職場で「家に帰りたい」という気持ちになったことがあるという人は非常に多いのではないでしょうか。どんなに仕事が楽しくても、そんな気持ちになってしまうときってありますよね。今回は、仕事中に「家に帰りたい」と思う心理や、「家に帰りたい」と思ってしまったときの対処法を合わせて紹介します。仕事でストレスを溜めない方法なんかも紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
職場にいるとき、「家に帰りたい」って思う瞬間ってありますよね。 むしろ「家に帰りたい」が口癖になっている人も多いのでは...? どうして職場にいるときって「家に帰りたい」と思ってしまうのでしょうか。 仕事をするのが嫌だからでしょうか。 意外とそこまで深く考えたことがない人も多いかと思います。 今回は、この職場で「家に帰りたい」と思ってしまう現象について解析していきたいと思います。
仕事中に「家に帰りたい」と思ってしまう心理や原因をして一番に考えられるのは、やはり「仕事がつまらない」ではないでしょうか。 筆者も高校生の頃初めてアルバイトをしたとき、早く帰りたいのに何度時計を見てもなかなか時計の針は進んでいないし、体もしんどくて働くのって大変だなとその時初めて働くことの大変さを実感したのを覚えています。 当たり前のことだと思いますが、人って好きなことをやっている時よりも「つまらない」と思っていることや「やりたくない」と思っていることをしている時の体感時間が長いんですよね。 つまり、仕事に対して情熱を注ぐことができれば「帰りたい」と思う暇もなく時間が過ぎているはずなんです。 いちいち「家に帰りたい」と思うのは、その仕事に対して「つまらない」という感情があるからである可能性が高いと言えるでしょう。
仕事って、同じ社内の人はもちろん取引先の人やお客様などさまざまな人とコミュニケーションをとっていく必要がありますよね。 誰とでもコミュニケーションを取れる人にとってはなんてことないことですが、コミュニケーションをとるのが苦手な人にとっては商談やお客様対応など、上司へ何かお願いをしなければならないといった場面で大きな負担を感じます。 筆者はコミュニケーションを取るのが苦手なので「事務」として車のディーラーに就職したのですが、事務と言えど電話対応はもちろん営業さん、整備士さん、色々な人とやり取りをしなければならずとっても苦痛でした。 なので、働いているときはやっぱりいつも「早く帰りたいな」と思いながら働いていました。 当時を思い返すと「もっと頑張れよ」と自分に言いたくなりますが、、、 コミュニケーションをとるのが苦手な人にとって社会に出て働くのって大変なことですし、早く落ち着ける「家に帰りたい」と思ってしまうものも仕方ないことでしょう。
自分にとってやりがいを感じることができる仕事であるかということも大切ですが、働くにあたって職場の人間関係もとっても重要です。 働くということは、毎日職場の人と顔を合わせることになるため様々な人間関係があります。 「仕事は自分の方が出来るのに媚売りが上手な同僚の方が優遇されている」「上司に褒められてから先輩たちに無視される」「意見を言ってから上司たちからのパワハラがひどい」「セクハラや男尊女卑がひどい」など自分ではどう努力しても好転できないことも多くあるでしょう。 人間関係が劣悪だと、どんなに仕事が楽しくてもそもそもその場にいることが苦痛になってしまいますから「早く帰りたい」と思ってしまって当然ですよね。
プレゼンなど、大きな仕事を目の前にしたときに思わず「家に帰りたい」と思ったことがある人は多いのではないでしょうか。 自分にとって難易度の高い仕事を任されていたりなど、どうしても思わずその場から逃げ出したいという気持ちになって「家に帰りたい」と思ってしまうのです。 強いプレッシャーから、気持ちが落ち着かなくて落ち着けるおうちに早く帰りたいと思っているのでしょう。 「失敗すると評価が下がってしまうかもしれない」など頭を悩ます時間が増えていくとついつい「早く帰りたい」と思ってしまうものですよね。
何かミスをしてしまって上司にこっぴどく怒られてしまった...など気分が落ち込むようなことがあったときって、その場にいるのも辛くなってしまいますよね。 怒られてしまったことによって、自信をなくしもう何をしても上手くいかないような気がしてきてしまって「もういいや〜帰りたい〜」と投げ出したくなってしまうんです。 実際に、上司に叱られてそのまま帰ってしまった...なんて経験がある人も多いようですよ。 叱られて本当に帰ってしまうなんてある意味メンタル強いですよね...。
