「恩着せがましい」とは、「恩に着せて相手に感謝を強いる様」という意味の言葉です。他人のために何かをしたときに「やってあげたんだから感謝してよね」という言動や態度をとることを言います。「育ててあげた」とか「お金をだしてあげたのに」というように、何かにつけて恩着せがましい言い方をしてくる親っていますよね。今回は、「恩着せがましい親」の特徴や心理を解説します。また、恩着せがましい親の対処法なども合わせて紹介しますので是非参考にしてください。
親って何かにつけて恩着せがましい言い方をしてくる時がありませんか? 「育ててあげた」とか言われてしまうと、「まあ、たしかに育ててもらったけどさ...」と複雑な気持ちになってしまいますよね。 親の恩着せがましい発言や態度に悩まされて、アダルトチルドレンになってしまう人も近年では増えているようです。 今回は「恩着せがましい親」について解説していきます。 また、恩着せがましい親の対処法なども合わせて紹介しますのでぜひ参考にしてください!
恩着せがましい親って、自分のことしか考えていない自己中な人が多いです。 家族の気持ちよりも何よりも「家族のために何かをしてあげた自分」のことだけに意識を持っていかれすぎて、家族の気持ちを察することができないんですよね。 なので、家族は迷惑だと思っているのにそれに気が付かずに一人で突っ走り、家族を振り回します。 だいたい「親」というだけで逆らえない子供が多いですからね。。。 例えば、旅行の場所について「ここにしよう」で合意しているのにも関わらず「良いとこ見つけたから」と言って勝手に変更して混乱させるなど...。 それでも「ほら、良いとこでしょ、変えてよかったでしょ(ドヤ)」としてしまうのが恩着せがましい親です。
恩着せがましい親って傲慢で、人の話しを聞かないような人が多いです。 恩着せがましい人って他人の意見を聞き入れることができないんですよね。 なので、一方的な行動や発言が目立ちます。 人の気持ちを考えたり耳を傾けず、「ほら、やってあげたよ」と恩着せがましい態度をとることが多いです。 家族に対して気遣いを見せているようで、全く家族の気持ちは考えていないんですよね。 だから家族にとっては「ありがた迷惑」となってしまうのです。
恩着せがましい親って、すぐに見返りを求めます。 例えば、入学祝いにご馳走を用意してくれたとします。 とっても嬉しいですし、愛情を感じますが恩着せがましい親は「それ、用意するの大変だったし高かったんだよね」とか「ここまでしてるんだから、老後はきちんと面倒みてよね」とかいっちゃうので、感謝の気持が一瞬でなくなってしまいます。 結局子供に何かをしてあげるのも「自分が、同じようにしてもらいたいから」なんですよね。 じゃなかったら、自分の老後の話しを持ち出したりしてこないはずですから...。 結局「自分」のことしか考えていないというのが、恩着せがましい親です。
恩着せがましい親って、だいたい子供を見下しています。 お金を稼いできている自分が一番偉いと思っているんですよね。 家族を自分より目下だと思っているからこそ、「やってあげた」という感覚になって「感謝してよ!」という恩着せがましい態度や発言をしてしまうのでしょう。 相手が自分が敬うべき存在だったら「感謝しなさいよ!」なんて思わないですよね。 むしろ「当然のことをしたまでです!感謝をしていただけるなんて恐れ多いです!」と思います。 「感謝しろよ」なんて思ってしまう時点で相手を自分より下だと思っている証拠です。
恩着せがましい親は、自分の都合で子供を利用します。 上述しているように、子供を見下しているので「自分の為に動いてくれるのは当たり前」と思っているのです。 例えば「あの時○○してあげたんだからさ、▲▲▲やってよ」という言い方をします。 恩着せがましい人って、自分のやってあげたことを引き合いに自分の都合の良いように相手を利用しようとするんですよね。 本当に嫌な性格だな〜と思ってしまいます。
