪」となってしまっていることに罪悪感を抱き、耐えられなくなってしまうのです。 たとえ罪に問われるようなことではなくでも、自分が「これは絶対によくない」と思うことは絶対にしません。 そして、正義感が強いが故にそういった自分が「悪」としていることを平気でしている人を見て、止めることができなかったという罪悪感に襲われることも多いです。
罪悪感ばかりを感じる人は、思いやりがあっていつでも他人を優先します。 なので、自分勝手なことは言わないですし、他の人が嫌な思いをしてしまうようなことは絶対にしません。 「さっきの言葉、傷つけてしまったかも」「余計なことをしたかも」と些細なことで罪悪感に襲われてしまいます。 また、困っている人を助けることができなかった...という罪悪感に襲われてしまう人も思いやりがあって優しい人が多いです。 「見捨てるようなことをしてしまった」ということが許せなくなってしまうのでしょう。
常に罪悪感ばかりを感じている人って、協調性がある人が多いです。 輪を乱すようなことは絶対にしないし、周りのためにできることを全力でして貢献していきたいという思いが強いと言えるでしょう。 なので、例えば仕事などでミスをして迷惑をかけてしまったりした時はもちろんのこと、「周りの人に比べて自分は全然仕事がでいない、こんな自分がお給料をもらっているなんて申し訳ない」という罪悪感に常に襲われています。 「他の人に迷惑をかけてしまう」「こんな自分が有給休暇なんて申し訳ない」という罪悪感で有給休暇も習得できないという人も多いです。
例えば、上司に「期待しているよ」「任せるからね」という言葉をかけてもらったとします。 罪悪感ばかり感じる人は、激励のつもりで言ったその一言を「期待に答えなければ」と重く受け止めてしまうことが多いです。 なので、実力以上の成果を出すために必死になりすぎてしまいます。 そのため、自分自身を犠牲にしてしまい精神が崩壊してしまうことも...。 「相手の期待に答えなければ」という気持ちが強いと、常に良い状態の自分でいなければいけないと思ってしまいますよね。 それが、「ちゃんとできなかった」「もっとこうすれば良かったのにできなかった」という罪悪感になってしまいます。
罪悪感を愛情深く人や動物、物に接する傾向にあります。 例えば、動物に対しての思いが人一倍強かったり、子供や家族に対する思いも強いです。 そのため、「〜をしてあげるべきなのにしてあげられなかった」といった罪悪感をいつも感じている状態になってしまうと言えます。 ぬいぐるみを捨てることに罪悪感を覚えてしまうのも、持ち物に対して愛情をもってしまうからでしょう。 平気な人は平気でぬいぐるみを乱雑に扱うし、簡単に捨てたりします。 愛情を持っているからこそ「こんな自分が許せない」という罪悪感になってしまうのです。
罪悪感ばかり感じている人は、気が小さく自己主張できないことが多いです。 他人に自分の意見を主張して押し付けてしまうのには、どうしても罪悪感を抱いてしまいます。 だったら自分が我慢すればいいと思ってしまうので、いつも黙って他人の言うことに賛同していることが多いです。 「こうしたい」といったちょっとした自分の意見を主張しようものなら、「なんであんな事を言ってしまったんだ」と罪悪感に襲われて眠れなくなってしまうでしょう。 なので、罪悪感ばかりを感じている人って周りからは「何を考えているのかわからない」と思われていることも多いです。
罪悪感ばかりを感じている人って、「あんなことをした自分」「こんなこといった自分」に対して常に罪悪感を抱いている状態です。 過去を振り返っては「あれは大丈夫なのだろうか」「誰かに不快な思いをさせたのでないだろうか」と常に心配しています。 過去のことであっても、ずーっと気にしてしまうんですよね。 他の人がとっくに忘れていることを何年も引きずって心配事ばかりをしているのは、罪悪感ばかりを感じている人あるあるでしょう。 ほんとうに心が疲れてしまいます。
罪悪感をいつも感じている人は、精神が病んでしまっている事が多いです。 罪悪感を感じていると楽しめることも楽しめないですし、気に病んでしまうのも無理ありませんよね。 なかにはメンヘラとなってしまっていることも少なくありません。 罪悪感に苛まれるあまり、一人で過ごすことが苦痛で仕方なくなって色々な人に連絡をしてしまったり「死にたい」「いなくなりたい」などと言って周りに迷惑をかけます。 そして、メンヘラって周りに迷惑をかけてしまったことに対してまた罪悪感にかられる...という負のループを繰り返してしまっていることも多いです。