例えば、何万文字も書いて用意した資料の一部にミスが見つかってやり直さなければいけなくなった...など何かミスをしてしまったときって絶望的な気持ちになりますよね。 絶望的な気持ちになると、その場から一瞬逃げ出したくなってしまうものです。 そういったときに、安らげる家が恋しくなって「あ〜早く帰りたい」と思うのでしょう。 「帰りたい」というよりも、この場合は「現状から逃げたい」というほうが正しいかもしれませんね。
残業や時間外勤務など本来の労働時間よりもオーバーして働かなくてはならない環境にいると、「家に帰りたい」といった気持ちが強くなっていってしまいます。 疲労が溜まっている状態で働くのってやっぱり誰でもしんどいです。 できれば早く家にかえってゆっくり休みたいと自然に思ってしまいますよね。 普段は、無我夢中で仕事をしていても疲労がたまってきて「早く帰りたい」と思うようになってしまう人は多いです。 特に何か大役を任されていて常に気が張っていたりする状態だと、精神的にも肉体的にも滅入ってきて「はやく帰りたい...」と思ってしまいます。
仕事を人生で一番大切な物だと考える人もいる一方で、やっぱり「仕事よりもプライベートなほうが大切」と考える人もたくさんいます。 例えば、何か熱中している趣味があって仕事中もそのことばかり考えてしまうという人は、とにかく早く帰って趣味に没頭したい!という気持ちが強いです。 中には、趣味にかけるお金を稼ぐために働いているという人もいるでしょう。 そういったタイプの人は、人生において仕事はおまけのようなもんなんですよね。 仕事に対してやりがいも求めていないし、成長することも望んでいないので仕事をしても「早く帰りたい」という気持ちでいっぱいになってしまうのでしょう。
まだまだ付き合いたての恋人がいるなど、熱々のカップルにとって離れ離れになっている時間は寂しくて辛いものです。 仕事がなければ一緒に過ごせるのに、仕事があるから一緒にいる時間が削られてしまう...。 そりゃあ、「家に早く帰りたい」と思ってしまいますよね。 家に帰って恋人に会いたい、恋人と電話をしたい、といった欲の方が仕事に対する情熱よりも勝ってしまっているのです。 恋人に早く会いたいから仕事を頑張る!という活力になれば良いのですが...。
結婚したばかりや子供が生まれたばかりなど、家庭内で幸せを感じることができている人は「家族に会いたい」という強い気持ちから「早く帰りたい」と思う人が多いです。 やっぱり自分の愛する家族が待っていると思ったら、しんどい会社なんて早く出て家に帰りたいと思ってしまって当然ですよね。 特に赤ちゃんが産まれたばかりとなると、早く我が子に会いたくてそわそわしてしまいます。 とっても幸せな理由だと思いますが、仕事には集中してもらいたいものですね。
最近では、一人暮らしをしていても犬や猫などペットを飼う人って多いですよね。 ペットがお家で自分の帰りを待っていると思うと、仕事中もペットのことが気になって「早く帰りたい」なんて思ってしまいます。 筆者も外出中に家で待っているペットのことをふと思い出すと、「早く帰りたい」と思いますし、思わず早歩きで家路につくことはしょっちゅうあります。 思い返すと子供の頃も、早くペットに会いたいからという言う理由で「早く家に帰りたい(学校から)」と常に思っていました。 ペットって本当に癒してくれる存在ですからね。 ペットを飼っていることで家に帰りたいと思ってしまっても致し方ないでしょう。
自分が好きなTV番組の放送日だったり、好きな芸能人が出るテレビ番組など「早くテレビが見たい」という理由で「早く帰りたい」と思う人も多いのではないでしょうか。 「録画すればいいじゃん」と思うかもしれませんが、もちろん録画はしているのです。 それでもやっぱり楽しみにしているからこそ、録画を見るのではなくリアルタイムで見たいんです! 仕事でストレスが溜まっていたりすると余計にそういった自分の心安らげる時間を欲してしまいますから、「あ〜早く帰りたいな、、見たいテレビもあるのに、、、」と思うものです。 今日は20時から見たいテレビがあるから、早く仕事を終わらせて帰りたい!なんて思っていつもの倍の速さで仕事する人も多いのではないでしょうか。
寝不足が続いているなど、「眠い」という感情があるときってとにかく「早く帰りたい」って思いますよね。 眠いと体もだるいですし、何もやる気がおきません。 とにかく仕事をするのが辛いので、「もう帰りたい」という気持ちになってしまうのです。 「眠気」と戦う時間って頭は働かないし、本当につらいんですよね、、、。 恋しいオフトゥン...。 仕事のストレスで不眠になってしまっているという人もいますが、中には仕事終わりに趣味に没頭しすぎるあまり睡眠時間を削ってしまっているという人もいます。 つまり、仕事に対する意識が低すぎるのです。 たまになら仕方ありませんが、しょっちゅうだったりそれがずっと続いている場合「それはさすがに社会人としてどうなの」と疑問に思ってしまいますよね。