恩着せがましい親って、損得勘定で物事を判断して行動することが多いです、、 単純に、自分にとって損なことに労力を使うのが無駄だと思っているので、時間をかけることを嫌います。自分の得になるとわかっていることじゃないと納得いかないのです。 意識的にというよりは、もはや無意識のうちに瞬時に「損が得か」で判断ができるようになってしまっています。 なので、子供が夢中になっているものに対して「それって何の意味があるの?」とか言ってくるんですよね。 特に見返りのないものに子供がお金を使っていたりすると「あ〜勿体ない」とケチをつけてきます。 損得勘定がない親なら、子供が楽しいと思うことにお金を使うことを惜しんだりしません。
恩着せがましい親って、基本的に空気が読めません。 例えば、自分の子供が一生懸命習い事を頑張っているとします。 一生懸命子供が取り組んでいるのに「ねえ、そんなの習ってお金かけてさ、将来何なるの?」とか平気でいってしまうんですよね。 そして「そんな無駄なことにもお金出してる親に感謝しろ」というような態度をとってくるわけです。 親として最低だなと思ってしまいますが...。 恩着せがましい親って、自分のことしか考えていないのでこういうKYで無神経な発言を平気でします。
恩着せがましい親って、とってもケチなことが多いです。 なんてったって「自分で稼いだお金」という意識が強いので...。 自分のためにはバンバンお金を使うのに、正当な理由であっても子供が「○○が欲しい」と言えば必ず嫌な顔をします。 「それ今買わなきゃいけないことなの?」「絶対必要?」とか言っちゃって... そして、しまいには「ほら、買っていいよ感謝してな」と言った恩着せがましい言い方と態度... 恩着せがましい毒親はお金に執着心が強い人が多いように思います。
恩着せがましい親って、子供に対してだけではなく店員さんに対してもとにかく大きな態度を取ることが多いです。 「お客様は神様」だということを客側でも思っているので、何かと上から目線な言い方をします。 お店のちょっとしたミスにもキツく言ったり、タメ語で話しかけたりします。 「このお店で食事をしてあげているんだから、店員は言うことを聞いて当たり前」なんて恩着せがましい考えをしているから、店員さんに対しても大きな態度をとるんですよね。 家族だけなく、知らない人に対しても恩着せがましい態度をとるのは性格にも難があるのでしょう。 外食にでかけたときなどに、店員に横柄な態度を取られたりすると一緒にいる子供としてもめちゃくちゃ恥ずかしいですよね。
恩着せがましい親は、子供が何かやらかしてしまった事に対しては意気揚々と指摘したり文句を言います。 「教えてやった」「助けてやった」といわんばかりの恩着せがましい言い方や態度で人に文句を言ってくるのに、反対に自分が何かをしてしまうと指摘されただけで逆ギレすることが多いです。 恩着せがましい親ほど家族を見下しているので、自分が何かを言われるのは嫌なのでしょう。 しかも相手が低姿勢でも何か指摘されると不機嫌になったりします。 恩着せがましい親ってほんとめんどくさいですよね。 素直に迷惑をかけたことに対して謝れよと思っちゃいます。
恩着せがましい親は、子供がある程度大きくなって自分のことが自分でできるようになっているようにも関わらず頼んでもいない世話をやいてきます。 勝手に部屋に入って掃除をしていたり、クローゼットにあった服汚れてたから洗っておいた...など。 確かにありがたいことではありますが、「やっておいてあげたよ、まったくもう」みたいな恩着せがましい言い方されると「いや、頼んでないし!」と言ってしまいたくなりますよね。 親にとっては子供はいつまでも子供ですから.... 手を焼きたくなってしまう気持ちはわかります。 ただ、成人しているなどある程度自分でできるのにも関わらず手を出してくるのは正直お節介に近いですよね。 恩着せがましい親ほど「自分がいなきゃ何もできない」と思っていますから、勝手に手を出しては「は〜やれやれ世話がやける」と恩着せがましい言い方をしてきます。