悲観的な人は、責任感が無駄に強かったりします。 責任感があることは、もちろん悪いことではありません。 ただ、罪悪感をいつも感じているような人は何かトラブルなど良くないことが起きてしまったときに「すべて自分のせいだ」と思い込みすぎてしまうところがあります。 あのときの自分の言動が原因で失敗してしまったのではないか...と思ってしまうのです。 自分の行動を振り返って反省できることは素晴らしいことですが、人が求めてもいない部分で勝手に責任を感じてひどく落ち込んでしまうと周りの人も困ってしまいます。
罪悪感をいつも感じている人の心はガラスです。 とても傷つきやすく、ちょっと注意されただけでバリバリにヒビが入って割れてしまいます。 とても傷つきやすいので何か言われると、すぐ「自分なんか...」と思ってしまいます。 そして落ち込むたびに「もうこんな思いをしたくない!」と思ってしまうので、行動も発言も控えめになってしまいます。 一度言われて傷ついた言葉は、永遠に根に持ってしまうことも多いです。 そして思い出しては「なんて自分はダメなやつなんだ」と罪悪感に襲われてクヨクヨしてしまいます。
罪悪感をいつも感じている人は、「このままでは納得がいかない」と感じることがあっても現状を打破することができません。 そして結局気持ちはモヤモヤとしたまま続いてしまいます。 例えば、今就いている職業に不満があるといった場合でも自分自身でどうにかすることができずに何年もそれが続いてしまいます。 辛い現状から打破できないのはしんどいですよね。 メンタルもやられてしまいますし、現状を打破できないダメな自分に対してまた罪悪感を抱き続けてしまいます。
罪悪感を消す方法として、1番手っ取り早いのは謝罪をすることでしょう。 誰かに対して悪いことをしてしまったという罪悪感に襲われているのであれば、きちんと該当者に謝罪をして許してもらうことで、罪悪感を消すことができます。 ただ、謝罪をしたからといって必ず許してもらえるわけではないということも頭に入れておくべきです。 謝罪をしたところで許してもらえないかもしれないと考えすぎると、謝罪をすることが怖くなってしまうのですが...。 たとえ許してもらえなかったとしても、謝罪をするのとしないのでは気持ちが全然違います。 自分の悪い部分を認め、謝罪をしたのですから正直もうできることはありません。 今後、自分がどう誠意を持って接していくかが許してもらえるかどうかの鍵になってくるでしょう。 言わないで後悔するよりも、言って後悔したほうが気持ちは楽になるはずです。
本人に謝罪をするのが1番ですが、それが本当に相手のためにならないこともありますよね。 自分は謝罪をすることでスッキリするかもしれませんが、相手は一生傷をおって生きることになるかもしれません。 例えば、お付き合いをしている人がいるのに別の異性と一夜を共にしてしまった...。 など、一回限りの過ちは知らないほうが本人のためになることもあります。 自分の罪悪感に耐えきれないからと言って謝罪をすることで相手を傷つけることになるのです。 でも黙っているのも自分がつらい... そんなときは、友人など他人に自分のしてしまった過ちを懺悔しましょう。 軽蔑されてしまうかもしれませんが、反省している気持ちを伝えれば大丈夫! 自分の気持ちもスッキリして罪悪感から開放されるかもしれません。 ただし、スッキリして終わりではなくてその罪悪感と一緒に生きることが償いだと思うべきです。 あくまでも気持ちを楽にする方法として、人に話してみることをオススメしています。
罪悪感に襲われていると、そのことばかりを考えてしまって辛いですよね。 そんなときは、他に価値のあることを見つけましょう。 例えば仕事でミスをしてしまったことや、自分が無能で迷惑をかけていることに罪悪感を感じているというときはスキルアップのために時間を使う...などです。 なにかに打ち込んでいるときって、余計なことを考えないで済みますよね。 ずーっと「申し訳ない」「申し訳ない」と思いながら過ごしているよりも、よっぽど有意義な時間を過ごすことができます。 罪悪感を消すことができるだけではなく、結果的に自分に自信をつけることもできるでしょう。
罪悪感を消すためには、「罪を責めて、自分自身を責めない」ということも大切です。 罪悪感に襲われている人は、自分のしてしまった行いに対して罪悪感を抱くのではなく自分自身を責めて苦しんでいる人が多いです。 罪を償うことに大切なことは、自分を責めることではないということに気がつくべきです。 自分自身を責めてしまうと、何をするにも「こんな自分が幸せになってはいけない」など常にマイナスな気持ちが伴うようになってしまいます。 自分を傷つけ、責めることが「償い」なのではありません。 そう思うと、少し気持ちが楽になりませんか??