職場に口臭のきつい上司や同僚、部下がいたりなど、ふとした時に「ぷ〜ん」と漂ってくる悪臭。 「うわっなんか臭い」と臭った時って「早く帰りたい」と思ってしまいます。 だって、臭いんですからその場にいたくなくて当然ですよね。 臭う場所にいると本当に具合悪くなりますからね。 職場だけではなく、例えば満員電車でとてつもなく臭い人に出会った...など、気分が悪くなるシュチュエーションで「早く帰りたい」と思ったことが経験がある人は絶対に多いはず。 朝に臭いのって本当に帰りたくなるほど気分悪くなります。
「はあ..帰りたい...。ってまだ家だよ!」と自分で自分の思ったことに突っこんでしまったことはありませんか? 筆者はあります。 前職に努めているときですが、もう朝起きた瞬間から「帰りたい」って思ってました。 単純に働きたくなかったので、もう「帰りたい」と思うことが癖になりすぎてるんだな〜とあまり深く考えたことがなかったのですが、、、 よくよく考えると家にいるのに「家に帰りたい」なんておかしいですよね? 近年この「家にいるのに帰りたい」と思ってしまう現象に襲われている人が非常に多いのだとか! なぜ家にいるのに「帰りたい」と思うのでしょうか。 家にいるのに「帰りたい」と思ってしまう心理を解析していきましょう。
仕事をすることを苦痛に思っている場合、家にいるのに「家に帰りたい」という心情になりやすいです。 例えば、朝起きた瞬間や休み明けなんかによく起きる現象です。 まだ仕事に行っていないのにも関わらず、仕事に行きたくなさすぎてすでに職場にいる気持ちになって「家に帰りたい」と思っているのでしょう。 出勤する前でも、出勤した後の激務を想像しただけで気だるくなってしまい「あ〜帰りたい」気が重くなってしまうのです。 これは「予期不安」といって、これからで起こるかもしれないことに対しての不安が「帰りたい」という言葉になって出てきてしまっているとも言われています。 仕事に対してストレスが強い人に起きやすい現象と言えるでしょう。
家にいても仕事のことばかり考えてしまうという人も多いのではないでしょうか。 しっかりと仕事は仕事、プライベートはプライベートと気持ちを切り替えられるのがベストですよね。 とは言っても、この気持の切り替えがうまくいかず終業して家に帰ってもなおずっっと仕事のことで頭がいっぱいという人も多いです。 プライベートなのに頭で仕事のことばっかり考えているからこそ、家にいても心が休まらず出社しているときと同じ心情で「早く帰りたい」と思ってしまうのです。 日本人は非常に真面目な人が多く、プライベートでも仕事のことを考えているという人は非常に多いです。 だから日本人はストレスに弱いなんて言われてしまうんですよね。
例えば、
など、一番心が安らげるはずの家が安らげる環境ではなくなってしまっている場合は家にいるのに「帰りたい」と思ってしまうことがあります。 この場合の「帰りたい」は、「どこか安らげる場所に」という意味なのでしょう。 具体的に◯◯と言えるほど、場所があるわけではありません。 仕事で疲れて帰ってきているのに色々口うるさく言ってくる嫁がいるなど、しんどい環境にいる人にとても多い現象です。
一人暮らしをしたばかりで一人で過ごすことに慣れていないなど、一人になることに不安がある場合家にいても「帰りたい」という感情になりやすいです。 筆者も学生時代、一人暮らしを始めた当初は自分の家なのによく「帰りたい」と思っていました。 寂しかったり、不安な気持ちが勝ってしまって自分にとってはやっぱり安らげる場所とはいえないんですよね。 だからこそ、無意識のうちに「早く帰りたい」と思ってしまうのです。 この場合の「帰りたい」は、「実家に」「安心できる家族の元に」ということなのかもしれませんね。
やりたくない仕事をやっていたり、人間関係がうまくいっていないなど現状に対してなにか自分の中で何か納得できないことがあったりすると、ふとしたときに家にいるのに「帰りたい」と思ってしまうことがあるようです。 これは、もはや上手く言い表せない感覚ですが、「現実逃避」に似ている感覚なのだと感じます。 自分を変えたい、環境を変えたいという思いはあるけれど、実際に行動することができなかったり自分でもどうすれば良いかわからないという状況でふいに「帰りたい」と思ってしまうのです。
家にいるのにも関わらず「家に帰りたい」と口にするのは、認知症の人によく現れる症状でもあります。 認知症の人の中には、周辺行動の一つとして家にいるのに「帰りたい」と訴えて家族の知らないうちに家を出てしまって徘徊するというケースが非常に多いです。 本人の中には帰りたい何処かがあるようなのですが、それはどこにも存在しないのでただの徘徊になってしまいます。 夕方から夜にかけて起こる事が多いので「夕暮れ症候群」とも呼ばれています。 家にいるのにふいに「家に帰りたい」とつぶやいてしまったからと言って「認知症かも!?」と焦る必要はありません。 例えば両親など年齢を重ねている人や、実際にあてもなくさまよい出してしまうようだと危険なので病院へ受診することをオススメします。