恩着せがましい親ほど、放っておいてくれればいいのに断っても仕送りとか送ってくるんですよね。 食べきれない量のお野菜や、親が選んだ洋服など...。 そして必ず「送ってやってる」みたいな言い方をするんですよね。 確かに仕送りってありがたいんですが、頼んでもいないのに送ってきて「送ってやった感謝しろ」みたいな態度をとられてしまうと「頼んでないので、送らないでください」と言いたくなってしまいます。 自立してもなお、親としての義務を果たしているという実感がないと自尊心を保てないのかもしれません。
子供を育てるのって確かにとっても大変なことです。 それなりに苦労することもたくさんあるのはわかります。 しかし、それを「あなたのために苦労をした」と言われてしまうと、育ててくれた親に感謝はしていても「恩着せがましい」と思ってしまいますよね。 本当に子供を思っている親というのは、子供が幸せになるためなら例え自分が苦労をしても屁の河童ですし、「自分のせいで苦労をした」なんて思ってほしくありません。 わざわざ「苦労をした」というアピールをしてしまうのは、まさに恩着せがましい毒親であると言えるでしょう。
「誰がご飯を食べさせて居ると思っているんだ」 という発言も、恩着せがましい親あるあるです。 子どもに対して「自分の稼いだお金でご飯を食べているのだから」という思いがあるのでしょう。 確かに両親のお給料から食費を出してくれているからこそ、満足に食事ができています。 しかし、子供に食事を与えるのは親として当たり前のことです。 子供には自分でお金を稼ぐ能力も、食事を用意する能力もありませんからね...。 それなのにわざわざ「ご飯を食べさせている」という恩着せがましい言い方をしてしまう親って いるんですよね〜。
「あなたの幸せのために...」「あなたを思って...」と恩着せがましい言い方をして、子供を自分の敷いたレールの上を歩かせようとする親はごまんといます。 子供は純粋ですから、そんな恩着せがましい言い方をされても「自分のことを思ってくれているんだ...」と思って、親の言っていることに従ってしまいがちです。 例えば、志望校などを「もっとレベルの高いところにしなさい」と言ってきて、はむかうと 「あなたの幸せを思って言ってるのに!」と言い出すんですよね。 本当に自分の幸せのためなのでしょうか、、、? 恩着せがましい言い方をして、子供をコントロールしようとしているようにしか思えませんね。
当たり前のことですが、子供は親に育ててもらうからこそ成長します。 一人で大きくなる子供はいません。 というか、親が子供を育てるのは当たり前のことです。 それを「ここまで育ててあげた」という恩着せがましい言い方をする親って結構いますよね。 「誰がおむつを変えたと思ってるんだ」とか、「誰のお陰でここまで大きくなったと思ってるの?」という言い方です。 これも、主に子供が自分の言うことを聞かないときに出ることが多い発言です。 子供を育てるなんて親であれば当たり前のことなのに、子供に恩をきせるなんて間違ってますよね。
子供に対して「産んであげた」という恩着せがましい言い方をする親も多いです。 「産んであげた...」って恩着せがましすぎますよね。 「産んでくださいお願いします」とお腹に居る子供にお願いされたのでしょうか。 少なくとも、自分が望み、妊娠し、生むことを望んだ親がほとんどですよね。 産んでもらったことは確かにありがたい!でも「産んであげた」という言い方をされてしまうと「誰も頼んでないよ」と言いたくなってしまいます。 「自分は生まれてこなければよかったんだ」なんて自分も存在を否定しかねない言葉なので、絶対に言ってはいけない発言だと言えるでしょう。