罪悪感を抱きやすい人は、「自分が全て悪い」と思いこみがちです。 本当に自分が悪いのでしょうか。 例えば、「ネコを轢いてしまった」という罪悪感。 自分だけが悪いというわけではありませんよね。 なかには「そうなるより致し方なかった」という場合もあります。 今一度、冷静になって考えてみましょう。 そうすることで罪悪感から開放されることがあります。
罪悪感に襲われていると何にどう罪悪感を抱いていてどうすればいいのか、わからなくなってしまっていることがあります。 気持ちも落ち着きませんし、自分の全てがダメに思えてきて何をしても罪悪感に襲われるようになってしまうことが多いです。 なので、一度紙やノートに書いて整理してみましょう。 「どうすればいいのか」自分ではっきりわかることで、罪悪感から開放されるでしょう。
罪悪感を消すには、自分の気持ち前向きに明るくすることも大切! まず、「自分なんて」「どうして自分は...」とマイナスな言葉を口にしてしまわないように心がけましょう。 気持ちがマイナスな状態だと、いつまでたっても罪悪感から開放されません。 前向きな気持ちになると、改善すべきことにきちんと向き合えます。 そして、行動することで罪悪感を消すことができるでしょう。 言葉には魂が宿ります。 自分自身を責めた発言ばかりしていると、どんどん自分がダメだと思えるような出来事ばかりがおこってしまいます。なかなか難しいかもしれませんが、前向きな言葉を発言してしきましょう。
罪悪感を消すためには、「償うことができた」「自分の悪いところを改善できた」と実感できることです。 「こんなことをしてしまった自分が許せない」と思うのであれば、今後絶対にしないときもの命じて絶対にしなければ良いのです。 「こうするべきだった」と思うなら、今後同じような状況になった場合は反省した通りに行動しましょう。 罪悪感を自分の成長に繋げ、今後の自分の生活や行動に活かしていくことが償いとなります。 自分自身を改善できていると感じることができれば罪悪感が消えていくはず!
罪悪感を抱える人に強く責め立てるようなことをしてしまうと、余計に罪悪感を抱えてしまいます。 罪悪感を抱いている人には、強く責めなくてもきちんと伝わります。 むしろわざわざ責め立てるようなことを言わなくても、自分で自分を責めています。 なので、怒りにまかせて言葉を発するようなことは決して言わないで! 罪悪感を感じているんだな、反省しているんだな、ということは本人を見ればわかるはずです。 なかなか立ち直れなくなってしまうので、追い打ちをかけるようなことはしないようにしましょう。
罪悪感を抱いている人には、優しく接しましょう。 罪悪感を抱えている人は、「申し訳ない」という気持ちが強すぎて、なかなか自分の思いや悩みを中々人に伝えられずに一人で抱え込んでしまっていることも多いです。 なので、悪いことは悪いと伝えるべきではありますが本人に反省している様子が見られるのであれば優しく接するべきでしょう。 「反省しているなら大丈夫」と伝えて上げるだけで、罪悪感を抱えている人の心は救われます。
罪悪感を抱えている人には、「そんなことないよ」とか「元気だしてよ〜」とか慰めたり、励ましたりしたくなるかもしれませんが、無理に慰めたり励ましたりすることで余計に罪悪感を感じさせてしまう場合があります。 変に励ましの言葉をかけられても「気を使わせている」と思わてしまいますし、慰められている自分に対して余計罪悪感を抱いてしまいます。 無理に励まさずタイミングが来た時に「褒める」「感謝の気持ちを伝える」といったやりかたで自尊心を高めてあげるのが一番いいでしょう。 なので、時には無理に声をかけないということも大切! とにかくできるだけいつもと変わらずに側にいてあげるだけで罪悪感を抱いている人の気持ちを救ってあげることができるでしょう。
罪悪感を抱いている人は、「自分なんていなければよかったんだ」と自分の存在価値を見失っていることも多いです。 どんな場合であっても、「あなたがいてくれないと困ってしまう」「あなたの頑張りにいつも助けられている」というように優しく声をかけてあげましょう。 そうすることで、「感謝してもらえるようなことをすることができていたんだ」と実感するので罪悪感を軽くしてあげることができます。
罪悪感を抱えている人の気持ちを楽にしてあげるためには、一緒に息抜きをしてあげるのも良いでしょう。 核心には触れず、とにかく「楽しむ!」と決めて罪悪感を抱いている人を一緒に楽しいことをしてあげる。 そうすることで、罪悪感を抱いている人も楽しく過ごせて気持ちをリフレッシュさせてあげることができるはずです。 いつまでも暗い表情を見ていたくないですよね。 ちょっと遠出をしてみるなど、ただ楽しめる場所に一緒にでかけてみましょう。
自分をゆるせれば、生きることがラクになる。罪悪感がすーっと消える自分のゆるしかたとは?
いわゆる「良い子」や「理想的な家族」ほど現代社会では深刻な病理を抱える。生きづらさに悩む多くの人は、怒り、寂しさ、虚しさ、恨みなどの感情に翻弄され、共依存や依存症、「必要とされたい病」「認められたい病」に陥っていく。この現代社会で、自分を認め、愛し、自分らしく生きるには、どうしたらよいか。
うまく生きてる人の秘密を伝授!
いかがでしたか? 「罪悪感」について理解を深めていただけましたか? 罪悪感に襲われているときって、本当に辛いですよね。 しかし、罪悪感を抱いて苦しい思いをすることは誰にだってあります。 「自分だけ」と思わないでくださいね。 「罪悪感を抱く」ということは、物の善悪の区別がきちんとつけられるということ。 ただ、罪悪感に支配されているとしんどい思いをするでだけです。 自分自身を責めるのはやめ、罪悪感との向き合い方を考えていきましょう。