「家に帰りたい」と口癖のように言う人って逃げ癖があって、途中で投げ出したりしても何も気にならないような無責任な人に多いように感じます。 そもそも仕事中なのに平気で「あ〜家に帰りたい」なんて口にするのって自分のことしか考えていないですし、「仕事をほっぽりたい」「やる気がない」と言っているのと同じです。 責任感があるとは思えませんよね。 「家に帰りたい」とか言って本当に部下などに仕事を押し付けて帰ってしまう人も中にはいますし、上司など頼れるべき存在である人が「家に帰りたい」と口癖のように言っていたら不安になってしまいます。
めんどくさがりな人って、「早く帰りたい」とすぐに口に出しがちです。 何をしていてもとにかくすぐにめんどくさくなってしまうから、「帰りたい」という言葉を口に出すのです。 仕事に行くのもめんどくさいので、向かっている途中で「帰りたい」って言ったり職場についても仕事をするのがめんどくさいから「帰りたい」と言ってしまいます めんどくさくても家に一生閉じこもっているわけにもいきませんから、働くために仕方なく外に出ているという状態なのです。 めんどくさがりな人って、生きるのが大変そうですよね。
生活習慣が不規則な人も独り言のように「帰りたい」という人が多いです。 生活習慣が不規則で寝不足が続いていたりすると体力もなくなっていくし、体に感じているだるさから精神面でもよくない影響がでてきます。 生活習慣が整っていないと、体力もたくなってしまって元気に過ごすことができないんです。 だから、口癖のように「早く帰りたい」と独り言をつぶやいてしまうのでしょう。 なんとなく夜更しをしてしまっていたり、食事を用意するのがめんどくさいからといってジャンクフードで済ませていたりしませんか?
学生のアルバイトなど、特に理由もないけどわがままで「帰りたい〜」と口癖のように言うことってありますよね。 例えば、アルバイトなんて自分がシフト希望を出したから働いているという状態なのに「帰りたい〜」と独り言で言うのは、ただのワガママ...。 社員ではないので希望を出さなければシフトには入らないわけですから、帰りたいならシフト希望だすなよ!と思ってしまいますよね。 早く帰りたいと思う心理は人それぞれ違うかもしれませんが、独り言のように「帰りたい」という人を総じて「わがまま」と捉える人も非常に多いです。
周りをよく見て相手のために行動することができる気遣い上手さんですが、人を気にかけすぎるあまり疲れてしまって気がつくと「帰りたい」と口に出してしまっている人も多いです。 特に飲み会など、上司に気を使いながらも楽しい〜と盛り上がらなきゃいけないような場面は地獄。 気を配りすぎて疲れてしまうんですよね。 心の底から「楽しい」と思える状況ではないので「帰りたい」と思ってしまうのでしょう。 最初は心から楽しいと思えていても、だんだん気を使うことに疲れてしまって帰りたいという感情が自分を支配してくるんですよね。 飲み会じゃなくても慣れない人達と一緒に過ごすような場面ではやっぱり疲れてしまうので、「帰りたい...」と思ってしまいます。
せっかちで合理的な人も、わりとすぐに「家に帰りたい」と言います。 誰かの作業が終わるのを待っていないといけない状況で効率が悪いと思ったり、やっていても意味がないと感じてしまったことに対して熱心になることができないのでついつい「早く帰りたい」と言ってしまいます。 「時間のムダだ」と思ってしまっているから「だったら家に帰りたい」という心情になるのでしょう。 せっかちな人って、ほんとうにイライラしやすいですし、実際にそれで帰ってしまうという人も少なくありません。
集中力のない人は、一つのことをずーっと集中しているのが苦手で作業をしながらも頭の中で「あれもやらなきゃ」「これもやらなきゃ」とずっと色々と考えています。 そして、色々考えて集中できないので今とりかかっていることを投げ出してでも「帰りたい」と口に出してしまいます。 もっと悪い言い方をすると、最後までやりきる前にすぐに飽きてしまうのです。 自分のやっていることをやり遂げる前に秒で飽きて「帰りたい」と思ってしまいます。 集中力がないと思いも寄らないミスをしてしまい、それがトラブルになって余計な時間ロスに繋がってしまうこともよくあります。