子供を育てるのって、物凄くお金がかかりますよね。 それを自分が成人したときなどに「あなたには本当にお金がかかった」とか恩着せがましい言い方をされてしまうと「何?今まで使わせたお金返せばいいの?」と思ってしまいませんか? 大学に入学させてもらったり、習い事をさせてもらった、などお金をかけてくれた事を何も感じていない子供ってそうそういないと思います。 自分を育ててくれたという感謝もあわせて、だからこそ子供って「親孝行をしたい」と感じるようになるんですよね。 経済能力のなかった子供に対して「こんなにお金を使ってあげた」という言い方をするのって恩着せがましいです。
自己愛が強いと、恩着せがましい発言や態度をとりがちです。 とにかく自分のことが大好きだからこそ「こんなに親切にしてあげてるんだから、感謝しやがれ!」と思ってしまうのでしょう。 そもそも自己愛が強い人って、「自分は凄い」と思っているので人のことを見下しがちなんですよね。 だから、周りの人を下に見ていて恩着せがましくなってしまうのです。
普段は自己主張が少ないような大人しい人でも、恩着せがましい人はいます。 プライドが高い人って常に自分の価値を上げることばかりを意識しているんですよね。 そのため、どんな時であっても「常に注目の的でありたい」「中心にいたい」という気持ちが強すぎて「○○をしてあげましたけど...」とアピールすることで、「自分は良い親」というイメージを崩さないようにしているのです。 しかし本来英語での「pride」はポジティブな意味で使う言葉なんですよ。 自分にプライドを持つことは大切なことですが、恩着せがましくてマイナスな印象を与えるので注意したいですね。
恩着せがましい親は、自分を過剰評価していることも多いです。 これもまた根拠はないのですが、根拠がなくても「自分は絶対に正しい」「良いことをしている」と思っています。 だから、指摘されても意見を変える気がまったくありませんし、「自分の言ったこと、したことは 絶対に役にたっている」という恩着せがましい態度をとってしまうのです。 なので恩着せがましい親は、普段から人に対して偉そうに上から目線で指示をだしたり、イラっとしてしまうような言い方でアドバイスをしているなんてことも多いでしょう。 自分としては、相手を思ってこそ本気で「感謝されるべきことをした」と思っているのです。
実は自分に自信がないからこそ、恩着せがましくなっているということも考えられます。 子供に感謝をされることでしか、自分の存在意義を見いだせなくなってしまっているのかもしれません。 だから、「ねえ、すごいでしょ?良い親でしょ?」と恩着せがましくアピールをしてしまうのです。 そして、実際に感謝されたりお返しをしてもらうことで「家族の役にたっている」と実感して自尊心を高めているのでしょう。 恩着せがましい親は自意識過剰で自信家が多いように思いますが、このように「親」として家族に必要とされているのか自信がないからこそ認めてほしくて恩着せがましい発言や行動をとってしまうのです。
子供を自分の所有物のように思っている親もいます。 自分とはまったく別の人格を持っている人間なのに、自分が産んで育てたという理由で自分の「分身」のように思っているのです。 だから、自分の敷いたレールの上を歩かせたくなってしまうんですよね。 しかし、子供もきちんと意思があるので自分の思うようには動いてくれなくなってしまいます。 それが悲しいからこそ「ここまで育ててきたのに」「あなたの幸せを願っているのに」と恩着せがましい言い方をして子供に罪悪感を感じさせることで自分の言いなりにさせようとしているのです。 「親として、こうしたほうが良いと思う」という考えを押し付けるのって、エゴでしかありません。 でも、こういう恩着せがましい毒親って、本気で「子供を思っているから自分の言う通りにしてほしい」と思っているところがあります。
恩着せがましい親の物の言い方や態度にイラっとしてしまう人もいるかと思いますが、気にすることはありません。 「ただ感謝してほしいだけなんだな」ということを頭にいれて、言葉の一つ一つを重く受け止めるのをやめましょう。 明らかに感謝の気持ちを伝え忘れていたなと思うときは「ありがとう」とすぐに感謝の気持ちを伝えれば良いのです。 その後ネチネチ恩着せがましいことを言われ続けたとしても「また言ってるな・・・」をさらっとスルーしても問題ありません。 いちいち真摯に受け止めて対応していては気持ちが持たないですからね。