誰にも本音が言えないような、八方美人な人はふとした時に「帰りたい」と言いがちです。 例えば本当はやりたくなかったり、余裕がないのに仕事を頼まれると断れずに「イエス」と言ってしまうなど、他人にいい顔をしようとするあまり自分の首をしめてしんどい状況を作りだしていることが多いです。 どんどん仕事が溜まっていってしまうと肉体的にも精神的にもキャパオーバーになってしまいます。 自分がしんどい思いをしてまでいい顔をしていると、ふと我に返ったときにその虚しさに思わず「もう帰りたい」と投げやりな気持ちになってしまうのです。
人にはそれぞれの考え方があります。 仕事を頑張ることが人生の生きがいだと考える人もいれば、仕事よりもプライベートを充実させることのほうが重要だという人もいます。 そういった様々な考え方がある中で、やっぱり「人生はプライベートを充実させるべきだ」と考えている人は、プライベートで自分の好きなことをしている時間以外は「なんとか丸くおさまればそれでいい」とあまり重用視していないことが多いです。 だからこそ、自分の趣味に当てている時間以外はいつも「帰りたい」と思っているし「帰りたい」とつい口に出してしまうのです。
「人生はプライベートを充実させてなんぼ」という考え方とかぶりますが、おたくの人ってよく「家に帰りたい」と言います。 生活の基盤が「推し(好きなアイドルやアニメキャラクター)」なので、常に「帰りたい」と思ってしまうのです。 「帰りたい」と思わないのは、実際に推しに会えるイベント時だけでしょう。 それ以外はとにかく家で推しのグッズを眺めたり、DVDを見て過ごしたりしたいわけです。 おたくの人にとって、それが生きがいなのです。 それで仕事に精をだしてくれるなら良いですが、仕事をおろそかにされてしまうのは困りものですね。
職場で家に帰りたいという気持ちになってしまったとき、思い切ってとりあえず家に帰ってしまうのもたまにはありでしょう。 それだけ日々の疲れが溜まっていたり、精神的な負担がかかってしまっているということが多くて「休むべきだ」という自分からのサインなのかもしれません。なので、帰ってしまうというのはありよりのあり。 ただ、「帰りたいです」というのは言いにくいですよね。 理由は「体調が悪くなってしまった」「家族が倒れてしまった」などの嘘の理由を使ってみてもいいでしょう。 あまり良いことではありませんが、たまになら許されるはず...! なぜそこで嘘をついてまで帰ることをオススメするかというと、「帰りたい」と思っている精神状態で仕事を続けていても生産性が悪いからです。 だらだらとやる気のない状態で仕事をしていても、効率が悪いんですよね。 だったら帰ってゆっくりすることで気分転換をして次の日から「よしがんばろう!」と思ったほうが、よっぽど自分のためにも会社のためにもなります。
もうあまりにも帰りたい気持ちが強すぎて耐え難かったり、毎日のように「帰りたい」と思ってしまってしんどい...という状態なのでしたら「帰りたい」と思ってしまったタイミングで上司に素直に相談してみてもいいでしょう。 新入社員など、特に仕事に慣れないうちって何をしたいいかわからなかったり、中々仕事に慣れなかったりでしんどくなってしまう時ってあるものです。 そんなときに頼りにするべきなのは、やっぱり上司という存在ではないでしょうか。 そこで「やる気がないのかお前は」なんて罵倒されるようだったら、転職を考えるべきかもしれません。 筆者も昔、パートがしんどすぎて「帰りたい」と相談したことがあります。 一緒に働いているパートのおばさんの性格が悪すぎてしんどかったのです。 でも、親身に話を聞いてもらったおかげで頑張ろうという気持ちになれて結果的にその後5年同じ職場で働き続けることができました。 会社に所属している以上、仕事は一人でするものではありません。 勇気をふりしぼって「帰りたい!!」と言ってみてはいかがでしょうか。
職場で「早く帰りたい」と思ったとき「仕事を早く終わらせなければ」と思うのであれば、きちんとスケジューリングをすることが大切です。 ただ闇雲にやらなければいけないことを並べて順番にタスク処理していこうとすると、時間がかかってしまいます。 なので、一度やらなければいけないことを炙りだしたら効率よく終わらせることができるようにきちんとスケジューリングすることが重要です。 「帰りたい」と思っている人ほどめんどくさがって細かいスケジューリングをしないで仕事をしている人が多く見受けられますが、闇雲に作業に取り掛かると時間のロスが多くなり余計に帰る時間が遅くなります。 スケジューリングをすることで「何をやればいいんだっけ?」と考えるムダな時間がなくなります。 さらに、スケジュールをこなしていくうちに「帰りたい」とい考える暇もなくなっていくことがあるので是非きちんとスケジューリングしてみてください。