恩着せがましい親は、とにかく「感謝されたい」「良い人だと称賛されたい」という気持ちが強いだけなのです。 なので、「本当に素晴らしい親だわ〜!」と適当に褒めておだてておきましょう。 ただ褒めればいいというわけではありませんが、「また恩着せがましくネチネチ言ってきた...」といった場合など「感謝してるって言われたいんだな」と感じる場面ってりますよね。 そういった場合は褒めてとりあえず親を満足させましょう。 満足すれば恩着せがましいことは言わなくなるはずです。
恩着せがましい親は、プライドが高いので「言うて別に大したことしてなくない?」とか言ってしまうとムキになってしまいます。 言い返してしまうと、過去のことまでひっぱりだしてきて「お前は親に感謝の気持がたりない」など説教じみたことを言ってくるのでかなりめんどくさい! なので、「いやあ、そんなに感謝しなきゃいけないことかな?」と思ったとしても「本当にありがとう」と感謝の気持ちを伝えておくほうが事が丸く収まります。 たまには「日頃のお礼に」と言ってご飯でもご馳走しましょう。
恩着せがましい親の発言や態度に、腹を立てている人は多いでしょう。 それでも、日々我慢をしていることと思います。 しかし、親の恩着せがましい性格を治したいと思ってバーーーーっと文句を言ってもおそらく逆ギレをされるだけです。 恩着せがましい人って、「感謝されたい」と思ってしまうほどプライドが高いのでスッと指摘を受け入れてくれるわけないんですよ。 なので、「ん?その発言どうなの?」と思ったらその場で小出しにして「その言い方おかしいよね」と 指摘しましょう。 恩着せがましい親って、そもそも自分が「恩着せがましい」と思っていないことも多いです。 素直な人だったら「そんな嫌な言い方してたんだ...」と改めてくれる可能性もあるので、ちょいちょい小出しで指摘してみても良いかもしれません。
恩着せがましい親が鬱陶しいと思いながらも、なんだかんだ「お金を貸してほしい」とお願いをしたり身の回りのことをしてもらったりしているなんてことありませんか? 学生ではなくある程度自分のことは、自分でできる年齢になっているのであれば親には頼らない! きちんと自立している姿を見せましょう。 「もう頼らないから」と突っぱねてしまうのではなく、「それぐらい自分でできるから大丈夫だよ、いつもありがとね」と優しく親離れしている姿を見せることが大切です。 できれば「親孝行をしたいと思っている」という気持ちも合わせて伝えられると良いですね。 そうすれば、恩着せがましいことをいちいち言ってこなくなるはずですよ。
とはいっても、子供が自立してしまうと自分の存在意義を見いだせなくなってしまう親って多いです。 父親は社会出てそれなりに地位を確立することができていても、母親は家庭でしか生きていないということが多いです。 そのため、子供が自立してしまうと精神的に不安定になってしまうのです。 なので、恩着せがましい言い方をされるのが嫌でもたまには頼ってあげましょう。 突然「もうあなたには頼りません」という態度をとったところで「今まで育ててあげたのに何なんだその態度は!」と言われることに変わりはないと思うので...。 大きな決断をするときに助言をもらったり、わからないことがあったときは連絡をいれて質問をしてみるなどして親を安心させてあげることも大切でしょう。
日頃からきちんと感謝の気持ちを両親に伝えることができていますか? 実家ぐらしのままだったりすると、両親があれやこれや世話を焼いてくれることが当たり前すぎていちいち感謝の言葉を伝えなくなってしまうという人は多いです。 子供を育てるのってとっても大変なことですから、「たまには感謝の気持ちぐらい述べて欲しい」そう思ってしまうのも無理ないでしょう。 きちんと日頃から感謝の気持ちを述べていれば、親の承認欲求が満たされて恩着せがましい親の性格が改善される可能性があります。 感謝をしてもらいたくて恩着せがましい性格になってしまっているのですから、思いっきり感謝してあげれば良いのです。