「帰りたい」と思ってしまっている時は、とにかくやる気が削がれてしまっている状態だと思います。 そんなときって、だいたい「うわ...めんどくさ...」と思っていることほど後回しにしてしまいがちなのではないでしょうか。 「帰りたい」と思っているときこそ、めんどくさいことを先にやっつけましょう! めんどくさいことを後回しにしてしまうと、生産性が悪いだけではなく精神的にしんどくなっていく一方です。 めんどくさいことを先にやってしまったほうが、時間があっという間にすぎます。 効率的に動くことも重要ですが、やる気がないときこそめんどくさくても手をつけることが自分のモチベーション維持のためにも重要であると言えるでしょう。
職場でど〜しても「早く帰りたい」という感情に襲われてしまったときは、とにかくその日中に終わらせなければいけないことだけを、早急に終わらせて帰るというのも手です。 取引先との約束をすっぽかすわけにはいけません。 しかし、次の日にやっても間に合う事務作業なんかは次の日に回すこともできますよね。 まあ、次の日にカバーしなければいけないのも自分なので結局自分が大変な思いをすることになるのですが...。 明日の自分にお願いをして今日の自分はもう帰るという選択をするのもありでしょう。 手のあいていそうな人に素直にお願いをするのもいいですね◎ やる気のない自分がやるよりも、素直に人にお願いをしてやってもらったほうが生産性が高いからです。 お願いをした場合は、変わりに他の自分が今できそうなことを引き受けるなど交換条件にすると相手の負担を増やすだけにならないのでいいです。
早く帰りたいな〜と思っているときほど、じゃんじゃん仕事をお願いされてしまうことってよくあります。 早く帰りたいからさっさと仕事を終わらせているのに「余裕そうだね、じゃあこれもお願いしちゃおうかな」なんて仕事をふってくる...。もう泣きたくなってしまいますよね。 そんなときは、はっきりと断って帰りましょう。 何度も言いますが、やる気がない人が仕事を引き受けても生産性が悪いです。 なので、帰りたいときは自分の気持ちを優先して断るのが正解です。 いつもいつも「定時で帰ります」なんて言うわけにもいかないと思いますし、もちろん協力することも大切です。 でも、たまには自分の気持ちに正直に行動したっていいじゃないですか! 無理をすることが良いことではありませんからね。
職場で帰りたいと思ったとき、とりあえず早く帰れるように最大限の努力をすることかと思います。 しかし、早く仕事を終わらせてもう帰れるぜ!という状態であっても、上司の仕事が終わっていないなど周りに大変そうな人がいると、なかなか自分だけ帰りにくいな...と思ってしまってやる仕事もないのに残ってしまう...そんな経験がある人も多いのではないでしょうか。 そんな時は、自分の仕事が終わっているのなら勇気を振り絞って「お先に失礼します!」と言ってしまいましょう。 「こいつ...」と思われても、もう自分仕事は終わっていて定時も過ぎているのですから、帰っても良いのです。 ただし、いつもでは「自分のことしか考えてないんだな」と思われてしまいます。 たまに気持ちに余裕があるときに「何かお手伝いできることはありますか?」と声をかけておくのも、日頃早く帰りたいと思ったときに早く帰りやすくする方法の一つであると言えるでしょう。
仕事でストレスをためない方法の一つは、「日頃から仕事は前倒しでやっておく」です。 つまり、明日の自分のためにできることは多めにやっておくということです。 「明日でいいや」「また後でやればいいや」と後回しにしてばかりいると、どんどんしんどいことが後回しになってしまいますよね。 今頑張れば、明日の自分が少し楽をできるということになります。 ちょっとプラスアルファで頑張っておくことで、未来の自分が楽になるということを心に留めておくといいでしょう。
例えば文房具一つでも使いたいときにスッと取り出せないだけで、すごくストレスになりますよね。 特に急いでいるのに必要な書類が見当たらないなど、余計なことに時間を取られてしまったりすると効率が悪いです。 そういったちょっとしたストレスが積み重なって大きなストレスになってしまうんです。 ですので、普段からきちんと整理整頓をしておくべきだと言えるでしょう。 整理整頓が苦手な人は、ボールペンは2本のみにして不要な書類や資料はすぐに処分するなど持ち物を最小限にすることをオススメします。
頑張るためにはやっぱり楽しみって大切ですよね! 仕事で忙しくしていると、「◯◯したいけどそんな時間ないな...」なんて永遠に仕事をしてしまって楽しむ時間もとれずに気がついたらストレスが溜まってしまいます。 なので、先に趣味の時間を確保しておくことをオススメします。 そうすることで、趣味の時間を逆算して仕事の予定を立てておくことができます。 予定を組んだらその日までは全力で仕事を頑張って、趣味の時間を思いっきり楽しみましょう。 仕事をしている時間ももちろん大事なのですが、自分が心から楽しいと思えることをする時間も本当に大切です。 一日の終わりでも、一週間の終わりでも良いので趣味の時間を確保しておきましょう。
仕事をしていく上で、人に頼るということがまったくできないという人が沢山います。 例えば、どうしても上手くいかないな...どうすればいいだろうと行き詰まってしまったとき、自分でんなんとかしようと頑張りすぎると、効率も悪いですしストレスも溜まっていく一方です。 大変なときや悩んでしまったときは、まずは他人の意見やアドバイスを求めるなど人に頼ることを悪しないことが大切です。 そして助けてもらったら相手からの優しさに対して感謝をして受け入れること! 一人で頑張ろうとしすぎないことが、仕事でストレスを感じない秘訣であると言えるでしょう。
「これで大丈夫かな?」 「こういうときはどうすれば良いんだろう」 など、仕事をしていくにあたって不安に思う場面ってありますよね。 そういったときの不安をそのままにしておくと、家に帰っても「大丈夫かな?」と気になるようになって気持ちが休まらずストレスになってしまいます。 忙しそうにしている上司など、聞きにくくてそのままにしてしまう気持ちはよくわかります。 でも、それでは小さなストレスが積み重なってしまいますし、大きなミスに繋がってもっと大変なことになってしまうかもしれません。 不安に思ったことはすぐに解消しておくようにしましょう。
完璧主義な人ほど仕事は完璧にこなしますが、ストレスを溜めて爆発してしまうことがあります。 完璧主義の人には、なんでもかんでも自分で何とかできないとダメだと強く思っている人が多いです。でも、それでは自分で自分の首を締めてしまいます。 人間なのでダメなところがあってもいいし、一人でできないことは頼ってもいいのです。 自分の気持ちを少しでも楽するために、ダメなときは代替案を試してみるなど頭を柔らかくしてその時にあった柔軟な対応を心がけましょう。 そうすることで、ストレスを軽減することができるはずです。
仕事でストレスをためないためには、職場にいる苦手な人のことは気にしないというのも大切です。 職場というのは色々な人間が集まっている場所なので、性格的に合わない人もいるでしょう。 中には嫌味を言ってきたりなど、しょうもない人間も一人や二人必ずいます。 職場にいる嫌な人のことを気にしていると、仕事が楽しくてもそれだけで職場に行くのが億劫になってしまいますよね。 職場はお友達を作る場所ではないので、合わない人とは無理に仲良くする必要はありません。 業務上まったく関わらないということはできないかもしれませんが、関わるのは必要最低限にしておけばOK!! 職場の人なんて正直仕事を辞めてしまえば簡単に赤の他人になってしまいます。 もちろん出会いは職場でも一生モノの友情になることもあるでしょう。 でもそれは、お互いに気が合えばの話です。 大事にすべき人間関係じゃないと自分が思うのであれば、きちんと割り切って気にしないようにしましょう。
仕事でストレスをためないためには、規則正しい生活と食生活はとっても重要です。 「体が資本」という言葉を耳にしたことがあると思いますが、健康的な体でないとストレスになってしまいます。 特に睡眠はとっても大切です。 しっかり睡眠をとるだけで、頭はすっきりするし、気力がでてきて、ストレスを感じにくくなります。そんなわけない、と思うかもしれませんがそんなわけあります。 また健康的な食事を心がけましょう。 油モノばかりを食べたり甘いものばかり食べていると脳の働きは低下します。 野菜やタンパク質など、自炊などをしながらなるべく化学合成物質を避けた食事をしましょう。
休みの日は仕事のことを一切考えないなど、オンオフの切り替えをきちんとすること心がけましょう。 休みの日まで仕事のことを考えてしまうと、気持ちが休まらず家にいるのに「家に帰りたい」とか言い出します。 自分が大丈夫と思って頑張っていても意外とストレスを感じていて、心はボロボロになっているもの。 仕事から帰ってきたら仕事のことは考えずに趣味に没頭するとか、仕事中も休憩のときは何かYouTubeの動画を観るだとか、頭の中が仕事と切り替わるようなことがするのは大事です。
仕事でたまったストレスを解消する方法と言えば、まずは「ひたすら寝ること」です。 寝る前に「もう疲れたなぁ」と思ったことを考えて暗い気持ちになっていたのに、朝起きたら「まぁどうにかなるか」とスッキリしてる時ってありませんか? 無駄に夜ふかしをすると余計なことを考えてしまって、それがストレスになってしまいます。 とにかく寝て、疲れを取りまずは体だけでも元気にしておきましょう。 睡眠はとても大切です。