親にとって、子供はいくつになっても「子供」です。 いつまでも「面倒をみてあげている」という感覚になってしまうんですよね。 実際成人をしていても両親のスネをかじっていて、普段感謝の気持ちを全くみせていなかったら恩着せがましい言葉の一言や二言言いたくなってしまうでしょう。 それにうんざりしていて「変わってほしい」と思うのであれば、両親が安心するぐらい立派に自立してみてはどうでしょうか? 「立派に自立した」と親自身が感じれば、自分がいなくても生きていけるということがわかって恩着せがましい言葉を浴びせなくなるかもしれません。
しっかり自立して親元を離れることは、とても素晴らしいことです。 しかし、だからといって全然両親に顔を見せなくなったり連絡をとらなくなってしまうと「大変な思いをして育ててきたのに!!!」なんて恩着せがましい言い方をされてしまうのでしょう。 自立したとしても、育ててくれた親に対してはいつでも感謝の気持ちをもって敬うべきです。 たまには「美味しいから是非食べてね」と自分では買わないようなちょっと良い食料を送ったり、温泉に連れて行ってリフレッシュしてもらうなど、感謝の気持ちをもって敬っていることをきちんと見せていきましょう。
恩着せがましく「こんなに○○してやってるのに〜」「感謝しろよな〜」と嫌な言い方をしてしまうのって、そもそもストレスが溜まっていて子供にあたってしまっているだけという可能性もあります。 しつこいようですが、子供を育てるのって大変です! 家族みたいに心を許している相手だからこそ、ストレスをぶつけてしまうことってあります。 元々嫌な性格だったとかなら、話しは別ですが... 結婚してから恩着せがましい性格に変わってしまったのでは? たまには奮発して外食に行くとか、ほしいと言っていたものを買ってあげる、休みの日は思う存分寝かせてあげるなどストレス発散させてあげてみてください。 恩着せがましい言い方をしてしまう人って、心に余裕がない人が多いです。 ストレスを発散してリフレッシュすれば家族に対しても丸くなるのではないでしょうか。
元々、両親が結婚する前から「恩着せがましい性格だった」という場合、恩着せがましい親の性格を治すのは無理に等しいでしょう。 人の性格ってそう簡単には変わりませんからね...。 相手を変えることは不可能に近いです。 なので、相手を変えようとするのではなく自分の考え方を変えるしかありません。 そういう人なんだと認めて向き合いながらも、いちいち真に受けずに上手く聞き流すとか... ストレスが溜まったら、カラオケに言って発散する!とか、たまには欲しいものを買っちゃう!というように自分の気持ちを楽にしていくことを考えましょう。 もう我慢の限界!と思うなら「親と離れて一切関わらない」という決断をするのもありです。 自分の人生なのですから、しっかり考えましょう。
もう我慢も罪悪感もいらない!しんどい関係を変える3つの方法。
いつまでも元気だと思っていた親が、段々年を重ねてきて心配な事がちょっとずつ増えてくる。 相続やお墓、介護のことなど知っているようで、じつは何も知らない。 旅行に行って昔の話を聞いたり、出来るうちに親孝行もしたい。
いかがでしたか? こういう恩着せがましい親いるよね〜!と共感していただけたでしょうか。 親ともなると、縁を切るわけにもいきませんし困ってしまいますよね。 もちろん、両親に感謝の気持ちをもつことは大切ですがだからと言って親が恩着せがましい言葉で 言葉を追い詰めるのは悪です。 悩んでいるようであれば、きちんと対策して自分の心を守りましょう。 大切なことは、自分自身がストレスなく自分が幸せに生活していけることです。 恩着せがましい親とは、距離を保って上手に付き合っていきましょう。