自分から自分へご褒美をあげていますか? 毎日仕事や勉強、人間関係などいろんなことを頑張っている自分にもっと気付いてご褒美をあげましょう。 大きな物を買う必要ありません。 だらだらする時間を作ってあげるのも、最高のご褒美です。 行きたかったケーキ屋さんに行くでも、観たかった映画を観るんでもなんでもいいです。 仕事のことや他人のことを考えずに自分の楽しいだけを考えられる時間を作りましょう。 「嬉しいな」「楽しいな」「幸せだな」って思えることを、ちゃんと自分にしてあげるということが、ストレス解消に繋がります。
趣味など、「これをやっているときは嫌なことを忘れられる!」というものがあれば、趣味に没頭する時間を少し増やしてみるといいかもしれません。 ストレスがたまっていて、心に余裕が持てないときって、自分好きなことをする時間がなかなかとれていない時だったりします。 辛かったり嫌なことがあるたびに「楽しい時間もある」ということが実感できれば、「もうどうでもいい」という投げやりな気持ちにブレーキがかかり「頑張ってみよう!」と思えるのではないでしょうか。
ストレスが溜まっているときにその気持を一人で抱え込んでしまうよりは、やっぱり誰かに話せるといいですよね。 家族でも友人でも恋人でも、時間のある人に電話を付き合ってもらうといいでしょう。 嫌だと思っていることを話してもいいですし、他愛もない会話をして思いっきり笑うのも良し! ただ話を聞いてもらうだけで、ストレス発散になります。 気心しれた友人や、恋人と他愛のない話をするだけでも一気に気持ちが和みます。 お休みの日などに、ゆっくりお話をしながら食事をするのも良いでしょう。
掃除を始めると無心になれますよね。 悩み事を考えることがなくなり、ひたすら部屋を綺麗にすることに集中出来ます。 年末の大掃除並に自分の部屋を片付けましょう。 奥に閉まったボックスなどもひっくり返して、断捨離しちゃいましょう。 掃除が終われば、気分転換もできて部屋も綺麗になっていて一石二鳥ですね。 掃除中は嫌なことを忘れられるし、気持ちもスッキリするのでストレス発散になります。
思いっきり泣くとスッキリする時ってありますよね。 実は涙を流すのはストレス解消になるんです。 涙を流すことで、自律神経のバランスが回復するのです。 しかし、いきなり泣こうと思っても泣けるものではありません。 ですので、泣ける映画を調べてそれを観て思いっきり泣いちゃいましょう。 泣いたあとはきっと心がスッキリしていますよ。 仕事って色々ありますよね...かなりストレスが溜まっている状態の人も多いでしょう。 涙を流して気分転換を!!
疲れたと感じている時って体を動かすことも億劫になってしまいがちですが、こんな時こそ思いっきり身体を動かして汗をかいてスッキリするのもおすすめです。 運動をすることで、「エンドルフィン」という神経伝達物質が出て、人は気持ちいいとか幸せだという感覚になります。 だから、運動をした後って、気持ちがスッキリするんです。 身も心もキレイになれるのは最高! 気分転換ができてストレス発散どころか、これまで以上に体力もついて一石二鳥ですね。
どう頑張ってみても、どうしても職場が自分と合わない…そんな時は、転職を視野に入れてみてもいいでしょう。 職種や人間関係は、経験してみないと分からないことってたくさんあります。 「自分で決めたんだから続けなくては!」と考えて思い詰めるのは危険です。 自分の人生です。自分でまた新しく決めていけば大丈夫です。 フラフラとしているのはよくありませんが、ちゃんと考えたうえで決断したのであれば問題ありません。
「成長するとは、生産性が上がること」元マッキンゼーの人材育成マネジャーが明かす生産性の上げ方。『採用基準』から4年。いま「働き方改革」で最も重視すべきものを問う。
NY行きのファーストクラスで偶然出会った2人の男。急落するアパレルブランドを立て直す中で「生産性のワナ」が姿を現す―。お金、時間、知識。「3つの生産性」で劇的に変わる!会計でわかる最強の働き方。ドラッカー×会計でわかる生産性の真髄。
スタンフォード大、ハーバード大、コロンビア大など一流研究機関の学者がおこなった100の心理・行動実験からまなぶ、意思決定・動機づけ・発想転換・人脈作り・自己管理・人材育成・目標設定…の法則。
いかがでしたか? 「家に帰りたい」「早く家に帰りたい」そう思ってしまうことってきっと、誰にでもあります。 逆に仕事中に「家に帰りたい」と思わない人のほうが珍しいかも...!? 仕事中に「家に帰りたい」と思ってしまうなら、早く帰れるように生産性をあげるべし! 早く帰っても文句言われない状況を作ってしまうのも手です。 どうしても毎日気持ちが病んでしまうほど、「家に帰りたい」と思ってしまうなら、転職も視野に入れるべきです。世の中には沢山の仕事がありますから、まずは自分自身とよく向き合って、決断してくださいね。 この記事を読んで、「家に帰りたい」と思っている人の気持が楽になってくれたのなら幸いです。